富の象徴、マンハッタンの５番街にそびえ立つトランプ・タワー。次期米大統領が住む超高層ビルの前には、いまバリケードの代わりにトラックが並び、上空は飛行を禁じられています▽物々しい安全対策ですが、偏見や差別をふりまいてきた人物だけに反発は激しい。大統領選の結果が出ると国内では大都市を中心に抗議デモがひろがり、警戒感や懸念をにじます他国の首脳も▽高級マンションやテナントが入るタワーが建てられたのは１９８３年。若き不動産王は買い手のサイクルから世界経済の動きがわかったと自伝に書いています。最初の頃はアラブ人が一番の上客。そのうち日本人も加わってきたと▽商売相手についてトランプ氏はこう語っています。「日本は何十年もの間、主として利己的な貿易政策でアメリカを圧迫することによって富を蓄えてきた。アメリカの政治指導者は日本のやり方を十分に理解することも、それにうまく対処することもできずにいる」▽３０年近く前の意見とはいえ、印象は今も同じか。そのトランプ氏はＴＰＰからの離脱を公言していますが、日本の安倍政権は自由貿易をけん引すると批准へ強行を重ねています▽「自由貿易」か「保護主義」かという単純な話ではない―そうただした共産党の紙智子議員。多国籍企業の横暴から各国の国民の命とくらしを守る重大なたたかいなんだと。複雑な世界の動き。しかし底流にあるのは政治の現状を打ち破りたいという国民の強い思いです。それは私たちの国でも。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-12/2016111201_06_0.html

今、現時点で国会審議の中継がラジオから流れている。
トランプ氏が大統領就任式の日にTPPはゴミ箱に入れる、オバマは審議しない、米共和党院内総務はTPPの審議はしないと公言している中においてである。

そこで分かったことは、TPPに関連した国内法も一緒に審議していることである。
TPP脅威論をテーマにした国内保護にかんする法律である。

この法律が何を意味するかである。

わが国はあらゆるところで利権にまとわりつく状況にある。
何とかダム、高速道路、沖縄基地、石原の豊洲事件、原発、あげればキリがない、日本国中に（見かたに依ってはすべてである）張り巡らされている。今の日本は立法（国会）、司法（小沢事件の時を思い出せ、あの思い出すだけでもはきけがする薄汚い人相の最高裁長官）、行政（安倍、内閣、役人を見れば一目瞭然）すべてこの利権だけによって成り立っているのではないかとさえ見える。
一度配られれば絶対に後戻りが出来ない構造にあることはあらゆる現象を見れば分かるだろう。
TPPの利権は既に配られている。したがって、国内法はどうしても通さなければならない状況にあるのだろう。

地方にいて、どうすれば地方が活性化し住民たちの生活が豊になるだろうかと考え、異業種交流会などに参加してみてそこで見る風景はこうすれば補助金がもらえると言う話題である。

その補助金が何を意味しているかを考えてみた。

それは、役人の利権のひも付きになることである。その補助金に政治家が口利きをして役人が政治家を操るという構造である。

今審議を聞いていて確信が持てた。

それはTPPを種にした利権構造が出来上がっていて、その分け前が配られてしまっていて後戻り出来ない状況になっていると言う所だろうとである。
沖縄もそうだろうが利権はすでに配られ済みで変更すれば死人がでるのではないかと考えられる。
TPPの国際条約は流れても一緒に審議されていて成立する国内法には利権がたっぷりと盛り込まれているに違いない。
誰か専門家がこのことを分析してもらいたい。

TPPは反対と書いた黄色い自民党のポスターを誰でも見たことがあり覚えているだろう。
その後、自民、公明がTPP推進に変じた。この変身の裏に「利権」と言う鼻薬を国会議員の鼻に嗅がせてのであろう。経団連、首相補佐官（今井）が確信犯敵に利権の鼻薬を嗅がせたのだろう。

馬に人参のように、軽々と踊るのが自公維新のグズどもだろう。
TPPは国際条約の次元から国内の利権に重心が移ってしまったのではないだろうか。
国会、役人の動きを注目してもらいたい。

トランプ氏が大統領になって世界は激変するだろうが、わが国はこの利権構造、役人天国とその鼻薬、悪の密を排除しなければますます悪くなり世界から取り残されるのは間違いない。

馬鹿者！