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検審への長い道・前編(八木啓代のひとりごと)
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/432.html
投稿者 大自然 日時 2011 年 1 月 13 日 14:30:34: RYYyLwdLyL10c
 

http://nobuyoyagi.com/JAPANESE/DOC/mono.htm

検審への長い道・前編                        2011-01-11

 お待たせいたしました。
 はい、そろそろやるんじゃないかなと思っていただいていたことでしょう、はい、そうです。
 本日、検察審査会に申し立てをおこなってまいりました。

 まあ、郵送でもよかったんですが、やはり告発もわざわざ出かけていったわけですし、今回も、同じ手口でいくことにいたしました。

 もちろん、どう持っていくかなどは枝葉末節のことです。
 最高検の不起訴処分が出たのが、世間はクリスマス、六本木はリア充なカップルだらけの昨年の12月24日。

 この日に、この問題のFD改竄事件についての最高検の検証報告書も出されたわけです。この報告書が、かなりアレな内容であることは、この24日の夕方に開催された郷原弁護士の記者レクでもぶちまけられておりましたが、その問題の報告書がやっと公開されたのが、12月27日。

 かような、最高検の実に思いやりのある処置によって、私たちは、ロマンチックさのかけらもないクリスマスを過ごした挙げ句、それでなくても慌ただしい年の瀬を、打合せやら、眩暈がしそうなメールのやりとりで過ごすことになったわけですわ。

 で、このような場合、まず付審判請求という裁判所に申し立てる方法があります。通常はそこから始めるのが筋なのかもしれませんが、あえて私たちは、これをすっ飛ばして、検察審査会にもっていくことにしたわけです。
 なぜなら、本来、検察審査会とは「検察の起訴不起訴が適正かどうかを審査する会」。そのために予算も出ているわけです。なれば、「検察が露骨に身内に甘い裁定を出し」、「検察の犯罪を、検察自らが捜査するという、ありえないこと」が起こっている場合、これを、国民目線で、もっとも適正に審査するのは、やっぱり検察審査会をおいて他にはないでしょう、という結論になったのは、当然の帰結とも言えましょう。

 とはいえ、あの検審です。平均年齢に謎が多かったり、補助弁護士が妙な誘導をするとか、開示請求された書類がいろいろ墨で塗りつぶされて、開示でもなんでもなく不透明そのものだとかいう噂の検審。まさに、この申し立てを通じて、検審のあり方もが問われるということです。

 とはいえ、私たちが闘う武器といえば、申立書面、ただこれだけです。

 なので、

1.どんな法曹にも文句がつけられないほど、完璧な法律書式としての形式を満たしつつ、
2.補助弁護士に、おかしな誘導をされないように、まったく隙のない法律論を展開し
3.一方で、補助弁護士が、適切な解説を行わなくても、そのままの状態で素人の審査員にも理解して頂けるように、ぎりぎりまで平易な文章

 という、きわめて高いハードルを越える申立書を完成させなければなりません。その結果、皆さんがゆっくり休んでおられる年末年始にも、鋭意、日本の司法の正義のために(ジャーン!)深夜明け方を問わずパソコンに向かっている志士たちがいらっしゃったと、まあ、そういうわけです。

 当会の優秀な弁護士チームの方々が、かように何度も何度も書面のやりとりや打合せをおこなっておられていたのに比べれば、私など、せいぜい、皆様が過労死なさらないように心配しつつ、ファイルバイザー4をはじめとする、いろいろなソフトをダウンロードして遊んでいたようなものでございます。

 そんなこんなで、渾身の申立書ができあがりましたので、全国各地の会員の皆様のご署名捺印を頂いたわけです。が、ここで問題。

 検察審査会法2条によりますと、検審への申し立てには、村木さんを除くと、11月1日付の告発人しか参加できないのです。まさにそれこそが、小沢氏関連の申し立てにおいて、あの「真実を求める会」の申し立てのみが最終的に受理され、在特会などの申し立てが却下された理由とのことでした。

 この時点では、私たちが、告発を行うなどということはまったく考えていなかったので、スルーしていたのですが、「真実を求める会」は、その前に小沢氏を刑事告発していたというわけですね。(と、なると、また別の面白いことが見えてきますが、その件はまた改めて)
 
 なので、多くの方の無念の声の中、告発に参加された方々のみの署名捺印を集め、これほどの貴重なものを郵送するには忍びず、私および会の有志が、直接お持ちすることになったわけです。

(続く)  

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コメント
 
01. 2011年1月13日 14:54:31: 1YataSbVoA
裁判所の裏金、ぜひ、解明を。
以下は、検察審査会の関連記事をまとめたものです。

●全国165箇所の検察審査会は、裁判所の裏金の捻出機関である疑いが濃圧になってきた。
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/886.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/778.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/696.html 
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/269.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/311.html より、要旨。

裁判所の公式ホームページに、
毎年、およそ7,300人もの検察審査員と補充員が選ばれ続けており、全国に50万人の検察審査員、補充員の経験者が存在する、と明記されている。

全国の審査受理数は、年間2000〜2600件で、平均2300件。
これを全国の検察審査会の総数165箇所で割ると、一ヶ所につき、年平均14件。
一度選ばれた審査員は6ヶ月間拘束されるので、半年の任期中に7件もの審査をしていることになる。
「1件審査してお役ごめんになった」などという体験談は眉唾だ。

審査内容には、「申立て」と「職権」の2種類がある。
「申立人」が存在しない、審査会が自主的に開催する「職権審査」は、年30〜50件。
この審査は「申立て審査」より表面化しにくい。なにしろ「申立人」が存在しないのだから。

1件につき4回審査会を開催、日当を8,000円と仮定。
年に30件の審査を行うと、
22名(審査員+補充員)×8,000円×4回×30件=21,120,000円。
分かりやすく表示すると 2,100万円。旅費は含まれていない。
「何の審査をしたの?」

年々増加傾向にあるはずの合計受理件数が2,000件から2,600件の間に収まっているのも不自然。

(それにしても、「申立人」が存在しない「職権審査」は、すごい。
素人11名が集まって、いったいどこから、どういう基準で「審査すべき案件」を選んでくるというのか?)

●最高裁の裏金 : 「日本国民は、犯罪者集団に裁かれているのです」 by 生田暉雄 (元高裁判事) 
■最高裁の裏金作りのトリック
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/798.html
「最高裁は、60名のうち20名しか4号から3号に上げないにもかかわらず、給与のほうは、全員3号として予算配布を受けているのです。だから、400万円の40人分が裏金になるのです。そのような手口で、年に10億、サンフランシスコ条約以来、かれこれ50年そういうことをやっているのでしょうから、500億円にはなっている、と私は試算しています」。

●検察の裏ガネはどうか。『ある検事の告発(双葉新書)』著:三井環 によれば、
「申請どおりの金額を支出」し「偽造領収書を作成して精算する」、つまり現金で支払い、領収書で受領を確認をしている。
銀行振り込みだと、アシがつきやすいから。

http://twitter.com/youarescrewed
makotoshoin RT@NHK_onair 幻の審査会を計画したのは裁判所と司法記者クラブと協力者の弁護士だった。申し立て人に山際澄夫、応援団に橋本五郎、星浩、岩見、与良、岸井、一色潔、岩田、などの記者クラブの老人とテレビ御用コメンテーターだ
4:20 PM Jan 4th Keitai Webから


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