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ロシア連邦:民間人殺害を認めず 住宅街、寺院、市場、医療施設などを空爆し、市民数百人を殺害 ロシアは虚偽の発表 シリア
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/711.html
投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 12 月 26 日 11:30:50: mY9T/8MdR98ug
 

2015年12月24日 [アムネスティ・インターナショナル国際事務局発表ニュース]

ロシアは、シリアで住宅街、寺院、市場、医療施設などを空爆し、市民数百人を殺害した。アムネスティ・インターナショナルはロシアの空爆を調査し、12月23日、それらが国際人道法違反であることを報告書にまとめて発表した。

報告書はロシアによる空爆で、多数のシリア市民が犠牲になっていることを明らかにしている。アムネスティは、9月から10月にかけて、ホムス、イドリブ、アレッポでの空爆のうち6度の空爆後の状況を調べた。そして、少なくとも民間人200人と十数人の兵士が殺害されたことを突き止めた。証拠からは、空爆により寺院や野戦病院に被害を加えたことを隠ぺいするため、ロシアが虚偽の発表をしている可能性も浮かび上がった。また、住宅が密集する住宅街の爆撃に、国際的に禁止されているクラスター爆弾や無誘導爆弾を使用した痕跡もある。

市民の殺害や民間施設の破壊を承知の上で、軍事目標がない住宅地域を直接攻撃したと思われるケースもある。このような攻撃は、戦争犯罪にあたる。

この疑惑の空爆を、第三者の手で公正に調査をすることが極めて重要だ。ロシアは、「テロリスト」だけを攻撃目標にしており、民間施設は被害を受けていないと主張してきた。民間人が死亡したという報告が出るとロシアの攻撃によるものではないと関与を否定し、それ以降は口を閉ざした。

アムネスティは、空爆の目撃者と生存者に聞き取りし、武器専門家の力を借りて、空爆を受けた地域を撮影した映像や写真を検証した。これらの検証結果と、「テロリスト」を攻撃したとするロシア国防省の声明、目撃者が語る空爆の特徴などを突き合わせた結果、一連の空爆は、ロシアによるものであることが判明した。

アムネスティの調べでは、空爆を受けた地点の周辺には、軍事目標や兵士もいなかった。つまり、これらの攻撃は国際人道法違反の可能性があり、場合によっては戦争犯罪に当たる恐れがある。

爆撃の1つでは、イドリブ県内の混雑する市場で爆弾3発が落とされ、49人の民間人が殺害された。この爆撃の目撃者たちは、日曜日の賑やかな市場が数秒で修羅場に変わった様子を話した。

「一瞬にして、みんなが叫び声をあげ、焼け焦げる臭いが漂い、ただただ大混乱だった。近くの小学校から子どもたちが叫びながら走り出てきた。死体がいたるところにころがっていた。頭部や手脚が切断されて」と、地元の活動家である、モハメド・クラビ・アル=ガザルは話した。


病院や寺院も被害に

ロシアによるものと思われる空爆は、病院も襲った。医療施設は、国際人道法で特別な保護の下にあり、その攻撃は戦争犯罪にあたる。イドリブにあるセルミン野戦病院からわずか数メートルの地点に爆弾が命中した。目撃した人は、命中して爆発するまで、航空機の姿も見えず、音もしなかったので、よほど高性能の爆撃機による攻撃のようだったと語った。

10月1日には、イドリブ県ジスル・アッシュグール中心部にあるウマル・イブン・アル=ハッターブ寺院が空爆を受けた。寺院が破壊されたという報告とその写真が出てきたとき、ロシアは「これらはでっちあげだ」と非難し、損傷を受けていない寺院の衛星画像を示して、「無傷だ」と主張した。しかしながら、ロシア側の画像は攻撃で破壊された寺院とは別物であることが後に判明した。

別の無傷の寺院の衛星画像を使って、寺院は破壊されていないと言い張るのは、単なるごまかしであり、違法な爆撃への非難と調査を避けることに腐心しているとしか見えない。報告された違反行為の調査に関し進んで協力するというが、このような行為では、信頼はつちかえない。国防省は、明確な攻撃目標を公表して、国際人道法に従っていることを示すべきだ。

11月24日、ロシアの戦闘機がトルコ空軍に撃ち落されて以来、同省は、シリアでの作戦に関する情報を以前に増して出さなくなった。

アムネスティは、ロシアが無誘導爆弾や国際的に禁じられている破壊力の大きなクラスター爆弾を人口の密集した民間人の居住地域に使用していることを示す写真や映像などの証拠も集めた。

ロシアは無差別攻撃など違法な攻撃を停止すべきだ。クラスター爆弾の使用をすべてやめ、民間人居住地域に無誘導爆弾を落とすのをやめなければならない。

アムネスティ・インターナショナル国際ニュース 
2015年12月23日


http://www.amnesty.or.jp/news/2015/1224_5773.html
 

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コメント
 
1. 嫌ネトウヨ、ネトサヨ[805] jJmDbINng0WDiIFBg2yDZ4NUg4g 2015年12月26日 12:24:42 : GiNHQ8ctL6 : f3sJIkYFClc[1]
>アムネスティは、空爆の目撃者と生存者に聞き取りし、武器専門家の力を借りて、
>空爆を受けた地域を撮影した映像や写真を検証した。
>これらの検証結果と、「テロリスト」を攻撃したとするロシア国防省の声明、目撃者が語る空爆の特徴などを突き合わせた結果、
>一連の空爆は、ロシアによるものであることが判明した。

こんなことでなにも判明なんかしないよ。笑
こういうのを「手前味噌」というんです。

そもそも「空爆の目撃者」「武器専門家」ってどこの組織や国家に属する人たちなの?
サッカーの審判みたいに、まるで空気のように混乱する戦場を行き来して、なんの攻撃も受けずに死者たちの身元を調べ、民間人と民間人に偽装したISとを瞬時に見分けてカウントできるんだ。(笑)
空爆の目撃ってたってどこの国の飛行機かなんてだれがどうやって正確に判断できるのいかね。(笑)
あまりいい加減なことばかり無批判に投稿するんじゃないよ。米国の下っ端プロバガンダ野郎が。


2. 2015年12月26日 13:27:07 : FaOdkfgksI : ciYTK3XRCpQ[1]
>アムネスティ・インターナショナル批判 人権団体という名の工作集団

http://blog.goo.ne.jp/minamihikaru1853/e/058bebc327bbd557166436354dc06872

>2012年5月、アムネスティ・インターナショナルは「NATOよ、その調子で進歩を進めてくれ」というロゴを使ってアフガニスタンでの戦争を煽るキャンペーンに参加した。


なんだい、アムネスティって、ダイナモそっくりじゃないか。

偽善者、偏向、強きを助け弱きをくじく。

もっとも米英側の人権団体や学術団体ってそんなのばっかだが…



3. 2015年12月26日 13:37:13 : G13fRtS6lg : Sq39sBMAgw0[1]
アムネスティの人道や人権の旗印は、戦争にあっても国際法は遵守すべきだという国際法を基調としたものである。

ところがアムネスティはアメリカのシリア空爆が国際法違反であるという、基本中の基本すら指摘も批判しなかった。

ここで振り返って、アメリカのシリア空爆がなぜ国際法違反なのかを書いておく。
そもそもISへの空爆はイラク軍の支援のため、イラクとアメリカの条約に基づいて行われた集団的自衛権の行使である。
それはいうまでもなくイラク国内に限定され、イラクの主権の及ばない国への空爆は侵略行為であり、アムネスティはまずなにをおいてもアメリカの行為を非難しなくてはいけない。

ロシアの空爆はアサドやプーチンが嫌いであろうがなんであろうが、主権国家の政府が同盟を組んだ相手国に要請した国連憲章に照らしてもまったく批判されることのない、正当な集団的自衛権の行使である。

アムネスティはロシアの空爆は非難するが、それより一年も前から空爆を始めたアメリカの空爆についてはほとんど言及していない。

ダイナモという男はこのようなアムネスティの国際法無視の欺瞞を指摘すると、アメリカのシリア空爆に際しては主権を侵害されたアサド政権が、アメリカに対し抗議も批判もしていないから別になんの問題もないと開き直った。
しかし、前述したようにアメリカのシリア空爆は侵略行為であり主権を侵害された国の政府が抗議していないから許されるという理屈は、アムネスティとアメリカをなんとしても擁護したいから無理強いした暴論でしかない。

またダイナモはアメリカの空爆は精密誘導ミサイルによって標的をしっかり攻撃しているが、ロシアの空爆は高高度からの無誘導爆弾を使用した「絨毯爆撃」だから民間に被害が出て当然だと、ロシアも精密誘導ミサイルを多数使用している事実を無視して言葉を繕った。

このようにアムネスティとアメリカを極端に擁護することに血眼になって、プーチンとアサド憎しのために言葉を弄し事実を捻じ曲げるダイナモは、その心性がネトウヨらと同等の卑しい男である。

まったくもって見苦しい男である。



4. 2015年12月26日 15:12:28 : isZHngUcgI : JDmm9MbfKj8[12]
米国はイラクで大量殺人してもコラテラルダメージといって保証はなしだよね ドローンのヘルファイヤーで巻き添えの民間人は1人の暗殺のために40人くらい巻き添えだからロシアは民間人の被害少なくていいじゃない

5. 2015年12月26日 15:31:36 : n39XeLmNjs : XCSP02y19RE[1]

また出たかダイナ馬鹿。



[32初期非表示理由]:担当:意味なし

6. 2015年12月26日 15:49:04 : Kr2S1L17Og : L_53zu7@D3Q[21]
シリア空爆について、昨年9月23日、パワー米国連大使が、「国連憲章51条にもとづく自衛権の行使」だとする文書を、潘基文事務総長に提出している。ここでは、個別的自衛権の行使というこれまでの法的根拠に加えて、「ISの攻撃に晒されているイラクから、シリア空爆を要請された」として、他国が攻撃された場合に反撃する「集団的自衛権」の行使である、と述べている。

これに対してロシアやイランは米軍の空爆はシリアの「主権侵害」と非難している。

一方、シリアのアサド大統領は、実際に空爆が始まった直後の同23日、「アメリカが事前に通告してきた」ことを強調。自分たちの主権の尊重を条件に「テロとの戦いにおける、いかなる国際的な取り組みも支持する」との声明を発表し、米軍の空爆を容認する姿勢を示した。

また、シリアのアリー・ハイダル国民和解担当国務大臣は同24日に、「米国の空爆は正しい方向に向かっている」と述べて、米軍によるシリア空爆に「賛同」する姿勢を明確にした。
http://syriaarabspring.info/?p=14873

このシリアの態度表明によって、米軍によるシリア空爆が「国家主権侵害」であるという反対理由は消滅した。 それまで欧州各国はシリア空爆に反対であったが、これ以降、反対論は急速にしぼむことになる。

最近になってロシアがシリア空爆を開始したことから、アサド政権はシリア領内での米軍による空爆を「主権侵害」だと言ったことはあるが、「主権侵害だからシリア空爆を停止せよ」と要求することはなく、ISへの空爆は事実上黙認している。シリアにとっては、ロシア軍の空爆とは異なり、米軍の空爆は「インフラ」を破壊しない点で好ましいのかもしれない。

ロシアは、米軍のシリア空爆はシリアの主権を侵害していると強く非難しているが、肝心の当事者であるアサド政権は、米軍による空爆を黙認している。それはそうだろう。米軍のシリア空爆は、アサド政権の利益にはなっても不利益にはならないからだ。

そういう事情を知っているので、難民問題やテロ事件を契機に、これまで空爆に参加しなかった欧州各国が、シリア空爆がシリアの「主権侵害」にはならないために、ここにきて大挙してシリア空爆に参加している。アサド政権にとってはまことに願ったりかなったりである。


7. 2015年12月26日 16:16:43 : Kr2S1L17Og : L_53zu7@D3Q[22]

>>6

「アサド政権はシリア領内での米軍による空爆を「主権侵害」だと言ったことはあるが」

とあるが、これまでのところ、そのような事実は確認できていない。
 


8. 2015年12月26日 16:47:28 : G13fRtS6lg : Sq39sBMAgw0[2]
>>06
>また、シリアのアリー・ハイダル国民和解担当国務大臣は同24日に、「米国の空爆は正しい方向に向かっている」と述べて、米軍によるシリア空爆に「賛同」する姿勢を明確にした。

ダイナモくんは最近、このウェブサイトから記事を引用するのがお気に入りと見えるが、アンタよりずっと前からここをブックマークしてチェックしてたからダイナモが引用するとすごく気持ち悪いんだよなw
さてとダイナモが引用した記事文章にはもうちょっと続きがあるんだよね。それを貼っとくよ。

>>。ヨ。リバアス』(9月24日付)は、社説で、米軍によるシリア空爆に関して「現状および今後の情勢の分析に関して疑義」があるとしたうえで、「米政権の意思に大いなる疑問」があると消極的な姿勢を示した。」
http://syriaarabspring.info/?p=14873

後述でも再度書くことになるが、空爆が政治的思惑を含んで行為の是非や法的違法性の有無をひとまず置いて、緊急避難的予防措置として優先される事態になったとしても根本的にその行為が合法か違法かが問題にならないわけではない。
ましてアムネスティはこうした戦争行為の合法性を担保せしむるものは、国際法の遵守であるとしている。
そのアムネスティがそこを問題にしないというなら、アムネスティの存在価値などまったくないということである。

>ここでは、個別的自衛権の行使というこれまでの法的根拠に加えて、「ISの攻撃に晒されているイラクから、シリア空爆を要請された」として、他国が攻撃された場合に反撃する「集団的自衛権」の行使である、と述べている。

バカな理屈をw
個別的自衛の法的根拠がどうであろうが、またイラクからシリア空爆を要請していようが、シリア空爆は違法であることはいうまでもない。

ましてや集団的自衛権は敵対国からの攻撃に対して同盟国を共同で守るというものであり、シリアはイラクに対して直接攻撃を下していないので、シリアを空爆する根拠にはなりえない。
もともとISはイラクからシリアにかけて内戦で緩くなった国境に入り込んだ不法集団であり、イラク政府がシリアとの国境線を守りこのような不法集団を外に出さないために抑止する義務を怠っていたことに責任がある。


>ロシアは、米軍のシリア空爆はシリアの主権を侵害していると強く非難しているが、肝心の当事者であるアサド政権は、米軍による空爆を黙認している。それはそうだろう。米軍のシリア空爆は、アサド政権の利益にはなっても不利益にはならないからだ。


そのロジックは通用しないと何度でも言っている。
主権国がそのときの政治的判断で主権侵害をどう取り扱ったかということと、そもそもがアメリカのシリア空爆が国際法違反であるということとは無関係だ。
文句をいわなければ違法ではないという言い草を貫くなら、アンタにロシアを批判する資格なんかない。
まあ、もともとアンタにそんな資格なんか鼻毛の先っちょほどもないけどね。


>そういう事情を知っているので、難民問題やテロ事件を契機に、これまで空爆に参加しなかった欧州各国が、シリア空爆がシリアの「主権侵害」にはならないために、ここにきて大挙してシリア空爆に参加している。アサド政権にとってはまことに願ったりかなったりである。


そんなことはアメリカの行為が違法だということとなんの関係もない。
下種の勘繰りでお茶を濁すことしかできないんだから惨めなものさ。


9. 2015年12月26日 17:06:08 : G13fRtS6lg : Sq39sBMAgw0[3]
>>07
>「アサド政権はシリア領内での米軍による空爆を「主権侵害」だと言ったことはあるが」

とあるが、これまでのところ、そのような事実は確認できていない。


ほう、そうかねえ。
フォーリン・アフェアーズのインタビューでアサドが答えているが、そこでアメリカ空爆のことについても言及しているぜ。
読んだ感じではアサドが米軍空爆を歓迎しているとは思えないけれどね。
長い文章だがその部分だけ抜き出して貼っておく。

アサド大統領、シリア紛争を語る

Syria's President Speak
A conversation with Bashar al-Assad

バッシャール・アサド

シリア大統領
フォーリン・アフェアーズ リポート 2015年3月号より抜出し。


<イスラム国対策とアメリカとの協調>
―― アメリカがイスラム国に対する空爆キャンペーンを開始して以降、シリアとアメリカは(間接的ながらも、共通の敵と戦う)奇妙なパートナーになっている。アメリカとの協調を強化していく余地はあると考えているだろうか。

協調の可能性は常に存在する。われわれはこの30年にわたって、テロ集団について議論し、その対策をめぐって国際的な協調を求めてきた。だがこの可能性を実現するには意思が必要になる。
われわれが疑問に感じているのは、アメリカが地上にいるテロ集団と本気で戦うつもりがどの程度あるかだ。シリア北部でイスラム国を攻撃しているとしても、アメリカの具体的な意思はみえてこない。具体的な確証は何もない。これまで目にしてきたことから言えば、アメリカは体裁を取り繕っているだけで、本気ではないように思える。実際、空爆が開始されて以降、イスラム国はむしろシリアとイラクで制圧地域を拡大している。

―― (トルコとの国境近くにある)コバニへの空爆をどうみているだろうか。空爆によってイスラム国は勢いを失っている。

 コバニは人口5万程度の小さな都市だ。空爆が開始されて3カ月が経つが、まだはっきりとした結果は出ていない。(訳注、その後、イスラム国勢力はコバニのほとんどの地域から撤退した)。コバニの同じ地域で同様にテロ組織が制圧していた都市をシリア軍は3週間もかけずに解放している。これは、アメリカがテロ集団との戦いに本腰を入れていないことを意味する。

―― アメリカがイスラム国との戦いにもっと力を入れることを望んでいるのだろうか。

 必ずしも(アメリカのイスラム国に対する)軍事攻撃の強化は望んではない。シリア紛争は軍事問題だけなく、政治問題でもあるからだ。アメリカがどの程度トルコに影響力を行使するかが重要だ。
テロ集団がこれだけ長期にわたって空爆を凌いでいるのは、トルコが兵器と資金を送り続けていることを意味する。テロ組織を支援するのを止めるように、アメリカがトルコに圧力をかけたことがあるだろうか。これが第1点だ。次に、軍事関与については、アメリカの高官たちも認めているように、地上軍を投入しない限り、具体的な成果は期待できない。現状で、地上で戦っているどの部隊を頼みとするつもりなのか。

―― つまり、アメリカは地上部隊を投入すべきだとあなたは考えている?

 米軍部隊の投入は望んでいない。軍事的原則を語っているだけで、米軍の地上部隊を投入すべきだと言うつもりはない。アメリカ人は、どの地上部隊を頼りにすべきかを考える必要がある。もちろん、その対象はシリア軍でなければならない、ここはわれわれの大地で、われわれの国だ。米軍地上部隊の投入を求めるつもりは全くない。

―― ではアメリカに何を期待するのだろうか。トルコにもっと圧力をかけることを期待しているという発言もあった。

 (私がアメリカに期待しているのは)反政府武装勢力への支援を止めるように、トルコ、サウジ、カタールに圧力をかけることだ。次に、シリアとの合法的な協力を模索すること。先ず、シリアで空爆作戦を実施することについて、われわれから許可を得る必要がある。これまでのところそうした承諾をアメリカ政府は求めてきていない。つまり、現在、アメリカは(シリアで)非合法的に行動していることになる。
 他国で行動を起こすのなら、相手国政府から承諾を得る必要がある。

―― ワシントンはシリア空爆について、ダマスカスと正式の合意を交わす必要があると・・・。

 どのような内容の合意にするかもあるが、先ずわれわれから空爆の許可を取り付けるべきだ。合意にするか、条約にするかは、また別の話だ。

―― アメリカと協調する意志をもっていることを示すために、あなたはどのような措置をとるつもりだろうか。

 そうした意思を最初に示すべきはアメリカの方だ。すでにわれわれは地上で戦闘を繰り広げている。意思を示す必要はない。

―― 現在アメリカは5000人のシリア人を訓練しており、5月にはこの部隊がシリアで活動を始めると考えられている。(かつてイラクでスンニ派覚醒運動を組織した)ジョン・アレン(大統領特使)は、この部隊がターゲットにするのはあくまでイスラム国の戦力であり、シリア政府ではないと発言をしている。この部隊がシリアに入るのをあなたは認めるだろうか、それとも、シリア軍は彼らを攻撃するだろうか。

 シリア政府と協力関係にない部隊が国内で活動するのは国際法に違反している。われわれはそうした勢力と戦うだろう。理屈ははっきりしている。

―― アメリカとの紛争の引き金を引くとしても、攻撃を辞さないつもりだろか。

 シリア軍部隊と協力しなければ、彼らの存在は非合法だ。外国政府の傀儡部隊にすぎない。他の非合法の部隊同様に、シリア軍の攻撃対象になる。オバマは(反体制勢力にもっと早く武器支援をしていたら、状況は違っていたのではないかという議論に対し)それは「幻想」だと一蹴した。なぜ幻想が現実になろうとしているのか。

―― 訓練プログラムを通じて現実になりつつある。

だが、過激派を穏健派に変えることはできない。

―― 依然として穏健派の反政府武装勢力はいるが、大きく弱体化してしまったのは事実だ。しかし、訓練している兵士が過激派でないかどうかを米軍は慎重にスクリーンしているはずだ。

 だが、アメリカが反政府勢力と呼び、われわれが反乱勢力と呼んでいる勢力がなぜ弱体化の一途を辿っているかを考えるべきだ。シリア紛争のなかで彼らは弱体化していった。いまさら、5000人を外から連れてきても、結局、その多くは部隊から離れてイスラム国その他の集団へと向かうことになる。これが、過去1年に起きたことだ。アメリカのやり方は幻想にすぎない。5000人の規模だから幻想だと言うつもりはない。発想そのものが幻想だ。

http://www.foreignaffairsj.co.jp/wadai/SP/essay/Assad.htm


10. 2015年12月26日 18:11:54 : Kr2S1L17Og : L_53zu7@D3Q[23]

「主権侵害」といっているのはロシアだけ。 

当事国であるアサド政権は「主権侵害」などとはいっていないことがはっきりした。 

むしろ、「どのような内容の合意にするかもあるが、先ずわれわれから空爆の許可を取り付けるべきだ。」と述べて、米国にシリア空爆の許可を得るよう求めているだけである。

アサド政権は、米軍の空爆は「主権侵害」だから止めるようになどとは主張していないし、さらには、許可を得ていない空爆だから「主権侵害」であるとも主張していない。 

アサド政権が「許可」を得るよう求めているのは、形式的な自国の「メンツ」に関わる事柄だからであって、米軍の空爆自体はアサド政権の利益であり、空爆に反対していないことは明白である。

今更、「主権侵害」などと言っているのは、当事国ではないロシアくらいのものだ。
 
>>9 は、重要なコメントをありがとう。
 


11. 2015年12月26日 18:37:43 : Kr2S1L17Og : L_53zu7@D3Q[24]

>>9 のインタビューでは、あの有名な「シーザーコレクション」も取り上げられている。

以下、その部分を引用する。

<シリア政府による人権侵害>

―― ワシントンがシリア政府と正式に協調するのを躊躇っているのは、一つには、シリア政府が深刻な人権侵害を引き起こしていると考えているからだ。人権侵害があったと考えているのはアメリカ政府だけではない。国連の人権委員会、国連の独立調査委員会もシリアで人権侵害があったと判断している。あなたもこの事実は知っていると思う。難民キャンプへの支援団体のアクセスを阻んだこと。民間人を無差別空爆の対象にしたこと。またシリアの刑務所で拷問が行われ、人権が乱用されていることを示す(5万枚を超える)写真を、コードネーム「シーザー」と呼ばれるシリア軍を脱走した人物が米議会で示し、証言している。アメリカとの協調に向けて、これらの問題への対応をとるつもりはあるだろうか。

 奇妙なことに、オバマ政権は問題をどうみるかを評定した上で、ソーシャルメディアの反応をみて決定を下す、歴史上初めての政府だ。われわれは、オバマ政権のことをソーシャルメディア政権と呼んでいる。このやり方は政治とは言えない。
 あなたが指摘した問題については、十分な証拠がない。誰かの写真をもってきて、これが、拷問が行われている証拠だということはできる。だが、その写真を誰がとったのかは、誰にも分からない。証拠を確認することもできない。裏付けのない主張にすぎない。

―― だが、「シーザー」の写真はヨーロッパの独立系調査機関が検証している。

 違う。その調査はカタールが資金を提供したものだし、写真は匿名の人物から提供されたとしか公表されていない。クリアーではなく、裏付けもない。写真に写っているのが誰なのかも分からない。例えば、頭部や頭蓋骨が写っているだけだ。反政府勢力ではなく、シリア政府の仕業だと誰が決めたのだろうか。また、写真に写っているのがシリア人で、外国人ではないと誰が決めたのだろうか。例えば、危機が始まった当初に出回った写真はイラクやイエメンで撮られた写真だった。
次に、欧米、特にアメリカは人権について何か語れるような立場にはない。中東における殺戮をめぐって責任があるのは欧米諸国だ。アメリカはイラク戦争を始め、イギリスはリビアを空爆した。イエメンの状況についても、ムスリム同胞団を支援したエジプトで起きたことについても、チュニジアにおけるテロについても責任があるのは欧米諸国だ。これらのすべてはアメリカに責任がある。国際法と安保理決議を最初に踏みにじったのは、アメリカであり、われわれではない。

―― 解釈の真偽はともかく、それは基本的に別の問題だ。シリア政府に責任がないということにはならない。

 いや、アメリカが批判している以上、その件については、はっきり言っておきたい。人権侵害があったとしても、シリア政府には何の責任もないと言うつもりはない。それはまた別の問題だ。(写真に関する)後半部分の質問は根拠なき主張だ。証拠がない。(具体的な根拠があれば)私も具体的で検証できる答を示さなければならない。

―― 監獄における拷問や人権乱用を否定するつもりだろうか。

 そうした主張を公正に検証する方法があるのなら、われわれもそれに対抗する議論を示すだろう。そうすることが、われわれの利益になる。


アサドは

「写真に写っているのが誰なのかも分からない。例えば、頭部や頭蓋骨が写っているだけだ。反政府勢力ではなく、シリア政府の仕業だと誰が決めたのだろうか。また、写真に写っているのがシリア人で、外国人ではないと誰が決めたのだろうか。」

と述べて、「シーザーコレクション」の信頼性を否定しているが、ヒューマンライツウオッチの調査によって、写真に写っている個人が特定されている。いずれもアサド政権に拘束されたシリア市民であることが判明している。

さらにアサドは

「欧米、特にアメリカは人権について何か語れるような立場にはない。中東における殺戮をめぐって責任があるのは欧米諸国だ。アメリカはイラク戦争を始め、イギリスはリビアを空爆した。」

と主張して、米国が「シーザーコレクション」ついて論ずる資格がないと主張しているが、これはやましいところのある者が、指摘された事実に反論することができずに、それとはまったく別の事柄を持ち出して話題をそらそうとする、よく知られた卑劣な「論点ずらし」の手法である。
 


12. 2015年12月26日 19:01:17 : Kr2S1L17Og : L_53zu7@D3Q[25]

本投稿記事で重要な点は次の事実である。


10月1日には、イドリブ県ジスル・アッシュグール中心部にあるウマル・イブン・アル=ハッターブ寺院が空爆を受けた。寺院が破壊されたという報告とその写真が出てきたとき、ロシアは「これらはでっちあげだ」と非難し、損傷を受けていない寺院の衛星画像を示して、「無傷だ」と主張した。しかしながら、ロシア側の画像は攻撃で破壊された寺院とは別物であることが後に判明した。

別の無傷の寺院の衛星画像を使って、寺院は破壊されていないと言い張るのは、単なるごまかしであり、違法な爆撃への非難と調査を避けることに腐心しているとしか見えない。報告された違反行為の調査に関し進んで協力するというが、このような行為では、信頼はつちかえない。国防省は、明確な攻撃目標を公表して、国際人道法に従っていることを示すべきだ。


ここで、「ロシア側の画像は攻撃で破壊された寺院とは別物であることが後に判明した」という点は極めて重要である。このことは次のいずれかを意味する。


@.ロシアは「意図的」に別の寺院の画像を持ちだして、ロシアが寺院を空爆していないとウソの発表を行なった。

A.ロシアは空爆した場所を「把握」しておらず、「間違えて」空爆していない別の寺院の画像を使った。


このうち、@であれば、ロシアは平気でウソをつく国であるということを意味する。

一方、Aであれば、ロシアは自軍がどこを空爆したかを分かっておらず、民間人の犠牲を最小限にとどめるという義務が果たされていないことを意味する。

いずれにしても、常識では考えられないことをロシアが空爆で行なっていることは明白である。
 


13. 2015年12月26日 19:09:02 : eEzA4ZrJQE : g6MO3d7bHj0[1]
>>10

あのさ苦しい言い訳はいいよw
アンタの>>07コメが嘘だったことを示してあげただけだからさ。
だってフォーリンの記事を貼りつけたのは俺>>030809だからね。

さてとアサドがフォーリンのインタビューで答えていることは明白だ。
4つくらいに集約できる。

1 テロとの戦いという共通目的のために米国と協力はできるということ。

2 米国の空爆が本当にISを狙ったものであるか疑わしいということ。

3 米国の軍事行動より政治圧力(周辺国トルコなどに)のほうが重要だということ

4 米国および米軍の軍事行動はシリア政府に予告もなく合意もされていないなかで行われた非合法的活動であるということ。


アサドは米軍に限らずテロ討伐のためと称して、米国が送りこもうとしているシリア人の部隊も含めて、シリア政府に協力を求めずにシリアで活動しようとするものはすべて国際法に違反した敵であると言明している。
つまり、主権侵害であるということに相違ない。
ダイナモよ、いつまでも言葉を弄して誤魔化すのはやめろ。
見苦しいだけだ。


14. 2015年12月26日 19:12:18 : Kr2S1L17Og : L_53zu7@D3Q[26]

>つまり、主権侵害であるということに相違ない。

と、>>13 が言いたいのは分かった。
 


15. 2015年12月26日 19:17:47 : eEzA4ZrJQE : g6MO3d7bHj0[2]
>>11
>と主張して、米国が「シーザーコレクション」ついて論ずる資格がないと主張しているが、これはやましいところのある者が、指摘された事実に反論することができずに、それとはまったく別の事柄を持ち出して話題をそらそうとする、よく知られた卑劣な「論点ずらし」の手法である。

おやおや
論点ずらしが三度の飯より好きなダイナモくんがよく言うよw

だいたいダイナモくんは論点ずらしだけじゃなく姑息な工作までやるくせにさ。


16. 2015年12月26日 19:20:28 : eEzA4ZrJQE : g6MO3d7bHj0[3]
と、>>13 が言いたいのは分かった。
 
>>14がまたしても言葉を弄し誤魔化すセコイ男だということは、ずっと前からわかってた。

17. 嫌ネトウヨ、ネトサヨ[806] jJmDbINng0WDiIFBg2yDZ4NUg4g 2015年12月26日 20:09:05 : 7FW9pyY9yc : D4X@mtEVBkU[1]
まったくダイナモさんてのは見苦しいね。醜悪な詭弁をあやつっている。笑
あのね、ダイナモくん。アサドが米国の空爆を主権の侵害だといってようといってまいとそんなことは目下の論議とは関係ないんだよ。

ここでいま問題になっているのはアムネスティがなぜロシアの空爆だけを一方的に非難して、米国の空爆を黙認しているか、あるいは知らぬふりをしているかだ。
このことにちゃんと答えてご覧? きみのアムネスティはただの欧米政権のプロバガンダじゃないか。
そしてきみはその醜悪なプロバガンダのみみっちい下請けにすぎないんだよ。
そのことが問題なんじゃないのかい? うん? 


18. 2015年12月26日 23:17:05 : EAkIk2fULU : JJK78ODjYnY[52]
おいダイナモ、もう少し元気出していこうか?

読者が期待しているのは、ダイナモが打ち合いの末にKOされるいつものやつ。
そこを観たい。しかし、ぜんぜんパンチだしてないし、そもそもどれがダイナモ
かすらわからん。

ちゃんとやれ。


19. 2015年12月27日 01:07:40 : mCeBozuCAs : fSaVPtM2Iko[3]

欧米のメインストリームメディアの報道は単なる嫌がらせだろうか?

思案するに、シリア軍事情勢は終局に向かっており、その後に備えているのではないか?

普通に考えれば戦後復興へのアクセスを西欧は持ちえない、無論、新しいリーダーは現アサド大統領がインタビューに答えているように表面的にはあらゆる適切な投資、援助は歓迎すると柔軟に述べるでしょうが、それを字義通りに受け取るおバカは国際政治の舞台では皆無だろうことは論を待たない。

戦後復興の手始めとして、その原資としてシリアには

シリア内の空爆によるインフラストラクチャーの破壊に対して賠償請求の権利は残る、その際に協調したいのは、誰に対して権利を主張するかはシリアだという当たり前の事柄である。シリアからの仮定の訴えに対して、その主張の片側性をメディアが難癖をつけれるように準備工作を始めている。そのように理解している。

自分等はネオコン天下の下で、好き勝手に片側性を利用してきたが、客観的にみて、ロシアに非はなくUS連合の恣意的な破壊行為への訴えを何とかして無力化したい、その一念であろう。

さぞや困った事態に向き合わなければならなくなるであろうから、労をいとわず弄せざるを得ない。メインストリームメディアのあらたなテーマの登場の背景はこんなところであろう。

シリアが言い出す前にさあーみんなで復興を支援しましょう、戦争での破壊は国際的にみんなでお金を出し合って建設に向かいましょう、どこそこがいくらいくらを拠出して基金を作りましょう、となれば、責任逃れができ、理想的な展開であろう。

更に蛇足として、転んでもただは起きないようにしたいならば、

その基金をソロス氏が中心になって設立し運営できれば、願ったり叶ったりであろう。


20. 2015年12月27日 09:18:03 : Kr2S1L17Og : L_53zu7@D3Q[35]

>10月1日には、イドリブ県ジスル・アッシュグール中心部にあるウマル・イブン・アル=ハッターブ寺院が空爆を受けた。

>寺院が破壊されたという報告とその写真が出てきたとき、ロシアは「これらはでっちあげだ」と非難し、損傷を受けていない寺院の衛星画像を示して、「無傷だ」と主張した。しかしながら、ロシア側の画像は攻撃で破壊された寺院とは別物であることが後に判明した。

>別の無傷の寺院の衛星画像を使って、寺院は破壊されていないと言い張るのは、単なるごまかしであり、違法な爆撃への非難と調査を避けることに腐心しているとしか見えない。

こうした、ロシアの「姑息」で「犯罪」的な対応は、一国の在り方として非常によくない。 

ロシアは、知識の乏しい一般人をだませれば、何をやっても、どんな嘘をついてもかまわないと考えているフシがある。
 



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