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NHK、受信料使い膨大な金かけた『トットてれび』への強烈な違和感…採算は度外視(Business Journal)
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/174.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 5 月 26 日 00:34:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                NHK放送センター本部(「Wikipedia」より/Rs1421)


NHK、受信料使い膨大な金かけた『トットてれび』への強烈な違和感…採算は度外視
http://biz-journal.jp/2016/05/post_15241.html
2016.05.26 文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト Business Journal


 初回を観て「これはすごい」と思った。ただ、ふと我に返ると、どこか釈然としない気持ちに襲われている。それが『トットてれび』(NHK)を観た印象であり、第4話を見た今でも変わっていない。

 黒柳徹子役の満島ひかりはイキイキとした姿を見せているし、『あまちゃん』(同)、『64(ロクヨン)』(同)などを手がけた井上剛の演出も、リアルとけれんのほどよいところを突いている。中園ミホの脚本も、大友良英の音楽も、いわゆる手練れの仕事。60年前のテレビを再現した番組や歌に、懐かしさを覚える人もいるだろう。

 とりわけ目を引くのは、テレビ撮影やラジオ収録を再現した美術。NHK放送博物館に収蔵されているテレビカメラのレプリカを何台もつくったほか、セットや照明、俳優やスタッフの服装など、映るかどうかわからないような隅々まで再現しているという。加えて、当時のスタッフに現場の雰囲気や道具の使い方を監修・指導してもらうという徹底ぶりだ。

 60年前の番組映像と新たに撮影した映像をオーバーラップさせたり、遊び心のあるCGを入れたり、とにかく「凝っている」「こだわっている」のは誰が見てもわかる。ただ、凝るほどに、こだわるほどに、“連ドラ”というよりも“美術作品”のイメージが色濃くなり、気になるのは人間の物語よりも当時の再現度。そして、こちらの感情は“ある方向”に向けて冷めていく……。

■民放では考えられない、NHKの金銭感覚

 そもそも、これほどこだわったものが制作できるのは、「予算と時間たっぷり」のNHKにしかできない力技。『トットてれび』は1本30分弱、全7話のドラマにすぎず、民放なら間違いなく半分以下の予算と時間しか与えられない。いわば、民放では考えられない、「赤字間違いなし」のコスパが悪いドラマなのだ。

 民放より予算と時間にゆとりがあるのは、我々が払う受信料がなせる業。実際、NHKの『平成28年度 収支予算と事業計画』を見ると、事業収入7016億円のうち、そのほとんどにあたる6758億円(約96%)を受信料が占めている。

 さらに、事業支出6936億円のうち、「国内放送番組の制作と送出」が5279億円(約76%)。なかでも『トットてれび』が放送されている総合チャンネルは、2856億円(約41%)ものお金がかけられているのだ。

 NHKは全国放送などの点から、民放との比較は難しいところもあるが、これまで何度となく「倍以上のお金や人がかけられている」という、いわば“疑惑”が浮上していたのも事実。

 くしくも、舛添要一・東京都知事が政治資金に関する疑惑に対して「第三者の厳しい目で精査してもらう」というフレーズを繰り返して非難を受けているが、『トットてれび』を観ると、「NHKにも、第三者の厳しい目が必要なのではないか?」と思ってしまうのだ。

『トットてれび』を観て、「これぞ、受信料を払っても観たいドラマ」と感じる人がいるかもしれない。基本的に個別番組の制作に関する予算や時間は公表されないが、もし、実際の制作費やコスパが明らかになった時、そう言えるのだろうか?

■民放は「やりたい放題でズルい」としらけムード

 いまだ膨大なお金と時間をかけ、しかも「視聴率をとらなければいけない」というプレッシャーも、スポンサーの顔色をうかがうこともない。そんなNHKのドラマに、民放のドラマ班スタッフたちは「やりたい放題」「ズルいよね」としらけている。

 ある民放のドラマプロデューサーは、「小学生の頃、お金持ちのクラスメイトが新しい文房具やおもちゃをそろえて取り巻きを集めていたのと、同じような感覚」と苦笑いで話してくれた。つまり、「指をくわえて見ているしかない」という状況なのだろう。

 NHKの予算と時間、それに伴う豪華なキャストやスタッフ、入念なリハーサル。少なくとも、「同じ予算と時間をもらえたら、間違いなく同程度以上のものをつくれる」という口惜しさを抱えているのだ。

「NHKは、朝ドラが成功しているからいいでしょ」という声があるかもしれないが、こちらも例外に漏れず、予算と時間は民放とは比較にならないほど潤沢。「1話あたり4回以上全国放送する」という、CSのような余裕ある編成もNHKにしかできないものであり、多くの点で圧倒的優位な立場にいる。

『トットてれび』の番組ホームページには、「NHKが本気を出して60年前のテレビを作ってみた!」と自信満々に書かれているが、圧倒的優位な立場にいる以上、「その姿勢は素晴らしい」と言いづらいのだ。

■受信料を集めて「自由で破天荒」をうたう、NHKのキレイごと

 黒柳徹子さんの自伝エッセイが原作だけに、『トットてれび』のキャッチコピーは「世の中なんだか、徹子さんが足りない」。これは、「“黒柳徹子=自由で破天荒”のイメージであり、それこそが現在のテレビ業界や番組に足りないもの」という意味だろう。

 BPO(放送倫理・番組向上機構)、コンプライアンス、インターネット上のクレームを過剰に意識した自主規制。さらに、視聴率に一喜一憂するあまり、民放各局は“お行儀のいい、似たような番組”ばかりになっているのは間違いない。

 しかし、予算・時間・視聴率の心配が少ないNHKがそれを言うのは、あまりにキレイごとすぎるような気がするのだ。その予算や時間が、我々視聴者の受信料から得ているものだけに、私には黒柳徹子や『トットてれび』より、NHKそのもののほうが自由で破天荒に見える。

 視聴率は、初回から10.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)、11.2%、9.4%、8.7%と、「土曜20時15分からの放送」というドラマ視聴習慣のないイレギュラーな時間帯にしては好調。しかし、スタッフたちは、視聴率などにそれほど一喜一憂していないのではないか。

『トットてれび』を観ていると、「数字うんぬんよりも、いい作品にしよう」という、彼らの強烈な自尊心を感じてしまう。だから、私は「ドラマというより、NHK放送博物館の収蔵品が動き出したようなアート作品」という感覚で観ていて、それはそれですごいとも思うが、やはり「お金持ちのやりたい放題」という印象を拭えずにいる。

(文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト)
 

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コメント
 
1. S.T[248] gnKBRIJz 2016年5月27日 01:16:28 : NkbTx4ER5Q : C3ddUsTsxtI[7]
NHKを民営化すれば一番良い。

放送局が多過ぎなので、公共事業局が存続する必要性は低い。
難視聴対策は総務省がやっているけど、衛星と光回線での配信に
進みつつあるのでNHKのような公共電波を我が物顔で「強制的に
視聴料金を取り立てる」税金と同じ扱いをしている自体でもはや
良いモノを製作するのではなく、利権と強制視聴料金搾取により
利益を得る団体まで成下がっている。
何視聴対策は単なるやってますよって意思表示にしか思えない。
NHKって「官僚放送局」とも言えるよね。

古い時代をキチンと再現した海外ドラマが注目されているという
記事を読んだのでまさかとは思うが・・・

>世界のドラマ事情からみえてきた、日本のTV業界の「もったいない」こと
http://bylines.news.yahoo.co.jp/hasegawatomoko/20160526-00058106/

どうせ金を掛けてドラマを作るなら、「西部警察」のような内容より
ど派手なアクションがあっても良いけど、これこそNHKがカネかけて
チャレンジしても面白いんじゃないかな?
お笑いも笑えない自虐ネタでいじめを増長させている感じがする。
しかもお笑い芸人だらけのメンバーでは何をしても目新しさが薄い。

いっその事、全く同じテーマでNHKや民放各社が番組を作って、どこの
制作した番組の内容が一番良かったのか競い合うテーマ番組があっても
良いと思うね。

いつも思うんだけど電波を垂れ流しているだけなら本当に無駄。
放送する電力や労力、TVを見るという事は他の用事を中断、作業時間を
止めて視聴する行為だからね。

そのうち竹中平蔵も視聴する時間があるなら働こうって言い出すかも知れないなw


2. 2016年5月27日 15:01:06 : qVEdzlT8YI : DNfu8OqHjtY[38]
 
お金あります=脱税してます ってみんな思っています

「NHK GLOBAL INC」は? なんでまともに回答しないの?
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/896.html

「NHKは
ほか14か国の
タックスヘイブンに
関連会社があるんだけどな
一応元職員です」

っていう話も見たよ ホントかなあ?
 


3. 2016年6月15日 11:13:04 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9846]
2016年6月15日(水)
NHK籾井会長は辞任して
元職員、市民ら抗議集会
放送センター前

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-15/2016061514_01_1.jpg
(写真)籾井会長の辞任を求めるNHK前集会=14日、東京・渋谷区

 NHKの「政府広報化」する報道に抗議するとともに、籾井勝人会長の辞任を要求し、職員を励まそうと14日昼、東京・渋谷のNHK放送センター西口門前で集会が開かれました。他の2カ所の門前でも宣伝しました。

 NHK退職者や放送関係者をはじめ市民らでつくる「NHK報道を市民の手にネットワーク」が主催。同日午後のNHK経営委員会を前に、150人が参加しました。

 リレートークで元NHK経営委員の小林緑さん、元日本テレビプロデューサーの仲築間卓蔵さんら8人が発言。小林さんは自らの体験も踏まえ「経営委員や会長は目に見える形で選挙をするよう変えていくことが必要です」と訴えました。

 元NHKディレクターで「女たちの戦争と平和資料館」の池田恵理子さんは、「会長の一連の発言はNHKは政府の広報番組だということを認めているに等しい。ジャーナリズムの自殺行為です」ときびしく批判しました。

 NHKOBで日本映画・テレビ美術監督協会顧問の小池晴二さんは「NHKを二度と国策放送にしてはならない」。日本ジャーナリスト会議の河野慎二さん(元日本テレビ)は、「即刻辞任をしていただきたい。職場からその声を上げれば必ず退陣せざるを得ない状況がつくられる」。

 配布された「NHKで働くみなさんへ」のチラシは、会長の辞任要求と再選阻止のとりくみ、政府からの自主・自立を貫く報道姿勢、政治社会の真実に迫る番組をと呼びかけています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-15/2016061514_01_1.html


4. 2016年6月28日 21:49:00 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9601]
NHK経営委員長にJR九州の石原進相談役
2016/6/28 17:21

http://www.nikkei.com/content/pic/20160628/96958A9E93819688E0EA9A96958DE0EAE2E4E0E2E3E4E2E2E2E2E2E2-DSXMZO0416013028062016000001-PN1-4.jpg
石原進氏

 NHKの最高意思決定機関である経営委員会は28日、委員長に九州旅客鉄道(JR九州)の石原進相談役(71)を選出した。同日開いた委員会で12人の委員の互選で決めた。委員長はNHKの執行部のトップである会長の選出や業務の監督などで主導的な役割を果たす。グループ会社の相次ぐ不祥事からの信頼回復や放送センターの建て替えなどNHKが抱える課題に取り組む。

 石原氏は2002〜14年までJR九州の社長、会長を歴任。事業の多角化を進め、今年秋をめざす上場に道筋をつけた。NHKでは10年12月から経営委員を務め、首相官邸や総務省とのパイプが太いとされる。17年1月に任期を迎える籾井勝人現会長を推薦した一人で、再任するかを含め次期会長を選ぶ経営委員会の議論のまとめ役になる。

 今回の経営委員長選びでは日本たばこ産業(JT)の本田勝彦顧問(74)を推す声もあり、委員らの間で調整が続いていた。前委員長の浜田健一郎氏(68、ANA総合研究所会長)は19日に任期満了で退任した。

 石原 進氏(いしはら・すすむ)69年(昭44年)東大法卒、旧日本国有鉄道入社、93年JR九州取締役、02年社長、09年会長、14年相談役。東京都出身。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28HDG_Y6A620C1000000/
https://www.kitakyu-u.ac.jp/outline/yakuin.html

※石原氏は原発推進派。JR九州の使用車輛のメインは原発メーカーの日立製で九電とも(福岡)7社会で緊密な連携関係がある。原発事故の起きなかった熊本地震で風評被害を言う場違いなフレーズを連発している。


5. 2016年7月04日 18:36:18 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9447]
「フライデー」されたアナウンサーの路上「カーセックス」…法的な問題は?

弁護士ドットコム 7月3日(日)10時46分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160703-00004849-bengocom-soci.view-000
写真はイメージです

「NHK女子アナとキャスターが『路上不倫カーセックス』」。週刊誌「FRIDAY」の7月15日号に衝撃のスクープ記事が掲載された。

同誌によると、2人はNHKの地方局に勤務するアナウンサー。男性の方は既婚者だという。そんな2人が週に複数回、市街地から車で15分ほどの路上に車を停めて、1時間ほどの激しい「逢瀬」を重ねていたという。記事には、車中で抱き合う2人の写真なども掲載されている。

路上などに停めた車の中で性行為に及ぶ、いわゆる「カーセックス」には、どういう法的問題があるのだろうか。冨本和男弁護士に聞いた。

○公然わいせつ罪に当たる可能性

「不特定多数の人の目に触れるような場所で、そういう行為をすると、公然わいせつ罪になる可能性があります」と冨本弁護士は話す。

FRIDAYが写真を撮影したのは夜。遠目からでは、暗くて車内の様子は分からなかったようだが、対向車が通るとヘッドライトに照らされ、内部がはっきり見えていたようだ。「仮に人通りがあまりなかったとしても、車の交通はあるわけですよね。歩行者と車に乗っている人とで、違いはありません」。

カーテンやスモークガラスで目隠しをしていたらどうなのか。「周囲から見える可能性が少しでもあれば、公然わいせつ罪になる可能性はあります」と冨本弁護士。スモークガラスや遮蔽物で覆ってしまうにしても、取り付けられる場所が道路運送車両法などで定められており、違反になってしまう場合もあるそうだ。

また、冨本弁護士は駐車禁止違反の可能性も指摘する。記事によると、2人は「停車帯」に車を停めていたようだが、「行為に及んでいたとすれば、すぐに発車できる状況ではないでしょうから、『停車』ではなく『駐車』だと考えられます。停車帯への駐車は認められていません」。

なお、弁護士ドットコムニュースがNHKの広報部に確認したところ、「記事の内容は把握していますが、職員のプライベートについては、お答えを控えさせていただいています」と困惑した様子だった。

〖取材協力弁護士〗
冨本 和男(とみもと・かずお)弁護士
債務整理・離婚等の一般民事事件の他刑事事件(示談交渉、保釈請求、公判弁護)も多く扱っている。
事務所名:法律事務所あすか
事務所URL:http://www.aska-law.jp

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160703-00004849-bengocom-soci

[32初期非表示理由]:担当:スレ違い


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