この謀略をどのレベルで読めるのかが、その人の政治的、乃至は思想的なセンスを測るモノサシでもあるでしょう。

〉もう１０点は、日本の国家機密情報をかくも簡単に流されたことです。菅政権の情報管理のボロボロさ

愚かだなウエダさんよ、問題は、霞ヶ関の奴等は、忠誠の対象は日本政府でさえない、ということを意味してるのだぞ！
とにかく、ウエダなる手合いは、思想は元より、政治についても極めてオンチ、無知であることは明白なのだから、この御仁の意見をもってくるとは、五月晴郎さんよ、貴方の底意まで疑わしくなってくるぞ。

嗤うと書けばよかったのかな？

〉こういう観点も私は必要だと思いますよ

嘲笑の対象でしかないものでも、ですか？
どうせなら、なる程と唸るものを出して下さい。
そしたら、天晴れと言ってやりますぞ。

当方はデタラメを正すこと以外には、「コミュニケーション」は考えていませんが。
逆に「心象」とか「心の隙間」なんて、見当違いの方向に持って行こうとしているように見えて、些かガッカリ。
多少なりとも、マトモに、真面目に議論しているように見受けたので、懸念を示したに過ぎません。

〉こうした観点は必要と思ったから

何故「必要と思った」のか、その意図が見えていないし、それを質すと「心」の問題にすり替える。

「こうした観点は必要と思った」のなら、当方の批判に対して、「必要」の観点から反論するなりすれば良いだけのこと。　少なくとも貴方は「成程」と思ったのですから。
それをやりたくないということなら、安易に紹介はしないことです。
「紹介」に伴うリスクを避けるのなら、この掲示板にも何人も居る貼り屋と変わらなくなる。
もしも貴方が、これからウエダ某の「論」を紹介するのなら、引き続き批判することにします。
誤りを正し、蒙を啓く為にもね。

>｡ﾖ心」とはマインド、謂わば思考法、と私は考えています。

？？とすると、「心の隙間」とは「思考法」の死角とか盲点ということなのかな？（笑）
だとしたら、「それは、身近なところで貴殿に御縁のある方に求めることかと存じます」という持って行き方とは大分異なってるように思えますが。

〉投稿記事は一つの確かな観点を示唆するものと考えます。

貴方の文章からはその「確かな観点」が何であるのか覗えないから、具体的に指摘してくれないかと、訊ねたのでしたが。
貴方がこの掲示板に転載したい程の「確かな観点」であれば、それを指し示すのは容易であるはずです。
貴方が具体的に示すことが出来ないのなら、当方から示しておきます。

〉具体的にどうして、そう判断されたのかは>>3 >>5では、私には不明です。

先ずキッシンジャーについて。
ウエダ某が下記の如く言っております。

〉きょうは、日本人の全員が元キッシンジャー国務長官の言葉を実感できた記念日となりました。
〉「日本人は秘密を守れないから、同盟国であっても、うかつに情報を渡せない」と。

「キッシンジャー氏、ホワイトハウスを取り仕切っていた時代」とは７０年代、具体的にはフォード政権までですから（ということは田中派全盛の時代ですから）、この時代の「同盟関係」とは殆ど「呉越同舟」に近く、意味はありませんね。　況してや、「軍事同盟」的な色彩は殆ど無い。　その後、８０年代になって、鈴木内閣の時に、「軍事同盟」であるのかどうかで日米関係がギクシャクした位ですからね。
　当然、「日本政府に痛い目にあわされた」なんて有り得ない。　ウエダ某のトンチンカンさが浮き彫りのなるだけ。
２番目
〉メドベージェフ大統領の気持ちを実感した人です。「日本政府は何もしない」と。
〉民主党政権が誕生したから１年がたっても、北方領土で何も提案がないので、自分から行動に移すことにした、

単なる無知というか、認識が逆立ちしている。　実権を握っている官僚の鳩山政権に対する態度、及び対中国の態度も含め、日米関係の為には日中・日露を犠牲にするという姿勢を見せ付けられ、官僚は日露をヤル気が無いとロシア側は判断しただけ。　
その内情の一端は「国家の罠」（佐藤優）を読んでみれば見当は付くでしょう。

〉日本の国家機密情報をかくも簡単に流されたことです。菅政権の情報管理のボロボロさ

単にこれは菅政権のことだけではありませんな。　最も官僚との関係が良かった小泉政権の時でさえ、例えば田中外相とオーストラリアやイタリアの外相との会談の秘密の部分（ブッシュをぼろ糞に貶した相手側の発言まで）官僚は暴露している。　考えてみて下さい。　言わば上着を脱いで、ホンネを喋ったらそれが外部に漏れるとなったら、日本に対して外国の要人はホンネを喋ろうとはしないでしょう。　外交的な会談は殆どタテマエだけの形式的なものになって仕舞う。　ちょっとしたニュアンスにホンネを読むというような、外交の機微は発揮されなくなるのです。　私はこの出来事を目の当たりにして、外務官僚の忠誠の対象は、日本ではなく、アメリカなのだなと、改めて感じたものです。
もう一つ、これはその当の側、実権を握ってる官僚のスタンスを知っておくことすら、ウエダ某はやっていない。
村山政権時に事務次官だった（実権を握っていた）柳井が、”大事な情報は官邸には上げていない”と、堂々と！喋っています。　つまり「情報」をどうするのかは官僚のサジ加減ということです。
「菅政権の情報管理のボロボロさ」ではない、官僚がそのように見せ掛けているということです。

〉昨晩、ネットに流した人物は、今日の月光仮面です。どうせ菅政権によってこの国はボロボロになっいく運命ですから、葬式を速めてあげましょう。だから、ビデオ流出月光仮面氏は大ホームランにして

こういう自分の国の問題を、丸で他人事として、軽く揶揄するが如きの態度は、正しく「自分をこの国の主人であると自認」してないことの証左のように感じるのだが。　とすると、夫子自身の図式「自然理性対律令理性」からはどうなるのでしょうかねえ？　自分も「律令理性」に囚われてる一員であるということなのか？それとも自分だけは例外ということなのか？

大沢真幸のいう「第三の審級」ということを念頭にした問い掛けでしたがね、ま、そのようにしか感じ取れないのなら、止めときましょ。

別に貴方を追い詰めるのが目的ではないから、これでお仕舞いにしますが、貴方がこれからもウエダ某の書いたものを転載なさるなら、これからも引き続き、適宜批判していくことにします。

　　　　　　　　　　　　　　　不悪