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本当の人道的危機はアレッポではない(マスコミに載らない海外記)
http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/833.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 18 日 14:06:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

本当の人道的危機はアレッポではない
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-7410.html
2016年10月18日 マスコミに載らない海外記事


Paul Craig Roberts
2016年10月16日

ワシントンで支配している悪が、シリア国民を虐殺するためにISIL傭兵を解き放った、シリア至るところでの人道的危機ではなく、“アレッポにおける人道的危機”のことばかり聞かされるのは、一体なぜだろう? アメリカと、そのサウジアラビア傀儡が、イエメンの女性や子どもを虐殺しているイエメンでの人道的危機について、なぜ我々は何も聞いていないのだろう? アメリカ政府が国を破壊して、代わりに混乱を残したリビアでの人道的危機について、なぜ我々は何も聞いていないのだろう? 現在で13年続いているイラクにおける人道的危機や、今年で15年目のアフガニスタンにおける人道的危機について、なぜ我々は何も聞いていないのだろう?

アレッポにおける危機とは、そのISIL傭兵がシリア軍とロシア空軍に敗北するというアメリカ政府の危機だというのがその答えだ。オバマと殺人女ヒラリー (“来た、見た、彼は死んだ”)が、シリアを破壊するために送り込んだ聖戦士そのものが破壊されつつあるのだ。オバマ政権と欧米売女マスコミは、“人道的危機”という隠れ蓑で包んで、聖戦士 連中を救おうとしているのだ

こういう偽善は、アメリカ政府の標準だ。もしオバマ政権が“人道的危機”に関心があったのなら、オバマ政権は、シリアや、イラク、アフガニスタン、リビアやイエメンで、人道的危機を画策していなかったはずだ。

我々はアメリカ大統領選挙戦のさなかにあるが、アメリカは一体なぜ民主的に選ばれ、シリア国民が支持している政府を打倒すると固く決めているのかを誰も問うていない。

一体なぜ、ホワイト・ハウスの阿呆に、売女マスコミが“穏健反政府派”として、偽って報じている、アメリカが供給する聖戦士をけしかけて、シリア大統領を排除する権限があるのか、誰も問うていない。

もちろん、アメリカ政府は、この質問に対する納得のゆく答えを持ち合わせておらず、それが、こうした疑問が問われない理由なのだ。

この疑問に対する答えは、アメリカ政府の戦略は、イラン、そして更に、ロシア連邦のイスラム教の各州、旧ソ連中央アジアや、中国のイスラム教の州を不安定化する 安定した政府を、聖戦主義の混乱に置き換えるためのものということだ。イラク、リビアとシリアには、安定した世俗主義の社会があり、イスラム教の宗派間紛争を防ぐべく政府の強権が使われていた。これらの世俗主義政府を打倒すること、そしてアサド打倒のための現在の取り組みによって、アメリカ政府は、テロという混沌を解き放ったのだ。

アメリカ政府が、侵略、爆撃と拷問によって現地に持ち込むまで、中東にテロは存在しなかった。

イギリス議会とロシア政府がオバマが計画していたシリア侵略を阻止すると、アメリカ政府がカダフィ打倒に利用した連中のような聖戦士が、シリアに現れた。アメリカ政府はシリアを直接攻撃することを阻止されたので、アメリカ政府は傭兵を利用した。アメリカ・マスコミのふりをしている売女連中は、アメリカ政府のために、プロパガンダ聖戦テロリストは“アサド独裁”に対抗するシリアの民主的反政府派だと太鼓持ちをした。この見え透いたはなはだしいウソは、余りに何度も繰り返されているため、真実とごっちゃになっている。

シリアは、中東に紛争を持ち込むことに対するアメリカ政府の本来の正当化とは、全く無関係だ。本来の正当化は、タリバンが、当時、腎不全で、パキスタンの病院で死にかけていた“首謀者”オサマ・ビン・ラディンを匿っているというウソを口実に、アフガニスタン侵略に利用された9/11だ。オサマ・ビン・ラディンは、アフガニスタンで、対ソ連工作に利用されたCIAの手先だった。彼は9/11実行犯ではなかった。そして、タリバンも、間違いなく、実行犯ではなかった。

ところが欧米売女マスコミは、ブッシュ政権のウソを隠蔽し、我々は“連中がアメリカ本土で我々を攻撃する前に、連中を外国で打ち破る”必要があるという文句に国民はだまされたのだ。

もちろん、イスラム教徒は、我々をアメリカ本土で攻撃しようとなどしていなかった。もしイスラム教徒が脅威なのであれば、一体なぜ、アメリカ政府は、イスラム教徒に対するアメリカ政府の戦争からの難民として、実に多数の人々を受け入れているのだろう?

9/11は、中東で戦争を始めるためには必要だと連中が書いていた、ネオコンにとっての“新たな真珠湾”だ。ジョージ・W・ブッシュの最初の財務長官は、ブッシュ政権最初の閣議の話題はイラク侵略だったと述べている。これは、9/11以前のことだった。言い換えれば、アメリカ政府の中東における戦争は、9/11前に計画されていたのだ。

ネオコンはシオニストだ。中東を混乱に陥れることで、連中の二つの狙いを実現した。連中は、イスラエルの拡張に反対する組織を排除し、ソ連崩壊が“必要欠くべからざる国”アメリカに遺産として残したと連中が信じている「一方的な権力行使」の邪魔になる、ロシア、イランや中国などを不安定化するのに利用できる聖戦主義者を作り出したのだ。

9/11首謀者とされるオサマ・ビン・ラディンは、アフガニスタンの洞窟で、対アメリカ・テロ戦争を指揮していたわけではなく、死にかけていた。タリバンは、欧米攻撃ではなく、アフガニスタンにおける支配確立に注力していたのだ。結婚式、葬式や、子どものサッカー試合を吹き飛ばした後、アメリカ政府はイラクへと進んだ。イラクには、アメリカに対して戦おうとする兆しは皆無だった。国連兵器査察官たちは、イラクには、大量破壊兵器など存在しないと語ったが、アメリカ政府は耳を傾けようとはしなかった。アメリカ・マスコミを構成する無節操な連中が、ブッシュ政権が、もし、アメリカがイラクに侵略しないと、核のキノコ雲がアメリカの上に立ちのぼるというイメージを作り出すのを手助けした。

イラクは核兵器を保有しておらず、誰もがそれを知っていたが、事実などどうでもよいのだ。ある狙い、明言されていない狙いが機能していたのだ。政府があえて明らかにしようとしない、その狙いを推進すべく、政府は恐怖を利用した。“連中が、アメリカで我々を殺す前に、我々は連中を、現地で殺害しなければならない。”

そこで、安定した進歩的な国だったイラクは灰塵と化した。

次はリビアだった。カダフィは、アメリカ政府のアフリカ軍には参加しようとはしていなかった。しかも中国は東リビアで油田を開発していた。アメリカ政府は既に、地中海におけるロシアの存在に悩まされており、中国にまで現れて欲しくはなかった。そこでカダフィは排除する必要があったのだ。

次にアサドは、アメリカ政府が始めた反乱に対して、彼が化学兵器を使用したという、でっち上げの証拠ではめられた。アメリカ政府の見え透いたウソは誰も信じなかった。イギリス議会さえも。密かな侵略に対する支持を見出せないので、サイコパス・キラリーは、アメリカ政府がリビアを破壊するために使った聖戦士をアサド打倒のために派遣した。

この時点まで、余りに純朴で、アメリカ政府を信じるほど騙されやすかったロシアは、アメリカ政府が醸成している不安定状態が、自分たちに向けられていることを、とうとう理解したのだ。ロシア政府は、シリアは、越えてはならない一線だと決め、シリア政府の要求に応えて、アメリカ政府が支援する聖戦士と戦うべく、介入した。

アメリカ政府は激怒し、今や、シリアへの露骨な侵略により、ニュルンベルク基準に対する更なる犯罪的違反をすると脅している。そのような無分別な措置は、アメリカ政府を、ロシアとの、またその延長で、中国とも、軍事紛争に向かわせることになる。ヨーロッパは、アメリカ政府が、そのような危険な紛争を始めるのを可能にする前に、ロシア外務省の外交政策と国防会議のメンバーであるセルゲイ・カラガノフの警告に配慮した方が良い。“ロシアは、二度と自国領土で戦うつもりはない。もしNATOが、わが国のような核大国に対する侵略を始めたら、NATOは懲らしめられることになる。”

アメリカ合州国政府が、ひどく錯乱していることに、地球上の全員が怯えるべきなのだ。キラリー-ヒラリーロシアとの紛争を断固推進するつもりなのだ。それにはお構いなしに、オバマ、売女マスコミ、民主党、共和党支配層は、ロシアとの紛争を最大化するであろう人物を大統領執務室に送り込むべく、彼らの力でできるあらゆることをしている。

地球上の生命が、酷く錯乱した連中の手中にある。これこそ本当の人道的危機だ。

注記: ペンタゴン国防情報局長官のマイケル・フリン中将は、インタビューで、ISIS創設は“アメリカ政府の故意の判断”だと述べた。例えば下記を参照。
https://www.rt.com/usa/312050-dia-flynn-islamic-state/ Also: http://russia-insider.com/en/secret-pentagon-report-reveals-us-created-isis-tool-overthrow-syrias-president-assad/ri7364

DIAは、ISISが、イラクとシリアの一部におけるサラフィー主義国を生む結果になると警告した。http://www.judicialwatch.org/wp-content/uploads/2015/05/Pg.-291-Pgs.-287-293-JW-v-DOD-and-State-14-812-DOD-Release-2015-04-10-final-version11.pdf ネオコン・オバマ政権は、ISISをシリアに対して利用すべき戦略的資産と見なしているので、この警告は無視された。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/10/16/the-real-humanitarian-crisis-is-not-aleppo-paul-craig-roberts/

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コメント
 
1. 2016年10月18日 14:26:07 : X4E83KjMRU : ZBnWnwsf48Y[7]
近頃のアメリカ国民は、慢性的な潜在意識下における、軽い催眠状態に陥ってるようなので、ひょっとしたら、善悪の判断がついていないのかも知れません。

このような場合って、国民の責任とか問えるんでしょうか?
トランプ候補に投票したい人物が、本来ならば大多数なのに、ちょっと酷だと思うんですけどね。


2. 2016年10月18日 19:36:48 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[2945]

>本当の人道的危機はアレッポではない

あほらしい

アフリカや南米など、人権無視の悲惨な状況が世界中にあるのは事実だが

アレッポが本当に悲惨で危機的な状態であるのも間違いはないことだ



3. 2016年10月18日 20:12:00 : E4vgxSZxqg : m35@zAHehus[13]
2 キミのコメントはあほらしい。アメリカの空爆の下には必ず人道的危機がある。

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