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安倍政権が発射準備中の「ダブルバズーカ」〜消費増税スキップとさらなる奥の手 ダブル選はこれで圧勝!?(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/462.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 3 月 07 日 08:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


安倍政権が発射準備中の「ダブルバズーカ」〜消費増税スキップとさらなる奥の手 ダブル選はこれで圧勝!?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48116
2016年03月07日(月) 高橋 洋一「ニュースの深層」 現代ビジネス


■ピンチをさらなるピンチに変える民主党


まもなく合併する民主党、維新の党のホームページ上に「党名案を募集します」と書かれている。3月2日、新党協議会「党名検討チーム」が初会合を開き、民主党の赤松広隆最高顧問、福山哲郎幹事長代理、維新の党の江田憲司前代表、柿沢未途前幹事長が話し合ったが、折り合いはつかず、党名を公募することになった。募集期間4日(金)〜6日(日)とされた。


この党名公募は、ネット上ではバカにされまくっている。「党名すら決められないのか」と、ネット上では両党を揶揄するための面白い党名をアップする、いわゆる「大喜利」状態である。「党名検討チーム」がまとめられないので、公募という時間稼ぎをしたのだが、決められないと印象づけてしまった。8日に予定されていた新しい党名と綱領の中間とりまとめは遅れるかもしれない。


民主党と合流する維新の党の大半、例えば松野頼久代表らは民主党離党組の「出戻り」である。彼らが民主党を離党することになったのは、基本的には民主党内での消費増税議論がきっかけだった。


民主党と維新の党の新党は、他の野党にも参加を打診しているが、小沢一郎氏は排除される見通しだ。というのは、3日の連合の春闘集会で、民主党の野田佳彦前首相が「一番足を引っ張った元代表さえ来なければ、あとは全部のみ込もうと思っている」といい、小沢氏の参加に反対したからだ。


これは、正確にいえば、野田政権がマニフェストに書かれていなかった消費増税を強行しようとした時、小沢氏が反対して党を割って出て行ったことを指して、野田氏は「一番足を引っ張った」といっているわけだ。


この野田氏のロジックが民主党内で主流となっているのであれば、民主党はどのように党名を変更しても、消費増税に対してまともなロジックを構築できない。実際、民主党幹部からは、野田氏が同時に主張していた「議員定数大幅削減」がなければ、消費増税を認められないという話が聞こえてくる。


一方、安倍政権のほうが、明快なロジックである。安倍首相は、表向き消費増税は予定通り進めるというが、菅官房長官は「税収が下がるくらいなら消費増税しない」といっている(もっとも、この発言は、従来から安倍首相が言っている「増税しても、景気が悪くなったら元も子もない」と同じ意味である)。


このため、消費増税延期が徐々に既定路線化している。最近、テレビのコメンテーターで消費増税延期を言い出す人が出てきたが、本コラムの読者からみれば、「遅行指標」の典型例のはずだ。いずれにしても、菅官房長官のほうが民主党と比べればはるかに明快である。


■着々と打たれる解散への布石


民主党は、新党名を決められないうえ、経済ロジックもグダグダであることが国民の目にはっきりわかってしまった。雇用政策としても、本コラム読者であれば、安倍政権のほうが遙かにまともであることがわかるだろう。松尾匡・立命館大教授のような左派経済学者でさえも、この点を認めている。


民主党の最も弱いところは、経済政策である。たとえ民維が合併して大きくなったとしても、安倍政権はこの点をついてくるだろう。


そのための布石は着々と打たれつつある。先週の本コラム(「日本のGDPを引き上げ、アベノミクスを「合格点」へと導く効果的な一手をここに示そう」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48049)では、2月27日に閉幕したG20(20ヵ国財務大臣・中央銀行総裁会議)で「財政政策、金融政策の一体発動」が打ち出され、その延長線上に、G7伊勢志摩サミットがあることを紹介した。


先週、その路線をさらにはっきりさせることが国会で明らかにされた。安倍首相は伊勢志摩サミットに向け、世界経済の現状とリスクを分析する有識者会議の設置を表明したのだ。


アメリカの経済学者・スティグリッツ氏の参加も検討されていると報じられており、前回の増税延期前にクルーグマン氏が官邸を訪れたことと重なる。安倍首相の消費増税についての言い回しが微妙に変化していることや、菅官房長の「税収が下がるくらいなら消費増税しない」発言から、この有識者会議について、増税延期とダブル選挙へのお膳立てとの観測も出ている。


この有識者会議は、中国経済の減速や原油価格の低下、金融市場の混乱などをテーマに、今月中頃からサミットまでに5回程度開催される予定だ。これが注目されるのは、これまで消費増税の決定の前は、内閣府・財務省主導による経済財政諮問会議の「点検会合」が開かれており、今回の有識者会合がその点検会合と重なるからだ。


2014年4月からの5%から8%への消費増税では、2013年8月26日から30日まで点検会合が開かれている。そこでは、有識者・専門家60名が参加し、消費増税すべきが7割超、予定変更すべきが1割超との意見が出され、結果として消費増税が実行された。


しかし、消費増税後に景気が腰折れし、点検会合で出された意見の多くは間違いだったことがはっきりした。2014年1月に公表された内閣府の中期財政試算では、消費増税しても景気は落ち込まないと試算していたが、実際には、大きく落ち込んだ。それを示すのが次の図だ。



安倍首相はこの事実を重く受け止め、点検会合に不信感をもったのではないか。


■消費増税すれば、政府目標は崩れさる


2015年10月からの8から10%への消費再増税については、やはり経済財政諮問会議の点検会合が2014年11月4日から18日まで開かれている。


ここで、注目すべきは、安倍首相はAPEC首脳会議、ASEAN関連首脳会議及びG20首脳会合出席のために、11月9から17日まで外遊していることだ。この外遊期間をつかって、海外から与党要人に個別に電話をかけて衆院解散を伝えたようだ。要するに、経済財政諮問会議の点検会合による10%への消費再増税ありきの議論を、まったく受け入れるつもりがなかったのだ。


そして、今回も内閣府・財務省主導による各種会議のことはそれほど信用しないだろう。今年1月に公表された内閣府の中期財政試算では、2017年4月からの8%から10%への消費再増税について、前と同じように「消費増税でも、景気は悪くならない」と試算している。


ところが、前回2014年と同じように見通しを誤ると仮定してみると、消費増税した場合には名目GDPは大きく低下するだろう。その場合、2020年度の名目GDPは570兆円弱にしかならず、政府目標600兆円にはとどかない。


一方、消費増税をスキップした場合にはどうなるのか。内閣府が試算する経済成長率が維持できれば、名目GDPは順調に増加して、2020年度には政府目標の600兆円に達する。それを示すのが下図である。



■消費増税スキップは当然


消費増税を行った場合のプライマリーバランスは、内閣府の中期試算より酷くなり、2020年度でもGDP比で11%程度である。一方、消費増税をスキップすれば、2020年度のプライマリーバランスはほぼゼロになる(下図)。



いずれにしても、この試算によって、安倍首相のいう「増税しても、景気が悪くなったら元も子もない」や菅官房長官の「税収が下がるくらいなら消費増税しない」は、かなりまっとうな話であることが確認できる。


伊勢志摩サミットにおいて、世界経済の安定・上昇ためには財政政策と金融政策の同時発動が必要、ということが議論されるはずだが、そうであれば、消費増税スキップは当然であろう。


財政政策としては、消費増税スキップだけではなく、財政出動もあると筆者は思っている。先週の本コラムでも言及した「財投債」は、プライマリーバランスを悪化させずに、今のマイナス金利環境を生かす政策でもある。さらに、本コラムでかねてより指摘してきた外為特会や労働保険特会の埋蔵金である。


埋蔵金や財投債を財源とすれば、30兆円程度の財政出動が可能である。埋蔵金は減税・給付金系の政策、財投債は公共事業系の政策とすれば、バランスのとれた財政出動が可能になる。マクロ経済の観点から、財政政策は有効需要を作るが、減税・給付金は短期的な有効需要を作りやすい。一方公共事業は、供給制約から短期的な有効需要を作りにくいが、長期的な計画で安定的に有効需要が作れる。


いずれにしても、30兆円程度の財源を、プライマリーバランスの悪化なしで用意できるのだから、これらを利用しない手はない。


■ダブルバズーカ、発射


消費増税スキップによって有効需要を減少させずに、埋蔵金・財投債による財政出動によって有効需要をかさ上げする財政政策をとれば、景気がよくなるのは明らかだろう。


しかも、これらの政策手段を可能にしているのが、アベノミクスの成果である。外為特会や労働保険特会の埋蔵金、財投債を可能にするマイナス金利環境はすべてアベノミクスの果実である。その果実をさらに政策に投入することによって、さらなる成長が可能となる。


5月26、27日伊勢志摩サミット、6月1日国会会期末という政治日程を考えると、次の戦略が浮き彫りになる。


まず、有識者会議で「世界経済の安定のためには緊縮財政からの脱却が必要」との方針を打ち出し、サミットで世界の首脳がその方針を確認し、そうした外交成果も踏まえて国会で報告し、国会会期末までに衆院解散だ。解散から40日以内に総選挙を行うという憲法54条があるので、7月10日が衆参ダブル選挙になる。


もちろん、解散総選挙は総理の専権事項なので、安倍首相以外は誰にもわからないが、多くの政治家は、ますますこのスケジュールを意識せざるを得ないだろう。ダブル選挙の争点は経済になるだろう。ダブル選挙には、消費増税スキップと埋蔵金・財投債による大型財政出動というダブルバズーカが発射されるのではないか。


〔付記〕本コラムをまとめた新著『数字・データ・統計的に正しい日本の針路』が発売された。過去の予測はそれほど外れていないと思う。これからの未来を見るために、参考にしていただければ幸いである。


 

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コメント
 
1. 2016年3月07日 08:57:33 : NNHQF4oi2I : p@MqjzZMakU[252]
<<消費増税スキップによって有効需要を減少させずに、埋蔵金・財投債による財政出動によって有効需要をかさ上げする財政政策をとれば、景気がよくなるのは明らかだろう。

 バイアグラ政策   その場で 種切れ

 自民党は 徴兵制が目的で 日本経済の成長は目的では無い

 単なる 選挙目当てのバイアグラ


2. 2016年3月07日 09:02:03 : fHK1oQT2xw : R0Y7Fi@jK2E[4]
やはり高橋

3. 2016年3月07日 09:08:34 : v1gbxz7HNs : Ay@h0DQyQEc[867]
あのな、当選させたら増税するし憲法を破壊するしさらなる国富の垂れ流しをするだろう。有権者がそこに思い至らないとでも思うのか?

4. 2016年3月07日 09:53:19 : yBQkrRTumA : UvxNb8gKnf4[678]

 みんな 勘違いしていることがある

 消費税8%へのUPで 景気が悪いのではなく 政府が緊縮財政 −7%で

 財政出動していないからだ!!

 ===

 つまり 政府は 緊縮財政をやめればよいだけだ 子供手当をやめたり 高速道路無料化をやめたり

 政府がGDPを引き下げているともいえるのだから  単に 政府が金を使うだけでよい

 ===

 愛が主張しているのは アベノミクスで 量的緩和が不発に終わって マイナス金利に到達したことを歓迎する

 マイナス金利こそ 魔法の杖で 量的緩和に代わって「赤字国債」を発行すれば

 民間に直接給付して GDPを 自由に上げ下げできる環境が整った

 アベノミクスが成功するのは 赤字国債に 踏み込むことなのだ!!

 ===

 2020年まで 公共投資を増やそうとしても 職人がいないので 増やせない

 アベノミクスで 地方が潤っていないという 不満がたまっている

 すぐにでも 景気を良くしようとすると 低所得者に 金をバラまく以外には方法はないのだから

 アベノミクスは 即刻 「バラまき」に追い込まれるはずだ
 


5. 2016年3月07日 10:26:25 : d1INYqu1to : KNnDpQLSjdE[49]

>しかも、これらの政策手段を可能にしているのが、アベノミクスの成果である。

先月24日に配信された高橋の記事がこれなんだが、こいつ、頭大丈夫か?

アベノミクスついに沈没「消費税8%」がすべての間違いだった
( http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160224-00047957-gendaibiz-bus_all )


6. 2016年3月07日 10:47:38 : w9iKuDotme : S@BYVdB2dgc[996]
消費増税の延期、一部官庁で効果の検討開始
http://jp.reuters.com/article/tax-delay-idJPKCN0W812K

小幡績氏
「予定通りですな」
https://twitter.com/sobata2005/status/706655641109049344

さあ、野党は「減税」です。今回軽減税率に選ばれた分野を、5%に減税するのです。


7. 罵愚[3338] lGyL8A 2016年3月07日 10:58:47 : mAdtgzxaWw : LaQgFpLA_dw[8]
>さあ、野党は「減税」です。…5%に減税するのです。

 野党がなにを言っても有権者は聞く耳をもたない。暗黒の3年間を思いだせば、信用できないのです。反対に、安倍政権の失敗は明らかなんだが、もう一度チャンスをあげるから、やってごらんと…


8. 2016年3月07日 12:00:35 : yBQkrRTumA : UvxNb8gKnf4[679]

 愛は 消費税ダウンでは 高所得者が喜ぶだけだ

 むしろ 消費税UPで 低所得者対策 現金受給が良いのだ〜〜〜
 
 ===

 とにかく 低所得者を引き上げることが重要だ
 


9. 2016年3月07日 12:11:37 : GjX8G0xPpI : bb9CYZiqN0o[4]
提灯記事の終わりに自著の宣伝(笑)。さすが高橋。晋和会が爆買いしてくれるぞ。

10. 2016年3月07日 13:09:08 : jqrTHfaxH6 : u_anhjkxb@Y[65]
低所得者に金を配っても極限まで切り詰めて貯蓄に回すよ。

11. 2016年3月07日 13:32:51 : l7cWHcus4k : oP3@cM5A4Y8[1]
消費税増税の延期はほぼ決まったようだ。

創価のおばちゃんたちは、軽減税率のことを言わなくなった。


12. 2016年3月07日 14:52:44 : yBQkrRTumA : UvxNb8gKnf4[682]

 >極限まで切り詰めて貯蓄に回すよ

 どうぞご勝手に!!

 使わなければ マイナス金利で 取り上げるまでのこと
 


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