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「三菱自支援への責任を感じた」 ゴーン日産社長が特別寄稿 三菱自との関係強化で(SankeiBiz)
http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/580.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 20 日 20:09:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「三菱自支援への責任を感じた」 ゴーン日産社長が特別寄稿 三菱自との関係強化で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161020-00000503-fsi-bus_all
SankeiBiz 10月20日(木)19時20分配信


 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は20日、「日産はなぜ三菱自動車に出資するか」と題してSankeiBiz(サンケイビズ)に特別寄稿し、同日発表した三菱自動車での会長就任などの関係強化について、「支援への責任を感じた」などと強調した。

 ゴーン氏の寄稿の主な内容は以下の通り。

 ◇

 1998年秋、私は、日産経営陣に再建計画を示すためパリから東京へと向かった。この目的は、ルノーとの提携が日産生き残りのための手段であると彼らを説得するためだ。日産には日本の製造会社として誇りある歴史が存在したものの、10年にわたり巨額の負債を抱え、またイノベーションも停滞していた。しかし、このような状況が自らの手に負える範囲を超えていると認識したことについては日産を賞賛すべきだ。日産は支援を仰ぐべきパートナー探しを始めていた。最終的には、日産は私が考えていたのと同じく、ルノーが長期の最適なパートナーであると判断した。

 私たちは共にルノー・日産アライアンスを構築し、当時も今もこれは自動車業界において他に例を見ない存在となっている。ルノーとの提携後、状況は急展開した。日産リバイバルプランを実行に移し、日産は計画よりも1年前倒しで目標を達成したのだ。過去17年間にわたり、私たちはアライアンスとして年間数十億ユーロに達するシナジー効果を実現し、共同購買、共通プラットフォーム、および工場の共同利用といった施策を展開してきた。私たちは、また、電気自動車、自動運転技術およびコネクテッドカーの分野で得られる機会を、それぞれが単独で実現できたであろうよりも効率的に活用している。

 しかし、支援を求めるという勇気ある決断と、それを行ったことによって生じ得る恩恵を忘れたことはない。三菱自動車が燃費不正問題から立ち直るため4月に日産に支援を要請してきた際、私たちはこれを好機であると捉えた。財務的にも数百億円に達し得るシナジー効果が期待される。またルノーが日産の復活に貢献できたように、同じ日本の自動車メーカーに支援を提供する機会であると考えると共に、それを行うことへの責任も感じた。

 

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コメント
 
1. 2016年10月21日 23:49:55 : qiNM7jknEs : RLumgmenC5c[128]
ゴーンが三菱自動車支援を強調するのは、自ら三菱自動車を苦境に追い込み、乗っ取ったからである。だが、それは失敗に終わるだろう。当方の別の投稿をご覧ください。

三菱自、新体制を発表 益子社長は留任、ゴーン氏は会長 日産の34%出資は完了
http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/584.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 20 日 21:40:55:

●当方の投稿です。
http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/584.html#c2

1963年、アメリカのクライスラーはフランス第四位の自動車メーカー、シムカを強引な手法で乗っ取ったものの、その当時でもアメリカ本国ではGM、フォードに押され気味で、苦境を脱するために他社を乗っ取ってアライアンスを結成しようとしたのである。

ゴーンはルノーをベースに、日産、ルノーサムソン自動車、アフトワズなど、世界各国の自動車メーカーを次々と支配下に収めてきたが、日産以外はババばかりで、赤字を出し続けるルノーサムソン自動車とアフトワズが、アライアラスの足を引っ張っているのである。

ゴーンのやっていることは、1960年代のアメリカ・クライスラーのやっていることと同じなのである。企業買収を繰り返し、あたかも活気のあるように見せているが、実態は深刻な赤字を出す経営体質が改まることはなく、見れば見るほどお寒い現実に唖然とするのである。

1960年代にクライスラーがアメリカで生産していた自動車で、他社に対抗できる販売台数だったのは、プリマス・ヴァリアントとダッジ・ダートだけであった。それ以外の車種は、GMやフォードに全く対抗できなかった。そのため、高性能を売り物にするヘミヘッドのエンジンを開発し、ダッジ・デイトナとか、ダッジ・チャージャーとか、ダッジ・チャレンジャーとか、「キワモノ」自動車を出していたのである。
(註 日産もGT-Rとか、370Zとか、同じことをしている。)

ところがそれらの「キワモノ」超高性能車は、事故を起こしやすいのである。保険会社も、車種別保険料でターゲットにしていた。このため、中古車になっても売るのに困り、処分するのに困るのである。

●日産と言うと、1980年代の時点で、「もう日産車はいやだ。」とか「壊れて、安くて、どうにもならない。」と、多くの顧客が離れていったことを思い出す。つまり、その時点で日本国内では「負け犬」自動車メーカーだったのである。

まるで感情論ばかり書いているようだが、当方が周囲で聞いた話ばかりである。とにかく1980年代は、日本国内で日産自動車のシェアが暴落した時代であった。それではダメだとスカイラインを高性能化していくが、日産と言うメーカーはどうして販売のてこ入れに「高性能化」しか頭にないのかなと、呆れるばかりであった。

高性能化したら、警察のスピード取り締まりに引っかかる確率が高くなる。日産に乗ると警察に捕まると、トヨタに乗り換えた人の話を実際に聞いているからね。

●日産自動車は21世紀に入り、ルノーが乗っ取ってゴーンが統治にやってきた。しかし日本国内の販売は衰退する一方。ダイハツにもスズキにも負け、日本国内のシェアは5位に落ちた。完全に日本国内では泡沫メーカーに数えられているのである。これが1966年の時点で、プリンス自動車を吸収合併してトヨタを規模の面で遥かに上回った、「日本最大の自動車メーカー」日産自動車の今日の姿かと、当方は呆れてしまったのであった。

世界市場でもルノー・日産アライアンスは成功しているなどとゴーンは開き直るが、オーストラリアでもベスト10に入っている車種はないのである。つまり売れていない。これは世界各国どこも共通。それどころか売れていない不人気車種を列挙すると、日産自動車なんてゴロゴロ出てくるのである。

●ゴーンは、アライアンスなどと言う「経営ゲーム」をしているに過ぎないのである。ところが自動車メーカーたるもの、膨大な従業員が雇用されている。彼らの生活を支えていることを忘れてはならない。こんなこと、ゴーンの頭にはこれっきしもないだろう。自分が稼げればいいとばかり、年間10億円ものぼろ儲けをしている。あのトヨタの御曹司社長の、実に10倍も稼いでいるのだ。それでトヨタの規模の何分の一だから、聞いて呆れる。

ゴーンはルノーと日産と三菱自動車の支配者を兼務することになり、ますます収入を増やすだろう。まさに「濡れ手に粟」ですな。しかし、世界的ベストセラーのトヨタ・カローラとトヨタ・カムリに全然足元にも及ばない、微々たる生産台数しかない車種ばかり多くて、誰でもスラスラ言える自動車の名前に、日産が全然入っていない事実を、どう思っているのか。こんなことで、よくもまあずうずうしく三菱自動車を救済するなどと言ってのけるものだな。

ゴーンが乗り込んできたら、ますます経営がダメになる。かつてのクライスラーしかり、今のルノー・日産しかりである。


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