http://hibi-zakkan.net/archives/25204036.html
2013年04月01日14:01　日々雑感

昨日のニュースですが、、１年毎の小出し情報公開で皆の興味がなくなりつつある状況なので、やはりピックアップ。

福島第１原発　１号機注水９割漏出か　現場、水圧で認識

　東京電力福島第１原発事故で、電源喪失後に１号機原子炉へ注入した冷却水の約９割が途中で漏れていた疑いのあることが、東電の社内テレビ会議の録画映像で分かった。現場は消火栓の吐出圧で漏出を認識していたとみられる。原子炉へ水が十分入らなかったため２０１１年３月２０日から２２日にかけて炉心損傷が進み、放射性物質の拡散につながった可能性がある。

　東電は１１年３月１２日から、建屋の消火設備ラインを通じて原子炉へ注水していた＝図＝。

　テレビ会議映像によると２２日午後１時半ごろ、吉田昌郎所長（当時）が本店に「１号機の注水ラインをチェックしたら、途中にある消火栓で吐出圧が０．１メガパスカルしかない」と報告。「１メガパスカルで注入しているのに途中で０．１メガパスカルということは、流出しているとしか考えられない」と述べた。

　東電は消防車の送水圧力から原子炉への注水量を算出、公表しているが、吉田所長の発言は送水のほとんどが途中で漏れたことを意味する。

　東北大流体科学研究所の円山重直教授（熱工学）は、原子炉の温度や圧力のデータから「１号機は２０日から２２日、３号機は２１日から２３日ごろにかけて水がほとんど入らず、空だき状態だった。入った水もすぐに蒸発した」と分析。「格納容器の破損した部分から蒸気とともに放射性物質が大量に出ていた」と指摘する。

　国立環境研究所の計算では、３月２０日に放出された放射性物質が風に乗って宮城県北から岩手県南に到達。雨と一緒に地上に降ったとされる。東電は２０日以降の放射性物質の漏えい量と原因を「未解明」としている。

　１号機は２０日午後、原子炉圧力容器周辺の温度が４００度近い高温と判明。原子炉へ注水できていないと考えた現場が注水ルートを調査していた。２２日朝には原発内で「１号機の炉心損傷割合がここ数日増えている。水が入らずカラカラの状態の可能性が高い」との報告があった。

　東電の姉川尚史原子力設備管理部長は「注水量に不確実性があることは認識している。今後、当時の炉の状態と放射性物質の拡散状況を明らかにしたい」と話している。

◎全映像公開こそ責務／放射性物質拡散解明の鍵

　東京電力福島第１原発事故で、１号機原子炉への注水が機能していなかった疑いが浮上した。放射性物質の広域拡散につながった可能性のある問題で、詳細な調査が必要だ。

　東電が事故直後に公表したデータでは２０１１年３月２０日ごろから、１、３号機で注水量が激減していた。東電は１１年９月、送水元だった消防ポンプの流量計の値を基に注水量を上方修正し、大量の水を入れたと発表した。

　テレビ会議映像に残る吉田昌郎所長（当時）の水圧に関する発言は、修正前の注水量が実態に近かったことを示す。ほかにも東電が格納容器の損傷を早い時期に認識していたことを示すやりとりがあり、テレビ会議の映像は事故の詳細分析に役立つ資料だ。

（解説＝報道部・末永智弘）

2013年03月31日日曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130331t63008.htm

＞吉田昌郎所長が本店に「１号機の注水ラインをチェックしたら、途中にある消火栓で吐出圧が０．１メガパスカルしかない」と報告。「１メガパスカルで注入しているのに途中で０．１メガパスカルということは、流出しているとしか考えられない」と述べた。

うん。だいたい皆、知ってた。

これで東電は

2年以上かけて小出し小出しで、やっとそれぞれの格納容器に冷却水が届いていなかったことを白状しました。

2号機
　↓

福島２号機の格納容器、水位わずか60センチ

内視鏡で確認　注入水の大半漏出か

2012/3/26 20:37

　東京電力は26日、福島第１原子力発電所２号機の原子炉格納容器内に工業用内視鏡を入れ、格納容器にたまった冷却水を初めてカメラで撮影したと発表した。水面は容器の底から約60センチメートルの位置にあった。水深は当初４メートル以下とされたが、大きく下回った。27日には内部の放射線量を測る。

　炉心溶融を起こした１〜３号機の中で線量が低い２号機から調べたが、それでも注いだ水のほぼすべてが漏れ出る損傷があるとみられる。廃炉作業では格納容器に水をためて放射線を遮蔽する計画で、作業の難しさが改めて浮き彫りになった。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2602Y_W2A320C1MM8000/?dg=12012/3/26

3号機
　↓

３号機 消防車注水の半分以上漏出か

（3月10日 18:45更新）

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、１号機に続いてメルトダウンした３号機について、当時、消防車から緊急に原子炉に向けて注入した水の半分以上が、別の装置に漏れ出し、冷却に必要な量の水が原子炉に入っていなかった可能性の高いことが、ＮＨＫが専門家と共に行った解析や実験で分かりました。

消防車は、事故のあと、安全対策の要として全国の原発に配備されていますが、原子炉に確実に水が入るのか、事故から２年になる今も十分な検証が進んでいない実態が浮かび上がりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20130310/index.html

完璧な情報統制！！

もう大半の国民が興味も無くし、
マスコミもまともに特集すらしない状況に完璧に持ち込みつつ、
ヤバい情報を小出しに小出しにね☆(ゝω・)vｷｬﾋﾟ　

小出し小出しの東電、未だに映像も一部しか公開してないですから、もっとイッパイあるんでしょう。

ヤバい情報が。

いったい何を根拠にあの頃の、枝野や野田や保安院たちは「冷温停止」とか言い続けていたのでしょう！？
それに大量にぶっかけて行方知れずの汚染水はどこに行っのでしょう。」

コメント
01. 2013年4月01日 16:41:31 : ZuvBR3nj2c 　で、清水や勝俣の逮捕・送検・起訴・有罪判決・収監・獄死はまだか？ 　早くしないと、天寿をまっとうし老衰で死ぬゾ。
02. 2013年4月01日 17:46:14 : HDG7owaZuI もう、この状態で東電に家宅捜索が入らないのがおかしいだろ。 責任者を出せ！
03. 2013年4月01日 19:19:26 : S9LOGq3HBb 責任者は、卑怯者で臆病。 きよしろうの歌にあった。 ずっと、アカラサマで破廉恥な大嘘・出鱈目、極悪犯罪を重ねるばかり。 面倒だけど、みんなで、現行犯で、取り押さえてやらねばならない。 国土も人も子どもも文化も伝統も何もかも根底から破壊され、殺される。
04. 2013年4月01日 19:35:57 : WdVlwBLXyI 産経新聞に読売新聞編集者に幹部、うそ記事など書かずに福島原発で働け。 お前達の記事はウソばかり。
05. 2013年4月01日 20:11:20 : 1ioo7h1uY6 ■仮設の注水操作も 　０．１メガパスカルじゃ〜　水頭１０ｍ 　圧力容器ヘッド高さは３０ｍ・・・届かんわね〜 　１滴の水も　入らんわね〜 　それはそ〜として 　緊急炉心冷却装置は　ど〜なっとたの〜 　１分１秒を争う　冷却操作が 　仮設の消防車利用の　注水とわね〜 　間に合わんわね〜 　融けるわね〜 　子供にも解る理屈 　嘘つく東電 　糾弾しない糞ゴミ・大学教授ら 　いまの日本は 　ど〜しようもないほど　腐りきった輩の　支配下にある
06. 2013年4月01日 23:44:14 : 4BaomjiYcM このニュースは重要。 これで国会事故調を含めて今までの事故解析を一からやり直す必要がでてきた。１号機のみならず、２号機、３号機についても同様のことが起きている可能性が高い。 つまり、セシウム１３７換算で広島原爆１６８発分の放射能が出たという政府の推計値は、大幅に見直される必要が出てきた。それとは比較にならないぐらいの放射能の放出があった可能性が高い（海への漏出も既存の評価よりも大幅に多くなる）。
07. 2013年4月01日 23:54:32 : 8tFWC3ExoM 昨日の「1号機注水９割漏出か」（河北）の記事で、1号機Ｍａｒｋ１のお釜の高さは３０ｍじゃなくて２０ｍだよって教えてやったじゃないか。東電の松本君がそう言ってんだから　笑 前の記事じゃ間違えてＭａｒｋ２と書いちゃったが。。 あなたのコメント内容に意見を言うつもりはないけど寸法だけね＾＾
08. 2013年4月01日 23:55:55 : 8tFWC3ExoM >>07は>>05さんへのコメ
09. 2013年4月02日 02:17:50 : 1ioo7h1uY6 ■０７・０８さん 　送水圧０．１メガパスカルでは 　圧力を計測した圧力計の位置より　１０.２ｍ高さ迄しか送水できません 　よ〜は　計測圧力計より　１０．２ｍ以内の高さに 　圧力容器内への　水の入り口配管が取り付けられていればＯＫです 　ただ　事故翌日の（２０１１-３-１２）記録では　圧力容器内圧は 　７５０〜７５４キロパスカルあり 　実際の送水圧は０．０２５メガパスカルに相殺され 　圧力計より　２．５ｍの高さ迄しか　水は送れない事になります 　結果　ど〜考えても 　圧力容器内には　水は遅れなかった　としか言えません
10. 2013年4月02日 02:45:37 : 1ioo7h1uY6 ■０９です 　下５行間違いです 　（正）実際の送水圧は０．１メガパスカル-７５０キロパスカル 　　　　＝−０．６５メガパスカル 　　　　となり　東電の発表した　圧力容器内圧７５０〜７５４キロパスカルが 　　　　正しければ　水は送れない事になります 　　　いずれにしても　東電は　大ウソこいている事　間違いなし

11. 2013年4月02日 03:09:25 : 8tFWC3ExoM >>09さん 私にはお釜と圧力計の設置高さの位置関係とか計測の仕組みが判らないので、給水圧と水位の考察はお任せします＾＾
12. 不乱坊 2013年4月02日 05:53:13 : kbTBOGSw0930o : XmpMJmnM4k ついさっき（午前４時前）、三陸沖で、M６を超える地震あり。東北地方に震度３。その後もその余震か、 M５クラスの地震続く。 おとといもM５以上、震度４の地震あり。連続すると、あの悪夢がまた来ないかと怖れる。 こんなこと書くと、「煽り」と言われるかも知らんが、マジで恐い。この世の終わりにはして欲しくないから。 地震だけなら、人類は復活できる。でも、あの悪魔の機械が壊れたら、他の生物も巻き込んでの破局だ。 国民を騙し、原発で儲けてきた奴らは、大地震には耐えられない、と認めて、さっさとお縄につけ。
13. 2013年4月02日 08:00:12 : aQq0UGoaxY 当時、安全デマを流していた御用学者は、逮捕されないのか。 安全デマを流していたアナウンサーは、逮捕されないのか。 安全デマを流していた保安院は、逮捕されないのか。 行政が手を下さないのなら、とるべき手段は限られてくる。 村八分にしてやらねば。
14. 2013年4月02日 10:07:53 : ylkFNI8m9E -------- これで東電は 2年以上かけて小出し小出しで、やっとそれぞれの格納容器に冷却水が届いていなかったことを白状しました。 -------- >>06も重要な情報だと言っているが、そもそもいざというときに冷却できないような原発は 原発推進派でさえ容認できないだろう。再稼動などこれでありえないこととなった。
15. 2013年4月02日 11:05:46 : n4ocsNAXQw １号機への海水注入は、３月１２日２０時２０分に開始された。 チェックを行った日が、３月２０日。 記事では「東電が事故直後に公表したデータでは２０１１年３月２０日ごろから、１、３号機で注水量が激減していた。」とあるが、２０日までは、注入が出来ていたのか？ １号機はアラームタイパーの紙詰まりで、警報情報や機器の動作情報等が記録されていないことが判明した。 http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/576.html 東電が事故後公表したデータは、何を基に作られたか、不明だ。 ストール氏などの研究によれば、Ｘｅ−１３３は、地震直後、緊急停止直後に、漏れていた強力な証拠があると言っている。 http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/822.html これは、冷却材の急速な消失が起こり、燃料棒の損傷が地震直後に始まっていたことを示している。 ３月２２日以降、大気中に放出される放射性物質が急激に減ったのは、１〜３号機の核燃料が、地中深くに潜り込んだからだ。
16. Havuregumo 2013年4月03日 02:59:48 : ei/EF4QN2Fszk : M1AuA4Rth6 それで、あとは何を隠してるんだい？

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