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「65歳超えても働きたい」６割以上 16年厚労白書
2016/10/4 10:21
厚生労働省は４日、2016年版の厚生労働白書を公表した。60歳以上の人の６割以上が、65歳を超えても仕事をしたいと考えていることがわかった。高齢者の就労に対し、国が取り組むべき施策をきいたところ、企業が高齢者を雇いやすくする施策や希望者全員が65歳まで働けるしくみづくりなどが挙がった。
白書のタイトルは「人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える」で、高齢化に直面する日本の現状や課題をまとめた。日本の65歳以上の人口は2015年に26.7％となった。高齢化は今後も進み、2060年には65歳以上の割合が39.9％になる見通しで、人口の2.5人に１人が高齢者という計算になる。
白書は高齢者の就労意欲の高さを指摘。60歳以上を対象にした調査では65.9％が65歳を超えても仕事がしたいと考えていることがわかった。
一方、70歳以上が働ける制度がある企業（従業員31人以上）は、15年時点で全体の約２割にとどまる。高齢者の就労にあたって国が取り組むべき施策をきくと「企業が65歳以上の人を雇用するインセンティブづくり」と答えた人が39.1％と最も多かった。白書は高齢者が安心して働けるよう高齢者の就業機会の確保が必要だと訴えた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF03H10_U6A001C1EAF000/
平成28年版厚生労働白書 −人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える−（本文）
全体版
全体版 [21,568KB]
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分割版
目次 [829KB]
第１部 人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える
はじめに [801KB]
第1章 我が国の高齢者を取り巻く状況 [2,746KB]
第1節 高齢化の状況
第2節 高齢者の暮らしの状況
第3節 高齢期の就労の状況
第2章 高齢期の暮らし、地域の支え合い、健康づくり・介護予防、就労に関する意識[2,823KB]
第1節 高齢者の意識
第2節 暮らしに関する意識
第3節 地域の支え合いに関する意識
第4節 健康づくり・介護予防に関する意識
第5節 就労に関する意識
第3章 高齢期を支える医療・介護制度 [2,132KB]
第1節 医療保険制度
第2節 医療提供制度
第3節 介護保険制度
第4章 人口高齢化を乗り越える視点
第1節 意欲と能力のある高齢者の活躍する「生涯現役社会」[1,986KB]
第2節 健康づくり・疾病等の予防の取組み [2,157KB]
第3節 地域で安心して自分らしく老いることのできる社会づくり [4,726KB]
第4節 暮らしと生きがいをともに創る「地域共生社会」へのパラダイムシフト [2,555KB]
おわりに [798KB]
参考文献 [773KB]
第２部 現下の政策課題への対応
特集1 一億総活躍社会の実現に向けて [1,561KB]
特集2 平成28年熊本地震への厚生労働省の対応について [1,750KB]
第1章 子どもを産み育てやすい環境づくり [1,928KB]
第2章 経済社会の活力向上と地域の活性化に向けた雇用対策の推進 [2,294KB]
第3章 安心して働くことのできる環境整備 [2,466KB]
第4章 自立した生活の実現と暮らしの安心確保 [1,817KB]
第5章 若者も高齢者も安心できる年金制度の確立 [2,433KB]
第6章 医療関連イノベーションの推進 [1,570KB]
第7章 国民が安心できる持続可能な医療・介護の実現 [2,073KB]
第8章 健康で安全な生活の確保 [3,330KB]
第9章 障害者支援の総合的な推進 [1,712KB]
第10章 国際社会への貢献と外国人労働者問題などへの適切な対応 [1,265KB]
第11章 行政体制の整備・情報政策の推進 [1,665KB]
お問い合わせは 政策統括官付政策評価官室（03-5253-1111 内線7786, 7787）まで
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/
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