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ロシア軍撤退を決断したプーチンの胸の内
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/450.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 4 月 01 日 05:14:16: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


※関連参照投稿

「ロシアの軍事作戦はシリアの平和への道を開いた:シリア内戦介入諸国が協議し決断すれば終わることなのにおぞましい世界」
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/355.html

「米、シリア反体制派支援を縮小 ロシア攻撃で大打撃:ロシアのシリア軍事介入のこれまでと今後:巡航ミサイル4発イラン領に着弾」
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/158.html

「ロシア空爆、「イスラム国」不在地域か 米国防長官批判:空域競合で危険になるため、米露は否応なくシリア問題で実質的交渉へ」
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/112.html

「〈FT特約〉プーチン氏の空虚な「勝利」 シリア内戦は終わらず」
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/361.html

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『ニューズウィーク日本版』
2016−3・29
P.13

ロシア軍撤退を決断したプーチンの胸の内
シリア和平協議の主導権を確保できたので「お荷物」化したアサドを切り捨てた?


 ロシアのプーチン大統領は先週、シリアに駐留するロシア軍の大半を撤退させると発表した。翌日にはロシア軍機が実際に撤収を開始したので、どうやら本気らしい。ロシア政府は公式声明で、「ロシア軍部隊は主要目的を達成した」と宣言した。

 この撤退は、イラク戦争当時のブッシュ米大統領と同じような早まった決断なのか。とにかくシリア内戦の泥沼から逃げ出したかっただけなのか。それとも、本当に半年間の軍事介入で「主要目的を達成した」のか。
 おそらく、3つの要素を部分的にすべて含んだ判断だろう。

 ロシアの「主要目的」は、テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)の壊滅ではない。真の狙いはシリアにおける自国の権益を守ることだ。そのために、古い盟友のアサド大統領を当初は支援した。

 だが、やがてコストと効果のアンバランスが目立ち始める。コスト面では、標的をピンポイントで狙う「スマート爆弾」を最初の数日で使い果たし、通常爆弾の備蓄も急速に減ってきていた。つまりプーチンには、軍事介入をこれ以上続ける物理的余裕がなかったわけだ。

 効果の面では、アサドの存在がむしろ重荷になりつつあった。ロシア外交筋は2、3カ月前から、アサドの退陣に道を開く内戦の政治的解決に必ずしも反対しないと示唆し始めている。ロシアとしては新体制移行の時期と人選に関与し、シリアの安定と自国の権益維持を確実なものにしたいという意思表示だ。


アサドに電話で直接通告

 これに対し、アサド退陣が和平の前提条件だと主張していたアメリカも、徐々にロシア側に歩み寄った。理由は2つ。アサドの即時退陣は権力の空自を生み、現政権よりも危険な勢力の台頭と内戦激化を招く危険性が高いこと。そして、維持可能な停戦合意にはロシアの関与が欠かせないという認識の高まりだ。

 こうした米ロ間の歩み寄りによって、プーチンはアサドを切り捨てても問題ないと判断した可能性がある。公式声明によれば、ロシア軍撤退の知らせはプーチンが直接電話でアサドに伝えたという。

 この電話が、シリア内戦の停戦を目指すジュネーブでの協議再開の直前だったことにも重要な意味があるかもしれない。プーチンは古い盟友に、もうロシアの軍事力を当てにするなと通告したのだ。

 プーチンが軍事介入で最も手に入れたかったのは、シリア問題をめぐる交渉のテーブルで(オバマ米大統領と並んで)重要な位置を占めることだった。今やその日標は達成された。

 数十万の死者と、それ以上の避難民、欧州全土を政治的大混乱に陥らせた難民危機―停戦協議に関わる国々は、シリア内戦にうんざりしている。プーチンも自分なりの理由から、この意見に同調したようだ。アサドが君臨する限り戦い続けると大多数の反体制派が主張している以上、恒久的な停戦にはアサド退陣が不可欠だという共通認識も受け入れたように見える。

 近い将来、シリアに平和が訪れると断言するのは時期尚早だ。最終的な和平協議に参加する反体制派の顔触れについては、ロシアやイラン、その他の国々の問で対立が続いている。トルコとクルド人勢力の関係は、先週のアンカラの爆破テロ事件でさらに緊張が高まった。

 それでもアサドの最も有力な守護者が戦闘から手を引いた今、内戦の元凶が権力を手放す日もそう遠くないかもしれない。

 フレッド・カプラン(スレート誌コラムニスト)

 

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コメント
 
1. あっしら[643] gqCCwYK1guc 2016年4月01日 05:54:01 : wwdIQRBU3Q : mDj7Az8uxXE[11]

アサド大統領 任期満了前の選挙に向けた用意を表明[スプートニク日本語]
2016年03月31日 22:37

31日シリアのアサド大統領は、スプートニク通信のインタビューに応じ「もし国民がそれを望むのであれば、任期満了前の大統領選挙実施の用意がある」と述べた。

アサド大統領は、次のように指摘している―

「それは、シリア国民の立場次第だ。もし任期満了前の大統領選挙実施について、国民の意志が、そうしたいというのであれば、私にとって、問題はない。
大統領選挙実施の要求は、現在の政治プロセスの一部として、提起されたものではない。」

昨年11月にウィーンで開かれた協議の中で、和平プランが作成されたが、このプランは、選挙実施の前に、新憲法の制定を規定している。現在の憲法によれば、次の大統領選挙は、2021年6月に行われることになる。

http://jp.sputniknews.com/politics/20160331/1878294.html


2. 2016年4月01日 07:17:04 : EMGvjxnQYM : J5n@OtEyl4k[3]
アメリカ側から自分に都合のいいことだけを切り抜いて書いた記事。

早い話、アメリカの意図はロシアの行動によって挫かれたということ。これは中東全域にさらに他の地域にも波及する。


3. 2016年4月01日 14:52:06 : WgqbJvGuDw : _@wr8rSEqPY[5]
そうあってほしいという記事にツッコミを入れるのも野暮だが、アメリカはやはりなにもわかっていない。

ロシアはアサドを見放したのではない、むしろアサドが統治する根拠作りのためにシリア軍に掛かっていた武装勢力掃討の軽減をこの3月まで引き受けてやってあげていたのであり、もはや大規模な空爆を必要とせずともシリア軍の能力だけで掃討できるほど徹底的に叩いた。
パルミラの開放などその戦果である。

つまりプーチンが徹頭徹尾シリアに関して言っているのは次の一点である。

「シリアはアサドも含めた大連合(穏健な勢力)による統治が望ましい。」

これはアサドも含めたというところに本音があるが、別にアサドでなくともいいわけで支配政党バアス党が統治に関わっている現実が他の大統領の可能性も認めていることは容易に想像がつくことであり、イラクでも同じだが官僚機構まで網羅したバアス党を排除して政治が動くことはありえないという認識はアメリカでさえイラクの失敗で学んで持っているはずなのに、メディアはそんなことにはまるで気づかないらしい。

もうひとつはプーチンはイスラム国とそれ以外の勢力とは分けて考えるべきとの欧米側の考えを跳ね除け、イスラム国もヌスラもいわゆるイスラム過激派と名のつくものは話し相手とみなさないとして容赦なく叩くべきだと主張している。
その考えに基づけばアサドが近々に大統領選挙を国民が望むのであれば早期に受け入れると発言したことは、シリアの現状を鑑みれば国民の半数が難民となって国外に逃れている現在、国民の総意など確認しようがないという帰結にたどり着くわけで、国民の総意を聞きたければ以前の状態に国を戻すほかなく、武装勢力が跋扈している今のシリアで難民となった国民が戻ってくるためには統治者として戦いを終わるわけにはいかないという戦闘継続の現実がアサドの発言の真意であると思われる。

この記事ではアサドが君臨するから国がまとまらないという論理構成にしているが、プーチンが思い描いているのは統治権力が生きている限り、統治行為は統治者と政府にゆだねられるのが筋だということであり、ロシアの空爆はそのための一助にすぎないというものだ。
そのための立て直し(掃討作戦含めて)には時間がかかり、ロシアも必要とあらば空爆の再開はいつでもという意思は変わっていない。
ロシア軍が引き揚げを始めたといっても、いつでも作戦が可能な状態にしておけるよういくつかは残してある。
このようにプーチンの考えは微動だに変わっていない。


4. 2016年4月02日 21:16:45 : fpt8itpB5Q : zW@YYVl31Kw[517]
阿修羅民と違って、百済保守速報を読んでる小僧は
欧米が支援する反シリア政府軍こそが正義で、ロシアは侵略者だと思っている
それは西側の多くの人々も同じだろう

そこでプーチンは露軍を撤収して見せた
侵略者なら撤収はしないのだから、
百済保守速報を読んでいる小僧たちは、あれれれー??と思ったはずで
もしかして反シリア政府軍の方が侵略者なのか?と思い始めたことだろう


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