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もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 9 月 19 日 20:00:30: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

       現在のイスラム国とクルド人勢力のの版図(2017年6月)

 (藤永茂)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/509.html

 (上の続きの意味。彼を貶めるつもりはサラサラなく、何らかの気づきのキッケケになればと切に願っている。彼ー男気ある正義漢ーを素材にさせて頂き陰謀論者一般を論じている)

 彼の数年前のコメがあった@。この時点ではISとイスラエルの関連を疑ってはいるが断定はしていない。つまり”一顧だにする”スタンスである。
 疑っている理由は「イスラエルに対して宣戦布告なり非難声明なり」を出していないとしている。陰謀論者の多くが揃ってこのような発想をするのに驚く。

 イスラム国の建国理念は、サイクス・ピコ国境線を破壊し、この地にカリフ制の国家を建設すること。さらにはそれを核にし、長期的には西はサウジやイスラエルを飲み込み北アフリカ、地中海を渡って南ヨーロッパあたりまで勢力を伸ばす。
 東は中央アジアからさらには東アジア辺りまで勢力を伸ばすという構想でA、イスラエル攻撃宣言しなければならない必然性はない(加えて国家の基盤も固まっていない段階で)。
 しかも彼のコメは建国宣言3日前のもの。あまりにも短兵急である。ISの構成員でもない外部の者がアラブの大義はこうである筈であると勝手におっ被せ、そのとおり動かないからと欧米=イスラエルと繋がっているに違いないと(やがて)短絡するのである。

 疑いを持つのは結構。「仮説」として探究していくのは結構である。だが、たったこれだけの事で欧米=イスラエルの黒幕説が論証された扱いするのは行き過ぎである。ISの政治学的に真面目な論証は何もなっていない。
 と言うよりも、もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべきである。その理由は、冒頭本文で述べた@〜Bの合理的説明が全くつかないからである。

 今、黒幕説は表舞台からほとんど姿を消し、コメ欄で細々と命脈を保っているに過ぎない。一時期の大隆盛に比べられよ。
 あとは論評のしようがない。陰謀脳=ビョーキとしか言いようがない。

(補足)現在のイスラム国の版図はBである。当初の支配地域が今はクルド勢力に大きく入れ替わっている。これも欧米イ黒幕説では合理的説明がつかない。
 
@http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/327.html#c22
 22. HIMAZIN 2014年9月27日 23:05:14 : OVGN3lMPHO62U : 9egWDQ5szg
 そういえばこのISISとやらはイスラエルに対して宣戦布告なり非難声明なり何かしら行動起こしたんでしょうかね。
イスラームの聖戦、アラブの大義といえば真っ先にパレスチナ開放を言い出しそうなものですが、ついぞそんな声明は無かったように思われます。
 中国やロシアには物申しているのに。
  ↓
「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫(ロシアの声)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/172.html

《戦争》 遂にイスラムと中国の戦いが開始か!?イスラム国が中国を復讐対象国に指定!新疆ウイグルの占領を計画へ!
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/750.html

Aイスラム国の版図構想(2016年1月)
 http://asyura.x0.to/imgup/d7/6883.jpg

 【出典】かつてのイスラム帝国の最大版図を目指し、勢力を拡大するイスラム国
  https://matome.naver.jp/odai/2141309571052957801

B現在のイスラム国の版図(2017年6月
 http://asyura.x0.to/imgup/d7/6916.jpg

 【出典】ISISの終焉:支配地域は縮小、資金も枯渇2017年6月30日
  http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/06/isis-132.php

・IS騒動の蔭で大きく勢力を伸張させてきたのは、実はクルド人勢力だったことに刮(かつ)目したい
 http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/441.html
 投稿者 仁王像 日時 2017 年 1 月 23 日 20:06:11: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc  

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コメント
 
1. 仁王像[1747] kG2JpJGc 2017年9月19日 21:15:33 : 7U4ugyXb7c : xV55fIJS82c[1]
ISの変遷
2016.11月時点の版図
http://asyura.x0.to/imgup/d7/1331.jpg

 2016.8.29の報ステ〔トルコ軍シリア侵攻で泥沼化 拡大する民間人被害〕では、「イスラム国」が宣言された2014年6月から2016年7月までのアサド政権、反政府勢力、イスラム国、クルド勢力のエリア図の変遷が示されていた(シリア内だけ)。
 アサド政権と反政府勢力のエリアはほとんど変化なし。だが、イスラム国のトルコ国境付近のエリアが時間とともにクルド勢力に大きく食われている。クルド勢力は、当初国境沿いに西、中央、東の三カ所に分散していたが、2016年7月には中央と東がくっつきイスラム国よりはるかに大きなエリアを占めている。


2. 中川隆[-6366] koaQ7Jey 2017年9月19日 21:20:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.18
デリゾールの孤立状況を解消させたシリア政府軍はユーフラテス川を渡り、クルドと衝突する可能性
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709180000/

シリアの戦況は新たな段階へ入った。戦略的に重要な場所と認識されているデリゾールはこれまでも政府軍が押さえていたが、周囲をダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に囲まれていた。その孤立した状況が解消されたのである。アメリカはシリアやイラクにいるダーイッシュの戦闘員をデリゾールへ集中させていたので、ここでの敗北は決定的だと言えるだろう。今後、政府軍/ロシア軍とクルド勢力/アメリカ軍が対峙する展開になる。

アメリカもデリゾールを重要だと考えていた。昨年9月17日、アメリカ主導軍のF-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機がデリゾールでシリア政府軍を攻撃、80名以上の政府軍兵士を殺害した理由もそこにあるのだろう。「誤爆」ではない。

アメリカ軍が空爆した7分後にダーイッシュの部隊が地上でシリア政府軍に対する攻撃を開始していることから、両者は連携していた可能性が高い。その後、28日には2つの橋を、30日にも別の橋2つをそれぞれ爆撃、シリア政府軍がユーフラテス川を渡る手段を破壊した。

当時、ロシア政府のマリア・ザハロワ広報官はデリゾールでの空爆について「ホワイトハウスはダーイッシュを守っているのだ。疑いようがない。」と語っているが、その通りである。そのダーイッシュが使い物にならなくなったことからクルド系戦闘集団のSDFへ切り替えたのだ。勿論、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュは「タグ」にすぎず、クルド系の戦闘集団SDFにも合流している可能性がある。

この頃、バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、今年に入って第11海兵遠征部隊がシリアで戦闘態勢を整えたと報道されているほか、アメリカの特殊部隊がクルド軍とラッカへ入ったとも言われている。トルコ政府によると、アメリカはシリア領内に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

国家安全保障補佐官のH. R. マクマスターはネオコンとして有名で、ヒラリー・クリントンにも近いデビッド・ペトレイアスの子分だ。そのマクマスターはユーフラテス川の周辺へ数万人とも15万人とも言われる規模の軍隊を送り込もうとしていたと言われている。ネオコンはシリア、イラク、イラン、トルコをまたぐクルドの「満州国」をでっち上げるつもりだろう。

今年5月18日、6月6日、そして6月8日にシリア南部のアル・タンフでアメリカ主導軍はシリア政府軍を攻撃、6月18日にシリアの要衝ラッカ近くでシリア政府軍のSasyuracom-22戦闘爆撃機がアメリカ主導軍のF/A-18E戦闘機に撃墜されている。こうしたシリア政府軍側に対する攻撃にもかかわらず、ダーイッシュの敗北は確定的。アメリカ軍はデリゾールにいた反シリア政府軍の幹部をヘリコプターで何度か運び去ったとも伝えられている。態勢立て直しのためだけでなく、その中にはアメリカが知られたくない人々も含まれているのだろう。

イラクにもクルド系の武装勢力が存在しているが、この勢力とシリアのクルドは別だと考えられている。イラクのクルドは1960年代からイスラエルの勢力下へ入り、サダム・フセイン体制を揺さぶる道具として機能してきた。

アメリカ軍はイラクの北部もクルド勢力を使って居座るつもりで、サウジアラビアもクルドの支配地に影響力を及ぼそうとしている。イラクの前首相で現在は副大統領を務めているノウリ・アル・マリキはイラク北部に「第2のイスラエル」が出現することを許さないと語っている。

しかし、シリアのクルドもアメリカの影響下に入った。シリアでは政府軍がユーフラテス川を渡り、北からトルコ軍が攻め込んでくることも予想される。クルドの「満州国」をアメリカ軍は守りたいだろうが、彼らにとってロシア軍の空爆や巡航ミサイルのカリバルは脅威。建設済みの基地は破壊されてしまうと見られている。そうした中、アメリカ軍はロシア軍がSDFを空爆していると主張しているが、これは自分たちが行ったことを相手にぶつけるというアメリカの得意技だ。ロシアの姿勢を和らげるために「交渉」、つまり、また騙そうとしているのだろうが、ロシア軍はアメリカ側の主張を否定、最近、SDFとダーイッシュは戦っていないとも指摘している。

[スレ主【仁王像】による初期非表示理由]:2重投稿(アラシや工作員によくあるコメントはスレ主が処理可能)

3. 仁王像[1748] kG2JpJGc 2017年9月19日 22:03:23 : 7U4ugyXb7c : xV55fIJS82c[2]
 1の(シリア内だけ)というのは、「2016.11月時点の版図」に示されたエリアの意。

 報ステではイラク内ののエリアも示されていた。


4. 中川隆[-6362] koaQ7Jey 2017年9月19日 22:06:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.05.30
アフガニスタンでアル・カイダの仕組みを作り、地上に破壊と殺戮を広めたブレジンスキーが死亡

ズビグネフ・ブレジンスキーが5月26日に死んだ。1928年3月28日にポーランドのワルシャワで外交官の息子として誕生したが、一族の出身地はガリツィアのブレザニー(現在はウクライナ)だという。1938年に父親の仕事でカナダのモントリオールで生活を始め、1953年にはハーバード大学で博士号を取得、後にコロンビア大学で教えるようになる。このころかCIAと関係ができたと見られているが、その一方でデイビッド・ロックフェラーと親しくなる。

ベトナム戦争への本格的な軍事介入に反対、ソ連との平和共存を売ったいていたジョン・F・ケネディ大統領、ベトナム戦争へ反対していたマーチン・ルーサー・キング牧師、ケネディ大統領の弟でキング牧師と親しかったロバート・ケネディーが暗殺される一方、アメリカは戦争へとのめり込むが、国内では反戦運動が活発化、1972年の大統領選挙で民主党の候補は反戦の意思を明確にしていたジョージ・マクガバンが選ばれた。しかも、共和党のリチャード・ニクソンもデタント(緊張緩和)を考えていた。ブレジンスキーはマクガバンやニクソンに敵対する。

選挙戦の最中、民主党の内部ではヘンリー・ジャクソン上院議員を中心に反マクガバン派がCDMを結成している。ジャクソン議員のオフィスは後にネオコンの幹部になる人たちが送り込まれ、教育の場になっていた。その中にはポール・ウォルフォウィッツ、リチャード・パール、ダグラス・フェイスも含まれていた。

ニクソン失脚後にジェラルド・フォードが大統領になるとデタント派が粛清され、CIA長官はウィリアム・コルビーからジョージ・H・W・ブッシュへ、国防長官はジェームズ・シュレシンジャーからドナルド・ラムズフェルドへ交代になる。また、リチャード・チェイニーが大統領首席補佐官に就任、ウォルフォウィッツやジャクソン議員の顧問だったリチャード・パイプスはCIAの内部でソ連脅威論を正当化するための偽情報を発信するチームBのメンバーに選ばれている。

1976年の大統領選挙で勝ったジミー・カーターはブレジンスキーとデイビッド・ロックフェラーが後ろ盾になっていた人物。ブレジンスキーはその政権で安全保障補佐官に就任した。

1978年にCIAとイランの情報機関SAVAKはエージェントをアフガニスタンへ派遣、軍内部の左派将校を排除し、左翼政党を弾圧するように工作(Diego Cordovez and Selig S. Harrison, “Out of Afghanistan”, Oxford University Press, 1995)、79年4月にはNSC(国家安全保障会議)でアフガニスタンの「未熟な抵抗グループ」に対する同情を訴え、CIAはゲリラへの支援プログラムを開始している。5月にはCIAイスタンブール支局長がアフガニスタンのリーダーたちと会談している。

こうした工作が功を奏し、1979年12月にソ連の機甲部隊がブレジンスキーの思惑通りに軍事介入してくる。そのソ連軍と戦わせるために彼はCIAに戦闘員を訓練させているが、その戦闘員を雇っていたのがサウジアラビア。CIAは対戦車ミサイルのTOWや携帯型地対空ミサイルのスティンガーを供給している。

サウジアラビアで教鞭を執っていたアブドゥラ・アッザムが戦闘員を集める工作を始めるのだが、そのアッザムの教え子のひとりがオサマ・ビン・ラディン。ふたりは1984年にパキスタンへ行き、そこでMAK(礼拝事務局)を創設する。アル・カイダの前身になる団体だ。

このアル・カイダを戦闘集団だと誤解している人もいるようだが、実際は違う。ロビン・クック元英外相が指摘しているように、CIAから軍事訓練を受けた「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイル、つまり傭兵の登録リスト。ちなみにアル・カイダはアラビア語でベースを意味し、データベースの訳語としても使われている。

 アル・カイダに登録されている戦闘員を中心に武装集団を編成、さまざまなタグをつけて侵略の手先にするという仕組みを作り上げたのはブレジンスキーだということ。後にフランスのヌーベル・オプセルヴァトゥール誌からブレジンスキーはインタビューを受け、こうした戦闘集団を作り、戦乱を広めたことを後悔していないかと聞かれているが、それに対して後悔はしていないとした上で、「秘密工作はすばらしいアイデアだった」と答えている。(Le Nouvel Observateur, January 15-21, 1998)

ブレジンスキーは地上に破壊と殺戮を広めたひとりだった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705300000/


2017.08.19 露軍によって手先のダーイッシュが崩壊寸前に追い込まれた米国は地上軍を侵攻させ、占領を続ける

シリアにおけるアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の壊滅は時間の問題だと見られている。アメリカ政府も「ダーイッシュ後」の準備を進めている。ユーフラテス川の北へアメリカ軍が侵攻、イスラエルの影響下にあるクルド勢力と連携して「数十年」の間、占領すると伝えられている。いわば「満州国」の樹立だ。

本ブログでは繰り返し書いてきたが、シリアの戦乱は「内戦」でなく「侵略」だ。侵略の黒幕はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの3国同盟が中心で、イギリス、フランス、トルコ、カタール、ヨルダンなどが協力する布陣。こうした国々が侵略の先兵として送り込んだのがアル・カイダ系の武装集団。リビアでアル・カイダ系武装集団とNATOの連携が明確になったこともあり、2014年からダーイッシュが前面に出てきた。

「民主主義を望むシリア市民が独裁者の打倒を目指して蜂起した」という一般受けしそうなシナリオを侵略国の支配者は配下のメディアを使って宣伝していたが、その嘘は早い段階から明らかにされている。

2011年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制が倒され、カダフィ自身は惨殺されているが、その後、CIAは国務省の協力を得てアル・カイダ系武装集団を武器/兵器と一緒にシリアへ運んだ。

輸送拠点のひとつがベンガジのアメリカ領事館で、クリストファー・スティーブンス大使も関係、2012年9月10日に大使は領事館でCIAの工作責任者と会談、その翌日には海運会社の代表と会っている。その直後に領事館が襲撃され、大使は殺された。その当時、CIA長官だったのがデイビッド・ペトレイアスで、国務長官がヒラリー・クリントン。このふたりがこうした工作を知らなかったとは思えない。

シリア政府を倒すために戦闘員や武器/兵器が送り込まれている最中、西側の有力メディア「市民の蜂起」というおとぎ話を宣伝していた。そうした宣伝の「情報源」とされたのがシリア系イギリス人のダニー・デイエムやSOHR(シリア人権監視所)。シリア政府の弾圧を訴え、外国勢力の介入を求める発言を続けていた。

しかし、2012年3月1日にダニーや彼の仲間が「シリア軍の攻撃」を演出する様子を含む映像が流出し、彼の情報がインチキだということが判明する。が、CNNを含む西側メディアはこうした事実を無視、偽情報を大々的に「報道」しつづけた。

そして2012年5月、ホムスで住民が虐殺される。反政府勢力や西側の政府やメディアはシリア政府軍が実行したと宣伝、これを口実にしてNATOは軍事侵攻を企んだが、宣伝内容は事実と符合せず、すぐに嘘だとばれてしまう。その嘘を明らかにしたひとりが現地を調査した東方カトリックの修道院長だった。その修道院長の報告をローマ教皇庁の通信社が掲載したが、その中で反政府軍のサラフィ主義者や外国人傭兵が住民を殺したとしている。

その修道院長は「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と語っている。また、現地で宗教活動を続けてきたキリスト教の聖職者、マザー・アグネス・マリアムも外国からの干渉が事態を悪化させていると批判していた。その後もシリアで戦闘が続き、侵略軍が優勢になる理由のひとつは、西側の有力メディアが真実を語らなかったことにあると言えるだろう。

2012年にはアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)が反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心に編成された戦闘集団だと指摘する報告書をホワイトハウスに提出している。報告書の中で、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。この警告は2014年、ダーイッシュという形で現実になった。

ダーイッシュの出現を口実にしてアメリカは2014年9月に連合軍を組織、アサド体制の打倒を目指す。連合軍に参加したのはサウジアラビア、カタール、バーレーン、アラブ首長国連合のペルシャ湾岸産油国、ヨルダン、トルコ、さらにイギリス、オーストラリア、オランダ、デンマーク、ベルギー、フランス、ドイツなど。

この連合軍は2014年9月23日に攻撃を始めるが、その様子を取材したCNNのアーワ・デイモンは翌朝、最初の攻撃で破壊されたビルはその15から20日前から蛻の殻だったと伝えている。その後、アル・ヌスラやダーイッシュはシリアで勢力を拡大していくが、その理由は連合軍が本気で攻撃していなかったからだ。主なターゲットはシリアのインフラや市民だったようである。その後、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュは支配地を拡大していく。

そうした流れを変えたのが2015年9月30日に始まったロシア軍の空爆。アメリカ主導軍と違い、ロシア軍はシリア政府の要請に基づいての軍事介入だった。そして戦況は一変、侵略軍は押され始め、今では崩壊寸前になっている。そこでアメリカは地上軍を軍事侵攻させざるをえなくなった。

イスラエルはモサド(対外情報機関)の長官、アマン(軍の情報機関)の長官、国防省の高官をワシントンへ派遣、国家安全保障担当補佐官のH・R・マクマスター、副補佐官のダイナ・パウエル、そしてジェイソン・グリーブラットと会談するというが、「ダーイッシュ後」のシリアについても話し合うだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708190000/




2017-08-18
世界を動かす12の原理-8〜アメリカのイラン、シリア攻撃に関する「大ウソ」〜
http://www.kanekashi.com/blog/2017/08/5407.html

イラン攻撃オバマ悩みシリア攻撃

「国家のウソ」とそこから見える「本音」と「建前」の続きです。

今回は、イラン戦争とシリア攻撃についてです。

イラン戦争は以前も扱ったことや、「本音」についてもかなり世間一般に周知されていることもあり、端的にまとめました。

シリア攻撃については、中身がやや複雑で「本音」の背景が、非常に興味深い内容です。アメリカによるマッチポンプの様相があったり、また、結果的には自分で自分の首を絞めることになったりと、それまで通用していた「本音」の部分が、ネットによる暴露→拡散の影響もあって、通用しなくなっています。

化学兵器に関しては、以前当ブログでも紹介したクライシス・アクター(アクトレス)等を使った捏造等も絡んで、これまでの「建前」では、世論の共認形成がし難くなっていることが伺えます。

以下、「クレムリン・メソッド」〜世界を動かす11の原理〜(北野幸伯著)

からの紹介です。

****************************

■アメリカがイランを叩く理由は「核兵器開発」であるという「大ウソ」

(ここでは本文から抽出した「本音」と「建前」をまとめました)

アメリカのイラン攻撃の「建前」の理由は、イランが「核兵器を開発しているから」

基本的な事実は以下

@イランは核兵器を開発する意向を一度も示したことがない。

Aアメリカも数年前まで、イランには「核兵器を開発する意図がない」ことを認めていた

B核兵器開発が「戦争」の理由であるならば、真っ先に攻撃されるべきはイランではない。

@について

・「核開発」は「原発用」だとしています。

Aについて

・「国家情報評価」(NIE)は、「イランは2003年秋に核兵器開発計画を停止させた」と分析していた。

・「国際原子力機関」(IAEA)のトップ、日本人・天野之弥氏は、2009年12月就任直前に「イランは核兵器開発を目指していない」と断言している。

Bについて

・イラン攻撃の可能性を何百回も公言しているアメリカは「北朝鮮は攻撃しない」と断言している。

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アメリカのイラン攻撃の「本音」の理由は、

1 ドル体制防衛

・前回触れました

2 石油、ガス

FRBのグリーンスパン元議長が「米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だったと曝露」したように、イラン攻撃も同様。

イランの原油埋蔵量は、1570億バレルで世界4位。天然ガス埋蔵量は33.6兆立方メートルで世界1位。世界有数の資源大国。

3 イスラエル防衛

イランが、アメリカと非常に近いイスラエルを敵視していることも理由の一つと考えられます。

4 中国封じ込め

米中「派遣」争奪戦の観点から見ると、アメリカにとって、イランは非常に重要です。

中東産油国の民衆は、イスラム教徒で概して反米。

しかし、トップは、おおむねアメリカと良好な関係を築いています。

とはいえ、中東産油国で反米の国もあります。その代表がイラクとイランでした。

しかし、アメリカはイラクを攻撃し、傀儡政権をつくった。

残るはイランです。

これは非常に重要なのですが、アメリカがイランに親米反中傀儡政権をつくれれば、ほぼ「中東支配」は完了したとえます。するとどうなるか?米中関係がいざ悪化してきたとき、中東産油国を脅して中国に原油を売らせないようにすることができる。中国の方にもそういう危機感があります。

■米英仏がシリア攻撃を回避したのは、その根拠が「大ウソ」だったから

2013年、アメリカのオバマ大統領は、「シリアと戦争する!」と宣言した。ところがしばらくすると、今度は「やっぱ戦争やめた」といい、世界を驚かせました。

この理由は、以下二つの「絶対的定説」:「建前」があります。

@アメリカがシリア攻撃を検討したのは、アサド大統領の軍が、「化学兵器を使ったから」である。

Aアサド大統領は、「独裁者で悪」である。反アサド派は、「民主主義者で善」である。

どうでしょう?

ほとんど全ての人が、「そのとおりじゃないか!」と思っていることでしょう。

しかし、この二つの「ウソ」が暴露された。

中東シリアは、1971年から現在に至るまで、40年以上「アサド家」が支配しています。

1971年から2000年までは、ハフィズ・アサドが大統領だった。

2000年にハフィズが亡くなり、息子のバシャル・アサドが大統領になりました。

ですから、アメリカが「アサドは独裁者だ!」と非難するとき、それを否定する人はいません。この点で、アメリカは正しいのです。

中東・北アフリカでは、2010年末から「民主化」「反政府」運動(いわゆる「アラブの春」)が起こってきます。

2010年1月ごろから、シリアにもその影響がおよんできました。

はじめは小さな「反アサド・デモ」でしたが、徐々に規模が大きくなっていきます。3月には、既に数千人規模の大規模でもが全国で起こるようになった。

4月、デモは暴力を伴うようになってきた。各地で数万人規模のデモ参加者が、治安部隊と争うようようなります。

さて、内戦は激しさを増し、アメリカは2013年8月、「シリアを攻撃する!」と発表した。

理由は、既述のように、「アサドが化学兵器を使った!」というのです。

米英仏は、「アサドが化学兵器を使った!」ことを理由に、「戦争」を開始しようとしたのです。

この三ヶ月前に、国連はどんな報告をだしていたか?

国連が調査した結果、化学兵器を使っていたのは、「アサド派」ではなく、「反アサド派だ!」というのです。

もちろん、私も、「アサド派が化学兵器を使った可能性」を排除しません。

つまり、可能性は二つです。

@「アサド派」も「反アサド派」も化学兵器を使った。

A化学兵器を使ったのは、「反アサド派」だけである。

Aについて、「国連は『反体制派が化学兵器を使った』と報告しているが、『確定』ではないのでは?」という意見もあるでしょう。

そのとおりです。

しかし、だからといって、米英仏がこの調査結果を「完全無視」し、「アサド派だけ使った!」と強弁するのも、かなり無理があります。

化学兵器を「アサド派」も「反アサド派」も使ったのなら、米英仏は、「アサド派を攻撃」し、「反アサド派も攻撃」しなければならない。

そういうことでしょう?

しかし、米英仏は、「国連の調査で『化学兵器を使った』とされる、『反体制派』」を支援している。

これは、どう見てもおかしいですね?

これで、シリアに関する絶対的定説の一つが崩れました。

■「シリア反体制派は民主主義者で善である」という欧米の主張の「大ウソ」

シリア問題については、オバマが「戦争宣言」をする二ヶ月前の2013年6月、G8で協議されています。

このとき、いわゆるG7は、「好戦的なムード」だった。

ただ一人プーチン・ロシアだけが「反戦」だったのです。

では、プーチンは何を根拠に、アサドを守ったのか?

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16日、キャメロン英首相との会談後の会見でプーチン大統領は、シリア反体制派が政権側軍人の遺体を食べる映像を公表したことに言及し、「殺害した敵の内臓を食べる人たちを支援するのか」と欧米を批判。

G8議長のキャメロン首相は、シリア問題で譲歩しないロシアを外し「G7」での声明を出すことも検討したと伝えられた。(毎日新聞配信)

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プーチンが、「人肉を食べる人たちを支援するのは嫌だ!」と反対したら、「じゃあ、ロシアをG8からはずそう!」となった。

さらに、プーチンは,「化学兵器を使ったのは、『アサド派』ではなく、『反アサド派』だ!」と国連と同じ主張をします。

■シリアの「反体制派」内に、「イスラム国」というアルカイダ系がいる「真実」

さて、もう一つ、超重要な事実があります。

「反アサド派」「反体制派」といっても、いろいろな勢力がある。

彼らが、「内輪もめをした」ことを、AFP(フランス通信社)と時事通信が報じています。

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シリア北部の町占領、反体制派とアルカイダ系勢力対立の背景

とることの国境沿いにあるシリア北部アレッポ県の町、アザズで18日に戦闘になったシリア反体制派「自由シリア軍」と国際テロ組織アルカイダ系武力勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIS)」が停戦に合意したと、イギリスを拠点とするNGO「シリア人権監視団」が20日、明らかにした。

(AFP=時事)

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同じ反体制派内の「自由シリア軍」と「イラク・レバントのイスラム国(ISIS)」が仲間割れして、戦闘になったと。

そして、この「イラク・レバントのイスラム国」は、「アルカイダ系武力勢力」である、とはっきり書いてあります。

いったい彼らは、なぜアルカイダと共闘していたのか?

先の記事は、こう解説しています。

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シリア反体制各派は、安定的な兵器の供給を受けて支配地域を拡大し「政府軍に匹敵する」ともされる残忍さを示すISISに怒りを募らせて折り、個々数ヶ月、反体制派がその大半を支配下において入るシリア北部を中心に反体制各派とISISの間で緊張が高まっていた。(同前)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シリア国民連合の内部にアルカイダがいるにもかかわらず、アメリカ、イギリス、フランスは、支持を表明した。

理屈は、「われわれが支援するのは、『自由シリア軍』でアルカイダじゃない」です。

これに関して、二つの問題があります。

一つが、米英仏が「自由シリア軍」に武器を与えた。しかし「自由シリア軍」と「アルカイダ系」は、同じ「シリア国民連合」に属している。

つまり、米英仏は、「間接的にアルカイダに武器を供与する」ことになる。

もう一つは、もしシリア国民連合が、アサド政権を打倒したとしましょう。

そうなれば、シリア国民連合は、新政府を組織する。

そのとき、大活躍したアルカイダ系勢力を、新政府から排除することができるだろうか?常識的に考えれば、難しいでしょう。

そうなれば、アメリカは、「9.11を起こした犯人たちが新シリア政府をつくるのを、全面的に支援した」結果になります。

このことをアメリカ国民が広く知れば、どうなるか?

結局、オバマは、「シリア戦争」を「ドタキャン」しました。

ちなみに、「反アサド派」でアルカイダ系の「イラク・レバントのイスラム国(ISIS)」は、現在「イスラム国」と名を変えています。

そして、2014年10月現在、「イスラム国」は、イラク現政権(アメリカの傀儡)と激しく対立している。

アメリカは、

自分で樹立したイラク政権を守るために、自ら支援して育てた「イスラム国」に空爆を繰り返すという「マヌケな」結果になっている。
http://www.kanekashi.com/blog/2017/08/5407.html



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5. 仁王像[1749] kG2JpJGc 2017年9月20日 07:16:44 : GnGc5GEldQ : 9aWO4Cjm4mU[1]
 (本文に追加)

・チェチェンや新疆ウィグル地域に「イスラム国」を輸出したい動機はある。それを実現する方法論は、まず工作者集団を送り込むこと
 http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/502.html
 投稿者 仁王像 日時 2014 年 10 月 22 日 20:07:36: jdZgmZ21Prm8E


6. 中川隆[-6364] koaQ7Jey 2017年9月20日 09:49:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.20
シリア政府軍がユーフラテス川を渡り、米軍とクルド軍が支配する地域でダーイッシュと戦闘を開始


デリゾールを制圧することにほぼ成功したシリア政府軍はユーフラテス川を渡り、対岸のダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に対する攻撃を始めた。シリア政府軍がユーフラテス川を渡ったことでアメリカとロシアは難しい決断を迫られようとしている。

16日にその地域をロシア軍は空爆している。その攻撃で指揮下にある戦闘員(クルド系戦闘集団SDF)が負傷したとアメリカ軍は主張しているが、ロシア軍によると、ダーイッシュをピンポイントで攻撃、その際にダーイッシュとSDFは交戦状態になかった。

それに対し、アメリカ軍主導軍は昨年9月17日、F-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機を使ってデリゾールでダーイッシュを攻撃する準備をしていたシリア政府軍を空爆、80名以上の政府軍兵士を殺害している。空爆から7分後にダーイッシュの部隊が地上でシリア政府軍に対する攻撃を開始していることから、両者は連携していた可能性が高い。つまりアメリカ側が主張するような「誤爆」ではなかった可能性が高い。その後、9月28日にアメリカ主導軍は2つの橋を、30日にも別の橋2つをそれぞれ爆撃しているが、その目的はシリア政府軍の渡河を妨害することにあったのだろう。

2006年にアメリカ軍のラルフ・ピータース中佐はシリア、トルコ、イラクをまたぐ地域にクルド系国家(クルディスタン)を作るという計画を明らかにしている。中東に「満州国」を作ろうということだろう。イラクのクルドは冷戦時代からイスラエルの傀儡となり、最近ではシリアやトルコのクルドもアメリカの影響下に入ったようだ。

アメリカ軍はクルド勢力を使ってシリアやイラクの北部に居座るつもりで、サウジアラビアもクルドの支配地に影響力を及ぼそうとしている。イラクの前首相で現在は副大統領を務めているノウリ・アル・マリキはイラク北部に「第2のイスラエル」が出現することを許さないと語り、シリアやイランとの連携を強めている。

バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。シリア政府軍やロシア軍に対する威嚇のつもりだろうが、政府軍の進撃を止められるかどうかは不明。

トルコも北から攻めてくる可能性があるのだが、トルコはNATO加盟国。そのトルコがロシアから防空システムS-400を購入することで契約が成立したと伝えられているが、このシステムが「クルドの空軍」、つまりアメリカ主導軍に対して使われてNATOが揺らぐ可能性もある。NATOはヨーロッパを支配するためにアメリカが創設した仕組みであり、これが揺らぐことは避けたいだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709200000/

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7. 中川隆[-6362] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:52:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.02.01
米主導の侵略戦争で発生した難民問題でEUは今でも混乱しているが、新たに米国も混乱の原因に

移民や難民が問題になっている。ドナルド・トランプ米大統領はそうした人びとのアメリカへの流入を規制しようとしているのだが、それをネオコンなど反トランプ派は「人権問題」だとして激しく批判、大統領の命令を無視したとして司法長官代理が解任される事態に発展した。これに対し、トランプ大統領はツイッターで、32万5000人のうち109名が引き留められて質問を受けただけであり、空港で生じた大きな問題の原因はデルタのコンピュータ、抗議活動、そしてシュマー上院議員の涙だとしている。

 バラク・オバマ政権の時代にはEUへ「難民」が殺到して大混乱になった。西側の有力メディアが大きく取り上げるようになったのは2015年9月。トルコ政府が難民のヨーロッパ行きを認めたことが引き金になったと言われている。その難民を生み出した最大の要因はアメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルといった国々が始めたリビアやシリアに対する侵略戦争だ。

 西側メディアは海岸に横たわる3歳の子どもの遺体の写った画像を利用して難民受け入れをEUに迫った。この子どもが乗っていた船が沈没、溺死して遺体が流れ着いたとされたが、身体の位置が海岸線と垂直の方向になっていることから誰かによって置かれたのではないかとも指摘されていた。後の子どもの父親が難民の密航を助ける仕事をしていたという話も出てくる。ユーゴスタビア攻撃の前、1990年代に西側のメディアは侵略を正当かするために偽報道を続けてきた。これは本ブログで繰り返し、書いてきたことだ。

 この地域における違法難民の問題は2015年4月にECIPS(情報政策安全保障欧州センター)が警鐘を鳴らしていたが、西側の政府やメディアはそれを無視していた。このEUにおける難民問題は解決されていない。

 難民の中には戦闘訓練を受けたダーイッシュ(IS、ISIS、ISILなどとも表記)の戦闘員が潜り込んでいるとする情報も流れていた。難民を送り出しているトルコはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュの拠点があり、トルコ政府からの支援を受けていた。

 2005年7月8日付けのガーディアン紙でロビン・クック元英外相が明らかにしたように、「アル・カイダ」とはCIAから訓練を受けた「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイル。1970年代の終盤にズビグネフ・ブレジンスキー国家安全保障担当補佐官(当時)が計画した秘密工作に基づいて編成された武装集団の戦闘員を供給するための仕組みとして作られた。

 ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラクはアメリカ軍やNATO軍が先制攻撃したが、イラクで行き詰まってしまう。そこで、オバマ大統領は自分の師匠にあたるブレジンスキーの手口を真似し、アル・カイダ系武装集団をリビアやシリアでは投入した。

 リビアではNATOとアル・カイダ系のLIFGの連携がうまくいったが、シリアでは失敗する。アル・カイダ系武装集団を危険視していたマーチン・デンプシー大将が統合参謀本部議長を辞めた5日後、2015年9月30日にロシア軍はシリア政府の要請を受けて空爆を始めた。デンプシーが議長を辞め、ロシアが空爆を始める直前に難民問題が急浮上したことになる。オバマ政府は難民の原因をシリア政府に押しつけ、軍事介入するつもりだった可能性もあるが、そうだったなら、ロシア軍の介入で難しくなった。

 移民や難民を利用して意に沿わない体制を揺さぶるのはネオコンの常套手段だと言えるだろう。当然、その中には自分たちが訓練した戦闘員が紛れ込んでいる。中東や北アフリカで侵略軍の末端で戦っている兵士はサウジアラビアなどの資金で雇われているのだが、兵士になる大きな理由のひとつは、アメリカによる破壊と殺戮で中東/北アフリカの経済が破綻したことにある。稼ごうと思ったら、戦闘員になるか国外へ移り住むしかない。そうした原因を作ったネオコンの後始末をトランプは押しつけられているとも言えるだろう。

 ちなみに、今回、入国を禁止された難民の出身国はシリア、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンというネオコンに破壊された国々。「テロリスト」の黒幕的な存在であるサウジアラビアが含まれていない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201702010000/


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8. 中川隆[-6361] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:57:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2016.12.11
トランプがビジネス関係を解消したサウジアラビアはクリントン周辺と深く結びついている可能性
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612110000/

 ドナルド・トランプ次期大統領は選挙後、サウジアラビアでのビジネスに幕を引いたようだ。サウジアラビアは「スンニ派テロリスト」、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を支援している主要国のひとつであり、当然のことだろう。

 トランプが大統領に就任した後、安全保障担当補佐官に就任すると見られているマイケル・フリン元DIA局長はそうした武装集団の危険性を訴えてバラク・オバマ大統領から解任されたと言われているだけに、この問題には神経質になっているはずだ。トランプ政権ではサウジアラビアが国際問題の焦点になるかもしれない。

 サウジアラビアと「スンニ派テロリスト」との関係はオバマ政権も知っていた。2009年12月30日にアメリカの国務省が出した通信文には、サウジアラビアの資金提供者が全世界に展開する「スンニ派テロリスト」への最も重要な資金源を構成していると書かれている。当時の国務長官はヒラリー・クリントンであり、当然、この事実を彼女も知っていたはずだ。

 その2年前、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュはニューヨーカー誌にアメリカ、サウジアラビア、イスラエルの秘密工作について書いている。シリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を始めたというのだ。その手先はサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団。こうした情報の少なくとも一部を国務省は認めていたことになる。

 2014年8月にクリントンが選挙キャンペーンの責任者だったジョン・ポデスタへ送った電子メールにはサウジアラビアとカタールについて、ダーイッシュや他のスンニ派過激派に対する資金や物資を秘密裏に供給していると書いている。

 今年6月にはヨルダンの通信社ペトロ・ニュースはサウジアラビアの副皇太子で国防相でもあるモハンマド・ビン・サルマンの話として、民主党の有力候補が受け取った寄付金の20%はサウジアラビアからのものだと伝えた。その直後、通信社のサイトがハッキングされ、嘘の記事が掲載されたという訂正文が掲載されたのだが、この訂正が正しいかどうかも不明だ。このビン・サルマンはサウジアラビア王家の中で武装集団と最も強く結びついている人物だと言われ、トルコのクーデター未遂にも関係したとする情報もある。

 タイムズ・オブ・イスラエル紙によると、クリントンの高額寄付者の上位5位まで、トランプは上位2位までがユダヤ系。両者ともイスラエル・ロビー団体のAIPACで演説、イスラエル支持を表明している。

 こうしてみるとユダヤ系の富豪はクリントン側に寄っているように見えるが、11月13日に放送された番組の中でロシア外務省の広報担当者、マリア・ザハロバは興味深い話を口にしている。9月にニューヨークで会ったユダヤ系の人物から、自分たちはクリントンに寄付しているが、その倍をトランプに提供していることを明らかにしたというのだ。

 もし、ユダヤ系の資金がトランプへ多く流れたとするなら、その穴埋めをサウジアラビアに求めたとしても不思議ではなく、ヨルダンでの報道は無視できない。そのサウジアラビアが「スンニ派テロリスト」のスポンサーだということをクリントンは熟知しているわけで、この問題を掘り下げていくと困る人はクリントンだけに留まらないだろう。

 トランプは2001年9月11日の攻撃について関心を持っているようで、これもサウジアラビアと結びつけて語る人がいる。もし、トランプを支配層がコントロールできなくなった場合、アメリカに激震が走ることは間違いない。フリン中将の存在は不気味だろう。


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9. 中川隆[-6360] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:57:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2016.12.20
トルコで露大使が射殺される前、米大統領、元CIA長官、元CIA副長官はロシアに対する報復を口に

トルコ駐在のロシア大使、アンドレイ・カルロフが12月19日にアンカラで射殺された。美術展覧会でスピーチした後、非番の警察官に撃たれたと伝えられている。ロシア軍の支援を受けたシリア政府軍がアレッポを奪還したことに対する報復であるかのようなことを銃撃犯は口にしていたようだ。

 シリアでの戦闘はリビアと同様、外国勢力に送り込まれた武装集団によって2011年春に始められた。戦闘員の主体はサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国に雇われたサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団で、アメリカなどが戦闘員を訓練し、携帯型の防空システムMANPADや対戦車ミサイルTOWを含む武器や兵器を供給してきた。「反体制派」や「内戦」といった用語を使うことは間違い、あるいは嘘だ。

 こうした侵略作戦は昨年9月末にロシア軍がシリア政府の要請で空爆を始めてから崩れていく。途中、アメリカ政府は停戦を持ちかけて時間を稼ぎ、体勢を立て直そうとしたものの、思惑通りには進んでいない。そして要衝アレッポが政府軍に奪還された。

 アル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を利用してシリアやリビアを軍事的に破壊しようとした勢力はアメリカ大統領選で民主党のヒラリー・クリントンを担いでいた。2009年1月から13年2月まで国務長官を務めたクリントンは中東/北アフリカにおける軍事侵略に深く関係、11年10月20日にリビアのムアンマル・アル・カダフィが惨殺された事実をCBSのインタビュー中に知らされた際、彼女は「来た、見た、死んだ」と口にして喜んでいる。

 リビア攻撃では重要な事実、アメリカ/NATOがアル・カイダ系武装集団LIFGと連携していることが広く知られるようになる。LIFGの幹部がそうした事実を認めただけではなく、体制転覆後、反カダフィ勢力の拠点だったベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられ、その映像がYouTubeにアップロードされ、イギリスのデイリー・メイル紙も伝えたのだ。

 そのリビアから戦闘員と武器/兵器がシリアへ移動したことは早い段階から指摘され、マークを消したNATOの輸送機が武器をリビアからトルコの基地まで運んだとも伝えられていた。おそらく、クリントンはシリアのバシャール・アル・アサドも血祭りに上げようとしたのだろう。

 後に調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュは戦闘員や武器/兵器を運ぶ拠点がベンガジにあるCIAの拠点で、アメリカ国務省はそうした活動を黙認していたことを明らかにした。ベンガジにあるアメリカ領事館もそうした活動の舞台だったが、2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺される。

 ハーシュによると、領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていた。ということは、スティーブンスの上司にあたるクリントン長官も承知していた可能性が高い。2012年11月にCIA長官を辞めたデイビッド・ペトレイアスはヒラリー・クリントンと緊密な関係にある人物で、このルートからもシリアでの工作を知らされていたはずだ。

 ペトレイアスは12月16日、ロシアに対する「報復」について語っている。ロシアが民主党の電子メールなどをハッキングしていないことは彼も承知しているはずであり、実際に「報復」するなら別の出来事に対するものだ。

 それはともかく、「彼らに対してわれわれができ、彼らがわかり、われわれが行ったことを彼らが98%理解するが、名誉のために応じなければならないほど明白ではないようなことはないだろうか?」とペトレイアスは口にしたという。同じ日にバラク・オバマ大統領は、ロシアに対する「懲罰と抑止」としてロシアへ明確のメッセージを送ることを誓ったともいう。

 要するに、自分たちが世界の支配者になるという野望の実現を妨害するロシアに対して報復したいということなのだろうが、それだけ彼らが追い詰められているとも言える。

 ヒラリー・クリントンを支援するため、2013年8月にCIA副長官を辞めた(12年11月から13年3月まで長官代理)マイク・モレルは今年8月8日、ロシア人はイラン人に代償を払わせるべきだと語った。司会者のチャーリー・ローズからロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われ、その通りだと答えている。わからないように殺すというのだ。

 ヒラリー・クリントンの周辺は公然とロシア人を殺すべきだと語っている。それがいかに深刻なことなのか、西側の政府や有力メディアは考えていないようだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612200000/


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10. 中川隆[-6359] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:59:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.01.31
背後で石油産業が見え隠れしているトランプ大統領が金融資本と戦争産業のヒラリーと戦う(下)


1970年代の終盤から80年代にかけてアメリカは「スンニ派過激派」をアフガニスタンに集め、戦闘集団を編成してソ連軍と戦わせていた。ソ連軍をアフガニスタンへ誘い込んで武装集団と戦わせるというブレジンスキーの戦略で始まった戦争だ。資金を出し、戦闘員を送り込んだのがサウジアラビア、アメリカは対戦車ミサイルTOWや携帯型地対空ミサイルのスティンガーを含む武器を供給し、戦闘員を訓練した。イスラエルやパキスタンも工作に協力している。1997年から2001年までイギリスの外相を務めたロビン・クックが明らかにしたように、そうしたCIAの訓練を受けた戦闘員のコンピュータ・ファイルがアル・カイダだ。アラビア語でアル・カイダとは「ベース」を意味し、「データベース」の訳として使われる。

 2003年にイラクを先制攻撃で破壊したアメリカ軍だが、その数年後には行き詰まり、1980年代に成功した戦略を使おうとしたのがハーシュの指摘した秘密工作だろう。そして2011年春にリビアやシリアは戦乱に巻き込まれる。「民主派に対する独裁者の弾圧」で始まったわけでないことは明確になっている。本ブログでも繰り返し書いてきたが、リビアではNATOがアル・カイダ系武装集団LIFGと連携、そこから戦闘員や武器をCIAがシリアへ運んだことも発覚している。

 この連携に危機感を持ったロシアはシリアに対するNATOの軍事介入を阻止する。それでもアメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルといった国々は戦闘員を送り込み、武器/弾薬を供給してバシャール・アル・アサド体制の打倒を目指す。特殊部隊も送り込んだ。

 しかし、アメリカ国内にもアル・カイダ系武装集団を使うことを懸念する人はいた。そのひとりがトランプ大統領が国家安全保障担当補佐官に選んだマイケル・フリン。アメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)は2012年8月にシリア情勢に関する文書を作成、オバマ政権へ提出しているが、その中でシリアにおける反乱の主力をサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・カイダ系武装集団)だと指摘、西側、湾岸諸国、そしてトルコからの支援を受けているともしている。DIAはアメリカ政府が方針を変えなければシリア東部にサラフ主義の支配地が作られると予測していたが、これはダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になった。

 アル・カイダ系武装集団、あるいはダーイッシュを危険な存在と考えるか、アサド体制を倒す手先と考えるかでフリンとオバマ周辺は対立、2014年8月7日にフリンはDIA長官を辞めることになる。

 退役後、この文書についてアル・ジャジーラの番組で質問されたフリン中将は自分たちの任務は提出される情報の正確さをできるだけ高めることにあるとした上で、そうした情報に基づいて政策を決定するのはオバマ大統領が行うことだと答えている。つまり、オバマ政権の決定がダーイッシュの勢力を拡大させたというわけだ。これは正しい。その流れを強化しようとしたのがヒラリーであり、それを支援してきたのが西側の有力メディアである。

 軍隊の内部にはフリンと同じ考えの人物が存在、そのひとりがマーチン・デンプシー大将。2011年10月から統合参謀本部議長を務めていたが、ハーシュによると、デンプシーを含むグループはオバマ政権の政策を懸念、2013年秋からダーイッシュやアル・カイダ系武装集団に関する情報をホワイトハウスの許可を得ず、シリア政府へ伝え始めたという。

 2013年2月から国防長官を務めたチャック・ヘーゲルも武力によるアサド政権転覆には消極的な姿勢を見せていたのだが、15年2月に好戦派のアシュトン・カーターと交代させられ、9月25日にはデンプシーも辞めさせらる。後任はロシアをアメリカにとって最大の脅威だと発言していたジョセフ・ダンフォードだ。

 デンプシーが退任した3日後、9月28日に国連の一般討論演説でプーチン露大統領は西側の姿勢を批判する。北アフリカ/中東やウクライナを戦乱で破壊、死体の山を築くようなことをした人びと、つまりネオコンをはじめとする西側指導者やサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国、トルコ、イスラエルといった国々の政府に対し、プーチンは「自分がしでかしたことを理解しているのか?」という強い言葉を浴びせた。

 そして9月30日にロシア軍はシリアでアル・カイダ系武装集団やダーイッシュに対する空爆を開始する。ウォルフォウィッツが1991年にイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしたとき、アメリカが軍事行動に出てもソ連は出てこられないと言っていた。アメリカが単独で先制攻撃してもロシアは文句を言えないという認識だったのだが、この空爆でネオコンはショックを受ける。ロシアの空爆は本島にアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュを攻撃するもので、戦況は一変した。世界を軍事力で制圧するというネオコンの戦略はロシアとの核戦争に発展してしまう。

 それでもウォルフォウィッツ・ドクトリンを推進しようというのがヒラリーであり、当然、支配層の内部にもそれを懸念する人が増えただろう。そして2016年2月のキッシンジャーによるロシア訪問だ。

 キッシンジャーは石油産業と関係が深い。1973年に石油価格が大幅に上昇、石油危機と呼ばれる事態になった。その直接的な原因は第4次中東戦争だが、この戦争を演出したのはキッシンジャーだと言われている。エジプトのアンワール・サダト大統領をアラブ世界の英雄に仕立て上げ、同時にイスラエルへ和平交渉に応じるようプレッシャーをかけようとしたというのだ。

 サウジアラビアのファイサル国王の腹心で、その当時に石油鉱物資源相を務めたシェイク・ヤマニによると、1973年5月にスウェーデンで開かれた秘密会議でアメリカとイギリスの代表が400%の原油値上げを要求、オイル・ショックにつながったとしている。その秘密会議がビルダーバーグ・グループの会合だったことは確認されている。値上げはキッシンジャーから提案されたのだという。

 トランプ大統領は国務長官として巨大石油会社エクソンモービルの会長兼CEOだったレックス・ティラーソンを選んだ。ロシアのプーチン大統領と友好的な関係にあることが注目されているが、その前に石油産業の人間だということを忘れてはならない。現在、窮地に陥っているサウジアラビアだが、何らかの形で救済しようとするだろう。

 それに対し、ヒラリーを担いでいたのは金融資本に近い人びと。歴史的にCIAはウォール街と近い。例えば、CIAの前進であるOSSの長官はウォール街の弁護士だったウィリアム・ドノバン、破壊工作を指揮、CIAのドンになるアレン・ダレスもウォール街の弁護士であり、極秘の破壊工作機関OPCを指揮したフランク・ウィズナーもウォール街の弁護士だ。ダレスの側近でCIA長官になるリチャード・ヘルムズの母方の祖父、ゲイツ・マクガラーは国際的な銀行家。CIA人脈が実行した報道統制プロジェクトのモッキンバードにはワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムの義理の父にあたるユージン・メーヤーは世界銀行の初代総裁だ。ヒラリーは金融資本にも近く、必然的にCIAと結びつき、有力メディアも仲間だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701310001/


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11. 中川隆[-6358] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:00:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.03.05
アル・カイダ系武装集団の資金源になっているサウジの国王がアジア大陸東岸を歴訪する不気味
サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド国王が2月下旬からアジア大陸東岸の国々を歴訪している。マレーシア、インドネシア、ブルネイ、日本、中国、モルディブの6カ国だ。

 このサウジアラビアはサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団と関係が深く、そうした勢力が主力になっているのがリビアやシリアを侵略しているアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。そこにチェチェンや新疆ウイグル自治区などからの戦闘員が加わっている。

 こうした武装集団の資金源がサウジアラビアをはじめとするペルシャ湾岸産油国だが、モルディブも資金を提供していると言われている。インドネシアは世界で最も多いイスラム教徒を抱えている国であり、新疆ウイグル自治区は中国。

 当初、侵略は成功するかに見えたのだが、2015年9月末にロシア軍がシリアで空爆を始めてから戦況が一変、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュは劣勢になっている。イラクに親イスラエル/サウジアラビアの傀儡国家を作ることに失敗した後、シリア東部からイラク西部にかけての地域をダーイッシュが支配していたが、これはバラク・オバマ政権が望むところだった。

 これはアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)が2012年8月に作成した報告書が指摘していた。東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があり、それこそがシーア派拡大(イラクやイラン)の戦略的なカギを握っているシリアの体制を孤立化させると分析、それは反対勢力を支援している国々(アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど)が望んでいることだとしている。

 2009年12月30日にアメリカ国務省が出した電子メールには、サウジアラビアの寄付者が全世界のスンニ系テロリスト集団に対する最も重要な資金供給源だと書かれ、2014年8月19日にヒラリー・クリントンが出したものには、秘密裏に資金や物資をその地域にいるISIL(ダーイシュ)や他のスンニ系過激派へ供給しているカタールやサウジアラビアという表現がある。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュのスポンサーはサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国だとヒラリーは認識していたということだ。

 シリアより1カ月早く、2011年2月に政権転覆を目的とした軍事侵略が始まったリビアではNATOの航空兵力とアル・カイダ系武装集団LIFGを主力とする地上軍の連携でムアンマル・アル・カダフィ体制は2011年10月に倒された。

 リビアでの目的を達成した戦闘員は武器/兵器と一緒にトルコ経由でシリアへ入るが、その拠点になったのはベンガジにあったCIAの施設。そうした工作をアメリカの国務省は黙認していた。その際、マークを消したNATOの輸送機が武器をリビアからトルコの基地まで運んだとも伝えられている。

 ベンガジにはアメリカの領事館があるのだが、そこが2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺された。領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていた。

 この時、リビアの武器庫から兵器が持ち出されてシリアの反政府軍、つまりアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュへ渡された。その武器庫には化学兵器も保管されていたわけで、化学兵器もシリアへ持ち込まれた可能性は高い。その輸送をCIA、そしてヒラリー・クリントン国務長官(当時)が承認していたと考えても良いだろう。

 何度も書いてきたことだが、2013年3月にシリアでは化学兵器が使われたと言われている。まず政府が反政府(侵略)軍の化学兵器使用を発表、それに対して反政府軍も政府軍が実行した主張する。

 これについてイスラエルのハーレツ紙は攻撃されたのがシリア政府軍の検問所であり、死亡したのはシリア軍の兵士だということから反政府軍が使ったと推測、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言した。

 その5カ月後、つまり2013年8月にダマスカスの近くで化学兵器が使われ、西側の政府や有力メディアはシリア政府が実行したと叫びはじめ、シリアに対する軍事侵攻を正当化しようと宣伝をはじめるが、この宣伝が嘘だということはさまざまな形で指摘されていることは本ブログで書いてきた。(今回は割愛する。)

 トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでダーイッシュが調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられている。

 中東、北アフリカ、チェチェン、新疆ウイグル自治区などで活動している武装集団の背後にはサウジアラビアがいて、化学兵器の使用にも関係している。さまざまなタグがつけられているが、こうした集団はアメリカなど西側支配層が侵略のために雇っている傭兵集団だ。

 侵略戦争が泥沼化しているだけでなく、原油価格の低迷で財政赤字が深刻化しているサウジアラビアは東南アジアや東アジアへ「転進」するつもりかもしれない。サウジアラビア国王のアジア歴訪は不吉だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703050000/


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12. 中川隆[-6357] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:00:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.04.11
反シリア政府の武装集団に穏健派はいないとDIAが報告したその月にオバマ大統領は化学兵器話
シリアのイドリブで毒ガスが4月4日に漏れたと言われている。アメリカ政府は証拠を示すことなく、調査もせず、シリア政府軍が化学兵器を使ったと叫びながら7日にはホムスにあるシリア軍の航空基地をトマホーク巡航ミサイルを攻撃した。59発のミサイルが2隻の駆逐艦、ポーターとロスから発射され、ロシア側の主張によると、23発が目標に到達したという。

2013年にもアメリカ政府はシリア軍による化学兵器の使用を口実にして直接的な軍事介入を目論んでいる。アメリカ/NATOとアル・カイダ系武装集団の連携で体制を転覆させるというシナリオで、9月3日には地中海からシリアへ向かって2発のミサイルが発射されている。そのミサイルは途中で海中へ落下、後にイスラエル国防省はアメリカと合同で行ったミサイル発射実験だったと主張したが、実際に攻撃を始めたとも見られている。事前に通告はなく、発射実験だとする主張に説得力がないからだ。ジャミングなど何らかの手段で落とされたと推測する人もいる。

今回、アメリカ軍は59発のミサイルをほぼ一斉に発射している。ロシアの説明が正しいならば、その半数以上が目標に到達できなかったわけだ。2013年の反省から、シリア側の防空システムをかいくぐるため、60発近いミサイルを一気に発射した可能性がある。

かつてシリア軍も化学兵器を保有していたが、2013年に廃棄したことは国連の査察官も認めていること。それ以降、シリアで化学兵器を保有しているのはアメリカ/NATO、サウジアラビア/ペルシャ湾岸産油国、イスラエル、トルコなどが支援してきたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。

アル・カイダ系武装集団やダーイッシュの戦闘員の主体はワッハーブ派/サラフ主義者やムスリム同胞団だが、シリア政府軍と戦っている相手はこうした集団だとする報告書をマイケル・フリンが局長だった時代のDIAはホワイトハウスへ報告している。2012年8月のことだ。

2013年12月に公表された調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュの記事によると、反シリア政府軍(国外から侵入した戦闘集団)はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。

それだけでなく、2011年10月にリビアでムアンマル・アル・カダフィ体制が倒された後、戦闘員だけでなく武器/兵器がトルコ経由でシリアへ運び込まれたとハーシュは報告している。その工作の拠点がベンガジにあったCIAの施設で、クリストファー・スティーブンス大使も工作に参加していた。2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、大使も殺されているが、その前日にスティーブンスは武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていたという。その当時、CIA長官だったのがデイビッド・ペトレイアスであり、国務長官はヒラリー・クリントンだ。

ペトレイアスもクリントンも化学兵器が反シリア政府軍の手に渡ったことを知っていたはずで、オバマも自分たちが支援している戦闘集団がアル・カイダ系武装集団やダーイッシュだということを2012年8月に知らされていた。そのオバマは2012年8月20日、シリアに対する直接的な軍事介入のレッド・ラインは生物化学兵器の使用だと発言している。その年の12月5日にクリントンは、自暴自棄になったシリアのバシャール・アル・アサド大統領が化学兵器を使う可能性があると主張している。

そして2013年1月29日、イギリスのデイリー・メール紙は興味深い記事を掲載している。シリアで化学兵器を攻撃に使い、その責任を政府軍になすりつけ、国際的な軍事行動に拍車をかける作戦はホワイトハウスは承認したというのだ。これはイギリスを拠点とするブリタム防衛なる会社のデイビッド・グールディング部長から同社を創設したフィリップ・ダウティへ宛てた電子メールの中に書かれていたという。そして同年3月と8月に西側の政府やメディアはシリアで化学兵器が使用されたと宣伝、その嘘が暴露されたわけだ。この辺の事情は本ブログでも採算書いてきたので、今回は割愛する。

それから4年、アメリカは同じことを繰り返したように見える。ただ、修正した点はあるようだ。シリア政府軍側で使わず、ロシア側に衛星写真を撮られてしまうので自分たちのミサイルは使わっていない。

それでもアメリカ側の主張に説得力はない。この問題に少しでも興味のある人なら、アメリカ側の説明を信じないだろう。それでも強行した。そうした行動に駆り立てた一員はリビア情勢にあるかもしれない。

イラクを先制攻撃する口実に大量破壊兵器(核兵器)という作り話が使われたが、今回は化学兵器だ。そうした演出をするのは、自分たち(アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど)が編成、訓練し、武器や資金を提供してきたアル・カイダ系武装集団やダーイッシュでは体制を転覆させられないからだ。イラクは勿論だが、ウクライナと同様、リビアもシリアもアメリカなどの侵略であり、これを「内戦」と表現すること自体が犯罪的である。

2017年4月5日、リベラル派の権威、あるいはスターとして知られているノーム・チョムスキーのインタビューをデモクラシー・ナウは流したが、その中で彼はアサド体制は道徳的に不健全だとしたうえで、彼らは恐ろしいことを行い、ロシアが手を貸していると主張した。カタールやサウジアラビアが「聖戦グループ」を支援していることには触れたが、アメリカやイスラエルなどとの関係は語らない。つまり戦争の本質から目をそらしていた

チョムスキーが振らなかった侵略の黒幕はシリアをリビアと同じような状態にしようとしている。そのリビアはカダフィ体制が破壊されてから破綻国家になり、ダーイッシュが跋扈している。

そうした中、リビアのカリファ・ハフター司令官はロシアを訪問、ダーイッシュと戦うための支援を要請、今年の3月にはロシア軍の特殊部隊がエジプトのリビアに近い地域に派遣されたと伝えられた。カダフィ体制の破壊に成功したと思っていたリビアでロシアが影響力を強める可能性が出てきたのだ。強引であろうと、ロシアの動きを止めなければならないとアメリカの支配層が考えたとしても不思議ではない。アメリカの支配層は追い詰められているとも言える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704100001/


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13. 中川隆[-6356] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:02:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.08.04
FBIや警察の報告では民主党のメールは同党スタッフがリーク、露は無関係だと有名ジャーナリスト
調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが民主党全国委員会(DNC)から漏れた電子メールについて電話で語った音声がインターネット上で公開されている。彼はワシントンDC警察やFBIの報告書を見たとしたうえで、電子メールをWikiLeaksへ渡したのはDNCのコンピュータ担当スタッフだったセス・リッチだとしている。また、その漏洩した電子メールはロシア政府がハッキングしたとする偽情報を流し、ロシアとアメリカとの関係悪化を目論んだのはCIA長官だったジョン・ブレナンだとも語っている。


同じ趣旨のことはリッチの両親が雇った元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーも主張していた。この探偵はセスがWikiLeaksと連絡を取り合い、DNC幹部の間で2015年1月から16年5月までの期間に遣り取りされた4万4053通の電子メールと1万7761通の添付ファイルがセスからWikiLeaksへ渡されているとしていた。

WikiLeaks以外のルートでも電子メールは漏れているが、そうした中には、2015年5月26日の時点で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールの存在している。

その年の6月11日から14日かけてオーストリアで開かれたビルダーバーグ・グループの会合にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加していたことから欧米支配層はバラク・オバマの次はヒラリーを大統領すると決めたと推測されていたが、その推測と符合する。

電子メールの扱いに関し、国務長官だったヒラリー・クリントンは機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、またそうした情報をきわめて軽率に扱っていたことをFBIのジェームズ・コミー長官は認めている。それにもかかわらず、FBIは彼女を不起訴にしたわけだ。

サウジアラビアやカタールはともにダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)やほかのスンニ系過激派(アル・カイダ系武装集団)を資金や物資の秘密援助をしてきたが、この事実をヒラリーが2014年8月の時点で知っていたことを示すメールもある。ヒラリーの件にメスを入れると、リビアやシリアへの軍事侵攻、あるいはホンジュラスのクーデターに関連した情報が噴出してくる可能性がある。

WikiLeaksがクリントンに関した電子メールを公開した後、セス・リッチは2016年7月10日、背中を2度撃たれて死亡している。この殺人事件の捜査を担当したのがワシントンDC警察だが、ウィーラーによると、捜査は途中で打ち切られている。その当時のワシントンDC警察長、キャシー・ラニエーは8月16日、9月で辞職してナショナル・フットボール・リーグの保安責任者に就任すると発表、実際に転職している。

ウィーラーがそうした話を記者にした直後、セス・リッチの遺族からウィーラーや話を伝えたFOXニュースへ抗議があり、ウォーラーは発言を撤回する。遺族のスポークスパーソンに就任したブラッド・バウマンの発表だが、この危機コンサルタントが所属するPR会社のパストラム・グループは民主党も顧客だ。

事件の翌月、WikiLeaksのジュリアン・アッサンジはリッチについてDNCの電子メールを提供した人物だと示唆、射殺事件に関する情報提供者に2万ドルを提供するとツイッターに書き込んでいる。今回、WikiLeaksはハーシュの発言をツイッターで紹介、事実上、電子メールをWikiLeaksへ渡したのはセス・リッチだと認めている。

1991年12月にはソ連が消滅するとネオコンたちはアメリカが「唯一の超大国」になったと思い込み、目前に「パクスアメリカーナ」の時代があると認識、自立した「雑魚」を潰しにかかる。その基本プランが1992年2月に国防総省で作成されたDPGの草案、いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリン。そのドクトリンに基づき、アメリカはイラク、シリア、イランを殲滅しようとしてきた。

そのドクトリンに基づき、サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする傭兵集団、つまりアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使って中東/北アフリカを侵略、ネオ・ナチを使ってウクライナでクーデターを実施してきたアメリカの好戦派だが、いずれも成功とは言い難い。ロシアや中国を武力で脅して屈服させるという目論見も失敗だ。そんなことでロシアや中国が屈服するはずがないのだが。それを好戦派は理解していなかったのだろう。

そして現在、好戦派はロシアを「悪魔化」して描くプロパガンダを展開、かつての封じ込め政策を真似しようとしているが、それによってEUは苦境に陥り、アメリカ離れの動きを見せている。中国とも経済戦争を始めると言われているが、そうしたことはアメリカにとって自殺行為だ。生産活動を弱体化させ、基軸通貨のドルを発行する特権だけで生き延びているのがアメリカ。

発行したドルを回収するためにペトロダラーの仕組みを作り、吸収するために投機の規制を大幅に緩和させているが、これもドルが基軸通貨として認められているので機能してきただけ。ドルが基軸通貨の地位から陥落すれば、アメリカの支配システムは崩壊する。

新封じ込め政策を実施する口実として「ロシアゲート事件」をでっち上げたわけだが、それによってロシアや中国との核戦争が勃発する危険性が高まった。それでも彼らは軍事力を使ってロシアや中国を屈服させ、世界制覇を実現しようともがいている。その計画を実現できなかった場合、自分たちの支配システムは崩壊、これまでの悪事の責任をとらされる可能性がある。それだけは避けたいだろう。電子メールの話も封印しなければならない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708040000/


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14. 中川隆[-6355] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:02:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.06
トランプ大統領の政策を支えるはずだった人びとがホワイトハウスから排除され、本人は軟禁の噂

アメリカで​ドナルド・トランプ大統領が軟禁状態になっているという噂​が流れている。これが事実かどうかは不明だが、2015年の段階でヒラリー・クリントンの大統領就任を内定していた勢力がトランプの周辺を固めたことは間違いないだろう。

トランプに信頼され、ロシアとの関係改善を主張していたマイケル・フリン国家安全保障補佐官は2月に政府から追い出され、8月には朝鮮半島の核問題で「軍事的な解決はない。忘れろ」と発言したステファン・バノンも首席戦略官を辞めさせられた。フリンが辞めさせられた時点でトランプは死に体になっていたが、バノンがいなくなったことで政権は完全に乗っ取られたと見る人もいる。

2016年の大統領選でクリントンを勝たせることを支配層が決めたと言われた理由のひとつは、15年6月11日から14日かけてオーストリアで開かれた​ビルダーバーグ・グループの会合​にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加していたこと。​2015年5月26日の時点​で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールも存在している。

ビルダーバーグ・グループは欧米支配層の利害調整機関とも言われているが、その歴史をたどると、1922年に作られたPEU(汎ヨーロッパ連合)までさかのぼることができるだろう。ウィンストン・チャーチルやオットー・フォン・ハプスブルクなどが中心的な存在だった。

第2次世界大戦後、アメリカはヨーロッパを支配する目的でACUE(ヨーロッパ連合に関するアメリカ委員会)を設置するが、その中核にはチャーチル、OSS長官だったウィリアム・ドノバン、ドノバンと同じウォール街の弁護士でCIAを動かすことになるアレン・ダレス、あるいはポーランド出身のヨセフ・レティンガーがいる。ビルダーバーグ・グループはACUEの関連組織。EUもこの流れの中で生まれた。

WikiLeaks以外のルートでも電子メールは漏れているが、そうした中には、2015年5月26日の時点で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールの存在している。

こうした勢力の描く道筋が大統領選では壊れ、トランプが大統領に就任する。国家安全保障補佐官に就任したフリンは元DIA(国防情報局)局長で、局長時代の2012年にDIAは​反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団​であり、バラク・オバマ政権が宣伝していた「穏健派」は存在しないとする報告書をホワイトハウスへ提出している。その中で東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。実際、その警告通りになった。フリンも言っているように、オバマ大統領の政策がダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の勢力を拡大させたのだ。

そのダーイッシュは2015年9月30日にシリア政府の要請でロシア軍が介入してから劣勢になり、崩壊状態。つまり、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュ(タグの違いだけで中身は大差がない)をシリアの体制を転覆させるために送り込んだアメリカ、イスラエル、サウジアラビアなどにとっても深刻な事態。破壊と殺戮の舞台をアフガニスタンや東/東南アジアへ移動させようとしている。リビアへ逃げ込んだ戦闘員も少なくないと言われている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709050001/


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15. 中川隆[-6344] koaQ7Jey 2017年9月20日 18:33:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

現在、アメリカ支配層はロシアと中国の封じ込めに躍起である。1991年12月にソ連が消滅、ロシアは傀儡のボリス・エリツィンを大統領に据えて属国化、中国は1980年代からエリート層を懐柔しているつもりで、残された「雑魚」を潰していけば良いとネオコンは考えた。​国務次官だったポール・ウォルフォウィッツが1991年、シリア、イラン、イラクを殲滅すると口にした​のは、そうした理由からだ。そうした計画を1992年2月、ウォルフォウィッツたちは国防総省のDPG草案という形で文書化した。

2003年にアメリカはイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒し、リビアやシリアはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする傭兵集団を侵略軍として送り込んでいる。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だ。


この計画を狂わせたのがロシアのウラジミル・プーチン。アメリカの属国担ったはずのロシアを再独立させ、国力も回復させてしまったのである。そのロシアをもう一度つぶすためにウクライナでネオナチを使ったクーデターを実行、原油相場を急落させて経済的に圧力を加えようとしたのだが、クーデターでクリミアを制圧することに失敗、ロシアと中国を戦略的同盟国にしてしまった。原油相場の急落はアメリカと同盟関係にあるサウジアラビアを苦境に陥れ、アメリカのシェール・ガス/オイル業界にも大きなダメージを与えることになった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709070000/


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16. 仁王像[1751] kG2JpJGc 2017年9月20日 22:39:38 : gy046fSvJo : 3G2B8sJpwmg[2]
・別府正一郎「イスラム国には壮大な野望が〜ヨーロッパの一部も視野に歴史上存在したイスラム帝国最大の領土獲得を目指す」/N9
 http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/836.html
 投稿者 仁王像 日時 2015 年 1 月 23 日 22:26:31: jdZgmZ21Prm8E

17. 仁王像[1752] kG2JpJGc 2017年9月21日 06:26:33 : gy046fSvJo : 3G2B8sJpwmg[3]
・イスラム国は、宣伝文書やビデオのなかでしばしばサイクス・ピコ協定を破棄することを強調/保坂修司
 http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/464.html
 投稿者 仁王像 日時 2014 年 10 月 17 日 20:06:42: jdZgmZ21Prm8E

18. 中川隆[-6344] koaQ7Jey 2017年9月21日 08:55:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.21
嘘と暴力で世界を支配しようとしている実態が知られていることを承知で嘘と恫喝を続ける米国


ドナルド・トランプ米大統領は国連で朝鮮を壊滅させると恫喝、ハリウッドで成功したアフリカ系俳優のモーガン・フリーマンはアメリカがロシアと戦争状態にあると宣伝した。トランプによると、アメリカは7000億ドルの軍事予算を投入するらしい。それだけドルを発行するということだが、ドルが基軸通貨の地位から陥落すれば、全てがのしかかってくる。

トランプ政権で首席戦略官を務めていたステファン・バノンは朝鮮の核問題で「軍事的な解決はない。忘れろ」と発言、ソウルに住む1000万人が開戦から最初の30分で死なないことを示されない限り軍事作戦には賛成しないという姿勢を示した直後に解任された。

国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリンが局長を務めていた2012年にDIA(国防情報局)は2012年8月、シリアで政府軍と戦っているのはサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQI(DIAはアル・ヌスラと実態は同じだとしている)だと指摘していた。つまり、バラク・オバマ大統領が言うところの「穏健派」は存在しないということであり、オバマ政権の政策が継続されると東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告していた。退役後、この問題をアル・ジャジーラの番組で問われたフリン中将は、ダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権が決めた政策によると語っている。

本ブログでは何度も指摘してきたが、この警告は2014年1月、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)がファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言して現実になった。その年の6月にモスルを制圧したが、その際にトヨタ製の真新しい小型トラック「ハイラックス」を連ねた「パレード」を行い、その様子を撮影した写真が配信されたことも有名になった。言うまでもなくパレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずだが、静観していた。

トランプはフリンから「テロリスト」の正体を詳しく聞き、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする勢力がリビアやシリアを制圧するために送り込んだ傭兵集団だということを理解しているはずである。

もしフリンか聞かなかったとしても、2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に掲載されたシーモア・ハーシュの記事を読めば、今、中東で起きていることの本質は推測できるだろう。アメリカがイランとシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を開始、イスラエルとサウジアラビアが工作に参加しているとハーシュは指摘している。

この工作の中心的なグループにはリチャード・チェイニー副大統領(当時。以下同じ)、ネオコンのエリオット・エイブラムズ国家安全保障問題担当次席補佐官、ザルメイ・ハリルザド、そしてサウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン国家安全保障問題担当顧問(元アメリカ駐在大使、後に総合情報庁長官)だとしている。

そのうえ、「サウジは相当な金融資産があり、ムスリム同胞団やサラフ主義者と深い関係があ」り、「サウジは最悪のイスラム過激派を動員することができた。一旦、その箱を開けて彼らを外へ出したなら、2度と戻すことはできない。」とするバリ・ナスルの発言を引用している。この人物はジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院のディーンで、外交問題評議会の終身メンバーでもある。つまり、この工作を懸念する人がアメリカ支配層の内部にもいたということだ。

2016年の大統領選挙が始まる前、支配層による投票数の操作疑惑が膨らみ、イスラエル・ロビーによる選挙介入が問題になっていた。買収や恫喝が行われていると疑っている人は少なくない。その仕組みが昨年、ネオコンが計画したようには機能しなかった。そこで選挙結果を思惑通りに軌道修正しようと形振りを構わずに行動している。その道具が有力メディアやハリウッドだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709210000/

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19. 中川隆[-6297] koaQ7Jey 2017年9月24日 07:34:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.24
傭兵を使ったシリア侵略に失敗した米国、イスラエル、サウジはクルドで新たな戦争を目論む


イラクのクルド勢力は9月25日に独立の是非を問う住民投票を強行するようだ。アメリカを後ろ盾とするクーデターによって憲法を無視して成立したウクライナのキエフ政権とは違い、イラクの現政権は合法的に成立している。イラクの住民投票は新たな戦争を始める切っ掛けになるかもしれない。その戦争でアメリカ軍とロシア軍が衝突する可能性を否定できない。

そのイラクで住民投票を強行する背景にはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟が存在することは言うまでもないだろう。イラクのクルド勢力は冷戦時代からイスラエルの影響下にあり、住民投票の後にイスラエルは20万人ほどを移住させ、サウジアラビアは軍事基地を建設する意向をそれぞれ示している。

イスラエルの手先として動いてきたのはイラクのクルドだが、ここにきてシリアのクルドもアメリカの影響下に入り、シリア政府軍との本格的な戦争の準備中。武器/兵器をクルド勢力へ供給されている。すでにバラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

イスラエルはこれまでもシリアを何度か空爆しているが、ここにきてダマスカスの空港を攻撃、その際にシリア軍の反撃で戦闘機が撃墜されたとも伝えられている。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は頻繁にロシアを訪問してきたが、8月23日にはロシアのソチでウラジミル・プーチン露大統領に対し、シリアでイランの影響力が拡大していくならバシャール・アル・アサド大統領の官邸を爆破、大統領本人を殺害すると恫喝したが、ロシア側は相手にしなかったとされている。「脅して屈服させる」というイスラエルやアメリカの手口が通用していない。

アメリカなど三国同盟は2011年春からサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とするアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に攻撃させてきたが、2015年9月30日にシリア政府の要請で軍事介入したロシア軍によって叩きのめされてしまった。そこで三国同盟は侵略軍をクルド勢力へ切り替えたのだが、それに反発したトルコがアメリカと対立、NATO分裂の様相を呈している。

クルド系のSDF(シリア民主軍)はシリア政府軍のユーフラテス川渡河を妨害するためにダムから放水、ハマの北東部ではアメリカを後ろ盾とする武装勢力がシリア政府軍を攻撃して包囲、ロシアの空軍と特殊部隊が反撃するという出来事があった。この反撃でアメリカ側の戦闘員850名が死亡、多くの戦闘車両が破壊されたという情報は本ブログでも伝えた。

アメリカ軍とロシア軍が直接交戦する可能性が高まったわけで、両軍の幹部が中東で差しの話し合いをしたと伝えられている。ロシア外務省は両国の連携を訴えているが、手先のアル・カイダ系武装集団やダーイッシュが崩壊したイスラエルは戦乱を激化させようと必死のようだ。

1991年にアメリカの国防次官だったネオコンのポール・ウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると語ったとウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は2007年に語っている。(3月、10月)その年の12月にソ連が消滅、ウォルフォウィッツは1992年2月に国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成、「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。

そのドクトリンはロシアが21世紀に入って再独立したことで破綻したのだが、ネオコンは強引に計画を進めている。そしてアフガニスタン、イラク、リビア、シリアを破壊したが、支配には成功していない。シリアでは手駒の傭兵が倒されてしまった。ネオコンやイスラエルは「追い詰められたネズミ」のような状態だ。

アメリカと朝鮮との茶番劇よりシリア情勢に注目する必要がある。安倍晋三政権もアメリカから何らかの情報を伝えられているか、あるいは命令を受けているかもしれない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709230000/

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20. 中川隆[-6296] koaQ7Jey 2017年9月24日 07:35:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.24
傭兵を使ったシリア侵略に失敗した米国、イスラエル、サウジはクルドで新たな戦争を目論む
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709230000/

イラクのクルド勢力は9月25日に独立の是非を問う住民投票を強行するようだ。アメリカを後ろ盾とするクーデターによって憲法を無視して成立したウクライナのキエフ政権とは違い、イラクの現政権は合法的に成立している。イラクの住民投票は新たな戦争を始める切っ掛けになるかもしれない。その戦争でアメリカ軍とロシア軍が衝突する可能性を否定できない。

そのイラクで住民投票を強行する背景にはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟が存在することは言うまでもないだろう。イラクのクルド勢力は冷戦時代からイスラエルの影響下にあり、住民投票の後にイスラエルは20万人ほどを移住させ、サウジアラビアは軍事基地を建設する意向をそれぞれ示している。

イスラエルの手先として動いてきたのはイラクのクルドだが、ここにきてシリアのクルドもアメリカの影響下に入り、シリア政府軍との本格的な戦争の準備中。武器/兵器をクルド勢力へ供給されている。すでにバラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

イスラエルはこれまでもシリアを何度か空爆しているが、ここにきてダマスカスの空港を攻撃、その際にシリア軍の反撃で戦闘機が撃墜されたとも伝えられている。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は頻繁にロシアを訪問してきたが、8月23日にはロシアのソチでウラジミル・プーチン露大統領に対し、シリアでイランの影響力が拡大していくならバシャール・アル・アサド大統領の官邸を爆破、大統領本人を殺害すると恫喝したが、ロシア側は相手にしなかったとされている。「脅して屈服させる」というイスラエルやアメリカの手口が通用していない。

アメリカなど三国同盟は2011年春からサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とするアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に攻撃させてきたが、2015年9月30日にシリア政府の要請で軍事介入したロシア軍によって叩きのめされてしまった。そこで三国同盟は侵略軍をクルド勢力へ切り替えたのだが、それに反発したトルコがアメリカと対立、NATO分裂の様相を呈している。

クルド系のSDF(シリア民主軍)はシリア政府軍のユーフラテス川渡河を妨害するためにダムから放水、ハマの北東部ではアメリカを後ろ盾とする武装勢力がシリア政府軍を攻撃して包囲、ロシアの空軍と特殊部隊が反撃するという出来事があった。この反撃でアメリカ側の戦闘員850名が死亡、多くの戦闘車両が破壊されたという情報は本ブログでも伝えた。

アメリカ軍とロシア軍が直接交戦する可能性が高まったわけで、両軍の幹部が中東で差しの話し合いをしたと伝えられている。ロシア外務省は両国の連携を訴えているが、手先のアル・カイダ系武装集団やダーイッシュが崩壊したイスラエルは戦乱を激化させようと必死のようだ。

1991年にアメリカの国防次官だったネオコンのポール・ウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると語ったとウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は2007年に語っている。(3月、10月)その年の12月にソ連が消滅、ウォルフォウィッツは1992年2月に国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成、「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。

そのドクトリンはロシアが21世紀に入って再独立したことで破綻したのだが、ネオコンは強引に計画を進めている。そしてアフガニスタン、イラク、リビア、シリアを破壊したが、支配には成功していない。シリアでは手駒の傭兵が倒されてしまった。ネオコンやイスラエルは「追い詰められたネズミ」のような状態だ。

アメリカと朝鮮との茶番劇よりシリア情勢に注目する必要がある。安倍晋三政権もアメリカから何らかの情報を伝えられているか、あるいは命令を受けているかもしれない。

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21. 中川隆[-6332] koaQ7Jey 2017年9月25日 09:01:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.25
露国防省は米特殊部隊とダーイッシュとの関係を示す衛星写真を公表したが、米はクルドに切り替え


ロシア国防省がアメリカ軍の特殊部隊とダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)との関係を示す衛星写真を公表した。同省によると写真は9月8日から12日にかけてデリゾールの北にあるダーイッシュの陣地を撮影したもので、そこにはアメリカ軍の特殊部隊が使う装甲車や装備が写っていると説明されている。アメリカ軍とダーイッシュとの関係は知られている話。それ自体は驚きでないが、ロシア軍が今の時点で公表したことは興味深い。

本ブログでも指摘しているようにダーイッシュの敗北は決定的だが、この戦闘集団はあくまでもアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力が編成した傭兵にすぎない。そこで、この3国同盟は新たなプロジェクトをスタートさせた。クルドを使った新たな侵略戦争だ。

イラクのクルドは遅くとも1960年代からイスラエルの指揮下にあり、その関係は今でも続いている。さらに、今年6月頃からはシリアのクルドがアメリカの影響下に入ったと伝えられてきたが、その情報は正しかったようだ。

現在、クルドはアメリカを後ろ盾にしてユーフラテス川より北の部分を支配、シリア政府軍の渡河を妨害している。クルド系のSDF(シリア民主軍)はシリア政府軍のユーフラテス川渡河を妨害するためにダムから放水、ハマの北東部ではアメリカを後ろ盾とする武装勢力がシリア政府軍を攻撃して包囲、ロシアの空軍と特殊部隊が反撃してアメリカ側の戦闘員850名が死亡、多くの戦闘車両が破壊されたという出来事があったことも本ブログでは伝えた。

リビアやシリアに対する侵略を始めたのはバラク・オバマ政権。2011年春のことだが、その翌年にはアメリカ軍の情報機関​DIA(国防情報局)が反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団だと指摘する報告書​をホワイトハウスへ提出している。オバマ政権が主張していた「穏健派」は事実上、存在しないということだ。その中で、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されていた。それがダーイッシュという形で現実になったのは2014年前半のことである。

こうした事態が影響したのか、報告書が作成された当時のDIA局長がマイケル・フリン中将はダーイッシュが売り出された直後の2014年8月に退役させられてしまう。そのフリンは翌年の8月にアル・ジャジーラの番組へ出演、​ダーイッシュが勢力を拡大できたのはオバマ政権の政策によると発言​したが、これは事実である。

2015年9月30日にシリア政府の要請で軍事介入したロシア軍はダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力を本気で攻撃、こうした傭兵部隊は劣勢になった。あくまでもシリア政府軍を叩き、バシャール・アル・アサド政権を倒すことを目的にしていたアメリカ軍とは戦争の目的が根本的に違ったのだ。手駒の傭兵が劣勢になるのを見て、オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣する。トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

サラフィー主義者が支配していた地域を現在、クルドが制圧しようとしているが、そのクルドにはアメリカのほかイスラエルとサウジアラビアが存在していることも公然の秘密。クルドの「独立国」が誕生したなら、そこは3国同盟の「満州国」になるだろう。そのためにもデリゾールでの戦闘は重要だった。

その戦闘を優位にするため、アメリカを後ろ盾とする武装勢力がハマの北東部でシリア政府軍を攻撃して包囲、ロシアの空軍と特殊部隊の反撃で多くの死傷者を出したわけだが、この戦闘はロシア軍とアメリカ軍が直接、衝突する可能性が高まったことを示している。そこで、​両軍の幹部が中東で差しの話し合い​をしたのだろう。

これまでロシア軍はイスラエル軍との交戦を避けてきたが、そうした状態が今後も続く保障はない。中東では圧倒的な軍事力を持つイスラエルだが、ロシアが相手ではひとたまりもないだろう。そこで​イスラエルにアメリカは恒久的な軍事基地を建設​、ロシアはシリアに基地を作るようだ。ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派は1992年にたてた世界制覇計画を強引に進めようとしている。日本にもアメリカ軍の恒久的な軍事基地がいくつもあるが、これは中国やロシアを締め上げるための出撃基地。明治時代から日本はダーイッシュと同じように、アングロ-シオニストの傭兵として扱われてきた。例外はアメリカでウォール街と対立していたニューディール派がホワイトハウスの主導権を握っていた期間だけだ。
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22. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月26日 17:47:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.26
シリアの最前線にいた露軍中将がダーイッシュの砲撃で死亡したが、米軍が露軍を狙い始めた可能性


シリアで活動しているロシア軍事顧問団の幹部、バレリー・アサポフ中将がダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の砲撃により、デリゾールで死亡したと9月25日に発表された。そばにいたふたりの大佐も死亡したという。ロシアのセルゲイ・リャブコフ副外務大臣はアメリカの二面政策に責任があると語ったようだ。

ダーイッシュは2014年の初頭から売り出された戦闘集団だが、AQIやアル・ヌスラといったアル・カイダ系武装集団と同じで、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする勢力の傭兵部隊。

1997年から2001年までイギリスの外相を務めたロビン・クックは​アル・カイダについて、CIAがアフガニスタンでロシア軍を潰すために雇い、訓練した数千名に及ぶムジャヒディン(聖戦士)のコンピュータ・ファイルだと説明​している。

また、マイケル・フリン中将が局長だった時代のDIA(国防情報局)は​2012年に反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団だと指摘​、バラク・オバマ政権のシリア侵略政策を変更しないと東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があると警告、それがダーイッシュという形で現実になったわけだ。

ダーイッシュが売り出された直後にフリンはDIA局長を解任されるが、2015年8月に彼はアル・ジャジーラの番組へ出演、​ダーイッシュが勢力を拡大できたのはオバマ政権の政策による​と発言している。そのダーイッシュの陣地にアメリカ軍の特殊部隊が使う装甲車や装備が写っている衛星写真を公表、戦闘態勢にあるダーイッシュ部隊の中をその特殊部隊がクルド系のSDF(シリア民主軍)を平和裏に通過させていたという。

クルドはダーイッシュに支配されていた油田を押さえると同時に、シリア政府軍がユーフラテス川を渡ることを阻止しようとしている。そこでダムから放水して水位を上昇させている。

このクルドは一枚岩でなく、イラクやイランを拠点にする集団とシリアやトルコを拠点にする集団では全く違う。1960年代からイスラエルの指揮下に入っているイラクのクルドはソラニをいう言語を使い、文字はアラビア文字。シリアのクルドはクルマンジと呼ばれる言語でラテン文字。こうした違いはあるが、最近はイラク系もシリア系も石油をイスラエルへ売却して儲けるという共通項があり、シリア系もアメリカなどの影響下に入っている。

ハマの北東部ではアメリカを後ろ盾とする武装勢力がシリア政府軍を攻撃して包囲、ロシアの空軍と特殊部隊が反撃してアメリカ側の戦闘員850名が死亡、多くの戦闘車両が破壊されたという出来事があったことも本ブログでは伝えた。包囲された部隊にはロシア軍の兵士もいたようで、アサポフ中将の件にしろ、ハマ北東部での戦闘にしろ、アメリカ軍はロシア軍を狙い始めているように見える。
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23. 中川隆[-6404] koaQ7Jey 2017年9月28日 09:15:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.28
米軍が露軍を軍事的に圧倒していると信じて立てた古い世界制覇プランに固執するネオコンの狂気


アメリカが掲げる「テロとの戦争」は「テロリストを使った侵略戦争」を意味している。最初から「知る人ぞ知る」話だったが、リビアでムアンマル・アル・カダフィ体制を倒した際にアメリカ/NATOとアル・カイダ系武装集団との連携が明確になり、2014年には「ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)」というタグをつけた集団を売り出したが、これもアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力の傭兵に過ぎないことが明らかにされてきた。最近では、アメリカの特殊部隊に守られる形でクルド系武装集団がダーイッシュの支配地を通過している衛星写真をロシア国防省が公表している。この段階になってもアメリカがダーイッシュやアル・カイダ系武装集団のタグをつけた集団と戦っていると主張する神経は相当図太い。

クルド系の部隊がダーイッシュの支配地を抜けて向かった先にはデリゾールがあり、ユーフラテス川をシリア政府軍が渡るのを阻止しようとしている。デリゾールの東南、ユーフラテス川沿いには油田が広がり、そこをクルドも政府も押さえようとしている。

そのデリゾールでロシア軍事顧問団の幹部、バレリー・アサポフ中将が戦死した。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュはこれまでできなかったような作戦を成功させたのだが、その背後にはアメリカの特殊部隊が存在、情報が伝えられていたと推測する人は少なくない。これまでロシア軍はアメリカ軍との直接的な衝突を避けるため情報を伝えてきたが、それが漏れている可能性は小さくない。

その直前、ハマの北東部ではアメリカを後ろ盾とする武装勢力がシリア政府軍とロシアの憲兵隊を攻撃して包囲するということがあった。これはロシアの空軍と特殊部隊が救援に向かい、アメリカ側の戦闘員850名が死亡、多くの戦闘車両が破壊されている。当初の作戦が成功したならば、ロシア軍の兵士を処刑しながら交渉するつもりだったとも言われている。この作戦もアメリカの特殊部隊が立てた疑いがある。

現在、アメリカ中央軍を指揮しているジョセフ・ボーテルは特殊部隊の出身で、イランを軍事的な手段で不安定化させるべきだと主張している。2016年7月にトルコでクーデター未遂があったが、その際、ボーテルはジョン・キャンベルISAF司令官と共に黒幕だと指摘されていた。

アメリカの好戦派にはさまざまな勢力が含まれているが、中長期の戦略を立てているのはシオニストのネオコン。1991年12月にソ連が消滅するとアメリカが唯一の超大国になったと考えて世界制覇プランを国防総省のDPG草案という形で作成した。いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンだ。

1990年代のロシアは西側の傀儡であるボリス・エリツィンが大統領を務め、腐敗したクレムリンの住人と手を組んだ一部の人間が国の資産を略奪、庶民は貧困化し、ロシアは疲弊した。21世紀に入り、そうした状況を変えたのがウラジミル・プーチンを中心とするグループで、国力を急速に回復させていく。

その動きにアメリカ支配層はついていけなかったようで、​フォーリン・アフェアーズ誌(CFR/外交問題評議会が発行)の2006年に3/4月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文​には、アメリカ軍の先制第1撃によってロシアと中国の長距離核兵器を破壊できるようになる日は近いと主張している。

その論文が出た翌年にアメリカ軍はアフリカ大陸を担当する統合軍AFRICOMを創設、核弾頭W80-1を搭載した6基の巡航ミサイルAGM-129が「ミス」でB-52H爆撃機へ積み込まれ、ノース・ダコタ州のミノ空軍基地からルイジアナ州のバークスデール空軍基地へ運ばれるという事件も引き起こされている。軍の実態を知っている人は、これをミスだと考えない人もいる。

2008年7月10日にはアメリカのコンドリーサ・ライス国務長官がジョージア(グルジア)を訪問、8月7日にミヘイル・サーカシビリ大統領は分離独立派に対して対話を訴え、その8時間後の深夜に南オセチアを奇襲攻撃した。2001年以降、イスラエルの軍事会社がジョージア(グルジア)へ無人飛行機、暗視装置、対航空機装置、砲弾、ロケット、電子システムなどを含む武器/兵器を提供、軍事訓練も行っている。この間、イスラエルは南オセチアへの軍事侵攻を準備していたとも言えるだろう。

イスラエルがサーカシビリ政権へ食い込んでいたことは当時の閣僚を見てもわかる。流暢にヘブライ語を話せる閣僚がふたりいたのだ。ひとりは奇襲攻撃の責任者とも言える国防大臣のダビト・ケゼラシビリであり、もうひとりは南オセチア問題で交渉を担当していた再統一担当大臣のテムル・ヤコバシビリだ。

ウォルフォウィッツ・ドクトリンを見ても推測できるように、ネオコンはキール・リーバーやダリル・プレスのように考えていた可能性が高い。ジョージア侵攻作戦はイスラエルの作戦であり、ロシア軍に完敗したショックは大きかっただろう。強い相手にはゲリラ戦。ゲリラ部隊としてアル・カイダ系武装集団が活発に動き始めるのはこの後だ。

こうした戦術の変更はあっても、ネオコンは世界制覇を諦めず、ロシアや中国を核戦争で脅している。狂気を演じているつもりだろうが、演技ではなくなっている。

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最終更新日 2017.09.28 03:57:36






2017.09.27

イスラエルにコントロールされているイラクのクルドが「独立」すれば「第2のイスラエル」になる


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イラクのクルド組織が「独立」を問う住民投票を実施、圧倒的な多数が賛成したようだ。アメリカに侵略されて破壊されたイラクの現状、投票の仕組みを考えれば当然の結果だろう。

圧倒的な多数が独立に賛成したという点はクリミアに似ているが、両者は決定的に違う。クリミアはキエフでネオ・ナチが成功させたクーデターに反対しての行動だったが、クルドの場合はアメリカやイスラエルの中東支配のために行動しているからだ。前者は侵略に反対してのことであり、後者は侵略の一環だ。クルドの独立国家ができたなら「第2のイスラエル」になる。

前にも書いたが、イラクのクルドは遅くとも1960年代からイスラエルの支配下にある。当時の指導者、ムラー・バルザニはイスラエルの情報機関、モサドのオフィサーになったとも言われている人物だが、その息子、マスード・バルザニは現在の指導者。イスラエルはクルドを支援する目的でクルドが盗掘した石油を買っている。

西側の政府や有力メディアはイスラエルの利益になる組織や人物は実態に関係なく、好意的に扱う。そのため、クルドも英雄的なおとぎ話の主人公として語られてきた。

21世紀だけでもイラクやシリアをはじめとする中東、リビアがある北アフリカ、ロシアに接したウクライナなどを侵略、破壊と殺戮を繰り広げてきたアメリカはイスラエルの強い影響下にある。議員の圧倒的多数はイスラエルの忠実な僕だ。

アメリカがイスラエルに逆らわなくなるのは1967年からだと言えるだろう。1963年11月22日に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領は生前、イスラエルの核兵器開発には厳しい姿勢で臨んでいる。同国のダビッド・ベングリオン首相と後任のレビ・エシュコル首相に対し、半年ごとの査察を要求する手紙をケネディ大統領は送りつけているのだ。核兵器開発疑惑が解消されない場合、アメリカ政府のイスラエル支援は危機的な状況になると警告していた。(John J. Mearsheimer & Stephen M. Walt, “The Israel Lobby”, Farrar, Straus And Giroux, 2007)

それだけでなく、ケネディ大統領は「イスラエル建国」のために故郷を追われて難民化したパレスチナ人の苦境に同情、住んでいた家へ戻り、隣人と平和的に暮らす意思のある難民の帰還を認めた国連決議194号の履行を支持していた。(Seymour M. Hersh, “The Samson Option,” Random House, 1991)

ケネディ暗殺を受け、副大統領から昇格したリンドン・ジョンソンは上院議員の時代から親イスラエルで知られ、そのスポンサーはイスラエルの建国や核兵器開発のスポンサーだった富豪のエイブ・フェインバーグ。ハリー・トルーマンのスポンサーでもあった。フェインバーグと並ぶイスラエルの後ろ盾と言える人物はフランスを拠点にしていたエドモンド・アドルフ・ド・ロスチャイルド。そのシオニズム信仰は祖父譲りのようだ。

親イスラエルのジョンソンが大統領だった1967年6月8日、アメリカ海軍の情報収集船、リバティがイスラエル軍に攻撃されている。乗組員のうち34名が死亡、171名が負傷しているが、イスラエル軍の執拗な攻撃は船を沈没させ、乗組員を皆殺しにすることが目的だった可能性がきわめて高い。

アメリカとイスラエルはこれを「誤爆」で処理したが、アメリカの艦船だと報告、命令に背いて攻撃しなかったイスラエル軍のパイロットは処罰されている。状況から考えてもアメリカの情報収集戦だということをわかった上での攻撃だった。

この攻撃で沈没を免れたリバティは壊された通信機器を修理、第6艦隊へ救援を要請、すぐに空母サラトガから複数の戦闘機が向かおうとしたのだが、艦隊司令官やホワイトハウスは引き返すように命令している。救援に向かうのはその約1時間後だった。

この時の遣り取りは近くにいたアメリカ海軍の潜水艦や上空を飛んでいた電子偵察機が記録していたが、命令でデータは破棄され、リバティの乗組員には沈黙が命じられた。そうした隠蔽工作の責任者だった人物はジョン・マケイン・ジュニア(ジョン・マケイン上院議員の父親)だ。

実は、攻撃の2カ月前、ジョンソン政権で秘密工作を統括していた303委員会がフロントレット 615という計画を始めている。イスラエル政府の一部と手を組み、アメリカ軍がエジプトとの戦争に介入する口実を作ることが目的だった。その一部、サイアナイド(シアン化合物)作戦でリバティを沈没させようとしたと言われている。

しかし、リバティを沈没させられず、生存者がいたことから作戦は破綻してしまった。もし、計画通り沈没させていたなら、ソ連とアメリカとの核戦争が始まっていただろう。イスラエルはアメリカ支配層の弱みを握ったとも言える。
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24. 中川隆[-6409] koaQ7Jey 2017年9月28日 13:12:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.28
中東では「朝鮮半島の危機」と比較にならないほど危険な状態で、米特殊部隊はロシア軍と戦争へ


朝鮮半島の危機とはアメリカの中国に対する軍事的な恫喝を意味しているが、今、最も危険な状態にあるのは中東。戦争ビジネスのカネ儲けに気をとられている場合ではない。アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力はアル・カイダ系武装集団を使ってアフリカを欧米から自立させようとしたリビアを破壊することに成功したが、シリアではロシア軍の介入で失敗、手駒のアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は敗走した。イスラエル政府はパニック状態で、同国のアーイェレット・ジャーケド司法大臣は「​もしアサドが生き延びたいならイランをシリアへ入れてはならない​」と口にしている。イランやロシアがいてはバシャール・アル・アサドを排除できないという苛立ちから出た発言だろう。

イスラエルやその同盟者が新たに使っている手駒は言うまでもなくクルド。すでにシリアではアメリカ、ダーイッシュ/アル・カイダ系武装集団、クルドのトライアングルができあがっている。元々イラクのクルドはイスラエルの指揮下にあるが、シリアのクルドも侵略勢力に付いたようだ。中東に住んでいる人々ではなく、中東を植民地として食い物にしてきた欧米列強と手を組んだということになるだろう。

ロシアの憲兵隊を含む部隊に対する攻撃やロシア軍事顧問団のバレリー・アサポフ中将を殺した作戦にアメリカの特殊部隊が関与している可能性は高く、この新体制はすでにロシアと戦争を始めていると言える。「朝鮮半島の危機」とは比較にならないほど危険な状態になっている。その状態を創り出しているのはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟だ。
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25. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月29日 08:59:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

現在、ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派はロシアや中国との対立を深め、シリアではアメリカの特殊部隊がロシア軍を直接攻撃しはじめた可能性が高い。

アメリカが傭兵として使ってきたアル・カイダ系武装勢力やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)をロシア軍が打ち破ってしまったことが直接攻撃の一因になっている。

デリゾールの近くではロシア軍のバレリー・アサポフ中将とふたりの大佐がダーイッシュの砲撃で死亡した。詳しい情報がアメリカ側からダーイッシュ側へ伝えられたと見られている。

2015年9月から統合参謀本部議長を務めている​ジョセフ・ダンフォード大将は中国脅威論を主張​しているが、これは1991年12月にソ連が消滅して以来、ネオコンが宣伝してきたこと。2001年1月から大統領を務めたジョージ・W・ブッシュも当初、中国脅威論を主張していた。

好戦派として知られているダンフォードの前任者はサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする武装集団、つまりアル・カイダ系グループやダーイッシュを危険だと考え、シリア政府とも協力していたマーティン・デンプシー大将。シリアで政府軍と戦っている中心はサラフィ主義者だと指摘、その危険性を警告していたマイケル・フリンDIA局長は2014年8月に追い出され、戦争には消極的だったチャック・ヘイゲル国防長官は15年2月に解任されている。

アメリカ政府が好戦的な方向へ舵を切った直後、2015年9月30日にロシア軍はシリア政府の要請を受けて軍事介入、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュを壊滅寸前まで追い込んでいる。そこでイスラエル政府はパニック状態で、アメリカのネオコンは軍事的な緊張を高めてロシアや中国を脅そうとしている。つまり、核戦争が勃発する可能性が高まった。アメリカの好戦派に支配されている日本の支配層が臨戦態勢に入るのは必然だ。
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26. 中川隆[-6397] koaQ7Jey 2017年9月30日 10:42:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.30
アメリカではネオコンや有力メディアを中心にしてロシアに対する偽情報攻撃を展開、経済戦争を仕掛け、外交官を追放、サンフランシスコにあるロシア領事館とワシントンDCやニューヨーク市にある関連施設を閉鎖させ、そのスタッフを追い出しています。

マイク・モレル元CIA副長官は昨年8月にテレビ番組でロシア人やイラン人を殺すと明言し、その後11月から今年2月までの間にロシアの幹部外交官6名が射殺されたり心臓発作などで急死した事実は本ブログでも指摘しました。

9月19日にはアル・ヌスラ(アル・カイダ系武装勢力)が停戦合意に違反し、戦闘縮小地帯をパトロールしていた29名のロシア軍憲兵隊を襲撃、それに対してロシア軍とシリア軍は航空機からの攻撃と特殊部隊によって反撃、襲撃側の戦闘員850名を死亡させ、多くの戦闘車両を破壊したと​ロシア国防省から発表​されました。ロシア側は攻撃の背後にアメリカの情報機関が存在していると明言しています。

アル・カイダとはCIAの訓練を受けた戦闘員の登録リストであり、アル・ヌスラもダーイッシュもアメリカの好戦派が手先として使ってきました。これは本ブログで繰り返し書いてきたことです。CIAとセットになっている特殊部隊も関与しているということでしょう。

22日にはイスラエルの航空機が自国領内からミサイルでダマスカスの空港を攻撃、24日にロシア国防省はダーイッシュの陣地にアメリカ軍の特殊部隊が使う装甲車や装備が写っている衛星写真を公表、その地域をクルド系のSDF(シリア民主軍)が安全に通過していることも明らかにしました。アメリカ軍、クルド、ダーイッシュが同盟関係に入っているとする情報と合致します。

その24日、ダーイッシュの砲撃でロシア軍事顧問団のバレリー・アサポフ中将とふたりの大佐が砲撃が殺されました。正確な情報がアメリカ側からダーイッシュへ流れていたと見られています。

ロシア政府はこれまでアメリカ軍とロシア軍との衝突を避けようとしてきました。そのためロシア軍は計画している軍事作戦の内容を通告してきたのですが、その情報はアル・ヌスラやダーイッシュへ筒抜けだということでしょう。ハリウッドで成功したアフリカ系俳優、モーガン・フリーマンはアメリカがロシアと戦争状態にあると宣伝していますが、それは事実です。ただ、攻撃を仕掛けているのはロシアでなくアメリカの好戦派ですが。
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27. 仁王像[1773] kG2JpJGc 2017年9月30日 15:31:52 : G0prvAB8dE : Qe3aPTuLq9o[1]
・イスラム国を好ましいと考える人がパキスタンで1600万人、トルコで600万人〜これは異常なこととして済ませるのか/内藤正典
 http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/138.html
 投稿者 仁王像 日時 2016 年 3 月 27 日 08:40:08: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc

28. 中川隆[-6402] koaQ7Jey 2017年10月01日 07:58:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.01
デリゾールをめぐって激しい戦闘が繰り広げられているが、その大きな目的は油田地帯の支配
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710010000/

シリア政府の要請に基づき、ロシア空軍がアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に対する攻撃を始めたのは2015年9月30日だった。そうした戦闘集団は2年間を経た今、壊滅寸前になっている。

アメリカが勝手にシリアで空爆を始めたのは2014年9月23日だが、その様子を取材したCNNのアーワ・デイモンは翌朝の放送で、最初の攻撃で破壊されたビルはその15から20日前から蛻の殻だったと伝えている。事前に攻撃情報が伝えられていた可能性が高い。つまり八百長。アメリカが空爆を始める口実に使ったのがダーイッシュだった。

ダーイッシュが売り出されたのは2014年。ジョン・ブレナンCIA長官がワシントンDCで「スンニ系アラブ諸国」の情報機関員と秘密裏に会談した1月にダーイッシュはファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にはモスルを制圧した。その際、トヨタ製小型トラック「ハイラックス」を連ねてパレード、その様子は写真に撮られて世界へ伝えられた。

ダーイッシュのメンバーはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団が中心だが、​バラク・オバマ政権が支援している相手はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団だと2012年8月にDIA(国防情報局)に指摘​していた。そのときの局長がマイケル・フリン中将。その情報は報告書の形でホワイトハウスへ提出されているが、その中で、オバマ政権のシリア侵略政策を変更しないと東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があると警告している。その警告は2014年に現実となった。

こうした事実は本ブログで繰り返し書いてきたが、そのダーイッシュをロシア軍は壊滅させようとしている。アメリカ軍は反シリア政府軍の幹部をヘリコプターなどで救出、どこかへ運び去っていると何度も報道されてきた。

そして9月19日、アル・ヌスラ(アル・カイダ系武装勢力)が戦闘漸減地帯をパトロールしていた29名のロシア軍憲兵隊を攻撃した。人質にし、脅しなどに使うつもりだったと見られているが、ロシア軍とシリア軍は航空機や特殊部隊にる攻撃で襲撃側の戦闘員850名を死亡させ、多くの戦闘車両を破壊したという。これは​ロシア国防省の発表​だが、ロシア側は攻撃の背後にアメリカの情報機関が存在していると明言している。

24日にロシア国防省はダーイッシュの陣地にアメリカ軍の特殊部隊が使う装甲車や装備が写っている衛星写真を公表、その地域をクルド系のSDF(シリア民主軍)が安全に通過していることも明らかにした。

そうした中、ダーイッシュのメンバーだという人物がアメリカ、クルド、ダーイッシュの連携について語っている。リーダーからクルドの部隊を天然ガスの施設へ入れるように命令されたというのだ。勿論、攻撃は禁止された。その人物はアメリカはクルドとダーイッシュとの統合を目論んでいることを知っているとも語っている。勿論、この人物の証言が嘘だということもありえるが、ほかの情報と矛盾しない。ダーイッシュの砲撃でロシア軍事顧問団のバレリー・アサポフ中将とふたりの大佐が砲撃が死亡したのはその24日だ。

イスラエルの指揮下にあるイラクのクルドと違い、シリアのクルドは独自の戦略があるとする人もいる。その推測が正しいなら、アメリカはダーイッシュを再編するしかないだろう。データベースである「アル・カイダ」から指揮官クラスのメンバーを選び、新たに戦闘員を集めるということだ。

アメリカにしろ、クルドにしろ、ロシアにしろ、シリアにしろ、デリゾールの制圧を重視しているのは、その南東方向、ユーフラテス川沿いに広がる油断地帯を押さえたいからだと見られている。


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29. 中川隆[-6357] koaQ7Jey 2017年10月03日 10:38:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アメリカはイスラエルやサウジアラビアを中心とする国々と手を組み、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使ってシリアを侵略、体制を転覆させようとしたが、これはロシアに阻止された。そこでクルドを前面に出してきたのが現在の状況だ。

2017.10.03
支配システムを維持するために中国やロシアを屈服させようとしているネオコンに服従する日本
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710030000/

明治以降、日本の「エリート」はイギリスやアメリカの支配層に従属することで国内における地位を維持し、富を蓄積してきた。一種のオリガルヒだ。現在、アメリカで最も力を持っている勢力は1970年代の半ばに台頭したネオコンで、金融資本や戦争ビジネス、国外ではイスラエルと深く結びついている。

イギリス、アメリカ、イスラエルには有名な情報機関があり、その内部には破壊工作(テロ)部門が存在している。中でもイギリスのMI6(SIS)、CIA、モサドが有名。イギリスやアメリカの場合、こうした情報機関を創設し、動かしてきたのは金融資本だ。例えば、CIAの前身であるOSSの長官を務めたウィリアム・ドノバン、OSS幹部で大戦後はCIAのドンになったアレン・ダレス、ダレスの側近で破壊工作部門を指揮したフランク・ウィズナーなど幹部にはウォール街の弁護士が少なくない。後にMI6へ吸収されるイギリスの破壊工作機関SOEの中心的な存在だったチャールズ・ハンブロは銀行家の一族。CIA長官になったジョージ・H・W・ブッシュ(エール大学在学中にCIAからリクルートされた可能性が高い)の父親や祖父はウォール街の大物、ダレスの側近でCIA長官になったリチャード・ヘルムズの祖父、ゲーツ・マクガラーは国際決済銀行の頭取を務めていた。

1932年のアメリカ大統領選挙でニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが当選すると、JPモルガンをはじめとするウォール街の金融機関がファシズム体制の樹立を目指すクーデターを計画したとスメドリー・バトラー少将らが議会で証言している。その当時の日本はJPモルガンの強い影響下にあり、その巨大金融機関と最も近い関係にあったと言われている人物が井上準之助だ。

米英の金融機関を中心とする支配システムは戦後も続くが、1970年頃には立ち行かなくなる。そして1971年8月、リチャード・ニクソン大統領は金とドルとの交換を停止すると発表した。この後、アメリカはドルを基軸通貨として維持するためにサウジアラビアなど産油国に話をつけ、石油取引の決済をドルに限らせた。産油国に蓄積したドルを回収するためにアメリカの財務省証券や高額兵器を買わせ、アメリカは産油国の支配層に対し、国の防衛し、支配者の地位や収入を保証した。これがペトロダラーの仕組み。

さらに、金融に関する規制を大幅に緩和させて投機市場を育成、ドルを吸収させるシステムも整備した。これにより、現実世界のハイパーインフレを投機市場のバブルへ転換させることに成功、そのバブルを支配層の富に見せかけている。

詐欺にような仕組みでアメリカの支配システムは維持されているのだが、ドルが基軸通貨でなくなるとその幻影が消えてしまう。金銀財宝だと思っていたものが単なる枯れ葉に過ぎないということが知られたなら、アメリカの支配システムは崩壊する。ドルからの決別しようとしたイラクのサダム・フセイン体制やリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制が倒され、フセインやカダフィが殺されたのを偶然だと考えてはならない。そして今、イラクやリビアより厄介な国がドル離れを進めている。その国とは中国やロシアで、両国に追随する動きも見られる。

朝鮮半島の軍事的な緊張はアメリカの中国を締め上げるために好都合。アメリカはイスラエルやサウジアラビアを中心とする国々と手を組み、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使ってシリアを侵略、体制を転覆させようとしたが、これはロシアに阻止された。そこでクルドを前面に出してきたのが現在の状況だ。

ネオコンは自分たちの支配システムを維持するため、ロシアや中国を屈服させようと必死になっている。昨年の大統領選挙でドナルド・トランプはそうした政策に反対していたが、大統領就任から間もない段階でネオコンに屈してしまった。そのネオコンに従属しているのが日本。つまり、日本は中国やロシアとの戦争に協力させられている。シリアではアメリカがロシア軍を直接、攻撃し始めた。安倍晋三政権の衆議院解散はこうしたことが背景にある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710030000/


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30. 中川隆[-6371] koaQ7Jey 2017年10月04日 05:24:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.04
イラク北部ではクルドの独立ををめぐる住民投票がそれぞれ実施され、シリアではアメリカの情報機関がロシア軍を直接攻撃しはじめた。イラクのクルドがイスラエルの指揮下にあることは本ブログで何度か指摘した通りで、これはイスラエルの戦略に基づいている。

イスラエルはシリアのバシャール・アル・アサド体制を倒し、傀儡政権を樹立、さらにイランを制圧、そこからロシアへ攻め込もうという戦略がある。ジョージア(グルジア)の南オセチアへの奇襲攻撃やウクライナのクーデターにイスラエルが深く関与している理由もそこにあるだろう。これはネオコンの世界制覇プラン(ウォルフォウィッツ・ドクトリン)とリンクしている。

アサド体制を倒すため、イスラエル、アメリカ、サウジアラビアを中心とする勢力はサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする傭兵集団を使った。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だ。

こうした武装集団をアメリカ軍が殲滅しようとしていなことはDIA(国防情報局)の報告書やアメリカ軍の将軍たち、あるいは前副大統領も口にしている。アメリカ政府が宣伝している「テロとの戦争」は戯言だ。

こうした世界情勢の中、世界各国で不可解な「テロ」が引き起こされてきた。最近の例では、2016年7月14日はフランスの革命記念日(バスチーユの日)にニースで花火を見物していた人々の中へトラックが突入して84名が死亡、22日にはドイツのミュンヘンにあるショッピング・モールで銃撃があり、10名が殺されたとされている。

この攻撃でも不可解な点が指摘された。例えば、ニースの現場が血の海になっていないのはなぜか、トラックに血がこびりついていないのはなぜか、190名近い人に衝突しているにもかかわらず、トラックが大きく損傷していないのはなぜか、警官隊が容疑者を生きたまま逮捕しようとしなかったのはなぜか等々。

また、フランスのSDAT(対テロ警察)は地元当局に対し、監視カメラを含む映像から事件が写っている部分を消去するように要求、当局がそれを拒否したというのだ。映像が外部へ流れることを恐れたというが、対テロ警察が証拠を隠滅するように求めるとは尋常でない。

ドイツの事件も詳細は不明だが、目撃者としてメディアの登場した人物を見て驚いた人がいる。ニースの事件を目撃したとしてメディアに語っていたジャーナリストの​リヒャルト・グートヤー​がドイツの事件も目撃していたというのだ。

この人物が結婚しているエイナット・ウィルフはかつて将校としてイスラエルの電子情報機関8200部隊に所属していたことがあるのだが、この部隊はアメリカのNSAとも連携、両機関は共同でイランの核施設をサイバー攻撃したこともある。民間企業として別働隊が存在、世界のコンピュータ業界に強力なネットワークを張り巡らせているようだ。ウィルフはシモン・ペレス副首相の外交政策顧問やマッキンゼーの戦略顧問だったこともあるという。


世界が不安定化する中で引き起こされたラスベガスの乱射事件の背景に何かあるのではと疑う人もいる

10月1日にアメリカのラスベガスで銃の乱射事件があり、59名が死亡、500名以上が負傷したと伝えられている。ホテルの32階にある一室から近くの広場に向かって撃ったのだが、銃声からフル・オートマチックのライフルだと早い段階で指摘されていた。1986年から民間人がそうした銃を所有することは厳しく規制され、新品を購入することは困難。そこで古い銃を手に入れるか、改造したり​特殊な装置​をつける必要がある。今回の場合、そうした装置をつけていたようだ。世界が不安定化している中で引き起こされた事件だけに、何かあるのではないかと勘ぐる人もいる。
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31. 中川隆[-6344] koaQ7Jey 2017年10月06日 13:22:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.06
米国がダーイッシュやクルドを侵略の手先に使っていることを露国はここにきて明言、米国に見切り


アメリカはイスラエルやサウジアラビアと共同で侵略戦争を繰り広げてきた。2011年からはシリアやリビアの体制を転覆させるため、サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする武装勢力を傭兵として使ってきたのだが、その目論見はロシア軍によって阻止された。そこで今年5月から7月にかけての頃に手駒をクルドへ切り替え、戦闘車両などを含む兵器を大量にクルドへ供給する一方、サラフィ主義者への支援打ち切ると宣言したが、アメリカは両勢力を合流させつつある。これまでアメリカ批判を押さえてきたロシア政府だが、今回はそうした動きを批判、​ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を打倒する上でアメリカは障害になっている​と明言した。

ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派がロシアを公然と脅すようになったのはバラク・オバマ大統領の最終年、2016年からだ。選挙戦の最中、2016年8月にヒラリー・クリントンと近いことで知られている​マイク・モレル元CIA副長官がチャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人を殺すと明確に答え​、実際、11月から翌年の2月にかけて6名のロシア人外交官が死んだ。その中には射殺されたトルコ駐在大使や心臓発作で死んだ国連大使も含まれている。2016年9月6日にはウラジミル・プーチン大統領の専属運転手が乗った公用車へメルセデスベンツが突入、その運転手は死亡している。ロシアとアメリカが逆だったら、西側の有力メディアは大々的な反ロシア・キャンペーンを展開したことだろう。

オバマ大統領は自身の任期が1カ月を切る頃、外交官35名を含むロシア人96名をアメリカから追放した。アメリカとロシアとの関係を改善すると宣言していたドナルド・トランプ次期大統領(当時)に対する置き土産だ。その後も有力メディアや民主党は反トランプのキャンペーンを続けている。そして今年2月13日、大統領に就任した翌月にトランプは好戦派に降伏した。国家安全保障補佐官のマイケル・フリン中将を解任したのだ。

フリンは2012年7月から14年8月にかけてDIA(国防情報局)の局長を務めてるが、その間、​12年8月にDIAはシリアで政府軍と戦っている戦闘集団の中心はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQI(DIAはアル・ヌスラと実態は同じだとしている)だと報告書の中で指摘​している。つまりオバマ大統領が言うところの「穏健派」は存在しないということだ。

また、その報告書では、オバマ政権の政策が継続されると東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告している。その警告は後にダーイッシュという形で現実になった。退役後、この問題をアル・ジャジーラの番組で問われたフリン中将は、​ダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権が決めた政策による​と語っている。

ダーイッシュが売り出されたのは2014年のこと。1月にファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にモスルを制圧している。その際にトヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねた「パレード」を行い、その様子を撮影した写真が配信されたことも有名になった。パレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずだが、静観していた。こうしたこともあってオバマ政権の中でフリンはダーイッシュ派のグループと対立、2014年8月にDIA局長を辞めさせられ、退役している。

ダーイッシュとアメリカとの関係を口にした軍人はほかにもいる。例えば、2014年9月にトーマス・マッキナリー中将はアメリカがダーイッシュを作る手助けをしたと発言、同じ月に統合参謀本部議長だったマーティン・デンプシー大将は上院軍事委員会で、ダーイッシュに資金提供している主要なアラブ同盟国を知っていると証言、2015年にはウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官がアメリカの友好国と同盟国がダーイッシュを作り上げたと語っている。また、2014年10月には副大統領だったジョー・バイデンがハーバーバード大学で行った講演の中で、中東におけるアメリカの主要な同盟国がダーイッシュの背後にいると発言している。ヒラリー・クリントンは2014年8月にジョン・ポデスタ宛てに出した電子メールの中で、サウジアラビアやカタールがダーイッシュなどへ資金や物資を供給していると書いている。また、これらでは触れられていないが、イスラエルもダーイッシュを作り上げた国のひとつだ。

こうした作戦は遅くとも2007年の段階で知られていた。​2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に掲載されたシーモア・ハーシュの記事​で、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがサラフィ主義者やムスリム同胞団を使い、イラン、シリア、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を開始したと指摘しているのだ。

こうした情報は表に出ている。つまり、アメリカが「テロとの戦い」を行っている、ダーイッシュと戦っているというようなことを言うことはできないのだ。もし、そうした戯言を主張するメディアや政府が存在するならば、単なる嘘つきにすぎない。知らないということはないだろう。

ここにきてロシア国防省はアメリカ、クルド、ダーイッシュの連携を示す衛星写真を公表し、アメリカ軍が制圧している地域からダーイッシュが攻撃したなら、そこをロシアは破壊すると宣言している。10月5日には地中海にいるロシア軍の潜水艦がカリバル(巡航ミサイル)10機をデリゾールへ向けて発射、ダーイッシュの拠点を破壊したという。これもアメリカに対するメッセージだろう。
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32. 中川隆[-6343] koaQ7Jey 2017年10月07日 05:19:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.07
サウジ国王が露国を訪問、露大統領と兵器取引、石油価格、シリア情勢について話し合った模様


サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド国王が10月4日から7日にかけてロシアを訪問、ウラジミル・プーチン大統領と会談した。ロシアの防空システムS-400を含む兵器の取り引き、石油価格の安定化、シリア情勢などが話し合われたようだ。2011年からサウジアラビア、イスラエル、アメリカの三国同盟に協力してシリアに対する侵略戦争に参加していたトルコはすでにロシアへ接近、S-400の購入を決めている。

2015年9月30日にロシア軍がシリア政府の要請で軍事介入してから三国同盟の手駒であるサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする傭兵、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は劣勢になり、今では崩壊寸前。そこでアメリカはクルド勢力を侵略の主力に据え、ダーイッシュなどの戦闘員を合流させようとしている。

アメリカは今年5月から7月にかけてクルドを前面に出してきた。それに伴って戦闘車両などを含む兵器を大量にクルドへ供給する一方、サラフィ主義者への支援打ち切ると宣言しているが、実際は一体化させようと目論んでいるわけだ。

シリアより少し前から侵略されたリビアは2011年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、カダフィ自身は惨殺されたが、シリアのバシャール・アル・アサド政権を三国同盟が倒すことは困難な状況だ。そうした中、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権はロシアへ接近、2016年6月下旬にエルドアン大統領はプーチン大統領に対してロシア軍機撃墜を謝罪、7月13日にはシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆していた。トルコでクーデター未遂があったのはその直後だ。

エルドアン政権はクーデターの首謀者としてアメリカへ亡命中のフェトフッラー・ギュレンの名前を挙げている。この人物はCIAの傀儡だと言われている。つまり、クーデター未遂の黒幕はCIAだったとトルコ政府は見ているわけだ。

当時、イスラム世界では武装蜂起の数時間前にロシアの情報機関からトルコ政府へ警告があったという話が流れていた。蜂起が始まってから2時間後にイランもクーデターを批判している。当然、クーデター未遂後にトルコはロシアへさらに接近してNATOを揺るがしている。

そしてサウジアラビア。この国はトルコよりアメリカとの関係は深い。アメリカは基軸通貨(ドル)を発行する特権と軍事力による脅しや侵略で生きながらえているが、ドルを基軸通貨の位置に留めてきたのはペトロダラーの仕組み。サウジアラビアをはじめとする産油国に石油の決済をドルに限定させ、産油国に蓄積されたドルでアメリカの財務省証券や高額兵器を買わせるという形で回収してきたのだ。サウジアラビアがアメリカから離れるとアメリカ中心の支配システムは崩壊しかねない。

サウジアラビアはイスラエルとも緊密な関係にあり、三国同盟から離脱する可能性は小さいだろうが、現在の動きはアメリカ支配層にとって心地良いものではないはずだ。

三国同盟がシリアの体制転覆計画が思うように進まず苛立っていた2013年7月末、サウジアラビアの情報機関、総合情報庁のバンダル・ビン・スルタン長官がロシアを訪問してウラジミル・プーチン大統領と会談し、チェチェンのグループは自分たちの指揮下にあり、シリアから手を引けば冬季オリンピックの安全を保証できると持ちかけたと伝えられている。つまり、シリアから手を引かないとチェチェンを襲撃させると脅したわけだが、プーチンには通じなかった。その年の10月にバンダルはイスラエルを訪問、その直後からウクライナの首都キエフでは反政府の抗議活動が始まり、翌年2月のクーデターにつながる。このクーデターではイスラエルの影が見えた。

しかし、今回のサウジアラビア国王のロシア訪問は友好的なものだったようだ。一時期、イスラエル首相もロシアを頻繁に訪問していたが、思い通りにならなかったと言われている。サウジアラビアの場合、どうなるかが注目されている。すでに原油価格の大幅な下落で財政が苦しくなっていると言われ、アメリカ支配層の心中は穏やかでないだろう。
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33. 中川隆[-6347] koaQ7Jey 2017年10月09日 10:08:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

9月にはイラクのクルド組織が独立を問う住民投票を実施、圧倒的な多数が賛成した。

この組織は1960年代からイスラエルの指揮下にあり、今回の住民投票の黒幕はネオコンとイスラエルだと見られている。

ここにきてクルドが注目されているのは、新たな侵略戦争の主力になりそうだからだ。

2011年春からシリアを侵略、バシャール・アル・アサド政権を倒すためにアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力が送り込んだ傭兵、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)はシリア政府の要請で介入してきたロシア軍によって壊滅寸前の状態。そこで、トルコの反発を承知でクルドを前面に出してきたわけだ。

ここにきてサウジアラビアもこうした武装集団への支援を打ち切る姿勢を見せているようだが、これが事実ならアメリカにとって深刻な事態。1970年代からアメリカの支配システムを支えてきたペトロダラーはサウジアラビアを中心に動いてきたからだ。アメリカや国連がサウジアラビア批判を強めてきたなら、サウジアラビアのアメリカ離れは事実の可能性が高いと判断できる。

カタルーニャの独立にアメリカの政府や有力メディアが好意的だとするならば、逆のことが言える。つまり、独立をアメリカ支配層が望んでいるということだ。実際、NATOはカタルーニャの独立に賛成しているようだ。
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34. 中川隆[-6348] koaQ7Jey 2017年10月10日 12:17:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.10
サウジがロシアから防空システムS-400を購入することで合意、すでに合意していたトルコは反発


サウジアラビアはロシアから防空システムS-400を含む兵器/武器の供給を受けると伝えられている。10月4日から7日にかけてサウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド国王がロシアを訪問、ウラジミル・プーチン大統領と会談したが、そのひとつの結果だ。

S-400は9月12日にトルコも購入することで合意していたが、サウジアラビアの話が伝わるのと同じタイミングで共同生産を要求していると報道された。この要求が認められない場合、先の合意を取り消し、別の国から防空システムを購入するとしている。トルコ的な駆け引きに出たようだ。

2011年春にアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中止に始められたシリアやリビアへの体制転覆作戦にトルコも参加、その手駒として動いていたのがサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする武装集団、つまりアル・カイダ系武装集団(AQI、アル・ヌスラなどさまざまなタグが付けられた)やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。そうした侵略部隊の兵站線はトルコから延びていた。

この兵站線は2014年1月にトルコの憲兵、ウブラフム・アイドゥン憲兵少将、ハムザ・ジェレポグル憲兵中将、ブルハネトゥン・ジュハングログル憲兵大佐が摘発したが、翌年の11月28日に逮捕されてしまった。この武器密輸を指揮していたのはレジェップ・タイイップ・エルドアン体制を支えてきた情報機関のMIT。この摘発をトルコのジュムフリイェト紙は2015年5月に報道、同紙の編集者が同年11月26日に逮捕され、ジャン・ドゥンダル編集長とアンカラ支局長のエルデム・ギュルは「国家機密」を漏らしたという理由で懲役5年以上の判決が言い渡された。編集長は現在、ドイツへ亡命中のようだ。

シリアを侵略している武装勢力へ兵器/武器などを運び込んでいることを報道したジャーナリストはほかにもいる。そのひとりがイランのプレスTVの記者だったセレナ・シム。トルコからシリアへダーイッシュの戦闘員を運び込むためにWFP(世界食糧計画)やNGO(非政府組織)のトラックが利用されている事実をつかみ、それを裏付ける映像を入手したと言われている。そのシムは2014年10月19日に「交通事故」で死亡した。その前日、彼女はMITからスパイ扱いされ、脅されていたという。

2014年から15年にかけてアメリカのバラク・オバマ政権ではアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュを危険だと考える人々は排除された。例えば、マイケル・フリンDIA局長(2014年8月に解任)、チャック・ヘイゲル国防長官(15年2月に解任)、マーティン・デンプシー統合参謀本部議長(15年9月に退役)だ。

武装勢力を使った攻撃を強めようとしたのだろうが、そうしたとき、2015年9月30日にロシアはシリア政府の要請を受けて軍事介入、戦況を一変させ、アメリカの傭兵たちは敗走しはじめる。日本では「右」も「左」もアメリカ信奉者が多いが、この過程でロシア軍は兵器がアメリカ軍を上回る能力を持つことを示し、通常兵器での戦闘ならアメリカ軍/NATO軍は粉砕されるだろう。戦闘機や戦車以上にアメリカを震撼させたのは巡航ミサイルの性能だったようだ。また、電子戦の能力も高いようで、トマホーク・ミサイルを墜落させたり、イージス艦の機能を停止させたとも言われている。

ここにきてロシアに接近する国が増えている一因はこの辺にあるだろう。アメリカのコロガシ経済や武装勢力の編成と支援で重要な役割を演じてきたサウジアラビアがロシアへ接近している意味は重い。これまでアメリカやイスラエルの傍若無人ぶりに辟易していたが、武力を恐れて沈黙してきた国は少なくないはずで、そうした国々がアメリカ離れを起こしかねない状況だ。アメリカは張り子の虎に過ぎないと考える国が増えたなら、アメリカの支配システムは崩壊する。アメリカやイスラエルとしては、ロシアや中国を何としても潰したいところだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710100000/

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35. 中川隆[-6330] koaQ7Jey 2017年10月12日 08:44:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.12
露国は外務大臣も米主導軍の露軍に対する攻撃を批判、米国政府の反応によっては直接的な報復も
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710120000/

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は10月11日、アメリカ主導軍がシリアのロシア軍に対して血生臭い挑発を実行していると批判した。すでに同国の国防省は9月24日にアメリカ、クルド、ダーイッシュの連携を示す衛星写真を公表、アメリカ軍が制圧している地域からダーイッシュが攻撃したなら、そこをロシアは破壊すると宣言している。

またロシア国防省は10月11日、アメリカ主導軍がシリア南部へ侵入して建設したアル・タンフ基地がダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を拠点に使っているとも批判した。アメリカ側はその基地でダーイッシュと戦う戦闘員を訓練しているとしているが、事実上、そうした集団が存在しないことは2012年8月の段階でアメリカ軍のDIA(国防情報局)が報告している事実だ。

ロシア軍がアメリカを厳しく批判する切っ掛けになる出来事が9月20日にあった。戦闘漸減ゾーンであるイドリブの州都を13日からパトロールしていたロシア軍憲兵29名の部隊を武装集団が戦車なども使って攻撃、包囲したのだが、その作戦はアメリカの特殊部隊が指揮していたと言われている。ロシア兵を拘束し、プロパガンダや脅しに利用するつもりだったと見られている。戦闘は数時間続き、その間にロシア軍の特殊部隊スペツナズが救援に駆けつけ、Su-25も空爆して攻撃してきた部隊は壊滅、約850名が死亡したという。

デリゾールでアメリカ主導軍の指揮下にある戦闘集団から再びシリア軍が攻撃されたなら反撃するとロシア軍は9月21日に発表、アメリカ軍とロシア軍の幹部との間で急遽、話し合いが持たれたと伝えられている。

その4日後、ロシア軍事顧問団の幹部、バレリー・アサポフ中将がふたりの大佐と一緒にダーイッシュ砲撃によってデリゾールで殺されたと発表された。このケースでもアメリカ側からダーイッシュへ詳しい情報が流れたと見られ、ロシアのセルゲイ・リャブコフ副外務大臣はアメリカに責任があると語っている。地中海にいるロシア軍の潜水艦は10月5日、カリバル(巡航ミサイル)10機をデリゾールへ向けて発射、ダーイッシュの拠点を破壊した。

ここにきてシリアのワリド・アル・ムアレム外相はアメリカ主導軍がシリアのインフラなどダーイッシュ以外の全てを破壊していると非難している。アメリカ軍がシリアのインフラを破壊、市民を殺してきたことは指摘されてきたこと。最近ではアメリカ、ダーイッシュ、クルドが連携している。

2011年3月にシリアで戦争が始まった直後から、政府軍と戦っている相手が外国の勢力に雇われた傭兵だということは知られていた。こうした実態をローマ教皇庁の通信社アージェンツィア・フィディースでは2012年6月の時点で、西側メディアの偽報道を非難する報告を掲載している。

その冒頭、現地を調査したフランス人主教は次のように語った:「全ての人が真実を語ったなら、シリアの平和は維持されただろう。戦闘が始まって1年を経たが、西が亜メディアの偽報道が押しつける光景は地上の事実からかけ離れている。」


この指摘はシリアにおける戦乱の本質を言い表している。この戦争はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力がサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)を使った侵略にほかならないのだ。

侵略勢力はまずバシャール・アル・アサド大統領を排除して傀儡政権を樹立しようとして失敗、サラフィ主義者を使って国を分断しようとしたが、サラフィ主義者を中心とする武装集団は敗走、今はクルドを使おうとしている。今の流れはアメリカ軍とロシア軍との直接的な軍事衝突へと向かっている。最近の動きはロシアが腹をくくったということだ。脅せば屈するというネオコンやイスラエルの戦法は破綻するだろうが、それが世界の破滅につながるかもしれない。そのアメリカに従属しているのが日本だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710120000/

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36. 中川隆[-6172] koaQ7Jey 2017年10月16日 23:00:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.16
シリアではデリゾールから東南へ広がる油田地帯をめぐる戦いが激化、ラッカから戦闘員が移動
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710160000/


アメリカはシリア侵略の手駒をクルドへ切り替え、戦闘の中心はデリゾール。その南東に広がる油田地帯を見据えての動きだ。クルドに制圧されつつあるラッカに残っていたダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の少なからぬ戦闘員はデリゾールへ移動していると見られている。

中東での報道によると、戦闘員たちはバスを連ねてラッカを脱出しているが、その車列をアメリカ/クルドは攻撃していない。イラクのモスルを脱出したダーイッシュなどの戦闘員がデリゾールへ向かう際にも同じ現象が起こった。ロシア国防相はアメリカ主導軍がラッカを絨毯爆撃して住民を殺し、インフラを破壊していると非難している。

ダーイッシュが売り出されたのは2014年前半のこと。1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にモスルを制圧している。その際にトヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねた「パレード」を行い、その様子を撮影した写真が配信されたことも有名になった。

パレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずだが、攻撃せずに静観していた。ダーイッシュ的な武装集団の勢力拡大を2012年8月の段階で警告していたマイケル・フリンDIA局長はそのときにバラク・オバマ政権から追い出されている。

アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力がシリアに対する侵略を始めたのは2011年3月。その前月に侵略戦争が始まったリビアでは同年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制が倒され、カダフィは惨殺された。アメリカをはじめとする侵略勢力はシリアのバシャール・アル・アサドが逃げ出すことを期待したようだが、本人だけでなく、イギリス出身の妻アスマもシリアに残り、侵略軍と戦う姿勢を見せた。

カダフィ体制が倒された後、侵略勢力は戦闘員と武器/兵器をシリアへ運んでいる。その拠点になったのベンガジのアメリカ領事館だということは本ブログで何度も書いてきたので、今回は割愛する。また、今年7月にはアゼルバイジャン国営のシルク・ウェイ航空が外交貨物を装って武器/兵器を運んでいることが明らかにされた。アメリカのほか、バルカン諸国、イスラエル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ドイツ、デンマーク、スウェーデンなどが関係しているという。

この工作ではアメリカの特殊部隊が重要な役割を果たしているが、現在、アメリカ中央軍を率いているジョセフ・ボーテル司令官は特殊部隊の出身で、トルコのクーデター未遂では黒幕のひとりだとも言われている。

ダーイッシュを作り上げ、支援しているのがアメリカやその同盟国、友好国だということはアメリカの将軍だけでなく、前副大統領や元国務長官も認めている事実。そうした報告の人の中にはローマ教皇庁の司教も含まれている。ローマ教皇庁の通信社アージェンツィア・フィディースは2012年6月、現地を調査したフランス人司教の報告を掲載したが、その中で次のように指摘されている:「全ての人が真実を語ったなら、シリアの平和は維持されただろう。戦闘が始まって1年を経たが、西側メディアの偽報道が押しつける光景は地上の事実からかけ離れている。」


日本を含む西側の有力メディアがこうした事実を知らないことはないだろう。

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37. 中川隆[-6171] koaQ7Jey 2017年10月16日 23:10:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
仁王像氏の様な見当外れの事を言っている人はこうやって洗脳された:


東南アジアにおける欧米プロパガンダ - 本物の“サクセス・ストーリー”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/--c05c.html
2017年10月16日 マスコミに載らない海外記事

全てが実にあつかましい形でおこなわれている。世界のこの場所にいない人々には、これほど‘完璧な’設計など到底想像できまい。

所属クラブに、私の場合はタイ外国人記者クラブ(FCCT)に入るやいなや、洗脳の長い腕が伸びて来る。

居心地の良い長椅子に座るとすぐ、しっかり世話をしてくれる。一体何を考え、考え方をいかに形成し、変更するか、指示され、命令されるのだ。

時折、中国における“腐敗と不品行”に関する映画を見せられる。とりわけフィリピンの反欧米大統領を中傷するような公開討論に参加するよう奨励される。

最近のことではあるが、中東、特にシリアも、注目を浴びるようになった。

もちろん、FCCTのような場所で提供されるほぼ全て、欧米の見解というか、より正確には保守派から‘リベラル’に至るまでの一連の欧米の見解だ。クラブはアジアでも東南アジアの中心にありながら、欧米の思考方法に熟達したごく少数のタイ人を除いて、きわめて少数のアジア人しか招かれない。あるいは、ダライ・ラマのような欧米の代理人、もちろん、このような人々は何時でも大歓迎だ! ‘反対側’の話をきくことなどあきらめて頂きたい- 中国本土からの共産主義思想家や作家、フィリピンの親ドゥテルテ派の学者や活動家のような講演者たちに出くわすことは決してない。

FCCTで見受けられるタイ人の大半は、実際、欧米主要マスコミの権威者に支援業務を提供する人々だ。通訳、フィクサー、ウエーターや数人の業務担当者だ。

ここは、アジア人が欧米人に、アジアに関して講義をする場ではない。ここは、欧米人がアジア人に、概して、どのように考えるべきか、とりわけ、自分たちの国について何を考えるべきかを教える場なのだ。

FCCTと同じ階の絨毯を敷いた狭い廊下の先には、BBC、NBCや、いくつかの他の主要欧米マスコミ事務所がある。バンコクの‘ペントハウス’マニヤー・センター・ビルディングは、実際、自給自足可能なプロパガンダ総合施設なのだ。

そして今晩、シリア国境からわずか数キロの場所で、約80,000人の難民を収容しているヨルダン’の巨大なザータリ難民キャンプに関する「サラーム・隣人」と題するアメリカ・ドキュメンタリー映画の無料上映(我々のような会員向けに)が行われる。

FCCTのビラには、あからさまに、こうある。“在バンコク・アメリカ大使館とアメリカ・フィルム・ショーケースの協力“

アメリカ大使館職員が映画を紹介する。(あからさまに)アメリカ国務省が後援している映画だ。

FCCTは混雑している。皆ビールを飲んでいる。冒頭のあらゆる演説に、人々は従順に拍手する。帝国の外務省が東南アジアでも最も重要な都市の外国人記者クラブで催しを主催する皮肉には誰も気がついてないように見える。冗談が飛び交うこともなく、風刺は皆無だ。欧米マスコミ連中は、きちんとしつけられている。オリバー・ストーンの“サルバドル”など期待してはならない - 全く違う時代のものなのだ。

生ぬるい当惑に満ちている。ここでは激烈なイデオロギー対決を目にすることは決してない。人は場所をわきまえている。彼らは、一体何を言うべきか、どう振る舞うべきかを十分承知している。しかし最も重要なのは、連中が何を書くべきかを知っていることだ。

*

映画は短く、わずか75分ほどで、実際はなから分かりきっていた。全く酷いというものではない。映画技法は立派で、おそらく、ごく僅かな事実しか提示していないせいで、事実上の間違いは非常に少ない。映画制作者たちは‘政治的に正しい’のだ。連中は時に、特に難民の子供たちとやりとりする際、感情を抑えきれず涙ぐむ。

“キャンプ住民は我々に心を開き、家も見せてくれた”などの陳腐なきまり文句に満ちている。

だがFCCTのあらゆる場所にあるモニター画面に冷ややかに規則的に現れる、いくつか当然予想できる場面もあった。たとえばこういうものだ。子供たちは暴力的な戦争ビデオ・ゲームで遊んでいる。ある子供が突然こう言う。


“ああ、これはアサド政権の旗だ… この人たちが僕に弾や武器をくれるんだ。”

ソフトで‘善意で’うまく撮影されたプロパガンダを吹き込まれたのだ。シリア戦争における欧米の重要で、恐ろしい役割に関して、一言たりとも発せられない。ザータリ難民んキャンプが、最も過激な親欧米、親湾岸諸国テロ組織の訓練キャンプの一つであることに一言も触れない。

映画が終わった後、Q/Aコーナーにも参加することにした。

アメリカ納税者の負担でタイまでやってきた二人の映画監督を、いささか皮肉に称賛した。私もケニヤ-ソマリア国境の悪名高い残虐なダダーブも含め、難民キャンプ内で何本か映画を撮ったと言った。そこで、私は単刀直入に聞いた。


“シリア難民は一方の側だけの話ししかすることが許されていないのはご存じですか? 私はザータリ難民キャンプを良く知っています。そこでは、イラクのクルド地域にあるシリア難民キャンプ同様、シリア人はふるいにかけられ、アサド大統領に反対だと言わない限り、対応してもらえず、支援を得られないのです。”

練達の欧米プロパガンダ制作者の当惑した顔が私をじっと見据えた。アメリカ大使館官僚連中は冷静さを保っている。連中はプロで、うろたえるようなことはまずない。

だがマスコミ連中は憤慨した。ロシア語なまりを誇張して、私が映画を制作している放送局の一つとして南米のテレスールの名前をあげた。よく言うよ。何と身の程知らず。非欧米人が、欧米の世論を形成する連中に、世界について説教を垂れるとは!

私はこう結論づけた。


“大半のシリア難民はシリア政府から逃れているのではありません。彼らは欧米や湾岸やあちこちの同盟諸国が始め、支持している戦争の恐怖から逃れているのです。”

沈黙は完璧になった。

すると、上流中産階級出身で、欧米で育ったことが明らかな現地タイ人の若い女性がマイクに近づき、可愛らしく笑いながら言った。


“ザータリ・キャンプを来年早々訪問したいと思います。中東については何も知らないので、なぜだかわかりませんが… 難民に何かできるかもしれませんね? 私は何かを学べるかも知れません?”

“何枚か自取りを撮影するかも”と私は思った。

すぐに私は気分が悪くなり、文字通り、そこから逃げ出した。

*

東南アジア丸ごとが、欧米や日本の親欧米プロパガンダという、きつい拘束衣に閉じ込められているのだ。とは言え主要マスコミや、連中が欧米プロパガンダを流布する手口が、拘束衣が機能する仕方の唯一の例というわけではない。

ほぼ全ての真面目な大手書店(少なくとも英語本を販売している店)は、日本の巨大書店、紀伊国屋に、既に‘打ち負かされている’。東南アジアにおいて、書籍販売における紀伊国屋は、食品小売りにおけるカルフールにあたる。インドネシア、マレーシア、タイとシンガポールで営業しており、店舗は上品で、洗練されている。だが何か売れ筋の本を買いたいのでない限り、棚に見る(見つからない)ものに失望し、衝撃さえ受けるかも知れない。

こうした書店で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシェェヴィッチ作品などの何百冊もの酷い反ソ連プロパガンダ本を見つけられるのは言うまでもない。だがエレナ・ポニアトウスカのような偉大な代表的メキシコ人左翼作家の本を探そうとしても、一冊も見つからない! ジョゼ・サラマーゴ、ダリオ・フォのような(だが共産主義の)思想家やハロルド・ピンター(この作家三人全員ノーベル文学賞を受章しているが、政権には大いに嫌われている)の大半の作品をそこで見つけることなどあきらめていただきたい。運が良ければ彼らの著作の一冊か二冊は見つけられるかも知れないが、それ以上は無理だ。

おそらくベルトルト・ブレヒトの戯曲の一編や二編なら見つけられるかも知れない。私はバンコクで探して、一冊しか見つからなかった。ガリレオだ。

東南アジアの書店では、反中国、反共産主義プロパガンダなら“食べ放題”だが、莫言を除いて、本当に偉大な現代中国共産主義の小説家や詩人の本は一冊もない。

もちろん、何か“好ましからぬもの”を見つけ出そうなどしてはならない。「好ましからぬ」という表現で、私は、欧米がこの地域に植えつけ、支持している、宗教や、新植民地主義や君主制や、‘文化’といった言葉の陰に隠れていることが多い現地の封建構造などのあらゆるものに対する皮肉っぽい批判を意味している。

インドネシアでは状況は最も途方もない。スハルト退陣後、急激に増えたあらゆるまともな書店は文字通り消滅した。以後、紀伊国屋はジャカルタの商売を‘模様替えし’、現在は大衆小説や、若干のペンギン・クラシックや似たような主流作品しか売っていない。

ジャカルタのプラザ・スナヤンにある紀伊国屋のマーケティング担当者アリフがこう説明してくれた。


“棚の配列はシンガポール店と同じはずですが、ここでは、インドネシア人経営層が何を売るか決めます。”

確かに彼らは決めている! 想像通り、アドルフ・ヒトラー (インドネシアでは、非常に人気の高い歴史上の人物)や、彼の‘ベスト・セラー’ (少なくともジャカルタでは) “我が闘争”を含む多数の本だ。そのすぐ隣には、最低の反共産主義プロパガンダに満ちた棚がいくつかある。

国民洗脳の点で、インドネシアは、1965年以来、常に東南アジアの先達だ。

もちろん、もっぱら東南アジア言語の本を売る現地書店チェーンもあるとは言える。とはいえ、それは極めて限定されている。率直に言って、世界でも、この地域では、高品質翻訳の本という文化がなく 現地言語で刊行されている書籍の数は比較的少ない。最も傑出したインドネシア人小説家プラムディヤ・アナンタ・トゥールでさえ、マクシム・ゴリキーの“母”を、バハサ・インドネシアに翻訳する際(“イブンダ”)、作業に、元のロシア文章をスクロールしながら(彼はさほどロシア語は話せないと認めている)オランダ語訳と彼の‘直感’を使ったと私に告白したことがある。

*

何十年もの大変な努力で、欧米による東南アジアの知的洗脳は今やほぼ完成している。

洗脳は、学生に奨学金を支出し、インドネシア人、タイ人、マレーシア人や他の‘学者’や教授に条件付きの資金供与をして部分的に‘教育’によって行われている。

欧米プロパガンダは‘文化’を通しても‘首尾よく’流布されている。欧米‘文化センター’は、大半の地方都市で、‘高尚な芸術’を提供する(奇妙にも)唯一の場所であることが多いのだが、明らかに、ヨーロッパと北アメリカの帝国主義的狙い(最新小説“Aurora”で私が鮮やかに描写した通り)を推進している。

現地エリートは、ほぼ完全に外国の企業権益と政治権益にこびへつらっている。愛国心などただのはやり言葉にすぎず、何の実態もない。

欧米帝国主義に対するイデオロギー的、物理的反対から、東南アジアほど隔離されている場所は、世界に他にない。

欧米による完璧な洗脳の結果は壊滅的だ。巨大な東南アジアが、偉大な思想家、作家、映画監督や科学者を生み出すことができないのだ。タイ(重要な小説家チャート・コープチッティ)や、インドネシア(オーストラリア人の友人で画家のジョージ・バーチェットが、‘ディエゴ・リベラとピカソの現地版の爆発的融合’と表現するスハルト・ファシスト政権時代の元政治囚だった政治画家ジョコ・ペキック)は、ごく僅かな例外だ。

ナイジェリアからレバノン、イランからメキシコに至るまで、世界の他の貧しい、荒廃させられた、複雑な場所は、文字通り、大量の素晴らしい作家、映画監督や知識人を生み出している。

*

ベトナム (そして、ある程度は、ラオス)を除き、欧米は、全ての共産主義と社会主義的な考え方や国際主義を、文字通り根絶した。それは、大虐殺と粛清の画策によって、残忍に行われた。インドネシアだけで、何十万人、おそらく、何百万人もの左翼が、1965年のクーデター後に殺害された。東チモールでは、左翼FRETILIN運動が、ポルトガルからの独立を獲得し、公正で明快な選挙で、権力の座についた後、住民の30%が、スハルトの軍によって殺された。タイでは、共産主義者は、石油樽の中で、生きたまま焼かれた。マレーシア、シンガポールとフィリピンでは、共産主義者の殺害や失踪が起きた。

インドネシアを含む幾つかの国々で、‘共産主義イデオロギー’は依然、公式に禁止されている。

国際主義、反帝国主義や共産主義や知的追求が破壊された後、東南アジアには、外国から保守的な形の宗教や、大量消費主義、‘伝統的な家族の価値’や、グロテスクなほど極端な個人主義が注入された。

同時に、既に何年も、何十年も、この地域は、買春ツアーと、安く、安易な生き方を探し求めている多数の‘国外在住者’とで、有名、いや悪名まで高くなった。その過程で、彼らは現地‘文化’を形成し、この地域脱知性化してしまった。北京や東京は、磁石のように、無数の偉大な外国人学者、思想家や創造力ある人材を惹きつけているが、概して、東南アジアは、控えめに言っても、大いに異なる種類の外国人たちが殺到している。連中は、一体なぜここが居心地良いのだろう?年齢や功績と無関係に、白人だと言うだけで、東南アジアで享受できる‘大いなる尊敬’のおかげだ。この尊敬は、欧米文化は優れており、実際、世界最高だという何千回も繰り返される(大半は間接的に)明白なウソによる、現地人の洗脳に由来している。

ヨーロッパ人や北アメリカ人が、更に居心地がよくなるものがある。東南アジアでは、欧米プロパガンダによって広められるほぼ全ての基本原理、最もprimitive grain資本主義と右翼イデオロギーが歴史的に受け入れられ、大目に見られ、うやうやしく複製さえされている。


現地の学界の連中にとって、欧米(あるいは日本)のお墨付きだけが重要なのだ。その結果、東南アジアは、愛国的な自立思考が、実際一体どのように構成されるものかを忘れてしまったのだ。

大半の東南アジアの新聞は、遠い国々に‘海外特派員’を置いていない。彼らのほぼ全ての国際ニュース報道が、ロイター、AFPやAPなどの欧米主要通信社から直接送られている。それを通って、少なくとも、多少の異なる反対の情報が入り、大衆に影響を与えられるような抜け穴は、全くなさそうに見える。

バンコクやジャカルタやクアラルンプールの街頭で‘南-南’協力について質問をすると、相手はぽかんとする。何か新しい携帯電話用アプリかファスト・フード・レストラン・チェーンについて話をしているのではと思われるだろう。BRICSって何、石工?

書店は基本的に終わっており、商業映画は極めて入念に選ばれた(空虚であればあるほど良い)ハリウッド ‘ブロックバスター’や現地ホラー映画を提供している。

ジャワ歌舞劇の伝統的政治劇(ケトプラック)を含む、現地の芸術は最近は‘時代遅れ’、つまり、脇に追いやられ、全く意味のないものにされ、沈黙させられたのだ。

Scarce芸術映画クラブ、バンコクのリバー・シティーにある、アメリカやヨーロッパの文化施設 (“スポンサー”)ステッカーが玄関を飾っている。

リバー・シティー映画クラブ近くの画廊の一つにある行儀の悪い画商が、股から二基の醜悪なミサイルがぶら下がっているオバマの絵をつい最近無謀にも展示した。だが、どうやら、トルコ大使館が後援し、何人かの欧米外交官が出席する公式上映直前に挑発的な芸術作品を取り除くよう依頼されたようだ。“倉庫に一緒に行きましょう、ご覧にいれますよ”と、何か違法ポルノや麻薬の類をあっせんするかのように、彼は私にささやいた。

*

たぶん、“いかに物事がおこなわれるか”の最も分かりやすい例は、数年前にジャカルタのゲーテ・インスティテュート構内で私が出くわしたものだ。学芸員たちは、グダニスクでのある抗議行動中に、治安部隊が、抗議行動参加者に向けて発砲した際のポーランドの‘連帯’時代の何枚かの古い写真を展示することに決めたのだ。

展示は‘共産主義’が公然と禁じられ、1965年、アメリカが支援したクーデターの際、何百万人もが虐殺され、巨大な群島全体が、多国籍や現地の採掘や、伐採カルテルによって、取り返しがつかないほど略奪され破壊されたインドネシアの首都でぬけぬけと、開催された。悪夢のような超過激資本主義が、何十年間もインドネシアを支配し、破壊しているのに、ドイツがインドネシア国民に見せることにしたのはグダニスクなのだ!

何十年か昔、ポーランドで殺害された一握りの共産主義者が追悼され、インドネシア国民に紹介されるのだ。もちろんドイツの文化施設は、インドネシアの親欧米虐殺部隊による共産主義者の大量虐殺を追悼する展示をしようなどとは夢想だにしなかった。

*

今東南アジアの人々は、ロシアについて、ほとんど何も知らず、中国についても、ほとんど何も知らない(欧米の民衆扇動家連中が、民衆に知って欲しいと思っていること以外は)。南アフリカを含むアフリカはよその惑星にあり、中南米もそうだ。現地エリートだけが遠隔の地まで旅行する余裕があり、この連中は、欧米のご主人たちや、公式教義に忠実だ。彼らは決して真実をかたらず、決して偽情報に波風をたてることはない。

この地域の人々は、たいてい近隣諸国のことより、北アメリカのポピュラー音楽やヨーロッパのサッカーのことを良く知っている。東南アジアの貧しい人々は、公正で平等主義の社会を構築しようとしている中南米に関して、ほとんど無知のままにされている。彼らは、キューバ、ボリビア、ベネズエラやエクアドルについては、ほとんど何も知らない。

もちろん、東南アジアで、最近のアンゴラでのMPLA再選(アンゴラは、人類に対する欧米植民地主義犯罪と、新植民地的略奪の象徴の一つなので、世界にとって極めて重要な意味を持つ出来事)が論じられる可能性は全くない。東南アジアでは、キューバや、その国際主義についてや、欧米帝国主義に対し、今誇らしく、断固として立ち上がっている国々の連合についてさえ論議することは決してない。

中東についてはどうだろう? 話題は、パレスチナ問題のみに限定されており、それすら、大部分がイスラム教徒のインドネシアとマレーシアにおいてしか議論されていない。他の中東の‘つながり’は、余りに‘非宗教的’で、余りに‘社会主義者’だと非難されている、不自然に注入された、アサド大統領憎悪だ(もちろん、こうしたものは、こちらでは大変な‘犯罪’で、明らかに称賛にはならない)。

*

東南アジアでは、欧米が明らかに勝ち誇っている。欧米はこの巨大な(そして過去には多様だった)地域を、まんまと‘無力化し’、‘鎮定し’、洗脳し、知的に奴隷化した。

この状況が永遠に続かなければ、それも余り長時間続かなければ良いのだが。

フィリピンとベトナムは急速に正気を取り戻し、欧米の命令に従わない意思を固めつつある。

だが、インドネシアは、‘イスラム教を侮辱した’という全く不合理で異様な非難(非難が余りに奇怪なので、現地の言語学者たちすら彼の支持に回ったが、判決は‘政治的’で、公正とは無関係だった)で中傷され、投獄されたジャカルタの進歩的州知事‘アホック’に対する伝統的な形の‘法的クーデター’の後、大きな挫折を味わった。彼の本当の‘罪’はこうだ。アホックが、この依然絶望的なファシスト国家において、少なくとも多少は社会主義的な要素を導入しようとしたことなのだ。彼は倒れた。間もなく、他の人々が新たな試みをするかも知れない。

一方、中国もロシアも、この地域に本格的に入り込もうとしている。現地の‘最上流連中’は注視している。東南アジア・エリートの大半は、もちろん北ベトナムの人々を除いて、何世紀もずっと売り物だった。

反帝国主義連合が、より強力でより豊かになるにつれ、実際、近い将来、いくつかの東南アジア諸国トップの本格的な心変わりもあり得る。共産主義さえ、最終的には再度合法化される可能性があるが、多少の資金提供や奨学金や相当な助成金を広めるのに成功できたらの話に過ぎない。

もしそうなれば、バンコクFCCTでの画一的な論議も、最終的に、活気に満ちた多様なものとなり得よう。

もちろん、欧米はそういうことが起きるのを阻止すべく、全力を尽くすだろう。

アンドレ・ヴルチェクは、哲学者、小説家、映画製作者で、調査ジャーナリスト。彼は数十ヶ国で、戦争や紛争を報道してきた。彼の新刊書、三冊には、革命小説“オーロラ”と、政治ノンフィクション・ベストラーの二冊 “帝国の嘘を暴く”と“欧米帝国主義と闘う”がある。他の著書は、ここで見ることができる。彼は、テレスールと、アル・マヤディーンTVに映画を制作している。ルワンダと、コンゴ民主共和国に関する彼の画期的ドキュメンタリー「ルワンダ・ギャンビット」を見る。中南米やオセアニアで暮らした後、ヴルチェクは現在、東アジアと中東に暮らし、世界中で働いている
neo.org/2017/09/23/western-propaganda-in-southeast-asia-a-true-success-story/


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38. 中川隆[-6170] koaQ7Jey 2017年10月17日 15:01:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アメリカはシリアでサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする戦闘集団、つまりアル・カイダ系武装グループやダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使ってバシャール・アル・アサド体制の打倒を目指してきたが失敗、手先をクルドへ切り替えている。

こうした流れに危機感を強めているのがイスラエル。最近、住民投票を実施したイラクのクルドは1960年代からイスラエルの指揮下にあり、イラン、イラク、シリア、トルコをまたぐクルド国家を建設しようとしている。いわばイスラエルの「満州国」だ。

アメリカやイスラエルはクルドを利用して新たな戦争を始めようとしている可能性が高いが、この両国にはかつてのような圧倒的な軍事力はない。シリアでの戦闘でロシア軍の優位が明確になり、イスラエルが誇る戦車メルカバが対戦車兵器で破壊されていると報告されている。ヒズボラに戦争を仕掛けても勝てるとは限らないということだ。

つまり、中東での戦争はアメリカやイスラエルの思惑通りには進んでいない。そうした中、アメリカは東アジアでの軍事的な緊張を強めている。最大のターゲットは勿論、中国。この中国はロシアと手を組み、ドル離れを進めてきたが、それだけでなく新たな通貨システムの構築を目指している。

リチャード・ニクソン政権の時代には経済が破綻していたアメリカはその後、資金のコロガシで生き延びてきた。その中心的な仕組みがペトロダラーだと言うことは本ブログでも繰り返し書いてきた通り。金融規制の大幅な緩和もドル発行を可能にし、見かけ上の資産を膨らませて見せる仕掛けを作ることが目的だった。「富豪の力」は幻影にすぎないのだが、その幻影にひれ伏している人が少なくない。投機市場が膨張をやめたとき、相場は下方へ向かい、見かけ上の資産は急速に縮小して実態をさらけ出す。巨大な仕手戦の崩壊とも言える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710160000/

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39. 中川隆[-6098] koaQ7Jey 2017年10月19日 13:16:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.18
米国を後ろ盾とするクルド系武装集団が米国を後ろ盾とするダーイッシュからラッカを奪還した


アメリカを後ろ盾とするクルド系のSDFがラッカ北部の都市を完全に制圧したと発表、日本のマスコミはその話を垂れ流している。相変わらずの「大本営発表方式」である。ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は2013年3月にラッカを制圧、翌年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言してラッカを「首都」に定めた。モスルを制圧し、トヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねた「パレード」を行ったのはその年の6月だ。

しつこく指摘するが、このパレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずである。それにもかかわらず攻撃せずに静観していた。

アメリカ政府はそうした動きを静観していただけでなく、ダーイッシュ的な武装集団の支配地域が作られるという警告は2012年8月の段階でDIA(国防情報局)から提出されている。当然、その情報をバラク・オバマ大統領も知っていたはずだ。そのときにDIA局長だったマイケル・フリン中将は2014年8月、ダーイッシュが売り出された直後に解任された。

こうした傭兵を使った侵略作戦を推進するため、2015年2月17日には戦争に消極的だったチャック・ヘイゲル国防長官が解任され、同年9月25日にはサラフィ主義者を中心とする武装勢力を危険視していたマーティン・デンプシー統合参謀本部議長が退任している。戦争体制が整備されたわけだが、その直後にロシア軍が介入してネオコンの計画は躓いている。

アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力のシリア侵略、バシャール・アル・アサド政権排除、傀儡体制の樹立というプランは風前の灯火である。本ブログでは何度も書いてきたように、最大の原因は2015年9月30日に始まったロシア軍の空爆だ。

ロシア軍はシリア政府の要請で軍事介入、アメリカ主導軍とは違い、本当にサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする戦闘集団、つまりアル・カイダ系武装グループやダーイッシュを攻撃して戦況を一変させてしまった。ジョン・ケリー前国務長官の言葉を借りると、方程式を変えてしまった。

サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を使ったシリア侵略に失敗したアメリカは、こうした勢力を自分たちが倒したかのような宣伝を展開している。第2次世界大戦でドイツ軍と戦い、勝ったのは米英だというおとぎ話を広めたのと同じ手口だ。

本ブログでは何度も書いてきたが、現在、シリアではデリゾールから東南へ延びる油田地帯の争奪戦になっている。アメリカを後ろ盾とするダーイッシュはアメリカを後ろ盾とするSDFの進軍に協力、石油関連施設への立ち入りを許しているが、シリア政府軍も迫っている。その油田地帯の戦いに参加するため、ラッカから戦闘員が移動していると見られている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710170000/


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40. 中川隆[-6074] koaQ7Jey 2017年10月24日 08:46:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.24
化学兵器の使用を口実にシリアへ軍事侵攻を目論んだ米政府が反政府軍の化学兵器使用を認めた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710240000/

アメリカの支配層がシリア侵略の手先をアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に見切りをつけ、クルド勢力に切り替えていることは本ブログで繰り返し、指摘している。

アメリカを後ろ盾とするクルド勢力とロシアを後ろ盾とするシリア政府軍は現在、デリゾールの南東に広がる油田地帯の制圧を目指しているが、クルド勢力とジハード勢力はすでに協力関係にあり、戦闘は報告されていない。ダーイッシュは制圧していた石油関連施設をクルド勢力に明け渡し、油田制圧はクルドが先行しているようだ。

ジハード勢力を切り捨てたからなのか、アメリカ国務省が10月18日に発表した旅行者向けの警告の中で、ダーイッシュやハーヤト・ターリル・アル・シャム(アル・ヌスラ)などのグループが化学兵器を使うことを認めている。


勿論、化学兵器はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアをはじめとする勢力が送り込んだ傭兵集団が使っていることは2013年の段階から指摘されてきたが、アメリカの政府や有力メディアは政府軍が使用したと強弁、それを口実にしてアメリカ軍やNATO軍による直接的な軍事介入を目論んできた。傀儡体制の樹立に失敗したなら、イラクやリビアのように国を破壊して「石器時代」のようにしようとしたわけだ。

アメリカが化学兵器の使用を口実にした直接的な侵略を口にしたのは2012年8月のこと。バラク・オバマ大統領が直接的な軍事介入の「レッド・ライン」は生物化学兵器の使用だと宣言したのだ。少なからぬ人は、アメリカ政府が生物化学兵器を使うことに決めたのだなと推測した。


その3カ月前、5月にはシリア北部ホムスで住民が虐殺され、西側の政府やメディアは政府軍が実行したと宣伝、軍事介入を目論んだのだが、実際はアル・カイダ系武装集団が実行したことがすぐに発覚する。

本ブログでは何度も書いてきたが、現地を調査した​ローマ教皇庁のフランス人司教は反政府軍のサラフィ主義者や外国人傭兵が住民を虐殺したと報告​、それは教皇庁の通信社が伝えた。ドイツの​フランクフルター・アルゲマイネ紙​も、キリスト教徒やスンニ派の国会議員の家族が犠牲になっていると伝えている。

その司教は、「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と語っていた。

シリア政府軍が住民を虐殺しているという作り話を広めるために西側の有力メディアが利用した人物がシリア系イギリス人の​ダニー・デイエム​。シリア政府の弾圧を訴え、外国勢力の介入を求める発言を続けていた。ところがしばらくするとダニー・デイエムのグループが「シリア軍の攻撃」を演出する様子を移した部分を含む映像がインターネット上に流出、嘘がばれてしまう。虐殺話が駄目になり、オバマは生物化学兵器話へ切り替えたわけだ。

2012年12月になると国務長官だったヒラリー・クリントンがこの宣伝に加わる。自暴自棄になったシリアのバシャール・アル・アサド大統領が化学兵器を使う可能性があると主張したのだ。翌年の1月になると、アメリカ政府はシリアでの化学兵器の使用を許可、その責任をシリア政府へ押しつけてアサド体制を転覆させるというプランが存在するとイギリスのデイリー・メール紙が報道した。


そして2013年3月、ダーイッシュがラッカを制圧した頃にアレッポで化学兵器が使われ、西側はシリア政府を非難したが、この化学兵器話に対する疑問はすぐに噴出、5月には国連の調査官だったカーラ・デル・ポンテが化学兵器を使用したのは反政府軍だと語っている。この年には8月にも化学兵器が使用され、アメリカは9月上旬に攻撃すると見られていたが、地中海から発射されたミサイルが海中に墜落、軍事侵攻はなかった。その件も、シリア政府が化学兵器を使用したことを否定する報道、分析が相次いだ。

2015年9月30日にシリア政府の要請で軍事介入したロシア軍はアメリカ主導軍とは違い、ダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力を本当に攻撃、戦況は一変して政府軍が優位な展開になった。

そうした中、今年4月4日の明け方にイドリブでシリア政府軍がサリンを搭載した爆弾を投下したという話を西側は広めようとする。国連のOPCW(化学兵器禁止機関)は攻撃があったとされる時間帯に現地へ航空機は飛来していないと発表しているが、それを無視、アル・カイダ系武装集団の「証言」を全面的に採用しての主張だ。

コントラの麻薬取引を明るみに出したことで有名なジャーナリスト、ロバート・パリーによると、​4月6日にポンペオCIA長官は分析部門の評価に基づき、致死性の毒ガスが環境中に放出された事件にバシャール・アル・アサド大統領は責任がなさそうだとトランプ大統領に説明​していたと彼の情報源は語り、その情報を知った上でトランプ大統領はロシアとの核戦争を招きかねない攻撃を命令したという。6月25日には調査ジャーナリストの​シーモア・ハーシュもパリーと同じ話を記事​にしている。化学兵器の使用にアサド政権は無関係だとするCIAの報告は無視されたということだ。

ドナルド・トランプ大統領は4月5日に首席戦略官のステファン・バノンをNSC(国家安全保障会議)から追い出し、4月7日にはホムスにあるアシュ・シャイラト空軍基地をトマホーク巡航ミサイル59発で攻撃している。ミサイルは2隻の駆逐艦、ポーターとロスから発射されたが、ロシア側の主張によると、目標に到達したのは23発だけだという。

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最終更新日 2017.10.24 04:43:02









2017.10.23

アメリカで国内の収容所化が本格化してから約30年、その波が押し寄せている日本では人々が鈍感


カテゴリ:カテゴリ未分類

日本がウォール街を拠点にする巨大金融資本の強い影響下に入ったのは関東大震災からである。その間、ウォール街と対立関係にあったニューディール派のフランクリン・ルーズベルト大統領の時代は例外だが、そのときでも駐日大使はウォール街の大物だった。支配者をアングロ・シオニストというとらえ方をするならば、始まりは明治維新だ。

ルーズベルトが大統領に就任した直後、1933年から34年にかけてアメリカではJPモルガンをはじめとする金融資本の大物たちがクーデターを企てて失敗したが、ウォール街にとって好都合なことに、ドイツが降伏する直前、1945年4月に急死した。

それ以上に大きな変動は1960年代から70年代にかけて引き起こされている。1963年11月22日に平和の戦略を掲げるジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されてからデタント派が粛清されたジェラルド・フォード政権までの期間だ。ネオコンが台頭してくるのはフォード政権の時である。

そして1980年代から国家改造が本格化している。まず国内を収容所化するCOGプロジェクトが開始され、ソ連が消滅した直後の1992年には世界制覇を目指す戦争を始めると宣言するウォルフォウィッツ・ドクトリンが作成されている。このCOGプロジェクトとウォルフォウィッツ・ドクトリンが現在、アメリカ支配層の基本戦略になっている。


最近になって日本では緊急事態条項が問題になっているが、COGプロジェクトでは1988年に憲法の機能を停止させる条件が核戦争から国家安全保障上の緊急事態へ変更され、2001年9月11日の世界貿易センターや国防総省本部庁舎への攻撃で始動している。

こうしたアメリカの動きを見ていれば、遅くとも1992年には日本でも収容所化や侵略戦争という計画に日本も組み込まれると考えなければならなかった。実際、警鐘を鳴らす人もいたが、少なかった。勿論、今でも緊急事態条項を多数が問題にしているとは言えないが、それよりも遥かに少なかった。そして、現在の状況を生み出したわけである。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710240000/

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41. 中川隆[-6075] koaQ7Jey 2017年10月25日 21:21:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.25
米国の支援を受けているクルドが米国の手先であるダーイッシュの支配する油田を制圧したのか?


アメリカの支援を受けているクルド系軍事組織のSDF(シリア民主軍)は10月22日、デリゾールの東にあるオマールの油田地帯をほぼ損害なしに制圧したと発表した。この地域はダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が支配してきたが、すでにダーイッシュやハーヤト・ターリル・アル・シャム(アル・ヌスラ、AQI)などはSDFと協力関係にあり、戦闘がなくても不思議ではない。何しろ、両者の後ろ盾はともにアメリカだ。

ただ、制圧の際に撮影されたとされて流されている映像は古いものだと指摘されている。SDFが無傷で支配できたのは南から迫るシリア政府軍とダーイッシュが戦っている隙を突いたのだとする説明も流れているが、事実かどうかは不明。オマールを制圧したとする情報を流すことでシリア政府軍の進撃にブレーキをかけようとしているとする見方もある。

アメリカが手先をジハード勢力からクルドへ切り替えた結果、トルコがアメリカからの離反を加速、イランやロシアとの関係を強めている。アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とした勢力によるシリア侵略が長引いてトルコ経済が疲弊、2016年6月にはロシアとの関係改善に乗り出し、7月にはシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆している。トルコで武装蜂起があったのはその直後だ。

レジェップ・タイイップ・エルドアン政権はこのクーデター計画の背後にアメリカへ亡命中でCIAの保護下にあるフェトフッラー・ギュレンがいると指摘、アメリカ中央軍のジョセフ・ボーテル司令官やジョン・キャンベルISAF司令官が黒幕だとしていた。当然、計画の拠点はアメリカ大使館だと見ている。

2003年にアメリカ主導軍が先制攻撃、破壊と殺戮の場になったイラクでも反米感情は強い。侵略当初、アメリカは親イスラエル体制を樹立させようとしたが、失敗。首相に選ばれたヌーリ・アル・マリキは2014年3月にアメリカの同盟国であるサウジアラビアやカタールが反政府勢力へ資金を提供していると語り、ロシアへ接近する姿勢を見せた。その年の4月に実施された議会選挙でマリキが党首を務める法治国家連合が第1党になるものの、マリキは首相になれなかった。アメリカ政府が介入したと見られている。

2014年はダーイッシュが売り出された年でもある。1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国が宣言され、6月にはモスルを制圧した。その際にトヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねた「パレード」を行い、その様子を撮影した写真が配信されたことも有名になったのだが、こうした行動は格好の攻撃目標だったが、アメリカ軍は動いていない。

パレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずだが、攻撃せずに静観していた。ダーイッシュ的な武装集団の勢力拡大を2012年8月の段階で警告していたマイケル・フリンDIA局長はそのときにバラク・オバマ政権から追い出されている。シリアやイラクにダーイッシュを広めたのはアメリカなのである。

その後、ハイデル・アル・アバディ首相もアメリカに背く。2015年9月30日にロシアがシリア政府の要請で空爆を始め、その成果を見た彼はイラクもロシアに空爆を頼みたいという意思を示したのだ。そこでジョセフ・ダンフォード米統合参謀本部議長がイラクへ乗り込み、ロシアへ支援要請をするなと恫喝したと見られている。

今年9月25日にイラクのクルド勢力は独立を問う住民投票を実施、圧倒的な90%以上が賛成したとされているが、この住民投票を実施したクルドのリーダー、マスード・バルザニは反対派を暗殺してきたと指摘され、問題は多い。その住民投票をアメリカなど西側が認めている理由はバルザニ、その父親であるムスタファ・バルザニと同じようにイスラエルの情報機関モサドとつながっている、あるいはそのオフィサーだと言われている。そこで、クルドの国は第2のイスラエルになると指摘されているのだ。中東に「満州国」が作られるとも言える。

アメリカはイラクで活動していた戦闘員の少なからぬ部分をシリアのデリゾール周辺へ移動させたと言われている。そうしたこともあってイラクではダーイッシュの支配地が縮小したと言える。

そうした中、アメリカのレックス・ティラーソン国務長官は全ての外国人戦闘員は帰国すべきだと発言した。イランの戦闘員をイラクから追い出せということだろうが、問題になったPMU(人民動員軍)についてイラク人だとアル・アバディ首相はティラーソン長官に反論、イラク憲法は外国の軍事勢力が駐留することを認めていないとも主張した。アメリカ軍の撤退を求めたのだろう。PMUのカイス・アル・ハザリ司令官はアメリカ軍に対し、撤退の準備をすべきだと語った。

中東ではシリア、イラン、イラク、ロシアが連携を強め、そこへトルコやカタールも加わった。そして最近ではアメリカのドルを支えてきたサウジアラビアがロシアへ接近している。かつての同盟国、友好的体制を自分たちの都合で切り捨ててきたアメリカに対する不信感がその根底にはあると見られている。それに対し、ロシアは約束を守り、しかも軍事的にアメリカよりも優位にあることを示してきた。しかも、ここにきてイラクのクルド勢力内でもイスラエルの手先であるバルザニを隅へ押しやり、イラク政府と話し合いを始める動きも報告されている。イラクのクルドよりアングロ・シオニストとの関係が希薄なシリアのクルドも今後、アメリカに従い続けるとは言えない。

中東でアメリカは厳しい状況に陥っている。現在、ロシアと中国は戦略的な同盟国になっていると言われている。そのうち軍事的に弱いのは中国。ここにきてアメリカは東アジアで戦争を始めるのではないかと懸念する声が強まっている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710250000/

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42. 中川隆[-6098] koaQ7Jey 2017年10月28日 13:40:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.28
JFK暗殺に関する資料もスノーデンが持ち出した機密資料もアメリカ支配層は管理下に置いている


1992年10月26日に発効したJFK記録法に従い、ドナルド・トランプ大統領はジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関する未公表の資料を公開するとしていたが、​CIAやFBIなどからの圧力で前言を撤回​、一部を公開しないことにしたという。

1963年11月22日にケネディ大統領が暗殺されてから多くの人が調査、朧気ながら真相は明らかになってきたが、新たな資料がさらなる調査の突破口になることを恐れているかもしれない。CIA、FBI、シークレット・サービス、軍などのほか、パーミンデックスは早い段階から注目されていたことは本ブログでも触れた。

情報が明らかにされていないという点では、エドワード・スノーデンが持ち出し、ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドらへ渡したNSAの機密資料も大半は公開されていない。2013年5月に香港でスノーデンから受け取った資料をグリーンウォルドはオークション・サイトのeBayを創設したピエール・オミダイアなる富豪に渡し、ふたりは同年10月にファースト・ルック・メディアという組織を創設する。その際にオミダイアは2億5000万ドルの投資を約束、そのプロジェクトの一環として2014年2月にインターセプトを創刊したわけだ。

この新しいメディアを胡散臭いと感じる人は当初からいた。オミダイアはバラク・オバマと親しく、スノーデンが持ち出した資料をNSAとのビジネスに利用しているとも言われている。2014年2月23日にウクライナではシオニスト/ネオコンとネオ・ナチがクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ大統領を排除したが、そのときにUSAIDやNED(つまりCIA)と同じようにオミダイアも資金を提供、クーデターに協力している。

インターセプトはスノーデンから渡された資料の大半を公表していないが、​10月24日付けの記事​で2013年5月に反シリア政府軍がダマスカスを攻撃した際のことについて書き、その攻撃の黒幕はサウジアラビアのサルマン・ビン・スルタン王子だとしている。当時、国家安全保障会議の事務総長補佐だった。

事務総長は兄のバンダル・ビン・スルタンだが、この人物はバンダル・ブッシュと言われるほどブッシュ家と親しく、アメリカやイスラエルの情報機関とつながり、サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やチェチェンの武装勢力を動かしていた。

アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがサラフィ主義者やムスリム同胞団を使い、イラン、シリア、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を始めたことを​シーモア・ハーシュ​は2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に書いた。その工作を主導した人物として、リチャード・チェイニー副大統領、国家安全保障副補佐官のエリオット・エイブラムズ、バンダル・ビン・スルタンなどの名前が挙げられている。アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがサラフィ主義者やムスリム同胞団を使う可能性を語る専門家の話も引用している。その専門家とはジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院のディーンで、CFR(外交問題評議会)のメンバー。

また、​本ブログでもすでに書いた​ことだが、アメリカ国務省は10月18日に旅行者向けの警告を発表、その中でダーイッシュやハーヤト・ターリル・アル・シャム(アル・ヌスラ)などのグループが化学兵器を使うことを認めている。

インターセプトの記事が2014年に掲載されたなら納得できるが、このタイミングで載せたことに疑問を感じる人は少なくないだろう。最近、サウジアラビアはロシアへ接近している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710280000/

[スレ主【仁王像】による初期非表示理由]:2重投稿(アラシや工作員によくあるコメントはスレ主が処理可能)

43. 中川隆[-6081] koaQ7Jey 2017年10月29日 12:32:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.29
シリアのクルド勢力は連邦を口にしはじめたが、その後ろ盾になっている米国は軍事基地を建設済み
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710290000/

アメリカを後ろ盾とするシリアのクルド勢力は​「独立」でなく「連邦」​を望むと言い始めたようだ。イスラエルの支配下にあるイラクのクルドと合体し、油田地帯を押さえても独立を宣言すれば新たな戦争が始まり、周囲の敵は石油を運び出させないだろう。しかもロシア軍を相手に戦争で勝つことは至難の業だ。

現在、シリアではデリゾールの南東地域、ユーフラテス川沿いの油田地帯を制圧するためにクルド軍とシリア政府軍は争っている。言うまでもなくクルドの背後にはアメリカが存在し、やはりアメリカが動かしてきたダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)とは連携している。それに対し、政府軍にはロシアがついている。

アメリカ軍とロシア軍との関係が一気に緊迫化したのは9月20日のこと。13日からイドリブの州都に入ってパトロールしていたロシア軍憲兵29名の部隊をアル・カイダ系のアル・ヌスラが戦車なども使って攻撃、包囲したのだが、その作戦はアメリカの情報機関/特殊部隊が指揮していたと言われている。

戦闘は数時間続き、その間にロシア軍の特殊部隊スペツナズが救援に駆けつけ、Su-25も空爆、反政府軍の部隊は全滅、その戦闘員約850名が死亡したという。その際にアメリカの特殊部隊を壊滅させ、死亡した隊員をロシアの特殊部隊員が火葬にしたとも伝えられている。

ロシア兵を拘束し、プロパガンダや脅しに利用するつもりだったと見られているが、これはアメリカの少なくともCIAや特殊部隊はロシア軍を直接的なターゲットにしたことを意味している。

9月21日、シリアの北部でアメリカ主導軍の指揮下にある戦闘集団から再びシリア軍が攻撃されたなら反撃するとロシア軍は発表、22日には地中海からカリバル(巡航ミサイル)で反政府軍を攻撃した。

そうした状況の中、アメリカ軍とロシア軍の幹部との間で急遽話し合いが持たれたと伝えられている。アメリカ軍とロシア軍の直接的な交戦に発展する可能性が高まったことをアメリカ軍も懸念したのだろうが、CIAや特殊部隊はそれを望んだのだ。

ちなみに、アメリカ中央軍を指揮しているジョセフ・ボーテルは特殊部隊の出身。2016年7月にトルコでクーデター未遂があったが、その際にボーテルはジョン・キャンベルISAF司令官と共に黒幕だと指摘されていた。

そして9月24日、デリゾールでロシア軍事顧問団の幹部、バレリー・アサポフ中将が砲撃で死亡した。反政府軍による攻撃だが、それまでとは違って精度が高かったという。つまり正確な情報を事前に得ていた。その情報を提供したのはCIA/米特殊部隊だと見る人もいる。少なくともロシア側は、アメリカ側から機密情報がダーイッシュやアル・カイダ系武装集団へ漏れていると疑っていた。そのデリゾールにあるダーイッシュの拠点を地中海にいるロシア軍の潜水艦は10月5日、カリバル(巡航ミサイル)10機で攻撃して破壊している。

本ブログではすでに書いたことだが、ダーイッシュの支配地域にアメリカ軍の特殊部隊が使う装甲車や装備が展開していることを示す衛星写真をロシア国防省は9月24日に発表した。アメリカ軍は戦闘態勢になく、その地域をクルド系のSDF(シリア民主軍)を平和裏に通過していると説明している。ダーイッシュは自分たちが制圧していた石油関連施設へSDFが入ることを許しているとも伝えられている。そうした中、シリア政府軍はイラクとの国境に近い地域へ向かって進軍、イラク軍も連携して動いているという。北からはトルコ軍も入って来た。

すでにダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力は壊滅に近い状態。アメリカ軍はそうした勢力の指揮官クラスや金庫番をヘリコプターで救出したきたが、ダーイッシュの幹部がアメリカが新たに編成する「穏健派」は参加しているとも指摘されている。

バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだが、ラッカを制圧した後、アメリカ軍はSDFを強化するためにそこで戦闘員を養成するための軍事訓練も行っている。イラクからイラン軍は出て行けとアメリカ政府は言っているが、アメリカ軍はイラクやシリアに居座るつもりだ。

ところで、過去にアメリカ支配層は似たようなことをしている。第2次世界大戦でアメリカやイギリスの支配層はドイツ軍がソ連に攻め込む様子を眺めていた。ドイツ軍は1941年6月に東へ向かって進撃を開始、7月にドイツ軍はレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)を包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点まで迫り、その一方でドイツ軍はカスピ海周辺の油田地帯へも軍隊を進める。そして1942年8月にドイツ軍はスターリングラード市内へ突入して市街戦が始まった。

ここまではドイツ軍が圧倒的に優勢だったが、1942年11月にソ連軍が猛反撃を開始、ドイツ軍25万人を完全に包囲して43年1月に生き残ったドイツの将兵9万1000名は降伏してドイツの敗北は決定的。慌てた米英両国は1943年5月にワシントンDCで会談して善後策を協議、7月にアメリカ軍はイギリス軍と共にシチリア島に上陸した。9月にはイタリア本土を占領、ハリウッド映画で有名になったオーバーロード(ノルマンディー上陸)作戦は1944年6月になってからのこと。この上陸作戦の相手はソ連だったと言うべきだろう。

ドイツ軍がソ連へ攻め込んだバルバロッサ作戦の際、ドイツ軍の首脳は西部戦線防衛のために大軍を配備するべきだと主張したが、アドルフ・ヒトラーがそれを退けたとされている。ヒトラーは西からドイツが攻められないことを知っていた可能性がある。ちなみに、1941年5月10日、ヒトラーの側近だったルドルフ・ヘスは単身、飛行機でスコットランドへ飛んでいる。




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44. 中川隆[-6035] koaQ7Jey 2017年11月02日 09:33:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.11.02
ミューラー特別検察官は侵略戦争の黒幕でもある米支配層の権益を守るために不都合な事実は隠蔽


2001年9月4日から13年9月4日にかけてFBI長官を務めたロバート・ミューラーが特別検察官に任命されたのは今年(17年)5月17日のこと。FBI就任から1週間後の2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省の本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたが、この攻撃に関する捜査を妨害したと批判されている人物でもある。

特別検察官が任命された目的は、2016年のアメリカ大統領選挙にロシアが介入したのかどうかを捜査することにあったが、その疑惑自体が証拠も根拠もないもの。今年3月に報告書らしきものが公表されたが、それを作成したクリストファー・スティールはイギリスの対外情報機関MI6のオフィサーだった人物。匿名の情報源に聞いた話をまとめたものにすぎず、根拠薄弱だということは本人も認めている。そのスティールが作成した報告書を元に、ロシア疑惑劇の開幕を下院情報委員会で告げたのがアダム・シッフ下院議員だ。

この報告書が公表される前、その前のバージョンを持っていて、ジェームズ・コミーFBI長官(当時)へ渡した人物がいる。シリアへ密入国してダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)のトップと会ったり、クーデターが成功する前のウクライナに乗り込んでネオ・ナチの幹部と会談、体制転覆を煽っていたことでも知られている​ジョン・マケイン上院議員​である。今年1月にバズフィードというインターネットメディアが報告書を明らかにしている。この上院議員がこのメディアへ渡したのではないかという疑惑が囁かれたが、マケイン本人はこの話を否定している。

シッフ議員もそうだが、当初、「ロシア疑惑」を叫んでいる勢力が最大のターゲットにしていたのが国家安全保障補佐官だったマイケル・フリン中将。2012年7月24日から14年8月7日にかけてDIA(国防情報局)の長官を務めた軍人だ。

ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派は1992年2月に世界制覇戦略、いわゆる​ウォルフォウィッツ・ドクトリン​を作成しているが、その中心になったポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)は1991年の段階でイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしていた。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は2007年に語っている。(​3月​、​10月​)

2007年には調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが​3月5日付けニューヨーカー誌​で、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラに対する秘密工作を開始した書いている。

その記事の中で、ジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院のディーンで外交問題評議会の終身メンバーでもあるバリ・ナスルはサウジアラビアが「ムスリム同胞団やサラフ主義者と深い関係がある」と指摘、その「イスラム過激派」が手先だとしている。その工作が侵略戦争という形で浮上したのは2011年3月のことだった。その前の月にはアフリカを自立させ、ドルからの離脱を目論んでいたリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制打倒を目指す戦争も始まっていた。

バラク・オバマ大統領はシリアのバシャール・アル・アサド政権を「独裁体制」だと主張し、「穏健派」を支援すると称して軍事介入を始めたのだが、20128月にDIAはシリアに「穏健派」の反政府勢力は存在しないとホワイトハウスに報告している。そのときの局長がマイケル・フリン中将にほかならない。報告書の中で、オバマ政権のシリア侵略政策を変更しないと東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があると警告している。その警告は2014年、ダーイッシュという形で現実となったわけだ。

フリンを攻撃する材料としてトルコとのビジネス上の関係が問題にされている。指名手配になっている「テロリスト」やイスラム過激派だとされているフェトフッラー・ギュレンとそのネットワークに関する調査を依頼され、その代償を受け取ったこともミューラーは捜査の対象にしている。ミューラーはFBI長官時代、ギュレンのネットワークに関する報告を隠蔽した張本人だと​FBIの内部告発者であるシベル・エドモンズ​は主張している。エドモンズは9/11の後、FBIの翻訳に問題があることを指摘し、解雇された。今年3月、​ギュレンがアメリカでネットワークを構築​していることを有力メディアも報道している。

アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力が始めたシリアの戦争は長引き、トルコは経済的に苦しくなる。そこで2016年6月にはロシアとの関係改善に乗り出し、7月にはシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆している。トルコで武装蜂起があったのはその直後だ。

そのクーデター計画の背後にはアメリカへ亡命、CIAの保護下にあるフェトフッラー・ギュレンがいるとトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権は主張している。エルドアンはアメリカ中央軍のジョセフ・ボーテル司令官やジョン・キャンベルISAF司令官がクーデター計画の黒幕だとしてる。ギュレンに関する調査はCIAやFBIをはじめとするアメリカの政府機関にとっても不都合な事実を明るみに出しかねない。

アル・カイダ系武装集団やダーイッシュなどのタグをつけた武装集団やネオ・ナチを使って軍事侵略、体制転覆を目論んでいるアメリカ支配層の権益を守ることがミューラーの役割だと言えるだろう。
2017.11.02
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ミューラー特別検察官は侵略戦争の黒幕でもある米支配層の権益を守るために不都合な事実は隠蔽


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2001年9月4日から13年9月4日にかけてFBI長官を務めたロバート・ミューラーが特別検察官に任命されたのは今年(17年)5月17日のこと。FBI就任から1週間後の2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省の本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたが、この攻撃に関する捜査を妨害したと批判されている人物でもある。

特別検察官が任命された目的は、2016年のアメリカ大統領選挙にロシアが介入したのかどうかを捜査することにあったが、その疑惑自体が証拠も根拠もないもの。今年3月に報告書らしきものが公表されたが、それを作成したクリストファー・スティールはイギリスの対外情報機関MI6のオフィサーだった人物。匿名の情報源に聞いた話をまとめたものにすぎず、根拠薄弱だということは本人も認めている。そのスティールが作成した報告書を元に、ロシア疑惑劇の開幕を下院情報委員会で告げたのがアダム・シッフ下院議員だ。

この報告書が公表される前、その前のバージョンを持っていて、ジェームズ・コミーFBI長官(当時)へ渡した人物がいる。シリアへ密入国してダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)のトップと会ったり、クーデターが成功する前のウクライナに乗り込んでネオ・ナチの幹部と会談、体制転覆を煽っていたことでも知られている​ジョン・マケイン上院議員​である。今年1月にバズフィードというインターネットメディアが報告書を明らかにしている。この上院議員がこのメディアへ渡したのではないかという疑惑が囁かれたが、マケイン本人はこの話を否定している。

シッフ議員もそうだが、当初、「ロシア疑惑」を叫んでいる勢力が最大のターゲットにしていたのが国家安全保障補佐官だったマイケル・フリン中将。2012年7月24日から14年8月7日にかけてDIA(国防情報局)の長官を務めた軍人だ。

ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派は1992年2月に世界制覇戦略、いわゆる​ウォルフォウィッツ・ドクトリン​を作成しているが、その中心になったポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)は1991年の段階でイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしていた。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は2007年に語っている。(​3月​、​10月​)

2007年には調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが​3月5日付けニューヨーカー誌​で、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラに対する秘密工作を開始した書いている。

その記事の中で、ジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院のディーンで外交問題評議会の終身メンバーでもあるバリ・ナスルはサウジアラビアが「ムスリム同胞団やサラフ主義者と深い関係がある」と指摘、その「イスラム過激派」が手先だとしている。その工作が侵略戦争という形で浮上したのは2011年3月のことだった。その前の月にはアフリカを自立させ、ドルからの離脱を目論んでいたリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制打倒を目指す戦争も始まっていた。

バラク・オバマ大統領はシリアのバシャール・アル・アサド政権を「独裁体制」だと主張し、「穏健派」を支援すると称して軍事介入を始めたのだが、20128月にDIAはシリアに「穏健派」の反政府勢力は存在しないとホワイトハウスに報告している。そのときの局長がマイケル・フリン中将にほかならない。報告書の中で、オバマ政権のシリア侵略政策を変更しないと東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があると警告している。その警告は2014年、ダーイッシュという形で現実となったわけだ。

フリンを攻撃する材料としてトルコとのビジネス上の関係が問題にされている。指名手配になっている「テロリスト」やイスラム過激派だとされているフェトフッラー・ギュレンとそのネットワークに関する調査を依頼され、その代償を受け取ったこともミューラーは捜査の対象にしている。ミューラーはFBI長官時代、ギュレンのネットワークに関する報告を隠蔽した張本人だと​FBIの内部告発者であるシベル・エドモンズ​は主張している。エドモンズは9/11の後、FBIの翻訳に問題があることを指摘し、解雇された。今年3月、​ギュレンがアメリカでネットワークを構築​していることを有力メディアも報道している。

アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力が始めたシリアの戦争は長引き、トルコは経済的に苦しくなる。そこで2016年6月にはロシアとの関係改善に乗り出し、7月にはシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆している。トルコで武装蜂起があったのはその直後だ。

そのクーデター計画の背後にはアメリカへ亡命、CIAの保護下にあるフェトフッラー・ギュレンがいるとトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権は主張している。エルドアンはアメリカ中央軍のジョセフ・ボーテル司令官やジョン・キャンベルISAF司令官がクーデター計画の黒幕だとしてる。ギュレンに関する調査はCIAやFBIをはじめとするアメリカの政府機関にとっても不都合な事実を明るみに出しかねない。

アル・カイダ系武装集団やダーイッシュなどのタグをつけた武装集団やネオ・ナチを使って軍事侵略、体制転覆を目論んでいるアメリカ支配層の権益を守ることがミューラーの役割だと言えるだろう。


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45. 中川隆[-6037] koaQ7Jey 2017年11月03日 10:50:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.11.03
6月から原油相場が上昇、ブレント原油は60ドル台に入ったが、その背後で世界情勢に大きな変化
原油相場が上昇、ブレント原油の場合、今年(2017年)6月下旬に1バーレル45ドル台だった価格が10月末には60ドル台に入った。6月には中東情勢に大きな変化があり、緊迫の度合いが高まったが、世界情勢が大きく変化した時期のようにも思える。

5月から6月にかけてシリアでは東南部でアメリカ主導軍がシリア政府軍を攻撃、ラッカの近くでは政府軍の戦闘機を撃墜、またヨーロッパではNATO軍の戦闘機がロシアの国防大臣が乗った航空機に近づいて威嚇、ロシア軍の戦闘機に追い払われるということもあった。

その背景にはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする侵略勢力が手先として使っていたアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)、つまりサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする武装集団が2015年9月30日から行われているロシア軍による軍事介入で崩壊状態になったことが大きい。アメリカ軍によってこうした武装勢力が倒されたかのような宣伝もなされているが、世界的に見れば、その嘘は見抜かれている。

武装勢力の敗走、つまりアメリカ、イスラエル、サウジアラビアが敗北したことを象徴する出来事がダーイッシュを率いているとされるアブ・バクル・アル・バグダディの死亡情報だろう。5月28日にロシア軍が行った空爆で約30名の幹部と一緒に殺害された可能性があるとロシア国防省は発表している。西側ではこの情報を消そうとしてきたが、その後の展開を見ると正しかった可能性が高い。

その直前、ドナルド・トランプ米大統領は中東を訪れている。5月20日から21日にかけてサウジアラビア、22日から23日にかけてイスラエルだ。そのあとイタリアとベルギーを訪問した。そして6月5日、サウジアラビアはカタールとの外交関係を断絶すると発表、経済戦争を仕掛けている。バーレーン、エジプト、アラブ首長国連邦も同調、このうちエジプトを除く4カ国はカタールとの陸、海、空の移動も禁止した。この強硬策を主導したのは副皇太子だったモハンマド・ビン・サルマンで、同月21日には皇太子へ就任した。

しかし、カタールはすでにイランやロシアとの関係を修復する交渉を進め、サウジアラビアからの攻撃に対する準備はできていた。ビン・サルマンは24時間でカタールは屈服すると見通していたとする情報も流れているが、そうした展開にはならなかった。

カタールを屈服させようとしてサウジアラビアはロシアへも接近、5月末にはビン・サルマンがロシアを訪れてウラジミル・プーチンと会談して10月4日から7日にかけてのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド国王のロシア訪問につながった。その時の会談で石油相場について協議しただけでなく、サウジアラビアがロシアから防空システムS-400を含む兵器/武器の供給を受けることも決まった。その防空システムが想定している相手はイスラエルやアメリカだと見られている。

ロシアと戦略的な同盟関係にある中国でも5月に注目すべき出来事があった。5月14日から15日かけて北京でBRF(一帯一路フォーラム)が開催され、29カ国が参加しているのだ。そのうち首相が出席したのはポーランド、ハンガリー、セルビア、ギリシャ、イタリア、スペイン、エチオピア、パキスタン、スリ・ランカ、モンゴル、カンボジア、マレーシア、フィジー、大統領はフィリピン、ベトナム、インドネシア、ラオス、ケニア、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、トルコ、チェコ、スイス、アルゼンチン、チリ、そしてミャンマーは最高実力者のアウン・サン・スー・チー。国連、世界銀行、IMFなどもトップを送り込んできた。

1992年にネオコンなどアメリカの好戦派が始めた軍事力による世界制覇プロジェクトはロシアの再独立で揺らいだが、それでも当初の計画を強引に進めようとした結果、信頼をなくして自分たちの衰退ぶりをさらすことになった。ドルが基軸通貨の地位から陥落するのは時間の問題だと見られている。ロシアと中国を中心とした多極化へ進むのか、アメリカの巨大資本が世界を支配するファシズム体制へ進むのか、岐路にさしかかっている。

すでにアメリカ離れは世界規模で進んでいる。各国支配層はアメリカのカネと暴力に屈服しているが、それでは流れを抑えきれないだろう。核戦争の脅しがロシアや中国に通用するとは思えない。そうした中、アメリカ支配層に盲従しているのが日本である。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201711020000/


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46. 中川隆[-5970] koaQ7Jey 2017年11月09日 11:17:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.11.09
カタールの前首相もアメリカなどがシリア侵略の黒幕だと発言、これまで指摘されてきたことを確認

カタールのハマド・ビン・ジャーシム・ビン・ジャブル・アール・サーニー前首相が同国のテレビ番組で発言した内容が注目されている。西側の有力メディアは無視しているようだが、それだけ重大な内容だとも言える。シリアで戦争が始まった2011年からカタールはサウジアラビアやアメリカと手を組み、シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すために物資をトルコ経由で運んだと語っているのだ。(​番組​、​問題部分​)アメリカが描いた侵略計画が破綻、内紛が激しくなっている。

シリア侵略のプランは1991年の段階でネオコンが作成していたことも本ブログでは書いてきた。アメリカの国防次官だったネオコンのポール・ウォルフォウィッツはその年、イラク、シリア、イランを殲滅すると語っていたという。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は2007年が明言していることだ。(​3月​、​10月​)その年の12月にソ連が消滅、ウォルフォウィッツは1992年2月に国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成する。これが​ウォルフォウィッツ・ドクトリン​だ。

この計画通り、ネオコンに主導されたアメリカは2003年にイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒し、瓦礫と死体の山を築く。それから4年を経た2007年、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュは3月5日付けのニューヨーカー誌で、​アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟がシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を始めた​と書いている。これもウォルフォウィッツが1991年の段階で口にしていた国だ。ハーシュの記事には、この工作にムスリム同胞団やサラフィ主義者が使われることも示唆されている。

ニューヨークの世界貿易センターやバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されてから10日程後、クラークはペンタゴンで統合参謀本部の知り合いからイラクを攻撃すると聞かされる。その知人もクラークもイラクを攻撃する理由がわからなかったという。その数週間後には国防長官のオフィスで作成された攻撃予定国のリストを見せられる。そこにはイラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランが載っていたという。

シリアやリビアに対する侵略の主力はアル・カイダ系武装集団。バラク・オバマ大統領は穏健派を支援しているとしていたが、​シリアで政府軍と戦っているのはサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(イラクのアル・カイダ)​だとアメリカ軍の情報機関DIAは2012年8月にホワイトハウスへ報告している。しかも、オバマ政権の政策が続くと東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配圏が作られる可能性があると警告していた。これはダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になる。

2012年当時、DIAを率いていたマイケル・フリン中将は退役後、この問題をアル・ジャジーラの番組で問われ、​ダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権が決めた政策による​と語っている。

ダーイッシュは2014年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にはモスルを制圧している。モスル制圧の際にはトヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねたパレードを行い、その様子を撮影した写真が配信されている。パレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずだが、攻撃せずに静観していた。フリンが退役に追い込まれたのはこの年の8月である。

フリン退役の翌月にトーマス・マッキナリー中将はアメリカがダーイッシュを作る手助けをしたと発言、同じ月には統合参謀本部議長だったマーティン・デンプシー大将が上院軍事委員会で、ダーイッシュに資金提供している主要なアラブ同盟国を知っていると証言した。2015年にはウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官がアメリカの友好国と同盟国がダーイッシュを作り上げたと語っている。

また、2014年10月には副大統領だったジョー・バイデンがハーバーバード大学で行った講演の中で、中東におけるアメリカの主要な同盟国がダーイッシュの背後にいると発言、ヒラリー・クリントンは2014年8月にジョン・ポデスタ宛てに出した電子メールの中で、サウジアラビアやカタールがダーイッシュなどへ資金や物資を供給していると書いていた。勿論、アル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュを使った侵略にはイスラエルも参加している。

アメリカ政府はどこかの国を「テロ支援国」のリストに載せて制裁することを考慮しているとも伝えられているが、まずそのリストに載せなければならないのはアメリカにほかならない。イスラエル、サウジアラビア、カタール、トルコ、イギリス、フランス、ドイツなども載せる必要がある。そうした実態を伝えなかった西側の有力メディアも責任は免れない。

2011年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制が倒されると戦闘員と武器/兵器はシリアへ運ばれ、翌年になるとシリアでの戦闘が激化する。そして5月にはシリア北部ホムスで住民が虐殺され、西側の政府やメディアは政府軍が実行したと宣伝した。「住民を助ける」という口実でリビアと同じようにNATO軍なりアメリカ主導軍が軍事侵攻するつもりだったのだろうが、真相はすぐに発覚する。ロシアの対応もリビアと同じではなかった。

その際、虐殺を調査した東方カトリックのフランス人司教は反政府軍のサラフィ主義者や外国人傭兵が住民を虐殺したと報告、それは教皇庁の通信社が伝えた。その報告の冒頭には次のように書かれている:「​もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。​」
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201711090000/

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47. 中川隆[-5951] koaQ7Jey 2017年11月10日 16:24:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.11.10
米好戦派の中東戦略が破綻する中、イスラエルはレバノンを軍事侵略するために米軍を使う可能性


ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派が目論んだ中東支配計画は破綻したと見る人が少なくない。その計画は1992年2月に国防次官だったポール・ウォルフォウィッツを中心に作成されたDPG草案、いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンに含まれている。

1991年にそのウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると語っていた。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官が2007年に明言している。(​3月​、​10月​)

2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に掲載されたシーモア・ハーシュの記事によると、その当時、​アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟がシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を開始した​と主張、この工作にはムスリム同胞団やサラフィ主義者が使われることも示唆している。

そのターゲットに含まれるレバノンをイスラエルやサウジアラビアは攻撃しようとしていると言われているが、自力で軍事侵攻してヒズボラに勝つことは難しいと見られている。そのひとつに理由は、イスラエルが誇るメルカバ4戦車がヒズボラも使っている対戦車兵器、例えばRPG-29、AT-14コルネット、メティスMで破壊されていると伝えられているからだ。地上での戦闘でイスラエルは優位と言えなくなっている。

それだけでなく、イスラエルは空でも優位でなくなっている可能性がある。例えば、今年(2017年)3月17日未明にイスラエル軍のイスラエル軍戦闘機4機がシリア領空を侵犯して空爆を実施したのだが、​シリア軍によると、防空システムS-200で反撃して4機のうち1機を撃墜、別の1機に損傷を与えたという​。イスラエル側は否定しているが、その後、イスラエル軍機の越境攻撃にブレーキがかかったようだ。S-200は旧型で、シリア側の説明が事実なら、新しいタイプのS-400はイスラエルにとって大変な脅威になる。

最近では、イスラエルが保有するF-35がコウノトリと衝突して数日間、飛行できないという話が流れた。​シリア軍が保有する防空システムS-200で何らかの損傷を受けたのではないかという疑われている​。

F-35は高額だが、性能には問題があるとされ、2015年1月にカリフォルニア州のエドワード空軍基地近くで行われたF-16戦闘機との模擬空中戦で完敗したと伝えられている。F-35のステルス性能を強調、相手に気づかれないで敵に近づいて攻撃するのでドッグファイトは必要ない(つまり専守防衛には適さない)とする声も聞くが、S-200で損傷を受けたという推測が正しいなら、そのステルス性能も怪しいということになる。そうなると、レバノンを侵略するためにはアメリカ軍、あるいはNATO軍を巻き込まなければならなくなりそうだ。そうなると、中東全域が火の海になり、最悪の場合は全面核戦争になりかねない。

イラクのクルドを率いてきたマスード・バルザニは父親のムラー・バルザニと同様、イスラエルの指揮下にある。この関係は1960年代から続くものだ。そのマスードは今年9月25日に独立の是非を問う住民投票を強行、圧倒的多数の賛成を得たとされたが、その反動は大きかった。

イラクを含む周辺国がクルドが制圧している油田地帯からの石油搬出を拒否、マスードにとって重要な油田があるキルクークはクルドの反マスード派とイラク軍によって制圧されてしまった。その一方でロシアの石油会社がその石油を購入することを決める。これまでクルドが支配していた石油はイスラエルへ運ばれ、同国が消費する77%を賄ってきた。ロシアはイスラエルに対する大きな影響力を手にしたと言えるだろう。

イラクのクルドとシリアのクルドでは言語も文字も違い、一体と考えることはできないが、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の壊滅が決定的なってからアメリカは手駒を両クルドへ切り替えようとした。

途中までアメリカの思惑通りに進んでいたように見えたのだが、シリアのクルド軍は制圧した油田をロシア軍へ引き渡したと伝えられている。しかも​「独立」ではなく「連邦」を望むと言い始めた​という。イラク、イラン、シリア、トルコをまたぐクルドの「満州国」を創り出すというアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの目論見は崩れた。クルドの独立国が実現した場合、イスラエルは20万人ほどをそこへ移住させ、サウジアラビアは軍事基地を建設する意向をそれぞれ示してが、それは夢想に終わりそうだ。

サウジアラビア政府は自国民に対してレバノンへの旅行を取りやめ、レバノンにいる場合はすぐに出国するように警告している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201711100000/


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48. 中川隆[-5885] koaQ7Jey 2017年11月16日 14:28:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.11.16
偽旗作戦に失敗、ダーイッシュは壊滅、クルドは思惑通り動かず、サウジとイスラエルが正体を現す
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201711150000/

中東で新たな戦争が勃発すると懸念する人が少なくない。言うまでもなく、その震源はアメリカ、イスラエル、そしてサウジアラビア。特にイスラエルとサウジアラビアの動きが注目されている。

ジョージ・W・ブッシュ政権は統合参謀本部の懸念を振り切り、アメリカ軍を中心とする連合軍を編成して2003年3月にイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒した。その後も破壊と殺戮は続き、今も終わっていない。

2006年10月にイギリスの医学雑誌「ランセット」が掲載したジョンズ・ホプキンズ大学とアル・ムスタンシリヤ大学の共同研究による調査報告によると、2003年3月から2006年7月までの間に65万4965名以上のイラク人が死亡、そのうち60万1027名は暴力行為(要するに戦闘)が原因だという。イギリスのORB(オピニオン・リサーチ・ビジネス)は2007年夏までに約100万人が殺されたという調査結果を公表している。イラクに親イスラエル体制を築くというプランAは達成できなかったが、「石器時代」にするというプランBは実現したと言えるだろう。

調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に書いたレポートによると、​アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟がシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を開始​している。この作戦は1991年にポール・ウォルフォウィッツが口にしていたプランに符合する。イラクは破壊したので、次はシリアとイラン、そのイランの影響下にあるヒズボラということだ。(​3月​、​10月​)

工作の中心にはリチャード・チェイニー副大統領(当時。以下同じ)、国家安全保障担当副補佐官のエリオット・エイブラムス、イラク駐在のアメリカ大使で記事が出た直後に国連大使に就任したザルメイ・ハリルザドといったネオコン、そしてサウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン王子がいた。

バンダル・ビン・スルタンはブッシュ家と緊密な関係にあり、「バンダル・ブッシュ」と呼ばれているほどだ。そのビン・スルタンも今年(2017年)11月4日からサウジアラビアで始まった粛清で拘束されたと伝えられている。その前、6月21日にはCIAとの関係が深いムハンマド・ビン・ナーイフも皇太子の座を追われている。

2003年にフセイン体制を破壊したブッシュ政権はイラクに親イスラエル体制を築こうとするが、失敗してしまう。その一方でイランとイラクが接近していく。

また、フセイン時代、イラク政府はアル・カイダ系武装集団を人権無視で取り締まっていたが、フセイン後のイラクではそうした武装集団が跋扈するようになる。AQI(イラクのアル・カイダ)はそうしたグループ。その後、AQIは弱小グループを吸収してMSC(ムジャヒディーン会議)を編成、2006年にはISI(イラクのイスラム国)の創設が宣言された。2010年5月からアブ・バクル・アル・バグダディがISIを率いている戦闘の地域をシリアへも拡大させた後、名称はダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)と呼ばれるようになった。

2011年2月にリビア、そして3月にシリアを三国同盟を中心とする勢力が侵略を開始、その手先としてアル・カイダ(CIAの訓練を受けたムジャヒディンの登録リスト)系武装集団が使われた。その中心メンバーはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団である。

その年の10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制が倒され、カダフィは惨殺された。その際、NATOと​アル・カイダ系武装集団LIFG​との連携があからさまになる。体制崩壊の直後、反カダフィ勢力の拠点だったベンガジの裁判所にアル・カイダの旗が掲げられたのだ。その映像は​YouTube​にアップロードされ、イギリスの​デイリー・メイル紙​も伝えている。

カダフィ体制が倒された後、侵略勢力は戦闘員と武器/兵器をシリアへ運ぶが、その拠点になったのベンガジのアメリカ領事館。2012年9月11日にその領事館が襲撃されてクリストファー・スティーブンス大使が殺されている。サラフィ主義者とムスリム同胞団の対立が関係しているとする情報もある。

リビアからシリアへの輸送工作の拠点がベンガジにあるCIAの施設で、アメリカ領事館も重要な役割を果たしていた。2012年9月10日にはクリストファー・スティーブンス大使がCIAの工作責任者と会談、その翌日には海運会社の代表と会っている。その直後にベンガジの領事館が襲撃されて大使は殺された。その当時、CIA長官だったのがデイビッド・ペトレイアスで、国務長官がヒラリー・クリントンだ。

襲撃の前月、​アメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)は反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者やムスリム同胞団を中心に編成された戦闘集団だと指摘する報告書をホワイトハウスに提出​している。報告書の中で、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されていた。この警告は2014年、ダーイッシュという形で現実になるが、報告書が作成された当時のDIA長官がマイケル・フリン中将である。

マイケル・フリンはドナルド・トランプ政権で国家安全保障補佐官に就任しするものの、2月13日に辞任させられた。ネオコンをはじめとする好戦派に嫌われた結果だが、その一因は2012年の報告書にあるだろう。

三国同盟を中心とする侵略勢力はシリアへもリビアと同じように直接的な軍事介入で体制を潰そうとする。そこで「政府軍による住民虐殺」や「化学兵器の使用」といった偽情報を流すがロシア政府によって直接的な軍事介入は阻止され、2015年9月30日からはシリア政府の要請でロシア軍が介入、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュを本当に攻撃する。その1年前からシリア政府の承諾を得ないまま空爆を始め、インフラを破壊、反政府軍を支援していたアメリカ軍とは根本的に違った。

アメリカはデリゾールでの戦闘にアル・カイダ系武装集団やダーイッシュの戦闘員を集中させるため、イラクのモスルやシリアのラッカなどからデリゾールへの移動を黙認してきたことは本ブログで何度も指摘した。​西側支配層の宣伝機関に堕しているBBCもこの事実を認める報道​をしている。アメリカとヨーロッパとの間で利害が衝突しはじめているようにも見える。

ここにきてアル・カイダ系武装集団やダーイッシュは壊滅寸前。そこでアメリカは侵略の手駒をクルドへ切り替えようとしたが、思惑通りには進まなかったようだ。そこでサウジアラビアやイスラエルの姿が浮上してきた。両国の政府高官は頻繁に行き来しているようで、AFPによると、今年9月にモハメド・ビン・サルマン皇太子もイスラエルを秘密裏に訪問したとイスラエルの高官は語っている。トルコ政府によると、アメリカ軍はシリア北部に13基地を建設済みで、​ジム・マティス国防長官はダーイシュを口実にしてシリア占領を続ける意思​を示している。

イスラエルとサウジアラビアだけでイランやヒズボラとの戦争を始めることは難しいと考えられ、アメリカを引き込もうとしているはず。マティスの発言はイスラエルやサウジアラビアの意向に沿うものだと言えるだろう。サウジアラビアで粛清が始まる数日前、ドナルド・トランプの義理の息子にあたるユダヤ系のジャレッド・クシュナーがサウジアラビアを訪問した事実も興味深い。世界はサウジアラビアとイスラエルの動向に注目している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201711150000/


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