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三菱自を電撃救済 日産ゴーン社長に「自作自演か」の声も(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/hasan108/msg/577.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 5 月 14 日 07:25:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

           してやったり?(左から日産・ゴーン社長と三菱自・益子会長)/(C)日刊ゲンダイ


三菱自を電撃救済 日産ゴーン社長に「自作自演か」の声も
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181278
2016年5月14日 日刊ゲンダイ


 あまりにも早すぎる――。日産自動車による三菱自動車の電撃救済劇に、自動車関係者が首をかしげている。

「燃費不正の全容はいまだ明らかにされていないし、国交省が再測定している燃費データの結果が出るのも6月です。なぜ、このタイミングで日産のゴーン社長は決断したのか。疑問だらけです」(大手自動車メーカー幹部)

 12日、ゴーン社長と三菱自の益子修会長はそろって記者会見した。ゴーン社長は「三菱自動車のブランドを守り育てる」と言い、益子会長は「日産との提携は信頼の回復や経営の安定を目指す上で重要」と強調した。

■世界3位グループに浮上

 日産は2373億円を出資し、三菱自の株式34%を保有する筆頭株主に躍り出る。日産・ルノー連合は、三菱自をグループに取り込んだことで世界販売台数(2015年)は107万台増え、959万台にアップする。世界3位の米GM(984万台)を射程圏内に捉えた。

「ゴーン社長は世界販売1000万台の達成を目標にしています。三菱自を傘下に入れたことでグッと近づいた」(市場関係者)

 三菱自の“買収”を巡っては中国の大手メーカーが触手を伸ばしていたといわれる。その動きを察知したゴーン社長が、電光石火の早業を見せたのだ。

「確かに、そうした側面はあったでしょう。でも、それだけではない気がします。そもそも三菱自の燃費不正は日産の指摘で発覚しています。その日産が、いち早く救済に動いた。今回の騒動は、三菱自を手に入れるため、ゴーン社長が自作自演したのではないか、なんていう見方も業界内で飛び出しています」(経済ジャーナリストの井上学氏)

 最強ともいわれる三菱グループは、三菱自に不祥事が相次いでも、本来なら見捨てるわけはない。だが、グループの中心である三菱重工は客船事業で巨額損失を出し、三菱商事も資源ビジネスの損失で最終赤字に転落した。現状を見る限り、三菱自を救う体力は残っていない。

「ゴーン社長はそこまで読んで、いろいろと仕掛け、素早く動いたのかもしれません」(井上学氏)

 日産・ルノーにとって、高い買い物にならなければいいが……。

 

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コメント
 
1. 2016年5月14日 20:13:34 : mYlSRbhZfI : mWiZrpC@4nc[249]
確かにゴーンにやられた感があるが、これは親会社ルノーと、ルノーに強い影響力を持つフランス政府の決断なのである。ゴーンは日本の日産自動車とフランスのルノーの会長を兼務している。そして日本には1ヶ月のうち1週間から10日ほどしか滞在していないらしい。

つまり、この「決断」は、フランスのルノーでされたのである。そして、もうひとつ不可解なのが、三菱自動車の益子会長が、不祥事発覚後、公衆の前に姿を現さなかったと言うことだ。出てくるのは相川社長ばかり。

ここで、ひとつの推理が成り立つのである。三菱自動車の益子会長は、フランスに渡っていて、今回の買収の件を進めていたのである。その間、益子会長はフランスにある三菱商事(出身母体)の建物に滞在していたとも考えられる。
(註 三菱商事のフランス支社は、欧州とアフリカを担当する大規模な組織である。)

彼らは口外することはないが、その交渉の過程で親会社ルノーの役員とも会っていたはずだし、役員会にも出席していただろうと当方は推測する。国際的なビジネスマンは、神出鬼没だ。彼らは、一般庶民が想像する以上に、国際的に活動している。

●当方はルノーと同じフランスの自動車メーカー、シトロエンの愛好家だが、同社も幾度の経営危機を生き延び、今日では同じフランスのプジョーと合併している。1974年4月に倒産し、6月にフランス政府が仲介してプジョーの支配下に入ることになった。そして1976年には両社の持株会社同士が合併して、PSAプジョー・シトロエンを結成した。それらの交渉も、全て秘密裏に行なわれた。今回のケースも、それに似ている。

プジョーによる、シトロエン買収を伝える、シトロエンの広報誌、ダブル・シェブロンの1974年秋号の紙面を紹介します。ソースは、イタリアのシトロエン愛好家サイト、「シトロン・ペーパー」です。

http://www.citronpaper.it/Echoes/DC38%20hiv74/06.JPG
●プジョーのフランソワ・ゴーチエ社長が、ニヤリとしています。

http://www.citronpaper.it/Echoes/DC38%20hiv74/07.JPG
●シトロエンのフランソワ・ローリエ社長が、本当にしょんぼりしている。

★当時は読むこともかなわなかったシトロエン広報誌ですが、アーカイブが熱心なファンのもと、このようにネットで公開されています。

持株会社が合併したプジョーとシトロエンですが、両社の設計思想は水と油ほど違ったもので、これの歩み寄りは容易ではありませんでした。とは言うものの、エンジンとプラットフォームの統合は進められ、シトロエン独立時代以来のGSやCXは、BXやXMに取って代わられました。これによりシトロエン独自の先進技術も失われ、かつてのコアなファンは古いままのシトロエンに乗り続けています。
(註 当方もそうで、GSに乗っていましたし、今はCXに乗っています。)

三菱が三菱らしさを維持するのは、難しいと思います。これはフィアットに吸収されたアルファ・ロメオにも言えることです。世界の自動車界は、メーカーの合併が進み、どこのメーカーの自動車でも技術的に、似たり寄ったりになっています。違いが出せるのはデザインだけ。何とも寂しい状況です。


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