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   同じ右翼・保守、自公と希望の党の競合で、 革新野党共闘逆転勝利へ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/8891.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 10 月 06 日 21:51:32: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


同じ右翼・保守、自公と希望の党の競合で、革新野党共闘逆転勝利へ !

 政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党・自公体制の深層・真相 !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/10/04より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)衆院総選挙の基本図式は、自民党安倍派対自民党小池派対リベラル勢力だ !

*補足説明:日本会議国会議員懇談会の役員(右翼政治家)
安倍晋三・麻生太郎・小池百合子・萩生田光一・稲田朋美等は、役員であり、
右翼政治家である。


2)自民党・希望の党・同じ穴のムジナ勢力が、衆院3分
の2を占有すると、必ず憲法改定に進む !

3)保保二大政党制構築・憲法改悪を企むのは、米国・CIAである !

4)希望の党は、原発ゼロの具体的行程の記述もなく、
「原発ゼロ」は、まったく信用できない !

5)民進党内の異なる政策方針を示す、二つの勢力が、分離するのは、当然である !

6)保守と革新が分離したので、有権者は、選択しやすくなり、投票率が向上するだろう !

7)希望の党の「踏み絵」 !

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

8)希望の党の「踏み絵」の変化 !

これが、最終的に次のように変化した。
冒頭文書は同一であるので省略する。
1.希望の党の綱領を支持し、「寛容な改革保守政党」を目指すこと。
2.現下の厳しい国際情勢に鑑み、現行の安全保障法制については、憲法にのっとり適切に運用する。その上で不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する。
3.税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)を徹底し、国民が納める税の恩恵が全ての国民に行き渡る仕組みを強化すること。
4.憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進めること。
5.国民に負担を求める前に国会議員が身を切る改革を断行する必要があること、および、いわゆる景気弾力条項の趣旨を踏まえて、2019年10月の消費税10%への引き上げを凍結すること。
6.外国人に対する地方参政権の付与に反対すること。
7.政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。
8.希望の党の公約を順守すること。
9.希望の党の公認候補となるに当たり、党に資金提供をすること。
10、選挙期間が終了するまで、希望の党が選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。
両者の相違は、既述した、安保法制=戦争法制についての表現変更、憲法改正の表現変更以外に、
3.税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)を徹底し、国民が納める税の恩恵が、全ての国民に行き渡る仕組みを強化すること。
10、選挙期間が終了するまで、希望の党が選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。が書き加えられたことだ。
10の記述は、日本維新の会などへの批判を禁止するという意味だ。


9)希望の党は、基本的には安保法制=戦争法制を容認する !

安保法制=戦争法制については、表現は変化したが、基本的には安保法制=戦争法制を容認するということであり、10の条項は、戦争法制=安保法制に賛成した維新勢力への批判を禁止するというものである。民進党は、これまで戦争法制反対を唱え、その廃止を訴えて来た。
これを基軸に、野党4党の共闘体制を構築してきたのである。
今回、「安倍政治を打倒する」一転で呉越同舟するなら、一つの戦術として理解し得る部分があったが、「呉越同舟」という意味は、「安倍政治打倒」の一点において共闘するものであり、戦争法制反対という基軸の部分は「相違」として残すということである。
前原代表は、当然のことながら、この点を踏まえた交渉をしなければならなかった。


10)基本方針を覆して合流するなら、民進党内で、民主的な
手続きによって、承認を取り付けるべきだった !

これまでの民進党の基本方針を覆して合流するなら、民進党内で、民主的な手続きによって承認を取り付ける必要があった。
しかし、前原氏はそのような手続きをまったく踏まずに、戦争法制反対から戦争法制容認への転向を前提に小池国政新党への合流を強引に決めたのである。
「安倍政治を倒すためにはあらゆる方法をとる」の言葉の範囲を超える行動である。
小池国政新党への合流を強引に決めた、前原代表の行動は、万死に値する行動と言うべきである。
民進党から出馬を予定しておきながら、今回、希望の党の公認を得た候補者には、この点の批判が必ずついて回ることになる。


11)理念・政策が違う党に合流する事は、政治理念は飾り物で、
議員になること自体が目的だと公言した事になる !

政治思想、理念、哲学を実現するために政治家を目指すのではなく、議員になること自体が目的であって、政治思想、理念、哲学は、そのための飾りものに過ぎないことを、天下に公言するようなものである。民進党から希望の党に合流して立候補する候補者は、「安保法制=戦争法制廃止」を公約に掲げるのか、これを撤回するのかを主権者に明確に示す責務を負っている。
主権者は、今回の選挙の図式を正確に理解し、そのうえで、「政権選択」、「政策選択」しなければならない。その際、安倍政権を選択しようが、小池国政新党を選択しようが、まったく違いはない。


12)自民党と希望の党は、正体は、同じ穴のムジナ
 なのである事を見破るべきだ !

自民党安倍派政権を選ぶか、自民党小池派政権を選ぶのかの違いしかない。
自民党と希望の党は、正体は、同じ穴のムジナ(右翼・保守)なのである。
主権者に提供されるもう一つの選択肢は、「反自公政権」である。
枝野幸男氏がその勢力の代表を務めることには異論が多くある。
枝野氏にその資格があるのかを問う声は多い。
福島原発事故の際、枝野氏は、市民の生命を最優先する行動を取らなかった。
その責任は重大である。
また、民主党が主権者との公約を破棄して消費税増税に突き進んだとき、枝野氏は、その背信行為に加担した。この罪も消えていない。だから、異論は非常に大きく存在している。
しかし、いま、この局面で、それをあげつらうことは建設的でない。


13)諸悪の根源の鵺・民進党の二重構造がようやく解消された !

諸悪の根源の鵺(ぬえ・保守派と革新派の混在状態)・民進党の二重構造がようやく解消されるのである。もっとも主権者の信頼を集めてきたのは共産党であろう。
また、社民党もブレずに行動してきたと言える。


14)立憲民主党の結党で、「真の野党共闘」を構築する条件が整った !

民進党が分離・分割されたことで、ようやく、すっきりとした、「反自公政治連合」=「真の野党共闘」を構築する条件が整った。この現況を生かすことこそ、優先されるべきである。
9月29日の集会で、梓澤和幸(あずさわ・かずゆき)弁護士が紹介された、マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉
「絶望の山に分け入り、希望の石を切り出す」大きなチャンスがいま巡ってきているのである。
https://goo.gl/Qm13iT
(動画映像の1時間12分00秒から1時間12分13分35秒の部分)
安倍自民と小池希望が票を食い合い、野党共闘が抜け出す構図を必ず作り出すことができる。
勝利の石を切り出そう !

(参考資料)

政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆

の大罪と自民党・自公体制の深層・真相 !

「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)

1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !

民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。

民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。


2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !

そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。

3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !

そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから改革者・小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。


4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !

そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。


5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !

その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。


6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !

日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。


7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。

財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。この変節が日本政治を破壊したのである。
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。この変節が日本政治を破壊したのである。
自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。
2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。

それほどまでに厚顔無恥なのである。
野田氏は、鳩山政権発足時に無役だったが、財務省OBの藤井裕久氏が、野田氏を財務副大臣に引き上げた。これを契機に、野田佳彦氏は完全に財務省に取り込まれた。
自分自身の利害得失で、主権者との約束を放り出したのである。
財務省の支援なくして、野田政権の誕生はなかった。


8)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋

要するに、官僚の前に膝を屈して、ひたすら自分自身の個人的な利益だけを追求したのである。
日本財政で最大の問題は、消費税増税の前提である「シロアリ退治」が何ひとつ実践されていないことだ。財務省こそ、増税の前に、「天下り利権」の放棄を宣言するべきだ。
しかし、財務省は、天下り利権を放棄するどころか、天下り利権の全面奪還に動いている。
我が身を切る改革ではなく、我が身を肥やす膨張を実行しつつ、一般庶民に悪魔の税負担を強制している。これで日本が良い国になるわけがない。

9)自公・第二自公勢力は、米国・官僚・大資本に従属 !


 

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