当該機関の通報によると、米バージニア大の学生ワム・ビアー・オット・フレデリックが米国政府の黙認・操りの下で朝鮮の一心団結の基礎を破壊する目的から朝鮮民主主義人民共和国に観光の名目で入国し、反共和国敵対行為を働いて摘発され、現在調査中である。
朝鮮中央通信

http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?19+2633

朝米関係の教訓を反芻させる「プエブロ」

アメリカ武装情報収集艦「プエブロ」号事件は、われわれに対する敵対勢力のいかなる挑発策動も断固たる懲罰を免れられないということを世界に示した。
1968年1月23日に拿捕された情報収集艦は現在、平ピョン壌ヤンの普ポ通トン江畔にある。
当時、「プエブロ」号を拿捕した勇敢な朝鮮人民軍海兵たちの自衛的措置は正当な自衛権行使、侵略者に加えた当然な懲罰であった。
青天の霹靂のような急報を受けたアメリカは、「この艦船は米国国内戦争以来海で拉致された初の米国艦船」であると悲鳴を上げた。
米国海軍の歴史150年以来、拿捕されたのは初めてだったという。
アメリカは、軍事的恐喝で事態を収拾しようと原子力空母「エンタープライズ」号をはじめ多くの艦船を朝鮮の東海岸一帯に集結させ、数百機の戦闘機を新たに就役させる、予備役軍人を現役に募集する、米本土にある空軍部隊を警戒態勢に進入させるとして騒ぎ立てた。
はては、「『プエブロ』号事件によって朝鮮で戦争が起きる場合、核兵器を使用する可能性がある」「原子兵器を含むすべての兵器を使用してでも、またベトナム戦争が遅滞してでも、だ捕された艦船を取り戻すために努力の限りを尽くす」と核脅威も加え、この問題を国連安保理に提訴する醜態まで演じた。
その時、共和国は、もし、アメリカが兵力を動員して威嚇、恐喝する方法で問題を解決しようとするなら得られるものはただ屍と死だけであるということ、われわれは戦争を望まないが決して戦争を恐れず、米帝の「報復」には報復で、全面戦争には全面戦争で応えるという爆弾宣言を発表した。
この強靭大胆な気概の前で米国は、次のような謝罪文を提出せざるを得なかった。
「アメリカ合衆国政府は･･･朝鮮民主主義人民共和国に敵対する重大なスパイ行為をはたらいたことについて全面的な責任を負い、ここに厳粛に謝罪するとともに、今後いかなるアメリカ艦船も朝鮮民主主義人民共和国の領海を侵犯しないようにすることを確固と保障する次第であります」
当時の米大統領ジョンソンが述べたように、「米国が生まれて歴史に残した謝罪文はただそれ一つ」だけであった。
米国紙「ワシントン・ポスト」は、「最強国という米国が小国に一発打たれ、鼻血を流している」と、AP通信は「自分の全能を誇る米国も無能力をさらけ出している」と慨嘆した。
米国家安全保障局(NSA)が作成した機密文書にも、「プエブロ」号事件が米国歴史上、情報分野において最大の失敗作であると評価されている。
歴史は遠く前進してきたが、米国の極端な対朝鮮敵視政策によって朝鮮半島の緊張激化の悪循環は続いている。
この衝撃的な事件が起こった時からほぼ50年が経ったこんにち、核抑止力まで備えた先軍朝鮮の強大な威力の前で米国は、流れてきた朝米関係史の深刻な教訓を再び深く刻み付けるべきであろう。
朝鮮中央通信

http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?0+94375

朝鮮民主主義人民共和国が共和国政府の決定を受けて1月25日、スバルバル条約に加盟した。
スバルバル条約は、スバルバル諸島で条約の加盟国に経済・科学研究活動の権利を付与する国際多方条約であり、1920年2月9日にパリで締結された。
スバルバル諸島はノルウェーの最北端とグリーンランドの東北方に位置している。
諸島は石炭をはじめ地下資源に恵まれてあり、その周辺水域は北氷洋で主要漁場となっている。
久しい前から各国の北極探検基地として利用されている。
朝鮮民主主義人民共和国がスバルバル条約に加盟することにより、この諸島で経済および科学研究活動を行うことのできる国際法的保証がもたらされた。

http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?0+94398