全国戦没者追悼式で黙とうされる天皇、皇后両陛下＝東京都千代田区の日本武道館で２０１６年８月１５日正午、内藤絵美撮影

陛下と安倍晋三の向き合い方の違いが出た
http://79516147.at.webry.info/201608/article_113.html
2016/08/15 13:41　半歩前へ�U

　７１回目の終戦記念日を迎えた１５日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、日中戦争と第二次大戦で犠牲になった約３１０万人を悼んだ。

　天皇陛下はおことばで、大戦について「深い反省」との表現を昨年に続いて使い、平和を祈る気持ちを示された。

　安倍晋三首相は式辞で戦争を繰り返さない決意を訴える一方、歴代首相が言及したアジア諸国への「加害責任」や「謝罪」には今年も触れなかった。

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http://mainichi.jp/articles/20160815/k00/00e/040/278000c

終戦記念日　不戦の決意、固く…戦没者追悼式
http://mainichi.jp/articles/20160815/k00/00e/040/278000c
毎日新聞2016年8月15日　12時26分（最終更新　8月15日　14時24分）

　７１回目の終戦記念日を迎えた１５日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、日中戦争と第二次大戦で犠牲になった約３１０万人を悼んだ。天皇、皇后両陛下や戦没者遺族ら約６６００人が参列。天皇陛下はおことばで、大戦について「深い反省」との表現を昨年に続いて使い、平和を祈る気持ちを示された。安倍晋三首相は式辞で戦争を繰り返さない決意を訴える一方、歴代首相が言及したアジア諸国への加害責任や謝罪には今年も触れなかった。

　式典は正午前に始まった。安倍首相は「尊い犠牲の上に私たちが享受する平和と繁栄があることを片時たりとも忘れない」と哀悼の意を表明。「戦争の惨禍を決して繰り返さない。この誓いを貫き、歴史と謙虚に向き合い、世界の平和と繁栄に貢献する」と述べた。３月に施行された集団的自衛権行使の根拠となる安全保障関連法や、昨年１２月の慰安婦問題の日韓合意についての言及はなかった。

　正午からの１分間の黙とうの後、天皇陛下がおことばを読み上げた。「さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします」と語り「深い反省とともに、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べた。陛下は今月８日にビデオメッセージで生前退位の意向がにじむお気持ちを表明しており、メッセージ公表後初めてのおことばになった。

　厚生労働省によると、参列予定の遺族は全国の５〜１０１歳の約５１００人で、昨年より約２００人少ない。遺族を代表して東広島市の小西照枝さん（７４）が追悼の辞を述べた。参列する遺族は、戦没者の子どもが２８８０人（５６．０％）と最も多く、兄弟姉妹４６１人（９．０％）、孫３１９人（６．２％）と続く。妻は７人と過去最少を更新し、父母は６年連続でゼロだった。一方、戦後生まれの人は過去最多の１１９３人（２３．２％）で、世代交代が進む。今年の式典では、戦争の記憶を若い世代へ引き継ぐことを目的に、壇上へ向かう献花者に菊の花を手渡す役目を１８歳未満の遺族１４人が初めて務めた。戦没者は、日中戦争と第二次大戦で犠牲になった軍人と軍属など合わせて約２３０万人と、民間人約８０万人。【野田武】

コメント
1. 2016年8月15日 15:56:40 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[780] ▲△▽▼ 天皇は　国民の象徴　したがって天皇にとって あの戦争は 何よりも深く後悔する“歴史上の最大の悔恨”である もちろん、日本国民にとっても 絶対に繰り返す事は許されぬ 耐え難い苦しみでしかない痛恨の惨事である いっぽう、安倍晋三は 長州藩を先祖に持つ 国粋主義者勢力の象徴　天皇を担ぎ上げて国家体制を作り上げ 無謀な戦争で 日本の国を滅亡寸前に追い込んだウヨ勢力の“代表格”と言える訳で ウヨ勢力にとっては あの戦争は 悔恨でも何でもなく 理想の国家体制への郷愁がそこにある つまり、両者は 永遠に交わる事のない【無限軌道】のようなもの　和解などは有り得ない もはやウヨ勢力は 根絶やしにしない限り、憲法改正は絶対に無理である。
2. 2016年8月16日 09:57:30 : HrFTRFNcGS : QtQYPlSKr2A[98] ▲△▽▼ 1様に同意！ 反省なき安倍が世界から尊敬されることは決してない
3. 2016年8月16日 17:21:02 : wo1FNLaOyk : uVNViAAi@xU[575] ▲△▽▼ 私の叔父は第二次大戦で野戦の航空隊の一兵士として過酷な戦場を転戦したが敗戦で帰国〈戦争は２度としてはならない」という遺言の戦場詠歌集を一冊残して病死した。日本の政財官界のタカ派や日本会議タカ派や民間のタカ派大手メデイア２社やその系列の学者、文化人など「戦争に憑りつかれ、戦争に夢を持つ」人たちの支持を受けているタカ派安倍政権は「国民の安全と平和を守るためには「戦争」も必要だ」というそれら支持者の声に押されている感じだ。日本の総理として国際的に「核兵器先制不使用に反対」だなどと言つたのだろうとも思うがとんでもない「非人道的考え」だと思う。日本のタカ派は「本気」で「核戦争も止むを得ない」と考えているのだろうか。
4. 2016年8月17日 03:01:46 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[877] ▲△▽▼ 　　天皇には、先の大戦についての総括をする意思が見えるが、自民党にはそれが全く無い。ましてや、自民党と歩を共にする官僚機構、財界をや、である。 　　　スポーツの試合を例にとれば、そのチームの勝敗は、やはり練習や試合を俯瞰して見ている監督やコーチの指導に大きく左右されるだろう。 　　　実際に闘っている者は、自分の姿というものは良く見えないが、監督やコーチは、個々の選手の動きやチームワークを見て、適格に戦略、戦術を練ることが出来るし、それが出来ない監督やコーチは、チームを勝利には導かないのである。 　　　戦争も同様であり、兵隊が食糧も銃も馬も尽きたならば、即座に停戦、撤収、休戦宣言などを発して、一旦戦線を引き上げるのが筋である。 　　　兵士を率いる軍参謀であれば、可能な限り自国の兵隊の消耗を避け、出来るだけ多くの兵士を国に帰してやろう、と尽力するのが、トップたる所以だろう。 　　　ところが、「かくなる上は暴れて見せます、敵を驚かせる事位はやって見せます」と豪語し、餓えと病に苦しむ兵士を、これでもかと突撃や玉砕に導いたのであるから、とんでも無いマネージだったのである。 　　　今でこそ自爆行為も知れているが、当時は、兵隊の命を惜しまずに特攻突撃させる軍部というのは有り得なかったろう。幾らでも兵隊の命を注ぎ込み敵を驚かす、などという作戦を立てる日本軍部は、全く以て不気味な存在であり、これでは撤収、撤退、休戦、敗戦宣言などの戦争のルールも何も無く、いつ終わるとも知れない状況に、米国も恐怖したであろう。 　　　日本政府がこれを戦争と称した以上、民間人、兵隊の別なく、いわば戦闘というよりも軍部の戦争遊びの駒となった格好であり、内外に何百万もの犠牲者を出したのも当然である。 　　　本来は、このようなマネージは、例えばスポーツ試合であれば監督やコーチの結果責任を問うからこそ、次なる試合に向けての、慎重な分析、研究が可能なのである。 　　　それを、全く反省もせず、従ってマネージに対する批判、分析も無く、ただひたすら軍参謀を崇め奉るのが自民党であるから、これは、次の試合などには到底臨めるものでは無く、同じ失敗を繰り返すであろうことは想像に難くない。 　　　戦費の問題、マネージの問題など、戦争関連には過去の大戦の軌跡の、様々な研究、分析、反省、自戒が必要であるところ、自民党や日本会議は、それには一切関心が無く、それどころか「思い切り暴れて見せよう」論者だけを歓迎している有様である。 　　　全く以て、天皇が危惧するとすれば、またしても同じ失敗を繰り返すであろうことが、現政権の在り様を見ていると実感するのであろう。それは多くの国民も同様である。

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