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日本製PCの没落、消滅の危機…世界的に一地方ブランド化、各社は事業切り離しに躍起(Business Journal)
http://www.asyura2.com/16/hasan108/msg/540.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 5 月 13 日 00:39:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

              VAIOのロゴ(「Wikipedia」より/Isaac Sanolnacov)


日本製PCの没落、消滅の危機…世界的に一地方ブランド化、各社は事業切り離しに躍起
http://biz-journal.jp/2016/05/post_15065.html
2016.05.13 文=編集部 Business Journal


 東芝と富士通のパソコン事業と、ソニーから独立したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)の統合計画が白紙に戻った。パソコン市場の伸び悩みという根本的な問題があり、統合後の成長戦略が描けなかった。各社はパソコン事業をどうするかの練り直しを迫られることになる。

 2015年12月に明らかになった統合構想では、VAIOの親会社である投資ファンド、日本産業パートナーズ(JIP)を中心に、東芝、富士通も出資する持ち株会社の下に3社の事業会社を置き、ブランドは維持する方向だった。統合すれば国内シェアは3割強となり、NECレノボを抜いて首位になるとしていた。

 だが、世界市場では中国レノボ・グループ、米HP、米デルの3社が計50%強のシェアを占める。日本メーカーは上位5社にさえ入らない。3社がまとまることによって規模のメリットを生かす。これが統合の謳い文句だった。

 しかしその実態は、東芝を救済するために捻り出された策だったため、当初から3社は同床異夢であり、統合は困難とみられていた。利益を水増しした粉飾決算が発覚した東芝は不採算事業のリストラの一環として、パソコン事業の切り離しを検討してきた。東芝のパソコン事業は、15年3月期には1100万台を出荷していたが276億円の営業赤字。昨年末にパソコンの出荷を17年3月期に300万台に絞り込むことを決めた。今年4月には同事業を本体から分離した。

 富士通も同様だ。15年10月に発表した経営計画でITサービス事業に注力する方針を打ち出した。非中核と位置付けたパソコン事業は今年2月に分社。携帯電話事業などを合わせた部門の業績が16年3月期には100億円の営業赤字になると予想されたからだ。

 端的にいえば、東芝と富士通は赤字のパソコン事業をVAIOの親会社であるJIPに押しつけて、連結決算から切り離すことを狙ったのである。

 JIPは統合後の成長戦略を検討したが、生産台数の伸びが期待できず、部品の共通化などによるコスト削減効果も十分に得られないと判断した。持ち寄る資産をめぐる交渉も難航した。東芝と富士通は、それぞれがパソコンの生産拠点を持っている。新会社に工場を移せば、JIPは資産を持つリスクが増大する。

 総合的に判断してJIPに統合のメリットなしとなった。そこでJIPは交渉からの離脱の意向を示し、これで交渉は行き詰まった。JIPにパソコン事業のリスクを押しつけたい東芝、富士通と、いいとこ取りをしたい思惑のJIPの統合交渉は、空中分解した。

■三社三様の立往生

 JIPは02年、みずほ証券、NTTデータ、米投資ファンドのベイン・アンド・カンパニージャパンの出資で発足した。馬上英実(もうえ・ひでみ)氏は設立当初から社長を務める。日本興業銀行出身で、みずほ証券(旧興銀証券)に在籍中、大企業のカーブアウト(事業の切り出し)を対象としたファイナンスを手掛けるファンドの設立を思い立った。当初は、みずほフィナンシャルグループの関連会社だったが、みずほの株式売却により、14年2月以降は独立系として活動している。

 JIPが投資した案件には、NECから独立したインターネット接続のビッグローブがある。ファミリーレストランチェーンのすかいらーくには、米ベイン・キャピタルと共同で出資した。

 独立系となってから最初の案件が、ソニーが切り離したパソコン事業の買収だった。ソニーのパソコン事業を引き継いだVAIOは、14年7月に発足。JIPの出資が95%を占め、ソニーは5%を出資するのみだ。ソニーのパソコン事業部門だった時には1000人以上の人員がいたが、わずか240人で再スタートを切った。

 デザイン性に優れ、日本だけでなく海外市場でも人気を集めたソニーのVAIOは、今では国内でマニア向けに販売されているローカルブランドとなった。JIPは、東芝と富士通、VAIOが統合することによって発足する持ち株会社を上場させ、VAIOに投資した500億円を回収することを狙った。しかし、統合交渉の白紙撤回で、JIPも出口戦略の見直しを迫られる。

 一方の東芝と富士通は、分社化したパソコン事業について、別の枠組みでの統合や海外メーカーへの売却を模索することになる。国内パソコン市場は数年前まで年間1500万台規模だったが、15年は1000万台にまで縮小。スマホやタブレット端末に需要が移り、その上、景気の変調が販売不振を加速させている。

 今後ともパソコンは大きな成長は期待できない。三社三様の立往生をする懸念が一層、強まってきた。

(文=編集部)
 

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コメント
 
1. スポンのポン[2613] g1iDfIOTgsyDfIOT 2016年5月13日 08:41:51 : 4XlTuD9eO6 : VvN5b2itcHo[811]
 
 
■コンピュータ技術が国家の盛衰を分ける。
 それが没落することはこの国の没落を意味する。
 政権がアメリカの傀儡ではどうにもならない。 
 
 
 

2. 2016年5月13日 13:43:45 : eSWPlDLg3Q : L8FLwdvMJd8[2]
PCはソフトウェア次第。ハードがいくら良くてもソフトがダメだと廃れて逝くのは運命です。

3. 2016年5月14日 08:53:48 : 6jC6Ok4X3M : r9HiorRuc1w[407]
資本の横暴に支配される経営陣は何百万台も売れなけりゃ事業としてやっている意味が無いと思っているんだろうが、ハードとソフトの融合の究極の製品であるPC事業から撤退すれば他のあらゆる製品分野で他国から後れを取ることになる。
2,30万台売れて採算が取れる体制に縮小してでも開発を存続させるべきだろう、研究所とかで研究を続けるなんてやり方は不可、製品として耐えられる製品を作るのが大事だ。

4. 2016年5月14日 10:29:06 : mYlSRbhZfI : mWiZrpC@4nc[246]
日本メーカーでPC部門をうまくやっているのはパナソニック。同社のレッツノートは、松下電器以来のDNAである「品質とデザイン」を高次元で実現し、驚くほどの耐衝撃性能と使いやすさで他社製品より高いにもかかわらず、ビジネスマンや学生の必須のツールになっている。

パナソニックのレッツノートは中古品でも他社製品より高いが、それでもすぐ売り切れる。ここまで商品を育て上げたパナソニックに敬意を表したい。


5. 2016年5月14日 20:21:56 : jqrTHfaxH6 : u_anhjkxb@Y[380]
ソフト次第とか何十年前の話をしてるんだ

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