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日中韓米露印EUによる「夢の核融合実験炉」、2025年の運転開始目指す―QST理事長「人類初、世界平和と繁栄につながる」
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/575.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 05 日 20:40:50: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

量子科学技術研究開発機構(QST)の平野俊夫理事長が講演。人類初の平和目的核融合実験炉の実現を目指した「ITER計画」は、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・中国・韓国・インドの7極により推進され、世界の平和と繁栄につながる、と強調した。


日中韓米露印EUによる「夢の核融合実験炉」、2025年の運転開始目指す―QST理事長「人類初、世界平和と繁栄につながる」
http://www.recordchina.co.jp/a151820.html
2016年10月5日(水) 8時20分


2016年10月5日、量子科学技術研究開発機構(QST)の平野俊夫理事長(前大阪大総長)が「量子科学技術による調和ある多様性の創造」と題して日本記者クラブでこのほど講演。放射線や被ばく医療など研究開発全体について説明した。特に人類初の平和目的核融合実験炉の実現を目指した「ITER計画」は、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・中国・韓国・インドの7極により推進され、世界の平和と繁栄につながると期待されているという。

QSTは、放射線医学総合研究所と日本原子力開発機構の量子ビーム部門、核融合部門を統合して今年4月に発足した。

平野俊夫理事長は、人類の歴史を振り返り「21世紀は、言語や人、慣習、宗教など文化の多様性が爆発した時代である」と指摘。障壁や対立の要因となる多様性に橋渡しをするのは、芸術やスポーツと同様に、学問や科学技術が担うと訴えた。その上で、QSTが日本側の開発主体を担う新エネルギー開発の超大型国際プロジェクト、「ITER(イーター)」について、「未来に向けた人類共通の基盤となる」と強調。次のように説明した。

ITER計画は、人類初の平和目的核融合実験炉を実現しようとするもので、2025年の運転開始を目指し、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・中国・韓国・インドの7極により進められている。

ITER計画は1985年のジュネーブでの米ソ首脳会談をきかっけとして開始され、ITER移行措置 (ITA) の活動として、国際チームの作業サイトが、茨城県那珂市にある日本原子力研究所・那珂核融合研究所 (現量子科学技術研究開発機構・那珂核融合研究所) と、ドイツのミュンヘン郊外ガルヒンクにあるマックスブランク・プラズマ物理研究所に置かれ、作業を進めた。

その後2005年6月に、フランスのサン・ポール・レ・デュランスにITERの建設サイトが決定した。量子科学技術研究開発機構は、ITER協定に基づく活動を行う我が国の国内機関に指定され、日本が分担するITER機器や設備の調達活動を進めるとともに、ITER機構への人材提供の窓口としての役割を果たしている。

核融合は星や太陽のエネルギー源であり、我々はこれを地上に実現しようとしている。 ITERの目標は核融合炉と同じレベルの温度、密度などのプラズマを実現することで、それには超伝導コイルなどいろいろな新しい工学技術が必要だ。

ITER計画の目標は、50万キロワットの核融合出力を長時間に渡って実現し、核融合エネルギーが科学・技術的に実現可能であることを実証すること。ITERは、将来の発電炉に不可欠な主要な技術をすべて含んでいる。したがって、この装置を安全に信頼性高く運転することで、将来の発電炉の技術的見通しを得ることができる。また、発電炉用の燃料(トリチウム)生産兼発電用ブランケットを並行して開発し、ITERを用いて試験し、将来の発電炉に備える。

ITERの目的の一つは、核融合炉の安全性及び環境性からみた潜在的利点を実証すること。ITERは、(1)核融合反応は暴走しない、(2)高レベルの放射性廃棄物が出ない、などの核融合炉固有の安全性を持っている。ITERの運転を安全に行うため、これらを踏まえた安全設計と安全評価を並行して進めている。

ITERでの成果と経験は、核融合エネルギーによる発電を実証するための原型炉(発電実証プラント)の設計・建設に必要なもので、人類に必要な環境にやさしい新しいエネルギー源の開発を大規模な国際協力で進めることは、「地球規模の問題を全人類が協力して解決していく」という貴重な経験になる。

フランスの核融合炉建設地、サン・ポール・レ・デュランスには、世界の頭脳が約300人集結、実験研究を行う客員の研究者や運転支援を含めると1000人程度になる。「平和目的」「成果共有」「同等の責任と義務」をモットーとした国際研究者集団が1カ所に集まり長期間の研究を行うのは、前例がない。2025年の運転開始を目指し、7極が連携していけば、世界の平和促進と人類の繁栄につながる。 (八牧浩行)

 

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コメント
 
1. 2016年10月05日 23:22:42 : nx9tvvU4gs : QZvpBelwQkg[3]
>核融合反応は暴走しない、高レベルの放射性廃棄物が出ない

14MeVの中性子(熱中性子のエネルギー10倍)が、爆発的に生み出される結果、構成素材は、すべて放射化し、脆化する。(これに耐えうる素材は存在しない。)

フランスは、水爆のために、年間1キロのH−3(トリチウム、以下同じ)を生産しているけれど、トコマク型では、年間50キロのH−3が必要となる。

H−3の生産には、原子炉を必要とするけれど、ITERの計画では、トコマク型の炉心でH−3を生産しようと試みている。しかし、その仕組みが煩雑である。(H−3は、空気に触れると燃焼する。)

このように生産されたH−3は、高レベルの放射性廃棄物ではないと言えるのか?(H−3の生物毒性については、様々な研究がある。)

ITERの融合炉は、50MWのエネルギーで、500MWを400秒だけ生み出そうとしてるが、100MWを生む出すはずだったITERの前身のJET融合炉では、25MWのエネルギーで、1.4秒間、16MWのエネルギーを生み出したにすぎない。

高額な建設費が、全くペイしないと指摘する科学者もいる。

小柴昌俊東大名誉教授は、環境汚染と安全性の観点から、H−3の危険性を指摘する。

すなわち、1mgのH−3は、致死量に相当するけれど、トコマク型には、これが200万人分相当の致死量である2kg存在することになる。

2kgのH−3は、ほぼ、チェルノブイリ原発事故で、環境中に放出された放射性物質の総量に相当する。

H−2(二重水素)生産するコストは、1キロあたり2000ドルだけれど、H−3を、2kg生産するためには、2000万ドルかかるとITERの試算で判明している。

ITERでは、3万トンの放射性廃棄物が出ると試算されている。

ITERでは、フランスの原発の発電量の約半分、620MWの電気を消費する。

核融合炉の実現の年は、開発当初から、先延ばしになっている。(2007年では、2060−2080年頃に実用化する見通しになっている。)

建設地のカダラッシュは、フランスでも活発な地震地帯にある。(実際、福島原発事故が起きたときに、フランスの原子力安全局によって再評価が行われた。)


2. 2016年10月06日 01:44:23 : lv7vbj53vM : R5TUbJyqZ1g[1406]

ノーベル物理学賞受賞者の小柴教授は、核融合炉は致命的な欠陥をかかえていると
強く反対している。

「『核融合炉の誘致は危険で無駄』 小柴昌俊氏(ノーベル物理学賞受賞)の朝日新聞への投稿 」
http://rengetushin.at.webry.info/201302/article_15.html

広瀬隆氏による説明。

「【広瀬隆さんより】核融合炉 その危険性について (核融合炉とは何かが、一発でわかります)」
http://hibi-zakkan.net/archives/23262979.html

重水素と三重水素(トリチウム)を核融合させてエネルギーを取り出すものだが、
蒸気で発電機のタービンを回すことは普通の原発と同じで効率が悪い。

核融合炉は核分裂を行なう今までの原子炉よりもはるかに爆発力が高く、
やっかいなトリチウム、そしてコンクリートをも透過する中性子が発生するので
極めて危険。

原発ですら大失敗して取り返しのつかない深刻な被害が生じているのに、
さらにはるかに難しい技術が成功するわけがない。

そんな危険な核融合炉を誘致する所もない。


3. 2016年10月06日 04:16:17 : Qk0z0gVGLY : lQZkNLxHm_4[627]
どっか太陽系外で実験してくれ。銀河系外でもいいよ。

4. 2016年10月06日 07:25:18 : cfrmp50k2k : Q6Wk0ES00P0[2]

>QSTは、放射線医学総合研究所と日本原子力開発機構の量子ビーム部門、核融合部門を統合して今年4月に発足した。

新輪か発足の 原子力村 の 思いつき 


QSTが日本側の開発主体を担う新エネルギー開発の超大型国際プロジェクト、「ITER(イーター)」

日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・中国・韓国・インドと言いながら

主体を担った原子力村 出来てもいない金儲け目的の商業炉  ドイツでやってくれ

PS 税金は使うな!


、 


5. 2016年10月06日 07:52:09 : lv7vbj53vM : R5TUbJyqZ1g[1410]
太陽は巨大な核融合炉のようなもの。

その恵みを最大限利用して、太陽光、風力、水力発電等を利用すればよい。

太陽が燃え尽きようとしているのならともかく、あと数十億年はもつ。
わざわざ同じものを地上につくろうとすること自体がナンセンス。


6. 2016年10月06日 10:53:33 : crTDzHasOc : Q_mXlT1MjNI[27]
おまえたち一部の研究者の道楽のためなのか?

おまえたちの組織の存続のためなのか?

関連する政治家、官僚の利権のためなのか?

いったん「核は安全」といってしまったメンツの意地の張り合いのためなのか?

そのために国民、人類の命なんか関係ないんだな??


(工作員対策の基礎知識として一部再掲させてください)

★ 「新原発」なら安全という話はすべてウソですのでご注意ください!

【 新原発技術は全て「原理的に危険」! 】

「とにかく新技術なら大丈夫」みたいな絵に描いたような「ウソ」を言うトンデモ屋がいますが、ぜんぶウソですからね!だまされないようにね!これ全部だましですから!「安全な+核技術」なんてない!それは「形容矛盾である」

・・・ナゼナラ・・・
(1)原発とは、新しかろうと古かろうと、すべて【核反応】による発電である。
(2)核反応とは、【「核燃料」から「核廃棄物(核ゴミ)」をつくるプロセス】である。
(3)しかし、【「核燃料」か「核廃棄物(核ゴミ)」か、その双方は、基本的に、非常に危険な放射能を出す】核物質である。
(4)すなわち、「核反応」に立脚するかぎり原発とは新しかろうと古かろうと、すべて危険である。

・・・・・・・・・・・
【ゴマカシ方】
新原発技術なら大丈夫ですよ〜」とのたまうヤカラは、

★すべて上記のヤバイ点=「「核燃料」「核廃棄物(核ゴミ)」が放射性物質であることを、隠して!」説明、宣伝する。

よく読んでごらん。彼らは、必ず、「核燃料」「核廃棄物(核ゴミ)」のところを隠しているから!!

新たなるお笑い安全神話の売り込みである。

======================================
【例1】高速増殖炉(もんじゅなど)
・・・新原発といえないほどのロートル(永遠の未完成)・・・なぜなら、50年研究してモノにならない。
★英仏米ロなど全ての国は「あまりに危険すぎて」とっくに撤退!
★本当に信じられないことに、世界一危険なこの原発を、捨ててないのがこの「安倍自民党」だっていうんだからわらわせる!
福島原発の数百倍も危険!事故を起こしたら水で冷やせず、永遠に燃え続け、多分日本列島を含む東アジアは居住不可能に!これはウソではありません。
しかも、現在、毎日数百万の維持費。これまで1ワットも発電していない究極のキチガイ技術。
(危険1)【「燃料」が、あらゆる核物質でも最も危険性の高い悪名高い冥府の王「プルトニウム」】化学的にも猛毒なだけでなく微量でも放射能被爆・発がん・催奇形性のある非常に危険なプルトニウムで、それを逆に増やす、という信じられないようなオバカ発想!
(危険2)【核暴走が起こりやすい】(以下サイトより)核分裂の速度が速いので、一瞬のうちに制御が不可能に。また核燃料の配置の密度も高いため、少しの変形で暴走しやすい。また中性子の速度も速いため、制御棒によっての制御の効きも遅い。
(危険3)【冷却材そのものが、水でなく、燃えて爆発するナトリウム。事故ればなんと冷やせない!】。
(危険4)【建物の構造に問題がある】これもナトリウムを使うことが理由で、建物の構造が非常にもろくなってしまっている。さらにもんじゅの場合は、さらに危険なのは地震に弱いのに活断層の上に建物が乗っている。
以下サイトを参照
「福島原発以上に危険性のある高速増殖炉もんじゅで今起きていること」
http://shibayu36.hatenablog.com/entry/20110329/1301399251

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【例2】S4原発 中性子反射板をつけた普通の炉=原理は普通の原子炉と同じ
通常の原発と同じなんだから、「燃料」「廃棄物」とも強力な放射性物質。お話しになりません!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【例3】★★核融合炉・・・トリチウムを核融合させる。
もの凄い研究開発・設備費がかかる。しかも、
(1)★燃料のトリチウム危険
(2)★炉心も危険
(3)★炉壁がものすごい放射化する→大問題
(4)★世界中の水がトリチウム放射性化し、環境中に放出せざるを得ないので、全生命が絶滅する。

======================================
●新原発開発にまわす金があったら、フクイチに金をまわしなんとかしろ!フクイチもし封じ込め成功できても数百兆円という見積もりがある。

東電をつぶさず、全部国民に押しつける気か!

★推進主体は「自民党」なのだから、全部自民がはらえ!全党員が負担するんだ!もちろん国会議員、閣僚経験者は多めにする。総理総裁は半分ぐらい払え!おまえが一番推進者の原発バカじゃないか!


7. 2016年10月06日 12:30:17 : 3eTpJXzQew : eYz_7vtQseQ[2]
悪の発信地 フランス

8. 2016年10月06日 20:48:37 : eNJl7RgWdc : JN_CvWUC4Nk[5]
核融合炉は50年以上前からずっと宣伝されているがその頃から実際まったく進んでいない。とても金が出せないので世界各国共同で実験施設を作ろうかどうしようという段階。

原油価格が上がらなければ何にもならない。まず無理。


9. 2020年10月27日 13:52:57 : IesDfDRD12 : U095TnAyN3BBTmM=[3] 報告
核融合は人類を救うわけじゃない

https://news.yahoo.co.jp/articles/4235b55f19335b33088fe7abf50e5f5f3405cf41
プリンストン大学助教でITERに関わっているEgemen Kolemenさんは、「核分裂反応とは違うものの、核融合反応もやはり核反応です。ですから、少量ではあっても核のごみが生じることは避けられません」と指摘しています。そして、核のごみが生じると、必ずそのごみの負担を巡って不平等が起きます。

「核融合炉に関しては信じがたいようなメリットが触れ込まれていますが、同時にコスト面にもしっかりと目を向け、誰がその影響を受けるのかを精査する必要があります」と忠告しているのは環境保護団体Diné C.A.R.Eで活動するLeona Morganさん。「私たちはこれまでも原子炉を巡って人権侵害や環境汚染などの問題を目の当たりにしてきました。まずはこれらの問題から学び、教訓を活かすことが不可欠です」。

そのためには、核融合炉を作る前にまず核のごみをどう対処するかを公平に決めなくてはなりません。アメリカの歴史上、核のごみ問題が少数民族や低所得層コミュニティーに重すぎる負担を強いてきたことは否めないからです。

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