ダボス会議に出席して世界に恥をさらした甘利大臣　　天木直人（新党憲法９条）赤かぶ

ダボス会議に出席して世界に恥をさらした甘利大臣　　天木直人（新党憲法９条）
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/200.html
投稿者赤かぶ日時 2016 年 1 月 24 日 09:25:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

ダボス会議に出席して世界に恥をさらした甘利大臣
http://new-party-9.net/archives/3280
2016年1月24日　天木直人のブログ　新党憲法９条

、きょう１月２４日の読売と朝日の二大紙がそろって報じた。

　ダボス会議で甘利大臣はみずからの献金疑惑について釈明したと。

　しかも何と言って釈明したのか。

　「安倍内閣の重要閣僚の一人として、（安倍）総理にご迷惑をおかしているというのは、ほんとうに忸怩（じくじ）たる思いがある」と。

　ことわっておくが、これは討論会後の記者会見で述べた言葉ではない。

　質問されることがわかりきっている記者会見などはじめからする気はない。

　疑惑追及から逃げようとしたが討論会の場で聞かれたのだ。

　国内の追及を避けてダボス会議に高跳びしたのに、そこで恥をさらした。

　しかもその釈明ぶりがさらに恥さらしだ。

　安倍首相に迷惑をかけたことが申し訳ないといったのだ。

　ダボス会議であやまるなら世界に対してだろう。

　ＴＰＰ参加国に対してだろう。

　なによりも民主主義の日本の閣僚なら、自らの国民に謝罪すべきだろう。

　それにしてもと思う。

　もし甘利大臣が、自らの疑惑を避けて通れると考えてダボス会議に出席したなら、あまりにも軽率で、国際感覚が欠如している。

　なぜ官僚たちは、そうなることは明らかだからダボス会議は取りやめるべきだ、と引き留めなかったのだろうが。

　高村自民党副総裁は、「甘利大臣は、はめられた」と語ったらしい。

　しかしそれをいうならダボス会議の出席だ。

　恥をかかされることを承知で官僚たちは引き留めなかった。

　あの中川昭一財務大臣の酩酊事件と同じように、恥をかかされる事を知っていながら官僚たちはほったらかした。

　世界で恥をかかされた甘利大臣も、これで終わりだ。

　つぎは安倍首相の番である（了）

　　　　　　　　　　　　　　◇
　
甘利氏「じくじたる思い」…違法献金報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160123-00050082-yom-pol
読売新聞 1月23日(土)20時53分配信

　【ダボス（スイス東部）＝五十棲忠史】甘利経済再生相は２３日、世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）の討論会に出席した。

　自身や秘書が違法献金を受け取ったとする週刊誌報道について、「重要閣僚の一人として、安倍首相に迷惑をかけており、じくじたる思いだ。（ダボス会議は）私のスキャンダルを発信する場ではないので、日本に帰って、調査結果について、しっかり説明したい」と述べた。

　討論会で、司会者の質問に答えた。調査結果を発表するタイミングについては、「来週には、何らかの（記者）会見ができるようにしたい」と語った。

　また、甘利氏は、年明け以降の世界金融市場の混乱について、「新興国経済がダメになり、けん引役は先進国がやるというときに来ていると思う」と語った。５月に日本で行われる主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）にも言及し、「先進国が世界経済をけん引していくということを、市場にしっかり発信することが大事だ。首相はきっとそれを考えている」と話した。
　

1. 2016年1月24日 11:01:06 : yEEjCxYztA : hhKFMYeWdek[3]

▲△▽▼

天木氏の見立ては正しいことがわかる。

2. 2016年1月24日 15:48:01 : L2BfDE3boE : BA7llApYqRE[53]

▲△▽▼

甘利大臣も恥さらしだが安倍総理はもう以前からの恥さらし、先進国の首脳は安倍総理の正体は解っているはず、だから中国も韓国も進んで安倍総理とじっくり会談をしようともしない。唯一の外交はお金をばら撒く事だけ、それしかできない。

3. 2016年1月24日 16:08:23 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[145]

▲△▽▼

　　旧来から、自民党政治は内輪の者による料亭政治であることが欠陥とされた。一時期はバブル経済の崩壊騒ぎもあり正当な議会政治を模索しているかのように見えたが、安倍氏が党首となり自動的に総理となってからは、顕著に古き良き時代に戻り、一献傾けて密談をする料亭政治が復活しているようだ。
　　　大政翼賛会改めたような政財官護送船団方式による、反対者の存在しない、イコール反対者は徹底して淘汰するマフィア型では、警告、自省、自制、という、どこの先進国にもある切磋琢磨は存在せず、長いものには巻かれろ、寄らば大樹の陰、場の空気を読んで大勢に付く、という、集団主義の悪弊が顕著である。
　　それに加えて安倍政権の知恵が加味されているのか、近時は記者クラブによる囲い込みだけでは不安と見えて、マスコミトップをせっせと料亭や高級レストランへ接待したり逆に招待されたりも有るのか、盛んに非公式な交流を持ち、護送船団方式ムラに加えてもいるようである。
　　そもそも日本も法治主義であることは、安倍首相が米議会でも法の支配の重要性を強調したように、最後の砦たる裁判所が、政治、行政の影響を受けないことが重要であるが、これまた司法研修所では行政官が教官のポストを占め、リベラルな研修生は任官拒否して中枢から排除するなど、ここで早くも選別しているのであるから、勢い、判事、検事には護送船団ムラの意向を体現するような人間しか抜擢されない構造なのである。
　　こうなると、政財官に司法、マスコミ、という、オール権力が結集することになるから、必然的に法治主義国ならぬ、未開国、ないしは庄屋と百姓の時代に先祖帰りするのである。
　　先祖帰りすればどうなるか、贈賄、収賄、談合によって社会が動く「無法主義国」の再生であろう。菓子折りの下段に札束を入れ、受け渡しをするのが統治の主流となるのである。
　　恐らく今回の甘利大臣スキャンダルを、罠に嵌められた、などと逆切れする自民幹部にとっては、このような贈収賄型政治スタイルを問題とする認識には無いのだろう。確かに、補助金、交付金、政党助成金などの、官僚が自在に血税采配する二次的報酬によって社会の規律を保っているのが自民党政治であるところ、バレた、状態が失敗であり、親分に迷惑を掛けた子分の心境以外に無いのである。
　　国際社会においては、それぞれが役割として職務を遂行しているヨコ型であるから、親分に迷惑を掛けた、などという縦型の任侠型は想像できないのではないか。
　　日本は政治、行政、司法、学の世界、マスコミ世界、全てが階級を意識し序列を重んじる任侠型であることから、他の先進国とは様相を異にすることが、ダボス会議における甘利大臣の「総理にご迷惑を掛けた」発言で、明白となったのである。
　　