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オピニオン:消費増税延期で負った「重い宿題」=土居丈朗 増税延期は正解、財政の出番=リチャード・クー 
http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/169.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 6 月 21 日 13:15:56: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

オピニオン:消費増税延期で負った「重い宿題」=土居丈朗氏
Column | 2016年 06月 21日 11:58 JST 関連トピックス: トップニュース
土居丈朗 慶應義塾大学経済学部教授

[東京 21日] - 消費増税先送りと財政出動は財政健全化目標の達成を遠のかせる最悪の組み合わせだが、仮に政治判断で拡張的な財政政策を選択するのならば、その使途は潜在成長率向上につながる取り組みに絞るべきだと、慶應義塾大学経済学部の土居丈朗教授は指摘する。

同氏の見解は以下の通り。

<成長頼みの限界、一定の増税は不可避>

経済学者の立場から言えば、今回の消費増税先送りの判断には反対だ。かねて主張している通り、日本の財政健全化の過程では、消費税が主役になるべきである。

所得税、法人税、相続税などの課税ベースの歪みを正すことで税収を増やす努力を続けるのは当然のことだが、これら3つの税目に頼りすぎると、国際競争の中で、富の流出を招き、かえって税収を失ってしまう恐れがある。

それに対して消費税ならば、極端に高い税率に引き上げない限り、そのようなことは考えにくい。そもそも、国際的に見て、日本の消費税率はきわめて低い。また、年金受給者(高齢者)にも負担してもらえることから、世代間格差の是正効果も併せ持つ。

ところが、今回、消費税率の8%から10%への引き上げが、当初予定の2017年4月から19年10月まで2年半も先送りされる政治判断が下されたことで、こうした利点を追求することが当面難しくなった。安倍首相は先送りの理由として内需の腰折れリスクを挙げているが、経済状況は2%分の税率アップをためらうほど悪いとは思えない。1―3月期の実質国内総生産(GDP)成長率は前期比年率プラス1.9%に上方修正された。

1%にも届かない低い潜在成長率で満足してはいけないのは事実だが、それを引き上げる努力を十分行わずに、長続きしない財政出動を繰り返すだけでは持続的な成長経路に乗せることはおろか、財政の健全化は望むべくもない。経済成長による税収確保は重要だが、現実問題として一定の増税が不可避であることを認識すべきだ。

周知の通り、日本は20年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)黒字化という財政健全化目標の達成を閣議決定している。これを覆すことは、財政健全化の羅針盤を失うことに等しく、歳出増圧力の渦に巻き込まれ、やがては国債格付けの引き下げなどを通じて、近い将来、財政危機に火をつける恐れもある。

むろん、政府は消費増税先送り後もPB目標を堅持するとしているが、そもそも内閣府の試算では、予定通り消費税率を引き上げ、実質2%超・名目3%超の平均成長率を実現したとしても、6.5兆円のPB赤字(20年度)が残る試算となっていた。今回の消費増税先送りで収支はさらに3兆円から4兆円悪化する見通しだ。

<財政支出に必要な第4次産業革命の視点>

何より大きな問題は、こうした状況にもかかわらず、大規模な財政出動が検討されていることだろう。報道によれば、家計支援などを理由に、5兆円から10兆円規模の第2次補正予算が編成される方向だという。

政治判断で財政出動に傾くならば、百歩譲って注文したいことがある。それは、公共事業投資という旧来型の財政出動ではなく、生産性向上につながるような取り組みに集中的に支出してほしいということだ。

公共投資によって需要面から景気を刺激し、消費や所得水準を引き上げようとしたところで、持続的な生産性向上が見込めなければ、賃金のベースアップを躊躇(ちゅうちょ)する企業の経営姿勢は変わらないだろう。実質賃金が上がらなければ、消費低迷の打破も難しい。だからといって、消費者に直接、商品券などの形でばらまいたところで、一時的な効果しか望めない。1人当たりGDPを高めていくには、とにかく生産性を上げる努力を続けるしかないのだ。

どうしても財政出動をするというのならば、せめてAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、ロボット、ビッグデータなど、省力化と高付加価値化を可能にする分野に政府支援を集中的に施すことが肝要だ。もちろん、そうした第4次産業革命と呼ばれる分野でイノベーションを促す政府支援は、一義的には規制改革(緩和だけでなく、新市場創出を目指した規制環境整備)が主役となるべきだが、例えば米系ソフトウェア企業の優勢が伝えられる自動運転の分野で、日本企業の巻き返しを手助けするようなお金の使い方もあるだろう。

<過剰投薬解消だけで数兆円の医療費削減が可能>

ただ、消費増税先送りと政府支出拡大が、財政健全化目標の達成を遠のかせる最悪の組み合わせであることは言を俟(ま)たない。一方、税制を改めることで税収増を図ることを先送りした以上、歳出抑制が急務であることは明白だろう。

消費増税を再延期したにもかかわらず成長率が今後も想定を下回る状況が続けば、財政健全化への要対応額(必要な収支改善額)は膨らんでいく。経済財政諮問会議の専門調査会では昨年12月、歳出改革の工程表をまとめたが、そこではあまり踏み込まなかった年金を含めて、この国の財政・社会保障のあり方について、16年中に議論を深め、いよいよ道筋をつける必要がある。ただでさえ、高齢化に伴い社会保障費は毎年1兆円規模で増える見通しだ。

最後に分かりやすい歳出抑制案を1つ挙げると、レセプト(診療報酬明細書)などの膨大な医療データを分析し、過剰投薬を把握する取り組みがある。過剰投薬をなくすだけで数兆円規模の医療費が削減できるとの試算もある。

第4次産業革命の促進だけでなく、子育て支援の充実についても、財政出動ではなく予算を大胆に組み替えることにより財政面で十分対応できる。こうしたものを組み合わせて、PB黒字化目標のクリアに向けて最後の努力を行い、少なくとも2020年代に債務対GDP比の安定化の道筋をつけることが、子どもや孫たちに向けた現世代の責務である。

*本稿は、土居丈朗氏へのインタビューをもとに、同氏の個人的見解に基づいて書かれています。

*土居丈朗氏は、慶應義塾大学経済学部教授。専門は、財政学、公共経済学、政治経済学。2009年より現職。現在、行政改革推進会議議員、税制調査会委員、一億総活躍国民会議議員、財政制度等審議会委員、社会保障審議会臨時委員などを務める。東京大学経済学博士。
http://jp.reuters.com/article/opinion-tax-delay-takero-doi-idJPKCN0Z60WU


オピニオン:増税延期は正解、財政の出番=リチャード・クー氏

リチャード・クー 野村総合研究所 主席研究員

[東京 21日] - 日本経済低迷の主因は、高水準の民間貯蓄が示す借り手不足であり、その解決に金融政策は無力だと、野村総合研究所・主席研究員のリチャード・クー氏は述べる。

解決策としては、民間がバランスシート不況のトラウマを克服するまでの間、政府が最後の借り手として民間の資金需要を誘発するような財政政策をとり続けることだと説く。

同氏の見解は以下の通り。

<借金のトラウマ消滅まで増税は逆効果>

私は、理想論として、日本に財政再建が必要であることに何ら異論はない。ただし、財政再建が成功する条件と、今の日本経済の現実には大きな乖(かい)離がある。

バブル崩壊から25年目を迎えた日本は、資産価格の暴落で過剰債務だけが残る「バランスシート不況」から脱したものの、いまだ民間全体で国内総生産(GDP)比6%強も貯蓄している。これほどの低金利になって、本来ならお金を積極的に借りるべき民間部門が、今もバランスシート不況のトラウマを引きずり、お金を借りるどころか、貯金する側に回っているのが現実の姿だ。

しかし、一国の経済は誰かが貯蓄していたら別の誰かがそれを借りて使わないと、貯蓄された分だけ総需要が落ち込んでしまう。民間がゼロやマイナスの金利でもGDP比で6%も貯蓄をしているということは、その分、政府が借りて使わなければならないということだ。

この状態で財政健全化を優先してもうまくいかないことは、3%から5%への消費増税後に景気が大きく冷え込んだ1997年の教訓からも明らかだ。したがって、8%から10%への消費増税を2019年10月まで先送りした安倍首相の判断は正しいと私は考えている。

<低成長をもたらす「量的緩和の罠」>

ただし、これでアベノミクスがうまくいくかどうかは、別の話だ。何より悔やまれるのは、第1の矢の金融政策で、量的緩和やマイナス金利などの非伝統的金融政策に日銀が深入りしてしまったことである。

そもそも、バランスシート不況下やそのトラウマが残る状況下では、金融政策は無力だ。金融政策が効力を発揮するためには、民間の借り手が十分にいるという前提条件が満たされる必要があるが、前述した通り、GDP比6%強という高水準の貯蓄に表れているように、企業や個人はいまだ借金に対して消極的だ。このトラウマが克服されない限り、いくらマネタリーベースを増やしても、マイナス金利を深掘りしても、効果は期待できない。

それどころか、当初のメリットをはるかに上回るデメリットがこれから顕現化し、トータルで見れば、むしろコストのほうが大きいという「量的緩和の罠(QE trap)」に陥りかねない。問題は、景気回復時に長期金利の不安定化が景気に水を差す可能性だ。

プラス領域の金利政策など伝統的金融政策から逸脱していなければ、景気が回復に向かっても市場が極度に緊張することはない。ところが、量的緩和を行った国で景気回復が見えてくると、中央銀行による巨額の資金回収の話が浮上するたびに市場が狼狽し、金利が急騰し、経済活動が不安定化する可能性が高い。結果的に、中長期で均(なら)して見れば、量的緩和を行わなかった国よりも、経済成長率は低く抑えられることになろう。

とはいえ、非伝統的金融政策にここまで深入りした以上、もはや引き返すことはできない。今、日銀に言いたいことは、これ以上は深入りせず、周到な出口戦略を練ってほしいということだけだ。

<「未借貯蓄」を生かす政府の財政支出>

では、アベノミクスは何を重視すべきなのか。繰り返すが、まず民間全体でGDP比6%も貯蓄しているということは、政府がこの6%を借りて使わないと、日本は再びデフレスパイラルに突入する恐れがあるということになる。

こう話すと、GDP比200%超の公的債務を抱える日本でそのような政策を追求すれば、国債暴落(長期金利急騰)で財政危機に至るとの声が聞こえてきそうだ。だが、これだけ財政赤字があっても、日本はずっと財政危機に陥っていない。その理由は、財政赤字には「政府の不手際による財政赤字」と「民間の不手際(バブルとその結果であるバランスシート不況)による財政赤字」という2種類があり、日本の場合は後者であるからだ。

前者のケースでは、限られた民間貯蓄に対して政府もお金を借りようとするため、財政赤字は、民間投資の締め出し(クラウディングアウト)や非効率な資源配分などを伴って膨らむ。この場合、悪いインフレ・高金利を招き、財政・経済危機に向かってしまう。

ところが、後者のケースは、バランスシート不況のトラウマを抱えた民間が借金返済後もお金を貯め続けていることが主因であり、この貯蓄は政府が借りて使わなかったら、銀行内に「未借貯蓄(unborrowed savings)」として滞留してしまうだけだ。視点を変えれば、財政赤字をファイナンスする資金は、国の金融システム内に滞留しており、この場合、財政・経済危機を招くような類の財政赤字ではないということになる。それどころか、未借貯蓄は、政府支出のおかげで無駄にならずに済んでいるとも言える。

これは、突飛な発想ではない。実際、バブル崩壊後の日本が、1930年代の大恐慌期の米国のようにGDPが半減せずに済んだのは、政府がお金を借りて使い続けたからだ。現在の日本も、未借貯蓄の解消に目処がつくまで財政支出を続ける必要がある。

なお、念のために言えば、日銀が長期国債の大量購入で事実上の財政ファイナンスを継続しているせいで、こうした議論が「ヘリコプターマネー」擁護論として吹聴されがちなのは残念なことだ。本来、政府が借りるべきお金は民間金融機関に滞留しており、日銀の出番は最初からなかったと言いたい。

<貸し手より借り手を増やす構造改革が必要>

最後に第3の矢(成長戦略・構造改革)について、言い添えておく。私は、第1の矢には懐疑的だが、第3の矢には第2の矢同様、大いに期待している。ただし、今のやり方では不十分だ。さまざまなメニューをそろえるだけでなく、共通のナラティブ(問題意識)が必要だ。

例えば、1980年代のレーガン米政権は、それこそ日本に産業主導権のすべてを奪われ、農業生産国に戻ってしまうのではないかというくらい強い危機感を持っていた。その結果として生まれたのがレーガノミクスであり、大規模な減税や構造改革を行ったことで同国はIT産業の主導権を90年代に取り戻した。

現在の日本も、中国や東南アジア諸国に「追われている国」だ。追いつこうとする国々を振り切るにはより速く走るしかない。そうした分かりやすいナラティブを前面に出して、80年代のレーガノミクスのように税制・規制のすべてを見直す必要がある。

特に、日本の大きな弱点である高い税率と住宅コストには、第3の矢で集中的にメスを入れてもらいたい。住宅コストについては、容積率や建ぺい率の大胆な緩和によって床面積の供給を増やすことで、かなり引き下げることができるはずだ。

税制については、所得や相続などに課す税率の引き下げが、個人のやる気を引き出し、国を豊かにすることは、古今東西の例が示している。財政政策も、従来型の公共投資的な発想ではなく、どうすればイノベーションを喚起できるかという点に注力すべきだ。

また、この国の人的資源を含む資源配分が「相続税対策」でいかに歪曲され、またそのことがこの国の成長率にいかに大きなマイナスになっているかという点は、もっと議論されるべきだと思う。

とにかく今の日本に決定的に足りないのは、貸し手ではなく、借り手だ。第2の矢も第3の矢も、民間の借り手を増やすことを目的に放たれるべきなのである。

*本稿は、リチャード・クー氏へのインタビューをもとに、同氏の個人的見解に基づいて書かれています。

*リチャード・クー氏は、野村総合研究所の主席研究員、チーフエコノミスト。1976年米カリフォルニア大学バークレー校卒業。米連邦準備理事会(FRB)を経て、81年ジョンズ・ホプキンス大学大学院経済学博士課程修了。同年ニューヨーク連銀入行後、84年野村総合研究所入社。近著に「バランスシート不況下の世界経済」(徳間書店)。
http://jp.reuters.com/article/opinion-japan-richard-koo-idJPKCN0Z31PF?sp=true  

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コメント
 
1. 中川隆[2993] koaQ7Jey 2016年6月21日 13:21:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3324]
>そもそも、国際的に見て、日本の消費税率はきわめて低い。


これは悪質なデマ。


日本は消費税の重税国家


たしかに標準税率だけで比べると日本の消費税率は低い。しかし欧州各国の付加価値税は軽減税率を昔から適用している。特に食料品などの基礎的消費項目の軽減税率は極端に低い。英国のような食料品などの付加価値税率がゼロの国もいくつかある。

つまり実際の消費税(付加価値税)の国民負担の重さを比較するには、各消費項目毎の消費額を適用税率で加重平均して算出した数字を使う必要がある(いわゆる実効税率)。したがって英国などで食料品だけ消費する生活を送れば消費税(付加価値税)はゼロである。実際、以前の消費税率5%の時でも、英国に住んでいた人は日本の消費税の負担が重く感じると言っていた。


ところで欧州各国との比較するために異なる適用税率を使って加重平均値を算出するのは手間の掛る作業になる。しかし各国の税収全体に占める消費税額(付加価値税額)の割合は知ることができる。むしろこちらの方が実態を反映しやすいと筆者は感じる。またこれは検索サーバを使えば簡単に見つけることができる。例えば「各国税収割合、消費税」で検索すれば出てくる。

消費税・付加価値税の国税に占める割合の主な国の比較が次の表である。


消費税・付加価値税の国税に占める割合(%)


表を見て分るように増税前(5%)でも、日本の消費税の国税に占める割合24.6%は欧州各国と遜色がなく、むしろ英国やスウェーデンより大きかった。8%への増税後の今日、日本は国税に占める割合が34.3%と既にドイツを抜く消費税の重税国家になっていることを示している。これも軽減税率を適用していないことが主に影響している。この他にも徴税方法や徴税実態の違いなどが考えられるが、御用学者化した財政学者などはこれらに関しても事実を一切明かさない。


このように日本の消費税の国税に占める割合が既に極めて大きくなっているのに、国民はこの事実を全く知らされていない。政治家もこのことをどれだけ認識しているのか不明である。それにもかかわらず10%への増税を議論しているのだから、日本の政治家達は異常である。これも日本全体が日本の消費税率は欧米に比べて極めて低いという完全に間違った情報でマインドコントロールされて来たからである。

各国の消費税率(付加価値税率)の標準税率を示す表(フリップ)を掲げ、「日本消費税率はまだまだ低い」と解説する者がよくテレビに登場する。このような学者やエコノミストは、このような重大な事実を知らない大バカ者か、知っている大嘘つきである(おそらく大バカ者で大嘘つき)。つまり標準税率を示す表(フリップ)を持出したら「今から嘘をつくぞ」の合図と思えば良い。
http://www.adpweb.com/eco/eco889.html


2. 2016年6月21日 13:39:48 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1701]

ま、どちらの言っていることも、そう間違っているわけではないが

消費税自体が非効率であることは間違いはないし

財政と構造改革だけで、金融政策なしではダメなのも間違いはないから

そちらも不十分であるとは言える

>>01 英国などで食料品だけ消費する生活を送れば消費税(付加価値税)はゼロ
>日本は消費税の重税国家
http://www.adpweb.com/eco/eco889.html

この人も、かなり偏っているし、認識が古いな

食料品など購買頻度が高い場合、心理的な重税感が高いということはあるだろうが

貧困層でもエンゲル係数が30%程度であることを考えれば、こうした主張は明らかにおかしい


>日本の消費税の国税に占める割合が既に極めて大


また、そもそも日本の場合、低所得層の国民負担率がかなり低く抑えられていて

大部分の所得税は高所得層が負担しているから、低所得層の税負担に占める消費税が増えるのは当然だし、

高齢化が進み、資産のウェイトが高くなる場合、これまで消費税を負担してこなかった高齢富裕層との格差是正において有効でもある


それに日本の所得税や法人税は、長期のデフレ不況で、かなり低下しているから、これも当然のこと

アベノミクスでデフレ脱却し、企業利益が増えてきた現状とはズレテいる


3. 中川隆[2994] koaQ7Jey 2016年6月21日 13:46:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3325]
>>2
アベノミクスでデフレ脱却したというのがそもそも悪質なデマ


4. 中川隆[2995] koaQ7Jey 2016年6月21日 13:51:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3326]
>>2
>部分の所得税は高所得層が負担しているから、低所得層の税負担に占める消費税が増えるのは当然だし


これも悪質なデマだな


高所得層は株の配当や売買益の主な所得で、株関係の税金は2割で累進化税にもなっていない
それから健康保険も上限があるから高所得層の税率は低所得層より遥かに低い

今税率が一番安いのは年収1億円以上の階層さ


5. 2016年6月21日 13:58:56 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1702]

>>03 アベノミクスでデフレ脱却したというのがそもそも悪質なデマ

レトリックの問題だろうな

事実は、異次元緩和の結果、インフレ率が上昇し、海外要因を除いた日銀コアが1%近くを維持しているということだ

ま、デフレ脱却という言葉を インフレ率2%を安定的に上回ると定義するなら、そうではないが

潜在成長率が低下している現状では、単なる期待刺激の言葉だと解釈するのが正しいだろう


>>04 
所得税は高所得層が負担しているから、低所得層の税負担に占める消費税が増えるのは当然
>悪質なデマ

思い込みで判断する前に、ちゃんと所得税の所得別の負担割合を自分で見てみることだな
https://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list6/r118/r118_04.pdf


>高所得層は株の配当や売買益の主な所得で、株関係の税金は2割で累進化税にもなっていない

資産格差是正は、別問題だよ

日本では配当・売買益で儲けている富裕層など、ごく一部だから

マクロな話と混同しても意味はない


6. 中川隆[2996] koaQ7Jey 2016年6月21日 14:03:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3327]
>>5
だから所得税なんか税金の極一部なんだよ

日本は税率が所得と共に増えないので有名な国

所得再分配どころか所得が高い程 税率が安くなってるんだ


7. 2016年6月21日 18:28:39 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1703]

>>06 所得税なんか税金の極一部

なら欧米と比較してみたらどうだ?

思い込みではなく、データが示す事実をちゃんと認識した方がいいよ


8. 中川隆[3000] koaQ7Jey 2016年6月21日 19:13:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3333]
>>7


年収150万円と3000万円で“税率”が同じ国 森永 卓郎 2006年11月20日


 日本の税制が低所得者を保護している例として、よく次のようなことがいわれる。

1.日本の課税最低限は諸外国に比べて高い
2.日本の税制は累進課税になっている

 1は、分かりやすく言い換えると、「あなたは稼ぎが少ないから税金を払わなくてもいいですよ」という収入の水準(課税最低限)が、日本は諸外国よりも高く設定されている、という意味だ。

 2は、簡単に言えば、「貧乏人はあまり税金を払わなくてもいいが、金持ちになればなるほど高い比率で税金を払っている」という意味である。

 どちらも事実であれば、日本の税制は低所得者に優しい制度であるということになる。どうも、日本人の7割から8割が、こうした「神話」を信じているようだ。そのため、政治家からさえも、次のような議論が出てくる。

 「日本は低所得者に甘い税制になっており、お金がない人が税金を支払っていない。だから給与所得控除、配偶者控除、特定扶養控除などを廃止し、より低い所得の人からも税負担をさせるべきだ」

 だが、この二つとも、実は大きな誤りなのである。


低収入でもしっかりと税金を徴収する国、日本

 1の「日本の課税最低限は諸外国に比べて高い」という議論に対する反論は簡単だ。財務省のサイトにある「所得税・個人所得課税の負担額、実効税率、課税最低限に関する国際比較」というページを見ればいい。

 世帯構成別の国際比較がでているが、それを見れば一目瞭然だ。例えば、夫婦と子ども2人の4人家族の場合、所得税の課税最低額は、次のようになっている。

日本 325.0万円
イギリス 376.7万円
アメリカ 378.5万円
フランス 410.7万円
ドイツ 508.1万円


 つまり、ドイツでは年に508万円稼いでも所得税を払わなくていいが、日本では年に325万円を超える額を稼いでしまうと、所得税を払わなくてはならないということだ。

 家族構成が変わっても、日本の低さは変わらない。ほとんどの場合、日本の課税最低限は先進国のなかで、もっとも低いレベルなのである。稼ぎが少なくてもしっかりと税金をとられているのが日本という国なのである。


社会保険料という「税金」も念頭に入れて計算するべき

 では、2の「日本の税制は累進課税になっている」という議論はどうか。もしそれが本当ならば、課税最低限が低くても、低所得者にとっては優しい税制といえるはずだ。

 我が国の所得税、住民税の税率は次のようになっている。

 所得税の税率は、10%、20%、30%、37%の4段階。  住民税は、5%、10%、13%の3段階。

 この二つの税の税率は、所得が増えるに従って増えていく。所得が低ければ、両方を足して15%や20%程度の税負担率で済むが、金持ちになると最高で50%になるという勘定だ。

 これだけを見れば、確かに累進課税になっているといえるかもしれない。

 だが、ちょっと待ってほしい。税負担はこれだけではないのだ。本当に支払わなければならない「税金」をすべてひっくるめてみると、実は「貧乏人のほうが税率が高い」という構図が浮かび上がってくるのである。

 それはどういうことか。

 その前に、わたしたちが負担している税金の種類を押さえておこう。税金は、所得税、住民税だけではない。消費税も払っているし、ガソリンには揮発油税がかかっている。家を持てば固定資産税がかかるし、車や不動産を買えば取得税が、温泉に入れば入湯税がかかる。

 だだ、税金の種類によっては生活習慣や趣味によってその額が大きく変わるので、ここでは所得や消費に直接かかわる税金だけを考えていくことにしよう。

 では、所得や消費に関わる税金で見落とされているものとは何か。それは、社会保険料である。つまり、健康保険や厚生年金などだ。

 「社会保険料は税金ではないだろう」と反論されるかもしれないが、事実上、税金と同様と考えてよい。理由は三つある。

 一つ目の理由は、社会保険料の使用目的である。かつて、政府の人間はこう言っていた。「あなたの払った保険料は、ほかの人に使われるのではありません。あなたに戻ってくるのです。だから保険なのです」。

 だが、そんなウソを信じている人は、もうほとんどいないだろう。社会保険料は本人のために積み立てられているのではない。現在の高齢者のために、右から徴収して左へ払うようになっているのである。少なくとも保険料でないことは明らかだ。

 二つ目の理由は徴収方法である。少なくとも、国民健康保険は、政府みずからが「国民健康保険税」と呼んでいるように、税金となんら変わりない。国民健康保険の納入通知は、世帯主に郵送されてくることからも分かるように、政府は明らかに税金として扱っている。

 三つ目の理由は財源である。年金の財源には、社会保険料と税負担が並立で当てられている。そして、基礎年金の税負担割合は、現在は3分の1だが、これを2分の1へと引き上げることも予定されている。

 こうなると、税金として徴収するのも、保険料として徴収するのも変わりない。その境界はかなり曖昧なのだ。

 給与所得者(サラリーマン)にとっては、どちらも給料から天引きで持っていかれるという面では同じなのである。

 前置きが長くなったが、ではその社会保険料の比率(税率)はどうなっているのか。

 実は、サラリーマンについては、すべて比率は一定とされている。だが、ここにからくりがある。厚生年金保険料は年収1000万円を超えると、超えた分についてはかからないのだ。つまり、年収が1000万円でも、2000万円でも、5000万円でも、1億円であっても、厚生年金保険料は同じ額なのだ(ただし、ボーナスと給料への配分比率によって若干の違いがある)。

 同様にして、健康保険料は年収1500万円を超えるとみな同じになってしまう。

 額が変わらないということは、要するに、所得が多ければ多いほど税率が下がっていくということだ。社会保険料という「税金」は、累進どころか、逆累進なのである。

年収150万円と3000万円で、本当の税負担率を計算すると

 さて、この社会保険料をプラスして、本当の意味での税負担率を計算してみよう。

 その前にはっきりさせておきたいのは、税金は所得に対して計るべきであるということだ。現に、法人税は、法人の「所得」に対して何パーセントかを算出している。

 ところが、サラリーマンの場合は、往々にして「収入」に対して計算されている。これでは、公平な比較はできない。

 収入と所得を混同している人も少なくないようなので説明しておくと、「所得」というのは、「収入(売上)」金額から「必要経費」を引いた金額である。仕事に必要な費用である必要経費をマイナスした、本当に自分のために使えるお金が所得というわけだ。サラリーマンにとって必要経費に当たるのは給与所得控除である。これは、財務省が「サラリーマンの必要経費の概算控除」という説明をしているので間違いない。

 こうした前提のもと、サラリーマンの実質的な税負担率を定義すると、次のような式で計算されることになる。

税額
実質的税負担率 = ――――――――――
収入−給与所得控除


 実際にわたしがこれで比較してみたところ、大変なことが分かった。なんと、我が国の現状では、年収150万円の世帯と、年収3000万円の世帯の税率が同じになっているのである。*

* 社会保険料は企業負担分を含む

 さらに今後、消費税が引き上げられるとどうなるか。

 消費税の税負担率は、低所得者層ほど高くなることはよく知られている。なぜなら、どんなに収入が低くても、生活する上で必要最低限のものは、お金を出して買わなくてはならないからである。そうしたものの金額は、大金持ちでも貧乏人でも、それほど大きく変わるわけではない。だから、分母が小さい低所得者ほど、税負担の比率は大きくなってくるというわけだ。

 つまりは、今後、消費税の負担が大きくなると、年収150万円の世帯のほうが、年収3000万円の世帯よりも、税負担率が大きくなってしまうわけである。


「濡れ手で粟」のもうけに対する税率が低い不思議

 世の中には、年収3000万円どころか、何億円、何十億円と稼いでいる人間がごろごろといる。そうした人たちの税金はどうなっているのか。

 そうした人たちの収入の内訳をみると、給与所得で地道に稼いでいるということはまずない。ホリエモンや村上世彰がいい例だろう。彼らは、株を安く買って高く売るという、株式譲渡益でたんまりと稼いだ。

 では、株式譲渡益の税率はいくらかというと、たったの10%なのである。対して、サラリーマンの税率は、企業負担分を含めると30%以上だ。

 事実、ホリエモンはわたしよりもずっと納税額が少ないらしいのだが、そんなことがあっていいのだろうか。彼は、わたしより1000倍も稼いでいるというのに。

 それどころか、人によっては、みなし取得価格という特例を使って、何百億、何千億稼いでも税金を一銭も払っていない人がいる。これでは、モラルも何もあったものではない。

 わたしの考えでは、やはり税制度は累進課税であるべきである。少なくとも、今のように、貧乏人が金持ちよりも税率が高くなるというのは、いくらなんでもおかしいではないか。そんな国はどこを探してもない。

 短期の株式取引益が10%という国もない。少なくとも、ホリエモンのように、粉飾決済をして株を譲渡してもうけた金は、課税率100%でいいではないか。そんな犯罪でもうけた利益は没収してもいいと思うのだ。現にフランスでは、悪質な短期取引に対する課税率は100%である。

 もちろん、一般投資家が身の丈の範囲で株取引をしているのは別の話である。それはきちんと保護するべきだろう。問題は、インサイダー情報を利用して、1秒で何億円を動かしているような人間である。

 安倍総理には、ぜひともそこを改めていただきたいのだが、どうもそんな気配はうかがえない。むしろ、逆の方向に進んでいるように見える。

 だが、ここでじっくりと税金の思想というものを考えてみようではないか。

 わたしは、税金というのは、汗水垂らして庶民が稼いだ分に対しては低く抑えるべきものだと考える。そして、濡れ手で粟をつかんだようなあぶく銭に対しては「楽をして金をもうけたのだから、多めに税金を払って国民のために協力してほしい」というものなのではないだろうか。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/58/index.html


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