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「辺野古をめぐり東京と那覇が和解、工事は中止」(Suptnik日本・BBC・RFI)
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/299.html
投稿者 無段活用 日時 2016 年 3 月 08 日 20:48:24: 2iUYbJALJ4TtU lrOSaYqIl3A
 



(Suptnik日本)
http://jp.sputniknews.com/japan/20160304/1722017.html


日本政府 辺野古地区での工事中止



© AP Photo/ Lee Jin-man


日本


2016年03月04日 14:36(アップデート 2016年03月04日 14:38)



日本政府は、沖縄県南部の米海兵隊普天間飛行場の移転場所、辺野古地区での埋め立て作業を中止した。今日4日、安倍首相が伝えたところでは、沖縄県の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり国が翁長雄志(おながたけし)知事を訴えた代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が示した和解案を受け入れる方針を固めた。


和解案には、辺野古での埋め立て工事の中止が含まれている。また沖縄県と国との間の、あらゆる訴訟が中止され、最終的な解決法作成に向けた協議が開始される。

安倍首相は「裁判所の和解勧告を受け入れ、沖縄県と和解する決断をした。普天間飛行場の全面返還のためには、辺野古への移設が唯一の選択肢であるという国の考え方に何ら変わりはない。しかし、現状のように延々と訴訟合戦を繰り広げている関係が続いていけば、結果として膠着(こうちゃく)状態になる」と述べた。


タグ 米国, 日本



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(Japan halts US Okinawa base expansion: BBC)
http://www.bbc.com/news/world-asia-35723368


日本は沖縄の米軍基地拡張を中止する


2016年3月4日アジア





安倍晋三・日本首相は論争となっている沖縄の米軍基地の移転に必要な建設作業の中止に合意した。


安倍氏は、中央政府と地元当局の間の長期の行き詰まりを受けて裁判所が作成した和解案を受け入れると語った。

政府は米軍普天間飛行場を人口が密集する場所からもっと人里離れた地域に移したいと考えている。

しかし、地元の当局者や住民は基地の全面退去を欲している。

日本は既に土地埋め立て作業を名護市南部・辺野古にあるキャンプ・シュワブ米軍基地の海岸沖で始めている。

安倍氏は、今から作業中止を命令するが、最終的に辺野古に基地を移設する政府の計画に変更はないと語った。

米国は第2次世界大戦後に日本と結んだ長年の安保同盟の一部として、26,000人の米軍部隊と数ヵ所の基地を沖縄に置いている。

沖縄県民たちの間では米国の存在への怒りが増しており、1995年に米軍兵士が12歳の少女を強姦した事件の後は際立っている。

住民たちは土地埋立が環境に及ぼす影響についても不満を表明している。







関連するテーマ:日本



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(Suptnik日本)
http://jp.sputniknews.com/opinion/20160304/1726357.html


辺野古をめぐる国の和解案受け入れ、果たして意味があるのか



© 写真: Ricymar Photography


オピニオン


2016年03月04日 21:16(アップデート 2016年03月04日 21:53)


徳山 あすか



4日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟で、国は福岡高裁那覇支部が示した和解案を受け入れた。これにより国と沖縄県との間で和解が成立、辺野古沖の埋め立て工事はいったん中止されることになる。翁長沖縄県知事は、午後の安倍首相との会談で、和解の成立について大変意義があると述べた。


安倍首相は和解案を受け入れた理由について、首相官邸で記者団に対し「辺野古移設が唯一の選択肢であるとの国の考え方に、何ら変わりはありません。しかし国と沖縄県が延々と訴訟合戦を繰り広げているこの関係が続いていけば、結果として膠着状態となり、家や学校に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間基地の、そして沖縄の現状がこれからも何年も固定化されかねません」と語った。

和解をどのように評価したか、スプートニクは赤嶺政賢(あかみね・せいけん)衆議院議員に見解を伺った。


赤嶺議員「今回の和解に政府が応じるとしたのは、強権的な手法で県民の民意を押しつぶそうとした安倍内閣の手法が破綻したことを意味していると思います。工事中止にまで追い込んだわけですから、これは県民の団結と、日本全国の沖縄問題に対する意識の高揚が政府を追い詰めた結果だと思います。本当にこの問題を解決するためには建白書(2013年1月に安倍首相へ提出済)に基づいて、政府は辺野古への新基地建設を断念し、普天間基地の閉鎖・返還を実行に移すべきです。」


スプートニク「国は昨年夏にも1ヶ月間工事を中止し沖縄県と集中協議を行いましたが、物別れに終わりました。今回は問題解決に向け期待ができるでしょうか。」


赤嶺議員「いえ、政府が、『辺野古が唯一の選択肢』だということを振りかざす限り、円満な話し合いはできないと思います。県民はこれを絶対に受け入れません。政府こそ、沖縄の建白書を受け入れるべきだというのが、私たちの主張です。」


安倍首相は円満解決に向けて沖縄県との協議を進めていくとしているが、辺野古沖を埋め立てて新基地を建設することが国の唯一の選択肢である以上、円満協議はあり得ない。和解案では、並行して行われている三件の訴訟を国と県それぞれが取り下げるが、話し合いで解決できない場合に再度新しく訴訟を起こし、この一本化された裁判の結果に、双方が従うこととなっている。つまり、訴訟が集約されることになるだけで、協議で解決できず司法に判断を委ねるという状況に何らの変化はない。


タグ 日米関係, 日本, 沖縄, 米国



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(Base américaine d'Okinawa: les travaux suspendus, mais pas les discussions: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20160304-base-americaine-okinawa-travaux-suspendus-mais-pas-discussions-japon-etats-u


日本米国安倍晋三防衛


沖縄の米軍基地:話し合いがないまま作業は中止


記者 RFI


発表 2016年3月4日・更新 2016年3月4日17:31




強烈な米軍基地反対者である翁長雄志・沖縄県知事、安倍晋三首相との会談の後で。2016年3月4日、東京にて。
REUTERS/Kimimasa Mayama/Pool



火曜日午前、安倍晋三首相は日本・沖縄島の米軍新基地建設を中止した。今回は米軍の退去を望む地域当局者たちが勝利し、米軍が居続けることに賛成する日本政府を斥けた。かくして真剣勝負は当分中止だが、終結には程遠い。


これは何よりも訴訟合戦を止めるということだ。去年10月、正にこの事業と闘う好戦性のために選出された翁長雄志(投稿者による和訳知事は、2013年に前知事が出した建設許可を取り消した。政府はその後この決定自体を無効にした。事態はそこから動いていない。かくして、仲裁者である地元裁判所が出した、作業を中止し沖縄県知事と直接話し合えとの勧告を日本政府はついに受け入れた。

17年間の時間引き延ばし(投稿者による和訳を経た辺野古の風景は穏やかだったが、この海に抱かれているサンゴ礁や稀少海洋哺乳類に致命的な影響が出ないかが心配だとの声が住民たちから直に返った。

もっと大きな問題として、沖縄の人々が欲するのは米軍の移転ではなく、米軍に島からきっぱりと出て貰うことだ。沖縄は日本に駐留する米軍軍人47,000人の半分を抱えている。基地は現在宜野湾市に位置しているが、騒音公害・事故の危険・強姦事件に繋がる不安全さに街はこれ以上我慢できない。

かくして、日本政府と沖縄県の間で直接話し合うよう手が差し伸べられた。安倍晋三首相は工事中止の決定を発表したが、彼はその一方で辺野古への基地移転がいまなお唯一の解決策だとも繰り返した。この発言の直後、翁長知事は「非常に残念だ」という様子を見せた。



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(投稿者より)

翻訳記事には誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。

米国が南シナ海で中国と対峙する決意を固めたようです。実際に中国の存在に本気で脅威を感じているのかも知れませんし、あるいは、表でプロレスごっこをしながら裏で握っているのかも知れません。ただ、沖縄に独立されては困る状況が生まれたのは確かで、沖縄がこれ以上日本から離れないようにするためには安倍氏が折れるしかありません。

一方、中国には、旧琉球王国が明朝・清朝の冊封国だったことから沖縄全島の主権は中国が有する、という主張があります。また、中国軍の艦艇や飛行機がことさら宮古海峡を使うのは、つまりはそこが欲しいのでしょう。

沖縄には確かに独立カードがありますが、独立に失敗して中国に呑み込まれたチベット・ウイグルなどの民族には過酷な運命が待っていました。そうならないだけの知恵と力があれば話は別ですが、現状でさえ沖縄が立っていくための知恵やお金は東京の政府・企業からの持ち出しに見えます。沖縄も冷静になった方が良さそうです。

BBCは"Okinawan"『沖縄人』という言葉を一貫して使い続けています。私が「沖縄県民」としたのはその方が読みやすいからですが、この言葉は、エスニックグループとして"Okinawan"は"Japanese"と同格の位置づけであり、つまり、沖縄は日本のサブシステムでないということを示唆しています。沖縄は琉球処分までは自前の君主を戴く1つの国家だったわけですから、「沖縄は日本に差別されている」という感情を抱かれるよりも、日本国という枠組みの中で対等な関係を模索した方がいいように思えます。



 

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コメント
 
1. 2016年3月09日 08:05:44 : ZudypLj8kM : 9hpqKsg1kS8[4]
翁長知事の負けですね。自民党県連の重鎮から共産党と組んでのオール沖縄への華麗なる転身は自身の戦略と言うよりも、権益の保持のためと言えるでしょう。結局、うまく共産党に踊らされ、最後は捨てられるのでしょうね。沖縄県民も普天間の返還が延びることで困っている事でしょう。アジア級のレジャー施設も中止になり、観光を県財政の柱にしようにも、それも叶わず、結局、米軍と補助金頼みの時代が続くことになりそうですね。それとも翁長知事は米軍に代わり別の国の軍隊でも駐留させ、自己の権力維持と県財政の新たな柱に据えようとしているのかも知れませんね。

2. 2016年3月09日 12:53:17 : tllomJGTXY : @r3eQK431LY[20]
延期・・・・ではなくて中止!?。
それならば沖縄本島の皆さんの勝利だ。

どうしても基地がいるったってグアムがこれからのアメリカの本拠地なんだから前線基地としているんだったら沖縄から離れた人の少ない小島をみつけてそこにすることだ。


3. 無段活用[1358] lrOSaYqIl3A 2016年3月10日 09:52:03 : uZkrjY3kFE : QYeTFkzO0b0[39]

>翁長知事の負けですね。

どうかな?

少なくとも沖縄は「オール沖縄」で結束している。政権側の離間策も成功していない。
地元自治会へのバラ撒きも「くれると言うなら貰ってやるよ」というスタンスじゃな
いか?

一方、政府は足並みが乱れている。防衛省は首相の指示で県側の無効命令に対する取
り消し請求を取り下げたが、国交省は逆に県側に無効命令を取り下げる指示を出した。

仲井真氏の許可が無効になって初めて状態が白紙に戻るのであり、国交省の指示は無
理筋だが、このお陰で防衛省の行為が無になってしまった。国交省が安倍氏の指示を
受けてそれをやったのかどうかは分からないが、これで東京が先に約束を破ったとい
う形が出来た。そして、世界がそれを見ている。

事態が進むにつれて翁長氏の味方はどんどん増えていき、安倍氏の味方はどんどん減
っていく。もとより安倍氏の味方は国民を盛んに怒らせて安倍氏の脚を一生懸命に引
っ張っている。翁長氏は安倍氏に勝つだろうが、それは辺野古に基地が出来なくなっ
たというだけのことで、本当の問題はもっと大きい。


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