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東京は勿論、広義の東日本エリアは人間が住むべき場所ではないと言い続けているのに、原発や放射能の危険性を理解している人も、いざ自分や家族、近しい人々のこととなると、”でも僕達は大丈夫”と結局、政府や推進派、放射能軽視の人と同じスタンスをとっている…
気の遠くなるような長い年月をかけて、自然界に存在していた放射能を、できるだけ避けようと、地球上の殆どの生物は体内貯留時間を短縮することで生き延びてきたというのに。。。
原爆開発以降、突然出現した人工放射能核種によって、生物種の多くはその存亡の危機を迎えているといっても過言ではありません。 原爆が二百数十種以上の、人工放射能核種を含む、瞬間的な環境への放射能の暴露なら、原発は静的なゆっくりした核兵器であるのは間違いありません。
フクイチから未だに断続的に放出され続けている放射能は、その中間的存在といったところでしょうか。 ここ阿修羅掲示板、原発板をみてもそれを支持するような記事が溢れかえっています。
そして、また、ひとつ、米国から、その絶望的状況を担保するニュースが流れてきました。
【ワシントン共同】オバマ米政権で科学技術政策を担当するホルドレン大統領補佐官が、東京電力福島第1原発事故の直後、放出された放射性物質の影響 で、最悪の場合、東京での被ばく放射線量が「数週間で100ミリシーベルトかそれを超える」恐れがあるとの予測値を他の米高官らに示していたことが9日ま でに分かった。国務省が2月に公表したクリントン前国務長官の在任中の電子メールに含まれていた。
100ミリシーベルトは一般の年間被ばく限度の100倍、同事故収束作業員の5年間の被ばく上限に当たる。
米高官、福島直後に東京線量予測最悪「100ミリシーベルト」 共同通信４７NEWS
地縁、血縁、生活基盤、そして避けがたい同調圧力がそこにはあり、”おまえ、そんなことをいっても、そこから立ち去ったところで、どうやって暮らしていくねん？”というご意見も重々承知していますし、命と、生きながらえるための仕事のどちらをとるのかという一見、同じような事の対峙についての難問も理解しているつもりです。
でも、残念ながら、もし、あなたが最愛のパートナーやお子さんを家族としてお持ちであるなら、より放射能に対して感受性の強いそういった人を守る、言い方をかえると、日本民族の次世代を健康に育みたいのであれば、やはり、そこから退避すべきなのではないのでしょうか。
遺伝子のアミノ酸を繋ぐ水素にとってかわるトリチウムや、カルシウムのふりをして骨組織に取り込まれるストロンチウム、カリウムのふりをしているセシウムのみならず、化学で勉強した地球に存在する元素の殆どの放射性同位体が汚染の激しい東日本で猛威をふるっています。
自分の心に問うて下さい
― 本物黒酒 (@honest_kuroki) 2016年5月9日
皆が待望する民主政治のための選挙は、無人にしなければいけないほどの汚染地帯・東京に、自分の身代わりを送り込み、命の犠牲を強いる行為ではないですか？
自他の命の犠牲を美しいと思う心は、軍国主義の精神と同じ‼ pic.twitter.com/VdIVDfWf8E
”何が猛威やねん？”
それは、この板の記事の大部分を読めばわかることでしょうし、明らかに３１１以前と以後でのあなたのまわりや世間では異なる絵がみえるのではないのでしょうか。
３１１以後も東日本に在住していらっしゃる方々の血液はその放射化がすすんでおり、免疫力が著しく低下し、それによって以前はほとんど聞くことのなかった疾病や感染症が容易に拡散し、身体能力や思考能力の低下も広がっているようです。
この期に及んで再稼働を目論んだり、汚染食品の拡散や放射能に汚染した瓦礫焼却だけでなく、８０００ベクレル以下は一般ゴミと同じ扱いで良いなどと吹聴したりする政府に最早”信頼”という形容はできません。 また、医療においてもその大部分が、自身も絶対にその治療に同意しないような毒ガス兵器の誘導体の投与や放射線照射が癌治療のファーストチョイス状況では、そこに身を委ねることなどできようはずもありません。
パナマ文書流出禍でも再認識させられた、世界の９９％以上、いわば、人類の置かれている経済的立場ともあわせて考えると暗澹たる未来しかみえず、自虐的にならざるを得ません。
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