http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/887.html
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岩手の震災瓦礫で作られた津波バイオリンの奏者が下顎歯肉がんで亡くなり、
汚染木材の影響ではないかと疑われている。
「岩手の震災瓦礫で作られた津波バイオリンの奏者（53歳）が下顎歯肉がんで死去」
（拙稿 2016/6/19）
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/869.html
一部の人たちが、そんなことは絶対有り得ないと必死に否定しているが、そうだろうか。
福島第一原発から放出された溶融燃料の微粒子「地獄玉」は、１粒でも体内に取り込めば
確実にがんになると言われている。
地獄玉は遠く中部地方でも検出されており、NHKですらそれを認めている。
汚染木材からの外部被ばくがなくても、付着した放射性微粒子を体内に取り込んでしまった
可能性もある。原発事故の放射能汚染の影響ではないと断言はできない。
放射性微粒子がいたるところで舞っている今の日本では何が起きても不思議はない。
そもそもこの問題の論点は、汚染の測定チェックもせずに汚染地帯からものを持ち出して
全国に流通させていることにある。
このバイオリン奏者のがんが原発事故によるものかどうかは問題の本質ではない。
そんな議論に時間を費やしても無駄である。何も得るものがない。
チェルノブイリでは汚染が拡がらないよう、汚染地帯から出る人やものの汚染を厳重に管理している。
日本では一切そういった規制は行なっていないから、汚染物が平気で全国に拡がっていく。
きちんと管理していれば、バイオリンの材料もチェックしていますということで、こういう騒ぎも
起こらかったはずだ。
このバイオリン奏者も亡くならずに済んだかも知れない。
賢明なる阿修羅読者のみなさんには、あえてこのようなわかりきったことを説明をするまでもないだろう。
この事件に関する大方の感想は、「う〜ん、そうかも知れないな」であろう。
今の状況下で最も慎むべきことは、放射能汚染の影響を頭から否定することだ。
狂ったように放射能汚染を否定し相手を罵倒する連中は、まるで工作員そのものだ。
いや、実際に工作員も含まれているのかも知れない。異様なものを感じるのは私だけではないだろう。
無意味に言い合いをしているうちに、どんどん汚染は拡がり、健康被害は深刻になっていく。
実に愚かなことである。
(関連情報)
「謎の放射性粒子を追え！(NHK・Eテレ サイエンスZERO） 」 （拙稿 2014/12/22）
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/460.html
「ガンダーセン氏 「この粒は８０％どころの話ではないよ。ほぼ核燃料１００％の粒だ」 (Meg氏ブログ)」
（拙稿 2014/5/31）
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/492.html
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