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不妊治療に「正解」はまだない!科学でわかる「妊娠への近道」 『不妊治療を考えたら読む本』(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/210.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 18 日 21:07:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


不妊治療に「正解」はまだない!科学でわかる「妊娠への近道」 『不妊治療を考えたら読む本』
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49140
2016年07月18日 現代ビジネス


「このままで本当に妊娠できる?」
――3万人の疑問に答えた「妊活本 決定版」!
これを読めば、誰も教えてくれなかった「妊娠への近道」がわかります。


はじめに


子どもは自然に授かるのが当たり前―多くの人はそういう感覚を持っていることでしょう。


しかし、自然に子どもが授かったら、それはとてもありがたいことなのです。


今日では、不妊に悩むカップルは6組に1組と言われています。晩婚・晩産化が進み、それにともなって不妊治療はとても重要で、かつ身近な医療になってきました。


そこでこの本は、少し妊娠しにくいと感じ始めたカップルのために、不妊治療という医療がわかるための必須ポイントをご説明していこうと思います。


書いているのは、産婦人科専門医・生殖医療専門医の浅田と、妊娠・出産を専門としてきたジャーナリストの河合の2名です。私たちは、これまでセミナーやサイトなどを通じて、不妊に悩むたくさんの方たちの疑問に接してきました。


浅田は、2004年に不妊治療専門クリニックを開業しましたが、現在までに浅田の診察前セミナーに参加した不妊に悩むカップルは1万4000組を超え、診察させていただいた方は1万2000組を超えます。また、インターネットで妊娠に関する質問を募ったこともありますが、そのときには約4000件の質問が集まりました。


しかし皆さんの疑問に接するとき、いつも思うのは、妊娠の仕組みについて勘違いしている人や、些末なことを気にしすぎている人がとても多いということです。何を食べれば妊娠しやすいのか、といった生活上のことは実際には補助的な問題であって、妊娠率にまったく関係がないか、あってもささやかで補足的なことです。


ところが皆さんの気にしていることを聞いても、また、現在出ている「妊活」の記事や本を見ても、そうしたことがあまりにも多すぎるという印象があります。そこで、妊娠しにくいと感じているカップルにいちばん知ってほしい「本当に必要な知識」を伝えられる本を作ろうと思いました。


では、妊娠しにくい人にいちばん知ってほしい知識とは何でしょうか。それは、命の始まりについての正しい理解であり、妊娠がうまくいかないときに利用できる最新の「科学的根拠に基づいた医療」にはどんなものがあるか、ということだと思います。


この本は、こうした知識に加えて、これまで一般の方にはほとんど届くことがなかった医師の専門的知識も含めて、わかりやすく平易な言葉で伝えられるように作りました。


似たような名前のホルモンや薬の名前が出てきたりしてややこしい部分もありますが、肩の力を抜いて、興味を感じたところから読んでもらえたらと思います。複雑な話や大事な話は繰り返してありますし、読み進めて全体像がわかってくれば自然に納得できる話もありますから、わかりにくいところがあれば読み飛ばしていただいてもかまいません。


また、不妊治療の技術は命の始まりを扱い、しばしば倫理的な議論を呼んできました。ですから、この本はあくまでも「解説書」なのですが、執筆に医療者と非医療者の両方が関わったのは、視点が偏らないようにするという観点からもよいことだったと思います。


分担としては、河合が、これから体外受精に取り組む医師を対象に浅田が開催した集中セミナーを受講し、実際に行われている診察や採卵、培養室のラボワークなどを数日間にわたって実地取材したのちに、はじめの文章を作成しました。そして、それをもとに2人の共同作業で加筆、修正を繰り返して仕上げました。


ただ、ひとつお断りしておきたいことがあります。


それは、不妊治療はとても変化の早い最先端分野であり、まだ「これが正しい唯一の方法だ」と言えるものがありません。とくに日本では不妊治療は自費診療です。料金もまちまちなら、診療のやり方もいろいろだということです。


ですから、この本を読んだ方が実際に治療を受ける際は、この本で得た基本知識をもとに、実際にかかる医師の話をよく聞いてください。


この本では、浅田自身が現場で実践しており、最新の研究から国際的に主流となってきている治療法について解説していきます。


不妊治療は、親子の始まりの新しい形です。この本が、不妊に悩むカップル、そして親子のさまざまな始まりについて、もしくは人が命を継いでいく仕組みについて関心を持つすべての方に、不妊の最新事情をお届けできるものとなりますように。


それでは、不妊治療の話を始めましょう。


著者 浅田義正(あさだ・よしまさ)
医学博士、医療法人浅田レディースクリニック理事長。一九五四年愛知県生まれ。名古屋大学医学部卒。同大医学部婦人科助手などを経て米国で顕微授精の研究に携わり、一九九五年、名古屋大学医学部附属病院分院にて精巣精子を用いたICSI(卵細胞質内精子注入法)による日本初の妊娠例を報告する。二〇〇四年に不妊治療専門の浅田レディースクリニック(現・浅田レディース勝川クリニック)を開院し、二〇一〇年には名古屋駅前にて浅田レディースクリニックを開院。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。


著者 河合蘭(かわい・らん)
出産ジャーナリスト。一九五九年東京都生まれ。カメラマンとして活動後、一九八六年より出産に関する執筆活動を開始。東京医科歯科大学、聖路加国際大学大学院等の非常勤講師も務める。著書に『未妊 ――「産む」と決められない』(NHK出版)、『卵子老化の真実』(文春新書)など多数。二〇一六年、『出生前診断 ――出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新書)で科学ジャーナリスト賞を受賞。



『不妊治療を考えたら読む本』
科学でわかる「妊娠への近道」


浅田義正=著
河合 蘭=著


発行年月日: 2016/07/20
ページ数: 256
シリーズ通巻番号: B1976


定価:本体  900円(税別)


 

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コメント
1. 2021年4月15日 21:32:42 : 8TjdSIZkc2 : bVpMQXZEbXkwLlE=[9] 報告
不妊治療初期の女性 半数以上に抑うつ症状
https://news.yahoo.co.jp/articles/bac857d977d374257d8d9c46b2a45648e9bf22a9

体外受精などの不妊治療の開始初期の女性の半数以上に、抑うつ症状があることが国立成育医療研究センターの調査で明らかになりました。

成育医療研究センターの研究グループは、体外受精など高度不妊治療を始める、または初期段階の女性およそ500人を対象に精神状態に関する国内初の調査を行いました。

調査は、睡眠、食欲、精神状態などについて、本人に回答してもらい、うつ病の重症度を評価しました。その結果、54%の人に軽度以上の抑うつ症状があり、特に20代では、抑うつ症状がある人が78%にのぼりました。

研究グループは、「不妊治療への保険適用が検討されているが、不妊治療を受ける女性のメンタルヘルスへの支援が必要なことが分かった」とコメントしています。

今後は、追跡調査を行い不妊治療が長期化した場合の状態についても分析するということです。

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