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トランプ候補はなぜノーベル賞候補になれたのか?(Forbes JAPAN)
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/520.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 07 日 09:04:35: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

トランプ候補はなぜノーベル賞候補になれたのか?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160207-00011214-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 2月7日(日)8時1分配信


共和党のドナルド・トランプが、全く縁のなさそうな賞の候補者に挙がった。トランプがノミネートされたのは、ノーベル平和賞だ。推薦人資格は各国の国会議員や学者らに与えられており、実は簡単に推薦できる。ノーベル委員会が求める人物とは正反対の政治家の宣伝活動にも利用できてしまうのだという。

トランプをノミネートしたのはアメリカの男性議員だと、オスロ国際平和研究所のディレクターであるハルプビケン氏は証言している。

ハルプビケン氏が英紙テレグラフに語ったところによると、推薦状にはトランプの力をもって平和を精力的に追求する理念が「イスラム過激派組織のISや、核開発を進めるイラン、そして共産主義の中国に対する抑止力」になると書かれている。

推薦者はトランプにマスコミの注目を向けさせる意図があった、とハルプビケン氏は考えている。「推薦者は心から思っていることを書いたのかもしれないが、ノミネートされることがトランプ氏に有利に働くことを理解しているはずだ。どんなことでも話題になればいいと思っている」と語る。

トランプは2月1日にアイオワ州で行われた共和党大会でテッド・クルーズ上院議員に負けたが、ノーベル平和賞へのノミネートは話題性としては十分だった。


しかし、トランプがノーベル平和賞を受賞することはないだろう。彼は選挙戦でイスラム教徒のアメリカへの入国を禁止することや、メキシコとの国境に万里の長城を建設することなどを主張している。

オスロ国際平和研究所は今年のノーベル賞受賞候補について、エドワード・スノーデンらの名前を挙げているが、トランプの名は含まれていない。

Katie Sola

 

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コメント
 
1. 2016年2月07日 21:44:55 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[226]
http://ryumurakami.com/jmm/
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  ■ お知らせ
  
  ■ 『from 911/USAレポート』第709回

    「動き出した大統領予備選、現在の方向性は?」

    ■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)

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直近2回の内容を簡単にご紹介しておきます。

第100号(2015/01/26)「大雪での外出禁止令、徹底しないことの意味とは?/『ア
ルジャジーラ・アメリカ』の撤退/『スター・ウォーズ』の世界観は『東か西か?』
『右か左か?』」「SMAP騒動をアメリカから見ると?」「フラッシュバック71
(第82回)」

第101号(2015/02/02)「(短信・短評)アイオワ党員集会を迎えて/神経外科医の
遺言、ベストセラーに」「感情論とは消耗なのか?(「弱さの権力化」ディスカッシ
ョン)」「フラッシュバック71(第83回)」

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 ■ 『from 911/USAレポート』               第709回
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 まず、アメリカの方ですが、2月1日(月)に実施されたアイオワ州党員集会をも
って長い予備選レースが動き出しました。今年は、本選のキックオフになる両党の党
大会(コンベンション)が7月に繰り上がっている一方で、予備選全体の日程は「少
し先延ばし」になっています。予備選では時間をかけて、できるだけ中身のある論戦
を行い、更に両党が激突する本選も時間を取ろうというのですが、では、どのような
論戦が期待できるのでしょうか。現在の議論の方向性はどちらへ向かっているのでし
ょう?

 今回のアイオワでのドラマは、その論戦の枠組が見えてくるような「中身のある選
挙戦」ではありませんでしたが、少なくとも「選挙戦が正常化される」兆候は出てき
たと思います。来週の火曜日(9日)にはニューハンプシャーの予備選があります
が、この「正常化」のトレンドが続くことを祈りたいものです。

 アイオワの結果ですが、まず共和党では、事前の世論調査では「トランプ(25%
近辺から35%)」「クルーズ」「ルビオ」という感触だったわけです。実際の結果
は「クルーズ」「トランプ」「ルビオ」ということで、順位としては、1位と2位が
入れ替わっただけです。しかも、クルーズに関して言えば「アイオワでは絶対に勝
つ」という作戦で、数ヶ月間「ドブ板」を続けてきていたわけです。世論調査で言え
ば、トランプが上回ったのはつい最近のことですから、選挙戦の流れから見れば、こ
の順位にはそんなにサプライズはありませんでした。

 問題は支持率です。順番にみれば「クルーズ(28%)」「トランプ(24%)」
「ルビオ(23%)」という結果、これはサプライズと言っていいでしょう。その直
後から「トランプ惨敗、ルビオ善戦」という評価が出ていましたが、とにかく「トラ
ンプがここまで負ける」ということも、そして「ルビオが先頭集団入りする」という
ことも、事前の予想では出てこなかった現象です。

 その「トランプの敗因」ですが、直接的には「直前のFOXニュース主催の討論会
を欠席した」のが響いたという見方がまずあります。本人も「出なかったのが効いた
かも」というような反省を口にしていたぐらいだからです。そのFOXの討論会です
が、そこには昨夏の討論会で司会者のミーガン・ケリーという女性キャスターが、ト
ランプの「女性蔑視発言」について執拗に追求したのに対してトランプが怒って確執
になったという経緯があります。

 討論会直後のトランプは「ケリーは目が血走っていた」などという、これまた女性
蔑視としか言いようのない暴言を吐いたわけで「確執は明らか」でした。FOXはそ
のケリーを今回も司会者に立てるというのですから、これは一種の挑戦です。そこで
トランプは「ケリーが司会するのなら出ない」と居直って「力比べ」になったわけで
す。

 結果的にトランプは「党員集会の直前のTV討論会を欠席」ということになり、同
じ時間帯にアイオワ州内の別の場所(といってもデモイン市内の近所)で「退役軍人
顕彰の催し」というのを開催する事になりました。面白いのは本来は相当にリベラル
のはずのMSNBCテレビが、この「トランプ集会」の生中継を行ったということで
す。その「視聴率戦争」ではトランプは大きく負けたばかりか、「トランプのいない
討論会」では「いないことの存在感を見せるのでは?」という一部の期待は現実のも
のとはならず、FOXの討論はそれなりに淡々と進んだということがあったのです。

 もう一つの要素は「党員集会」というフォーマットです。普通の州の予備選は世界
中どこにでもある「秘密投票」で、党員集会の場合も党員は投票箱に「秘密投票」し
ます(今回から厳格にそうなりました)。ですが、投票の前に討論会があり、各地区
の中でそれぞれの候補を推薦する市民が演説するというプロセスがあります。

 そうなると、ある意味では無責任な世論調査への回答とは違って、「やはりトラン
プでは本格候補にならない」というような雰囲気が広がった可能性、そして、それ以
前の問題として「トランプの組織力が弱い」、つまり一方で自家用ジェットや大規模
集会などの派手な選挙戦を繰り広げておきながら、各地区で運動をリードする活動家
を組織できていないという弱点が出たという解説もされています。

 そのトランプですが、このアイオワでの敗戦から「憑き物が落ちた」ような気配が
出てきました。例えば直後には「2位にしてもらったことは名誉だ」などという殊勝
なスピーチをして「何となく異変?」というムードを漂わせる一方で、一夜明けると
「(勝った)クルーズはインチキをしている」と告発して「党員集会のやり直し」を
要求しています。流石に再投票はムリということで、この発言も空回りすることにな
りました。

 次週のニューハンプシャーでは、トランプは現在は共和党の中で世論調査1位につ
けています。また、この州は通常の「秘密投票」ですから、1位を取る可能性はあり
ます。ですが、この「アイオワで負けた前後のドタバタ」を受けて全国レベルでの支
持率が低下しているという報道があることと、このニューハンプシャーは「準オープ
ン・プライマリー」といって、共和党の予備選に「無党派も投票できる」システムに
なっています(民主党員登録者はダメで、その点では完全な「オープン」ではありま
せん)。ですから、保守的なアイオワの共和党員という集団よりも、母集団にアンチ
・トランプ票が多いことも考えられ、予断を許さない状況です。

 仮にニューハンプシャーで負ければ、意外に早い段階で「トランプ現象が雲散霧
消」することもあるかもしれません。

 スキャンダルということでは、今回は首位になったテッド・クルーズ議員の陣営で
は、投票直前に「ベン・カーソン候補(一時期は人気のあったアフリカ系の医師)が
撤退した」という情報を流してカーソン支持者の取り込みを図ったという疑惑が持た
れています。カーソン医師の撤退は事実ではない一方で、どうもこの「怪情報作戦」
は本当に行われたようで、陣営だけでなく候補のイメージにも傷がつくこととなりま
した。

 一方で、マルコ・ルビオ候補(上院議員)に関しては、これまで「第2グループ」
から抜け出せなかったのが、堂々と「先頭集団」に入っただけでなく、党内の「エス
タブリッシュメント」代表という地位をほぼ固めたということが言えそうです。その
ルビオに関しては師匠のジェブ・ブッシュ候補はアイオワでは惨敗(2%)してお
り、直後にはお母さんのバーバラ(元ファーストレディ)と、兄のジョージ(前大統
領)を担ぎだしていますが、撤退は秒読みということで、仮に撤退した場合は、ルビ
オ支持に回ると言われています。

 撤退ということでは、アイオワの結果を受けて実際に撤退宣言をする候補が出始め
ました。共和党では、支持率2%以下の3名、ランド・ポール、リック・サントラ
ム、マイク・ハッカビーが撤退、民主党ではマイク・オマイリーが撤退しています。

 この中では、サントラム、ハッカビーは過去の大統領選で「アイオワでの旋風」を
起こしたことがあるのですが、今回はサッパリ駄目でした。というのは、有権者の世
代交代が進む中で「クラシックな宗教保守票」が激減しているということ、そして情
報化社会の中で、候補者への選好がどんどん変わっているということだと思います。
とにかく、宗教保守の牙城のはずのアイオワで「勢いがつけられなかった」というの
は、この2名に取っては決定的なダメージだったというわけです。

 民主党に関しては、事前の調査でもヒラリーはバーニー・サンダースにかなり追い
込まれていたわけですが、本当にここまでの僅差(1%未満)になるとは予想してい
なかったのではないでしょうか。ヒラリー陣営としては「2008年のようには負け
なかった」ということで安堵しているにしても、事実上タイであり、大苦戦と言って
いいと思います。

 アイオワの結果を受けて、こちらの民主党の予備選にも関心が集まっており、3日
(水)には「タウンホール形式」で両候補による長時間インタビューがあったと思え
ば、その翌日の4日(木)にはCNNが両候補の「激突する」ディベートを開催して
いました。

 もっとも、内容はそんなに激しい舌戦ではなく、サンダース候補が「ヒラリーへの
ウォール街からの献金」を批判すると、ヒラリーは「相手からのオファーを受けただ
け」と軽く受け流すという感じで、特に非難の応酬にはなっていません。また、サン
ダースからヒラリーに対しては「貴女はプログレッシブ(進歩派、いい意味での漸進
改革派)ではない」という批判があり、これに対してヒラリーは「自分も進歩派」と
言って切り返すというような「左翼正統性論争」のような対決があったぐらいです。

 ちなみに、サンダース候補は、今回も「ヒラリーの電子メール疑惑」に関しては
「ノーコメント」を貫いていました。共和党の挑発に乗るのは自分としてイヤだとい
うことなのか、ヒラリーは本当に機密を守るためには国務省のサーバを信じなかった
という感触を持っているのかは分かりませんが、とにかくその点でヒラリーを叩くの
は「やらない」ということのようです。

 では、この「サンダースの勢い」はどこまで続くのでしょうか? 例えば、来週予
備選が行われるニューハンプシャー州は「サンダースの地元」なので、ほぼ勝利は確
定しています。厳密に言えば、サンダースの地元はヴァーモント州ですが、この両州
はコネチカット川を州境としてピタッと隣接しており、ヴァーモント州のヒーローで
あるサンダースは、ニューハンプシャーでも人気があるのです。

 では、緒戦の2州で一気に勢いをつけたサンダースは、この後も勝ち進むのでしょ
うか? 非常に冷静に見ていくのであれば、2008年のオバマのようにヒラリーを
苦しめてひっくり返すというところまでの勢いとなる可能性は少ないと思います。

 ただ、問題は「このままサンダースがヒラリーを圧迫し続ける」中で、ヒラリーの
弱点がどんどん「炙りだされ」て行って、本選までにイメージダウンが進むという可
能性です。例えば、CNNの報道によれば、アイオワの党員集会と並行して実施され
た出口調査で「政治家として人間的に信頼できるか?」という項目があったそうです
が、ヒラリーが11%だった一方でサンダースは80%という恐ろしい差が出ている
というのです。

 このようなネガティブな印象が払拭できないのであれば、仮にヒラリーが民主党の
統一候補となったとしても、若者がソッポを向いて棄権に走るという可能性もありま
す。また、仮に共和党がルビオでまとまった場合に、そして本選に向けてルビオが中
道路線に軟化してきた場合には、オバマほどではないにしても中道の若年層の一部が
ルビオに流れる可能性もあるわけです。実際、最新のデータでは「ヒラリー対ルビ
オ」では、ルビオが勝つという世論調査もあるぐらいだからです。

 いずれにしても、ドラマは始まったばかりであって、まずは来週のニューハンプシ
ャー予備選が注目されるわけです。では、こうした選挙戦を通じて浮かび上がってく
る「現在のアメリカの政局」というのは、どう位置づけたらいいのでしょうか?

 一つの大きな構図は「アンチ・オバマ」という要素です。オバマの8年について
は、特に共和党の候補たちは「アメリカを平凡な国にした」とか「世界の混乱に翻弄
されるだけだった」という言い方で批判するのですが、とにかく「オバマ時代とは違
う時代」にしたいという「気分」は相当に強いものがあるようです。

 では、時代の何が不満かというと、勿論それは経済と雇用です。リーマン・ショッ
ク後の不況から8年近くかかって、景気ということでは一息ついているアメリカです
が、失業率が「4.9%(16年1月の最新数字)」だといっても、雇用を諦めた人
もいるし、再雇用されても年収が下がった人は多いわけです。今がよくても、将来へ
の不安は濃厚にあります。

 そんな中で、では2010年の茶会のように「オバマが無駄なバラマキをやったか
ら駄目」だという具体的な不満から「財政規律」と「小さな政府」だという具体的な
政策へというモメンタムが共和党にあるのかというと、実はありません。現在の共和
党は、好況による税収増に満足してしまっており、中長期の財政への危機感から「小
さな政府論」を徹底するという覚悟も棚上げにしてしまっています。

 では、以前の共和党のように、政権を奪取したら軍拡をやって軍需産業を立ち直ら
せ、ついでに製薬会社の活動を自由にし、原油価格を上げてエネルギー産業を儲けさ
せ、更にはウォール街の投資銀行への規制を外すことで、経済を加速させようという
露骨な政策が取れるのかというと、そこにはクエスチョンが出てくるわけです。

 単年度の税収は回復していても、改めて軍拡をするほどの財政の余裕はないです
し、エネルギー政策については、オバマがアメリカを全く異なる国に変えてしまって
いますから、そんなに簡単に原油高に持っていくことは出来ません。一方で、トラン
プは「中国と日本から雇用を奪い返す」とか「偉大なアメリカを再建する」という言
い方をしていますが、ウラを返せば具体的な政策はないわけです。

 軍事外交もそうで、「ヒラリー=オバマはベンガジでアルカイダを甘く見た」とか
「そもそもカダフィ打倒に加担したのは誤り」あるいは「シリアはもっと早く反政府
勢力に加担しておくべきだった」などと言いたい放題ですが、では、その共和党に代
案があるのかというと、全くないのです。特にシリア政策などは、早期に反政府勢力
を支援していたらその中にISIL勢力もいたわけですから、「どうすれば良かった
のか?」という代案自体が簡単には成立しません。

 私は、そうした共和党支持者の中にあるセンチメントとしては、中国とのリバラン
スなどはどうでもいいし、中国は貿易のパートナーだから放置しておいて、中東でし
っかりイスラエルを防衛して原理主義にプレッシャーをかける「強いアメリカ」が素
晴らしい、そんな程度のもののような気がします。もしかしたら「原油高」で一儲け
という利害が絡んでいるかもしれませんが、それもオバマのエネルギー多様化政策の
後では、国益にはなりません。

 いずれにしても、中道的な現実政策、軍事力の使用には消極的ながら世界のパワー
バランスに腐心しているオバマ路線に対しては、簡単に「代案」をというわけには行
かないように思います。

 その一方で、トランプやクルーズ、あるいは撤退したポールなどには、「イラク戦
争も含めた政権すげ替え政策というのが非現実的」だとして、オバマの8年だけでな
く、ブッシュの8年も否定するような「本物の孤立主義」もあるように思われます。
仮にそうだとすると、リベラル系でタカ派色を残したヒラリーとの関係は完全に「ね
じれ」になります。いずれにしても、何か理屈をつけて「オバマ時代を否定」した
い、それが現在の共和党の政治的な「情熱」の源泉にあるようです。

 一方のヒラリーも、そしてヒラリーよりも左派のサンダースも「脱オバマ」を主張
しています。そしてオバマ路線よりも「より左にシフト」することで、オバマとの差
別化を図ろうとしています。

 その「脱オバマ」ということですが、オバマの位置を仮に「中道」だとすると、共
和党は右へ行こうとする一方で、民主党は左に行こうとする、特に理念やエモーショ
ンの部分でその両極端に向かい「たがる」傾向があるわけです。

 勿論、現職の大統領が任期満了で退任する、「その次」を争っている以上は「差別
化」というのがセールスポイントになるのは分かります。ですが、現実に目を向けて
みれば、現政権の政策は、非常に複雑化した国際情勢、グローバル経済の中で、とり
あえず「最善手」を打ってきているわけです。このオバマの8年を批判するのは簡単
ですが、では、他の方法論を取ったとして、景気回復をここまで続け、国際情勢の破
綻を防止し、ついでにアメリカのエネルギー自給をほぼ達成して軍事外交の自由度を
上げた、その「他の選択肢」が描けるのかというと、非常に疑問です。

 つまり、現在の選挙戦というのは、民主党も共和党も「複雑な国内外情勢における
現在のオバマの中道現実主義」に対する漠然とした不満を大袈裟に描いている一方
で、有効な代案を持てていない、そして持てていないからこそ、左と右の極端なファ
ンタジーを描くことで、現政権との差別化をアピールするという「砂上楼閣」のよう
な話になっているわけです。

 ただ、そんな中で比較的実務型の政権になるであろう、ヒラリーとルビオという両
党の「本命」が、それぞれに現時点では激しい競争に「もまれている」というのは、
悪いことではありません。何とかそこで「実務的な政権担当能力は大丈夫か?」「オ
バマ政権の何をどう変えるのか?」という具体的な点について、論戦が進展すること
を期待したいと思います。「私のほうが進歩的だ」とか「私こそ純正保守だ」などと
いった、無意味な議論はいい加減にして欲しいと思います。
 
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冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ)
作家(米国ニュージャージー州在住)
1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア大学大学院(修士)卒。
著書に『911 セプテンバーイレブンス』『メジャーリーグの愛され方』『「関係の空
気」「場の空気」』『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』『チェンジはどこへ
消えたか〜オーラをなくしたオバマの試練』。訳書に『チャター』がある。 最新作
は『場違いな人〜「空気」と「目線」に悩まないコミュニケーション』(大和書房)。
またNHKBS『クールジャパン』の準レギュラーを務める。

◆"from 911/USAレポート"『10周年メモリアル特別編集版』◆
「FROM911、USAレポート 10年の記録」 App Storeにて配信中
詳しくはこちら ≫ http://itunes.apple.com/jp/app/id460233679?mt=8


2. 2016年2月07日 21:45:17 : G9pRncd5P6 : kNLawzAmjgA[331]
たとえ他国からの移民を禁止したとしても、アメリカが二度と外国に戦争をしかけないようにするのならば、トランプ氏は十分、ノーベル平和賞に値すると思うが。

3. 2016年2月09日 13:58:01 : GJU1LdeDh9 : MKEWSOacPoU[3]
これは選挙戦でトランプを不利にさせるための謀略だろ。
トランプの支持者や支持層は愛国的な右派。ノーベル平和賞と聞くと、かれらはそんなものをもらう候補に危惧を抱く。どこかに左翼的なものがあるのじゃないかと。
そうなるとトランプの支持層はかれから離れていく。このニュースで米国の左派勢力を取り込めるとも思えない。いまのトランプにはむしろマイナスじゃないかとおもうのだが。

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