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奇跡の小国・ポルトガルがヤバすぎる!なぜ日本企業の進出殺到?最高の治安、親切で真面目(Business Journal)
http://www.asyura2.com/16/hasan113/msg/484.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 9 月 22 日 00:46:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

奇跡の小国・ポルトガルがヤバすぎる!なぜ日本企業の進出殺到?最高の治安、親切で真面目
http://biz-journal.jp/2016/09/post_16707.html
2016.09.22 文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント Business Journal


 6月にイギリス国民投票においてEU(欧州連合)脱退が選択された、いわゆる「Brexit」は、EUとイギリスという両当事者以外にも大きな波紋をもたらした。もっとも影響を受けているのは、イギリスへの進出を検討していた企業群だろう。イギリスで製造してヨーロッパ大陸側に輸出することを計画していた企業は、早急の課題として他のEU加盟国内で代替する製造立地を模索しているはずだ。

 EUに加盟している国は、イギリスのほかに27カ国もある。そのなかでどの国が製造拠点の進出に好適となるのだろう。現下の状況でにわかに脚光を浴びてきたのが、ヨーロッパ大陸最西端にあるポルトガルだ。面積で日本の4分の1、人口は1000万人を少し超すこの小国の実情を知るべく、私は8月末にポルトガルを8日間訪れた。

■小国に約70社の日本企業が進出しているわけ

 首都は最大都市でもあるリスボンで、そこから北へ300kmほど行くと、第2の都市ポルトがある。これらを東京・大阪と考えると、2つの間に位置する第3の都市コインブラは名古屋ということになる。

 市内人口が約55万人で周辺地域も含めると約280万人というリスボンから、旧都コインブラまでは観光タクシーを調達した。温暖な地域に属するこの国は、リスボンを出ると緑が深い美しい地勢が続く。ところどころにコルクの樹林が続き、コルク製造では世界一だ。自然の深さに比してずいぶん立派なハイウェイ(高速道路)網が張り巡らされている。運転手に尋ねると「EUからの借款によってハイウェイが整備された」という。続けてその運転手がこう言った。
「私たちは多額の債務を抱えたが、大丈夫、きちんと返していく。私たちはポルトガル人だから」

 ギリシャとは違うのだ、と言うのだ。勤勉で誠実なことを誇りに思っているのがポルトガル人なのである。

 そんなポルトガルに進出する日本企業が増えている。ポルトガル政府の投資経済委員会で企業投資担当であるミゲル・ガルシア氏に取材した。

「日本からは約70社が進出しています。製造進出しているのは、信越化学工業、カゴメ、昭和電工、根本特殊化学などです。特に自動車関連ではトヨタ自動車、デンソー、三菱ふそうトラック・バス、矢崎、内山工業、メッツなどがあります。一番の投資企業は富士通です。最近北部ブラガ市で100人の技能職を採用しました。さらに数百人の採用を進めています。同社は2008年にリスボンに進出して以来、すでに1000人近くも雇用しています。丸紅は仏エンジー社(世界第2位の電力・ガス供給会社)とのパートナーシップにより、ポルトガルで第2位となる発電量を有しています」

■安全・安心の国

 第3の都市はコインブラだが、人口わずか10万ほどの小さな旧都だった。13世紀初頭に創設されたコインブラ大学は世界有数の古い大学で、それを巡る観光が当市の主要産業だ。日本でいえば名古屋というより京都の風情だった。

 観光はポルトガル全体でも主要産業で、ほかに目に付いたのは水産業とコルクの製造くらいだった。魚のたらを世界で一番食べる国だそうで、レストランの店頭には「たらの干物」がたくさんぶら下げられている。大きな産業が少ないことも、この国をして外国からの投資誘致に積極的にさせている。

「Brexitによるポルトガルへの影響の程度については、まだイギリス側からEUへの正式通告を待っている段階なので、現時点ではわかりません。Brexitがどう進展するにかかわらず、ポルトガルは事業や投資に向いているロケーションにありますし、EU市場に対応するために進出しようとする日本企業を歓迎します」(同)

 コインブラからポルトまでは鉄道を使った。特急で1時間強だった。ポルトガル第3の都市の駅にしては、コーヒーショップを兼ねた小さな売店しかない。特急は定刻どおりにポルト駅に到着した。車内も清潔だった。

 一昨年ヨーロッパのほかの国で、やはり特急車内でスリグループに襲われたことを思い出した。ポルトガルではそんな心配はまったく無用なようだった。なんといってもヨーロッパ最西端に位置するので、他国から流入する人が比較的に少ないのだ。

「現在ヨーロッパ各国で大きな問題となっている難民問題も、他の諸国と比べるとはるかに小さいです」(同)

 地政学上の要因によるものだろう。また、フランス、ベルギー、ドイツなどを襲っているテロともこの国は現在のところ無縁でいる。リスボンやポルトなどの下町を歩いても、ヨーロッパの他の大都市で見られる「怒れる若者」風の人々がたむろする姿などは見かけなかった。
「セキュリティと社会の安定度を示す『グローバル・ピース指数2016年』で、わが国は163カ国中第5位でした。失業率は直近で10.8%で、15年の12.4%から低下して10年以来最低となりました。最低賃金は月額530ユーロとなりました」(同)

 直近の最低賃金はEU諸国のなかでは10番目くらいに相当する(ちなみに最低賃金の決め方が時給ベースの国もあるので、おおよその目安)。

■温和な人々

 商都ポルトは人口25万人ほど、ドウロ川の河口近くに開かれた港町だ。アラビダ橋を中心とした景観が素晴らしく、川岸からロープウェイが丘に登っていくなど、静謐なコインブラから打って変わってダイナミックな観光地だった。

 みやげ物でたくさん並んでいたのがおしゃれ石鹸で、「シャボン」はポルトガル語である。「カステラ」などと並んで、日本の戦国時代にモノと言葉がわが国に輸入されたが、そんな歴史的な両国の関係は現代では特に意識されていないようだ。もっとも、ポルトガル国民は悪い対日感情を抱いてはいないという。

「日本の人たちについては、一般的に敬意を持たれていると思います。それは日本の文化と日本人が、他国の文化に敬意を示しているからではないでしょうか」(同)

 日本人に対してに限らず、外国人に対してポルトガルの人たちは親切で寛容だ。タクシーの運転手、レストラン、ホテルなどの対応は率直で親切である。他の多くのヨーロッパの国同様、ポルトガルもローマに支配されたり、モーロ人(イスラム)などの異民族に支配された歴史を持つ。被支配時代で、他の国と異なっていたのは支配民族との交流、混血が比較的進んだことだ。

 逆にブラジルを植民地経営した際にも、現地人であるインディオや奴隷であるアフリカ系との混血が進んだ。他民族・他文化を許容、受容してきた歴史が、ポルトガル人の温厚で外国人を受け入れる文化を養ってきたのではないか。第一次大戦では当初、第二次大戦では最後まで中立国として戦うことは無かった。

「わが国ではストライキも少ないのです。世界銀行の『ビジネス環境の現状2016:質と効率の評価』でポルトガルは、ポーランド、フランス、スペイン、チェコ、ハンガリーなどより上位でした。インフラ評価では140カ国中の23位、道路の品質では同2位でした(世界経済フォーラム『国際競争力ランキング2015/2016』より)」(同)

 大陸側のEU諸国を、左右に長い四辺形と考えてみる。北東側の諸国にはロシアが対峙している。東南側は中近東に接し、難民問題が大問題だ。南の地中海に面する諸国も難民が海を渡って押し寄せて来ている。北側にあるフランス、ベルギーなどはテロの恐怖に直面している。

 四辺形の左側、西端にあり、かつ地中海とはスペインを挟むので直接対峙していない、つまりこれらの問題と地政学的に最も遠く、安定しているのがポルトガルだとみることができるだろう。

(文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント)
 

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コメント
 
1. 2016年9月23日 00:01:30 : bW97IBE4iA : sdyTLYQNjaw[5]
ヨーロッパの国でパッと思い浮かぶのは、英仏独と北欧、イタリア、スペインくらいかな。大国の影に隠れて目立たないポルトガル。でもポルトガル人の真面目な気質は日本人とも重なって親近感がわいた。

「債務をきちんと返していく。ギリシャとは違うから」という言葉が重く響いた。日本人は勤勉なのになぜこれほどまでの借金漬けの国になってしまったのか…


2. 2016年9月23日 01:51:21 : tgB3pTnIXY : TFFrMssdVpA[38]
いや、イベリア半島はジブラルタル海峡を挟んで、アフリカと目と鼻の先だからモロッコから移民来るだろ。
というか、レコンキスタまでイスラム帝国が、かなり長い間アフリカ側から実効支配してたって知らないの?
北朝鮮難民が韓国に押し寄せているが、日本は韓国を挟んでいるから大丈夫と言ってるレベルだぞ。

3. 2016年10月16日 19:00:17 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-7830]
2016年10月16日(日)
ポルトガル 反緊縮予算案
所得減税・年金増額・貧困層支援
国民の購買力回復へ

 {パリ=島崎桂}ポルトガル政府は14日、所得税の引き下げや年金額の引き上げ、貧困層支援などを盛り込んだ2017年度予算案を発表しました。極度の財政難が続く中、国民の購買力回復を軸に、前政権が課してきた緊縮政策の見直しを進めています。

 同国では昨年末の総選挙で、緊縮派の社会民主党(保守系)が大きく後退。第2党の社会党が、「反緊縮」で一致するポルトガル共産党、左翼ブロック、緑の党の閣外協力を得て政権を樹立しました。

 予算案は、緊縮下で導入された特別所得税(税率2・5〜5%)の廃止を決定。年金額が月838ユーロ(約9万6000円)以下の受給者について、物価上昇率に応じた加算を決めました。

 このほか、第1〜4学年(小学校1〜4年に相当)の教科書無償化や、貧困家庭の水道料金引き下げを導入。数年間にわたり凍結されていた公務員給与については、食事手当の加算で実質的な増額を図りました。

 一方、こうした措置の財源確保のため、酒税、タバコ税、自動車取得税などの間接税引き上げを決定。富裕層課税の強化策として、60万ユーロ(約6860万円)を超える不動産に一律0・3%を課税する新税を導入しました。

 予算案の承認には閣外協力する3党の賛成が必要ですが、ポルトガル共産党のソーザ書記長は14日の議会討論で、「(予算案への)無条件の賛成はしない」と強調。「人生を通じて働いてきた人々には、年金増額の権利がある」「より多くの対策が必要だ」と述べ、国民向け施策のさらなる拡充を求めました。

 ただ、欧州連合(EU)の欧州委員会はポルトガルに対し、早期の財政赤字是正を勧告しており、場合によっては、制裁措置としてEU基金の利用を一部停止する可能性も示しています。欧州委は今年7月、ポルトガルへの制裁見送りを決めましたが、同国政府には今後も厳しい財政運営が迫られそうです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-16/2016101606_01_1.html


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