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刺し身のツマ買えず…豊洲新市場「青果棟」は“陸の孤島”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/881.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 17 日 07:42:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

             仲卸棟(右)と卸棟は国道315号で仕切られている(C)日刊ゲンダイ 


刺し身のツマ買えず…豊洲新市場「青果棟」は“陸の孤島”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185887
2016年7月17日 日刊ゲンダイ


 東京都知事選の重要な争点として浮上している「築地市場移転」問題。本紙はこれまで、移転先の豊洲新市場の問題点をたびたび報じてきた。今回新たに分かった“欠陥”は、野菜や果物を取り扱う「青果棟」が“陸の孤島”状態になっている問題だ。

 築地市場の約2倍の敷地面積がある豊洲新市場。北側に位置する「水産仲卸売場棟」(仲卸棟)の南側に「水産卸売場棟」(卸棟)が隣接。卸棟の東側には「青果棟」が立っている。それぞれの棟が立つ街区は南北に走る環状2号と、東西に延びる高架状の都道315号に仕切られている。いずれも5階建ての仲卸棟と卸棟は、4本の通路で結ばれている。問題は、青果棟と他2街区を結ぶ通路だ。

 東京都中央卸売市場・新市場整備部によると、青果棟から卸棟の南側外周に沿って仲卸棟に至る通路は、「アンダーパス」と呼ばれる。青果業者は、仲卸棟にいる買い付け人から注文を受けた場合、車両でアンダーパスを走り、品物を届けることになる。驚くのはその仕様だ。道幅は10メートル程度で、総距離が約1.6キロもあるのだ。

 早朝の忙しい時間帯に、これだけの長距離を行き来するのは現実的なのか。

「どう考えても無理です」と一括するのは、築地の仲卸で働く中澤誠氏(東京中央市場労組執行委員長)だ。

「トラックでアンダーパスを走るといっても、どれだけ時間がかかるか分かりません。アンダーパスとは別に設置された『歩行者用デッキ』を徒歩で往復しても、30分はかかってしまう。築地では、青果売り場から仲卸売り場までの距離は十数メートルですから、容易に行き来できます。刺し身のツマを買い忘れたお客さんにも、すぐに対応できます。豊洲は、市場としての機能を備えていません。失格です」

 床が抜ける恐れがあり、海水が流せないおかげでコバエがたかる――“欠陥”続出の豊洲では、もう青果は諦めるしかない。

 

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