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インスリンにおける進化の不条理
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投稿者 BRIAN ENO 日時 2017 年 7 月 05 日 09:33:16: tZW9Ar4r/Y2EU QlJJQU4gRU5P
 


インスリンの作用が
生命の寿命に寄与することは、
前回書いた。

そして、そのインスリンの作用が、
活性酸素の醸造をもたらし、
その活性酸素が
寿命の短縮化の元凶であることも書いた。

では、なぜ、進化の過程で
この悪しきインスリンを
我々は獲得したのか?

そう疑問を呈しない人は、
そうとう、問題意識と無縁な
人生を送るおめでたい人である。

この阿修羅閲覧者に
そんなおめでたい人はいないと
思うので、
今日はそのことに言及しよう。

前置きは抜きに、
結論から書こう。

飢餓時の蓄えを
生体内に備蓄するために
誕生したのが
インスリンである。

馬鹿な医者どもが
インスリンは血糖値を下げるホルモンだと
馬鹿の一つ覚えのように騒ぐ。


これは表層の現象だけを
とらえて本質を語ろうとする
愚かな分析である。


食べた糖質を
中性脂肪に変換して
蓄えるために
高血糖になった時だけ、
インスリンで
その高血糖分の
ブドウ糖を取り込み
脂肪酸合成に傾ける。

ただそれだけの話である。

ブドウ糖の取り込みと
それによる脂肪酸合成の亢進

そして、
脂肪酸合成の亢進は
同化作用である。

同化作用には
大量のエネルギーが必要である。
具体的には
大量のATPが消費され失われる。

昼飯に

ラーメン大盛り、
ライス大盛り、
そしてデザートなんか食べたら、

午後の仕事なんかやりたくなくなる
倦怠感にさいなまれ
眠くなる。

当たり前だ、
体内では、
ブドウ糖とインスリンの
ハーモニーが鳴り響き、
脂肪酸合成が亢進して
大量のエネルギーが失われている。
ATPの大量消失である。

このように

ブドウ糖+インスリン

極悪コンビが
やる気をなくさせ
倦怠感やだるさを導く
そしてしまいには
眠気である。

ただ、インスリンの同化作用は、
これでは終わらない。


活性酸素が大量に
全身に跋扈し、

全身の細胞に
活性酸素の攻撃を始める。

全身の細胞は、
酸化ストレスにさらされ
酸化し傷つき
炎症を引き起こす。

血管内皮では、
ご存じ動脈硬化がはぐくまれ、
脳卒中、心筋梗塞が
はぐくまれる。


前回の線虫の実験結果で、
インスリン作用のある個体は
インスリン作用のない個体の
半分の寿命しかないことが
証明されたが、

インスリン作用のある個体の
寿命の短縮化は当然、
哺乳類にも当てはまるのである。


そもそも、
飢餓のときの蓄えのために
進化の過程で誕生した
インスリン。

その進化の過程で、
誕生したインスリンに
我々人類は
さまざまな心身の疾患で
苦境に立たされている。

しかし、我々には
知性、良識がある。


インスリンの災いを寄せ付けない
術は極めて簡単である。


糖質を食わなければ、
追加インスリンは分泌されず、
脂肪酸合成による同化作用は起きない、
同化作用が起きなければ
活性酸素の大量発生は阻止できる。

インスリンの災いを回避できるのである。

そうすれば、
あなたも、

長寿と健康を
バルカン人のように謳歌できるのである。


重要なのは、

やるか、やらないか、

それだけである。

 

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