★阿修羅♪ > 経世済民109 > 299.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
4月の自動車国内生産、6社減少 トヨタは2割減 熊本地震の影響甚大(SankeiBiz)
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/299.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 5 月 31 日 08:50:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

4月の自動車国内生産、6社減少 トヨタは2割減 熊本地震の影響甚大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00000500-fsi-bus_all
SankeiBiz 5月31日(火)7時19分配信


 自動車8社の4月の生産販売実績が30日、出そろった。熊本地震の影響でトヨタ自動車の国内生産が約2割減るなど震災が生産を直撃。一方、燃費不正問題で軽自動車販売を中止した三菱自動車と、同社から軽供給を受ける日産自動車の軽販売はほぼ半減した。

 4月14日に発生した熊本地震などの影響で、国内生産は6社が前年同月に比べて減少した。部品大手アイシン精機子会社の工場被災で部品供給が滞り、トヨタは車両工場の稼働を一時休止したため18.8%減と大幅に落ち込んだ。ダイハツ工業や三菱自も工場の一時休止で2桁の減少を記録した。

 トヨタはドア部品などの不足で、4月19〜23日に国内15工場の車両組み立てラインを段階的に止めた。25日から海外などの代替生産で順次再開したが、4月の生産に「約8万台の(下押し)影響があった」(広報部)という。

 ダイハツは、軽自動車を生産する大分工場(大分県)が18〜22日に稼働を休止。軽生産が24.5%減の3万9124台と落ち込み、普通車を含む全体の数字を押し下げた。

 三菱自はエンジン部品の調達が滞り、水島製作所(岡山県)の軽生産ラインを18〜20日まで休止した。

 部品調達のめどはたったが、燃費データ不正問題の発覚で20日以降も生産を止めていることが響いた。

 ホンダも被災した熊本製作所(熊本県)からの部品供給が滞り、軽「アクティ」などの生産を停止している。

 日産自動車やスズキは海外向け一部車種を現地生産に切り替えたことなどが影響した。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2016年6月04日 21:28:25 : mYlSRbhZfI : mWiZrpC@4nc[315]
今頃になって書くのも何だが、増減率以前に、メーカー間の生産台数の違いに驚く。トヨタが20万台に達している一方で、かつてライバルだった日産がマツダ、スズキに次いで4位に転落している。その下の富士重工とは、僅か524台に違いしかない。

日産自動車が、いかに衰退したかを示す数字である。ゴーンが来ても、日本国内の販売の減少に歯止めがかからなかった。車種ばかり多くても、どれも売れていないと居える。日産は今や、「フルライン不人気」状態になっていることを、日産の株主は危機感を持って株主総会で取り上げるべきである。

ゴーンは、日本国内で売れない車種ばかり充実させている。すなわち、電気自動車とSUVである。そして肝心のハイブリッドやミニバンが、さっぱりなのだ。セレナは売れているが、それしかない。

利益の大きい大型セダンは、トヨタならクラウンを売っているが、かつての日産のセドリックやグロリアの顧客まで奪っている。もはや日産の大型セダンは、市場から全く相手にされていないも同然である。ここまで落ちぶれた責任は誰にあるのか。それの総括が必要だが、ゴーンは見事に逃げている。つまり、その程度の経営者であると言うことだ。

●没落と言えば、今や風前の灯となった三菱自工の衰退が顕著だ。かつてはトヨタ、日産に次ぐ3位の自動車メーカーであったが、2000年のリコール隠蔽問題による顧客離れと、2004年のトラック部門のタイヤ飛ばし事件による死者発生問題で決定的な「三菱離れ」を起こし、多くの顧客が他社に流れた。この後遺症は深刻で、同じ軽自動車(三菱eKワゴンと日産オッティ)を販売しても、三菱版は売れず、日産版ばかり売れたのである。つまり、顧客は「三菱」と言うブランドを嫌忌(けんき)するようになったのである。

三菱は日本国内での挽回をあきらめたのか、外国で売れているSUVやUTEやクロスオーバータイプにばかり力を入れ、益子の出身母体である三菱商事の海外での販売網を活用して利益を挙げる構造転換を行なったが、早い話、益子の親元が儲かるようにしただけで、日本国内の販売の建て直しは全く行なわれなかったのである。

三菱は今回の燃費表示問題がなかったとしても、衰退に歯止めはかからなかったのである。日本国内の売り物と言えば、現在生産販売を停止している軽自動車のeKワゴンとeKスペースと、ミニバンのデリカD:5くらいしかない。そのeKワゴンは、軽自動車のベストセラーであるダイハツ・ムーブを模倣した車種である。自らの軽自動車事業を維持するために、手っ取り早くボディをコピーして、それをアレンジした製品に過ぎない。

このこともあって当初から人気は低く、日産が販売するデイズとデイズ・ルークスで何とか生産を維持しているような状態であった。これではダメだとばかり、次期車種開発を両社の協議で日産に移すことで合意し、日産が次期車種開発のためにデータ取りをしている中、今回問題になった不正を発見したのである。

●経緯はともあれ、ここまで信用を無くした車種が再び売れることは、まずない。自動車は高価な買い物であり、購入する客は中古車になってから残存価値が大きくないと、購入比較の検討に入れることはない。そもそも三菱が2000年、2004年の大問題で、これまで長年の顧客が失望して、一斉に離れていったことを、経営者はどのように総括したのか。そこから不充分であったと断定せざるを得ない。

三菱はeKワゴンの生産再開をしない方がよい。そもそも問題が表面化する前でも、ダイハツやスズキのライバル車種に対し劣勢であり、大幅値引きを強いられていた現状がある。その時点で利益を圧迫しており、日産が販売するデイズで水島製作所の稼働率を維持していたのである。そのデイズも、三菱製であることが顧客にバレてしまった。つまり、日産版も売れる見込みはなくなったのである。

つくっても売れないから、採算割れになるほど値引きしないと在庫を捌けないことになる。これが三菱eKワゴン/日産デイズの生産再開をしない方がよい理由である。たたでさえ、軽自動車は税の引き上げで販売が減少している。これから壮絶な消耗戦になることは見えている。三菱は速やかに、軽自動車からの撤退を表明したほうが良い。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民109掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民109掲示板  
次へ