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どこよりも早い小池百合子 勝因の分析
http://79516147.at.webry.info/201607/article_204.html
2016/07/31 21:08 半歩前へⅡ
午後８時の投票締め切りと同時に小池百合子の当確が出た。都知事選は小池側の作戦勝ちと言っていい。表向きにしても自民党の支援を受けず、無所属で戦うという姿が有権者には大いにアピールしたのだろう。イメージ作戦が小池に勝利をもたらした。
二つ目は、自民党の都連が「党の推薦候補以外を応援すれば、親族も含めて除名」と言ったことだ。これが効いた。小池は“にわか反逆児”となり、有権者の自民党都連への反発が小池擁護につながった。
三つ目の理由は、女性初の東京都知事。これまで都知事選は、毎度おなじみの男同士の戦いだった。そこに小池が打って出た。「女性初」は新鮮な響き。
期しくも海の向こうでは、民主党のクリントン元国務長官が、「女性初」の米大統領候補に選ばれた。これも小池を後押しする形となった。
このほかにも鳥越、増田に比べて出馬の出足が早かった。早いということは、それだけ準備期間があったということだ。さらにテレビ畑出身だけに、しゃべくりはお手の物だ。
彼女は１９９２年に細川護熙率いる日本新党に入党し、比例区から出馬して参院議員に初当選して以来、今日まで２４年間に、新進党、自由党、保守党、保守クラブ、自由民主党と政界を渡り歩いてきたツワモノだ。街頭演説など手慣れたものである。
小池は「自民党の支援は受けない」と言いながら、いまだに自民党籍のままだ。そればかりか自民党所属の国会議員や練馬区長、区議たちの応援を得ている。
小池百合子は口で言っていることと、実際にやっていることが違うのである。極右団体「日本会議」の副会長であり、自民党内屈指の改憲論者である。
小池の作戦勝ちとはいえ東京都民は大変な人を選んだ。
（投稿 ３１日午後９時１０分）
出口調査 支持政党別の動向は
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160731/3289922.html
07月31日 20時07分 ＮＨＫ
ＮＨＫの出口調査によりますと、小池さんは自民党の支持層の５０％あまり、民進党支持層の３０％近くから支持を得たほか、特に支持する政党がないいわゆる無党派層からも最も多い５０％あまりの支持を集めました。
ＮＨＫが行った出口調査で、東京都知事選挙に投票した人にふだんどの政党を支持しているか聞いたところ、自民党と答えた人が最も多く３８％、民進党が１１％、公明党が４％、共産党が５％、おおさか維新の会が２％、などとなっています。
支持政党別にどの候補者に投票したのか見ていきます。
自民党と答えた人のうち、最も多くの支持を集めたのは小池さんで、５０％あまりを占めました。
増田さんはおよそ４０％、鳥越さんは１桁台でした。
小池さんが、自民党の推薦を受けた増田さんよりも自民党支持層から支持を集めたことがわかります。
民進党と答えた人の投票先を見ますと、鳥越さんが６０％あまり、小池さんが３０％近く、増田さんが１０％近くでした。
一方、特に支持する政党がないいわゆる無党派層は全体の３７％でした。
投票先は、小池さんが５０％あまり、鳥越さんがおよそ２０％、増田さんが２０％近くで、小池さんは、無党派層からも多くの支持を集めたことがわかります。
出口調査で、安倍内閣を支持するかどうか尋ねたところ、「支持する」と答えた人は５８％、「支持しない」と答えた人は４２％でした。
「支持する」と答えた人が投票した候補は、小池さんが５０％あまりで最も多く、増田さんが３０％台後半、鳥越さんが１桁台でした。
小池さんが安倍政権の与党である自民党と公明党から支援を受けていないにもかかわらず、両党から推薦を受けた増田さんより支持を多く集めていたことがわかります。
一方、内閣を「支持しない」と答えた人では、鳥越さんに投票した人が４０％あまりと最も多く、次いで小池さんが３０％台半ば、増田さんは１０％あまりでした。
鳥越さんは、民進党や共産党など野党４党から支援を受けましたが、野党の支持層を固めきれず、小池さんの支持にまわったことうかがえます。
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