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トランプ米大統領、米航空機爆破のカダフィ大佐と親密交際…自宅裏庭にテント設置
http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/348.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 11 月 16 日 02:04:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                ドナルド・トランプ次期大統領(ロイター/アフロ)


トランプ米大統領、米航空機爆破のカダフィ大佐と親密交際…自宅裏庭にテント設置
http://biz-journal.jp/2016/11/post_17192.html
2016.11.16 文=深笛義也/ライター Business Journal


 次期アメリカ大統領に決まったドナルド・トランプ氏の大邸宅の裏庭に、巨大テントが建てられたことがある。ベドウィン(遊牧民)が砂漠で過ごす伝統的な住居。そこにはラクダもいた。

 テントに泊まっていたのは、ジャスミン革命の勢いが及んで紛争になったリビアで、2011年10月20日に死亡した、リビア元最高指導者のムアンマル・カダフィ大佐。「砂漠の狂犬」と恐れられた独裁者だ。

 テロ支援国家としてアメリカから敵対視されてきたリビアだが、2003年に大量破壊兵器を破棄し査察団を受け入れたことで、06年にはアメリカとの国交が正常化した。

 09年9月にカダフィ大佐が訪米したのは、国連総会に出席するためである。カダフィ大佐がテント設営を希望したのはニューヨークのセントラルパークだったが、当局から却下された。テントが建てられたのは、ニューヨーク近郊のベッドフォード。トランプ氏所有の土地である。だが建築法に違反するとして、行政当局から撤去を求められる。そこでトランプは、自宅の裏庭にカダフィのテントを受け入れたのだ。

 カダフィ大佐が外国を訪問する際、テントを持っていくのは常のことだった。ロシアを訪問した際にはクレムリン宮殿に、フランス訪問時には迎賓館にテントを建てた。

 テントやラクダを空輸するのは、ホテルに泊まるより費用がかかる。ベドウィンの子として生まれた、という出自を強調するためのパフォーマンスであった。テントもベドウィンが使うようなものではなく、軍事用だという説もある。バーベキューグリルや大型のフラットスクリーンテレビも備わり、ベドウィンの生活とはかけ離れている。

 09年、ベレー帽を被り国連総会の一般演説に立ったカダフィ大佐は、国連憲章の冊子を両手で広げて「すべての国が平等と記されている」と、その部分を示した。そして安全保障理事会で5カ国の常任理事国だけが拒否権を持っていることに対して、「憲章に反し受け入れられない」と断じ、安保理を「テロ理事会」と罵り、冊子を放り投げた。

■カダフィ大佐の功罪

 トランプ氏は昨年、米CNNのインタビューに「サダム・フセインやムアンマル・カダフィが権力者でいたほうが世界にとっては良かった」と答えている。

 1969年、当時の国王イドリース1世がトルコに病気療養に行っている間に、将校であった27歳のカダフィは軍事行動で政権を掌握、「大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国」を建国した。国家の最高指導者になった後も、「カダフィ大佐」との呼称を用いた理由は、建国の理念として「国家元首」の存在を否定しているから、「革命」の初心を忘れないため、など諸説がある。

 リビアにはアフリカ最大の油田があり、天然ガスなどの資源も豊富だが、イドリース1世の時代には、アメリカやオランダの資本に握られていた。それらの資源をカダフィは自国の手に取り戻した。

 資源から得られる莫大な富を元にして、食料、医療、教育、電気など基本的な国民生活は無償で提供されるようになった。卒業した学生が就職できない場合、就職が決まるまで生活費が支給された。

 一方、カダフィが独裁者であったことも事実だ。他国を訪問する時はテントを建てるカダフィだが、首都トリポリでは、「バアブ・アル=アズィースィーヤ」と呼ばれる宮殿で暮らした。プールもあれば、対空機関砲や地下壕もあった。

 カダフィの護衛をするのは、「アマゾネス・ガード」を呼ばれる30〜40人ほどの女性。全員処女であり、純潔の誓いを立てている。ムスリム文化の中で、西洋式の服装や化粧、髪型をし、ハイヒールなどを着用できるので、若い女性の憧れの的だった。

 生活の保障はされている国民だが、言論の自由はない。反政府的な発言をすると、容赦なく投獄され、あるいは命を奪われる。

■テロ支援

 リビアがかつてテロ支援国家であったことも事実だ。1985年12月27日、2つの空港でテロ事件が起きる。イタリアのローマ国際空港では、アメリカのトランス・ワールド航空とイスラエルのエル・アル航空のチケットカウンターで、4人の男たちがライフルを乱射、手榴弾を爆発させた。オーストリアのウィーン国際空港では、イスラエルのテルアビブ行き航空機のチェックインのための行列に3人の男が手榴弾を投げつけた。2つのテロで19人が死亡、140人が負傷した。パレスチナ人のアブ・ニダル率いるテロ組織が犯行を認め、リビアから武器が提供されたことを明らかにした。

 当時のロナルド・レーガン米大統領は、カダフィを「狂犬」と呼び標的にした。86年4月15日、アメリカは、エルドラド・キャニオン作戦に踏み切った。地中海に展開する航空母艦から飛び立った戦闘機F−111が、カダフィの宮殿を爆撃。15人の民間人が死亡したとリビアは発表した。カダフィは宮殿におらず、かすり傷ひとつ負っていない。アメリカは空爆を行うまでに同盟諸国に根回しを行っていたが、イタリア政府とマルタ政府からカダフィに情報が伝わっていたのだ。

 88年12月21日、ロンドンのヒースロー空港を飛び立った、パンアメリカン航空のボーイング747−100 で貨物コンテナが爆発した。空中分解した機体は、スコットランド地方のロッカビー村に落下して爆発。乗員乗客259人と村民11名が死亡する。旅客機の目的地はアメリカで、乗客のほとんどはアメリカ人だった。残骸から発見されたタイマーが、リビアで売られたものであることが判明。リビアの諜報員の犯行であることが突き止められる。アメリカの空爆への報復であった。

 2003年にリビアは、パンアメリカン航空の爆破の責任を認め、賠償を行った。テロ支援国家であることをやめたという証を立てたのだ。

 カダフィがいなくなった現在のリビアは、無政府状態に陥り国民への福祉はなくなった。そしてISの温床としてテロリストの養成所と化している。確かに比較としては、カダフィがいた頃のほうがよかったといえる。

 豊かな資源を元に国民への福祉を実現していたカダフィには、経営的センスがあったとみていいだろう。女好き、過激な発言など、トランプとカダフィには共通点が多く、意気投合したであろうことは想像がつく。カダフィ大佐のテントをトランプが自邸裏庭に受け入れたのは、自然なことだったのだろう。

(文=深笛義也/ライター)
 

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コメント
 
1. 2016年11月16日 03:37:41 : 15lng7bsSw : GHTelca29wA[25]
ばっかじゃねーのw
トランプは商行為としてテント張らせただけだ。
そして当時はカダフィとアメリカは既に手打ちしていた。
何が問題なのかw

2. 2016年11月16日 04:59:02 : Qk0z0gVGLY : lQZkNLxHm_4[724]
>女好き、過激な発言など、トランプとカダフィには共通点が多く、

こんなもんおれも共通しとるわ。


3. 2016年11月16日 14:42:21 : ZQaUpuhUK2 : cc0dtlqGZdo[143]
▼ロッカビー事件・はめられたリビア 怪しげな証言を軽信したCIA/見せられるたびに様相が変わっていた証拠物件/再審を避けたかった英当局/CIAは爆破を黙認した?
https://tanakanews.com/070925Libya.htm
▼ヒラリークリントンのメール問題とは、このような国家犯罪が書かれているメールのことだ。
https://twitter.com/kininaru2014111/status/786970787789967360
▼ヒラリーが抱えるリビア問題…アメリカがリビアを攻撃した理由は保有する金143トンと石油利権だったことを暗示するヒラリー宛ての電子メールが公表されている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201605140001/
▼ヒラリー電子メール、ディナール金貨と、アラブの春
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-cc58.html
▼ヒラリーの戦争犯罪
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-5564.html
▼米国人政治家:米国はシリアに武器を供給するためにカダフィ大佐を打倒した
https://jp.sputniknews.com/politics/201605062080629/
▼アメリカがリビアを攻撃した理由は保有する金143トンと石油利権だったことを暗示するヒラリー宛ての電子メールが公表されている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201601100000/
▼ISISが破壊と殺戮を続けているリビアを欧米が破壊した理由のひとつの金をヒラリーも注目…ブルメンソールが2011年4月2日にヒラリーへ送ったメールにも143トンの金について書かれている。相当量の銀も保有、総評価額は70億ドル以上だとされている。カダフィはアフリカを自立させるために金貨ディナールをアフリカの基軸通貨にしようとしていたが、そのための金や銀だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201603140001/
▼リビア空爆では2000億ドル、ネオナチによるウクライナ クーデターでは金33トンを強奪する悪人達…リビア爆撃の時は、カダフィの2000億ドルの口座(アフリカ人によるアフリカ人のための通貨制度への準備のため)が凍結されました。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2014/03/24/7252911
▼リビアを侵略した際、NATO軍が手を組んだLIFGはアルカイダ系武装集団。この侵略戦争でアメリカを含む西側、ペルシャ湾岸産油国、イスラエルがアルカイダ系武装集団を手先として使っていることが明らかになった。カダフィ惨殺を知らされたヒラリー・クリントン国務長官は「来た、見た、死んだ」と口にしている。その半年前、ロシアのプーチンは「誰がNATOにカダフィを殺す権利を与えたのだ」と侵略勢力を激しく批判したが、それを無視して殺害、クリントンはそれを喜んだわけである。カダフィ体制の崩壊でリビアは無政府状態になり、軍の倉庫から武器が持ち出されてトルコへ運ばれている。輸送の拠点になったのはベンガジにあったCIA施設で、そうした事実をアメリカ国務省は黙認していた。輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われた。運び出された武器の中に化学兵器も含まれていた。これをシリアで使い、政府軍に責任をなすりつけてNATO軍が直接、介入する口実に使用としたと言われている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201605010000/
▼カダフィ下のアフリカ最裕福な民主主義から、アメリカ介入後、テロリストの温床と化したリビア…軍事独裁制どころではなく、カダフィ支配下のリビアは、アフリカで最も繁栄した民主主義だった。40年間以上カダフィは経済民主主義を推進、国有化した石油の富を全リビア国民向けの進歩的社会福祉施策維持に用いていた。カダフィ支配下でリビア国民は無料医療や無料教育だけでなく、無料の電気や無利子融資を享受していた。カダフィ支配下ではイスラムテロリストは事実上存在しておらず、2009年、米国務省はリビアを「対テロ戦争における重要な同盟国」と呼んでいた。
▼リビアで二度と見られなくなる16項…リビアには電気代の請求書が存在しない。電気は全国民、無料だ。 融資には金利がなく、リビアの銀行は国営で、全国民に対して与えられる融資は、法律で金利%。 リビアでは住宅を所有することが人権と見なされている。 リビアでは全ての新婚夫婦が、新家族の門出を支援するため、最初のアパート購入用に、政府から60,000ディナール(50,000ドル)を受け取る。 リビアでは教育と医療は無償。カダフィ以前、識字率はわずか25%だった。現在、識字率は83%。 リビア人が農業の仕事につきたい場合には、農園を始めるための、農地、家、器具、種、家畜が、全て無料で与えられる。 リビア人が必要な教育あるいは医療施設を見いだせない場合、政府が外国に行くための資金を支払い、さらには実費のみならず、住宅費と自動車の経費として2,300ドル/月、支払われる。 リビア人が自動車を購入すると政府が価格の50%の補助金を出す。 リビアの石油価格は、リッターあたり0.14ドル。 リビアに対外債務は無く、資産は1500億ドルにのぼるが、現在世界的に凍結されている。 リビア人が、卒業後就職できない場合は、本人が雇用されているかのごとく、特定職業の平均給与を、職が見つかるまで国が支払う。 リビア石油のあらゆる売上の一部がリビア全国民の銀行口座に直接振り込まれていた。 子供を生んだ母親は5,000ドル支払われる。 リビアではパン40斤が0.15ドル。 リビア人の25%が大学の学位を持っている。 カダフィは、この砂漠国家のどこででも自由に水が得られるようにするため、大人工河川計画として知られる世界最大の灌漑プロジェクトを遂行した。
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/234.html#c2←コメント02

4. 2016年11月17日 17:08:38 : ZlzF4YBwo6 : yYYm_mp0Xko[6]
トランプ氏は昨年、米CNNのインタビューに「サダム・フセインやムアンマル・カダフィが権力者でいたほうが世界にとっては良かった」と答えている。

そして
ISの出現はなかった。

ISは、ヒラリーたちが資金を支援して作らし、
勢力を広めたところで、
嘘の戦闘を作り出し、
ヒラリーの飼い主の軍産複合体に
武器をアメリカが注文し、飼い主が儲かるようにしたことが
大きな問題だ

それもトランプが 資金を断つので
ISも「もうすぐ」なくなる。

説明しないと

この記事の真意が 伝わらんやろ!

シッカリ 書けよ!


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