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ゴーンもエリート官僚 経営に君臨「フランス式」何が弱み(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/779.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 12 月 06 日 21:41:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

 


ゴーンもエリート官僚 経営に君臨「フランス式」何が弱み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243087
2018/12/06 日刊ゲンダイ


18年11月、ルノー視察でゴーンCEOと握手するマクロン仏大統領(C)ロイター=共同

 日産自動車のゴーン前会長の逮捕で、フランス政府が危機感を募らせている。マクロン大統領はアルゼンチンで安倍首相と会談、「日産、ルノー、三菱自動車」の3社連合を現状の枠組みで維持するよう圧力をかけたとされる。

 フランス政府はルノー株の15%を保有する筆頭株主。1996年に完全民営化されたあとも、経営に関与し続けてきた。同じようにもともと国営企業だったJR(北海道、四国、貨物は除く)の株式をすべて売却した日本とは民営化に対する考えが少し違うようだ。

「フランスは徹底したエリート主義で、グランゼコールと呼ばれるエリート養成校を出た人たちが、政府や企業のトップに君臨する仕組みになっています。最高峰はENA(フランス国立行政学院)で、ここからはマクロンやシラク、オランドら、多くの大統領が出ています」と言うのは、欧州経済に詳しい同志社大教授の浜矩子氏。ゴーン容疑者も、グランゼコールの出身だ。彼らが社会を牛耳る強みはどこにあるのか。

「強いて挙げれば、自分たちは特別な責任を負っているという自覚を持ち、規律正しく節度ある態度で仕事を続ければ、ハイグレードな組織運営ができるというところでしょうか。ただし、一部に権力が集中してしまうため、ひとりが足を踏み外せば、オセロが裏返るように一気に真っ黒になってしまう恐れがあります。彼ら支配階級と労働者階級の大きな格差も、社会を断絶させています。世界中に別荘を構えるなど、逮捕されたゴーン容疑者のケタ外れでぶっちぎりの生活感のなさが明るみに出ましたが、非現実的な世界にいるのは、どのエリートも似たようなもの。自分たちは違うんだという特権意識がはびこれば、国家も企業も停滞します」(浜矩子氏)

 アップル創業者のスティーブ・ジョブズも、マイクロソフトのビル・ゲイツも、大学を卒業していない。彼らがフランス人だったら、イノベーションは生まれなかったかもしれない。






 

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コメント
1. 中川隆[-13740] koaQ7Jey 2018年12月07日 13:09:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-21799] 報告
カルロス・ゴーンは所得税をゼロにする為に世界各地の日産所有豪邸を転々としていた
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/333.html


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理
2. 2018年12月07日 19:34:52 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9703] 報告
日産カルロス・ゴーン逮捕の日仏の闇、水道民営化も福島原発問題も関連している!【NET TV ニュース】国家非常事態対策委員会 2018/12/07
.
JRPtelevision
2018/12/07 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=wD-bQReOYwo

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理
3. 2018年12月08日 00:13:40 : YhWMCQRJm2 : o125EOOVM5k[8] 報告
ゴーンなどもうどうでもよい。


飽きたな!


4. 2018年12月08日 22:01:30 : 5pYyeCd9nA : C_zQeGtrqAE[377] 報告
いや、エリートである前に、その人の人柄が問題です。現在、フランスの自動車メーカーPSAで、プジョーに支配されているシトロエン。創業者アンドレ・シトロエンは、エコール・ポリテクニク出身のエリートでした。しかし、経営姿勢は他のフランス企業と全く違った。

シトロエンは革新的な製品を送り出しましたが、同時に従業員に対しても革新的な労働環境を提供する姿勢を持っていました。自らの名を冠した自動車メーカーには珍しく、自らは自動車の開発に関与せず、優れた技術者を発掘して自社に採用し、励まして高い仕事を達成してもらう経営でした。だから当時のシトロエン社は、職能差別がなく、欧州社会に横たわる「階級社会」と言うものから縁遠い会社でした。

アンドレ・シトロエンは、従業員から慕われていたのです。この経営姿勢により、ルノーやプジョーより後発メーカーにもかかわらず、1920年代に瞬く間にフランス最大の自動車メーカーになっただけではなく、欧州最大の自動車メーカーに成長したのです。

しかし1929年の大恐慌で経営に打撃を受け、大不況下の時代に新型車(世界初の前輪駆動量産車)の開発と工場の建て替えを行なったために倒産し、ミシュランタイヤの支配下に。経営難との闘いの中、創業者案アンドレ・シトロエンは1935年に亡くなりました。

その後はミシュランタイヤの送り込む経営者が社長に就任しましたが、創業者アンドレ・シトロエンが自らスカウトした技術者アンドレ・ルフェーブルやデザイナーのフラミニオ・ベルトーニ、その他の方々はシトロエン社を裏切ることなく、生涯シトロエンのために働き、歴史に残る自動車を次々と世に送り出しました。

しかし彼らも歳をとり、アンドレ・ルフェーブルとフラミニオ・ベルトーニが1964年に相次いで世を去ると、社内の様相も変わり始めました。1960年代のシトロエンの社長はピエール・ベルコでしたが、ドゴール大統領との強いつながりを持つ人物で知られていました。この頃からシトロエンの経営は再び赤字に転落し、うまくいかなくなりましたが、創業者アンドレ・シトロエンの遺産とも言うべき、彼がスカウトした技術者が寿命を迎えた時期と一致します。

アンドレ・シトロエンの経営は、フランスでは例外的存在だったのかも知れません。

Interview Paul Magès août 1999
https://www.youtube.com/watch?v=rgQoYTipOu8
●アンドレ・シトロエンが雇い入れた技術者で最後まで存命だったのは、ポール・マージェです。1999年に亡くなりました。彼こそが、有名なハイドロ・ニューマチックシステムを開発した人物です。

Les ds it
http://www.lesds.it/
Andrè Lefebvrè
1894 - 1964
http://www.lesds.it/immagini_sito/uomini_citroen/Image14.jpg
●シトロエンDS開発中の写真です。時は1949年。一番左側なのが、DSを開発したアンドレ・ルフェーブル。3人目の眼鏡をかけた人物がポール・マージェ。

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