7日、環球時報によると、米国土安全保障省が「米国に流れ込むコピー商品の90％以上が中国からのものだ」と指摘した問題で、中国の専門家がこれに反論した。写真は中国で販売されているコピー商品。

「パクリ商品の90％は中国から」と米当局、中国人専門家は「非現実的な数字」と反論―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a126593.html
2016年1月8日(金) 12時50分

2016年1月7日、環球時報によると、米国土安全保障省（DHS）が「米国に流れ込むコピー商品の90％以上が中国からのものだ」と指摘した問題で、中国の専門家がこれに反論した。

DHSは先ごろ発表した報告書の中で「2014年に税関が押収したコピー商品は約2万6000件、正規品の価格に換算すると約12億ドル（約1415億円）」と述べ、これらの60％以上が中国本土から、20％以上が香港から流入したと指摘。香港からのものも本土で生産されたとみており、コピー商品の中には衣料品や高級ブランドグッズに混じって自動車部品や医療用品もあったと説明した。

これに対し、精華大学米中関係研究センターの周世倹（ジョウ・シージエン）高級研究員は、中国のコピー商品問題を認めながらも「非現実的な数字」と指摘。中国が米国にとって最大の貿易パートナーになっていることを挙げ、「コピー商品が本当にこれほど多ければ、米国の市場も消費者も受け入れがたいはず」との考えを示した。さらに、知的財産権保護に向けた中国政府の努力に言及し、「これは米国政府も認めるところ」と説明。ただ、立法から施行までには1つの過程があり、国家レベルの取り組みでも100パーセントの発生回避は難しいとも語った。（翻訳・編集/野谷）

コメント
1. バアルのような者[96] g2@DQYOLgsyC5oKkgsiO0g 2016年1月09日 12:49:55 : E0YovXuUZk : uBQwRQ2HCYM[8] ▲△▽▼ 中国のパクリ商品は、大手日本メーカーや英米ブランドへOEM供給してるものを作っている会社の自社ブランドで出したものなので品質、安全性にはなんの問題もございません、商品そのものは全くの同等品です。場合によっては自社製品が先に市場に流通してて同じものをOEM供給頼まれて出していたらパクリ呼ばわりされたりする。価格上乗せして横流ししてその上前で苦情の揉み消しと広告とクチコミ工作に浪費する中抜きブランドにいつまでも要らないカネを落とし続けるのか。
2. 2016年1月09日 19:42:12 : gjSWR86AiA : u0glpiXsZGg[142] ▲△▽▼ かつて日本も1960年代、欧米からパクリを非難されていたものです。日本の工業製品(家電製品、自動車など)のデザインが欧米製品とそっくりであると。だが今思えば、欧米は日本と言う強力なライバル出現に動揺したのである。1970年代以降、彼らの国のメーカーは事業撤退を繰り返し、遂には会社丸ごと売却したりして日本に敗退したのである。 21世紀に入り、今度は日本が中国大陸に追われる立場になった。そして事業撤退が相次いでいます。最初はサンスイ、赤井電機、ナカミチだったのが、日本ビクターやパイオニアの規模まで拡大し、今ではシャープ、東芝と言った日本を代表するメーカーまで、存続の危機に立たされています。
3. バアルのような者[103] g2@DQYOLgsyC5oKkgsiO0g 2016年1月10日 14:23:03 : fSzRcVeeMI : Sx8mLkSRiqg[3] ▲△▽▼ むしろ日本が落ちぶれているのは、モノを作らずに横流しするだけの偽「メーカー」を優遇して、実際にモノを作っていた本物のメーカーを冷遇した当然の結果と言えるだろう。 目先のカネは確かに偽メーカーの方が持っているが、作ると言う実際の仕事をしてないでその分のコストがガッポリ浮いているから当たり前。中国も落ちぶれる前にそう言う事業者には気を付けた方がよい。こういう輩は国を中から侵食して最後にはしゃぶり尽くす。しゃぶることが生業の輩です。 ただ、日本もまだ全滅したわけではない。町工場でせっせとアジア系大企業に納入するOEM製品や部品作ってます(笑)。
4. バアルのような者[104] g2@DQYOLgsyC5oKkgsiO0g 2016年1月10日 14:33:46 : fSzRcVeeMI : Sx8mLkSRiqg[4] ▲△▽▼ 中抜き率が30パーセント越えると波及効果が期待出来ないし、下駄屋のオヤジも「トリクルダウンはありません」と明言したようですから、実際に仕事してるところは意外に安泰で、今慌てているのは虚業だったところと言う事で見捨てて良いのでは？ 献金良さそうなところが全滅なのが笑い種だが。

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