★阿修羅♪ > 戦争b18 > 381.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
蒼ざめた馬を見よ。これに乗るものの名は死。黄泉これに従う。(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/381.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 06 日 11:17:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

蒼ざめた馬を見よ。これに乗るものの名は死。黄泉これに従う。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-4ef2.html
2016年8月 6日 マスコミに載らない海外記事


Paul Craig Roberts
2016年8月5日

オバマが、イラクとシリアにおけるISILの状況に関するアメリカ政府説明をするのを聞いたばかりだ。

オバマの説明では、アメリカ政府は、イラクでISILを打倒しているが、ロシアとアサドは、シリアでシリア国民を打倒している。オバマはロシアとシリアの政府を非難したが、同様に残虐だといって、ISIL非難はしなかった。メッセージは明らかだった。アメリカ政府は、いまだに、アサドを打倒し、シリアを、かつては安定し繁栄していた国々だったのに、今や絶えず戦争が荒れ狂っている、もう一つのリビアや、もう一つのイラクに変えようとしているのだ

ウソをつき、エセの現実を作り出すアメリカ大統領を見ていると気分が悪くなるので、テレビを消した。あれは記者会見だったと思うが、意味ある質問がなかったのは確実だ。

もしヘレン・トーマスが依然あの場にいれば、彼女なら、最高ウソつき指揮官に、イラクで、アメリカ政策の何がまずかったのか質問しただろう。三週間なり、六週間なりで、イラクに“自由と民主主義”をもたらす金のかからない“朝飯前の”戦争という約束だったのだ。一体どうして、それが、13年後、イラクは戦争と破壊の地獄なのだろう?

“自由と民主主義”と“朝飯前”に、一体何が起きたのですか?

売女マスコミの誰一人、オバマに、この質問をしなかったことだけは確実だ。

ロシアとシリアは、数カ月で、シリアの大半の部分からISILを追い出せたのに、アメリカが、イラクからISILを追い出すのに、数年間奮闘しているのは一体なぜかとは、誰も最高ウソつき指揮官に質問しなかった。アメリカ政府が、イラクからISILを追い出したがらなかったのは、アメリカ政府は、アサドをシリアから追い出すためにISILを利用するつもりだったという可能性はありうるだろうか?

そもそも、アメリカ政府は、一体なぜ、ISILをシリアとイラクに送り込んだのか、あるいは、一体なぜ、シリアとロシアが、ISILの補給廠で、アメリカ兵器を発見し続けているのか、あるいは、アメリカの同盟諸国は、一体なぜ、ISILがイラクから盗んでいる石油を購入して、ISILに資金供給しているのかは、誰も最高ウソつき指揮官に質問しなかった。

ISILというのは、アメリカ政府が、リビアでカダフィを打倒するために組織し、イギリス議会が、アメリカ政府のシリア侵略への参加を拒否し、ロシアがそれを止めた際、アサドを打倒するためにシリアに送り込んだ傭兵に端を発するものように見える。

中東における、あらゆる暴力、無数の命を奪い、今やアメリカのヨーロッパNATO傀儡諸国にあふれている何百万人もの戦争難民を生み出した暴力は、ISILや、アサドや、ロシアの責任ではなく、100パーセント、アメリカ政府の責任なのだ。アメリカが、アメリカだけが悪いのだ。

アメリカ政府が、この暴力を生み出したのだ。問うべき質問はどうなったのだろう。“大統領、アメリカ政府が、15年間のこの膨大な継続中の暴力を中東にもたらしておいて、我々にそれが他の誰かの責任だと、我々に信じろと言われるのですか?”

もしヘレン・トーマスがあそこにいれば、当を得た質問をしていただろう。しかし、アメリカ・マスコミ集団を構成する日和見連中は、アメリカ政府が紡ぎだすエセ現実を、質問もせずに受け入れて認めるだけの単なる聴衆なのだ。

一方、モスクワと北京はメッセージを理解した。ワシントンは戦争を意図している。戦争で勝つ以外には、アメリカ政府が服従させることができない二つの国に対する戦争に向けて、無頓着な欧米の人々を備えさせるのが、ワシントンのウソの狙いだ。

アメリカ政府に忠実に隷属して、ヨーロッパは死と破壊を世界にもたらしている。

Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Order.が購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/08/05/behold-a-pale-horse-and-its-riders-name-was-death-paul-craig-roberts/

----------  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2016年8月08日 08:32:48 : uiEqbT9sWg : kkgNcpCl1Jg[154]
デンバー空港の青い馬

http://japanese412.blogspot.jp/2014/02/blog-post_1.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b18掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
戦争b18掲示板  
次へ