「仕事も家族も同時に失った『若年性認知症』の恐怖　30代の発症例も多数」　
（日刊SPA!　2017/6/13）
https://nikkan-spa.jp/1346462

「あの人の名前、なんだっけ？」「昨日の晩ご飯、何を食べたっけ？」「実家の郵便番号っていくつだっけ？」……。30〜40代にもなると急激に進む記憶力の低下。「あれ」「それ」といった指示語で会話する頻度が増えるたびに、「もしかしてボケが始まっているかも」と不安になる読者も多いことだろう。

　菅原脳神経外科クリニックの医師、菅原道仁氏は次のように説明する。

「64歳以下で発症する認知症を『若年性認知症』と呼びます。認知症というと高齢者のイメージがありますが、64歳以下でも認知症になるケースが意外と多くあり、近年、若年性痴呆症（若年性認知症）が増加傾向にあります。また、認知症と診断されるには5つの診断基準がありますが、早期に適切な治療を行えるよう、すべてを満たさなくても『軽度認知障害』、いわば“認知症予備軍”と診断するケースも増えています」

39歳で兆候が表れ、42歳のとき、娘に「お父さん、ボケてるんじゃないの？」と言われたのをきっかけに病院へ行ったところ、アルツハイマー型若年性認知症と診断、その直後に妻に離婚されたという太田剛さん（仮名）。当時、太田さんは大手電機メーカーの研究職で多忙を極めていた。7〜8時間の睡眠と、3食の食事は規則正しく取っていたが、睡眠と食事以外の時間はほぼすべて仕事に没頭していた。

「36歳で課長職に就いて部下が60人もでき、仕事の量はもちろん、プレッシャーも急に大きくなりました。それまで新開発で特許を取ったり、研究開発部門の最前線でやってきた自負もありました。しかし、研究がなかなかうまくいかないと、評価も気になるし、研究成果が出るまで残業もしました。平日は深夜帰りはザラで、土曜も出勤して仕事をしていました」

　太田さんは責任感の強い性格で、じっくり考えるタイプだという。食事中でも家族と過ごしているときでも、片時も仕事のことが頭から離れなかったという。

そして40歳をすぎた頃から、会社ではミーティングの時間を忘れたり、プライベートでは家族と約束した待ち合わせ場所に行けなくなったり、それまでは絶対になかったミスが続くようになった。そこで病院で診てもらうと、アルツハイマー病による認知症との診断を受けたのだ。

「会社の上司に認知症のことを告げると、『もう休んでいいよ』と言われました。まるで『もう辞めていいよ』と言われているようで、すごくショックでしたね」

　企業は、認知症を理由にクビにはできないため、現在休職扱いになっている太田さん。さらに追い打ちをかけるように、妻は介護どころか離婚を切り出したという。

「元妻からは、『娘には一切連絡もせず、会わないでほしい』と言われました。妻子と住んでいた家は追い出され、生活保護をもらってアパートで一人暮らしです。今は本を読んだりネットを見たりして、のんびり過ごしています。つらかった会社員時代のことを思い出さずに過ごせればよく、将来は田舎の実家に帰る予定です」

　つらい過去の記憶は、忘れたくても忘れられないようだ。

　若い人だと自分が認知症だと疑いを持ちにくいため、若年性認知症は早期発見が難しいと言われている。また、認知症と診断されていなくても兆候が出ていると仕事に支障をきたすようになり、経済面で大きな問題が発生しがち。ほかにも、介護保険や障害年金などの公的なセーフティネットもあるが、決して完璧とは言えず、若年性ゆえの問題が山積している。

　6月13日発売の週刊SPA！では、「30代から始まる［若年性 痴呆症になる人］のヤバい兆候」という特集を掲載している。若年性認知症では、早期発見と周囲のサポートによって進行を遅らせることが何より大切だが、現代の“無縁社会化”はその希望すら打ち消しつつある。発症した人たちは、どんな兆候があり、現在どのような暮らしを送っているのか。また、予防法は？　物忘れが気になる人はぜひ参考にしてほしい。＜取材・文・撮影／週刊SPA!編集部＞

--------(引用ここまで)------------------------

65歳未満で認知症になると若年認知症と診断されますが、30-40代の人にまで
増えてきたのは、いよいよ被ばく被害が深刻になってきた証拠です。

ツイートを見ていると、中年どころか十代の若者までひどい物忘れに悩んでいます。

脳にはいりこんだ放射性物質により、記憶力低下、漢字の読み書きや簡単な計算が
できないなどの知能障害が起きているのです。

このままでは日本はどんどん崩壊していきます。

政府が放射能の被ばく被害をきちんと認め、被ばく回避にまじめに取り組まない限り、
日本は決してはい上がることのできない奈落の底まで落ちていくでしょう。

（関連情報）

「物忘れがひどく病気ではないかと疑う人が増えている」　（拙稿　2016/7/7）
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/153.html

「覚えられない、物忘れするなど記憶力低下を訴える人が急増中」　（拙稿　2015/7/18）
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/430.html

「チェルノブイリ事故後、字が読めない人、お金を数えられない人、智恵遅れの子供が増えた」
（拙稿　2016/8/28）
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/380.html

「仙台市に住む大学生の脳の「海馬」が原発事故から１年後に萎縮していた
（低気温のエクスタシーbyはなゆー）」　（阿修羅・赤かぶ　2014/5/4）
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/775.html

「森三中・黒沢かずこ　若年性更年期障害の疑い「一桁の計算も難しい」　（マイナビ）」
（拙稿　2016/3/1）
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/155.html

「39歳でアルツハイマー　診断後も幸せで居続けられた理由」　（mixi news 2017/5/28）
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4593109&media_id=173&share_from=view_news&from=twitter

「3つあったら要注意 「認知症」初期段階危険度チェックリスト〈週刊朝日〉」
（阿修羅・赤かぶ 2014/6/26）
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/442.html

「記者が「認知症早期治療」を実体験　認知力アップデイケアとは？〈週刊朝日〉」
（阿修羅･赤かぶ 2014/5/11）
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/361.html
　

コメント
1. 2017年6月16日 19:48:06 : cuJbknJdcc : 97eUq4Ka8xU[-14] ▲△▽▼ 憶測で投稿する馬鹿 いつまでやるつもりなの？ [スレ主【魑魅魍魎男】による初期非表示理由]：他のコメント者、投稿者への文句を書いてあるだけのコメント(アラシや工作員によくあるコメントはスレ主が処理可能)
2. 2017年6月16日 20:15:23 : hAf45upkQo : f5tVnf97sb8[5] ▲△▽▼ 1.さん、憶測ではない。 『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』 (アレクセイ・V・ヤブロコフ, ヴァシリー・V・ネステレンコ, アレクセイ・V・ネステレンコ, ナタリア・E・プレオプランジェスカヤ, 2013, 岩波書店) （ロシア）「チェルノブイリ認知症」と呼ばれる現象の事例増加が見られた。「チェルノブイリ認知症」は成人の脳細胞が破壊されることによって引き起こされ、記憶や書記行動の障害、けいれん、拍動性の頭痛などの症状がある(Sokolovskaya, 1997)。(p107)
3. 2017年6月17日 22:16:01 : 5PTx5PGF3M : NFq_YpcJW9g[21] ▲△▽▼ 若年性アルツハイマー 「βアミロイド」や「タウ」という異常なタンパク質が脳内に溜まるのが原因 http://www.abcam.co.jp/neuroscience/tau-in-alzheimers-disease-1 www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19018872 チェルノブイリの緊急時作業員の被ばく問題をレポートした物は沢山有るが 避難者が多数かかったというものはない。 収束作業員の家族と本人のデータをもとに書かれているんですよ。 http://optimalprediction.com/lessons-of-chernobyl-with-dr-alexey-yablokov/ アレクセイ・V・ヤブロコフは講演でチェルノブイリの事故収束作業員のデータを上げているんですよ。影響が見やすいデータとして その上で、同一視しないで議論する必要が有ると講演してます。 勝手に決めつけは彼の考えに対して、失礼な事ですよ。 [スレ主【魑魅魍魎男】による初期非表示理由]：アラシかも(アラシや工作員によくあるコメントはスレ主が処理可能)
4. 2017年6月17日 23:00:09 : 0ruHA9kOto : 63GYlUVW@co[10] ▲△▽▼ >>3 >収束作業員の家族と本人のデータをもとに書かれているんですよ。 収束作業員と言っても、チェルノブイリの原発の現場には行かず、 周辺で除染作業などに従事していた人もいるし、奥さんや子どもの 被ばくは一般避難者と同じだ。 被ばくに関してそんな区別は何の意味もない。
5. 2017年6月17日 23:08:50 : ImHnqZXkMo : nsvImAR57tI[5] ▲△▽▼ バンダジェフスキー医師も、ゴメリ州で認知症及び精神疾患だった人の死体から脳を摘出して調査したら高いレベルの放射性物質が検出された、という報告をしている。 NASAの動物実験でも特定の場所にエサを隠して認知度を調べたところ、放射能の影響のない群のマウスは、一度エサの場所を発見すると、次回は即座に同じ場所からエサを見つけ出すのに対して、放射能の影響を受けた群は、二度目、三度目であっても、一回目と同じようにエサのありかを長い時間をかけて探し回る状態になったと報告されている。 放射性物質が混入している可能性のある食品は極力避けるべきだ。
6. 2017年6月18日 01:04:39 : nCB5BtahRA : nmmh8zhEt1E[134] ▲△▽▼ この、「若年性認知症」ですが、兆候は既に子供の頃から出ていますよ。大気圏核実験が駆け込み的に行なわれた1962年生まれの子供たちですが、「特殊学級」の受け入れ限度を越えていて、外見は普通に見える子供たちは「普通学級」に入れていましたね。 この年生まれの子供たちは、学力が異様に低かったのです。しかし現在と違い、日正規雇用ではなく正規雇用で全員就職しました。とは言うものの、年を重ねるにつれて新しい仕事が頭に入らなくなって、「頭がおかしいんじゃないか」と職場の上司が病院の精神科を受診させて、そのまま休職になっていましたね。 後から聞いた話ですが、当方の母校(高校)から1962年生まれの人が某企業に4人、就職したそうです。そのうち2人ですが、1人は40歳で退職し、現在は身体障害者の作業施設で働いているそうです。もう1人は、週5日就業できないため、正規雇用をやめて非正規雇用に切り替え、週4日仕事をしているそうです。収入は激減したため、自動車を維持できなくなって売却。今は年老いた親と暮らしています。その2人は、結婚していません。(まだ可能性はあるけど。)
7. 2017年6月18日 19:51:22 : P8gOhnCNdA : VSEQOBPMv3U[1] ▲△▽▼ 　 福島事故以降はどうなんでしょう。 近頃、特別支援の対象者が多い気がするんですが、激増の気がするんですが・・ なぜなんだろう。
8. 2017年6月18日 19:58:10 : D4cXo3ugq6 : J5qOjFGqtUA[2] ▲△▽▼ ツイッターで、「ひどい　物忘れ」で検索すると、たくさん出てきます。 １０代とおぼしき女性が物忘れがひどく、「誰か、やしなって」 とつぶやいていたのが忘れられません。もう、まともに就職できないと 勘付いているんですよ。
9. 2017年6月18日 22:04:39 : wmpQp2uMBc : otG2NMtzfoE[623] ▲△▽▼ 子供の数そのものの減少とは反対に特別支援対象者となる子供は全国で増加傾向。 放射能だけでなくワクチンや農薬なども影響するし、診断も理解もされるように なったことも増加には関係する。3.11の影響の表面化で今後更に広がっていく。 特別支援校・学級の子急増　九州　１０年でほぼ倍　障害に偏見薄らぐ http://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/300602 発達障害」甲府に新拠点　３１年度「３カ月待ち」改善へ 特別支援学級「自閉症・情緒障害学級」の子供の数は２７年に４６９人に達し、 この１０年で約６倍に増えている。 http://www.sankei.com/region/news/161126/rgn1611260014-n1.html 増える犬の認知症、猫も夜鳴きや徘徊 https://dot.asahi.com/aera/2017061500038.html?page=1
10. 2017年6月19日 01:06:31 : G1tjAhWeHe : op1NZkalbxs[3] ▲△▽▼ ・ ６さんのコメのとおりで、殆どの病気は核実験の１０年後ほど後に増え始め ています。 Ａ・スターングラス博士も多くの著書を残しています。 　●：スライド１７は顕著な証拠 　　　http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/ 博士の資料にはありませんが、アトピーや花粉症に至るまで、内部被爆が大きな 要因の一つであると私は確信します。 　＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 因みに、チェルノブイリ作業員の脳では、神経にＣｓが固着しやすいようで、 ベータ線で神経が死に、ＣＴ画像では真っ黒になります。その横にＬＥＤ電球 のような光る物体＝Ｃｓが映ります。 やがて、その周辺の脳細胞も破壊され、萎縮が始まります。 見た目はアルツハイマーとそっくりですが、症状は知的障害者に近いです。 たった１個のＣｓのホットパーティクルでも、致命的な箇所に固着した場合は、 人生が終わります。 　＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　◆：２１才で脳腫瘍転移７回に肺転移で死亡した郡山市の丸山夏怜さんを 　　　見舞いに来た　２２歳女子「私も昨年２度の脳腫瘍手術をしました。」 　　　　　　　　　　２７歳女子「私は２年前に手術し今は落ち着いています。」 　　　見舞い女子二人共に、原発事故後に脳腫瘍になる。 　　　これまで発表されていたより発病が早い。 　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　【 心不全・白血病の増大でどんどん死んでる 】 　#原発 #放射能 で突然死・心臓発作死多発！井戸川氏 　https://www.youtube.com/watch?v=2M1SGK8UWNs 　若い人までちょくちょく亡くなっている 　https://www.youtube.com/watch?v=Eo8RAJ26qZ8 　大熊町では白血病で沢山死んでいる 　https://www.youtube.com/watch?v=Ker69h1zjOk ・

11. 2017年6月19日 01:17:55 : G1tjAhWeHe : op1NZkalbxs[4] ▲△▽▼ ・ ９さんの言うとおりで、同意。 ワクチンに農薬・・・そして、アヘン政権は種子法を廃止した。 これからはモンサントの遺伝子組み換え種子を自由に日本で販売できる 様になる。来年の４月から？？ 益々、癌も認知症も自閉症も急増するでしょう。 ペットの認知症は飼い主には深刻な問題になっています。 御用達は長生きするようになったから・・・と言うでしょう。 細胞の老化のせいだと。 長生きは癌や認知症の増大を生むのは正論ですが、 ＜細胞の老化＞ではなく＜長時間被爆してる＞ためにが正解。 また、被爆での癌化を押さえるＮＫ細胞が老人では不活性化 するので、被爆の影響がモロに現れるが正解。 【 ＮＫ細胞の顕微鏡映像 】 　健常者：猫じゃらしのように激しく動く 　高齢者：ナメクジレベルに死んだように動く 　被爆者：高齢者と同じ。 　だから、内部被爆してる高齢者は最悪です。 　癌になるのも当然です。 　認知症も増加します。 ・
12. 2017年12月25日 00:57:24 : OR5usfwGqM : @ANgfHeplF8[2] ▲△▽▼ ※そっと教えます【武田邦彦】背筋が凍る認知症の"真の原因" . ちゃ子チャンネル https://www.youtube.com/watch?v=5qxW_Pu0hz4 ーーーーーーーーーー ざっそく 【驚愕】食用油に潜む危険性　〜サラダ油とキャノーラ油の違いとは〜 https://zatusoku.com/post-422.html

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