バカ言っちゃいけない。組織の根幹にあるのは西洋キリスト教会で数千年にわたって繰り広げられてきた権謀術数だよ。
その組織無くして産業革命は成立するのか、近代軍隊は成立するのか。
敗戦の原因が何なのか真剣に反省もせず、適当に誤魔化してきた結果が未だに頓珍漢な言動に走る日本人なのだ。

返事が大変遅れてしまってすみません。しばらく家を離れて日本語が書けない環境にいたもので。

>>03さんの言うとおり、別にスレ主さん個人を批判していたコメントではありません。小生の言いたかった事は、和魂洋才なるものは存在しないという事実です。

「組織の論理」という言葉を聞いた事はあると思います。そもそも産業革命や近代企業、軍隊はどうやって成立しているのかと言うと、明治維新以前の江戸幕府の組織とは大変に異なる組織なのですよね。この西洋型組織形態にしないと産業革命や近代企業、軍隊が上手く働かない。明治維新で日本が成功して辛亥革命で中華民国が失敗したのもそこにあるのです。

日本は昔から中国を師と仰ぎ学んで来たので西洋の組織形態に関しても同じように何の疑いも無く学んで来た。そして文化や宗教だけは独自のものとしてきた。しかし問題は日本人の個人的な好き嫌いはともかく、そこに「組織の論理」が働くとどうなるのか。

組織の論理で好きでもない、自分の意思に反した行動をさせられた人は数多くいると思います。それが労働者や兵士の運命なのかも知れません。でも、もし国家の運命を握る指導者が組織の論理によって動かされてしまっていたら、しかも自国や民族の不利になる方向へ外部の意思によって動かされてしまっていたら、これは国家や民族の存亡さえ危うくする大変に忌々しき事態です。

小生が真剣に敗戦の反省をしなければならないと考えるのも、そこにあります。なぜ軍令部が反対していたミッドウェイ作戦が強行されてしまったのか。その意思決定プロセスの分析をなぜしないのか。そもそもなぜ戦争の前半（すなわち日本側の攻勢）でアメリカ軍は毎回数千�`離れた主要攻撃目標をピッタリ当てられるのか。

そして最大の謎であるレイテ沖海戦での栗田少将率いる戦艦部隊の反転です。これは日本海軍が綿密に作戦を立て、正規空母を犠牲にしてまでアメリカ上陸部隊を撃滅できるチャンスを作っていたにもかかわらず、栗田少将はみすみすチャンスを逃して作戦に背く。もちろんこの時点でアメリカ軍に大打撃を与えたとしても戦争には勝てなかったでしょうが、フィリピンで死んだ日本人は陸海軍将兵及び民間人を合わせると30万人は下らないでしょう。これだけの犠牲者を出しておいて何の反省も無い。せめてこれから将来を生きる日本人のためにも、栗田艦隊でいったいどのようなプロセスを経て作戦命令違反が行われたのかはっきりさせるべきではないのでしょうか。

そしてこの栗田といいインパール作戦の牟田口といい、命令違反や日本人大量虐殺を行った者たちは軍人年金をもらいながら天寿を全うしている。逆にマレーの虎と呼ばれた山下大将なんかは戦後すぐに絞首刑にされた。いったいどういう意味なんだと日本政府に問いたい。

上記で戦争の事をくどくど書きましたが、要は西洋型組織の根幹にあるのは数千年にわたるキリスト教社会での権謀術数である。これを深く理解する事無くして和魂洋才などありえないのであり、深く理解できてしまう頃には洋魂洋才になってしまうのではないか。だから西洋の尻にくっ付いて行くのなら、いっそうの事キリスト教に改宗せよと。

通報者と言うよりも、使命に燃えた愛国の士（のつもり）ではないのでしょうか。
日本の軍、特に海軍の上層部は敵を撃滅するよりも適当に殴りつけて言う事を聞かせる、つまり講和に持ち込む事に御執心だったようで、山本五十六の御前会議での「二年は暴れて見せるが、その後は知らん」発言もその流れを酌んでいると思われます。つまり下っ端の兵士には鬼畜米英なんだかんだと吹き込んでおいて、上層部は常に講和のチャンスを窺っていたわけです。講和がしたいので敵味方の区別もつかない。そこをアメリカの諜報部につけこまれた、というのが事実だと思います。

始めから英米を殲滅するつもりで戦争を始めていれば、つけ込まれる隙などない。

日本の悲劇はアメリカの真意を見抜けなかった事です。アメリカが開戦前から講和するつもりなど全くなく、独立国としての日本の完全な撃滅を狙っていた真意を知っていればスペインのフランコ政権のようにのらりくらりとアメリカの挑発をかわして戦争から逃げる事もできた。しかしそれでは恐らく軍部が収まらなかったでしょう。スペインにできて日本にできなかったのは組織の論理って奴です。

アメリカは1911年のFRB創立以来、もうすでにそれ以前の大草原の小さな家の雰囲気が残っていたアメリカとは違う国になってしまっていたようです。FRBの成立に関しては議会が反対の議決をしたにもかかわらずしつこく何度も議案を提出して無理やり法律を通した厚かましさは普通の神経ではできないですね。それ以降欧州から大量の移民と資金がアメリカに流れ込んだわけです。戦争準備のためにね。FRBの大株主はモルガンやロックフェラーのみでなく欧州の王侯貴族連中もかんでいました。ババザベスも大株主の一人です。建国の父ワシントンが墓の中で泣いているでしょう。

日本はこれからますます二極化が進み、中流階級が減って金持ちと貧乏人に分かれると思います。もうすでにバブル期以前の一億総中流とは違う国になっていると思います。これは支配階級が目指している方向でもあります。もちろん金持ちになれるのはごく少数で圧倒的多数は貧乏人に堕ちます。