ダム表層水のセシウム「1.63Bq/L」→「検出下限値未満」に訂正 毎日新聞
楊井人文 | 日本報道検証機構代表・弁護士
2016年10月4日 18時50分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaihitofumi/20161004-00062885/

何故訂正になったか？
【記事の一部抜粋】
毎日新聞が今回の記事化にあたって参照したのは、環境省がウェブサイトで公表している水質モニタリング結果とみられる。そのうち福島県の調査結果の資料には、大柿ダムの昨年11月16日採取分の表層水（水深0.5メートル）の測定結果として、セシウム134は「＜0.75」、セシウム137は「＜0.88」と記載されていた。記事に書かれた「1.63ベクレル／リットル（表層水）」はこの2つの値の合計値とみられる。だが、「＜」の記号について、環境省の調査概要の資料では「不検出の結果については、検出下限値を四捨五入して有効数字 2 桁とした値に"＜"を付して示した」と説明されていた。
【抜粋終了】

今回の投稿に意味合いはダム底に膨大な放射性物質が溜まっていても
表層に現れる農業用水にセシウムが基準値以下で検出できていないから大丈夫と
こんな主張にしたいの？？

放射性物質を議論するときに根拠となる数値は重要であり
検証していないまま記事にしてしまった毎日新聞を批判する事には同意である。

が　最大の問題点は
福島県の１０のダム底に指定廃棄物の基準（１キロ当たり８０００ベクレル超）を超えるセシウム濃度の土がたまっていることである。

２０１０年９月１５日に、福島市で、採取した河川水では、０．０００２２Ｂｑ／Ｌ検出されている。

小数点以下、どの程度の検出限界値だったか、分かるはずだ。

環境の調査における、放射性セシウムの検出限界値、例えば大柿ダムの１サンプルの０．５５Ｂｑ／Ｌとか、０．８８Ｂｑ／Ｌとか（<0.55 <0.88）、どれでけ騙されていると言う話だ。

＞3 07 福島県 放射能測定調査 陸水 河川水 2010/09/15 2010 福島市 Cs-137 0.22 0.054 mBq/L

http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.SelectMain?paraSelectKind=1

　「小出ガー」はもう言わなくていいのかね？

反・脱原発側の主張は大半が正しくて反論できないから、こういう小さな問題を見つけて
ケチをつけるしかない。みじめだね。

東電は、否定していたメルトダウンをしていると一転認めたり、
溶融燃料は圧力容器に残っていないと言ったかと思えば、今度は残っていると言ったり、
もうメチャクチャではるかにマスゴミよりもひどいのだが、東電は絶対に批判しない。
お仲間だからね。

「福島２号機　溶け落ちた核燃料の大部分　圧力容器の底に」　（東京新聞　2016/7/14）
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/CK2016071402000137.html