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ロッキード事件D  児玉誉士夫の証人喚問は、 「中曽根康弘との関係」が、明白になる !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6500.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 7 月 25 日 18:56:17: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


田中角栄への人物破壊・ロッキード事件D

児玉誉士夫の証人喚問は、「中曽根康弘との関係」が、明白になる !

ロッキード社のF104導入に絡んで、児玉に

  渡ったカネは、現在価値、210億円だ !

「西松事件」、「陸山会事件」は、最悪の政治謀略不正えん罪事件 !


(d.hatena.ne.jp/boogierock/:2010-02-13より抜粋・転載)

◆『闇に消えたダイヤモンド―自民党と財界の腐蝕

をつくった「児玉資金の謎」』


☆米国・ロッキード航空会社から、右翼、児玉誉士夫氏に、

約21億円が、提供されていた !

◆右翼・児玉誉士夫は、ウラの顔として、

  ロッキード社の秘密代理人だった !

◆児玉誉士夫は、東京地検特捜部が、戦後狙い続けていた人物だった !

◆吹原産業・森脇文庫事件・田中彰治事件
・東郷民安脱税事件に児玉誉士夫が登場した !

◆地検特捜部と国税庁査察部は、ともに、児玉誉士夫を狙っていた !

◆磯辺調査査察部長は、東京国税局査察部の「Aファイル」
の中に、児玉の資料があることを知っていた !

◆児玉誉士夫は、脱税の温床・割引金融債を2億円購入していた !

◆「Aファイル」には、ロッキード社のコンサルタント料以外
の資料も含まれていた !

☆立石勝規『闇に消えたダイヤモンド―自民党と財界の腐蝕を
つくった「児玉資金の謎」』講談社+α文庫(0901)は、
膨大なロッキード事件・児玉ルートの公判記録を解読して、
児玉の戦後史における役割を追跡している。

☆これらの証券会社の名義を使って株を買っていたのは、
  同業の三光汽船だった。

☆・三光汽船・ジャパンラインの両社は、業務提携を進める
この和解に児玉誉士夫が関与したというわけである。

☆児玉誉士夫は、野村證券に深く食い込んでいて、
毎年500万円の謝礼を受け取っていたという。端的にいえば、
癒着していたということだ。

☆瀬川も水島も、このダイヤモンドの取得を所得として申告していなかった。

☆落札したのは、ある宝石商だった。落札価格は2000万円だった。

☆この落札を仲介したのは、東京国税局の磯辺律男自身だった。

☆宝石商に2000万円で落札することを依頼したのも
 東京国税局の磯辺だった。

☆当時の所得税の最高税率は、70%で1400万円、これに2年あまり
の延滞税と過少申告加算税と住民税を加算すると、
ちょうど2000万円程度になる計算だった。

☆国会の会期終了後、田中角栄前首相が、東京地検に逮捕された !

☆三木武夫首相は、政敵の田中角栄を追い落とすチャンスだ
とスタンドプレーに終始して、真相究明を蔑ろにした !

☆誰もがロッキード事件の背後に隠された「闇」から目
を背けつづけていた !

☆ロッキード事件の解明とは、外国の諜報機関によって、日本の政界
が汚染されてきたという事実を明白にする事だ !

☆ロッキード事件の解明は、日本の政治が「真の独立」
を果たすチャンスだった !

☆ロッキード事件における最も重要な案件は、21億円の賄賂
を得た、「児玉誉士夫ルート」の解明のはずだ !

以上は、前4回投稿済みです。以下はその続きです。

昭和51(1976)年2月5日の未明、アメリカの通信社UPIから、ロッキード事件の発端となる、

第1報が届き、5日の夕刊には、児玉誉士夫に渡したカネの一部が「日本政府当局者に対して使われた」とロッキード社の公認会計士が明言したことが報じられた。
その当時の国会は、衆議院は自民党が圧倒していたが、参議院は与野党伯仲していた。


☆金権批判を受けて田中角栄が退陣を余儀なく

 され、三木武夫が政権を継いでいた !

しかも自民党の中は、金権批判を受けて田中角栄が退陣を余儀なくされ、副総裁・椎名悦三郎の裁定で、三木武夫が政権を継いでいた。
田中派を中心とする主流派は、金権批判のほとぼりが冷めるであろう秋口の解散によって、政権への返り咲きを狙い、三木首相は、政権延命を第一に考え、予算成立後に解散に打って出ると揺さぶりをかけていた。

何やら、33年後の現在と余り変わらないかのような状況だったといえるだろう。
ロッキード事件のような疑獄事件は、政権与党に不利に働くはずである。

しかし、この時の自民党幹事長は、中曽根康弘で、児玉誉士夫の秘書をしていた、太刀川恒夫は、かつては、中曽根の書生をしていたことがあった。


☆児玉誉士夫に最も親しい政治家が  中曽根幹事長である !

つまり、児玉誉士夫に最も親しい政治家が中曽根であることは周知の事実だった。
ロッキード社から賄賂を受け取った「日本政府高官」として、中曽根に疑いの目が向けられたのは当然のことであった。

政権の要の幹事長が、事件にかかわっているとすれば、内閣崩壊も起こり得る。
政権延命に固執する三木首相が、どこまで事件を追求するか。

あるいは、ロッキード社は、イタリア、トルコ、フランスなどにも同様の賄賂を贈っており、外交問題に発展する可能性があって、アメリカの出方も不透明だった。

2月6日の衆院予算員会では、すべての審議がロッキード事件がらみとなった。
三木首相は、野党の追及に対して、「日本の政治の名誉にかけても、この問題を明らかにする必要がある」と、野党の、あるいは世論の望む通りの回答をした。


☆中曽根幹事長によって、政権に傷がついても、

   田中角栄を潰そうというスタンスに立った !

つまり、中曽根幹事長によって政権に傷がついても、田中角栄を潰そうというスタンスに立ったのだった。
この首相発言を受けて、野党は証人喚問を要求した。
この時点で、田中角栄はロッキード社との係わりを前面否定、中曽根幹事等は「ノーコメント」で通していた。

予算委員会の審議終了後、ロッキード社のアーチボルト・コーチャン副会長が、「小佐野賢治、檜山広丸紅会長、大久保利春丸紅専務らが関わっていた」と発言したことが伝えられた。

小佐野賢治は、田中金権批判の祭に、「刎頚の友」として登場した人物だった。
2月8日は、日曜日だった。
公務員住宅で過ごしていた平野氏のもとに、朝日新聞の記者から、中曽根幹事長と宇野宗佑国対委員長が、三木首相の要請を受けて、証人喚問に応ずることにした、という電話が入った。

中曽根幹事長は、証人喚問に積極的だという。週末に何があったのか?
喚問されるのは、児玉誉士夫、小佐野賢治、檜山広、松尾泰一郎(丸紅社長)、伊藤宏(丸紅専務)、大久保利春、若狭得治(全日空社長)、渡辺尚治(全日空副社長)の8人である。

この中で、政治家と直結していると見られていたのは、児玉誉士夫と小佐野賢治ということになる。


☆児玉誉士夫が証人喚問されれば、偽証罪が適用

されるので、「中曽根との関係」が、明白になる !

児玉が金銭の授受を否定しても、証人喚問となれば、偽証罪が適用されるので、「中曽根との関係」を否定することはできない。
ロッキード事件の主役との深い関係が証明されることによって、自民党は大きなダメージを受けるだろう。

また、小佐野賢治は、田中角栄の刎頚の友だから、小佐野と丸紅経由で、田中にカネが渡っているのではないか、と容易に推定される。

アメリカ上院の多国籍企業小委員会(チャーチ委員長)で、児玉誉士夫は、昭和32(1957)年ごろから、ロッキード社の「秘密代理人」として契約していることが明らかにされていた。

第三次防衛力整備計画も、「グラマンかロッキードか」が問題になっており、ロッキード社のF104導入に絡んで、児玉が関与していたのではないか、と疑われていた。

また、昭和47(1962)年に、国産機開発から一転してロッキード社のP3Cの導入に変わった次期対潜哨戒機計画でも、児玉の暗躍が想像された。


☆ロッキード社のF104導入に絡んで、児玉に渡った

カネは、21億円(現在価値、210億円)だ !

児玉に渡ったカネは21億円である。
現在の貨幣価値に換算すれば、10倍程度と見積もられる。

極右として知られていた児玉誉士夫が、アメリカの企業のエージェントとなって、日本の防衛計画に絡んで政治家を動かしていたことが明らかになれば、一大事件である。
中曽根幹事長は、どうして証人喚問を承諾したのか?

(参考資料)

「西松事件」、「陸山会事件」は、最悪の

政治謀略不正えん罪事件 !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/10/02より抜粋・転載)

1)自民党体制下、日本の司法は正常に機能していない

2)裁判所は、闇の勢力として悪徳を働いている !

3)「陸山会事件」は、今世紀最大の不正裁判、不正判決

4)警察・検察・裁判所、マスコミを総動員して、改革派人物を抹殺

5)裁判所は、悪徳権力である事を理解しよう !

6)石川氏、最高裁の良識に期待もしており、司法に対して失望

7)「西松事件」、「陸山会事件」は、最悪の政治謀略不正えん罪事件 !

8)東京高裁は、小沢一郎氏と3名の秘書の完全無罪を明示

9)飯田喜信判事は、不当判決を示した邪悪な裁判官

10)邪悪な裁判官に裁判されることは無限の不運になる

11)同じ事務処理をした、議員資金管理団体は
起訴されず、小沢一郎氏の団体だけが摘発され、
突然、秘書が逮捕・勾留という不公平・邪悪

12)権力迎合・多数の報道機関が大誤報を大々的に展開した。

13)検察とメディアは巨大犯罪と断定するような情報流布を展開

以上は前3回投稿済みです。以下はその続きです。

14)証拠がないのに、邪悪な裁判官裏金受領を事実認定した !

検察は「裏金受領」の可能性を懸命に捜査したが、発見することが出来なかった。
それにもかかわらず、東京地裁の登石郁郎判事と、東京高裁の飯田喜信判事が、裏金受領を事実認定したのである。
日本の裁判所の機能不全を示す何よりの証左である。

しかも、石川知裕氏の弁護人である安田好弘弁護士は、控訴審において、新たに重大な新事実を提示して、証拠調べ請求を行った。
2004年10月15日に石川知裕氏が全日空ホテルで水谷建設の川村社長(当時)から5000万円を受領したとの仮説を完全に否定する決定的な証拠だった。


15)登石郁郎判事、飯田喜信判事は、不正で不当な有罪判決、

   捜査報告書をねつ造した巨大犯罪は、無罪放免 !

ところが、東京高裁の飯田喜信判事は、証拠調べ請求を却下して、不正で不当な有罪判決を示したのである。
他方で、小沢一郎氏を強制起訴するために、検察は史上空前の重大犯罪を実行した。

石川知裕氏に対する、事情聴取の内容を記載した、捜査報告書をねつ造し、これを検察審査会の提出することによって、小沢一郎氏の起訴を不正に誘導したのである。
この巨大犯罪こそ摘発し、刑事責任を問わねばならないはずだが、検察と裁判所は、この巨大犯罪を無罪放免とした。

つまり、私たちは裁判所の判断を、ときには無視し、否定することが必要である。
市民の、この対応がなければ、無実の人間の基本的人権が著しく侵害されてしまうのである。


 

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