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非現実的な経産省の廃炉試算(きっこのブログ)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/902.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 22 日 18:22:00: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

非現実的な経産省の廃炉試算
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2016/02/post-ea6e.html
2016.02.22 きっこのブログ


1週間ほど前に、福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉にした場合の費用がおよそ3000億円に上るという試算を、日本原子力研究開発機構が福島第1原発事故後の2012年に行なっていたことが分かった‥‥という報道があった。ザックリした内わけは、解体や放射性廃棄物の処理にかかる費用が約1300億円、廃炉作業中の設備の維持管理費が約1500億円、核燃料の取り出しに約200億円、もうこれで3000億円だけど、これはあくまでも現時点で試算可能な部分だけであって、冷却に使われているナトリウムを取り出す技術は「これから開発する」、核燃料の輸送やナトリウムの処理は「未定」なので、実際には、さらに費用が膨らむことは必至だ。

これは、通常の原子炉と同様に、「廃炉まで30年」という予測をベースに試算されているから、まだ世界で確立されていない「冷却用ナトリウムを取り出す技術」を開発するのに時間がかかれば、そのぶん、廃炉までの年月も延長されるワケで、そうなれば当然、年間200億円もの維持管理費も、この試算にどんどん上乗せされていく。ようするに、この試算は、現時点で分からない部分に関しては棚上げした上に、できる限り低く見積もったものということになる。

それにしても、日本の原子力業界って、どうしてこんなにも無責任なんだろう?だって、この「もんじゅ」だけでなく、福島第1原発にしたって、「溶け落ちた核燃料を取り出す技術」をこれから開発すると言っているのに、やっぱり「廃炉まで30年」という予測をベースにしているからだ。この「廃炉まで30年」というのは、何の事故も起こしていない通常の原子炉の場合であって、これから新しい技術を開発しないと廃炉作業が進まない原子炉には、まったく当てはまらないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回の「もんじゅ」に関する報道を目や耳にした人たちの多くは、「ええ〜!もんじゅの廃炉って3000億円もかかるの〜?」って思ったようだけど、これは、経済産業省が発表している通常の原発の廃炉費用と比較してのことだと思う。経産省によると、原発の廃炉期間は20〜30年、廃炉費用は小型炉(50万キロワット級)が360億〜490億円、中型炉(80万キロワット級)は440億〜620億円、大型炉(110万キロワット級)は570億〜770億円ということになっているからだ。

だけど、こんな金額は大嘘だ‥‥って言うか、現時点では「絵に描いた餅」でしかない。だって、まだ日本では、商業用原子炉の廃炉は1基も行なったことがなく、特に将来の廃炉を想定せずに建設された初期の原子炉に関しては、解体作業だって手さぐりで行なわなければならないため、実際に廃炉作業に着手してみなければ、期間も予算もまったく分からないからだ。

日本で実際に廃炉を行なったことがあるのは、日本原子力研究開発機構の動力試験炉(茨城県東海村)だけで、これは試験炉なので1.25万キロワットしかない。そして現在は、日本原子力研究開発機構の新型転換原型炉ふげん(福井県敦賀市)と日本原電の東海発電所(茨城県東海村)の廃炉作業が進められているけど、前者が16.5万キロワット、後者が16.6万キロワットで、現在の全国の商業用原子炉と比べると遥かに小型だ。

ちなみに、新型転換原型炉ふげんの廃炉費用は、解体費用が約300億円、高レベル放射性廃棄物の処分費用が約400億円、低レベル放射性廃棄物の処分費用が約140億円、廃炉期間中の施設維持費が数百億円で、計千数百億円と見積もられている。日本全国の商業用原子炉の多くは軽水炉なので、ふげんとは炉型が違うけど、わずか16.5万キロワットのふげんでさえも、実際に廃炉にするとなると千数百億円もの費用が必要になるということだ。

そして、小型でも50万キロワット級、大型だと110万キロワット級の商業用原子炉の廃炉作業は、日本の電力会社にとっては未知の世界であり、30年という期間と数百億円という予算さえあれば確実に廃炉にできるなどとは簡単に断言できない。さらに言えば、1基の原子炉を廃炉にした時に生じる高濃度放射性廃棄物の処理方法も決まっていないのだから、何の事故も起こしていない通常の原子炉の場合でも、廃炉費用が数百億円で済むワケがないとあたしは考えている。


‥‥そんなワケで、最初に約3000億円だと試算されていた2020年の東京オリンピックの運営費用が、今では6倍の約1兆8000億円に膨らんでしまった事実を見れば分かるように、こうした試算は、ビフォーアフターに大きな差が出ることが多い。ようするに、事前は批判されないようにできるだけ低い金額を出しておき、計画にGOサインが出てからホントの金額を言う‥‥ということなんだと思う。

だから、原発の廃炉費用にしても、経産省が発表している現在の金額は、あくまでも「ビフォーの金額」なのだ。ふげんのように実際に廃炉作業に着手してみれば、いやおうなしに「アフターの金額」を公表せざるを得なくなるだろう。いくら炉型が違うとは言え、16.5万キロワットのふげんの廃炉に千数百億円かかるのだから、110万キロワット級の商業用原子炉が、その半額で廃炉にできるワケがない。

ちなみに、2002年に電事連が発表した「2045年までの長期試算」では、全国の商業用原発52基と再処理工場に関して、廃炉のための解体、撤去、放射性廃棄物の処分の費用として、約26兆6000億円という試算が出ている。原発も再処理工場も稼動期間が40年と定められているので、2002年の時点では全国にある原発52基と再処理工場のすべての廃炉作業を2045年までに開始しなくてはならず、そのための試算を行なったワケだ。

で、この約26兆6000億円のうち、約7兆円を占めているのが再処理工場にかかる費用なので、原発52基の廃炉費用は約20兆円ということになる。この52基の原子炉は、炉型や規模の違いはあるけど、とりあえずザックリと割り算してみると、「20兆円÷52基=3846億円」てワケで、1基あたりの廃炉費用は、経産省の試算とは大きく異なるものとなった。

1基あたりの廃炉費用を360億円〜770億円と見積もっている経産省、一方、3846億円と見積もっている電事連、同じ原子力ムラの住人でも、立場が違うとこれほどまでに試算も違ってくるのか。そして、わずか16.5万キロワットのふげんの廃炉に千数百億円かかるという事実から推察すれば、50万キロワットから110万キロワットの商業用原子炉の廃炉に必要な費用はどちらの試算のほうが正しいのか、これは一目瞭然だろう。

そして、通常の原子炉でも1基の廃炉に3846億円もかかるということであれば、今回の「もんじゅ」の廃炉費用が約3000億円というのは、高いどころか安すぎるくらいだろう。もちろん、最初に書いたように、この約3000億円には「冷却用ナトリウムを取り出す技術」を開発する費用などが含まれていないのだから、これより高くなることは分かっているけど、たとえ2倍の6000億円になったとしても、まだまだ安いとあたしは思っている。

これまでに1兆1000億円もの予算を投入しながら、不正に次ぐ不正、贈収賄に次ぐ贈収賄、事故に次ぐ事故で、20年経っても1ワットの電気も発電できないどころか、現状を維持しているだけで25万世帯ぶんもの電力を無駄遣いし続けている「もんじゅ」など、1日も早く廃炉にすべきなのだ。現在、「もんじゅ」の維持費は年間に約500億円と言われているけど、今後30年、このままにしていたら、「500億円×30年=6000億円」をドブに捨てることになる。それなら、その6000億円と30年を使って廃炉にしたほうが遥かに建設的だろう。


‥‥そんなワケで、ここまで廃炉費用のことを中心に書いて来たけど、廃炉には費用だけでなく、長い時間がかかる。まだ日本では商業用原子炉の廃炉作業は行なったことがないので、経産省が発表している「20〜30年」というのも、費用と同じく「絵に描いた餅」であり、実際には50年かかるか100年かかるか分からない。実際、2005年に「廃炉庁」を新設し、政府が前面に立って老朽化した原発の廃炉に取り組んでいるイギリスでは、現在、廃炉作業中の24基を完全に解体し終えるまでに「約90年」と試算している。

廃炉専門の省庁を新設して、政府が本気で取り組んでいるイギリスでさえ「廃炉まで約90年」と言っているのに、すべて電力会社に丸投げしている日本が、どうすれば「20〜30年」で廃炉作業を終えられると言うのだろうか。それどころか、「溶け落ちた核燃料を取り出す技術」をこれから開発すると言っている上に、事故から5年経っても汚染水を止められない福島第1原発も、「冷却用ナトリウムを取り出す技術」をこれから開発すると言っている「もんじゅ」も、同じく「30年」で廃炉にできると言う。

だけど、あたしは、安倍政権や経産省や電力会社が言い続けてきた「廃炉まで30年」という「絵に描いた餅」はまったく信じていないし、こんな数字は「原発の稼動期間が40年」という決まりから逆算されたものでしかないと思っている。もしも「廃炉まで50年」と言ってしまったら、原子炉を増設しても新設しても廃炉作業中の原子炉のほうが多くなってしまい、「原発を最重要ベースロード電源」と位置づけている安倍政権にとって都合が悪くなるからだ。


‥‥そんなワケで、この「廃炉まで30年」という経産省や電力会社の廃炉計画は、原子力ムラの面々が原発推進のために捏造した「都合のいい数字」だとあたしは思っているけど、それでも、この廃炉計画の中には正しいことも書かれている。それは、廃炉工程の第1段階の「原子炉を停止して核燃料を取り出してから5〜10年は放置して放射線量が下がるのを待つ」という部分だ。最低でも5年は待たないと放射線量が高くて解体作業に着手できないということは、すでに実証されている事実だからだ。つまり、福島第1原発の事故から5年を迎える現在、日本の大半の原子炉は5年以上停止しているため、今すぐにでも解体作業に着手できる状態だということになる。これは、日本が本気で脱原発に向けて大きく舵を切る最大のチャンスと言えるだろう。安倍晋三首相がホントに日本を「美しい国」、そして「未来の人たちに誇れる国」にしたいと思っているのなら、「1億総活躍大臣」などという国民をバカにした大臣なんか必要ないから、まずは「廃炉庁」と「廃炉担当大臣」を新設して、口先だけでなく本気で福島第1原発の事故収束と全国の原発の廃炉に取り組んでほしいと思う今日この頃なのだ。


 

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コメント
 
1. 2016年2月22日 20:16:59 : ZoygPeb5D2 : 0DkwLvsyOzs[1]
本当の廃炉費用は、実質的には無限大です。
これから数百万年に渡って将来の人達に押し付ける核燃料廃棄物の保管費用(無限大)を入れてないから、
手に負える額で済むような気がしてるだけです。

廃炉費用に廃棄物の保管費用を入れないのは、
廃棄物の保管について「知ってたまるか」と考えるのは、
人として間違ってるだろう。

この、保管費用は、今すでにある廃棄物を保管するだけで必要な費用であり、
保管するのがきついと思ったときに原発を止めればいい、と考えるのは間違え。
むしろ、原発を止めないと、保管しないといけない量が増え続け、
保管場所も広げないとしけないし、保管に必要な労力もエネルギーも増えるし、
事故で環境にばら撒かれるリスクも増えるから、1年あたりに必要な額も増えて行く。
保管するのがどんどんきつくなって行く。
これは飽くまで1年あたりの額であり、保管費用はその数百万倍です。
プルトニウムは2万4000年経っても半分にしか減らない。
24万年で 1/1000 に減るけど、1/1000 ではまだ保管が必要だろう。
240万年で 1/1000000 に減り、これくらいになれば「保管は不要」と言えるだろう。
つまり、数百万年に渡って保管しないといけないんですよ。

原発問題のほぼすべてと言っていいくらい、断トツに大きな、廃棄物の問題を、
故意に除外した試算なんて、全く無意味。
3号機爆発でプルトニウムがばら撒かれた事件が起きていた場合も、
廃棄物を、燃料交換作業中だけ一時的に置いておく場所に、放ったらかしにしてたせいで起きた事件であり、
これも、廃棄物の保管問題から来ている。
あんな、原子炉に隣接する場所が、保管場所だとでも言うのか?
燃料交換作業中だけ一時的に置いておく場所を、保管場所だと言い張って騙してるだけだろう。
実際には、保管場所は無く、保管さえしていない。
してることは、置いたままにしてはならない場所に、放ったらかしにしておくことだけ。

プルトニウムがばら撒かれた事件が起きていた場合、
それが起きてたと知ったら、
核燃料廃棄物の保管問題がどれほど途轍もない問題か身に染みてわかるだろう。
200km圏の数百万人が肺癌になって死んで行く様を、見せ付けられるから。


2. 2016年2月22日 21:48:32 : qQ7Cw2ZF66 : GiTinyIgvCQ[11]
国立競技場どころじゃないな。

3. 2016年2月23日 00:44:53 : 8hoNl2VIyY : hfPobn8O6_4[8]
>>1
無限大・・将来の人達に押し付ける核燃料廃棄物の保管費用(無限大)を入れてない

判りきったことで、30年以上前から同じ事を言ってきたから、今更それを言う気力が起きない。それ故に、耐用年数を無視して廃炉期間を先延ばしにしてきた。
脆性遷移温度の上昇も無視してのことだが、知られていないが、現存の原発の中には製造メーカーが明らかにしている製造段階の欠陥圧力容器さえ複数器有る。

子や子孫を搾取し、大切にしない無責任な非人間性は、歴史的過去を見ると、この民族の属性の様に思えてくる。


4. 茶色のうさぎ[3398] koOQRoLMgqSCs4Ks 2016年2月23日 03:36:46 : 0DAsIG64Gd : mnwC2Si_YzA[23]

そーだよなー! だれも試算できない、と思います。

まぁ、夢の技術が必要ですね。 放射能を無効化出来る?

 ↓ デマの拡散ですよー ぷ♪ うさぎ♂ 遊びです! 黄金が欲しいよー
https://www.youtube.com/watch?v=vD70txHzqj4 <まぁ、余興、、保存の法則の違反だー


5. 2016年2月23日 09:03:29 : yBQkrRTumA : UvxNb8gKnf4[550]

 作ることはできるのだが 壊すことができない 
 

6. taked4700[5098] dGFrZWQ0NzAw 2016年2月23日 09:46:03 : bCQEVPuKr2 : Hqp3_YwjvBA[2]
>1基あたりの廃炉費用を360億円〜770億円と見積もっている経産省、一方、3846億円と見積もっている電事連、同じ原子力ムラの住人でも、立場が違うとこれほどまでに試算も違ってくるのか。そして、わずか16.5万キロワットのふげんの廃炉に千数百億円かかるという事実から推察すれば、50万キロワットから110万キロワットの商業用原子炉の廃炉に必要な費用はどちらの試算のほうが正しいのか、これは一目瞭然だろう。

これには、多少違和感があります。立場が異なるからです。電事連は電力会社であり、電気代に廃炉費用を上乗せする立場にある。だから、なるべく廃炉費用は高い方がいい。

それから、もんじゅの「冷却用ナトリウムを取り出す技術」を開発する費用が非常に高くなるという前提があるような気がしますが、これ、そんなに難しい技術ではないと思います。放射化で放射能を帯びていますが、ひどく放射能を帯びているわけではないはずですし、酸素や水と接触させなければいいだけで、液体ナトリウム自体は温度を下げれば普通の金属の固体ナトリウムです。

東京オリンピックにしても廃炉費用にしても、ほんとに、それだけの費用がかかるとはとても思えません。

特に、費用が無限大だというようなコメントをされる方は、勘違いがはなはだしいと思います。

保管を無限に行うとしても、一般に言われるような無限大にはなりません。つまり、技術進歩とともに、乾式キャスクなどの耐用年数が長くなっていくからです。期間あたりのコストは減少して行くはずで、いわゆる発散をすることはありません。


7. 4654改[64] NDY1NIn8 2016年2月23日 21:44:35 : wFVJhqi3zI : 0vwYSb4Apk8[23]
>>1

論旨に同意しますが、以下の点は誤りです。
> 240万年で 1/1000000 に減り、これくらいになれば「保管は不要」と言えるだろう。

半減期24000年なので、24万年で1/1000は正しいと言えますが、100万分の1になるのは48万年後です。人間の寿命に比べて極めて長い年月であることに変わりがないので、議論の趣旨を損ねたことにはならないとは思います。

参考:高等学校理科 物理II/原子と原子核(Wikibooks)
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%90%86%E7%A7%91_%E7%89%A9%E7%90%86II/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E3%81%A8%E5%8E%9F%E5%AD%90%E6%A0%B8#.E7.99.BA.E5.B1.95.E3.83.BB.E5.85.AC.E5.BC.8F.E3.81.AE.E5.B0.8E.E5.87.BA

>>6

限界費用はゼロに近づくとしても、イノベーションがない限り、管理費用は、一定か、ある値(たとえば半値)に漸近的に落ち着くと仮定するのが、技術論としては保守的です。イノベーションの見込みが確かなものならば、廃炉費用が桁違いということはないでしょう。それに、外部企業がイノベーションを起こしたとして、その企業に鞍替えできるだけの理由付けに関係者が同意できるかどうかという問題もあるでしょう。現状の廃炉費用の見込みが維持されると見た方が、穏当だと思います。


8. taked4700[5106] dGFrZWQ0NzAw 2016年2月24日 15:52:54 : IHwu6Ng4FE : Elq18g4XVyQ[4]
>>07

>限界費用はゼロに近づくとしても、イノベーションがない限り、管理費用は、一定か、ある値(たとえば半値)に漸近的に落ち着くと仮定するのが、技術論としては保守的です。イノベーションの見込みが確かなものならば、廃炉費用が桁違いということはないでしょう。それに、外部企業がイノベーションを起こしたとして、その企業に鞍替えできるだけの理由付けに関係者が同意できるかどうかという問題もあるでしょう。現状の廃炉費用の見込みが維持されると見た方が、穏当だと思います。

核廃棄物の特性が問題だと思います。いわゆる原子炉本体などは、結局、長時間、と言っても数十年単位の保管をすれば、基本的に普通の廃棄物として処理できるはずです。

問題は、いわゆる高レベル廃棄物と、もう一つは劣化ウランなどの重金属です。

自分は、どちらかというと、永遠に毒性が残る重金属の方が問題だと思います。

つまり、高レベル核廃棄物の量はそんなに多くないのですが、劣化ウランはその数万倍以上の量があるはずだからです。

そして、こちらは、基本的に放射能は少ないので、単なる密閉保管なのです。

もんじゅの冷却用ナトリウムも基本的には高レベル核廃棄物にはならないはずで、一定期間、多分50年程度放置すれば、工業原料として再利用できるのではとさえ思います。

ともかく、原発関連は情報開示がなく、大規模土木工事と同じで、コストが不透明なのです。本当にそれだけのコストがかかっているのか、非常に疑問に思います。


9. taked4700[5107] dGFrZWQ0NzAw 2016年2月24日 15:55:10 : IHwu6Ng4FE : Elq18g4XVyQ[5]
08です。

>高レベル核廃棄物の量はそんなに多くないのですが、劣化ウランはその数万倍以上の量があるはずだからです。

について、言い過ぎでした。訂正します。100倍から数百倍程度ですね。


10. 4654改[65] NDY1NIn8 2016年2月24日 19:01:36 : wFVJhqi3zI : 0vwYSb4Apk8[24]
>>8(9)

高レベル放射性廃棄物を念頭に置いていました。この点、説明不足ですみません。

高レベル放射性廃棄物は、単に保管するだけでなく、最高レベルの核セキュリティと数十万年単位の人件費を必要としますので、最終的には、人件費だけでも、年間百人単位を必要とすると思われます。ざっくり、現在価値でいえば、100人で10億円、1000人なら100億円です。そのほかの費用を2倍としても、1000人規模なら300億円になります。実際の警備や費用負担を官民いずれが行うのかにもよりますが、費用が著しく高額になる可能性は、なきにしもあらずです。

劣化ウランやもんじゅについては、知らないことが多すぎるのでコメントを控えます。


11. 2016年2月24日 22:14:20 : sfKNdWtc32 : HBCUJwx7Fv8[9]
>>7
> 半減期24000年なので、24万年で1/1000は正しいと言えますが、100万分の1になるのは48万年後です。
> 人間の寿命に比べて極めて長い年月であることに変わりがないので、
> 議論の趣旨を損ねたことにはならないとは思います。

大変失礼しました。
外出中書いてて、最終バスの時間が迫ってて慌てていて、勘違いしました。
さらに24000年10回分ですから、48万年が正解ですね。

コメントの趣旨は、その廃棄物に対する本当のコストは、
1年間にかかる額×480000 で、
1年間にかかる額が1000億円なら、本当のコストは4京8000兆円になのに、
国民のほとんどが数兆円程度にしか思ってないのでは?という危機感を示したものです。
この、4京8000兆円は、札を刷れば済むというものではなく、
労働力等を、経済活動から4京8000兆円分も削らないといけないのです、
僅か数十年の間にその時代の人しか恩恵を受けなかったことの後始末のために。
数学的には無限大ではないけど、
不当に押し付けられる将来の人達から見ると「無限大」と言いたくなる額ですよね。
だから「実質的に」と書いたわけです。

年間1000億円は別に大袈裟ではなく、
現在、廃棄物を燃料交換作業中に一時的に置いておく場所に、
運転中も放ったらかした状態でこれだけかかっているのですから
(あんな、原子炉に隣接する場所に保管してて大丈夫なわけないだろう)、
正しい保管の仕方をしたら、年間1000億円くらいは行ってしまうと思います。
しかも、48万年の間には、何らかの事故で大気中にばら撒かれてしまう危険性がある。
事故による被害もコストです。そのコストがどれくらいになるかわかりませんが、
あまりに膨大な量ばら撒かれて廃棄物の粉で地球全体が覆われてしまったら、
世界中の全員が酸素ボンベを背負って生活しないといけなくなる。
あるいは、それができないために、数十億人単位で、肺癌になって死んで行く。
48万年の分割払いの1年分が、1000億円で済むと考えるのは、甘いかもしれない。

事故を考えると、保管がきつくなる、廃棄物を増やすような真似はやめてほしいです


12. 4654改[66] NDY1NIn8 2016年2月25日 01:26:18 : wFVJhqi3zI : 0vwYSb4Apk8[25]
>>11(1さんだと思いますが)

単なる間違いとのこと、分かりました。
48000年保管、毎年1000億円という試算は、直感的には、納得できます。
現実には、国やそれに準じた組織も関与する仕事になるように思いますので、費用が目に見える形で発生するかと言われると、そうではないと思いますが。


13. taked4700[5111] dGFrZWQ0NzAw 2016年2月25日 22:00:45 : D0j8IIKks2 : 0LhZF88RztM[8]
>>10

>高レベル放射性廃棄物を念頭に置いていました。この点、説明不足ですみません。
>高レベル放射性廃棄物は、単に保管するだけでなく、最高レベルの核セキュリティと数十万年単位の人件費を必要としますので、最終的には、人件費だけでも、年間百人単位を必要とすると思われます。ざっくり、現在価値でいえば、100人で10億円、1000人なら100億円です。そのほかの費用を2倍としても、1000人規模なら300億円になります。実際の警備や費用負担を官民いずれが行うのかにもよりますが、費用が著しく高額になる可能性は、なきにしもあらずです。

現状の原発警備はとても、「人件費だけでも、年間百人単位を必要とすると思われます。ざっくり、現在価値でいえば、100人で10億円、1000人なら100億円」と言えるものではないと思います。せいぜい年間の純粋な警備費用は数億円行くかどうかと言ったところのはずです。そうであれば、高レベル核廃棄物は、それ以下で十分に警備は可能であると思います。

例えば、現状で福島第一原発はどの程度の警備費用をかけているのでしょうか。

高レベル核廃棄物の実態として何を指すのかが問題ですが、現状で最も可能性の高いものは使用済み核燃料体です。燃料棒が束になっているものですが、乾式キャスクに入れてしまうと、その状態での重量で数十トンです。こんなもの、簡単には盗めません。一応、鉄筋コンクリートの半地下施設に収容してしまえば、後は、一時間に一回見回りでもすれば十分なレベルであるはずなのです。

もちろん、監視カメラでの常時監視が必要ですし、テロなどに備えた体制作りも必要ですが、現実のコストはそんなに高いものではないはずなのです。

更に、社会が安定して安全なものになれば、単に、「核廃棄物」と表示をして、周囲に長時間いないようにと注意書きがあれば十分な状況になるはずです。

現状は、核廃棄物に振り回され、却って社会全体が混乱して行っていると思います。

なお、使用済みMOXは全くの別物です。あれは、水冷が数百年は必要で、保管自体にコストが相当にかかります。MOXに経済性がそもそもあるのか、非常に疑問です。


14. 4654改[67] NDY1NIn8 2016年2月26日 23:42:29 : wFVJhqi3zI : 0vwYSb4Apk8[26]
>>13
施設警備という、目に見える費用だけに注目しても、ご指摘のとおりには落ち着きません。これは仮想の話に過ぎませんが、24時間365日、小規模な暴力にも即応できるだけの体制を見込んで、4シフト制で各シフト16人、年間500万円×64名×諸経費3倍=9億6000万円というところです。この体制を20箇所で展開するなら、200億円近くになりますが。

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