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欧米民主主義の崩壊(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/441.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 01 日 11:13:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

欧米民主主義の崩壊
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-7310.html
2016年7月 1日 マスコミに載らない海外記事


Paul Craig Roberts
2016年6月29日

民主主義は、欧米には、もはや存在していない。アメリカでは、軍安保複合体、ウオール街、イスラエル・ロビー、農業関連産業や、エネルギー、材木や、採鉱といった採取産業などの強力な私的権益集団が、長いこと、国民以上に、政府に対する支配を行ってきた。だが今や、民主主義のうわべすら打ち捨てられている。

アメリカでは、ドナルド・トランプが、共和党大統領候補指名を勝ち取った。ところが、共和党党大会に出席する代議員連中は、人々が彼に投票して実現したトランプ指名を拒否する策謀をしている。共和党支配層が民主的な結果を受け入れるのが嫌なことを示している。国民が選択をしても、その選択は、国民の選択を、自分たちの選択で置き換えようとしている支配層にとっては受け入れがたいのだ。

ドミニク・ストロス=カーンを覚えておられるだろうか? ストロス=カーンは、IMFのトップをつとめていたフランス人で、世論調査によれば、次期フランス大統領になる可能性が高かった。彼はギリシャ国民に対し、余りに好意的に聞こえる発言をした。これが、強力な金融権益集団に、ギリシャ、ポルトガル、スペインやイタリアを略奪する上で、彼は障害になりかねないと懸念させることになった。ホテルのメイドが登場し、彼が強姦したと訴えた。彼は逮捕され、保釈されずに拘束された。警察と検事が恥をさらした後、彼は釈放され、あらゆる起訴は取り下げられた。だが目的は実現された。 ストロス=カーンは、IMF専務理事辞任を強いられ、フラン大統領になる機会とおさらばしたのだった。

13歳の時にトランプに強姦されたという女性が登場したのは奇妙ではなかろうか。

Brexit投票に対する、既存支配体制の反応をお考え願いたい。議員連中は、投票結果は受け入れられず、議会には、国民の声を無視する権利と責任があると言っている。

現在、欧米で確定した見解は、国民には政治的決定をする資格がない、というものだ。Brexit反対派の立場は明快だ。主権が、責任を負わないブリュッセルの委員会に渡されてしまうかどうか判断するのは、イギリス国民ではないのだ。

欧州議会議長マルティン・シュルツ、はっきりこう述べた。“群衆が自分たちの運命を決定するというのはEUの哲学ではない”

欧米マスコミも、国民の判断を受け入れないことを明らかにした。投票は“人種差別主義”で、それゆえ、違法なものとして、無視してかまわないのだ。

アメリカ政府は、イギリスが欧州連合を離脱するのを許す意図は皆無だ。60年間もかけて、ヨーロッパの全ての国々を、アメリカ政府が支配可能なEUという袋に押し込んできたのに、その成果が、民主主義によって、みすみすもとに戻ってしまうのを、アメリカ政府が放置するはずがない。

連邦準備金制度理事会、ウオール街の同盟者、そして日本銀行や、欧州中央銀行という傀儡が、イギリス・ポンドや株を空売りし、売女マスコミは、価値の下落は、イギリスの投票は間違いだったという“市場の”宣告だとする。もし、イギリスが実際に離脱を許されるとしても、二年間もの長い交渉は、EUに、イギリスをきつく縛りつけるのに利用され、イギリス離脱は名目だけになってしまうだろう。

脳味噌のある人が、アメリカ政府とNATOによって、ロシアとの紛争に追いやられているヨーロッパ人が幸せだなどと思うわけがない。ところが彼らの抗議行動は、彼らの政府に何の効果もないのだ。

社会主義者の振りをしているネオリベラル・フランス政府が“労働法改革”と呼んでいるものに対するフランス人の抗議行動を考えてみよう。“改革”がしようとしているのは、フランス国民が何十年もの闘争で勝ち取った改革を奪いとることだ。フランスでは、雇用をより安定させ、より確実なものにして、ストレスを減らし、幸せに貢献しているのだ。ところが、大企業は更なる利益を要求して、人々に恩恵を与える規制や法律を、より多い利益に対する障害と見なしているのだ。ネオリベラル経済学者連中は、社会は失業をもたらすものだと虚偽の主張をして、フランス労働者の権利の取り消しを支持している。ネオリベラル経済学者は、フランス国民が勝ち取った改革からの“雇用市場の自由化”と呼んでいる。

フランス政府は、もちろん、フランス国民ではなく、大企業を代表している。

ネオリベラル経済学者や政治家連中は、グローバル企業が更に収益をあげられるように、障害を取り除くため、フランス国民の生活の質を犠牲にすることを何とも思わないのだ。その結果、国民の運命がひどいことにしかならない“グローバル市場”に一体どんな価値があるのだろう?

ドイツをお考え願いたい。ドイツ国民は、アメリカ政府の戦争、愚かなドイツ政府がそれを可能にしている戦争からの難民に圧倒されている。ドイツ国民は、犯罪や性的攻撃の増加を経験させられている。国民が抗議をしても、政府は国民の声を聞こうとはしない。ドイツ政府は、ドイツ国民よりも、難民のことを気づかっている。

外国銀行の利益を押し上げるため、政府によって、個人破産を受け入れるよう強いられているギリシャ人やポルトガル人をお考え願いたい。これらの政府は、ギリシャ国民でも、ポルトガル国民でもなく、外国銀行家を代表しているのだ。

全ての欧米国民が、ギロチンで完成させたフランス革命だけが、自分たちを解放できるのだという結論に到るまでに、一体どれだけの時間がかかるのだろう。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/06/29/the-collapse-of-western-democracy-paul-craig-roberts/
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コメント
 
1. 2016年7月02日 14:13:17 : Oozg29Kcag : Qiiwq5NaXgQ[168]
> 欧州議会議長マルティン・シュルツ、はっきりこう述べた。“群衆が自分たちの運命を決定するというのはEUの哲学ではない”

これは事実ではなかったらしい。少なくともRobertsは、一次ソースの裏づけなしに「はっきりこう述べた」と断定してしまった。シュルツ欧州議会議長がいかにも言いそうなその発言は、風刺として創作されたものだったらしい。それが実際の発言として独り歩きしていた。
http://skeptics.stackexchange.com/questions/34433/did-martin-schulz-say-this-regarding-the-brexit-referendum

現在の記事原文の冒頭では、その事情についての説明を追記している。
http://www.paulcraigroberts.org/2016/06/29/the-collapse-of-western-democracy-paul-craig-roberts/

> 売女マスコミ

日本の「マスゴミ」にも通じる"presstitute"という表現があったんだww 知らなかった。
press(報道機関) とprostitute(売春婦/夫)をかけあわせた造語。
http://www.paulcraigroberts.org/2013/06/02/americas-greatest-affliction-the-presstitute-media-paul-craig-roberts/

ほかにも強姦容疑だのレイシスト認定だの既視感満載だなあ。


2. 2016年7月02日 16:45:44 : e215b3DsOs : oHsKCPiwWF0[230]
http://www.sankei.com/world/news/160702/wor1607020021-n1.html
2016.7.2 09:15更新
【緯度経度】
英EU離脱の真の課題とは 古森義久

 「英国のEU(欧州連合)離脱を大災害として非難することは不毛であり、米英両国と残りの欧州が協力して新たな国際秩序を築く好機とみなすべきだ」

 米国の国際政治論の大御所ヘンリー・キッシンジャー元国務長官がいま全世界で熱く論じられる「ブレグジット(英国EU離脱)」について米側大手メディアの論調をたしなめるような一文を発表した。6月末である。

 キッシンジャー氏は英国民の今回の判断を過ちだとしてたたくことは間違いであり、EUが本来の理想を遠ざけ、硬直化しすぎた点こそ問題なのだと説いた。

 米国では確かにブレグジットに対し当初は金融や貿易面だけからの「英国民のミス」を糾弾する論評があふれた。その点では日本での論調はもっと激しいようにみえた。「危険な孤立主義やナショナリズムの暴走だ」「ダークサイドの極右や極左の台頭だ」などと侮蔑のにじむ反応がときにはヒステリックな語調で表明されていた。英国民はそれほどに無知で偏狭なのかといぶかるほどの決めつけもあった。

 だが英国の国民投票結果の衝撃が一段落すると米国ではその原因を英国民の誤算や浅薄よりもEUの弊害に帰する評論が目につき始めた。キッシンジャー論文もその一例だといえる。

 保守派の長老政治評論家ジョージ・ウィル氏は「歓迎すべき英国の国家地位の復活」と題する大手紙への寄稿で次のように論じた。

 「官僚的な統制で化石のようになったEUにより英国は自国の法律の60%以上を押しつけられ、EUへの従属を強いられてきた。英国民はこの自国の主権の喪失に反対したのだ。自国の主権と価値観とアイデンティティーとで生きるという決意はフランスにも広がっており、各国の主権を抑える超国家組織としてのEUはいまや存在自体を問われる危機に面した」

「英国がEU離脱の結果、孤立するという指摘があるが、国家の地位の復活こそ主権に基づく国際的関与への前進となる。その際、米英の『特別な関係』がこれまでより大きく機能する」

 イスラム系移民の大量流入や英国独自の社会福祉の際限のない拡大などはその主権の侵害だというわけである。英国のEU離脱を単に通貨や株価に象徴される金融や財政の損得とは異なる次元で考える見解といえよう。人間集団の機能のあり方はまず国家を優先すべきか、国家を超えた組織に従うべきか、という根源の課題でもあろう。

 この点についてはワシントンでいま注視される若手の国際政治学者アーロン・マクレーン氏がもっと踏み込んだ指摘をしていた。同氏は英国のオックスフォード大学にも学び、ワシントンの超党派シンクタンク「新米国安保研究センター」から今年、「次世代の研究者賞」を受けた。「ブレグジットは破局ではなく好機である」と題する論文で次のように書いていた。

 「今回の英国の国民投票は欧米のいわゆるエリートにとって超国家による統治を未来の不可避な出来事だとする『夢』の排除だった。この『夢』は一般人の愛国心の誇りや国民国家への愛着を非合理で自己破壊だと断じてきた。この『夢』は死んでいないがいま阻まれた。だからエリートたちはがっかりして感情に走り、英国民の判断をたたくのだろう」

 日本での議論にとっても刺激となる分析だろう。(ワシントン駐在客員特派員)


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