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イラク戦争支持「対米追随外交だった」 山崎拓さん語る:IS「製造責任」は日本にも:対米依存の賞味期限はあと十年
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/505.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 7 月 07 日 16:10:41: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


現役の政治家それも首相という立場から絶対に口に出すことはできないが、安倍首相の腹の内にあるイラク参戦についての思いも、山崎拓氏の思いとそれほどかわらないものだろう。

※関連参照投稿

「“従米政治家”安倍晋三氏自身、「アベ政治を許さない」と“半分ほど”思っている奇妙な政治構造の日本」
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/851.html

「イラク戦争参加「平和的手段尽くさず」 英調査委 ブレア政権を批判:反省ができる国家と見せ軍事介入を続ける狡猾な英国」
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/497.html

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イラク戦争支持「対米追随外交だった」 山崎拓さん語る[朝日新聞]
聞き手・伊東和貴
2016年7月5日23時40分

 日本はなぜ、2003年のイラク戦争を支持したのか。米国からはどんな働きかけがあったのか。当時、自民党幹事長だった山崎拓氏(79)に聞いた。

 ――03年3月20日、米国はイラクに侵攻しました。日本はなぜ開戦支持に至ったのでしょうか。

 在日米国大使館は、日本がイラク戦争に協力するよう前年から動いていました。当時は外交政策に対する自民党の発言権が強かったので、自民党本部に米政府の高官がよくやってきて、イラク戦争についての日米防衛協力を求められました。

 03年2月23日、来日したパウエル米国務長官と、公明党の冬柴鉄三、当時の保守新党の二階俊博両幹事長とともに米大使公邸で会いました。
 「武力行使を行う時は国連決議が必要だ」と私が言ったところ、パウエル氏に「イラクが大量破壊兵器を保有していることはもはや疑いようもない。新しい国連決議が取れない場合は、(湾岸戦争の武力行使を認めた90年の)国連決議678号、(イラクに無条件・無制限の査察などを求めた)1441号の併用で行く」「イラクの大量破壊兵器は、この地域の最大脅威となる」と説得されました。

  それで2月26日、私は小泉首相に「パウエル国務長官は、国連決議あるなしにかかわらずイラク攻撃に踏み切るつもりだ」と報告しました。首相は「日本の支持は(国連監視検証査察委員会がイラクの大量破壊兵器について国連安保理で委員長報告を行う)3月7日以降に決断したい」と話しました。

 その後は、米側の通告▽国家安全保障会議▽政府・与党連絡会議▽閣議――の順で合議し、支持を決めることにしました。

 ――いま振り返って、日本のイラク戦争支持と自衛隊のイラク派遣をどう思いますか。

 要するに対米追随外交でした。米国が同盟国である日本に同調を求めてきたことについて、日本は断る術(すべ)がなかったのです。問題なのは、日本の外交は国連中心主義よりも日米同盟堅持の方が優位にあることです。

 ――オランダや英国は独立調査委員会がイラク戦争を検証しました。日本は外務省が省内の意思決定過程の検証結果4ページを公表しただけです。きちんと検証すべきではないでしょうか。

 もちろんです。イスラム国(IS)をつくった「製造責任」は、イラク開戦に賛成した日本にもあります。その意味では、検証は必要です。ただ、日本は人道復興支援という小さな役割を演じたに過ぎなかった。検証しても今後の米国の意思決定に影響を与えない限り意味はないとも思います。

 ――安全保障関連法の成立で、日本が米国の戦争に後方支援を求められる可能性が高くなったと指摘されています。

 たとえば、ISが暴れ、米国がシリアなどに地上軍を派遣することになれば、日本にも支援要請が来るかもしれません。後方支援しますと言っているのですから。安倍晋三首相は「米国の戦争に巻き込まれることは絶対にあり得ない」と国内では言っていますが、米大統領に直接求められたら、「はい」と言わざるを得ない状況をつくりました。

 日本は小さな島国だから、今後よほどうまい外交スタンスをとっていかないと、身の置きどころがなくなってくる可能性があります。安全保障はそんなに生やさしいものではない。あと10年ぐらいは対米依存でいいかもしれないが、将来的にはちょっと危ないと思います。(聞き手・伊東和貴)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ6X6HWRJ6XUTIL061.html?rm=476

 

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コメント
 
1. 2016年7月07日 16:48:34 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[691]
今頃になって ようやく認めたんですかい 「対米追随外交だった」 と ズルいにも程があるだろ
なんでその当時に認めようとしなかったのか 結局 逃げていた と言われても仕方の無い事だろう

つまり、対米追従が誤りだったと認識しているから 安保法制に 「戦争法案である」 と、異論を唱えた訳だが
集団的自衛権容認への傾倒に 実はこの山崎拓も 「片棒を担いでいた」 と言う事になる

お前さんも 戦犯 じゃねえか 山崎拓

要するに 対米追従外交から 脱却する事なしに集団的自衛権の容認をする事は
アメリカの身勝手な世界戦略に 「協力」 することになり、テロの矛先は日本人にも向けられる
戦争やテロに巻き込まれるリスクは 間違いなく増大するという事

● まさしく 戦争法案 これに相違ない ●


2. 2016年7月07日 23:32:08 : 5syXLWFQTg : 1gUYFpcztug[55]
>あと10年ぐらいは対米依存でいいかもしれないが、

甘い。山崎氏はアメリカという国を今でも全く分かっていない。

まあ、パウエルも騙されたくらいだから騙されたのはしょうがないが、
今は多分パウエルも分かっていると思う。
もう一度パウエルに会って話せば分かるのかもしれない。


3. 2016年7月08日 03:19:22 : ZL7o43eS1o : dOhFRJJYtdE[241]
>>2
パウエルが知らなかったと思ってるのも甘いんやで。。。

4. 2016年7月08日 11:49:17 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9357]
2016年7月8日(金)
英のイラク参戦誤り
独立調査委が報告書

 《パリ=島崎桂》2003年に米英主導で始まったイラク戦争への英国の参戦を包括的に調査する独立調査委員会は6日、英国が「平和的な選択肢を使い尽くす前に軍事介入を決めた」とする報告書を発表しました。報告書は「軍事行動は最終手段ではなかった」として、参戦を決めた当時のブレア英首相(労働党)の判断を厳しく批判しました。

 イラク戦争は、同国による生物化学兵器など「大量破壊兵器」の保有を根拠に米英などが参戦しましたが、戦後の調査で大量破壊兵器は見つかりませんでした。イラクでは開戦後、多くの一般市民を含む数十万人が犠牲となり、英兵179人、米兵4500人以上が戦死しました。

 調査委のチルコット委員長は報告書の発表にあたり、ブレア政権がイラク政府の大量破壊兵器保有という「欠陥のある情報」を持ち、「正当化できない確信」に基づき参戦を決めたと指摘。「あらゆる(軍事)介入の全ての側面は、最大限厳しく算定し、議論し、異論を唱える必要がある」が、こうした措置は取られなかったと語りました。

 報告書ではまた、国連安保理決議を得ない参戦であり、「法的根拠は十分にはほど遠い」と批判しました。 (関連記事)http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-08/2016070807_01_1.html
検証拒否 自公政権

 英国のイラク戦争参戦を検証した独立調査委員会の報告書は約6000ページにおよぶ膨大なものです。英国以外でも米国、オランダ、オーストラリアなどで検証が行われています。

 これに対して日本は12年12月、わずか4ページの検証結果概要を公表しただけで、報告書本体の公表は「各国との信頼関係を損なう」として拒否。イラク戦争支持についても誤りだったと認めていません。米国の無法なイラク戦争を支持し、自衛隊を派兵しておきながら、検証もしない自公政権の態度が問われます。
イラク参戦は改憲の源流 日本も公開検証を

 安倍政権はイラク派兵の検証を拒否するばかりか、イラク派兵での憲法の“制約”を突破しようと戦争法の具体化、憲法9条改悪へ突き進んでいます。

 2003年12月から5年におよぶイラク派兵は憲法と自衛隊との矛盾を極限まで激化させました。名古屋高裁は、空自による武装米兵空輸は「他国との武力行使との一体化」にあたり、憲法9条違反だと断定しました。一方、陸自は「戦闘地域にいかない」「武器使用は自己防護に限る」など、憲法上の“制約”により、1人の死者も出すことはありませんでした。

 日米同盟を「血の同盟」だと断言する安倍晋三首相はこれに強い不満を持ち、第1次政権(06年9月〜07年8月)から憲法解釈の変更や「戦地派兵」、他国軍の「駆け付け警護」などの実現に着手。昨年強行した戦争法に、その内容が盛り込まれました。

 ただ、戦争法で可能なのは兵たん支援までです。イラク戦争型の米軍の戦争に全面参加するためには憲法9条を全面改悪する必要があります。その意味で、参院選後に狙われている「安倍改憲」の源流はイラク派兵なのです。

 政府はイラク派兵の検証を公開の場で行い、その誤りを一刻も早く認めるべきです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-08/2016070801_04_1.html


5. 2016年7月08日 12:23:21 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9356]
〖4.リンク先記事補足〗
2016年7月8日(金)
「不必要で不法な戦争」
平和団体・遺族ら抗議
英 イラク調査報告書

 ⁅パリ=島崎桂⁆長年にわたりイラク参戦の違法性を指摘してきた英反戦・平和団体は、明確な違法性を確認しなかったイラク戦争調査報告内容に不満を表明し、英議会前で6日、複数の団体が抗議デモを実施しました。

 デモを呼び掛けた「ストップ戦争連合」は一方、声明で、「報告は、われわれ長年運動を続けてきた者の正しさを示した」と強調し、イラク戦争が「不必要で不法」だったのは明白だと指摘しました。

 戦死した英兵の遺族からも政府への批判が相次いでいます。

 イラク戦争で兄弟を亡くした女性は英スカイニュースに対し、「ブレア氏は世界最悪のテロリストだ」と強く非難。息子を失った別の女性は、「虚偽に基づく派兵で息子は無駄死にした」と語りました。一部の遺族は、ブレア氏を訴追する意向も示しています。

 労働党のコービン現党首は同日、イラク戦争は「軍事的な侵略行為だった」と非難し、英国の外交方針に「国際法と国連の権威の順守」を据えるよう要求。当時のブレア首相が労働党出身であることから、現党首としてブレア労働党政権の「破局的な決断」を謝罪しました。

 キャメロン英首相は、自身も含め、当時開戦に賛成した全議員が「公平な責任」を負うよう要求。一方で、「(軍事)介入が正しい場合もある」「英国は国際舞台で担う役割を放棄しないし、してはならない」と訴えました。

 ブレア氏は6日の声明で「国のために誠意をもって(参戦を)決めた」と改めて主張。併せて、「(判断の)誤りについては全面的に責任を負う」と語りました。

 上院議員や歴史家らで構成する調査委は、ブラウン元英首相が2009年に設置したもの。およそ7年をかけてブレア氏ら関係者約150人の聴取や政府資料の検証にあたりました。発表された報告書は全体で260万語に及び、専用のインターネットサイトに全文(英文)が掲載されています。


6. 2016年7月08日 13:28:55 : FJJEC8yt7f : MFuOyRxko4A[2]
懺悔したところで許されるわけではない
山崎拓は戦犯として処刑されるべき対象だ
真実を暴露し消え去ることがお前のできる反省の手段だ

対米追従は戦後70年ずっとだ
イラク戦争だけではない
何もかもすべてだ
山崎拓は死ぬ前に少しはいいことをしよう
あの世で待ち受ける刑罰が軽くなるかもしれないからな(ならないと思うが)

[32初期非表示理由]:担当:言葉使い


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