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「(ヨウ素剤を)いま思えば、飲ませればよかった」放医研・明石真言 (秋場龍一のねごと) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/636.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 11 日 10:37:00: igsppGRN/E9PQ
 

               放医研の明石真言さん :朝日新聞  


「(ヨウ素剤を)いま思えば、飲ませればよかった」放医研・明石真言
http://akiba1.blogspot.jp/2013/11/blog-post_11.html
2013年11月11日 秋場龍一のねごと


安定ヨウ素剤の服用について、長崎大教授の山下俊一、そして放医研(放射線医学総合研究所)の緊急被ばく医療研究センター長である明石真言が大きな影響を与えた。

そのふたりが「いま思えば、飲ませていればよかった」と答えている。

このことについては、もう取り返しがつかないことだし、彼らが置かれた立場から重大な失態であり、その責任を追及されなければならないだろう。

ただ、ここでもうひとつ重要な問題が浮上する。

いま、彼らがヨウ素剤を飲ませるべきだったと認めるということは、被曝した住民の健康状態(とくに甲状腺)が憂慮される、ということである。

であるなら、なぜ子どもたちの健康状態について、もっと徹底した検査が行われないのだろうか。

それは福島県だけにかぎらず、放射性物質に汚染されたすべての地域住民、とりわけ子どもたちに必要なことではないか。

すでに被曝が原因と疑われる甲状腺異常が、福島や東北、関東などの子どもたちに見られる。

チェルノブイリ周辺地域では、原発事故後、4年5年以降から増大し、10年以上経っても、甲状腺がんをはじめ、数多くの被曝障害に苦しむ子どもたちがあとを絶たない。

この事例を日本が教訓としないことなどありえない。

兎にも角にも、子どもの健康はまもらなくてはならない。

(参考引用資料『朝日新聞』「プロメテウスの


         ◇

(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス
http://www.asahi.com/articles/TKY201311090571.html
2013年11月10日05時00分 朝日新聞

 長崎大の山下俊一(61)とともに安定ヨウ素剤の服用問題に大きな影響を与えたのが放射線医学総合研究所(放医研)の緊急被ばく医療研究センター長、明石真言(60)だ。

 明石から話を聞いたのはことし6月だった。明石はこういった。

 「いま思えば、飲ませればよかった」

 2011年3月14日、放医研は原子力安全委員会の定めた服用法から逸脱しないよう声明文を出した。国や県の指示がない状態で飲むな、ということだ。国、県は指示を出さなかったため、安定ヨウ素剤を飲んだのは三春町民などごく一部だけ。その三春町にしても、一時は「勝手に飲ませた」と批判された。

 その声明文について聞いた際の答えが「いま思えば」だった。

 「でも」と明石は釈明した。

 「あのころは自衛隊へのヨウ素剤服用指示や、傷病者の受け入れなど対応すべきことが多くて……」

 山下と明石。鍵を握る人物が、2人とも「飲ませるべきだった」と振り返る。

 なぜ服用に至らなかったのか。

 服用の判断を任された原子力安全委員会は、実は3月13日午前0時42分と午前10時半、経済産業省へこんなファクスを送っている。

 「体表面の汚染1万カウント以上でヨウ素剤を投与すべきだ」

 ところがなぜか、そのファクスが行方不明になったとされる。

 15日深夜には福島県庁に退いた国の現地対策本部にファクスが届く。内容は「20キロ圏内には入院患者等がいるのでヨウ素剤を服用させるように」。現地対策本部の医療班員だった放医研医師、立崎英夫(54)の記憶では送信元は経産省だった。

 立崎は驚いた。急いで、県にヨウ素剤服用を指示する文書をつくり始めた。服用の対象は「入院患者」から「住民」に広げた。

 16日朝。現地対策本部長から許可をとり、立崎は本部内にいた県職員に指示文書を手渡した。これで指示は行き渡ったと考えていた。

 だが、県はヨウ素剤を配布しなかった。理由は不鮮明なままだ。

 17日昼に立崎はいったん放医研に戻り、放医研に戻っていた医師の富永隆子(36)と交代した。

 18日か19日、富永は事前にヨウ素剤を配ることを県職員に提案した。職員は「それでいきましょう。必要分を市町村に段ボールで送ります」と手配を始めた。しかしなぜか、これも実現しなかった。

 (麻田真衣)

     *

 【プロメテウス】人類に火を与えたギリシャ神話の神族


 

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コメント
 
01. 2013年11月11日 13:21:05 : A4GQ7o9O02
今思えば避難指示を出しとけばよかった・・・・・・・・・・ああ、無念

02. 2013年11月11日 14:12:31 : d0FNn9S7Ms
▼森まさこが大批判! 池田副大臣(当時)が子供250名を置き去りに60キロ地点まで逃げ出した
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65766482.html
▼国会事故調報告 4.4.2 防護策として機能しなかった安定ヨウ素剤
指示を出さなかった県知事
県知事が国の指示を待たずとも独自の判断で服用指示を出すことは可能であったにもかかわらず、福島県は、ヨウ素剤の配布・服用指示の発出に関する独自の判断権限については全く検討をしていない。福島県は、独自判断によって住民らに対するヨウ素剤の配布・服用指示を出すために必要な基礎情報を持っていないわけではなかった。すなわち、震災当初、県内のモニタリングポスト24機のうち、原発周辺では1機のみが機能していた。また、福島県はSPEEDIの情報も受け取っており (県は後にSPEEDIのデータを消去している)、国や東電から受け取った原発の状況に関する情報も十分ではなかったが保有していた。県の緊急時環境放射線モニタリングで地域によって高い空間線量のあることも認識し、15日に原発からおよそ35〜45kmの地点で採取した葉菜からは100万Bq/kg以上の高いヨウ素の検出を確認している。福島県は、ヨウ素剤の配布・服用指示を行った市町村と比して、空間線量や原子炉の状況など、安定ヨウ素剤の服用を判断するための情報は手元にあったといえる。しかし、福島県知事は、上記のとおり服用指示はしなかった。福島県知事は、第17回当委員会での意見聴取において、服用指示を出さなかった経緯について、「国に確認しながらやっていた」「県としては配布していません」と話している。このような福島県の対応には、問題があったと評価せざるを得ない。
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3269.html#id_fa5896b9
▼英語記事:福島医大の医師らは全県民に安定ヨウ素剤を配布しようと計画したが、放医研と山下俊一によって妨害された。(朝日新聞「プロメテウスの罠」の抜粋英訳とコメント)http://t.co/6cRIJEuW43
3月18日の時点では、3月15日からの高濃度プルームは来ていた。それでも医師らはヨウ素剤を配布しようとしていた。いつ何が起きるか分からないから。それを山下俊一は却下した。放医研は、14日に、ヨウ素剤を含むうがい液等の服用を禁止し、ヨウ素剤服用は指定の場所で指示があった場合のみ服用と見解を出した。放医研は後に、UNSCEARに様々なデータを渡す窓口となったが、その国内委員会は初回以降は非公開だった。放医研理事長の米倉氏はこれから2年間、UNSCEARの「報告者」として務める。UNSCEARが調査を行い、今後も続行するであろうフクシマ事故の当事国の代表であるに関わらず、だ。それに、UNSCEAR日本代表には放医研の他のメンバーも入っておりフクシマ報告書にも関与しているだろう。
http://togetter.com/li/587339
▼「ぜひ逃げ出すことのないように。事故による被曝は地震国で原発立国を進めてきた日本の宿命です」山下俊一(秋場龍一のねごと)
安定ヨウ素剤が必要か否か。山下はチェルノブイリ事故も例に出し、不要論を展開した。
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/577.html
▼山下俊一「放射性物質があんな広範囲に広がっているとは思わなかった」(秋場龍一のねごと)
――講演では「安定ヨウ素剤は信仰だ」とまで話しています。
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/604.html
▼ヨウ素剤について
その後、インターネットで調べていくうちに、ヨウ素剤には危険な副作用があり、服用には医師による処方が不可欠であり、安易に摂取するものではない、というイメージを持つようになりました。
でも今、それはウソ(情報操作)だったと判断しています。
「ヨウ素剤が危険である」というのがデマであることを初めて知ったのは、昨年(2011/5/28)宇都宮大学で行われた崎山比早子先生の講演会でした。先生から「このデマの出所をたどっていくと、山下俊一長崎大学大学院教授(現福島医大副学長)にたどり着いた。」と知らされ、目からウロコが落ちました。
(山下教授は、「100mSvでも安全です。ニコニコしている人には、健康被害がありません。」と、福島の人たちに話して、ひんしゅくを買っている御用学者です。)
http://kodomo-mirai.jimdo.com/%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%A2%AB%E7%88%86%E3%81%A8%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0%E5%89%A4%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-%E9%87%8D%E8%A6%81/
▼ヨウ素を摂取するために市販のうがい薬などを飲むのは危険です
うがい薬などは飲むことを想定した内服薬ではありません。そのため内服した場合体に有害な作用を及ぼす可能性があります。医師など専門家が必要と判断した場合に限り、避難所などで服用しましょう。自己判断はかえって健康を害してしまいます。必ず正確な情報を確認しましょう。放射線医学総合研究所のホームページです。http://www.nirs.go.jp/data/youso-1.pdf
http://okguide.okwave.jp/guides/41281
▼放射能被曝に海藻が効くという情報について
放射線医学総合研究所HP http://www.nirs.go.jp/に次の情報あり。「ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません−インターネット等に流れている根拠のない情報に注意− 平成23年3月14日(月)独立行政法人 放射線医学総合研究所 http://www.nirs.go.jp/data/pdf/youso-3.pdf (2011/6/22確認)
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000081902

03. 2013年11月11日 23:59:07 : xbFGNYrYmk
今でなくてもそうすればよかった。これが当たり前。

2年半以上何を考えていたのか。塾講師のフレーズではないのだよ。


04. 2013年11月12日 03:44:00 : wI4LX1Ih8E
イソジンにしても、成分は少し違ってても水溶液にはヨウ素イオンが遊離しているはずだったのに、飲んでも無駄という宣伝がなされていた。
あれはやはりピュアなデータを得るための人体実験目的だったと思われてもしかたない。

05. 2013年11月13日 02:12:22 : UUL7yGZaAo
>>04
事故直後、ながらく原発や放射線問題に取り組んできた団体から、(とくに子どもたちに)とろろ昆布などを食べさせるようにというメールが転送されてきた。
私はできるだけ手に入れて、(入手できそうもない境遇の子どもたちを割合多く知っていたので)急いで何か所かに配送した。震災後で配送の保証はないと言われたが、割合早く届いている。

しかし、その直後、新聞に、とろろ昆布などを食べれば良いという話が流れているがデマであるという見解(どこの省庁か忘れたが)が掲載された。その理由は、濃度が一定でないとか、確実にヨウ素を摂取できるか分からない、とか、素人が見ても、まったく理由にならないものであった。濃度が一定でなく不確実でも、それなら、摂取した方が良い可能性が大きいことになる。
こんな分かりきったでたらめな理由で、デマだとかなんとかを掲載する政府もマスコミも、論理性の初歩もない知能欠如なのか、それとも、そのくらいは理解力があるが別の意図で、国民・住民のヨウ素摂取を妨げたかったのか、どちらしか考えられなかった。
後者だとしたら、どんな意図なのか。

昔のことだが、この問題は、何らかの機会に、追及した方が良いのかもしれない。


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