Amazonせどりの３つの特徴と利益計算に必要な手数料についてたけしくん

Amazonせどりの３つの特徴と利益計算に必要な手数料について
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投稿者たけしくん日時 2016 年 9 月 04 日 11:49:37: IjE7a7tISZsr6　gr2Cr4K1gq2C8Q

(回答先: Amazonせどりで確実に売れる商品を探す、３つのグラフの見方投稿者たけしくん日時 2016 年 9 月 04 日 11:45:16)

よくせどりにはAmazonがいいと言われますが、Amazonでのせどりにはどういう特徴があるのでしょうか？
Amazonはせどりでメインで使われることが多いのですが、メリットや注意点を知っておきたいですよね。
この記事では、Amazonせどりの特徴を解説していきますので、
Amazonせどりの特徴を理解して、せどりを優位に進めましょう！

Amazonせどりの特徴

１．圧倒的な集客力。Amazonは訪問者数が多く売れやすい

Amazonは月間4800万以上の人が行き交う巨大なサイトです。
ここに商品を並べるだけでも、人の目に触れ、売れる機会は格段に増えます。
これに加え、Amazonでは、売れるまでの期間や販売価格が簡単に予測できるツールやサイトが充実して、せどりで転売のしやすい環境です。

ですから、自ら独自のショップサイトを立ち上げるよりも、集客力の高いAmazonという巨大な販売プラットフォームに1ショップとしてぶら下がるほうが、転売をして利益を得るには圧倒的に有利なのです。

2．過去の販売データから、確実に売れるものがわかる

モノレート（旧：Amashow）　http://mnrate.com/
等のサイトで、
商品名やAmazonの識別コード（ASINコード）を入力するだけで、

最安値の推移
出品者の推移
ランキングの推移

がわかります。

それを使って、売れる価格や最低価格の推移を見て、仕入れるべき商品を判断できます。
他の出品者と同等の品質で、かつ定期的に売れる商品なら、同額ならいずれ売れる可能性が高いのです。
ですから、過去の販売データを使い、過去に売れている商品と同等の商品を探せば、予測頻度が高く、転売を成功させることができるのです。

mnrate0 mnrate1

３．FBAサービスで発送の手間を減らせる

AmazonのFBAサービスとは、Amazonが発送業務をすべて代行してくれるサービスです。
購入者に個別に自己発送をするのは非常に手間です。
そこで、出品数が多くなってきたら、是非FBAサービスを使いたいところ。
FBAには、 ”発送作業が楽になる”だけでなく、高品質な発送で顧客にもメリットがあり、また、Amazon発送の商品の方が信頼度が高く、多少値段が高くても売れやすい、という法則があります。
もちろん、FBAには使用手数料がかかりますが、それを差し引いても、出品を多くするようになれば、作業効率化による利益の方が大きくなるため、是非導入しましょう。

amazon0

amazon1

次に、Amazonでせどりをする際に必要な、Amazonの出品者登録方法と、Amazon販売にかかる経費をご紹介しましょう。

１．Amazonの登録方法

Amazonで出品者になるには、
１．メールアドレス
２．クレジットカード
３．銀行口座
４．電話番号（携帯電話可）
の4点が必要です。
銀行口座は、売上金を受け取るのに必要です。振り込まれる額は、Amazonの手数料などが引かれた後の額となります。

２．Amazon販売にかかる経費

Amazonに出品するには経費がかかります。
Amazonでの売上金から、仕入れ資金と必要経費を引いたものが利益となりますので、経費がどれだけかかるのかについては、あらかじめ知っておく必要があります。

Amazonでの出品には、次の１～３が最低限、経費としてかかります。
４は、FBAサービス（Amazonに商品の梱包や発送を代行してもらう）を利用する場合のみかかる手数料です。

基本成約料（１商品×100円）、または大口出品料（月額基本料金4900円）
カテゴリー成約料
販売手数料
ＦＢＡ手数料（配送代行手数料+在庫保管手数料）

小口出品登録

基本成約料（１商品×100円）
カテゴリー成約料
販売手数料

大口出品登録

月額基本料金4900円
カテゴリー成約料
販売手数料
（ＦＢＡ手数料）

2-1　基本成約料と大口出品料

「基本成約料」とは、Amazonで商品が売れた際に課される料金です。
たくさん出品しない小口出品の登録の場合に、1商品売れるごとに100円かかります。
小口出品は、月額基本料はかからない代わりに、販売が成功したときには基本成約料がかかります。

これは、大口出品の登録をすると、この基本成約料を免除することができますが、
代わりに月額基本料4900円がかかります。
つまり、月に50個以上出品する人は、大口出品のほうが安いことになります。

大口出品者については、出品総額の上限がない、出品ツールを使える、新規の商品が登録されていなかったら、自ら商品を登録することができる等、さまざまなメリットがあります。
ごく初期にはこれらのことを覚える必要はありませんが、ただし、
大口出品で登録することで、新品を出品した場合にショッピングカートを取れる可能性があるということは、覚えておく必要があります。
→これは利益を大幅に上げることにつながるので、後述します。
利益を大きく上げている販売者の人は、皆大口出品者です。

2-2　カテゴリー制約料

Amazonで商品が売れた場合に、カテゴリごとに成約料がかかります。

書籍　60円
ミュージック（CDなど）　140円
VHS　30円
DVD　140円
PCソフト　140円
おもちゃ&ホビー　100円
など

2-3　販売手数料

販売手数料は、8～20%がかかります（45％かかるキンドルアクセサリを除く）。
メディア商品（本、ミュージック、ビデオ・DVD）については、”商品価格”にそれぞれのパーセンテージをかけた金額となります。
メディア商品以外の商品は、”送料を含めた総額”にそれぞれのパーセンテージをかけた金額となります。

販売手数料は、ヤフオク！の、落札価格の5.25％より高めとなっています。
Ａｍａｚｏｎは出品登録だけなら無料だが、販売手数料は高い、と覚えておきましょう。
８％：
「エレクトロニクス商品」、「カメラ」、「パソコン・周辺機器商品」、「楽器商品」、「大型家電」

10%：
「食品＆飲料商品」
「ヘルス＆ビューティー商品」
「スポーツ＆アウトドア商品」
「カー＆バイク用品」
「おもちゃ＆ホビー商品」

10%、もしくは50円（商品価格が500円以下の場合は、一律50円）のいずれか高い方：
「アクセサリー商品（エレクロニクス商品、カメラ、パソコン・周辺機器）」

20%：
「コスメ商品」

2-4　FBA手数料

ＦＢＡとは　「フィルフィルメント by Ａｍａｚｏｎ」の略です。
Ａｍａｚｏｎに事前に商品を送っておき、売れたときの梱包や個別発送をＡｍａｚｏｎが代行してくれるサービスです。
有料サービスですが、Ａｍａｚｏｎからの直接発送となるので、急いでいる購入者や、Ａｍａｚｏｎから配送されるという安心感が欲しい購入者は、少し価格が高くでもＦＢＡの出品者から買う傾向があります。

Ａｍａｚｏｎ転売で利益を得る場合には、ゆくゆくはFBAも登録したいところです。
大きく稼いでいるAmazon出品者は、皆大口出品でFBA登録をするようになります。
もちろん、FBAに登録しても、特定の商品は自分で発送するようにすることも可能です。

2-5　Amazon送料と実際の送料の差額

FBAを使用しない場合、同じ額で仕入れ、同じ額で売っても、小口・大口（自己発送）、大口（FBA発送）では利益が違ってきます。
また、出品カテゴリーが違うだけでも利益が違ってきます。
ですから実際の仕入れの場ではこれらの手数料を考慮し、利益が出るかどうかをチェックしてから仕入れることが重要です。

FBAを利用しない場合には、購入者が送料を負担する仕組みなので、Amazonから、想定の送料が加算して振り込まれること人なっています。
例）CDやDVDは340円、本なら250円など
例えば、DVDの場合、Amazonから振り込まれる送料が340円で、自己発送で実際にかかった送料が80円だとした場合、
差額260円も利益の一部となります。

逆に、あるフィギュアを販売した場合、
Amazonから振り込まれる送料が500円で、自己発送で実際にかかった送料が700円だとした場合、
差額-200円が利益から引かれる、ということになります。

利益はもちろん、送料の差額だけでなく、売る商品のカテゴリ成約料、小口出品か大口出品か？（基本成約料100円の有無）、FBA手数料の有無によっても変わってきます。

ですから商品を仕入れる際には、これらも手数料も、自分が使用する条件に合わせて計算し、利益が出るかどうかを確認することが重要です。
ですから、自己発送を行う場合には特に、郵便局や運送会社と大口契約をして、送料を安くしてもらうのがよいでしょう。
運送会社によってシステムや料金が異なりますので、運送会社と相談してみるとよいでしょう。