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中国空軍の戦力は世界3位!国際航空誌が高評価―中国メディア
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/161.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 15 日 02:15:00: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

13日、環球網は記事「中国空軍の実力は世界3位に―国際航空誌」を掲載した。国際航空誌「フライト・インターナショナル」は昨年末、世界各国の空軍ランキングを発表した。中国は米国、ロシアに次ぐ3位にランクインしている。写真は中国空軍。


中国空軍の戦力は世界3位!国際航空誌が高評価―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a128977.html
2016年2月15日(月) 1時0分


2016年2月13日、環球網は記事「中国空軍の実力は世界3位に―国際航空誌」を掲載した。

ロシア通信社スプートニクは12日、中国空軍の戦力強化に伴い、米軍による西太平洋支配が揺らいでいると報じた。16年には中華イージスと呼ばれる052D型ミサイル駆逐艦が複数就役する。また新たな空母建造が公開されたほか、ロシアからSu-35戦闘機を24機購入する契約もまとまった。

国際航空誌「フライト・インターナショナル」は昨年末、世界各国の空軍ランキングを発表した。中国は米国、ロシアに次ぐ3位にランクインしている。軍用機保有台数で米国は1万3717機。ロシアは3547機、中国は2942機だった。(翻訳・編集/増田聡太郎)
 

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コメント
 
1. 2016年2月15日 03:01:36 : KzvqvqZdMU : OureYyu9fng[408]
わが国も 奮発して 空軍力を高めよ
邪魔する偽善主義者・糞サヨは弾圧するべきだ

[32初期非表示理由]:担当:アラシコメント多数のため全部削除
2. 2016年2月15日 22:14:46 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[264]

近藤 大介北京のランダム・ウォーカー
2016年02月15日(月) 近藤 大介
習近平、ついに悲願達成!人民解放軍を「自分の軍隊」に改造、その全貌を明かす
これから新たな『長征』に乗り出す

〔PHOTO〕gettyimages
2月8日から13日まで、中国は春節(旧正月)の大型連休だった。

習近平主席にとって、中国共産党のトップに立って迎える4回目の春節だった。北朝鮮がこのところ「大暴れ」しているので、習近平政権も大揺れの正月だったかと言えば、そうではない。

思うに習近平主席にとって、今年が最も安らかに迎えた春節ではなかったか。それは、習近平主席が最も重要視する200万人民解放軍を、「自分の軍隊」に改造することに成功したからである。

「戦争ができ、戦争に勝つ」軍隊の誕生
春節を一週間後に控えた2月1日午前10時、新調した人民服を着た習近平主席が、満足げな表情を浮かべて、「八一大楼」の大ホールの壇上に立った。

「八一大楼」は、8月1日の人民解放軍創建記念日の名を冠した国防部の施設で、長安街沿いの軍事博物館東側に位置する。建築面積9万255u、地上12階、地下2階建てで、1997年に人民解放軍を統轄する中央軍事委員会のオフィスとして建てられた。

習近平主席は1979年、26歳の時に、元人民解放軍幹部だった父・習仲勲の命令で、中央軍事委員会のオフィスで働くことからキャリアをスタートさせた。以後、中央軍事委員会主席に収まった現在に至るまで、そのキャリアの大半で、軍務を兼務してきた。

このような政治家は、中国では他にいない。おそらく本人は、常に半分軍人のような気で、キャリアを歩んできたのだろう。

ホールに響き渡る国歌斉唱の後、各戦区の軍旗の発布が行われた。習近平主席は、下記の区分を発表し、10人の将軍に、軍旗の発布と辞令交付を行った。

○東部戦区(南京駐在、海軍の過半数、空軍の3分の1、陸軍の4分の1)
所轄地域:上海市、江蘇省、浙江省、福建省、江西省、安徽省。東シナ海、日本、アメリカ、台湾
司令員:劉粤軍 政治委員:鄭衛平
○南部戦区(広州駐在、海軍と空軍中心)
管轄地域:広東省、広西チワン自治区、海南省、湖南省、湖北省。南シナ海、東南アジア
司令員:王教成 政治委員:魏亮
○西部戦区(蘭州駐在、陸軍中心)
管轄地域:雲南省、チベット自治区、四川省、重慶市、新疆ウイグル自治区、青海省、甘粛省、寧夏回自治区、陝西省、貴州省。南アジア、中央アジア
司令員:趙宗岐 政治委員:朱福煕
○北部戦区(瀋陽駐在、陸軍中心)
管轄地域:黒竜江省、吉林省、遼寧省、内モンゴル自治区。朝鮮半島、ロシア、モンゴル
司令員:宋普選 政治委員:?益民
○中部戦区(北京駐在、陸軍中心)
管轄地域:北京市、天津市、河北省、河南省、山東省、山西省。
司令員:韓衛国 政治委員:殷方竜
10将軍は、厳粛な表情で、習近平主席に向かって敬礼した。

続いて、習近平主席が訓令を述べた。

「本日から人民解放軍に、東部戦区、南部戦区、西部戦区、北部戦区、中部戦区を組織し、連合作戦指揮機構を設置する。これは、党中央と中央軍事委員会が『中国の夢』『強軍の夢』を実現するための戦略的政策であり、全面的な改革措置である。

今回の措置によって、わが軍の連合作戦システムは歴史的な進展を見せ、『戦争ができ、戦争に勝つ』軍隊となり、国家の安全を維持・保護し、重大で深遠な意義を持つようになるのだ。

各戦区は、党の新たな形勢下での強軍の目標と方針を貫徹しなければならない。今後は軍事委員会がすべてを統括し、戦闘は戦区が行う。軍は党の指揮に絶対忠誠を誓い、謀略を図り戦争に勝つのだ!」

政治委員に任命された5将軍がおのおの忠誠を宣誓して、儀式は終了した。

「5戦区はすべて中央軍事委員会が指導する」
この日、何が起こったのかは、同日夜7時半から40分まで、国防部スポークスマンの楊宇軍大校(大佐)が、わずか10分だけ開いた緊急記者会見で説明した。

記者: 新たに戦区を設定し直したことに、どんな意味があるのか?

楊宇軍: 今回の改革は、東部戦区、南部戦区、西部戦区、北部戦区、中部戦区を組織したことと、それらをすべて軍事委員会が統轄すること、そして戦区が戦闘の主軸となるということだ。総合的な指揮体制にして、さらにうまく国家の主権を維持し、保護していくということだ。

記者: 各戦区はどのような組織になるのか?

楊宇軍: これまでの瀋陽軍区、北京軍区、蘭州軍区、済南軍区、南京軍区、広州軍区、成都軍区はすべて抹消する。代わりにいま言った5つの戦区を置き、5戦区は平等な正大軍区級として、すべて中央軍事委員会が指導するということだ。

記者: 各戦区の使命は何か?

楊宇軍: 各戦区は、最高連合作戦指揮機構が示す唯一の戦略に従って、安全の脅威に立ち向かい、平和を維持・保護し、戦争を抑制し、戦争に勝つという使命を全うするのだ。

記者: 各戦区が自己の部隊を指導・管理しないということは、部隊の指揮に悪影響を与えないか?

楊宇軍: 中央の最高連合作戦指揮機構が唯一の戦略命令であり、各戦区は中央軍事委員会が付与した指揮権限と責任を果たす。つまりすべての戦区の作戦任務は、統一の指揮とコントロールのもとで実施されるのだ。われわれ軍人は、新たな指揮体制運行の要求に、うまく適応していくだろう。

記者: 戦区を新設した後、中国の国防政策や軍事戦略は変わるのか?

楊宇軍: わが国はあくまでも防御的な国防政策を行っていて、そうした積極的な防御的な軍事戦略の方針は堅持する。こうしたことは、わが国の政治制度、発展戦略、対外政策と歴史文化の伝統が決めることなので、これからも変わらない。

楊大校は、もったいぶった説明をしているが、要は200万の世界最大規模の軍隊が、中央軍事委員会主席である「習近平の軍隊」に、名実ともになった瞬間だった。

これほどの軍の大改革は、ケ小平、江沢民、胡錦濤の時代にはなされていない。つまり習近平主席は、自分は毛沢東以来の強力な指導者であることを、軍に示したことになる。

人民解放軍とともに「革命」を継続する
習近平主席は、2月1日午前中、この重要儀式を済ませると、北京西郊空港から主席専用機に乗って一路、江西省へ飛んだ。2泊3日の「春節の旅」である。

習近平主席は、重要イベントを終えた後に、しばしば毛沢東主席ゆかりの地へ視察に出かける。おそらく、毛沢東主席の生まれ変わりと思っているであろう習近平主席としては、天国の毛沢東主席に報告したくて仕方ないのだろう。

今回訪れたのは、江西省井岡市にある井岡山だった。富士山を知らない日本人がいないように、井岡山を知らない中国人はいない。習近平主席は昨年7月、井岡山を強引に、世界遺産に登録させてしまったほどだ。

井岡山が有名なのは、風光明媚だからではない。毛沢東主席ゆかりの革命の聖地だからだ。1927年10月、毛沢東は武装組織を率いて井岡山に入った。そして井岡山を革命の根拠地として、「農村から都市を包囲する」パルチザン闘争を開始した。そのため井岡山は、中国共産党の「革命の聖地」なのである。中国では小学校から、そうしたことを教えている。

習近平主席は2月2日、井岡山にある井岡山革命烈士陵園を訪れた。ここには、毛沢東率いる武装闘争で犠牲になった1万5744人の烈士の英名が刻まれ、無名兵士も含めて約4万8000人が祀られている。習近平主席がここを訪れたのは、3度目のことだった。

習近平主席は、北京から随行してきた軍幹部らに、自らが案内役となって、改めて毛沢東革命の偉大さを説いた。そして大きな花輪を供えた。毛沢東と烈士らに向けて、「これからは自分の軍隊を創って遺志を継ぎます」と祈念したのだろう。

続いて、近くの「八角楼」にも足を伸ばした。毛沢東が1927年10月から1929年1月まで住んだ跡地だ。習近平主席は、毛沢東を讃える革命歌『八角楼の灯光』のメロディを口ずさみ、ご機嫌だった。そして案内した館長らに、「よく保存できている」と誉め上げたのだった。

この日は、地元の軍幹部を集めて春節の祝賀を述べたり、農民たちと餅つきしたりと、普段は無表情な習近平主席の頬が緩みっぱなしだった。北京でPM2.5が深刻化しようが、上海で中国株が暴落しようが、習近平主席にとって大事なのは、200万人民解放軍とともに、「革命を継続する」ことなのである。

習近平が命懸けで挑んだ戦い
思えば、習近平主席は、2012年11月15日に、軍トップの党中央軍事委員会主席に就任して以降、人民解放軍を「自分の軍隊」に変えるべく、孤軍奮闘してきた。

かつて江沢民元主席は、将軍の数を乱発することで、軍の掌握を図った。そして軍の会合にはこまめに顔を出し、1997年に軍人のビジネスを禁止した代わりに、多少の腐敗を黙認した。

続く胡錦濤主席は、軍人の給料を倍増することで、軍の掌握を図った。そして江沢民主席とは逆の方法、すなわち軍の会合などにはあまり参加せず、軍のことはなるべく軍人に任せる方針を貫いた。結果的に、江沢民時代の軍の腐敗に、さらに拍車をかけたのである。

これに対して習近平主席は、2013年1月28日に、党中央軍事委員会の決定として、一風変わった指令を下達した。人民解放軍の全部隊から、それぞれ一名ずつ「模範兵士」を選んで、表彰するよう命じたのである。これはまさに毛沢東式の手法で、最も数が多い最下層の軍人を味方につけることで、上部を突き上げようとしたのである。


〔PHOTO〕gettyimages
ところが意に反して、腐敗に染まりきった軍幹部たちには、効果薄だった。

そこで、2012年12月に定めた「八項規定」(贅沢禁止令)を軍にも厳格に適用し、引き締めを図った。加えて、2013年11月の党の重要会議「3中全会」(中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議)で、人民解放軍の30万裁軍を発表しようとした。裁軍を理由に、江沢民派の頭目たちを、体よく引退させてしまおうと考えたのだった。

だが、これまで20年以上にわたって甘い汁を吸い続けている軍幹部たちの抵抗は、思いの外強く、裁軍は断念せざるを得なかった。30万の裁軍を宣言できたのは、2年後の2015年9月3日の抗日戦争勝利70周年記念軍事パレードの時だった。

習近平主席は、裁軍を断念した代わりに、「3中全会」で、軍隊改革を「公報」(コミュニケ)に押し込んだ。そしてその方針に基づいて、2014年3月15日に、中央軍事委員会国防軍隊改革深化指導小グループを設立し、自らグループ長に就任した。同年10月下旬には、軍の最高幹部約400人を、別の「革命の聖地」福建省古田に集めて、やはり毛沢東をまねて「古田会議」を開いた。

その間、郭伯雄元中央軍事委副主席、徐才厚元中央軍事委副主席、谷俊山元総後勤部副部長ら江沢民派の大幹部たちを中心に、40数名の将軍クラスを粛清した。郭伯雄の不正蓄財総額は邦貨で約6兆円、徐才厚は約2兆円である。

軍の腐敗の凄まじさと同時に、彼らを引っ捕らえるリスクの高さも相当なものだったろう。まさに習近平主席は、こうした「軍の怪物たち」に対して、命懸けの戦いを挑んだのである。

郭伯雄を引っ捕らえた後、2015年7月22日に、習近平主席は中央軍事委員会常務会を招集し、「国防と軍隊改革を深化させる総体方案」を提出した。本来は、8月上旬の「北戴河会議」で、軍隊改革を断行する予定だった。ところが、江沢民一派が「最後の抵抗」を見せ、北戴河会議を開けなくなってしまった。そのことは、昨夏のこのコラムで記した通りだ。

そのため、軍隊改革→軍事パレードという予定が、逆になってしまった。習近平主席は昨年9月3日、抗日戦争勝利70周年記念軍事パレードを北京で挙行したが、この時は中途半端な形で、「30万の裁軍」のみを宣言するに留まった。

国防と軍隊改革を深化させるための動員
挫折しようが邪魔されようが、絶対にめげないのが習近平流である。昨年10月16日に再度、中央軍事委員会常務会議を招集し、3ヵ月前に審議入りさせた「国防と軍隊改革を深化させる総体方案」を決議したのだった。

11月24日から26日まで、習近平主席は、共産党中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席、中央軍事委員会国防・軍隊深化改革指導小グループ長という4つの肩書きのもとに、中央軍事委員会改革工作会議を開いた。そして「国防と軍隊改革を深化させるための動員令」を発動したのだった。

会議を終えた翌日の27日午前、国防部の楊宇軍スポークスマンは記者会見に臨み、「改革工作会議では、860回以上の座談会、690回の軍内部の調査研究、900人以上の現役及び退役幹部らへの面談を参考にして、軍改革を断行することを決めた」と述べた。

この時、発動した改革の総目標は、次の3点である。

@2020年以前に、軍の指導管理体制と連合作戦指揮体制の改革を、大きく進展させる
A規模と機構を柔軟にし、政策と制度を整え、軍民の融合を発展させる改革を、大きく進展させる
B情報化戦争に勝利できるよう努力し、中国の特色ある現代軍事力システムの使命と任務を効率よく履行し、中国の特色ある社会主義軍事制度を整備する

これらを受けて12月31日、習近平主席は「八一大楼」で、「中国人民解放軍陸軍指導機構、ロケット軍、戦略支援部隊成立大会」を開いた。そしてそれぞれの責任者に辞令を交付し、軍旗を授けた。

陸軍司令員:李作成  政治委員:劉雷
ロケット軍司令員:魏鳳和  政治委員:王家勝
戦略支援部隊司令員:高津  政治委員:劉福連

習近平主席は、次のように訓令を述べた。

「陸軍、ロケット軍、戦略支援部隊は、わが軍の現代化建設のための重要な一里塚であり、人民解放軍の歴史に名を刻むだろう。強大な現代化した新型の陸軍を作るのだ。

そしてロケット軍は、わが国の大国としての地位の戦略的支柱であり、国家の安全を維持し保護するための重要な基石である。強大な現代化されたロケット軍を築くのだ。

戦略支援部隊は、国家の安全を維持し保護するための新型の部署である。わが国の新たな作戦能力に重要な重みを増すものだ。戦略支援部隊を成立させたことで、軍事システムを適宜柔軟化させ、総合的な保証能力を向上することができる。システム同士の融合を堅持し、軍民を融合させ、新型のパワーを建設し、強大で現代化された支援部隊を構築するのだ」

「軍人の魂を失ってはならない」
習近平主席は、今年に入って1月11日に再び、党総書記、国家主席、中央軍事委員会主席として組織改編後の軍事委員会幹部、党中央と中央軍事委員会の面々を、「八一大楼」に招集。「軍人の魂を失ってはならない」と題した訓示を垂れた。少し長くなるが、習近平の人民解放軍に対する想いが溢れ出ているので、そのまま訳出する。

「軍隊は戦争を行うために作られた武装組織ではあるが、一定の階級と政党が政治目的を実現するための道具でもある。だから当然ながら、一定の階級と政党に属するものであって、すべての階級の軍隊というものは存在しない。

レーニンも、『軍隊が中立を保つのは不可能だし、あってはならないことだ』と述べている。無産階級の軍隊は、無産階級が専制を行うための第一条件なのだ。無産階級は軍隊を掌握しなければ、政権を奪取し、強固な政権を作ることはできない。

わが軍は、中国共産党が造ったものだ。それは無産階級の新型の人民軍隊であり、党が政治任務を執行するための武装集団だ。完全に人民を解放し、全身全霊人民に奉仕するための軍隊だ。わが軍隊は、無条件で中国共産党の絶対的指導を受け入れ、正真正銘の党が指導する軍隊となるのだ。

2012年11月、私は中央軍事委員会拡大会議で強調した。『わが軍は党が造ったものであり、80数年来、たゆまず勝利の道を歩んできた。わが軍の根本は、党の強固な指導に依拠するということであり、党の軍隊に対する絶対的指導を保証しなければならない。その上で、わが軍の性格と宗旨、社会主義の前途と命運、党と国家の長治久安に関わっていくというのが、わが軍の健軍の本であり魂なのだ。

革命が失敗した悲惨な教訓は、『政権は銃口から生まれる』(毛沢東の有名な言葉)という深刻な道理をわが党に認識させた。1927年8月1日、中国共産党が指導して南昌蜂起を発動し、国民党の反動派に反抗し、第一撃を与えた。ここに党が指導する独立した人民軍隊が誕生したのだ。

1927年9月、毛沢東は有名な『三湾改編』を進め、『各地に支部を連ねる』という重要思想を提起した。合わせて蜂起部隊に党の各級組織を作り、党が軍隊を指導する雛形となったのだ。

毛沢東が記した『井岡山闘争』は結論として、紅軍が艱難辛苦を耐えられるのは、『各地に支部が連なっていること』が重要な要因だとしている。1929年には『古田会議』を招集し、党が思想上、政治上、そして組織上、軍隊を全面的に掌握するという根本的な問題を解決した。2014年10月31日、私も同様に福建省上杭県古田鎮へ行き、全軍政治工作会議を開き、こう述べた。

『思想上、政治上からの部隊建設を堅持することは、わが軍を建設する基本原則であり、戦争ができ戦争に勝つ軍隊を政治的に保証するものである。毛沢東の時代にそうしてきたのであるから、現在も当然そのようにしていかねばならない』

わが軍89年の歴史は、無条件下に党の絶対的指導のもと、人民の幸福のため、党の目標を実現するために英勇奮闘してきた歴史である。歴史の経験が表明しているのは、党の軍隊に対する絶対的な指導は、中国革命の必然的要求だということだ。

また、中国社会の発展と、党と人民軍隊建設の客観的で規律のある真理を深く反映したものだ。わが軍はいついかなる状況においても、いささかも揺らぐことがない最高の政治原則と政治紀律を堅持するのだ。

以上を踏まえて、これから新たな『長征』に乗り出す!」

以上である。長征とは、1934年10月から1936年10月まで、国民党軍に追われた共産党軍の2万5000kmに及ぶ大遠征(逃避行)である。

ここから習近平主席の二つの「想い」が読み取れる。一つは、人民解放軍は中華人民共和国の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊だと認識している点である。

人民解放軍を統轄するのは、中央軍事委員会である。だが中央軍事委員会には、党中央軍事委員会と国家中央軍事委員会がある。現在の党の軍事委員会のメンバー11人は2012年11月15日に選出され、国家の軍事委員会のメンバー11人は2013年3月14日に選出された。だが、両軍事委員会のメンバー11人は、習近平主席以下、すべて同じ顔ぶれである。

つまり、人民解放軍が党の軍か国家の軍かというところを、曖昧にしているのである。党の軍ということになれば、「8800万の共産党だけを守って、13億7000万人マイナス8800万人の残りの国民は守らないのか」という議論が出てくるからだ。だが習近平主席は明快に、「党の軍隊」と言い切っている。もっと言えば、「党総書記である自分の軍隊」ということだ。

もう一つ読み取れるのは、自分を完全に「毛沢東の後継者」とみなしていることだ。俗な言い方をすれば「毛沢東気分」で軍改革を進めているのである。

毛沢東は、建国の翌1950年に、誰もが予期しなかった朝鮮戦争に参戦している。つまり、軍改革という「第二の創建」を果たした後、習近平主席も戦争に打って出るリスクを、常に考えておかねばならない。

「習近平の軍改革」3つの特徴
今回の「習近平の軍改革」を、整理してみよう。

まず、これまでの機構は、旧ソ連の軍隊を模倣したものだった。中央軍事委員会の下に、総参謀部、総政治部、総後勤部、総装備部という総4部が置かれ、その下に、瀋陽軍区、北京軍区、蘭州軍区、済南軍区、南京軍区、広州軍区、成都軍区の7軍区と、海軍、空軍、第二砲兵部隊が置かれていた。海軍、空軍、第二砲兵部隊は、各軍区の作戦指揮に参加していた。

それを今回は、現在のアメリカとロシアの軍隊の長所を採り入れ、中国独自のシステムに変えた。中央軍事委員会の下に、7部3委5機構を置く。

7部は弁公庁(秦生祥主任)、連合参謀部(房峰輝参謀長)、政治工作部(張陽主任)、後勤保障部(趙克石部長)、装備発展部(張又侠部長)、訓練管理部(鄭和部長)、国防動員部(盛斌部長)。3委員会は紀律検査委員会(杜金才書記)、政法委員会(李暁峰書記)、科学技術委員会(劉国治主任)。5機構は戦略企劃弁公室、改革編制弁公室、国際軍事提携弁公室、審計署、機関事務管理総局である。

さらにこの15部署の下に、5軍種と5戦区を置く。5軍種は陸軍(李作成司令員)、海軍(呉勝利司令員)、空軍(馬暁天司令員)、ロケット軍(魏鳳和司令員)、戦区支援部隊(高津司令員)。5戦区は東部戦区(劉粤軍司令員)、南部戦区(王教成司令員)、西部戦区(趙宗岐司令員)、北部戦区(宋普選司令員)、中部戦区(韓衛国司令員)である。

このように習近平主席が断行した軍事改革は、主に3つの特徴が挙げられる。第一に、習近平主席の指令がトップダウンで軍の隅々まで行き渡るようにしたこと。第二に、世界の最新の国際情勢に対応できるようにしたこと。そして第三に、軍内部に蔓延っている腐敗が起こりにくくなるようにしたことである。

各部署に抜擢された幹部たちに関して見ると、「太子党」(二世軍人)と「ベトナム参戦組」の抜擢が目立つ。

まず太子党は、尤海濤陸軍副司令員(尤太忠少将の息子)、秦衛江東部戦区陸軍司令員、秦天部警部隊参謀長(秦基偉上将の息子)、傅勇東部戦区陸軍幹部(傅全有上将の息子)などだ。留任した幹部たちにも、呉勝利海軍司令員(呉憲杭州市長の息子)、馬暁天空軍司令員(馬戴堯大校の息子)、張又侠装備発展部長(張宗遜上将の息子)らがいる。

また「ベトナム参戦組」は、1979年のベトナム紛争で26昼夜の戦いで戦果を挙げ、「戦闘英雄」称号を得た李作成陸軍司令員。同様に戦功を挙げた劉振立陸軍参謀長らである。中国は、ベトナム紛争以降37年間、本格的な戦争を行っていないので、習近平主席は、数少ない「ベトナム参戦組」に期待しているのである。

「太子党」でも「ベトナム参戦組」でもないが、習近平派筆頭と言える韓衛国が、首都・北京を防衛する中部戦区司令員に抜擢された。韓衛国は、習近平が国家主席になった2013年の年末に、北京軍区副司令員に抜擢され、昨年7月に中将になった。今回、副司令員から唯一、司令員に昇格し、かつ5戦区の司令員の中で最年少の60歳である。


〔PHOTO〕gettyimages
最後に、今回の軍改革で公開されていないことがある。

習近平主席は常々、「21世紀の戦争は、『陸海空天電』の5軍によって決まる」と述べている。「天」とは宇宙空間部隊で、「電」とはサイバー攻撃部隊のことだ。伝統的な陸海空軍ではアメリカにかなわないので、「天電軍」の強化を謳っているのだ。だがこれらの部隊に関しては、秘匿したままなのである。

軍改革を成し遂げた習近平主席は今後、いま以上に「戦争ができて、戦争に勝てる軍隊になれ!」と、軍に発破をかけることだろう。それが単なる掛け声だけとは、誰も保証できないのである。

<付記>
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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47891

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