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世にも奇妙な物語 _ もう一人の花嫁
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/240.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 2 月 14 日 19:44:11: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 


世にも奇妙な物語 【もう一人の花嫁】 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=aZcppgbmmnU
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E++%E3%82%82%E3%81%86%E4%B8%80%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%AB%81&sp=mAEB


1991年4月4日放送

キャスト

伊藤繭子 沢口靖子.
美奈子 山下容莉枝.
伊藤良雄 高島忠夫.


スタッフ

脚本 月島水樹 (北川悦吏子)..
演出 鈴木雅之
https://www.fujitv.co.jp/kimyo/084-088.html#num087

第221話 もう一人の花嫁

自分と同じように結婚式場から逃げ出す自分の母親がいた。

ちゃんと結婚してくれないと自分が生まれてこない事になると知った沢口は結婚をしきりにすすめるが,母は

「自分には本当に好きな人がいる、親に決められた結婚なんてしたくない」

という。

その言葉を聞いた沢口は母親の逃走を手伝う。母は喜んで

「ありがとう…そういえばあなたの名前、聞いてなかったわね」

「靖子です」

「靖子さんね…ありがとう・・・あなたの名前、生まれてくる子供につけていいかしら?」

泣きながら頷く沢口。と、急に元の世界へ戻ってしまった…
父が言った。

「おまえのかあさんもな、おまえと同じようにこうやって逃げ出そうとしたんだぞ」
つまり、婚約者が父親じゃなくて、本当に好きだった人が父親だったってオチ。


キャスト: 沢口靖子
放送日: 1991年 春の特別編


___

主人公は結婚式を今日行う予定の花嫁。しかし、コックである父親は式当日の現在でも結婚に反対らしく、主人公が声をかけても後ろを向いたまま「後で行く」と答えただけだった。

主人公が着る予定の花嫁衣装は、幼い頃に亡くなった母親の形見だった。母との思い出に浸りながらふと、その衣装に泥跳ねの跡があるのを見つけて「何かしら?」と疑問に思う主人公。式の時間は迫り、準備をしなければいけないが、父親はまだ来ない。どうしても父親に祝福してもらいたいと思った主人公は、着替え部屋の窓から飛び降りた。

気が付くと、そこは見慣れた街ではなく三輪のトラックが走り、人々の服装もどこか古めかしくなっていた。タイムスリップしたらしい。そこで主人公は、若き日の母親に出会う。正体は明かしていないが親子故か、主人公と母親は話しているうちにすっかり意気投合していった。美容師志願の主人公は、母親の髪をセットしてあげることに。そこで母親は悩みを打ち明けた。彼女は親から勧められた相手との縁談が進み、今日挙式予定なのだが、実は他に本当に好きな相手がいて、彼と駆け落ちすべきかどうか悩んでいたのだ。

その話に「頑固者の父親はきっと親の勧めた相手に違いない」と思った主人公は、親の意見を尊重するべきだと進め、了解した母親と別れた。

しかし、その後で自分の境遇と照らし合わせて「父と結婚しないと言う事は私は消えてしまうかもしれないけれど、やっぱりお母さんには好きな人と結婚してほしい」と思い直し、結婚式場で既に着替えを済ませていた母親の手を取って、外へ連れ出した。外には、駆け落ちの相手が待っていた(逆光で顔は見えない)。水たまりを跳ねかせながら彼のもとへ走る母親。

「ありがとう。生まれて来る子にはあなたの名前を付けるわ」思わず泣きながら「お母さん…」と言ってしまう主人公だったが、母親は微笑んでいた。

そして気付くと元の結婚式場の前にいた。自分は消えなかったのかと疑問が残りつつ着替えると、父が駆けつけてくれた。仕事を早く切り上げたと言う。「懐かしいなぁ…この泥の染みは、母さんが父さんと逃げる時についた染みなんだよ。あの時、手伝ってくれた人がいてね…その人の名前をお前に付けたんだ」

あの時の主人公の選択は、間違っていなかったのだ。

父親は、あの時の母親同様自分の意志を貫き通した主人公を祝福し、晴れて主人公は結婚式へと向かった。花婿と進み出る中、参列者の席を振り返ると、父親の隣の空席に嬉しそうな母親の姿が。「お母さん…」再び主人公の目から涙がこぼれた。
http://yonikimo.com/221.html
 

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コメント
1. 中川隆[-12133] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:19:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2018年05月16日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html


90年代の前半くらいのころ、「世にも奇妙な物語」が大好きだった。小説をだいたい持ってた。でも今タイトルを見ても半分くらいはどんな話か思い出せない。少しずつ動画で見ていきたい。

毎晩一話ずつ見るとしても何年も見れるな。これはいい時代になった。


この記事では、それぞれの話の感想を書いていく。今回は第一シリーズ。1990年の4月から9月まで。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。

記事の最後に、ベスト10、ワースト3を決めるから、最後まで見ていってくださいね。

毎日一話ずつ見ることにします。一話ごとに書いている感想が30話ぶんくらい溜まったらブログにまとめます。つまり、このシリーズは一ヶ月に一度の更新を予定してます。



(動画のリンクを貼るけど、削除される場合があります)

1990.4.19

"900419@恐怖の手触り /世にも奇妙な物語" https://t.co/oGfzoMUrKN
見た。オチが予測できるし間延びしたところがあるが、きれいな終わり方がよかった。タモリの登場のさせかたがいい。

"900419A噂のマキオ /世にも奇妙な物語"
https://t.co/j7Utshfhoa
見た。どんな話かまったく忘れていた。こわかった。

マキオっていうカタカナ表記の名前がうまいな。怖さにつながる。このころは人面犬が流行ってたんだなあ。
そして、やっぱりちょっとだけタモリがでている。

こわくないポイントもあるんだけどね。あの白目はどうなんだ、文章を削除しちゃえばいいじゃないか、とか。でも怖さのほうが強かった。

いまは「噂」って流行らないよねえ。すぐ証拠を撮影できるし、調べれば大抵のことはわかるから。
あるのかないのか、はっきりしないから噂は盛り上がる。

「人面犬に噛まれると顔が犬になる」って言ってたのがおもしろかったな。なんだそりゃあ。そいつが人を噛むとどうなるんだ? そいつに噛まれた犬が人面犬になるのか?
そういうむちゃくちゃな枝葉がのびてくるのも噂のおもしろいところだ。

"900419B楊貴妃の双六 /世にも奇妙な物語" https://t.co/v8fBlzs3HM
「楊貴妃の双六」見た。映画の「ジュマンジ」みたいな話だったと記憶しているが、「ジュマンジ」もどんなんだったかほぼ忘れてしまった。マス目に書いてあることが本当に起こるすごろくの話。
オレと同じ工藤という人が、女性を妊娠させてトラブルになっていた。その工藤を勝俣州和が演じてたんだけど、カッチャンって全然変わらないな。

エンディングが見れたのがよかった。変なもやもやした空間に椅子が浮かんでいて、最後のほうで欠片が集まってきて部屋になるやつ。この番組の基本のやつ。
これで1990年4月19日の放送ぶんを見終わった。

1990.5.3

"900503@ロッカー /世にも奇妙な物語"
https://t.co/ZqKWsHXyTD
「ロッカー」これは何となく覚えてた。織田裕二が閉じ込められる話だ。知ってたけど、緊迫感がすごい。ロッカーから出られないだけでも嫌すぎるのに、さらに精神的に追いつめようとしてくる。夢の挿入の仕方よ。

閉じ込められるのってけっこう怖い。ほかには、電話ボックスに閉じ込められる話もあったし、柵に頭を突っ込んだら取れなくなる話もあったな。閉じ込められる話を集めて比較しても面白そう。

織田裕二が「助けてくれーっ」って叫ぶところがあるんだけど、そこで山本高広の「キタ〜」を思い出した。

"900503Bマイホーム /世にも奇妙な物語"
https://t.co/gXR3P9Owgu
「マイホーム」見た。その前に「闇の精霊たち」という話があるんだが、動画見当たらず、またいつか。
風呂場の扉にゴキブリが挟まれる場面だけ覚えていた。おお、オレの記憶力よ。

夢のマイホームを安く手に入れた若い夫婦が、さんざんな目にあう話。ちょっとやりすぎじゃないかというくらい嫌がらせが次々に起こる。

最後にタモリが「もっと身の回りに気をつけていればこんなことには〜」って言うんだけど、無理だろ。どこまで遡れば避けられただろう。家を買う時点で詰んでいる。開始一分で運命が決まったようなもんだ。

1990.5.17

"900517@死体くさい /世にも奇妙な物語"
https://t.co/8olC6hAz8n
関根勤さんが鼻をクンクンする話。家が臭いような気がして消臭しまくり、そのうちに家に死体が埋まっていると言い始める。臭いに支配されてゆくさまが見事。なかなか味のあるラストだった。
二話つづけて引っ越しトラブルの話だなあ。
断片がつながつてひとつの妄想が完成するところ、伏線がうまいことに今回は気がついた。

オープニングのタモリが無理して低い声を出しているようだった。BGMも低い。低ければ怖いだろうという感じですね。
見れなかった「闇の精霊たち」がほかの動画サイトにあるかと思って探したが見つからず。

"【世にも奇妙な物語】息づまる食卓/ゴミが捨てられない【1990年】"
https://t.co/wevR2utJLq
「ゴミが捨てられない」見た。奇妙ではあるが、オチのせいで怖くない。
この時代ってゴミ袋が半透明じゃなかったんだな。黒い袋でゴミを出している。
それにしても、フルートが痙攣してるみたいなへんなBGMだなあ。

仕事はバリバリこなせるのにゴミ捨てができないというギャップがあり、東京に馴染んでいるけど家族と話すときは訛るところにもうひとつギャップがある。実家から送られたリンゴがでてくるから青森だろう。リンゴの品種はサンふじだった。

しかし、なんでこんなにゴミが溜まるんだろ。管理人の言うとおりに出せばいいと思うんだけど。ひとつひとつのゴミ袋がとても軽そうだから、事態が深刻に見えない。
ゴミに厳しい管理人が奇妙な人物で、この人が元凶に見えるが、ほかの住人はちゃんとやってる。

エスカレートしていくのは面白いけどオチは弱い。オチが弱いと全体が弱く感じる。終わりよければ、だな。

これも引っ越しトラブルみたいなもんだ。臭いのつぎはゴミというわけだ。
あたらしい環境になるときに奇妙なものが入り込んでくる。「マイホーム」も「死体くさい」も「ゴミが捨てられない」もそんな話だ。三つそれがつづいた。

"900517B息づまる食卓 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/T0SVE6CJNB
「息づまる食卓」見た。なるほど息苦しい。8分くらいの話だが、長く感じる。これに近い気まずさ、オレは経験したことある。
転落死だったっけ。小説版では毒殺だった気がする。

小説とドラマでオチが変わる話があって、そういうのもお楽しみなんだよね。あんまり見たことないけど、コミック版もあったなあ。

1990.6.7

"900607@プレゼント 世にも奇妙な物語" https://t.co/1kkPhjwk2u
「プレゼント」見た。国生さゆりっていいなと思った。引き込まれた。
肝心の内容は忘れてたけど、ケーキに顔を押しつけられるシーンと、死体の手がビーン! ってなるところは覚えてた。

殺人事件を解決したから刑事が昇進確定、っていうことほんとにあるのか。なんかそのへんが腑に落ちなかった。
「ここは死体が浮いてこない」という伏線の張り方、「天使の顔をしたエゴイスト」、刑事が犯人のことを「やっこさん」っていうような台詞まわし。

ドラマに刑事を登場させるときはこうしなければならない、という決まりがあってそれに合わせてる感じだったな。着てるものもいかにも刑事っぽかった。
刑事が携帯電話を持ってた。

"900607A殺人者は後悔する /世にも奇妙な物語" https://t.co/ASeikM7WBy
「殺人者は後悔する」見た。阿藤海が若い。仲良くはないがなんとか結婚記念日を祝おうとしている夫婦。ギスギスした感じ、やり直そうとするときの感じ、今なら少しはわかる。未来を変えようとしてる様子がわかりやすくて楽しい。
男がだまされて終わるのは「プレゼント」と同じ結末だ。

この話ではタモリがアナウンサー役だった。サングラスじゃないふつうの眼鏡をしていた。
タモリの登場回数が多いなあ。こんなにしょっちゅう出てきたっけ。タモリ探しも楽しみなドラマだ。

"900607B親切すぎる家族 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/NBDRXcgtlr

「親切すぎる家族」見た。主演の古尾谷さんって、自殺したんじゃなかったっけ。それが見ている間ずっとこびりついていた。
自殺した役者さんが、死ぬ人を生きながら演じている。

ストーリーは、ちょっと藤子Fの短編にありそうな感じ。家庭と仕事に疲れているところに、とつぜん声をかけられて、ついていったら別の家庭が待っていた。

落としどころはわりとありふれているようだけど、写真のなかの顔が変わったことを合わせて考えると、夢と現実が混ざって複雑になる。あの写真は変わりつづけていくんだろう。
怖いとかより、理想的な死にかただと思う。なごむ。

でも、それとは別な見方もできる。
主演の男性は序盤で、老人の資産を食い物にするような仕事をしていた。言葉たくみに出資を誘っていた。それを考えると、老人を騙してきた男が老人にやりかえされた、因果応報の話ともとれる。

1990.6.28

"900628@猿の手様 /世にも奇妙な物語" https://t.co/8Ht3pOsC5F
「猿の手様」見た。三つまで願い事を叶えてくれるが見返りも大きい「猿の手」をめぐる物語。
会社を大きくしたアイデア商品「全自動孫の手」がしょうもなくておもしろい。「猿の手」と「孫の手」がかかっているのか。こんなものを何千台も何万台も発注する人たちがいる。

「アウターゾーン」にもこういうのなかったっけ? と思ったら「魔神の手」だった。それも三つの願い事が叶ってリスクがある。展開はまったく違う。
こういうのは「自分だったら何を願うか」って考えるのもおもしろい。

"900628A悪魔のゲームソフト /世にも奇妙な物語"
https://t.co/XELpX9l4yg
「悪魔のゲームソフト」見た。ゲーム画面がしょぼくて、どうにも古い。面白そうにゲームしてるけど、中身がつまんなそう。1990年のゲームの描写だとしても。
あと、話がワンパターンでオチも読めてしまう。オチが読めるっていうか、それ以前に、落ちてもいないかも。

任意の者を消すことのできるゲームソフト。つまり、まわりくどい「どくさいスイッチ」(ドラえもんの)みたいなもんだが、そう考えると、まだまだ前半のところで終わっている。
主人公がゲームにとりこまれるとか、今まで消えたもの達が復讐するとか、怪獣に勝つキャラがあらわれるとか、もうひとふんばりほしい。

ゲームの怖い話ってところが当時は新しかったんだろうか。

弱い主人公が弱いゆえに逃げて一方的にやられるのは、ゲームとしてなーんもおもしろくない。強い怪獣とやりあうからおもしろいんだ。わかってねえなあ。

これまでの話で一番不満が多い。暫定のワースト作品。

"900628B死後の苦労 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/dtogg9tmE6
「死後の苦労」見た。完全に忘れてた。見てるはずなんだけど。
ゆうゆとか、なつかしい。そのまんま東もでてる。髪がある。痩せてたころの彦麿呂がでてたっていうけど、わからなかった。

結婚直後に亡くなった二人が、この世に戻るために、守護霊となって仲の悪い男女をくっつけようとする。途中から守護霊と人間が会話できちゃってたりして、設定がなんだかゆるい。

軽い話なんだけど最後には感動した。
っていうか、前向きなんだよ。目的のために二人がドタバタしながらがんばる姿がいい。少女漫画みたいなノリがある。

1990.7.26

"【 何回見ても 面白い 】 世界奇妙物語 【死ぬほど好き】【 ルナティック・ラヴ】"
https://t.co/SbMMZ15JYc

「半分こ」「くせ」は動画が見当たらなかった。
「死ぬほど好き」見た。
好きな子の気持ちをたしかめるためにイタズラで葬式をする話。「ロッカー」に似ている。別バージョンとして見れる。

"900726A禁じられた遊び /世にも奇妙な物語" https://t.co/6kPLzr3bAR
「喪服の少女」動画見つからず、「禁じられた遊び」見た。奇妙だなあ。自然のなかの話というのがめずらしい。

子供が生き物を殺す遊びを始めて、エスカレートしていく話。大人が魚を釣るのも狩りをするのも生き物を殺すことだが、子供がそれを真似する。
父親は生き物を無駄に殺すなと言っているし、間違ったことは教えてないんだが、子供は命が循環するということに強い興味をしめす。

"900726B時のないホテル /世にも奇妙な物語"
https://t.co/lr7xkVnkeG
「時のないホテル」見た。山奥のホテルでゆったりした話。人が半透明だったり気味の悪いところはあるが、悪いことはおこらない。
渡辺満里奈が、若いどころか幼いくらいだ。

1990.8.9

"900809@追いかけた男 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/u6drK1Mq7I
「追いかけた男」見た。完全に忘れたか、見てない話だ。すごくおもしろかった。
片岡鶴太郎演じる警察官の二宮が、不審人物を取り押さえようとして、うっかり殺してしまう。そこへ同僚の警察官が駆けつける。二宮は「白いコートの男がやった」と嘘をついてしまう。しかし白いコートの男があらわれる…
警官が荒っぽかったり、すぐ発砲したりする。カナヅチ強盗のその後も気になる。
とまどいながら追いかけるのがいい。

"900809A超・能・力! /世にも奇妙な物語"
https://t.co/I05iiqJnwb
「超・能・力!」見た。オチは忘れてたけど、親子の透視を見抜く場面はおぼえてた。
おもしろかった。してみると、主人公もまた予知夢を見る力があったということだな。しかし一歩遅かった。

"900809B遅すぎた恋人 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/QoqJqpzrA2
「遅すぎた恋人」見た。マザコンの彼の子供を産もうか迷っている女性のまえにあらたな男性があらわれる。

遅すぎるんじゃなくて、先回りしてるような気がする。いいタイミングで先回りしてきたというか。
地味だと思っていたが、いま見るとなかなか珍しい内容なんじゃないか。

1990.8.23

"900823@屋上風景 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/XnwxPSKc4F
「屋上風景」見た。会社訪問にきたが、下に行くはずのエレベーターは屋上につくし、会う人は会社を悪く言う。じわじわとした奇妙さで、いいと思う。
直接主人公が死んだりはしないんだよな。話に聞いて気味悪いことがあって、でも自殺は回避する。危険を普通に回避する話。

"900823A坂道の女 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/FdX0V1mk9q
「坂道の女」見た。これは完全に忘れてた。「屋上風景」は見た記憶があるから、これも見たはずなんだけど。
内容は、だいぶ古典的な「怪談」だ。死んだ女や子供の霊が亡くなった場所にあらわれるという話。口紅で男女関係を暗示するのがまた古い。
雰囲気があって、よかった。

"900823Bだれかに似た人 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/c3u37XFrp4
「だれかに似た人」見た。喫茶店「サンプトム」でだれかに似た人と会うと、その人が亡くなる。そんなことが何度もつづく。という話。

しかし、そんなことがあるんだったら、四回も行くだろうか。オレなら一回か二回で気味悪くなって行かなくなる。

ドラマのなかでドラマの撮影が終わるのはちょっと意表をつかれたが、パニックになって死ぬのが二回つづくとおもしろくない。

パニックになったから死んだのであって、気のせいだったのだということもできる。

鏡だと思ったものが鏡じゃないことも二度つづくが、鏡に殺されるのはいい畳み掛け。
少々くどい話ですね。

1990.8.30

"世にも奇妙な物語"
https://t.co/fxHYgohWhQ
「生き蟹」見た。カニの恩返しみたいな話。
蟹を売る店の人が演技うまいし、買ってる奥さんのはしゃぎぶりもいい。
新聞が燃えるんだけど「統一後も西側軍駐留」という見出しがみえる。ベルリンの壁かな。

"900830Bカウントダウン /世にも奇妙な物語" https://t.co/bgHwqkgkPW
「ゲームセンターの奇跡」見つからなかった。
「カウントダウン」見た。かなり異色で、これはほんとに90年のものなのか、ほんとに世にも奇妙な物語なのか、疑ってしまった。でもまあ、こういうコミカルなやつもあって、幅広いのもこの番組の特徴だ。
へなちょこな主人公、害のない奇妙さ。

数字が減っていくと、それだけで世界滅亡を考えるのはなんなんだろうな。なにもされてないのにパニックに陥る。不思議な心理だ。
校庭に緑があったのが印象的だった。
机をどうこうするんじゃなくて、あの場所に先になにか置いておくとか建物を建てちゃうのがいいと思う。

1990.9.6

"900906@整形手術 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/8mfWevER14

「整形手術」みた。どんな話かは知っていたが、映像はほとんど覚えてなかった。
すごくキザな場面があって、ちょっととばした。「赤いバラは情熱、白いバラは真実。男と女に必要なのは、それだけだ」みたいなことを言ってた。なんじゃそれ。

整形前がコントみたいな顔だけど、眉毛とかは整形手術の問題じゃなくて、化粧とか手入れでなんとかなるんじゃないの。

"900906B仰げば尊し /世にも奇妙な物語" https://t.co/EwBu34kd6Z
「大注目の男」見つからず、「仰げば尊し」見た。
これ好きだなあ。かつての暴力教師がホームに入り、その教え子が世話をする。殺される話かと思ったら、もう一段先に恐怖があった。
タイトルも皮肉がきいてる。「日本男児か」だけは覚えてたけど、こんな話だったのか。

1990.9.13

"900913@お墓参り /世にも奇妙な物語" https://t.co/khGTsj1y3H
「お墓参り」見た。流行さんがいい味出している。落ちぶれても金持ちになっても憎めない人だ。終始コミカルで、楽しく見れた。
最後はああなっちゃうけど、なんだかんだで楽しく生きていけそう。

"900913A配達されない手紙 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/TxiPo5h0e6
「配達されない手紙」見た。卵のシーンしか覚えてなかったけど、なかなか面白いな。
誤配の手紙によって同じマンションの主婦の不倫を知る。それに返事を書いて関係をめちゃくちゃにする。だが自分に続々と手紙が届くようになる。

混みいった話でよくわからず、ネットで調べてしまった
https://t.co/yp548iq6SV
ここがわかりやすい

"「人面草」 濱田万葉"
https://t.co/5ZUaDzdSnA
「人面草」見た。特別な死生観というのかな。しきたりというのか、そういうののなかで生きている村の老人の話。戦争や家族愛もからんできて、BGMもよくて、感動をおぼえた。

こういう風習のある国、どこかにありそうね。
ファイナルファンタジー10には「異界おくり」ってあるけど、それを思い出した。

1990.9.20

"900920@通勤電車 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/6dRVR3NbAN
「通勤電車」見た。通勤するたびに一年経っていて、そのあいだの記憶がない話。いつのまにか昇進して、結婚して、子供ができている。起こっていることの異常さのわりには本人は気楽で、昇進を喜んでいる。

オレだったら嫌でたまらないけどな。仕事の中身が把握できなくて立場がみるみる変わっていくなんて。まるで仕事にならないじゃん。あっという間に若さがなくなっちゃうし。
長く会社をつづけさえすれば偉くなれて、偉くなれさえすれば幸せというのは、短絡的だ。

"世にも奇妙な物語 自動振込"
https://t.co/kOEFKMEYuc
「自動振込」見た。
1990年のドラマだけど、いまとATMが変わらないことに驚いた。

話はだいたい知っていた。突然大金が振り込まれて、浮かれていたら、それが生涯の給料の前払いだったという話。

まだ500万も余ってるわけだし、そんなにひどい感じには見えなかったな。……でも考えてみたらこれで一生やっていくわけだから絶望的だ。
それにしてもうまい詐欺師がいたもんだ。

"900920Bおじいちゃんの恋文 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/dvgeV0NATI
「おじいちゃんの恋文」見た。15分の話だが9分でオチが読めてしまった。
孫が自分と同じ人を見たときのリアクションがおもしろい。

おじいさんが、孫の名前で若い女性と文通する。会ってほしいと言われ、生涯の最後に神に願って孫の体を手に入れる。
旧かなに反応するあたり、お互いが老人である伏線だろう。
若くありたい、青春をしたいという老人の気持ちはとてもよくわかる。同情を禁じ得ない。
でも相手も同じ状況ならば、なぜ相手はまた会いたいと言えるのだろう。

これで第一シリーズを見終わった。まだ1990年だ。先は長い。
39話のうち、33話を見て、6話は動画が見つかっていない。後でまた探す。

■ここまでの個人的ベスト10

1 ロッカー
2 噂のマキオ
3 追いかけた男
4 人面草
5 仰げば尊し
6 超・能・力!
7 親切すぎる家族
8 死体くさい
9 屋上風景
10 お墓参り


■ここまでの個人的ワースト3

1 悪魔のゲームソフト
2 恐怖の手触り
3 プレゼント

以上です。ではまた今度。
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

2. 中川隆[-12132] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:21:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2018年06月22日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【1】1990年4-9月 : ▼存在しない何かへの憧れ http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html
のつづき。

90年代の前半くらいのころ、「世にも奇妙な物語」が大好きだった。でも今タイトルを見ても半分くらいはどんな話か思い出せない。少しずつ動画で見ていきたい。
毎晩一話ずつ見るとしても何年も見れる計算だ。


この記事では、それぞれの話の感想を書いていく。今回は1990年の10月から1991年3月まで。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。

記事の最後に、今回のベスト10、ワースト3を決めるから、最後まで見ていってくださいね。



(動画のリンクを貼るけど、削除される場合があります)

1990秋の特別編

"90秋@絶対イヤ! /世にも奇妙な物語"
https://t.co/hNdotrp11H
「絶対イヤ!」見た。これはよく覚えてる。初めてのこの番組の特別編だったのも覚えてる。

「いや」というたびに別の世界に飛ぶ話。危険な場所が多いが、そうでもないのもある。「いやいやと言ってるうちに30になり、もう一度いやといったら35」は伏線だろう。

"90秋Aミッドナイトコール /世にも奇妙な物語"
https://t.co/NItsJvsQvg
「ミッドナイトコール」見た。怖いのを覚えていたが、記憶よりももっと怖かった。怖いよ。やばい。
このころは携帯が普及してなくて、公衆電話があって、ナンバーディスプレイはなくて、それでいて留守番電話機能はあったんだな。
気持ち悪い留守電、古びた電話ボックス、落書き、きれかけた電灯、電車、真夜中。怖い要素がいろいろある。

あの留守電、トラウマもんじゃないか。プーッていう通話音と、電車の音と、きれぎれの女の声の組み合わせ。

死ぬ瞬間に恋人が一瞬あらわれるのが印象的。

"世にも奇妙な物語 そこに扉があった"
https://t.co/Lb93xeQ8s9
「そこに扉があった」見た。怖いような、でも小学校のころの恋愛が甘酸っぱいような。田舎の学校の雰囲気がほのぼのとしていて。
どんな気持ちになっていいのかわかんないような話だ。怖さとか感動がぶつかりあっている。
壁のなかから扉がでてくるイメージが強烈だ。

評価に迷う話だが、まさにこの感じが「奇妙」と言える。
閉じ込めて殺したという過去が、扉を開けたことで変化したってことかな。

"世にも奇妙な物語 「代打はヒットを打ったか?」 伊武雅刀"
https://t.co/WiL3r7Dzud
「代打はヒットを打ったか?」見た。これは覚えてないなあ。どちらかというと「笑い」寄りの作品。野球の結果が知りたいがために大きなトラブルを起こしてしまう。
嫌なオッサンの演技がうまいもんだ。無理のある話を、演技力で強行突破した感かある。

"90秋D幸福の選択 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/IGLF3vPpxs
「幸福の選択」見た。独身で仕事をバリバリこなす生き方を選んだ女性が、子持ちの専業主婦の生き方を一週間だけ体験し、人生をやり直したい願望にかられる。

いい話で、ちょっと涙出た。
優しい気持ちを取り戻したことで、独身の生き方も良くなっていくんじゃないかなあ。30前なら子供だって可能性あるし。
皿を割る占いって珍しい。CHANELが「SANEL」になったのがおもしろかったな。

これで90年の秋の特別編おわり。

1991冬の特別編

"91正月@大予言 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/GuDeQX8w3A
ここから91年の作品になる。
「大予言」見た。必ずあたる予言者が、男の三日後の死を予言する。男は一躍有名人となる。だが当日になっても男が死なない。
という話。

先のことを想像させるようにここで終わりにするのはわかるんだけど、なんかもうちょっと迫力がほしいと思った。

"91正月A王様の耳はロバの耳 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/z5owk3EV6M
「王様の耳はロバの耳」見た。血を吸うくだりとか、床屋がキスしてくるとか、はじめから飛ばしてるなあと思ったが、だんだん見てるのが苦しくなってきた。タイトルを何度も言うのがくどくて、どうも効果的と思えないんだよな。
殺す場面が省略されすぎてるし、女二人の気持ちもわからない。
「王様の耳はロバの耳」って、秘密を暴露する言葉のはずなんだけど、秘密を隠すために言ってる場面もあるよね。それもよくわからない。

"中森明菜・・世にも奇妙な物語 「さよなら6年2組」"
https://t.co/1r5gj7iBaF
「さよなら6年2組」見た。戦争で卒業できなかった子供たちが教室にあらわれる話。
当時の子供ってこんな感じだったのかなあ。ハライチっぽい子がいた。

そうそう。「帰れない」は動画が見つからなかった。

"91正月D復讐クラブ /世にも奇妙な物語" https://t.co/tmvL4geHAV
「復讐クラブ」見た。これはよくできた仕組みだなあ。感心した。
復讐を依頼すると、ほかの会員が復讐してくれる。自分も誰かの復讐をすることと引き替えに。
「ハナクソをつけられる」っていう復讐はいいな。些細な恨みには些細な復讐ってことか。やり過ぎないのがいい。

でも考えてみれば、他人のための復讐がバレずに何度もできるなら自分の復讐もうまくやれそう。

"世にも奇妙な物語 冬の特別編 E昔みたい 【1991.1.3放送】"
https://t.co/D3Wl053qn9
「昔みたい」見た。小説版ではすごくエロくて倒錯していて、当時の自分は影響を受けた。男が裸で監禁される結末だった。
ドラマではどうなるのか、ドキドキしながら見たが全然そういうのはなかった。

シーレ展で十年前の恋人と再会するが、男はほとんど忘れていて女は細部までしっかり覚えている。女は十年間待ち続けていた。女の執念がじょじょに明かされる。

シーレってところがセンスいいし、選曲もじわじわくる。

1991.1.10

"910110@瞳の中へ /世にも奇妙な物語"
https://t.co/3PHjlSBXTV
「瞳の中へ」見た。映像はきたないわ音は途中からループするわで充分には楽しめない。検索してたら、フジテレビで有料で配信してるっぽいのを知ったけど。

ここから第2シリーズ。
目が合った人が次々死んでいくコンタクトレンズの話。主役が明るくてかわいいんで、そこが一番よかった。
なんで同僚だけは平気だったんだろう。

ああ、梅酒の人なのか。

"910110Aもういちど /世にも奇妙な物語"
https://t.co/Lf0cYjzcpS
「もういちど」見た。「殺人者は後悔する」みたいな話だけど、うまくいくところがちがう。しかしよく走る。運命を変えるのはむずかしいってことだね。


"910110B盗聴レシーバーの怪 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/S2jBb7fe6C
「盗聴レシーバーの怪」見た。盗聴に夢中で勉強のおろそかな予備校生の話。殺人の話を聞いてしまい警察に電話するが、追われている気がしておかしくなってしまう。

電話を盗聴してるのに電話で大事な話をしたり、ガバガバなところがある。
つくりかけのパズルとか、網とか、象徴的だ。音が混じりあっているのとリンクして、生活も雑然としている。
名前を連呼されるのはこわいな。

1991.1.17
"910117Aあの日に帰りたい /世にも奇妙な物語"
https://t.co/31NDZEhsBD
「時間よ止まれ」動画見つからず「あの日に帰りたい」見た。どっちも歌のタイトルみたいだ。

松尾貴史がおもしろい。大島渚のものまねが一瞬映ってた。

タイムマシンを発明した知人と運命を入れ替えて自分の手柄にしようとする話。耳掻きをできるヘッドホンはよく覚えてる。女を押しつけあうのはちょっとおもしろいかも。

"910117B視線の町 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/GzP8m9wbUe
「視線の町」見た。3分過ぎにおっぱいが出るのがめずらしい。
なかのいい父と娘もいいな。

江戸時代みたいな無人の町を見た父と娘は、誰かに見られているような気配を感じる。そこで、亡くなった母の姿を見る。
図書館の古い文書に二人のことが書かれていた。

異色な話だよ。父と娘ふたりが主役というのもめずらしければ、江戸時代がでてくるのも、おっぱいが出るのも、今までの話とちがう。最初に原作者の名前が出るのと関係していそうだ。

1991.1.24
"910124@忘れられたメス /世にも奇妙な物語"
https://t.co/EgTkOKZmLX
「忘れられたメス」見た。こわいというより、痛い話。とがったものが苦手な人にはたまらないだろう。

手術患者のからだの中に置き忘れたメスを、再手術でとりだそうとして、患者を死なせてしまう話。
シュヴァイツァー博士のイメージが悪くなるなあ。

世にも奇妙な物語 留守番電話
https://t.co/BJrOAff6hG

「留守番電話」見た。YouTubeに無くて、パンドラテレビとかいうサイトで見た。全部のつもりが、再生してみたら後半だった。

留守番電話にストーカーみたいな知らない声が入りつづける話。「愛は勝つ」が流れてた。この頃の歌だったか。

"910124Bざしきわらし /世にも奇妙な物語" https://t.co/klQou3Gfkl
「ざしきわらし」見た。地味だけどすごくいい話だ。子供にしか見えない子供のおばけ「ざしきわらし」の思い出。そして、再会。
こころ暖まる、すばらしい話だ。ショパンの曲が不思議に調和している。

1991.1.31
"910131@UFO /世にも奇妙な物語"
https://t.co/SHduIQh4hn
「UFO」見た。ジャーナリストがUFOの謎を探り、ついに証拠を撮影するが……。という話。
ひねりが効いてておもしろかった。
ミステリーサークルも流行ったねえ。

"910131Aテレフォンカード /世にも奇妙な物語"
https://t.co/aWbAZr4wtT
「テレフォンカード」見た。
電話の怖い話ってけっこうあるんだな。「留守番電話」もそうだし「ミッドナイトコール」もそうだった。

心霊写真みたいなテレフォンカードをつかうと、亡くなった友達の声がする。カードを0まで使い終わったときに、異変が起こる。

永作博美、好きなんだよねえ。
それにしても減るのが速いカードだ。ナンバーディスプレイや携帯電話の普及で古めかしくなってしまった話だ。

"910131Bプリズナー /世にも奇妙な物語
https://t.co/VDhcY4D4dA
「プリズナー」見た。これはいいなあ。こわくて不思議。
幻のビデオ「プリズナー」を探し当てた男。そこには「助けてくれ」とこちらに手を伸ばす男が映っていた。

どこでもドアみたいなのがたくさんある風景、印象深い。司会のおじさんはなんだったんだろう。
竹中直人はこういうの似合うなあ。
かなり好きな話だけど、テレフォンカードのなかの死者に招かれる話と発想は似ている。

1991.2.7
"バカばっかりだ 世にも奇妙な物語"
https://t.co/ZGww1NPn3H
「バカばっかりだ」見た。バカな大人に憤る子供だったが、突然みんなの外見が精神年齢を反映するようになる。
ちょっといい話かと思ったら志村けんのコントみたいな結末だった。

"910207Aこけし谷 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/hN6QQ5ur23
「こけし谷」見た。因果応報というか、理屈の通る話で。
こけし谷を取材しテレビ番組をつくっていた男が、こけし谷のこけしを汚いと言って放り投げる。それから怪現象にみまわれる。心を入れかえて怪現象が止む。

ネタバレサイトを見たら、子供をおろせと言ってたらしい。動画見てもわかんなかったな。
こけしは「子消し」ともいうよね。

1991.2.14
"910214@黒魔術 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/FiyhXpRece
「黒魔術」見た。高嶋政伸が夫婦をやっていると、なんかハラハラする。黒魔術のようなものがあれば、直接に夫婦喧嘩をせずにすむのだなあ。
いい人そうな人ほど黒魔術をやっているってわけか。

保険の加入が伏線というのはコメント見てはじめて気づいた。なるほど。

「さよなら蔵町キネマ」は動画が見つからなかった。知らない話なのであらすじだけは読んだ。

"世にも奇妙な物語 廃校七番目の不思議"
https://t.co/GMWLHUY3On

「廃校七番目の不思議」見た。学校のいろんな怪談がでてきて、気のせいだとか本当だとか言ってキャーキャーする話。

音楽室のピアノが鳴るとかトイレがどうとか、ありふれたものばっかりで退屈する。最後なにあれ。あれが七番目の不思議なのか。
悲鳴だけはすごくて、悲鳴がこわい。

"910214B峠の茶屋 /世にも奇妙な物語" https://t.co/nSooubpgzf

「峠の茶屋」見た。峠の茶屋で「ここで一生暮らしたい」と言ったばかりに出られなくなる。自然の一部になってしまった人から手がかりを得て、なんとか東京に戻るが、東京は緑に覆われていた。

これは東京に何が起こったというんだろうか。それとも主人公だけにそう見えているのか。

オレが茶屋の主人だったらさびしくなくなってうれしいと感じるだろうな。
ストラビンスキーの春の祭典みたいなBGMだ。

しかし、「みずから望んで」木になっている人というのはどんなもんだろうな。どんなつらいことがあったんだろう。

1991.2.21
"コレクター"
https://t.co/1e3zmGAD2I
「コレクター」見た。面白いなこれ。
サインを集める女、断末魔を録音して集める無差別殺人者、凶器を集めるおじいちゃん。
名無し姓無し顔も無し、はなかなかいいサインだ

1991.2.28
"910228A家族の肖像 /世にも奇妙な物語" https://t.co/azGS5ojKud
「家族の肖像」見た。自動車事故で両親を失った子供が主人公。かつて住んでいた家に戻ると、亡くなったはずの両親に会える。だがその家は他人の手に渡ることになる。

子供がかわいそうで、同情する。これっきり両親はもう現れないような気がする。でも強く生きてほしいな。

「極楽鳥花」「運命の赤い糸」「私じゃない」は動画みつからず。「極楽鳥花」は裕木奈江が出てたんだよ。当時好きだった。

"910228Bモルモット /世にも奇妙な物語"
https://t.co/r3wusnsQ1b
「モルモット」見た。小堺一機さんが悪徳医師を演じる。若いな小堺さん。
医師が薬で患者を弄ぶ。夜な夜な望遠鏡で患者が苦しむさまをのぞいて笑っている。

こういう話、全能感があって好きだな。覗きもあるし。陰湿で。
簡単に人の家をのぞけたり、浸入できたり、近所付き合いが密接だったりするのは、この時代の「近さ」だね。

悪人には悪人なりの理屈があるものだが「あいつらは自分の甘さを薬でごまかそうとしている」という批判はするどい。

1991.3.7
"910307B石田部長代理の災難 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/G6018f2W4N
「石田部長代理の災難」見た。これはいくらか覚えてた。伊東四朗は今とそんなに変わらない。
社内で盗難事件が相次ぐ。偶然が重なり、部下の財布をふところにする部長代理。

終わりかたがいいな。シーンとしてて。
真犯人が他にいるはずなんだけど、それが最後まで謎のままなんだよな。それが気になる。

「コインランドリー」「受験生」は動画みつからず。うーん、欠けているところが多いなあ。

1991.3.14
"910314@歩く死体 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/nvYdqIk3eN

「歩く死体」見た。いくつか動画があるが、どれも同じ場所で音ズレが起きている。後半で前半の音声がでている。無音よりもたちが悪い。

やたら怖かった記憶があるが、話の内容は忘れていた。

起きているときと寝ているときで逆のことを望んでいることってあるのか。雪山こわい。
それにしても死体映え(?)する女優さんだ。

"910314B8時50分 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/o8kSypXwvZ
「8時50分」見た。これはよく覚えてる。
桜田淳子は「ゴミが捨てられない」につづいて二度目だな。

占い師からお先真っ暗だと告げられる。運命を良くするには亭主を8時50分に殺すしかない。そのための計画を練り、実行に移すが……。

サティの「グノシェンヌ」が印象的に使われる。
一話目の「歩く死体」もラストで死体を引きずってるのに、三話目もラストで死体を引きずってる。脚本が同じ人だ。
たしか小説版では「8時45分」になっていて、謎だった。中身は同じなのに。
花をもっていくエンディング、また見たかったので見れてよかった。

第二話の「離れません」は動画みつからず。全体の6割から7割くらいしか見れてないんじゃないか。

1991.3.21
"910321@真夜中 /世にも奇妙な物語" https://t.co/iA6zTzkv1C
「真夜中」見た。夜間のデパートの警備員が、子供を見かける。かつてこのデパートでは火事で六人の子供が犠牲になったという。
途中で音声がとぎれるがだいたいちゃんと見れた。だいたい予想できるラストだけど、炎が出るのはやりすぎの感もある。

サザエさんかあ。歌を歌うと逆に霊を呼んでしまうとも聞いたことがある。

過剰なんだよ。炎が出て、声がきこえて、しかもそれがサザエさんの歌。ぬいぐるみ抱いてて、トイレで、ポール牧っていうのは盛りつけすぎている。適切な情報量というものがある。
考えてみたら、サザエさんが大好きな女の子というところに無理がある。


44話中、見れたのは33話。75パーセントかー。見れなかったやつは、あとでまた探してみる。またアップされるかもしれないし。

じゃあ、ここからベスト10とワースト3を独断で選んでみましょう。


■今回のベスト10
1 プリズナー
2 ミッドナイトコール
3 歩く死体
4 モルモット
5 ざしきわらし
6 家族の肖像
7 幸福の選択
8 復讐クラブ
9 盗聴レシーバーの怪
10 昔みたい


■今回のワースト3
1 廃校七番目の不思議
2 真夜中
3 王様の耳はロバの耳

以上です。ではまた今度。

▼▼▼

【こっちもおすすめ】
noteのほうでは、ブログでは読めない内容の記事をたくさんアップしています。

2018年5月のオレの短歌とその余談
https://note.mu/mk7911/n/n75bf05a79de6

未来賞をいただいて、いま書きたいこと
https://note.mu/mk7911/n/n0b1f389aea2f

第57回短歌研究新人賞候補作「仙台に雪が降る」全30首
https://note.mu/mk7911/n/n58e5f4337568


などなど、
500円ですべての記事(約100記事)が読めます。よろしければどうぞ。

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

3. 中川隆[-12131] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:22:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2018年07月25日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html


「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【1】1990年4-9月 http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【2】1990年10月-1991年3月 http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

のつづき。

90年代の前半くらいのころ、「世にも奇妙な物語」が大好きだった。でも今タイトルを見ても半分くらいはどんな話か思い出せない。少しずつ動画で見ていきたい。
毎日一話ずつ見るとしても何年も見れる計算だ。


この記事では、それぞれの話の感想を書いていく。今回は1991年の4月から9月まで。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。

記事の最後に、今回のベスト10、ワースト3を決めるから、最後まで見ていってくださいね。



(動画のリンクを貼るけど、削除されている場合があります)


"910411A息子帰る /世にも奇妙な物語"
https://t.co/M8yMYMdaVL
「息子帰る」見た。これは見逃したやつだ。布施さんは「猿の手様」から二度目。ほとんど台詞がなくて、ボクシングしている。

大事な試合のため、ボクサーが父の死に目にあえない。……はずなのだが、父のそばにボクサーのすがたのままの息子があらわれる。

マウスピースのくだりがおもしろい。
ハウンド・ドッグかなんかの歌が途中で流れてきて、いつもの「世にも奇妙な物語」とはちがう印象だった。


"910411B占いセット /世にも奇妙な物語" https://t.co/YJ84whH1RC

「占いセット」見た。音がおかしかったので、あらすじを見てから映像だけ見るやりかたにしようかと思ったら、後半の音は大丈夫だった。

田中美佐子演じる主人公が、占いセットで同じ集合住宅のおくさん達を占う。なにも見えなかったのでデタラメの占い結果を言うと、それが実現したといってトラブルになる。

あらすじサイトのコメント欄で「配達されない手紙」に似てるというコメントを見たが、たしかにそうだ。奥さん同士でいびるのも同じだし。芝居と見せかけたつもりが本当になってしまうのも同じ。
ああいうコメントは先に読まないほうがいいな。

"91春@偶然やろ? /世にも奇妙な物語"
https://t.co/KemYK0f8KP
「鏡」「ど忘れ」を飛ばしていたことに気づいたが、どちらも動画がない。
春の特別編の「偶然やろ?」見た。この番組を見たくない妹に「最初の一話だけでいいから見せて」と言って見せてもらった記憶がある。

「偶然やろ?」は明石家さんま主演。うだつのあがらないサラリーマンの秋山。(秋山っていう名前が明石家さんまの略みたいだ)
突然、思ったことが現実になりはじめる。「こんな会社つぶれたらええ」と思ったらほんとにつぶれてしまう。

特別編の第一話にしては弱いんじゃないかという気がするが、さんまが出てるということがポイントなのか。
さんまがサラリーマンやるとこんな感じなのかと思いながら見た。

"91春B急患 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/NoCWBW8Cjs
「急患」見た。こわいねえ。よくわからないし気持ち悪いしこわい。傑作だねえ。
検索してみると、のちに映画になったとか。

急患として運ばれてきた患者が、緑色の液体を流している。患者はとつぜん消えてしまう。関わった病院の関係者がつぎつぎに緑色の液体を流しながらおかしくなっていく。

顔がとつぜん出てきて驚かせてきたり、指を刃物で切る場面があったり、いつもより怖がらせ方、見せ方がちゃんとホラーだ。佐野史郎の狂い方にちょっと笑いそうになった。

「朝まで生殺人」は動画みつからず。他局の番組タイトルをもじっていることに、当時は気づかなかった。

"91春D夢を買う男 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/Z1R5h1I37w
「夢を買う男」見た。柳葉敏郎演じる主人公が、あやしい男から、10年の寿命と引き換えに夢を買う。注射を打たれて夢を見る。どんな夢かと思って見ていると、平凡な家庭で子供を育てている場面がつづく。夢を見終わった男に待っている現実とは。

この頃が湾岸戦争だったんだな。「湾岸戦争関連のニュースは情報が入り次第お伝えいたします」の字幕とともに暗闇を車のヘッドライトが流れていくところが印象的だった。

「もう一人の花嫁」は動画見つからず。

"910418Bズンドコベロンチョ /世にも奇妙な物語"
https://t.co/3vUr3FnKBb
「ズンドコベロンチョ」見た。すごい印象的なタイトルで、中身は一度見ただけなのにタイトルはずっと覚えてた。
あらためて見ると、おもしろいな。ずっとニヤニヤしてた。

フリもよくできている。物知りでむずかしい言葉ばっかり使ってる主人公が、ズンドコベロンチョという知らない言葉に振り回される。どうしてもそれを知ることができないうちに、ズンドコベロンチョは深く入り込んでくる。
視聴者もわからないわけで、一緒になってズンベロがなんなのかを考えることになる。
断片的な手がかりがあるが、それもあまりに多岐にわたり、ますます混迷を極めていくことになる。

竿竹屋みたいにトラックが「ズンベロ〜」って言いながら走っていくのがおもしろい。
ラストにみんなでてくるのもヤケクソ感があっていい。
有名なだけあって、これは傑作だよ

呪いの紙人形、愛車物語、ライバルは動画みつからず。

"910502@言う事を聞く子 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/ynrJdXI1yR
「言うことを聞く子」見た。早見優は「マイホーム」以来か。だんだん二度目の出演の人が増えてきたな。
なんでも素直に言われたことを実行する子が転校生としてやってくる話。

この番組らしさがよく出ていると思う。5分くらいに露骨な伏線がでてきてオチが読めてしまうが、ひとひねりしてくる。
赤い光が、どうもなあ。

少し前に「急患」を見たときに気づいたんだけど、この番組のエピソードってわりと論理的にできてるんだよな。「急患」はこまかい理屈をすっとばして恐怖を追求していて印象にのこった。

「言うことを聞く子」みたいに理屈ばっかりで出来ている話を見ると、この番組らしさがよく出ているなあと思う。奇妙だけど納得のいく死に方であり、納得のいく怖さ。そこに面白さもあり、限界もある。

なんでも言うことを聞く子が転校してくる
→悪い人は死ねばいいんだ、お前は悪いやつを退治してくれるよな「はい」
→いじめっこの命令にしたがっている転校生に気づき、担任が「わたしが悪かったのよ」と言う
→「悪い人は死ぬんです」と言って転校生が担任を刺しにくる。

いつにもまして理屈っぽい。
入院をはさんだのが一工夫で、これによって恐怖がたかまっている。

この「ワンクッション」もこの番組らしいやり方だ。「超・能・力!」とかもそうだけど、こわいことがあって、ガバッと目が覚めて、夢かと思って安心したら、またきて今度こそやられる。そういう二段階恐怖は効果的なやり方だ。またそれかと思ってもやっぱり怖い。

"910502A不眠症 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/Zao77yNrxx
「不眠症」見た。ラサール石井演じるさえないサラリーマンが不眠症で苦しんでいる。ロシアンルーレットで不眠症を治すクラブに行き、ぐっすり眠り出世もする。
最初は6人だったロシアンルーレットが4人になり2人になり……。

ううむ、不眠症に治す代償としては高すぎるなあ。医者がこういう場所を紹介するのがこわい。

一命をとりとめたと思ったら病院まで追いかけてくるのは「言うことを聞く子」と同じラストだ。

"910509A伝言板 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/QdNYBGRbC5

「伝言板」見た。存在しない恋人への伝言を伝言板に書いたら、本当に彼があらわれた。彼と楽しい日々を過ごすが、一緒に撮った写真に彼は写っていない。

「伝言板」っていうのが古いんだよな。四半世紀前っていうのを遠く感じたり近く感じたりするが、これは遠く感じる作品。

「嘘がほんとになる」系の作品ってあるね。「噂のマキオ」とか「配達されない手紙」とか。軽い気持ちでやったデタラメに、最後まで付き合わされることになる。

「目覚まし時計」「目撃者」は動画が見つからなかった。

"910509B女優 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/DdHU2mgN5x
「女優」見た。BGMがうるさくて、BGMのあるところでは台詞が聞こえなかった。したがって、よくわからなかった。

役と普段の自分の区別がつかなくなった女優がカウンセラーのもとをおとずれる。そこからどんでん返しが起こる。

"910516A奇跡の子供 /世にも奇妙な物語" https://t.co/GjwQaj7kNW
「奇跡の子供」見た。飛行機事故で一人だけ生き残り「奇跡の子供」と呼ばれた小学生が、主人公(三田寛子)のクラスにやってくる。彼には、自分を不幸にあわせた者に仕返しする能力がある。飛行機のなかでは母に激しく叱責されたときいう。

わかりやすいというか、敷かれたレールに沿って話がすすんでゆく。これというひねりがない。
こんな優しい先生がいたらいいなと思った。あと、机の上に立ってはしゃぐのがすごい。

「ルームメイト」は動画が見つからない。

"910516B着せ替え人形 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/2KVhJ3KagZ
「着せ替え人形」見た。鶴瓶が髪フサフサしてる! メガネしてないし。当時は普通に見てたけど、今になって驚いている。

青木のもとにとつぜん等身大の着せ替え人形がとどく。はじめは間違いだろうと思っていたが、いつのまにか夢中になっている。青木はそれを人形ではなくマリコだというようになる。同僚はマリコと電話したという。
青木が入院したとき、マリコが来ることになった。怯える青木。

鶴瓶と着せ替え人形のミスマッチがいい。まさかこんな人がそんなことを!? っていうところ。
肝心な部分(動いたりしゃべったりしているマリコ)の隠しかたが上手くて、なかなかおもしろいと思う。
飛躍がある。まず、人形がとどいたと思ったらもう夢中になっているところ。それから、病院から式までのところ。後者の飛躍は活きているが、前者ら不自然さを感じた。えらそうな言い方でごめんなさい(いつもだけど)。

"910530A覆面 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/45LdhjKEm3
「覆面」見た。ライガーが本人役で出ている。ボクシングの話だった「息子帰る」をプロレスに変えたみたいな話だ。子供、ライガー、替え玉の三人いるから少し複雑化している。

入院してる男の子がいて、ライガーが励ましにくる。試合に勝つから君も手術に勝てと。しかしライガーはトラックにはねられ入院する。代わりに男の子の父(兄にも見えた)がライガーの覆面をかぶって試合に出ることになる。

筋書きはいいけど、いろいろ嘘臭い。スキンヘッドの人の演技がおかしいし、画面効果や効果音がおかしい。観客のタモリがもろにタモリなのはちょっとおもしろい。
ライガーがかっこいいからなんとか成立している。

生死をさまよっている人が、なにかあって急に回復する話、食傷気味。
最初にライガーがでてきたとき、試合中なのにもう一人出てきたのが一番気になる。録画だったのか? どちらか偽者だったのか? ライガーは分身ができるよっていう伏線??

「三人死ぬ」は動画が見つからなかった。あったと思ったら、中身が「プレゼント」だった。
「三人死ぬ」は覚えてるけど、けっこう怖かった。予言が次々にほんとになる系の話。

"910530B切腹都市〜ハラキリシティ〜 /世にも奇妙な物語" https://t.co/OjgasMPzJb
「切腹都市」見た。おもしろい。当時テレビで
見たけども。竹中直人がいい味だしている。

ケント・ギルバート演じる主人公は日本に対して古いイメージをもっている。彼は日本でビジネスをすることになる。
日本は彼のイメージどおり、武士、忍者、芸者、そしてハラキリの国であった。

珍妙な日本の様子がおもしろい。趣がある。日の丸弁当で終わらせるところはうまいんじゃないかなあ。ほんとの東京は現代的……と思わせて、弁当の中身は古いままであると。

"910606A夢 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/bsLADDC4Mw
「夢」見た。世良公則演じる医師は、たびたび殺人犯になった夢を見る。赤いものが夢の引き金になっているらしい。法廷に立つモノクロの夢のなかで、自分の血が赤く見えてきて、夢ではなくなってゆく。

悪夢がどんどん強まってゆく奇妙な話。因果応報や理屈でなしに、ただただイヤなものが迫ってくるタイプの話には力がある。
赤いものばっかり目につくところがおもしろい。現実が夢にまざってゆくさまが、色を通して描かれている。

"世にも奇妙な物語 秘密の花園"
https://t.co/h3csO9bAun
「秘密の花園」見た。うーむ傑作。
クローン技術を人間に応用することをすすめる研究者の主人公が、亡くなった恋人のクローンをつくりだす。クローン彼女は塀の向こうに行きたがり、ケンカが増えてくる。クローン彼女を殺してしまおうと彼は決意する。

衝撃の結末。どうしてこんなことになったんだと、驚いて呆気にとられた。
考えてみれば、平手打ちが伏線になっていたんだろう。彼女のほうが平手打ちが強かった。血がでるくらいの平手打ちをしてきた。ならば、銃を奪って撃つくらいはするだろう。

あと、追いかけてつかまえて抱きしめる遊びがいいなと思った。

"910613@ともだち /世にも奇妙な物語"
https://t.co/8ti9RWWKJU
「ともだち」見た。これは覚えてた。タモリの導入部分がなかなかいい。
接客の笑顔がうまくつくれなかったり恋人とうまくいかなかったりする主人公に、「ともだちになってください」と男があらわれる。断るとつきまとわれる。

最後のさわやかなBGMの使い方とか、表情とか、うまいなあ。
単純な物語だが、つきまといかたに特徴があり、ゾッとしながら見れる。

"910613A心霊写真 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/VMO0EsQnJT
→「心霊写真」見た。
千堂あきほ演じる主人公を撮った写真の、肩に手が乗っている。手のアザから、かつて自殺したサイトウくんという男とおもわれる。気味がわるくて写真をやぶってしまう。それから、悪夢を見たり、つきまとわれたりする。サイトウは、ラブレターを笑われたのを恨んでいた。

これもつきまとわれる話だ。すべての写真で肩に手が乗っているのはやりすぎだ。BGMがおおげさだ。
主人公が錯乱するのはわかる。サイトウくんのキャラが独特だ。木にのぼって双眼鏡をのぞく趣味。インターネットがあればそんなことしてないだろうな。長い手紙を書いちゃうのとか、わからなくはない。

サイトウくんが事情をペラペラしゃべりすぎて、理屈っぽい。ドラマだから物語が要るとしても、分からない部分がなさすぎる。結末はなるほどと思った。

芥川龍之介が木にのぼってる古ーい映像を見たことあるけど、昔の人は木にのぼれたんだねえ。サイトウくんはひ弱そうだけど高い木にのぼっている。

"910620Bユリコちゃん /世にも奇妙な物語"
https://t.co/0jtP9JcX4T
「ユリコちゃん」見た。原作が筒井康隆。
サザエさんみたいなつつましい家庭。おとうさんが起きてくると母と娘と息子が動揺している。おとうさんのご飯もなければ着るものも用意されてない。食べて味もしない。おとうさんが出かけようとするとみんなが止めて、そして泣き出す。おとうさんは真実に気づく。

ユリコちゃんは女の子の名前で、この話ではそんなに目立ってるわけじゃない。タイトルが「おとうさん」でも「おかあさん」でも不思議じゃない。
ユリコちゃんがギリギリのところで踏ん張っている感じはする。そういえば冒頭で泣いてるのがユリコちゃんか。
おとうさんの何気なさが印象的だ。猫がいるのがこのドラマとしてはめずらしい。

"910620A笑う女 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/T2D53RssxM
「笑う女」見た。

上の階から女の笑い声、男の叫びが聞こえる。見ると天井に穴があいていて、液体がこぼれてきたり、血のついた刃物や目が見えたりする。あわてて管理人と一緒に上の階に行ってみると誰も住んでいない。だがそこで指輪を拾う。……

笑う女よりも天井の穴のほうが恐怖や不思議を感じる。
「嘘ついてたら殺さなきゃいけない」も笑ってるのもよくわからないが、不可解なところとつじつまのあう部分が混ざりあって、妙だ。

解かれる謎と解かれない謎。刃物、血、女、笑い声。避けられない運命、ねじれる空間と時間。この番組に求められているものをまんべんなく入れているという印象だ。なかなかの傑作。

「ベビーシッター」「あの世への伝言サービス」は動画見つからず。

"世にも奇妙な物語 百円の脳みそ"
https://t.co/qhrliQqX3m
「百円の脳みそ」見た。勝俣が演じる学生が、頭の良くなるみそを売る屋台に出会う。アインシュタインの脳みそが十万円、紫式部三万円。主人公は性格の悪い東大生の脳みそを百円で買う。彼は大学に合格したが、頭のなかをコントロールされてしまう。

全体にわたって九州の言葉が使われている。どこかコミカルで、ひとなつこい感じだ。
ほかの脳みそを買って食べたら解決するんじゃないかと思った。

この番組によくあるパターンだけど、あやしい店や商売人が出てくる。それで、高い代償を支払わされることになる。「笑ゥせぇるすまん」みたいだ。

"910704Aタイムスクーター /世にも奇妙な物語"
https://t.co/IapJRpYAHv
「タイムスクーター」見た。社長令嬢との結婚話に舞い上がった主人公は、交際中の恋人を殺したいと考える。そこにあらわれた占い師が、時間を行き来できるタイムスクーターを主人公に与える。恋人の子供時代に行って殺して戻って来れば犯行がばれないためだ。

主人公が高嶋政伸で、「黒魔術」以来二作目。前にも書いたけど高嶋政伸というと夫婦のトラブルのイメージがあるから、恋人を殺そうとするところに変な真実味を感じてしまった。

調べたら原作は漫画なんだな。

川に溺れてるのを見捨てようとするところからのフェイントがおもしろかった。
占い師がスクーターを貸し出すって変な感じだ。占い師を演じた岸辺シローも、タイムスクーターがほしい側の人なんじゃないか?

しかしあんなにいい恋人がいるのに捨てようとするかねえ。天秤が釣り合っているように見えない。
このドラマにでてくる1990-1年の男たちは出世しようとする気持ちが強いし、女は男に出世を求めてくる。

"「我が家はどこだ」 柄本明"
https://t.co/YrCkvstwJu
「我が家はどこだ」見た。主役の柄本明の演技がすごい。

酔っぱらって自宅を間違える主人公。あたらしい自分の家に、どうしてもたどり着くことができない。同じように帰れなくなった男性と話しながら、大切なことにきづく。

柄本明がのりにのっていて楽しい。それに尽きる。

"910725@残像 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/Mb43Rtb4UG

「残像」見た。
主人公が引っ越してきた部屋には、大きな鏡があった。ダイヤルをひねると、なんと鏡に過去がうつる。二年前に住んでいた女、七年前に住んでいたロック少年、十年前に住んでいた中年夫婦。鏡を眺めて暮らしていたある日、鏡の中で夫が妻を殺しているのを目撃してしまう。

これは覚えてた。ドキドキしたけど、オレはどうやら「のぞき」の話が好きらしい。
写真屋の店員がタモリか。
十年前の事件を追いかけようとするなんて、危ないことをするもんだ。それにしても、しょうもない通報だったなあ。

"910725A嘘八百屋 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/o52oNEnvdC
「嘘八百屋」見た。
「嘘八百屋」では人を幸せにする嘘を売っている。ほかに家庭をもっている男との別れ話を切り出せない主人公(西村知美)は、言いたいことが言えるようになる魔法の水と、未来の自分からかかってくるという黒電話を売ってもらう。

夢のあるふわふわした話で、西村知美にぴったりだ。こういう「キャスティング」っていうの? 役者をあてる采配がいつも上手だと思う。
こういうお店があったら素敵だなあと思った。むしろなんで無いんだろう、っていうくらい。

"910725Bリフレイン /世にも奇妙な物語"
https://t.co/BZC43mfAgt
「リフレイン」見た。
松崎しげる演じる主人公には、同じ日が何度も訪れる。同じ朝のニュースを見て、同じ事故を目撃して、そして同じように家族が暴力団の抗争にまきこまれて殺される。夜12時になるとまた朝になる。同じ日を五回くりかえした主人公は、あることをしてその日を終わらせる。

原因不明の奇妙な話。それでいて、自分がこんなことになったらどうしようと不安にもなる。印象的な話で、よく覚えていた。
仲の悪い夫婦のあいだでよくわからないことになって子供が泣くのがかわいそうだし、狂ったような主人公の笑いも迫ってくるものがある。

傑作だけど、ただ、すぐ殴る取り調べとか、すぐ撃ってくる暴力団員にはやや不満。

"910808B記憶の沼 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/N5uOjnlsFx

「記憶の沼」見た。
主人公は、沼で女の子に導かれて溺れ死ぬ夢を繰り返し見る。ひとり旅の電車のなかで、夢で見た女の子に出会う。電車を降りた女の子を追いかけて降りた駅のそばには、夢と同じ沼がひろがっていた。宿の人の話では、以前その沼で女の子が亡くなったという。

主演の若村麻由美さんが美しくて、うっとりと見た。
沼に引きずりこまれるのがなかなか怖かったが、物語は意外なところに着地する。
おそろしいと思いながらも追いかけてしまう、あるいは逃げてしまう。そのあたりの心の移り変わりがひとつのポイントかな。
すぐ女を殴る男がでてきて、こういうのはなんだか引いてしまう。

おれに関する噂、ボタン、つまらない男、この気持ち伝えて、19XX、の五つは動画がない。ごっそり欠けている。うーむ。

"910822@ボロボロ /世にも奇妙な物語"
https://t.co/kI1FgnjuAF
タイトルは「ボロボロ」だが、中身は「朝まで生殺人」だった。見ていなかったので見た。音声がおかしかったが、イヤホンしたら普通に聞こえた。

脚本家が殺人シーンを朝までに書き直すことを命じられる。そこへあらわれた手伝い・ヤマダマサコは奇妙な女で、脚本家のかつての殺人シーンをすべて覚えている。あの殺しかたはすでに書いた、この殺しもすでに書いた。アイデアを探しあぐねる脚本家に、ヤマダマサコはあらたな殺しを提案する。

討論番組とはなんの関係もなかった。おおげさなようだが手が込んでいて、楽しめた。この番組も、脚本家がさまざまな奇妙さを苦しんで考えだしているのだろう。

"910822A大蒜ニンニク /世にも奇妙な物語"
https://t.co/cuSTBMsR7j

「にんにく」見た。
榊原郁恵の演じる主人公は、無人の八百屋でにんにくを盗んでしまう。見られていたのではないかと不安になり、挙動不審になる。にんにくを戸棚に隠し、夜には公園ににんにくを埋める。そのころ、近所ではOLのバラバラ殺人が起こっていて、その件で主人公のもとへ警察がくる。

「にんにくにんにく……」というささやき声をよく覚えているが、内容は忘れていた。
テレビ欄の「大蒜」が読めなくて父にきいたら「オオニラ……?」と言っていたのを覚えている。

主人公が落ち着かなくなるところはリアリティを感じた。悪いことしたときってあんな感じだよな。
もっとコミカルにも、もっと怖くもできそうだけど、どっちにも転ばないこの匙加減。

"世にも奇妙な物語"
https://t.co/TomW1u94rX

「パパは犯罪者」見た。
小倉久寛演じる主人公は娘のためにドラゴンボールのビデオを借りにいく。しかし40円たりない。ビデオ屋の閉店時間が迫っている。主人公はさまざまな方法でなんとか必死で40円を貯める。成り行きで、瓶で人を殴ったり、強盗に土下座をしたり……。

これはよく覚えてた。小倉さんの演技に味がある。あらすじは記憶してても、演技力って記憶に残らないものだな。
演技力といえばビデオ屋の店員もキャラが濃い。丁寧なのに横柄にも見える、ギリギリ実在しそうなキャラ。

「柵」「ま・ば・た・き」「告白パーティ」は動画みつからず。「柵」はまた見てみたかったなー。

"910905A人格改造ドリンク /世にも奇妙な物語"
https://t.co/oTL8fBJ9Ti

「人格改造ドリンク」見た。
蟹江敬三演じる主人公は人格改造ドリンク「営業スマイル」「企画力」などをこっそり飲んで、なんとか仕事している。ドリンクの効き目は一時間で、ドリンクなしではいられない。家族といるときは「一家団欒」。だがドリンクを常用しているのは主人公だけではなかった。

一度使うと常に使いつづけないといけないのがつらそうだ。中年サラリーマンの日々のしんどさが描かれていて、こっちまでぐったりしてくる。
自殺しようとする息子を止めてたら娘に言い寄られる展開がおもしろい。
オチはとても弱いが、じっとりと後をひく味わいがある話だ。

「替え玉」は動画みつからず。

"910905B仙人 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/ALWcPZyjzi

「仙人」見た。
仙人になりたがっているゴンスケ。仙人になる方法を教えてやると言って二十年のタダ働きをさせる医者とその妻。二十年たったその日、ゴンスケは高い木にのぼらされる。木のてっぺんで両手を離せと医者の妻は言う。手を離したら木から落ちるが、言うことをきかないと仙人になれない。

芥川龍之介が原作の、古い時代を舞台にした物語。
内容は覚えてたけど、あらためてゴンスケの真面目さと医者の妻の悪さを感じた。

"世にも奇妙な物語 「冗費節減」 嶋大輔"
https://t.co/vuLtBfl1LP

「冗費節減」見た。
主人公のつとめる会社では、無駄を省くためにさまざまな努力がおこなわれ、特に言葉を略して話している。「アイスミルクティーください」が「ア」にまでなってしまう。主人公はそれについてゆくことができなくなってくる。そしてついにブチギレる。すると……

学習ビデオの「時間がかかる」「やや時間がかかる」「時間がかからない」がうまく使われている。
世の中そのものが変化して自分がとりのこされてしまう「ズンドコベロンチョ」型の作品。

「整理癖」「ビデオドラッグ」は動画がみつからなかった。
それより、いつもこのシリーズを見ている「こわ こわ」という動画チャンネルが削除されてしまった。大量の「世にも奇妙な物語」の動画が削除されてしまった。それは倫理的には正しいことだが、この企画はこれからどうなるんだ。

"910926AカラオケBOX /世にも奇妙な物語"
https://t.co/LCJLcohqar

「カラオケBOX」見た。
カラオケの映像に出てきたことが本当になる。「キャッツアイ」を歌うと宝石を手に入れ、「ツイてるねノッてるね」で大金を手にする。だが、次にカラオケに行ったときには殺人の場面が映ったり、亡くなった恋人が映像に映ったりする。

でてくる歌がいちいち古いなあと思う。でもカラオケ自体の基本的なところは今と当時ではそんなに変わらないかも。
ラストシーンがよくわかんなかった。女性はトラックにひかれたのかひかれてないのか。いずれにしてもトラックはどこにいったのか。

「長い一日」は動画がみつからなかった。
見れない作品が多い。何をまだ見てないか、整理しておいたほうがいいな。

"910926Bもう酒ヤ・メ・タ! /世にも奇妙な物語" https://t.co/XIlK717Xgr

「もう酒ヤ・メ・タ!」見た。
まったく音のない動画だった。途中で関係ない音楽が一部ながれる。
60分ある白黒のサイレント映画を見たことがあるけど、それに比べればわかりやすいものだ。一度見たことある話だし。

三宅裕司演じる主人公は酒癖が悪い。朝は覚えのない場所で目覚めて、人間関係が悪くなっている。何が起こっているのか突き止めるため、探偵に依頼する。
あるとき目覚めると森のなかで、そばに死体があった。それを苦にして首をつる。会社には探偵の撮った映像がとどいた。そこに映ったものは……

会社でなにも仕事をしてなさそうなのが気になった。
タモリのでるエンディングで結末がひっくり返るのがいいね。


■今回のベスト10
1 急患
2 ズンドコベロンチョ
3 秘密の花園
4 残像
5 リフレイン
6 笑う女
7 夢
8 冗費節減
9 着せ替え人形
10 ユリコちゃん

■今回のワースト3
1 覆面
2 奇跡の子供
3 言うことを聞く子


ベスト7でもいいくらいだった。
動画が見つからず、見れてない話が50話ほどになった。
それではまた。

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

4. 中川隆[-12130] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:26:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告


2018年08月24日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ
【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html


のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。

記事の最後に、今回のベスト10、ワースト3を決めるから、最後まで見ていってくださいね。



(動画のリンクを貼るけど、削除されている場合があります)


"世にも奇妙な物語 #133 バイパスの夜 寺田稔"
https://t.co/THwz1dzCZ3
「バイパスの夜」見た。
──タクシーの客が銀行強盗と殺人をしてきたといえば、運転手は学生と浮気した女房を殺したという。ふたりの話はゆっくりと交わっていく。──

どちらもいい役者だけど、無口な運転手がとくにいい味だしている。いい演技。ほとんど台詞だけで成り立っている。
コメント欄はへんなのがわいている。

ニュースおじさん 戦争はなかった 開かずの踏切 40年 赤い雲 耳鳴り 真夜中のディスクジョッキー 聞こえる 死にたくない ボクの好きな先生
動画がみつからなかった。



"世にも奇妙な物語 「超短編集2」"
https://t.co/ZqeRGhU9eU

「still」見た。
──主人公が朝起きると家族が止まっている。外に出ると人々が止まっている。だが時間は動いている。動いている人を探すが誰もいない。そんなとき、車の音がする。車に乗っていた男二人は主人公を「回収」しようとする。──

これ、えらく面白かった記憶があり、いま見てもなかなか良かった。怖がるようなものではないが、動かない人をたくさん見ていると妙に不安になる。回収の人たちは「業者」って感じだったな。「センターに連絡」って言ってたな。背後に組織がありそう。
人が交換されてたな。連続した時間のなかを生きているつもりでいるが、こんなことだったらわけわからないな。

わからなさが解明されるわけじゃなくて、別のわからなさに切り替わるっていうのがいいな。最後だってそうでしょう。

しかし「超短編集2」じゃないよ。12分あるんだから。タイトルがおかしい。



"【 何回見ても 面白い 】 世にも奇妙な物語【死神】【隣の声】怖い話 恐怖"
https://t.co/8V22QASVlw

「死神」見た。
──主人公(そのまんま東)は恋人との結婚に踏みきれないでいる。そんなある日、死神があらわれる。死神は足元にいればいいが枕元にいるとその人は死ぬという。ある日彼女が崖から転落し、搬送先の病院のベッドの枕元に死神があらわれる。主人公は彼女をすくうためベッドを動かす。──

最後のろうそくの場面がとても印象的だ。
あらためて見ると筋の通った話だ。崖では落ちたふりをしたり、病院では死神をあざむこうとする。その報いを受けたとはいえるが、動機はちょっとしたことなんだし、同情する。

主人公には弱いずるい心と、彼女を守ろうとする心の両方があり、好感をもった。オレが「人間らしさ」を感じるのはこういう男だ。



"世にも奇妙な物語 未来の思い出"
https://t.co/q40hJ5fE9X
「未来の思い出」見た。
──林家こぶ平と石田ゆり子が演じる二人が撮った写真には老夫婦が写っている。未来が写った写真。彼は仕事をがんばるようになり、未来の写真の背景がきれいになる。だが仕事のしすぎから二人の仲が悪くなっていき、ついには写真の女性が別の女性に変わってしまう。──

なんだかんだで普通にいい話だ。男は極端になったりぐらぐらするけど、石田ゆり子のほうは安定してていい。
こういう写真があったらもっと頑張れたりするんだろうか。



"911107Aボールペン /世にも奇妙な物語"
https://t.co/KWr1TnA1t7

「ボールペン」見た。
──緑のボールペンで毎日願い事を千回書くと願いが叶うという噂がある。スポーツで勝ったり、欲しいチケットを手に入れたり、続々と願いを叶える者があらわれる。主人公の高校生ふたりは、ひそかに想っている互いの名前を毎日千回緑のボールペンで書き続けた。すると……──

これは覚えてた。万葉集の授業があるけど、こういう願掛けは古くからあったかもしれないね。「とりかへばや」だったら伏線になってたな。
「幸せなら手をたたこう」を歌いながら自転車こいでるお巡りさんはなんなんだ。幸せそうだなあ。
入れ替わってからが本番でしょうに

あと「ギュイギュイーン!」みたいな音はなんなんだ。はりつめた意識、みたいなのを表現しているのか。昔のドラマっぽさがある。



"911107Bみどり紙 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/Z9qNh9KILw
「みどり紙」見た。動画に音声がなかった。

記憶で書く。──自然のなくなった未来が舞台。植物がないせいで、酸素がない。人間を植物にする技術があって、国から「みどり紙」が届いたら植物にならなければならない。主人公たちはみどり紙から隠れ逃げ回っている。──

スケールの大きな傑作と記憶している。ぜひともまた見たかったので、音声がないのは残念。
今だったら「みどり紙」が「みどりメール」だったりするのだろう。



"無人艦隊 世にも奇妙な物語"
https://t.co/AeGZ2Nu7eU

「無人艦隊」見た。
──船から人が突然消えてしまう原因不明の現象がおこる。それを調査している主人公たちの船からも、つぎつぎに人が消えてしまう。そんななかで、戻ってきた者がいた。彼は「思い出した」のだという。──

なかなかモヤモヤする話だ。原因不明の怪現象に、なぜ効果があるのかわからないような解決策。目がかすむとか、白い空間とか、ごく断片的なことしかわからない。謎が濃い。
演技が下手なのが気になる。こういう場所が舞台というのはめずらしい。

動画が四つもあった。動画がひとつもない話も多いのに。
軍事的なことに興味ある人たちが見るのかなあ。



"怪しい鏡 世にも奇妙な物語" https://t.co/kr90m6POW6
「あやしい鏡」見た。
──金と地位だけを信じる汚い父と、それを憎む娘の物語。娘は別荘で父への憎しみを語り、殺そうとする。
あやしい鏡がある。人を殺した者がその前に立つと殺した者の影が映るという。──

娘(南野陽子)が雰囲気のある役をしている。「よくてよ」みたいな言葉づかい、ひさしぷりに聞いた。
これって父が勝ったっていうことなんじゃないの。そこが不満。



"911114B驚異の降霊術"
https://t.co/BiK9OK6GIN
「驚異の降霊術」見た。がちゃがちゃした話だ。
──テレビ番組で降霊術師がシャーロック・ホームズの霊を呼び出すという。架空の人物の霊を呼び出せるはずがない、と男がその場にたちあう。──

本物と偽者のあいだを行ったり来たりして、どっちなんだと揺さぶられるが、降霊術師のおばちゃんのキャラが濃すぎていかん。
ニセモノであることを暴こうとするというだけでも、オカルトに対してはだいぶ優しい態度だと思う。

消えた「こわ こわ」という動画チャンネルが動画をあげなおしていた。見てないのがあるから、明日からはすこしさかのぼる予定。



"910411@呪いの紙人形"
https://t.co/ze3twMFf9u
「呪いの紙人形」見た。
──誰もかれもが嫌いになっていた子どもが、魔術師に出会い、呪いの紙人形を手にする。人形に名前を書けば人形に起きたのと同じ目に合わせることができる。新しい父親、先生、医者、男友達を呪うと、15年後に効果があらわれはじめた。──

すっかり状況がかわってから呪いの効果があらわれる。呪いをかけた人に跳ね返ってくるわけで、意地悪な道具だなあ。
急に大人になったり、また子供に戻ったりするところに少し無理がある。魔術師のヒゲよ。

無いと思ってた動画が見つかったので、少しさかのぼっている。



"910502B目覚まし時計"
https://t.co/FeKiP6vk96
「目覚まし時計」見た。
──玉の輿を望むドジなOLの主人公(南果歩)は不幸をとりのぞく不思議な目覚まし時計を手にする。災難が起こると目覚まし時計が鳴って、翌日の朝のベッドにワープする。
交際中の彼の「大事な話」を聞こうとすると目覚まし時計が鳴って聞きそびれてしまう。──

南果歩、好きなんだよねえ。彼の名前が「工藤」なのでドキドキした。
玉の輿をねらってるドジなOLという設定が、いかにもドラマっぽい。こういう人ってほんとにいるのかと思ってしまう。

番組が番組なので、ハッピーエンドになろうとすると何か起こるんじゃないかと警戒する。



"910613Bベビーシッター"
https://t.co/yrf48Dj39y
「ベビーシッター」見た。
──主人公(浅香唯)がベビーシッターにむかった先は小説家の家だった。ここにきたことを誰にも言ってないことを確認される。動いているような気がする絵がある。窓が閉まっているのに入ってくる風、とつぜんの停電。子供ふたりは「悪魔」だった。──

すぐ雷が鳴ったりガラスが割れたりして、ガチャガチャした話。「エクソシスト」とかそういうのを見てつくったような内容。
浅香唯がかわいい。



"910829A告白パーティー"
https://t.co/etVa936hot
「告白パーティー」見た。
──女性四人があつまり、秘密を告白しあう。エスパー、殺人鬼、宇宙人、そして……──

「廃校七番目の不思議」みたいな話だ。典型的なやつをいくつかつめこんで、ほんとか嘘かわからなくする。
ガニメデ星人ってこんなんなのかと思ったのを覚えている。あの宇宙人もほんとに「典型的」だ。耳がとがってて羽がはえたら宇宙人って。予想を超えていかない。



"91秋C開かずの踏切"
https://t.co/L8tAY8UZeU

「開かずの踏切」見た。
──主人公(石田純一)がバイクで田舎道を走っていると踏切の遮断機が降りていて足止めされる。しかし電車はこない。そこへ奇妙な人たちがあらわれる。作業員ふうの男が息子に買ってやったミドリガメの話をしたり、女が100円をねだってきたりする。──

これは面白かったな。好きだよ。
開かずの踏み切りは都会にあるものだけど、田舎にひっくり返されたことでシュールな風景になる。
すぐ死ぬミドリガメを売る商売の話、老人の「故障したら直すものだ、故障したら捨てるという人間がいるが、その人間こそ故障している」という話。
それから野球少年もだけど、踏切の住人たちは現代社会からやや距離をおいている。興味深い人たちだ

最後ちょっとよくわかんなくなるけど、踏切があの世とこの世を隔てていたんだろう。ってことはみんな死者なわけで、ちょっとさみしいな。

似てる話をあげるなら「峠の茶屋」とか「我が家はどこだ」かな。閉じ込められてるわけじゃないんだけど、同じ道ばかりグルグルして進めなくなって、そんななかで出会いや気づきがある。
この「開かずの踏切」は、住人のキャラが立っていたし、のどかで良かった。

この番組は都会の若者〜中年の話が多いんで、たまに田舎とか昔っぽいの話があると印象にのこる。こどもや老人の存在感もドラマを豊かにする。

のどかと言ったけど、血液や鋭利な刃物のようなものの映像が瞬間的に挿入される。サブリミナルかと思ってしらべたけど、一度見てわかるのだからそうではないだろう。これらはラストシーンへの伏線になっている。



"91正月B帰れない"
https://t.co/JHq3jEbgZ8
「帰れない」見た。
──主人公(片岡鶴太郎)は家族とうまくいっていない。おでん屋で電話をかりて、もう帰らないと宣言する。それから自分の家を見つけられず、帰れなくなる。待ち合わせをしても会えない。──

二回つづけてループものだ。「我が家はどこだ」とかなり似ているが、オチは180度ちがう。
飲み物の入れ物でループを悟るのが「開かずの踏切」と同じだ。



"911121@前世の恐怖 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/QIR060uOBw
「前世の恐怖」みた。
──主人公(近藤正臣)は殺人の妄想がとまらない。自分は殺人鬼の生まれ変わりではないかと思い込む。──

それ以上、なんともまとめようがない。
わけもない殺意におそわれているけど、そんなになんの理由もなく人を殺したくなるものだろうか。殺人鬼ってそういうことじゃないんじゃないか。毎日の満員電車が罪ほろぼしというわけか。
ただの思い込みの激しい男かと思っているところに、妻のこころの声というかたちでオチがつく。

女性ばかりを狙うっていうのけど、酒場では男性客を刺そうとしていたなあ。



"911121A三日間だけのエース /世にも奇妙な物語"
https://t.co/ONf4ckSK7z

「三日間だけのエース」みた。
──幼馴染みだが喧嘩も多い二人の男子高校生が、トラックにはねられる。一人は軽傷だが一人は即死。即死の彼は野球の大会のためどうしてもあきらめきれず、三日間だけもう一人の体を借りて生きることになる。──

出演者に「森且行」の文字を見て、なんか心動いた。このころはそういう時代だったのか。
神様がいい味出している。
勝ったからいいけど、あの試合で負けるっていうケースもありうるんだよなあ。



"911121Bそこではお静かに /世にも奇妙な物語"
https://t.co/4rJOEBQuUT

「そこではお静かに」みた。
──騒音で困っている作家の主人公が、しずけさを求めて人里離れたホテルにやってくる。そこは本当にしずかな場所で、誰も物音をたてない。主人公がたてる音が響きわたる。──

よかった。音がないところで人は祈り、音楽を奏でる。野原で人がうねり狂うような一瞬の場面がすばらしい。しずけさを映像にすることに成功していて、詩的だ。

運転しながら携帯電話で通話している場面があって、それは法律で禁止されていると字幕がでていた。



"911128@シガレットボム /世にも奇妙な物語"
https://t.co/vL6GHNiWL5
「シガレット・ボム!」見た。
──主人公(保阪尚輝)は恋のライバルをやっつけるために実験室の火薬をつかい、タバコの爆弾をつくる。それをライバルに吸わせようとする。しかしタバコは人から人にわたってゆく。──

タバコの強い時代だったんだなと思った。普通に歩きタバコもするし、吸い殻のポイ捨てもしている。
いきなり刺してくるヤーさんがでてきた。
主人公の嘘の下手くそさよ。こっちがひやひやする。
話はおもしろい。いつ爆発するか、ハラハラした。



"世にも奇妙な物語 「チャネリング」 佐藤B作"
https://t.co/Be7S8LZTzE

「チャネリング」見た。
──インチキ霊媒師三人組のリーダー格の男をほかの二人が担ぎ上げ、襲ってきたところを反撃して殺してしまう。二人は金を持って逃げようとするが、殺したはずのリーダーは生きていて、また襲ってくる。それを霊の力でまた殺す。──

このあいだ見た「驚異の降霊術」もこういう題材だったなあ。どうも古くさく感じる。ドタバタしている。

「悲鳴」「行列」は動画が見つからず。「行列」はおもしろい話だったと記憶している。



"911205A毛皮が脱げない /世にも奇妙な物語"
https://t.co/FCYeMIAwr6
「毛皮が脱げない」見た。
──毛皮好きな二人の友人にあきれ、主人公は「そんなに毛皮が好きなら犬か猫にでもなればいいのに」と言って五円玉の入ったサイフを放り投げる。五円は神社の賽銭箱に入り、これが本当のことになる。──

言ったらほんとになっちゃう系の話。毛皮が脱げなくなって犬や猫になっちゃうのが怖いと感じられれば怖い話。まあ、オレはべつに。

山下達郎とか恋人はサンタクロースとかがクリスマスソングとして流れていた。このころから変わってないのかー



"911205B海亀のスープ /世にも奇妙な物語" https://t.co/qHhCuyilJj

「海亀のスープ」見た。
──世界的に有名な画家・柴山が、海亀のスープを飲んだ直後、謎の自殺をする。その謎を追う記者は、事情を知っていそうな男(いかりや長介)から話を聞き出す。
柴山と彼はかつて船乗りで、難破して無人島にたどり着いた。衰弱していた柴山のため、彼はスープをつくった。──


「ニュースの海」って番組がでてきた。TBSの「ニュースの森」ってあったなあ。
これ、たしか有名な話だよね。ネット掲示板で流行らなかったっけ? 完全に忘れていて、ドキドキしながら見た。

あと、1991年当時って携帯電話が普及してないと思い込んでたけど、けっこう出てくる。大きいけど、そんなに違和感ない。



"911219Aハネムーン /世にも奇妙な物語"
https://t.co/HTiCwavzJh

「ハネムーン」見た。
──新婚のふたりが別荘を訪れる。夫は仕事のトラブルですぐに出ていき、妻(高木美保)と使用人(野際陽子)が残される。別荘では次々に奇妙なことがおこる。以前この近くでなくなった「前の奥さん」の仕業らしい。──


わりと、こういうときのテンプレートに添って話が動いているように見える。似たようなのを見たことある。なんだろう。「マイホーム」かな。
ヴァイオリンが雰囲気を出している。話がよくある感じなので、雰囲気での味付けが大事になってくる。

ホーム・ドラマ、まだ恋ははじまらない、佐藤・求む、神様、は動画みつからず。
「ホーム・ドラマ」はきつい話だったと記憶している。



"世にも奇妙な物語 もうひとり (風間杜夫)" https://t.co/Y3yiACuXkg

「もうひとり」見た。
──やったはずのない仕事がほめられる。もらっていない見積もりがもらったことになっている。知らないあいだに昇進している。主人公は、もうひとりの自分に翻弄される。家に帰ると、そこにもうひとりの自分の靴がある。──


このころは公衆電話がこみあっているんだなあ。タバコもたくさん吸っている。
ドストエフスキーの「分身」みたいな話。この展開はおもしろいなあ。ありそうな話だけど、うまく動かしている。



"世にも奇妙な物語 「王将」 丹波哲郎"
https://t.co/ycVIkoXAw2
「王将」見た。
──将棋の世界の若き天才の挑戦を、大名人が七年の沈黙を破ってついに受けることになった。若き天才・龍ヶ崎は驚異的な記憶力をもっていて、パソコンを使い相手の過去の勝負をすべて把握する。だが大名人の手を読むことは困難だった。棋風が見えないのだ。──


変な将棋で勝負が決まるあっけない話のように記憶していたが、いやいやとんでもない、迫力のあるすばらしい話だ。
二十数年ぶりに「世にも奇妙な物語」を見直しているわけだが、評価の上がり方がもっとも大きい話だった。

若い天才の野心や苦悩がよく描かれているし、老いた名人の底知れないところもよく描かれている。ひとつの勝負に七年かけるなんて、さすが、人間の大きさがちがう。見事でした。
短歌の世界に通じるかもと思いながら見た。あんな老人になってみたい。いいもの見せてもらったなあ。



"91冬A午前3時のノック /世にも奇妙な物語"
https://t.co/9svrAnWp1m

「午前3時のノック」見た。
──主人公(工藤静香)は言いたいことが言い出せないタイプで、クリスマスシーズンだというのに楽しく過ごせずにいる。
そんなある日、毎晩3時に部屋をノックする音がする。警察を呼ぶなどするが解決しない。──

途中で動画の音声がおかしくなるので、いいところで意味がわからなくなってしまった。
まあつまり、ノックしてきたのは意外な相手だったというお話。
工藤静香ってモノマネのイメージがつよいなあ。本物なのにモノマネっぽく感じる。



"世にも奇妙な物語"
https://t.co/MpVCWXjwVt
「犬の穴」見た。
──主人公(三浦友和)は部下と不倫していたが別れる。相手が自殺する。その犬をあずかることになる。主人公は犬を捨てようとするが、犬は家にもどってきてしまう。何度やっても同じ。
犬は、人には見えない「犬の穴」を通って戻ってくるのだともいう。──

時間をかけてゆっくり進む話だなと思った。内容のわりには長いような。沼へのはまりかたがなんか不自然な気がした。離れられないはずだったのにエリーはどうして男を見殺しにしたのか。男ではなく家になついていたのか?



"世にも奇妙な物語 23分間の奇跡"
https://t.co/xQVzON6swK

「23分間の奇跡」見た。
──小学校の新任教師(賀来千香子)は生徒たちを前もって調査して把握している。ほめたりお菓子を配って子供の心を掌握する。反抗的な生徒をクラス委員にし、前の教師がかけた額を捨てさせる。──

なんかいつもの「世にも奇妙な物語」じゃないみたいで、あれ? と思いながら見た。ぐいぐいくる先生だなあと思って見ていたが、じわじわとこわくなってくる。途中で終わったような印象もあるが、あの時点ですでに「(将棋でいえば)詰み」だ。

教室の外側で大きなことが起こったはずなんだが、それがトシユキくんのもってる新聞の切れはしでしかわからなくて気になった。はっきりわからないから普遍性のある話になったんだろう。

これを「奇跡」と呼ぶところにセンスを感じた。完成されたマニュアルを正確におこなった結果だ。トシユキくんをまるめこむやりかたも実にスムーズだった。

■■■


今回おもしろかった話10
1 23分間の奇跡
2 王将
3 開かずの踏切
4 ヴァーチャル・リアリティ
5 still
6 そこではお静かに
7 死神
8 海亀のスープ
9 シガレット・ボム!
10 みどり紙
「みどり紙」はもっと上のはずなんだけど、音声が聞けなかったので残念だった。
「ヴァーチャル・リアリティ」はこの記事で感想を書いてないけど、三ヶ月くらい前にYouTubeで見た。


今回つまんなかった話3
1 告白パーティ
2 驚異の降霊術
3 毛皮が脱げない


んじゃまた。

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

5. 中川隆[-12129] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:28:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【5】1992年4-12月
http://mk7911.blog74.fc2.com/blog-entry-3990.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ

【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)

記事の最後に、今回のベスト7を決めるから、最後まで見ていってくださいね。


"世にも奇妙な物語 シャドウ・ボクサー"
https://t.co/ROjCVMquK6

「シャドウ・ボクサー」見た。
──主人公のボクサー(柳葉敏郎)は、試合に負けてから再起をはかり練習にはげむが、スピードが出ない。はやく、はやく、はやくと心に唱えながら練習を繰り返しているうちに、周囲がゆっくり動いているように感じはじめた。試合には勝つが、彼はどんどん加速していく。──

うん。こういうのが「世にも奇妙な物語」なんだよな。ひとつの変なことがほかのすべてに影響してくる。
奇妙なだけでなく、悲しさがある。恋人が見えなくなるつらさがよく描かれている。

ハッピーバースデー・ツー・マイホームは動画が見つからず。これで1991年おわり。第2シリーズおわり。



"「笑いの天才」 菊池桃子"
https://t.co/EW2dzYjFyu

「笑いの天才」見た。
──売れないお笑いコンビ「ツインピークス」のこはる(菊池桃子)は笑いがとれずに悩んでいる。神でも悪魔でもいいからお願い、わたしに笑いを取らせて! と叫ぶと、何を言っても大爆笑されるようになる。仕事の外でも、何か言うたび常に大爆笑され、生活に支障をきたしはじめる。──

これって、「シャドウ・ボクサー」と同じ流れだ。遅くて勝てない→速くなろうとする→速すぎる、というのが「シャドウ・ボクサー」。
笑いがとれない→とろうとする→笑われすぎる、というのが「笑いの天才」

その後のながれは違うけど、なんとなく「世にも奇妙な物語」の典型になっていると感じる。こわいことになる→夢だった→やっぱり夢じゃなかった、のながれ。
でも常に爆笑だから、こわくならないし、こっちもちょっとつられて笑ってしまう。



"世にも奇妙な物語 常識酒場 【今井雅之】"
https://t.co/f9pGMOQBtt
「常識酒場」見た。
──超能力をもった兄弟が酒場に入る。居合わせた客たちが超能力をバカにするのを見かねて、能力をつぎつぎにつかって酒場をめちゃめちゃにしてしまう。──

不自然なところが気になる。客の注文を無関係な客がバカにしたりするだろうか。超能力のテレビ番組がでてくるところも唐突だった。その場面の以前も以後もテレビは無いし。

奇遇、震える愛、気づかれない男、けむり男、デンデラ野、血も涙もない
は動画がみつからない。



"世にも 瞬"
https://t.co/RNe1DUe8PK

「瞬」見た。
──主人公は、ふつうに生活しているつもりなのだが時間に間に合わない。気がつくと時間がとんでいる。そんなことがエスカレートしていき、毎日行っているつもりの会社に無断欠勤してしまう。──

ひとりだけ速くなってしまう「シャドウ・ボクサー」の逆バージョンだ。時間がとぶのは「通勤電車」にも似ているが、いつ飛ぶのかがわからない恐怖がある。

あんまり見たことないタイプの回転寿司だ。皿が回っているけど目の前に握っている人がいる。
イカをとろうとしたらサバをとってしまいキレるくだりはおもしろい。

「いたれりつくせり」「精神力」動画みつからず。



"世にも すてきな休日"
https://t.co/8sckW0zQIQ

「すてきな休日」みた。
──主人公(高木美保)はいたずら電話に悩まされている。部屋のなかを見ているような内容の電話が留守電に入っている。警察を呼ぶがたよりにならない。ずけずけ入ってくる隣人、注文してないのに届くピザ、なれなれしい水道屋、水をかけてきた男。災難がつづく。──

動画に低評価が多いのが意外。気持ち悪い話だけど、それを見せているんでしょう。
女性であるというだけで受ける被害だし、ハラスメントに満ちている。

ボイスチェンジャーが今と同じだ。ツイキャスのマイキーさんという人がボイチェンして放送してるけど同じ声だ。4分の1世紀経っているのに。



"世にも 顔"
https://t.co/waBi7qSzMm

「顔」見た。
──主人公(きたろう)は、まわりの人々の顔がだんだん区別できなくなってくる。見るたびに顔がかわってゆくように思えてならない。変わったね変わったねと言って不審がられる。──

誰も死なないしひどい目にも合わない、大きな山もひねりもない。それが逆にめずらしい話だ。

顔のかわりかたが微妙でよくわからなかったが、OLがかわいくなったのだけはわかった。あれ、なってるっけ? オレまで不安になってきた……。



"【 何回見ても 面白い 】 世にも奇妙な物語 【食べ過ぎた男】 【 迷路】 怖い話 恐怖"
https://t.co/EP6Xplwhd7

「食べ過ぎた男」見た。
──主人公(草刈正雄)は食欲がとまらない。家族といても、大事な商談のときにも、狂ったように食べつづけてしまう。彼は病院に連れていかれる。医師が見たのは、胃袋で瞬く間に消えてゆく食べ物だった。──

これ、当時テレビで見てすごく怖かったのを覚えていて、今回覚悟しながら見た。雪山がでてくる話は怖いのが多い。

序盤から雪山の伏線がびっしり貼ってあることに気づいた。手のふるえかたが尋常でなくて、それもこわい。



"920514B青い鳥 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/K8uLNr0tVs

「青い鳥」見た。
──主人公(藤田朋子)の前に不思議な男の子があらわれる。いたと思うといつのまにか消えている。主人公はそれが小さい頃に一緒に遊んだ子だと思い出す。──

地味だし大きな展開はないんだけど、しみじみしたところがある。ざしきわらし的な話。「青い鳥」があんまり関係ないような。



"世にも奇妙な物語 もれパス係長"
https://t.co/M8Sj4I4796

「もれパス係長」見た。
──主人公(小野寺昭)は心のなかが周りに漏れてしまう。テレパシーならぬ「もれパシー」がある。そんな彼が大事な会議で発表することになった。──

コメディーですね。ドタバタした話。どんどん漏れて、それをつくろっていこうとして、どうにもならなくなっていく。
見かけによらず毒舌なことを考えているものだ。

「タガタガの島」「声が聞こえる」動画みつからず



"世にも奇妙な物語 ハイ・ヌーン 玉置浩二"
https://t.co/U5U5fkeIki

「ハイ・ヌーン」見た。
──主人公(玉置浩二)は店のメニューをはじから順番に注文してゆく。近所の人が見物にきて店はにぎわい、応援ムードがたかまってゆく。──

これはよく覚えている。筋は覚えているので、細部を見た。
うだるような夏、クーラーが故障している店、高校野球、商店街。丸眼鏡、背広、少ない口数。ひとつの世界が完成している。
母と子、青年、おじさん、店の主人に奥さん、それぞれキャラがある。

電機じかけの幽霊、人形、お前が悪い、リフレクション、は動画みつからず



"世にも奇妙な物語 38′25″"
https://t.co/LNp2hRyRNO

「38分25秒」見た。
──主人公(勝俣州和)の買った携帯電話は38分未来につながる。普通につながる家の電話を組み合わせて、競馬で金もうけをたくらむ。──

これ、うちにはじめてビデオデッキがきたときに録画した回だ。なつかしい。何回も見たはずなんだが、今見たら新鮮だった。

携帯電話が鍵になる話。BGMはアレンジがきいている。カメラワークというか見せ方がうまい。うまく作ってあるなあ。
「いいかげん」動画みつからず



"箱の中 世にも奇妙な物語"
https://t.co/W8mQeswwet

「箱の中」見た
──深夜、エレベーターに男女ふたりが閉じ込められてしまう。男が変な気を起こしかけたころに女が豹変する。女は男をシマダという人物と決めつけて責めてくる。凶器をつきつけたり、かと思うと歌いだしたりする。──

これも録画したから何度も見たはずで、エレベーターの話なのは知っていた。でも緊迫感がすごい。女のかわりようがおそろしい。



"920625B不幸の伝説 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/6a5YsItTuo

「不幸の伝説」見た。
──酒を飲みながら話している二人のサラリーマン。そのひとりが言うには、12時間以内に10人に話さないと不幸になる「不幸の伝説」という話があるそうだ。これを話さなかったために不幸になった田中くんという男がいて、──

これもよく覚えてる。一時流行った「不幸の手紙」を口頭で伝える形にしたわけだが、そうなると伝えるのが難しくなっていておもしろい。
不幸の伝説のなかに不幸の伝説がでてくるという、剥いても剥いても中身がない仕組みになっている。
この回は三話ともおもしろいな。


"920702B言葉のない部屋 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/wwKq7VidRp

「言葉のない部屋」見た。
──1970年を舞台にした話。青森から東京に出てきて工場で働いてる主人公(木村拓哉)は、なにをしてもパッとしない内気な青年。職場の理解あるおじさんが辞めていき、孤独が深まる。そんなある日、青年は録音機を手に入れる。──

キムタクの東北弁がうまい。1970年を再現することに力が入っている。終盤までなかなか奇妙なことが起こらないが、青年のやりきれない日々がずっしりと重い。

あと、タイトルいいね。この内容にこのタイトルをつけるのはたいしたもんだ。

景気のいい時代にもこういう人はいる。っていうか、景気のいい時代に設定してあるからこそ、この暗さが活きているんだろう。

「水を飲む男」「ラッキー小泉」は動画みつからず。たぶんこの週は見てない。



"920709@似顔絵の女 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/IlhlTmPPVN

「似顔絵の女」見た。
──女性と別れて意気消沈している主人公(錦織一清)のまえに、謎の似顔絵描きがあらわれる。またたく間に顔を描いてよこすが、知らない女の顔だ。それからすぐに、会社にその顔の女が配属されてくる。──

よくわからない終わり方だったけど、女が空からふってきたということなのか。だとすると雑だなあ。なんとなく、絵描きに金を払わなかったことが関係しているような気がする。
最初の似顔絵にでてきた橘っていう女の子がかわいかったな。



"世にも奇妙な物語 DOOR"
https://t.co/CRpoayTUIi

「DOOR」見た。
──交際している女性が暴力団の組長の娘で、男は組の者に捕まって二つのドアのある部屋に監禁される。赤いドアと青いドア。どちらかに爆薬が仕掛けられている。「赤いドアを」のメモが落ちている。男は二つのドアの前に苦悩する。──

印象のある話で、ドキドキしたのを覚えている。
今はそれより、序盤の無理矢理な展開が気になる。すぐ気絶するスプレーとか。
でも男の決断はこれでいいと思う。バッドエンドにも見えるが、きもちのいい最後だと思う。

「顔色」「完全犯罪」は動画みつからず。



"920806@待ちぶせ /世にも奇妙な物語"
https://t.co/oakT06c5Ol

「待ちぶせ」見た。
──主人公(小堺一機)は小学校のころに年上の三人組にいじめられた記憶がある。会社のなかで、通勤の道で、あらゆる場所で三人組に待ち伏せされているような恐怖を感じ、生活に支障をきたすまでになる。主人公は彼らが現在どうしているか突き止めようとする。──

小堺さんがいじめられっ子っぽく見えてくる。キャスティングの妙だ...
http://mk7911.blog74.fc2.com/blog-entry-3990.html

6. 中川隆[-12128] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:30:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2018年10月23日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【6】1993-95年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ

【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)

記事の最後に、今回のベスト10を決めるから、最後まで見ていってくださいね。

"隣の声 世にも奇妙な物語"
https://t.co/BXKCs1KKxK
「隣の声」見た。

──主人公(松下由樹)は一緒にユーミンを聴く恋人がいたが、別れる。悲しみながら部屋でユーミンのレコードを聴いていると隣から音がする。レコードに傷が付き聴けなくなる。レコードを捨てるが、捨てたはずのレコードの音が隣から聞こえてくる。──


ここから1993年。当時レコードはもう珍しいものになっていたと記憶している。

うるさいはずの隣が空室だったとか、壁から手がでてひっぱられるとか、ありがちではあるが、それでもけっこう怖いよ。歪んだユーミンもだけど、ヴァイオリンの音もこわい。
「翳りゆく部屋」っていい歌だな。

「非常識宴会」動画見つからず

"世にも奇妙な物語 心の声が聞こえる"
https://t.co/9B1TJZQLfS

「心の声が聞こえる」見た。
──主人公の女子高生(内田有紀)が買った石には、人の心を読む不思議な力がある。
そんなある日、乗ったエレベーターが故障して男と二人で閉じ込められる。男の心のなかには殺意が感じられた。ニュースで話題になっていた、女子高生ばかり狙う連続殺人鬼が頭をよぎる──

ここから1994年。
この話、この番組の第一回の最初の話「恐怖の手触り」に似ている。オチまで同じだ。エレベーターではなく、車の中だったが。
援交やブルセラの話がでてくるが、この頃だったか。女子高生を特別視する風潮もこの頃からなのか?

ガード下の出来事、ラブチェアー、いじめられる女、は動画見つからず。1993年のぶんがあっという間に終わった。

"世にも奇妙な物語「ルナティク・ラヴ"
https://t.co/WhwLpE2vk0

「ルナティック・ラヴ」見た。
──主人公(豊川悦司)は一人の女性を一方的に愛していて、公衆電話からかけたり、家に近づいたり、彼氏の車のフロントガラスを割ったりしている。また、女性と彼氏について情報を集めている。──

うっかりコメント欄を先に見てしまって、岩井俊二によるストーカーを題材にした作品だと知ってしまった。当時はまだストーカーという言葉も広まってなかったと記憶している。
あらすじにすると消えてしまうが、電話の間だとか雨だとかが効果的だ。演技力がある。

なんでユミを殺す必要があったんだろ。
まあ必要はなくても、そうすることで主人公が一途でアブナイ奴だという感じはでる。
ああそうか、本命の彼女を忘れさせようとしてきたんだよな、ユミは。それが主人公には許せなかったのか。暴力でしか表現ができない男なんだな。

それより「言葉の戦争」の動画がなかったのが残念だ。見たかったなあ。カタカナ語が使えなくなって、漢字まで使えなくなる世界が描かれるんだよな、たしか。

"世にも奇妙な物語 にぎやかな食卓  (いしだ壱成)"
https://t.co/OiTDUd0Poq

「にぎやかな食卓」見た。
──大学受験をひかえた主人公(いしだ壱成)にはにぎやかな家族がいた。大学合格祝いのあと、家族がだんだんいなくなっていく。お姉ちゃんは留学で、おじいちゃんが入院で、お父さんは出張で。不安なそのころ、主人公は衝撃の事実を知らされる。──

これ覚えてた。見終わってから振り返ってみると、いろいろ腑に落ちる。タモリの前置きも響いてくるし、合格祝いの大げさだったこと、外国に行ったお姉ちゃんに会いにいこうとするとうまくいかず手紙を書くのも強く止められた理由もわかる。入院のベッドがからっぽなあたりでオチがわかった。

ほんとに絵に描いたような仲良し家族で、見ていて気持ちいいくらいだった。

考えてみればオレは高校に入りたてのころに家族が危うい時期があり、その思い出が重なって、なかなか心に響いてくる話だった。
せつないが明るい終わりかたもいいなあ。

"世にも奇妙な物語 罰ゲーム"
https://t.co/kgYxwNr6kU

「罰ゲーム」見た。
──友人の姉貴(永作博美)から、ゲームをやろうと言われて一緒にやる。それは、サイコロを振って、出た目の少ないほうがあらかじめ紙に書いた罰ゲームをするというものだった。姉貴が書いた「罰」とは。──

たぶんこれはテレビで当時見た。
永作博美の、サディスティックで無邪気ですこしセクシーなキャラがすごくて、それを見る回だな。逆立ちみたいな間抜けな罰ゲームをしてるのも見てみたかったけど。

ふたり、転校生、時間よ戻れ、ある朝パニック、指名手配の男、かげふみ、は動画なし。
「ふたり」は中学二年のころに見て刺激を受けた。当時書かされていた「生活ノート」にこの作品のことを書いて先生に提出したのを覚えている。

"096 1994 기묘한 이야기 94 칠석 특별편 시간의 여신「時の女神」"
https://t.co/NVVkV28cwB

「時の女神」見た。
──主人公の男(柳葉敏郎)が小学生のときにあらわれた白い服のすてきな女性(水野真紀)は、同じ姿でその何年も後にもあらわれる。ふたりは結婚する。彼女は、過去や未来に行くことができるという。──

水野真紀の「女神」っぽさがまぶしい。服の白さのせいもあるだろう。これの前の「罰ゲーム」の永作博美とは対照的だ。
七夕の笹があまり効いてないようだが、七夕に放送されたものだから、その意味ではあっていいものなのだな。
最後に再会したのはいいけど、このあと人生の目標を見失ってしまわないか心配してしまった。娘が生き甲斐になるのかな。

"世にも奇妙な物語 出られない"
https://t.co/LvLmVDzw79

「出られない」見た。
──主人公(斎藤由貴)は田舎の彼の家に行く途中で電話ボックスに入るが、そのままドアが開かなくなり出られなくなる。カードは使えず小銭がない。炎天下の田舎道、人通りも少ない。緊急ボタンは反応しない。──

たまにある、田舎の話がなかなかいいんだよな。いつか見た「開かずの踏切」もよかったし。
閉じ込められる話ってけっこうあるけど、これはコミカルにつくられている。
汗だくの斎藤由貴がいい。
あと、動画のコメント欄よかった。みんな勝手なこと言ってて。

「恐竜はどこへ行ったのか?」動画なし。

"世にも奇妙な物語 思い出を売る男"
https://t.co/9b60B3RvN2

「思い出を売る男」見た。
──主人公(小堺一機)はリストラされ、借金の催促に追われている。思い出を買い取る研究所があると知り、そこで初恋や甲子園の記憶など次々に売り払い、やっと借金を完済する。そんなある日、離婚した妻から子供が重病だと知らされる。さらに多額の費用が必要になる──

これは覚えてる。生活がつらそうだったから、つらい話として覚えてた。いい友達がいるんだし、あたらしい仕事についてもよかったんじゃないかなあ。そこで歯止めになったんじゃないか。
主人公も借金とりも封筒のお金をちゃんと確認しないのが気になる。
絶望のふちから立ち直る結末は感動的だが、このあとちゃんとやっていけたのかは心配になる。

小堺さんは、「モルモット」「待ちぶせ」「思い出を売る男」と三話でている(もっと出てるかも)。「待ちぶせ」は忘れられない記憶や思い出してしまった記憶に苦しむ話だから、かなり対照的だ。
思い出を売ったから忘れてるんだ、と他人には絶対言わないよね。手術費用もそうだけど、自分ひとりで抱え込むタイプなんだろうな。そこが見ていてかわいそうなつらいところだ。

「君だけに愛を」動画なし。
1994年ぶんおわり。次から1995年。

"95冬@ブルギさん /世にも奇妙な物語"
https://t.co/X2o1bbhlB7

「ブルギさん」見た。
──主人公(田原俊彦)は、ゆずってもらったバッジをつけて「ブルギさん」になる。それから多くの人にもてなしを受けるようになる。祈る人、泣く人、もてなすことで救われたという人があらわれる。ブルギさんとはなんなのか、考えるのをやめたころに、ある招待を受ける──

これは覚えてた。途中でエッチなところがあるから特に覚えていた。
「ブルギさん」がなんなのかわからない「ズンドコベロンチョ」的なところから、一生ぶんの幸福を前借りする「銀行振込」っぽさに移る、このドラマらしさのある話だった。

こういう宗教はちょっとありそう。多くの人が知ってたんだから、でかい宗教なんだね。
月への生け贄って言ってたけど、白くて丸いバッジは満月を意味していたというわけか。

"鍵 世にも奇妙な物語"
https://t.co/ULcyO3uldL
「鍵」見た。
──主人公(江口洋介)は毎晩うなされる。医者によると、忘れている過去があるらしい。鍵を拾い、鍵を開けた先でまた鍵を拾う。鍵を通して、秘められた過去が明らかになってゆく。──

1995年の「鍵」を見たはずが、2003年の「鍵」を見てしまっていた。同じタイトルで中身は違う。
なんかあたらしい感じがしたんだよなー。特に女の子が90年代っぽくないというか。
でもこれはこれですごく面白かった。どきどきした。
あしたこそ「鍵」をみる。

"95冬A鍵 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/VnCUf3GJo4

「鍵」見た。
──主人公(松雪泰子)は一人で夜道を帰る。途中で鍵をなくしたことに気づき、交番に寄る。交番の引き出しに自分の鍵があるように見えるんだが、邪魔されて確認できない。不動産屋で鍵をもらって帰って留守電を聞いているときにそれは起こる。──


前半は音がおかしい動画だ。

何が起こるというわけでもないのに、しずかに気味が悪い。
でもこういうことはちょっとありそう。なくしたものを、あるはずのない場所で見つけてしまうことは。

あまり話がまとまっているように見えないのがかえって不気味だったな。わかりやすい異変がない。なにを見せられているのかという気にもなる。
どこから始まっていたんだろう。警官が悪だとしたら、交番に来るのを見越してわざと鍵を奪ったのか。
出てくる男性みんなが悪者に見えてくるのは「すてきな休日」に似ているが、これはもっと抽象的だ。

こういうもやもやした話、いいね。

"そのボタン押すな 世にも奇妙な物語"
https://t.co/GB32LTpBMq

「そのボタンを押すな」見た。
──主人公(西村雅彦)が連れてこられたせまい部屋。何もないが、「押すな」と書かれたボタンだけがある。彼はボタンを押したくなるが、我慢する、だがやはり押したくなる。彼はついにボタンを押す。すると──

7分くらいの短い話。西村雅彦の怪演。部屋に入る前から様子がおかしいが、どういう設定なんだろう? コントみたいなオチだ。

博士のあごひげがおかしい。もっともらしく見せようとしてつけたヒゲなのだとしたらセンスがない。
とぼけた男の質問が真実を言い当てているのがおもしろい。真実の解明には、厳密な実験だけではなくて、エラーみたいなものも必要なのかもしれない。

"友子の長い朝"
https://t.co/QAFjXn0VoM
「友子の長い朝」見た。

──主人公の友子(ともさかりえ)は、朝礼に遅刻してしまう。朝礼にまぎれこむ方法を考え、遅刻の言い訳を考える。考えに考えた、友子の言い訳はなんと、──

完全にひょうきんな、たのしい明るい作品。この想像力はなにかの分野では役に立ちそうだなあ。
たしかに高校生のころって、ちょっとしたことですごく想像力をはたらかせたりしたもんだ。だから、大袈裟だとは思うけど、たのしく見れました。

「夢のつづき」動画なし

"トイレの落書き 世にも奇妙な物語" https://t.co/zcvdlmu0MH

「トイレの落書き」見た。
──主人公(木村拓哉)は深夜の駅のトイレに閉じ込められてしまう。出られない。トイレには気味の悪い落書きがたくさんある。そして、落書きの内容が本当に起こる。──

けっこう怖い話だ。「溺れて苦しめ」も怖いし、「この壁に死んだ女が眠っている」も怖い。
トイレがきたない。閉じ込められる系の話のなかでも、この状況になりたくないと思わせる力は強い。

"笑う頭脳 世にも奇妙な物語"
https://t.co/o4EDG8LYbz

「笑う頭脳」見た。
──パソコンを使った凶悪犯罪を犯していた男(佐野史郎)が自殺しているのが見つかった。刑事(橋爪功)がしらべていくと、脳を移植する女医(鷲尾いさ子)が捜査線上に浮かび上がる。パソコンで病院患者を人質をとり五億円を要求する卑劣な犯罪がおきる──

刑事ドラマだな。橋爪功はこういうのが似合う。脳を移すってことは、移される側の人がもっていた脳はどうなっちゃうんだ。死ぬのか。
ドジを踏んで捕まるような内容だったら気持ち良かっただろう。未解決でおわるから刑事ドラマではなく世にも奇妙な物語の枠なんだろう。解決するかしないかがドラマのジャンルを分けている、とみた。

"世にも奇妙な物語「友子の長い夜」ともさかりえ" https://t.co/JjDQTJmAK5

「友子の長い夜」見た。
──友子(ともさかりえ)はテストのために一夜漬けをこころみる。計画表をつくると、部屋が汚いことが気になり、掃除をする。片付けて家具の位置を変える。出てきた漫画に読みふけり、うどんをつくる。時間は刻々と過ぎてゆく。──

「友子の長い朝」と同じシリーズだ。こういうシリーズものは珍しい。勉強しようとするとほかのことしちゃうのはありがちなところだが、徹底させることで「あるある」が「ないない」まで突き抜けることができる。

「地図にない町」「23歳の老人」動画なし。
「世にも奇妙な物語 23歳の老人」というタイトルの全く無関係な動画があった。

"地獄のタクシー(佐野史郎)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/Og8yIdbDcl

「地獄のタクシー」みた。
──主人公の医師(佐野史郎)は、患者を実験のための道具とみなし、命をないがしろにしていた。ある夜タクシーを呼ぶと、不気味なタクシーがくる。財布を忘れて病院へ戻ると、そこは誰もいない。かつて亡くなった患者があらわれ苦しみを訴えてくる。──

始まりかたを見ると、なにかホラー映画が下敷きになっているようだ。
足を切断されるおばあさんの叫びは覚えてた。手術のくだりは痛そう。なかなかの怖さ。

佐野史郎は「笑う頭脳」で出てきたばっかりだ。といっても半年たってるんだな。オレには二日だけれども。

"95秋C殺人者の高橋さん /世にも奇妙な物語" https://t.co/Lc2NmxLmQv

「殺人者の高橋さん」見た。
──主人公の夫婦(布施博と石田えり)は借金取りを殺してしまう。その翌日から「殺人者の高橋さん」と呼ばれるようになる。ぎょっとするが、ほかのひともみんな同じように汚点が肩書きになっていて、それを気にしていない。──

「心から楽しんでいただけているか心配です」とタモリが前置きしてたのはなんだったんだろう。「殺人者」と心になくても言ってしまう世界への伏線ととらえればいいのか。

「どーなってるの!?」って古いなあ。これが、いいタイミングで使われている。
こういう世界はおもしろいなあ。オレはなにを名前の上に乗せられてしまうんだろうなあ。


今回おもしろかった話10

1 にぎやかな食卓
2 隣の声
3 鍵
4 地獄のタクシー
5 トイレの落書き
6 思い出を売る男
7 ブルギさん
8 罰ゲーム
9 出られない
10 友子の長い夜

つまらなかった話
1 心の声が聞こえる


▼▼▼


【こっちもおすすめ】
noteのほうでは、ブログでは読めない内容の記事をたくさんアップしています。


角川「短歌」2018年9月号の荻原裕幸さんの歌壇時評の感想すこし
https://t.co/CzRqDYixti

「短歌研究」2018年9月号・短歌研究新人賞のことを思うぞんぶんに書く【1】
https://t.co/9LDZrsWmr0

【2】
https://t.co/lcoeLM1kt6

【3】
https://t.co/f993MV2JHS

【4】選考座談会・前編
https://note.mu/mk7911/n/ncbc826b3e18a

【5】選考座談会・後編
https://note.mu/mk7911/n/n44d84c9e74f6

2018年の短歌研究新人賞の自分のことについて、思うぞんぶんに書き尽くしました。また、選考座談会で言われたことへの応答。


などなど、
500円ですべての記事(約100記事)が読めます。よろしければどうぞ。

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

7. 中川隆[-12127] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:31:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2018年11月09日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【7】1996-98年4月、ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ

【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

【6】1993-95年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)

記事の最後に、今回のベスト10を決めるから、最後まで見ていってくださいね。

"96冬C先生の「あんなこと」 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/H7Nqv835nO

「先生の「あんなこと」」見た。
──教師である主人公(西村雅彦)は悪事がおこると生徒にカマをかけて謝らせる。叩いてホコリのでない生徒などいないからだ。
万引きをした女子生徒が、主人公の「あんなこと」を知ってると言い出す。主人公はパニックにおちいる。──

いやな先生がだんだん弱い滑稽なものに変わっていく様子がおもしろい。誰だかわかんなかったけど西村雅彦だったのか。演技うまいよなあ。
財布を蹴って拾うやつは意味わからなかった。

マエストロ、追っかけ、赤ちゃん教育ソフト、ザ・ニュースキャスターは動画がない。
1996年にはいった。

"96春@ミッドナイトDJ /世にも奇妙な物語"
https://t.co/64IivAWy0a

──主人公のラジオDJ(石黒賢)は番組でリスナーと電話をつないで過激なトークをしている。17歳の不登校の少女に、お前はもう手遅れだと言い放つと、少女は主人公に感謝し、会いたがる。あるとき、主人公のことが見えるという男と電話がつながる。男の言うことはつぎつぎに的中する。──

とても面白かった。ラジオ局ってよく知らないから興味ある。こんな毒舌の番組も聴いたことない。あったら聴くかも。それだけですでに面白い。

菅野美穂がいい役をやっている。ラジオを聴いて自殺したってことだよな。そりゃ化けて出て番組を下ろされてもしょうがないわけだが、
そこですっきり終わらないのがこの番組らしいところだ。番組を下ろされたから、番組を荒らす電話をするようになるわけだが、だったらそのまえにかけてきた男は何者だったのかという謎がのこる。その前のDJだったりするのか?

「熊の木本線」動画なし。

"受験生(工藤正貴)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/Z5Cee7Fyof

「受験生」見た。
──成績不振になやむ主人公が、「エジソンバンド」を手に入れる。頭に巻くと、頭がよくなる。ただし、ほかの願いごとをしてはいけない。主人公はエジソンバンドで好成績を連発する。だが試験当日、鉛筆が折れたり気が散っておもうようにいかない。──

BGMがエレベーターアクションだ。エレベーターを上がったり下がったりするのが、受かるか落ちるかの受験生に重なってくる。
それはいいんだけど、ほかのBGMも主張してきてどうも話に入りづらい。
なーんか安っぽいんだよな。
しょうもないオチだけど、呆然としている描写はなかなかいい。

これはけっこう初期の話だ。古い見逃したやつの動画が上がってきているので、そちらを見始めた。あとまわしにすると、いつ消えるかわからない。
動画がなくて見逃している話が110話くらいある。多い。それらがアップされているのを見かけたら、古いほうから優先的に見るようにする。

"ボロボロ(三田村邦彦)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/Bzq2u8JVMA

「ボロボロ」見た。
──主人公(三田村邦彦)はうだつのあがらないサラリーマン。五百万を着服した疑いをかけられ、誰かにつけ狙われ、主人公はノイローゼになる。愛想をつかし妻はでてゆく。彼の慟哭は、やがて哄笑に変わる。──

最後のほうがよくわからなくてあらすじサイトを見てしまった。
電話線をちぎるとかゴミ捨て場を荒らすとか、なかなか迫力あった。

"柵(小林克也)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/GfGfynXZoE

「柵」見た。
──部下と上司のはざまで仕事に苦労している主人公(小林克也)は帰り道に柵に顔がはさまって抜けなくなってしまう。たちの悪い通行人の男(間寛平)に財布をとられ、工務店の男(佐野史郎)にチェーンソーで襲われる。柵に顔をはさまれながら、主人公は人生に思いをはせる。──

伊東四朗が主演だと記憶していたが違った。記憶ってあてにならないなあ。佐野史郎がまた出ていた。なんか多くない?「笑う頭脳」「地獄のタクシー」「バカばっかりだ!」まだあったかな。

これも出られなくなる系の話だ。出られない話にもいろいろバリエーションがあるもんだなあ。
解決してるのかしてないのか、妙な決着なのがおもしろい。

「社会にがんじがらめにされている」という読みができるんだな。となると、「こんなところで死にたくない」と火事場の馬鹿力で脱出することにも、なにかの意味がくわわってくる。

"ビデオドラッグ(古村比呂)【世にも奇妙な物語】" https://t.co/UhRd3BB42e

「ビデオドラッグ」見た。
──心理学の無意識の領域について研究し教えている主人公(古村比呂)。学生たちのあいだで「ビデオドラッグ」というビデオがやりとりされている。それを見た学生たちが次々に事件を起こす。ダビングされたビデオドラッグには「コロセ」という信号が含まれていた──

特徴的な音と映像だったし、目を切るのがイヤで覚えていた。この刑事は車だん吉?
YouTubeでビデオドラッグみたいなのあるなあ。気持ちよくなれるとかっていうの。オレは特になにも感じないけど。

なにかに関わった人がつぎつぎ死んだり不幸になる系の話ってあるな。「心霊写真」も見た人が死んでいく話だった。「テレフォンカード」も。「サブリミナル」も。

"行列(世良公則)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/BY1iw9odXv

「行列」見た。
──主人公(世良公則)は長い行列を見かける。最後尾の人に、なんの行列かをきくと「例の」という。後ろからすぐ人がきてならぶ。行列が伸びてゆき、ちょっと電話しているあいだに最後尾が見つからなくなる。最後尾へ行くためのタクシーがあらわれる。──

かなり「奇妙」度が高いと感じる。「ズンドコベロンチョ」とか「ブルギさん」とか、不可解なものに巻き込まれてゆく話は好きだな。
行列の前後の男女がくっついてはなれなくなること、謎のタクシー、蕎麦屋にかわっている男。行列とはなんなのか、考える余地がおおいにある。

「例の」ではなく「霊の」なのかと思った。人生は死を待つ行列なのだ、みたいな意味があるのかと思った。

"逆探知(橋爪功)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/wRszASxcsY

「逆探知」見た。
──刑事(橋爪功)らは、奇妙な誘拐事件の捜査をする。亡くなっているはずの子供が誘拐され、2000万を要求される。子が亡くなったのを信じない母だけでなく、父親までがその声を電話ごしに聞く。逆探知に成功し、捜査員が犯人の家に行くと、そこにいたのは、──

「笑う頭脳」と同じく、解決しない事件に橋爪功が演じる刑事が巻き込まれる話。
骸骨をゆさぶる老婆のところだけは怖くて覚えていた。こわいだけじゃなく、「もうひとつの現実」ということを考えさせられる。

"ラッキー小泉(山下真司)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/2PDUX9tAvS

「ラッキー小泉」見た。
──ラッキー小泉と言われるほど運の強い小泉(山下真司)の会社へ、運の悪い「万年勝造」がやってくる。それからというもの、小泉には不運なことが続けざまに起こる。万年が茶柱がたったと大喜びした日、小泉は「消えちまってください」と頭を下げる。──

コメディータッチの軽い作品だ。運と不運のぶつかりあい。
紙をやぶる場面が三回あり、それが気になった。

"赤と黒(岸本加代子)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/lEiEBg27ek

「赤と黒」見た。
──町を走っている男、時限爆弾のしかけられた部屋に囚われている女。──

三分しかない、珍しい作品。これが短くて、つぎの「マジシャンのポケット」が長かったのは覚えてる。
これだけではよくわかんないんだけど、男と女が関係なかったってことなのか。

ネタバレのサイトを見てきた。「赤と黒」が服の色なのは分かってたけど、「チコク」が赤い文字っていう指摘はなるほど。

"なんなのォ!?(泉ピン子)【世にも奇妙な物語】" https://t.co/niR5hz1bfS

「なんなのォ!?」見た。
──主人公(泉ピン子)は、どんくさい夫と息子に嫌気がさしている。となりのかっこいい旦那さんと秀才の息子と入れ替わってしまえばいいのにと、言いながらうっかり階段から落ちてしまう。すると、となりの息子さんがただいまと言って入ってくる。──

願ったら叶ってしまったけど、叶わない方がよかったという話。「シャドウボクサー」「笑いの天才」とかの系統。
どんくさい夫が蛭子さんだ。泉ピン子もさすがのいい演技をしている。
オチが読めてしまった。そこからもう一回なにかあるかと思ったら、なにもなかった。

"トラブル・カフェ(今井雅之)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/BkZNN5yrGr

「トラブル・カフェ」見た。
──超能力がつかえる兄弟は、その能力をコントロールできないために苦しんでいる。喫茶店にくるが、さわれば人の過去が見えるし、コーヒーが豆に戻ったりする。そこへテレパシーで話しかけてくる男がいる。強大な能力をもった男だ。──

これは録画して何度か見たと思うんだけど、部分的にしか覚えてない。コーヒーが豆に戻ったり、アイスコーヒーが沸騰するのは覚えていたけど、あとは覚えてない。
「常識酒場」の続編だな。ほかの能力者がでてきて面白くなった。

動画のサムネイルがタモリなのがめずらしい。YouTubeでこのドラマを長く見てきたけど、初めてかも。
この冒頭のタモリのトークも覚えてた。正義はしちゃいけないことばかりだが悪はそれがない。それで正義はほんとうに悪に勝てるのか。

"ニュースおじさん(大竹しのぶ)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/IL96g4nTEt

「ニュースおじさん」見た。
──主人公(大竹しのぶ)はテレビのニュースの現場にいつもいるおじさんに気づく。カメラマンに看板がおちてくるニュースの現場でおじさんとニアミスし、それからニュースおじさんを街で見かけるようになる。夫とドライブすると、後ろの車におじさんが乗っていた──

まず「ミス吊り橋」ってなんだよ。
テレビの隅にいた人が無言でどんどん近づいてくるところに怖さがある。存在に気づいたからニュースにして消されたのだと考えてみるのもいいな。
無名のころの篠原涼子がでているとコメント欄で話題になっていた。

"蟹缶(高田純次)【世にも奇妙な物語】"
https://t.co/dtt9VKfJSq
「蟹缶」見た。

──主人公(高田純次)の店に強盗が入る。強盗は蟹缶ひとつを盗んでいく。いい加減な態度の警察に対し、主人公は150万盗まれたと話す。大事になり、主人公の運命は悪いほうに転がっていく。商工会とトラブルになり、移転予定先がなくなる。ある夜、犯人が蟹缶をもってくる──

岩井俊二作品なんだね。高田純次の演技がとてもいい。強気ではねっかえりな店の主人を見事に演じている。
途中できれていたのであらすじサイトで結末を確認した。床屋の感じ、商工会の人々、警察。脇役もいい。

"96春B怪我 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/gtMrYHgNTo

「怪我」見た。
──夫(今井雅之)が帰宅すると妻(鷲尾いさ子)は全身に怪我をしている。階段から落ちたという。その後、妻の妊娠がわかり、夫は喜ぶ。交通事故の被害者が消えるという事件が起こり、警察がくる。その話のあいだに妻の体に傷があらわれたり消えたりする。──

怪我が出たり消えたりする不思議な体の女の話。感動的な台詞のあたりで動画の音声がおかしくなる。一番いいところなのになー。そこが聞けないので良いとも悪いともいえない。
今井雅之、けっこう出てくるなあ。「トラブル・カフェ」で見たばっかりだ。

「年功不序列」動画なし

"世にも奇妙な物語 不定期バスの客 【 中居正広】"
https://t.co/WoTRj8iRCS

「不定期バスの客」見た。
──コンビニで店員を刺してしまった主人公(中居正広)はバスをさえぎって停めて、乗る。乗員乗客に刃物をつきつけてバスジャックするが、乗客の様子がおかしい。妙にみんな落ち着いている。みんな名札をつけている。彼らは何者でこのバスはなんなのか。──

いつものよりちょっと長め。見ごたえあった。中居くんが窮地に追いやられる様子がなかなかよかった。演技が下手とは思わなかったな。
宇宙塵の人、この人だけでもストーリーができそう。

"(怖い)世にも奇妙な物語" https://t.co/jWHpECBL8J

「壁の小説」見た。
──連続殺人事件の捜査をしている刑事(大塚寧々)は、事件そっくりの内容の小説が壁に書かれた閉鎖病棟に閉じ込められる。壁いっぱいに書かれたことは現実となる。小説を書いたのは院長としてここへ案内した男だとわかる。──

このへんから全然おぼえてない。見てない話ばかりだ。番組を見るのをやめたんだろう。ドラマの方向性もなんかオレの知ってる「世にも奇妙な物語」から変わっていってる。いまどきのドラマっぽく感じるが、それでもまだ1996年かー。

興味深い内容だったが、殺人鬼のくだりで変だと思い、男が草原で抱かれるあたりでバカバカしくなって目をそむけてしまった。
書かれたことが現実になるのは、キムタクの出てた「トイレの落書き」もそうだった。

「のどが渇く」動画なし

"世界奇妙物語 - 1996秋 - 公園初登場"
https://t.co/BVaI49ZJiQ

「公園デビュー」見た。
──引っ越してきた主人公(鈴木保奈美)は娘といっしょに公園にいくが、様子がおかしい。服装は決められていて、場所も決められていて、オモチャの持ち込みは厳禁。戸惑っていた主人公だったが、徐々に公園のルールに溶け込んでゆく。──

そこそこ面白いけど、23分もかけるほどの内容かなあ。15分でピリッとした話をやってきたのを見てるから、間延びしてるように見える。
素通りする男性が、結局べつになんでもなかったのがいい。モニュメントも馬鹿馬鹿しさに拍車をかけていて良かった。それにしても音楽で感動させようとしすぎだろう。

"世にも奇妙な物語 ゴリラ (勝俣州和)"
https://t.co/ov4b8v1I6I

「ゴリラ」見た。
──日中友好のしるしに来日した幻の白ゴリラのオスとメス。そのオスが危険な状態にあり、影武者として主人公(勝俣州和)が政府に選ばれた。着ぐるみのバイトの感覚でゴリラとして仕事する主人公。だが本物のゴリラが亡くなる。皮膚を移植され、主人公はゴリラとして中国へ──

特殊な内容で、展開が読めなかった。オレはてっきり、メスのゴリラも人間だったというオチになると思ってた。抱き合うところはギャグみたいだったが、最後きっちりしめたね。なかなかの傑作。

"恐怖のカラオケ歌合戦 世にも奇妙な物語"
https://t.co/EpAqAnxvaP

「恐怖のカラオケ歌合戦」見た。
──カラオケが下手でさんざんバカにされた男が、同じメンバーを研究室に監禁してカラオケ大会をおこなう。研究室の巨大植物は音楽が大好きで、歌の下手な者を呑み込んでしまう。──

しょうもなかったな。つまらない。見てられなくて途中で本を読みはじめた。
みんなで媚びて命乞いをするけど、オレは怒りたくなった。そんなことして楽しいかと。同情はするけど、やられた以上のことをやりかえす、それも自分以外の力でそれをやるのはいきすぎだろう。
それに植物の判断基準もわからんよ。けっこううまい人も食べちゃってるし。

どうしちゃったんだ、世にも奇妙な物語。持ち直してくれ。

"世にも奇妙な物語 テレパシー・ラブ"
https://t.co/mGWKTpOMzt

「テレパシー・ラブ」見た。
──主人公(水野真紀)と会社の上司の松下(生瀬勝久)はテレパシーがつかえる。松下は家庭を持つ身でありながら主人公にテレパシーで言い寄る。迷惑をかけない割りきりの関係ということで松下を受け入れるが、ある夜、主人公は松下がほかの女といるところに出くわす──

最後のほう、なんかごちゃごちゃしてよくわかんなかったよ。妻、主人公につづく第三の女が家を燃やそうとしていて、それを回避するために刺したってこと? なにも刺さなくてもよくない? 結局燃えちゃったわけだし。

男もテレパシーがつかえるなら、自分のフロッピーの場所はなんでわからなかったのか。
弁当ってなに? 気持ちわるい。あんな男いる?
「テレパシー」がなんなのか、わからなかった。声に出さずに会話する力なのか、未来予知なのか。予知するわりには不幸になるし。

それにしても水野真紀はよかった。超能力者っぽかった。

っていうか、テレパシーあんまり関係ない気がする。
男がひどい奴だったっていう話じゃないかなあ。妻にもきっと猛アタックして飽きたんでしょ。主人公にも猛アタックして飽きたんでしょ。それで三人目に猛アタックしたんでしょ。

"世界奇妙物語 - 1996冬 - 2040年的耶誕夜"
https://t.co/P4gWK2Zp1n

「2040年のメリークリスマス」見た。
──漫画家を目指しながら警備員をしている主人公に、たびたび「おじいちゃん」と呼びかけてくる電話がかかってくる。イタズラだと思っていたが、火事を言い当てたことから話をするようになり、孫が2040年からかけている電話であることを知る。──

これはいい話だったなあ。未来がないと思っていた主人公を孫が励ます。あきらめかけていた漫画、あこがれの女性。ふさがっていた状況が電話でひらけてゆく。せつなくも前向きなラスト。

"97春@完全治療法 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/fGzAjGAWwm

「完全治療法」見た。
──主人公(武田真治)が目覚めると、2020年の病院だった。末期ガンの治療法が見つかると信じて20年の冷凍睡眠をしていたのだ。だが2020年になっても治療法は見つかっていない。だが臓器移植が発達していて、クローンからの臓器移植という方法がある。──

ここから1997年の放送分。
いま2018年だけどたしかにガンの治療法はないなあ。患者である主人公が疑って病院内を歩き回る話、どっかで見たなあ。「ロンドンは作られていない」だったかなあ。

なかなか面白かった。自分がクローン側だったっていうことだよな。記憶が戻ってこない点はそれで納得できる。
看護婦さんがきれいなようだったが画質も悪いしカメラが近くにいかないから残念。

音声が終盤おかしくなるのが残念。タモリの言うとおり、たしかに三人は「いかさま師」だ。いかさま師というのは、一枚しかないはずのカードを複数枚もっているものだが、クローンもそういうところがある。

"世にも奇妙な物語 管理人"
https://t.co/ahLKGsXzYY

「管理人」見た。
──主人公(松嶋菜々子)が引っ越してきたマンションは決まりがきびしい。ごみの分別、騒音にたいして、隣人がたずねてくるばかりでなく、電話が鳴りやまず、ファックスも止まらない。主人公は管理人に会おうとするが、どうしても会うことができない。──

松嶋菜々子がきれい。このころ井上陽水奥田民生の「ありがとう」流行ってたんだな。ファックスがでてくる話は初めて。

途中まで不可解でなかなかよかったが、最後の豹変は納得いかない。それに、あの黒電話はなに? 階段で人が死んでただで済むだろうか?
「ゴミが捨てられない」という話が初期のころあって、それをもっとちゃんと怖くした感じだな。あれは冗談みたいなしょうもないラストだった。
しかしこっちだって、ラストはそうとう無理矢理なところがある。

取り決めといえば「公園デビュー」も取り決めの厳しい話だった。あれも、支配される側から支配する側になる話だった。でもあれは子供がいたし、同じように追い出された人がいたから解決できた。
「管理人」の場合は孤立無援なのがつらいところだ。

"世にも奇妙な物語「扉の先」椎名桔平"
https://t.co/kz8N77P0Um

「扉の先」見た。
──死刑囚の男(椎名桔平)が別の死刑囚の男(今井雅之)に、死刑になるときどうなるかの話をする。普段は引きずるような足音で来る看守が、かかとからこつこつと足音をさせて近づき「移送」と声をかけて……──

また今井雅之が出ていた。
かなり面白い。歴代でもトップ10は固いんじゃないか。こわがらせてもらった。演技のうまさもあるんだろう。
しかし粗末な食事だなあ。せめてこぼれないように出してほしい。
異様に再生数が多いんだけど、それも納得できる。

"懐かしのTV 1997.03.31 世にも奇妙な物語 私に似た人 西村雅彦 タモリ"
https://t.co/HcrDUhoY9c

「私に似た人」見た。
──主人公(西村雅彦)は仕事で忙しい毎日を過ごしている。身に覚えのないことを言われることが増えて、自分そっくりの人を見かけるようになる。そっくりな男を追いかけていくと、音楽スタジオに入る。そういえば学生のころに自分はジャズをやっていたのだった──

西村雅彦もけっこう出てくるなあ。
「もぬけの殻」って感じのヒョロロロ〜♪ っていう音が印象的。
「忙」という漢字は心を亡くすと書くっていう、金八先生みたいなことを言うサックス奏者。

学生時代に音楽やってたこと、大人になって忘れたりするかなあ。覚えてるけどなあ。
あと、書斎が立派だった。どんな本を読むのか気になった。岩波文庫があったようだが。
途中まで、どっちに転ぶかわからないのがハラハラした。怖い方向にいきそうで。だから最後は安心した。よかったね。

"世にも奇妙な物語 ウィルス" https://t.co/hb4HOeIagG

「ウィルス」見た。
──主人公(広末涼子)は留学から帰る飛行機のなかにいた。とつぜん防護服を着た何者かが入ってきてガスを放ち、みんな意識を失う。主人公が意識をとりもどすとなにもない部屋のなかにいた。出られない。まだやりたいことはいっぱいあるのに。脱出をこころみる。──

広末涼子は初登場。広末好きなんだよねえ。うれしい。
説明がすくないので、そういうストレスはある。水がないのが一番気になった。

部屋にあるわずかなものから脱出のため・生きるためのアイデアを出して実行するところが良かった。

で、これはこれからどうなるのだろう。部屋にもどるの?

"97秋B女は死んでいない /世にも奇妙な物語"
https://t.co/vINEkvqi2D

「女は死んでいない」見た。
──銀行強盗のひとりである主人公(杉本哲太)は、目撃者の女を刺し、女を助けるふりをする。刑事に問い詰められる。刑事は女が生きていることを告げる。そこへポケベルのメッセージがくる。0310-345。これが状況を変える。──

ポケベルの数字でやり取りするっていうのがおもしろい。さかさまにするとアルファベットになるというのは考えたね。携帯電話が出てきているけどポケベルもかろうじてある、という時代かな。
女を刺す場面を官能的だと思った。
タイトルが最後に出るのが新鮮。良かった。

「無実の男」動画なし。

"世にも奇妙な物語 望みの夢" https://t.co/76pKHYfrX9

「望みの夢」見た。
──主人公(菅野美穂)は好きな男を望遠鏡で覗いてそれを日記に書いている内気な女の子。だが彼が親友のトモコと付き合っていると知る。叶わぬ恋に苦しむ主人公は、望みの夢が見られる「夢ディスク」に溺れてゆく。──

菅野美穂かわいい。っていうか、だんだん主役がかわいいとかそういう魅力の比重が高まっている気がする。
夢と現実がごちゃごちゃになる話なのは見当つくわけだけど、どうすり替えていくかが大事なところだ。

妄想が楽しそうだ。都合のいい妄想ができたら楽しいだろうな。夢でも遠慮しちゃうよオレは。

そういえば以前「夢を買う男」っていう話があったな。それと比較すると、この番組の中身の変化が見えるようにおもう。
どうやって見たい夢を見たか、どんな夢だったか、夢から覚めるとどうやっていたか。

「夢を買う男」の場合は、大金をはたいて夢を見たのだった。夢のなかでは平凡な家庭を営んでいて、現実には世界が核でほとんどやられていたのだった。
「望みの夢」は、夢は睡眠薬とディスクで手軽にどこでも見れるし、夢のなかでは都合のいい恋愛が見れて、現実は自分の性格がちがう。

夢をコントロールするにしても、夢を入手する敷居の高さがまるでちがうし。家庭や戦争の話と、恋愛の三角関係なのも、だいぶちがう。もしかするとウォークマンやCDプレーヤーの登場が関係してるのか。
同じフィクションでも、どんな話が作られるかというのはその時代を写しているとおもう。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1997秋SP 自殺悲願 (山崎努)"
https://t.co/fWLEBd8UEr

「自殺悲願」見た。
──世の中では、自殺した作家の本が売れている。作家の主人公(山崎努)は、本を増刷しても全く売れない。責任をとれと出版社側に言われ、自殺を試みるがことごとく失敗する。そんなある日、作家の自殺についてどう考えるか、雑誌から取材がくる。──

この主人公みたいなのがオレのイメージする作家だよ。古いイメージのような気がするけど、本がぎっしりたくさんある部屋で、丸めた原稿用紙が散らばっていて、風貌もしゃべり方もこんなんで。まさにこれ! って感じ。

運命は意地悪なものだよっていう話と見れば、まあいつも通りの話だ。
一種の風刺にも見えたけどね。つまり、本が売れるには分かりやすいレッテルというか、キャラ立ちが必要だという。中身じゃなくて話題ですよと。本の中身のことは全く出てこないじゃないですか。純文学であるということだけ。

売れ方も奇妙だけど、まあありそうな話だ。自分の本を踏み台にして首くくる最初の自殺が回収された、というのが特に奇妙なポイントだな。

"98春@サムライ化する男 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/YJUDoecFXB

「サムライ化する男」見た。
──主人公(香取慎吾)はだらだらした男で、いい加減な仕事をしている。会社の屋上で寝ていたら急に何かがきて、サムライのような性格になる。真っ直ぐで不正をゆるさない。会社と折り合いがつかなくなる。ひょんなことから政治家になる。──

ここから1998年。サムライの世界に迷いこんでしまう「切腹都市」の逆だな。
なんか香取慎吾っぽいと思うよ。無理のある話で。フジテレビっぽいというか。越後屋とか坂本龍馬とか「こういうのなら皆さんにもお馴染みでしょう?」というところをつまんでくる。

時代に詳しくないから、越後屋と坂本龍馬とエレキテルが同時に出てくるのがありうることなのかどうかもわからないけど、たぶん無茶なんだろうなと想像はつく。

無茶だなあと思いながらもけっこうおもしろく見て、予想のつかなかったオチだ。といっても夢オチだ。

"トラウマ 世にも奇妙な物語"
https://t.co/FB9NZjKKvF

「トラウマ」見た。
──主人公(稲森いずみ)は、自分以外の顔が認識できない。これはトラウマによるものだ。大学で教授が自殺しているところを見たからだ。精神科医は「まきもどし法」でトラウマの克服をはかる。そのときの記憶をまきもどしてゆくと、あらたな記憶がよみがえった。──

小堺さんが出ていた「まちぶせ」に似た話だ。いじめられた記憶が殺した記憶になる話だった。

「トラウマ」という言葉ってこの頃に出てきたのかな。そんなに古い言葉ではない気がするけど。

プロコフィエフが鳴りっぱなしだ。使い勝手のいい曲のようで、深刻であればわりとどんな場面でも合う。

顔が見えなくなるような分かりやすいものじゃないから精神医学ってむずかしいんだよな。
解決はしないが真実は分かったわけで、夫は悪人じゃないわけで、よかったんじゃないですか。


YouTubeで「世にも奇妙な物語」で「一週間以内・長め」で検索したら、見つからなかった話の動画が上がっているのを見つけた。この方法はつかえる。
すぐ消されてもすぐアップするわけで、それならば、アップされたタイミングで見れればいい。
今回の「トラウマ」は、二時間前にアップされたものを見た。

"98春Dそして、くりかえす /世にも奇妙な物語"
https://t.co/ZW2XYukpSo

「そして、くりかえす」見た。
──主人公(内村光良)は最悪な一日を過ごす。車に水をかけられ、会社が倒産の危機におちいる。夜の12時になると朝になり、再び同じ日がはじまる。運命を変えて新しい日を歩むべく、主人公は様々に行動する。──

松崎しげるの出てた「リフレイン」みたいな話だ。あれは暴力団や殺しや冷えきった家族が出てきてつらい話だったが、こちらはもうすこしのどかだ。楽しむ余裕がある。いいと思うけどね。永遠の生を手に入れたのと同じことでしょう。

途中で音声がなくなる部分があり、彼女とのくだりがよくわからないのが惜しい。

「くしゃみ」「5分後の女」動画みつからず。


今回おもしろかった話10

1 扉の先
2 ミッドナイトDJ
3 行列
4 ゴリラ
5 柵
6 不定期バスの客
7 2040年のメリークリスマス
8 完全治療法
9 自殺悲願
10 ウイルス

つまらなかった話3
1 恐怖のカラオケ歌合戦
2 サムライ化する男
3 テレパシー・ラブ


以上です。つづく。

▼▼▼


【こっちもおすすめ】
noteのほうでは、ブログでは読めない内容の記事をたくさんアップしています。


角川「短歌」2018年9月号の荻原裕幸さんの歌壇時評の感想すこし
https://t.co/CzRqDYixti

「短歌研究」2018年9月号・短歌研究新人賞のことを思うぞんぶんに書く【1】
https://t.co/9LDZrsWmr0

【2】
https://t.co/lcoeLM1kt6

【3】
https://t.co/f993MV2JHS

【4】選考座談会・前編
https://note.mu/mk7911/n/ncbc826b3e18a

【5】選考座談会・後編
https://note.mu/mk7911/n/n44d84c9e74f6
2018年の短歌研究新人賞の自分のことについて、思うぞんぶんに書き尽くしました。また、選考座談会で言われたことへの応答。


などなど、
500円ですべての記事(約100記事)が読めます。よろしければどうぞ。

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

8. 中川隆[-12126] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:32:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告


2018年11月28日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【8】1990-96年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52226691.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ

【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

【6】1993-95年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

【7】1996-98年4月、ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)

記事の最後に、今回のベストを決めるから、最後まで見ていってくださいね。


今まで動画が見つからなかった作品がいくつもアップされていたので、今回はそれを見た。


"髪 世にも奇妙な物語"
https://t.co/azX2azF47X

「髪」みた。
──主人公(五十嵐いづみ)は失恋して「失恋美容室」という店で髪を切る。注射を出してくる奇妙な店だった。主人公は髪とともに彼の記憶をなくす。それから相手だった男は髪にたたられる。長い髪が部屋にあるせいで新しい女とうまくいかなくなり、悪夢を見て、階段から落ちる。──

1992年に戻ったわけだが、古く感じる。画質もだけど、こわがらせ方も古い。髪が首にまきつくとか、浴槽に髪が浮かぶとか。

復讐の話としてみればいいのかな。失恋を完全に癒して相手を不幸にできたんだから、完璧だ。
怖いところがあるから不幸な話として見たくなるが、考えてみれば不幸になった男はろくでもないわけだし、主人公の女性は立ち直ったんだから、ハッピーエンドだ。

お互いに記憶を亡くしたわけだけど、お互いにニコニコしてて、ここからワンチャンあるのかねっていう終わりかただ。

髪がズルッて落ちる夢、こわいね。
あと、オレは首になにかが巻き付くのを見るのがつらいので、そこは苦しい話だった。

"人形 世にも奇妙な物語"
https://t.co/CwfOye6Suz

「人形」見た。
──暴力団員である主人公(杉本哲太)はわら人形を手に入れる。人形の無事を保てば不死身になれるという幸福のわら人形。人を殺して追われる身となった主人公。人形の安全を確保するのは難しく、なかなかうまくいかない。人形を金庫の中に入れることを考え付く。──

最後は一本とられた。なるほどという面白さがあった。
杉本哲太って、笑っていいともでは無口なキャラクターだけど、ドラマではちがうね。「女は死んでいない」でも人を殺していた。


"整理癖 世にも奇妙な物語"
https://t.co/TH0lyOwE1P

「整理癖」見た。
──医師である主人公(渡辺裕之)は几帳面で整理癖がある。院内のすこしの乱れも許せない。カルテを整理するための棚をつくり、あいうえお順に並べた。しかしアで始まる名前の患者が多すぎて入りきらなくなる。主人公にはこれがなんとしても許せず、悩みの種となる。──

これは覚えてた。眼がギョロついててなかなかよかったな。

"震える愛 世にも奇妙な物語"
https://t.co/hObF9Um0Rf

「震える愛」見た。
──主人公(南果歩)には、不思議な力がある。男が自分を裏切る様子が見えて苦しくなって、感情がたかまってくると、相手の男が変死する。それを事件として捜査している刑事(西岡徳馬)は主人公が原因らしいとつきとめ、接触する。─

南果歩が好きなので、楽しみに見た。奇妙だが、悲しさと美しさがあった。
わざとらしいのは気になる。写真をばらまいてその上で寝るとか、誰が見ても刑事だとわかるような格好の刑事とその帽子とか、コンパの席の「彼女は最近悲しいことがあって落ち込んでるわ。男性軍、チャンスよ」とか。

あとは、死ぬところをもうすこし映してもよかったかも。かなり抽象的な死にかたになっている。
それにしてもこの番組にでてくる刑事は、事件を解決できない可能性が高い。解決できたら奇妙じゃないけども。

"ボタン 世にも奇妙な物語"
https://t.co/kjMIBBwu9b

「ボタン」見た。
──主人公(伊武雅刀)は、コンドルと呼ばれる殺し屋。大金を積まれ、依頼を受ける。主人公が歩いているとスーツのボタンが脚立にひっかかる。これがきっかけで連鎖が起こる。果物がころがり、ベビーカーが走りだす。──

ピタゴラスイッチみたいな作品。サムネイルの赤ちゃんがかわいい。とにかくいろんなことが起こる。人が多い。美しい姫もいれば、がめつい奥さんたちもいて、なかにはあまりドラマで見ないタイプの顔の人もいる。
どうなっていくのかハラハラした。オレはこういうの好き。

"電気じかけの幽霊 世にも奇妙な物語"
https://t.co/lZqC7LnybY

「電気じかけの幽霊」見た。
──主人公(坂上忍)の恋人レイコは感電死してしまう。それから半年、主人公にあたらしい恋人ムツミができると異変が起こる。電気系統でのトラブルが続出。亡くなったレイコがテレビにあらわれ、電気の力でムツミを呪い殺そうとしてくる。──

若くてさわやかな坂上忍が活躍する話。CGとか、なんか特撮っぽいところがあるんだけど、こういうのは技術が不足しているというか、チャチで弱いと感じる。

"お前が悪い! 世にも奇妙な物語"
https://t.co/bFI2QDVX2n

「お前が悪い!」見た。
──主人公(石橋保)は突然二人組に言いがかりをつけられる。逃げて喫茶店に入ると、飲み物がこぼれたのを自分のせいにされる。会社では部長のギャンブルが当たらないのも自分のせいにされる。どこへ行っても自分のせいにされ、警察や人々から逃げ回る。──

序盤から起こっていることが最後まで手をかえ品をかえ繰り返される。変化もないしオチも見え見えだ。主人公に演技力があるのですくわれる。

"つまらない男 世にも奇妙な物語"
https://t.co/6T6D2yCY9G

「つまらない男」見た。
──主人公(中山仁)は生真面目でつまらない男だが、陽気な係長を見習ってウケを狙うようになる。ことわざをもじったシャレを連発するがまったくウケない。トイレでネタを考える試行錯誤の日々。──

たぶん小説版で読んだのを覚えてた。石橋を叩いて渡る木梨とか、溺れる者は体育が2とか。
すべって死にそうになって、ウケたら生き返ったってこと? それは普通におもしろい。
「粉末転倒」を言うために会社のデスクにあれを入れてあるのか。
たしかにつまんないけど、あまり見たこと無いつまらなさで、ちょっと気になる。
脚本が北川悦吏子さんだ。「半分、青い」の。

"妄想特急 世にも奇妙な物語"
https://t.co/RY1Y6UrTWZ

「妄想特急」見た。
──主人公(中井貴一)は妄想癖がある。大事な面接に行く途中でも次々に妄想してしまう。女性の定期券を拾い、電車のなかで妄想。いかんいかんと面接のことを考えていると、今度は、面接で女性の定期券から妄想をしたことを話すところを妄想する。──

これは覚えてる。なかなか込み入ったつくりになっていて面白いな。枠のなかに枠、枠のなかに枠。
まあたしかに、ご都合主義の妄想で、創造性って感じではないよ。女の妄想ばっかりで。
現実にこういうひとがいたら、精神科への受診をすすめる。

"夢のつづき 世にも奇妙な物語"
https://t.co/CDJpxIWjiU

「夢のつづき」見た。
──会社社長である主人公(片岡鶴太郎)はいい夢を見るが現実はうまくいかない。悪夢を見ることで現実に運を呼び寄せる呪術があると聞き、術を受ける。すると連日悪夢にうなされるが会社の業績は急激に上がる。だが寝不足がたたり体を悪くする。──

これ覚えてた。スパゲティがミミズになる場面とラストだけ覚えてた。
どう転んでも人生はつらいなあ。それだけですよ。平凡が一番だよ。
死刑執行の周辺、たぶんほんとのやつとはだいぶ違うんだろうなと思いながら見た。

昨日の「妄想特急」も現実があやふやになる話だったが、そっちはコミカルでたのしかったな。命が危険にさらされるかどうか、生活が大きく左右されるか否か、のちがいだな。

"ふたり 世にも奇妙な物語"
https://t.co/PJioNLMgwA

「ふたり」見た。
──主人公(西田ひかる)は思っていることを言えない性格の大学生。主人公に、高校のころの同級生のミシマ君という男が憑依する。ミシマ君は言いたい放題の性格で、主人公はふたつの心に左右される。──

これはテレビで見ていて、中学二年のころに心を動かされたのを覚えている。西田ひかるが好きだったんだよ。このドラマでは西田ひかるがずっとメガネかけてる。一人二役を演じていてなかなかよかった。
さわやかな話だったな。NHKみたい。

オレも言いたいこと言えない生徒だったからかな。なんかはげまされたんだよ。
今はそういうふうには見れないけども。

"ラブチェアー 世にも奇妙な物語"
https://t.co/0w4fUyPcIJ

「ラブチェアー」見た。
──男(石橋保)が買ったラブチェアーをほしがっていた女(南果歩)。ふたりは同じ部屋に住むようになるが女のこだわりが激しく、男の妹を始末しようとしたり、部屋中のものを同じ柄に合わせたり、男の辞表を勝手に出したりする。男は女からの脱走をこころみる。──

南果歩、けっこう出てくるなあ。ここでは危ない女を演じている。思い込むとそればっかりになっちゃうんだな。ここまで極端ではないけどこういう人はいそう、というところを突いてくる。

"赤ちゃん養育ソフト 世にも奇妙な物語"
https://t.co/o1rWcKKP4k

「赤ちゃん養育ソフト」見た。
──夫(野村宏伸)は買ってきた「赤ちゃん養育ソフト」を使い、妻(永作博美)と一緒に育てはじめる。生まれてきた男の子に名前をつけて、言葉を教えたりミルクをあげたりした。だがうまくいかなくなり、ロッカーに赤ちゃんを捨ててしまう。──

永作博美が好きだから見ていられるけど、どうにもおもしろくない。無理矢理感動させようとしてくる。この感動のさせかたはどこかで見た。「私の赤ちゃん」のときと同じだ。いなくなったはずの赤ちゃんがあらわれるという筋書きも同じだ。

ロッカーからどうやって出てきたのか、そこが納得いかない。
捨てられてから異変となって登場したんだから、化けて復讐しにきたんだと思ったら、ぜんぜん違った。夫婦もべつに捨てたことを謝りもしないよね。

電気をいじってどうにかするのは、どれくらい意味があったのかなあ。その部分は「サマー・ウォーズ」っぽかった。

"熊の木本線 世にも奇妙な物語"
https://t.co/hWwfx9R7U4

「熊の木本線」見た。
──作家の主人公(石田純一)は休暇に田舎へ蕎麦を食べにいった。電車のなかで出会った村人に言われるまま寄り道し、ひょんなことから通夜に出ることになる。通夜では村人たちが「熊の木節」を歌い踊り、おおいに盛り上がった。主人公も歌ってみろとすすめられる。──

作家だというけど手書きで書いてたな。最後に「完」て書いて○で囲んでた。「ラブチェアー」の男性主人公はワープロで書いてたな。

特に大きなオチもないのが珍しいパターンだし、それがいい味になっている。ふつうなら事故が起こって「ギャーッ」で終わるところだが、そこをおさえている。
村人たちがリアルだったな。まるでほんとの宴会だよ。

"ガード下の出来事 世にも奇妙な物語" https://t.co/EgQWpFZveD

「ガード下の出来事」見た。
──主人公(菅原文太)がガード下の屋台の飲み屋で飲んでいると、客がきておもしろい話をする。だが肝心なところで邪魔が入り、オチを聞き逃してしまう。──

覚えてたけど、最後こんなんだったのは忘れていた。不運な主人公だと思っていたけど、助かったのを考えると幸福だったわけだ。不運と幸運は繋がっているという、そういう話として見た。

ほとんどしゃべらない役が菅原文太に似合っている。
オチを考えずに済むんだから、話をつくるほうは楽なのかと考えてみたが、んなこたあないか。

"闇の精霊たち 世にも奇妙な物語"
https://t.co/GuLRD7jq8M

「闇の精霊たち」見た。
──駄菓子屋をいとなむ主人公(岸田今日子)は子供たちに精霊の話をする。立ち退きをせまる三人組も居合わせる。主人公によれば、人間にうらみをもつ精霊がいまも壁の向こうにいて、その壁はこの店にあるという。──

かなり初期の話で、タモリが目立つ役で出ている。三人組がひどいやつらだなあ。ベルリンの壁崩壊がまだ新しい出来事だったころだ。

"くせ 世にも奇妙な物語"
https://t.co/bMH123Z1aZ

「くせ」見た。
──主人公(菊池桃子)は容姿をほめられるとうれしくなってものを盗んでしまう「くせ」がある。それでもいいという男性(宮川一朗太)と結婚するが、主人公の盗癖によるトラブルがつづく。──

これもかなり初期の話。そんなに男は女の容姿をほめるものなのか、容姿をほめられると女はそんなにうれしいものなのか。まあいいけどさ。
コミカルな話。タモリがサングラスを残して消えるのがよかった。あとタコ。

"留守番電話 世にも奇妙な物語"
https://t.co/70mYM2294m

「留守番電話」見た。
──主人公(仙道敦子)はビンゴ大会で留守番電話が当たる。毎日留守電に知らない男の声が入るようになる。自分を見ているようなことを言う。男性と交際するようになると、留守電の男は怒りをあらわにする。──

留守番電話が最新のものであること、店で「愛は勝つ」が流れているところに時代を感じる。
ドラマは覚えてないけど小説版で読んでいるので筋書きは目新しくない。女性にあんな声出せるのか。

テレクラで待ち合わせしようとしてるタモリがいちばん不審だったな。目印のものを目立たせようとしていたのだろう。

"ザ・ニュースキャスター 世にも奇妙な物語"
https://t.co/u1p0Qg5TYs

「ザ・ニュースキャスター」見た。
──ニュースキャスターである主人公(飯島直子)は降板を言い渡される。動揺して原稿を読み間違えるが、読み間違えたとおりのことが実現する。味をしめた主人公は原稿を自分でつくるようになる。読むことがみんな真実になり、番組は視聴率一位をとるが……。──

飯島直子、見かけなくなったなあ。うつくしいなあ。役に合ってるし、ニュース読むのがうまい。まさに「麗子」だよなあ。男の影がないが、いらないからいないって感じなのか。
テレビ番組の裏側ってせわしないなあ。
言ったらほんとになる系。「噂のマキオ」をはじめとしてそういう話がときどきある。

"君だけに愛を 世にも奇妙な物語"
https://t.co/rlkVfxovJl

「君だけに愛を」見た。
──主人公(財前直見)が失恋してバーで飲んでいると男に誘われる。そのままついていくと屋敷のなかで男が変貌する。危険を感じてやっとのことで逃げだす。五年後、夫がじょじょにおかしくなって、五年前の男のように主人公を襲う。──

覚えてた。人形がぶら下がっているところとか、服がやぶけるところとか。
台詞がキザすぎて引くけど、けっこう怖いな。音楽が効果的。病院のくだりがこわいよ。
っていうか、わざわざ怖い方にいきすぎているくらいだ。丸めた紙は広げるし、ヘッドホンの音楽は聴くし、病院にも山荘にも必要ないのに行くし。

"ライバル 世にも奇妙な物語"
https://t.co/x3EeK64Whb

「ライバル」見た。
──主人公(佐藤浩市)は息子が野球をするのをゆるさない。それにはわけがあった。子供の頃、ライバルのケンジにボールを当てて、いまだ意識が戻らないのだ。 主人公の前にケンジがあらわれ、野球の勝負をいどむ。ほんもののケンジなのか? ──

「三日間だけのエース」に似てるし「息子帰る」にも似てる。世にも奇妙な物語でスポーツを扱うとこうなりやすいようだ。
筋には変わったところがないが、清々しい作品。

"いいかげん 世にも奇妙な物語"
https://t.co/XIDRuOtd6n

「いいかげん」見た。
──主人公(篠田三郎)は几帳面な性格で、いいかげんな人間がゆるせない。酒場でドアをあけたら、世界が変わってしまう。そこでは、いいかげんなことをした人間はただちに射殺されてしまう。──

極端な性格の人が、性格のせいで奇妙なことになる話はときどきある。「切腹都市」の世界観みたいだな。
すっかりいいかげんになった主人公は、現実の世界で処分されてしまいそうな気がする。

今回おもしろかった作品七つ
1 ボタン
2 ラブチェアー
3 ガード下の出来事
4 妄想特急
5 ふたり
6 人形
7 熊の木本線


つまらなかった作品三つ
1 赤ちゃん養育ソフト
2 電気じかけの幽霊
3 くせ

それではまた次回。

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52226691.html

9. 中川隆[-12125] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:33:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2018年12月24日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【9】1990-2000年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52228148.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ

【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

【6】1993-95年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

【7】1996-98年4月、ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

【8】1990-96年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52226691.html


のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、上から(古いのから)順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)

記事の最後に、今回のベストを決めるから、最後まで見ていってくださいね。

"世にも奇妙な物語 中学教師"
https://t.co/AiRoBPKezN

「中学教師」見た。
──新任教師の主人公(稲垣吾郎)は緊張していた。はじめての教室にいき、間違えないように気をつけながら出席をとる。立ち合うという教頭を待たず授業を始めようとすると生徒から反対の声があがる。自習室へ連れて行かれますよと。──

ポイントをしぼらせずにさまざまな奇妙さがおそいかかってくる。自習室の噂、勝手にひらくロッカー、人数の合わないクラス、瓶の花、ゲームをとりあげられた生徒、……。
かわいい女子が多い気がした。

しばらく古いのを見てたけど、また1998年から続けていく。またなにか見逃してたのがアップされたら戻る。

"世にも奇妙な物語 黄色が恐い"
https://t.co/V6F6xA9NnV

「黄色が怖い」見た。
──乙女座の主人公(鶴田真由)は朝のテレビの星占いで12位。黄色いものに気をつけなければならない。黄色いものによって次々にトラブルがおこり、主人公は黄色を過度に恐れるようになる。──

朝のテレビの占いって、20年前にはあったんだな。さいごに最下位がでるのも同じ。
小さいころよく見てたズームイン朝にはなかった気がする。
この番組ってけっこう時代を反映しているから、このころ定着してきたものだったのかも。

占いって当たらないものだけど、よく当たるようになったら困るね。
星占いってことは12人に1人がこんなトラブルになってたのか。
財布をおとして小銭がちらばるの、ドラマといえども見るといやな気分になる。

"98秋Bダジャレ禁止令 /世にも奇妙な物語"
https://t.co/VYvw8tCwiu

「ダジャレ禁止令」見た。
──ダジャレが違法となり、ダジャレ大好きの主人公(小野武彦)は苦しい日々を過ごす。摘発が相次ぎ、同僚は会社を去る。ある夜、「ダジャレ言えます」の貼り紙を見つける。たどっていくと、そこは地下組織だった。──

ダジャレがひどくて、ところどころ見ていられなかった。ほんとに禁止されたらいいのにと思ってしまった。

禁止すれば、地下組織ができて、主人公のようにダジャレに殉じて死ぬ者もでてくる。

禁止事項ができて、やぶるとたちまち危ないことになるのは「いいかげん」で見たばっかりだ。地下組織に入ってそのタイミングで摘発されて主人公がなんとか逃げるところまでまったく同じだ。

"世界奇妙物語1998 懲役30天"
https://t.co/JZHcxsGKDD

「懲役30日」見た。
──七人を殺害した主人公(三上博史)に課せられたのは、なんと懲役30日。炎暑のなかで屋上に立たされる懲役を29日、やっとのことでつとめあげた主人公に30日目に待っていたのは、なんと電気椅子。だが彼は死ななかった。──

死刑制度が撤廃された世界というのがひとつの世界観だ。死刑がないから囚人を収容しきれないという論理はきびしいなあ。
っていうか、五分ごとに注射を打ってるのか? 

でも刑務所ものは面白いよ。しらない世界だし。「扉の先」も良かった。
浦島太郎の逆と考えればいいのか。良いものが圧縮されるのが浦島太郎で、苦しいものが引き伸ばされるのが懲役30日。でも結局はおじいさんになる。

"長い一日 世にも奇妙な物語"
https://t.co/lQEnT65TYx

「長い一日」見た。
──主人公(根津甚八)は15年前に人を殺していて、今日がついに時効の日。夜12時までおとなしくすごそうとしていたが、そうはいかない。窓からボールが飛び込んできて、隣の夫婦喧嘩に巻き込まれる。──

時計がぐにゃぐにゃする描写がいい。
平泉成さんもこの番組にけっこう出てくる俳優さんだ。ボールをとるところ、ハラハラした。
いつも思うけど、けっこうすぐに人の家に上がり込むドラマだ。

一日くらい山荘にこもればいいというコメント欄の指摘は、もっともだ。
オチが昨日見た「懲役30日」と同じだ。

「ホーム、スィートホーム」動画見つからず。

"世にも奇妙な物語 パパラッチ"
https://t.co/XJMXZqJ3Sh

「パパラッチ」見た。
──パパラッチをやっているカメラマン(木村拓哉)は、 自分が撮られている気がしはじめて、こそこそ暮らすようになる。部屋のなかにカメラが仕掛けられていることに気づく。それが二度もつづき、気がおかしくなる。──

音声が小さくてよく聞こえなかった。
途中までよかったけど、銃撃戦のあたりからおかしくなった。それから未来のテレビ番組がでてくるし。無茶している。
やっぱり20分は長くて15分くらいでまとめるのがいいんだよ。そんな気がする。

ここから1999年。

"世界奇妙物語1999春 親切成金"
https://t.co/v6hGq01vp8

「親切成金」見た。
──主人公(萩原聖人)が親切をすると、そのあと必ずいいことがありお金に恵まれる。それをくりかえてついには億単位の金を手に入れる。欲に目がくらんで、さらなる大金ほしさに財産を老人ホームに寄付するが、見返りはない。──

萩原聖人って親切な人が似合うなあ。「2040年のメリークリスマス」では夢を追うひたむきな役だったな。
親切→金のくりかえしが単調で、そんなに面白いわけではない。感じはわるくないけど。

"99春Bのぞみ、西へ /世にも奇妙な物語" https://t.co/PTopVQXzyl

「のぞみ、西へ」見た。
──主人公(中嶋朋子)は大阪弁が苦手で、聞くとじんましんがでる。しかし彼の父が大阪弁以外をきくと死んでしまう病気であるため、努力して大阪弁を練習し、言葉が変化する薬を飲む。そしていよいよ彼の父にあいさつすることとなる。──

どこまで嘘につきあうか、ということを考えてしまう。まず主人公の体質が嘘くさいし、それをのりこえると彼の父の奇病がたちはだかる。これは完全にデタラメだ。そのうえ、飲むと言葉が変化する薬がでてくる。また嘘だ。
最初のほうで嫌になって、ほかのことをしながら見た。

主人公の名前と新幹線の名前がかかっているシャレを最後まで直接は明かさない、よく食べるおばあさん、そしてオチ。こまかいところはおもしろい。

「関西弁以外を聞くと死んでしまう」がぶちこわしなんだよな。そんなわけないもん。それならとっくに死んでるはずだ。ここがもっと現実的であれば耐えられたかも。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1999春SP 協力者"
https://t.co/zVkrlw6d3G

「協力者」見た。
──主人公(永作博美)は触ったものの持ち主の過去を見ることができる。警察から「協力者」としてたよりにされている。しかし主人公は、見たくないものが見えるその能力をつらく思っていて、使いたくない。警察は事件解決のため説得をこころみる。──

モノから過去がみえるのは「恐怖の手触り」からある、昔ながらのものだ。犬がポイントで、犬のおかげで話が前にすすむ。何度も通ったり、マメなのも大事だね。
とにかく永作さんがかわいい。

"世にも奇妙な物語 時間のない街 1999"
https://t.co/57FPZKHlEY

「時間のない街」見た。
──主人公(渡辺謙)は大きな企業の社長をしていて、冷酷な性格だ。ふとなつかしい街に立ち寄るが、そこは25年前と変わっていない。ほんとうにタイムスリップしてしまったのか。自分の住んでいた部屋に行くと、友人から電話がかかってくる。──

たまにこういう「なつかし系」みたいな話がある。キムタクの「言葉のない部屋」もなつかし系だけど、タイトルまで似ている。
雰囲気がいい。実際の70年代はこんなにいい雰囲気ではなかったんだろうけど。

街をまるごと買うとか記憶がごっそり消えるとか、なかなか無茶だけど、雰囲気がいいし余韻もあるしで楽しんだ。

"99秋@モザイク /世にも奇妙な物語"
https://t.co/vF1zK3KpiO

「モザイク」見た。
──主人公(江角マキコ)は報道番組の制作にたずさわっている。国がクローンの技術を使っておこなっていることを告発する番組をつくるが圧力がかかる。モザイクを使ってマネキンを証言者として出演させたときから、主人公の視界にモザイクがかかるようになった。──

タモリが、奇妙な世界に迷いこんでしまったら、奇妙な世界の決定にしたがうだけだと言っていた。
前回はルーレットで今回はスロットマシンだけど、ギャンブルが好きなのかな。

素朴な番組づくりで賞をとったことが主人公の考え方のもとになっている。しかし気がつくと初心からずいぶん離れている。そういうことはあるよね。
江角マキコは初めて出たな。

ところどころ音声がなくて、特に最後の方はよくわからなかった。
でも緊迫感があっていい話だった。

"世界奇妙物語·準則警察"
https://t.co/hq17hXsjh6

「マニュアル警察」見た。
──主人公(玉置浩二)は妻を殺して警察に自首しに行った。しかし手続きが煩雑で、なかなか自首できない。そうこうするうちに、被害者の夫としての役割をこなさなければいけないくなってしまう。──

誇張されてはいるものの、こういうことはありそうだ。リアリティが感じられた。
ハンバーガー屋までマニュアル化されていて、この世界全体がそうなってしまったようだ。
加害者とわかっていながら被害者として扱われるというところが一番の見どころかな。

"世界奇妙物語 - 1999秋 - 選擇錯誤的男人"
https://t.co/KMlGv5Jh1W

「逆男」見た。
──主人公(田中直樹)は運が悪く、ことごとく選択を誤る。恋人にアドバイスされ、自分が思ったほうの逆を選ぶようにしたらたちまちうまくいくようになる。昇進をかさね出世した主人公は恋人と疎遠になってゆく。──

最初にタモリが出てきた場面に終盤でつながるんだけど、その瞬間が気持ちいい。
突き出た棒グラフがすばらしい。
お笑いコンビの片方がでるというのはわりと珍しい。エレベーターでの一連の動きが芸人だ。
途中ででてくる太った女性、愛嬌があってオレはわりと好き。これっきりだったのかな。
このあと地位も恋人も失うと考えると、見事すぎる結末だ。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1999秋SP 和服少女"

https://t.co/W37xqYRLyt

「和服の少女」見た。
──主人公(保阪尚輝)には和服の少女が見える。誰かが亡くなるとき、そこには和服の少女がいる。和服の少女が頻繁に見えるとともに身の回りで人の死が相次ぎ、ついには主人公の恋人も亡くなってしまう。感極まった主人公は和服の少女を追う。──

コメント欄では主人公への同情が集まっていた。たしかに、なんにも悪くないのに次々にまわりの人が死ぬし主人公も不幸になる。
ところどころ怖い。ヌッとあらわれるところとか。
「ニュースおじさん」とか「黄色が怖い」に似た話だ。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1999秋SP 我是女演員 菅野美穗"
https://t.co/GV83mgWhLm

「私は、女優」見た。
──主人公(菅野美穂)は女優で、撮影をしていた。ナイフを取りだし、男に近づくと、男が振り向き、主人公は悲鳴をあげる。主人公は我にかえる。男を刺さなきゃいけなかったのだ。……彼氏は、主人公が一人でいるのを見た、撮影隊なんていなかったという。──

動画見つからないと思っていたが見つけた。おすすめに出てきた。
菅野美穂、不安定な役が多い。「真夜中のDJ」も精神的にあぶなかったし、「望みの夢」では現実と夢を行き来しまくっていた。

一つずつ嘘がはがれていって、なにも残らなくなる、不思議な後味の作品。
彼は最初からきらきらしてて妄想っぽかったが、噴水で濡れてハンカチを出すっていう出会い方も妄想っぽい。

"기묘한 이야기 총 든 남자 銃男"
https://t.co/2MSl3g4AVd

「銃男」見た。
──自信がなくて、なにをやってもダメな主人公(草なぎ剛)に、ある日、銃がとどく。隠し場所が思いつかず銃をふところにいれて生活しはじめると、みるみる自信がわいてきて、会社での業績が上がる。自信満々の主人公は、倒産間近といわれる企業に多額の融資をもちかける。──

電車のなかの男が「志村、お前逆ばっかりいくよな」と話していた。これはココリコ田中演じる「逆男」のことだな。あれは志村という役名だった。
「逆男」も失敗ばかりの男が突然うまくいくようになる話で、棒グラフがでてきた。

銃ってそんなに自信をもたらすものなのか。みんなが銃をもつようになると、銃のためのアクセサリーも出てくるというわけだ。
調子にのってる草なぎくんもいいね。オチに驚いた。しかも伏線が利いている。

ここから2000年。どんどんいきましょう。

"奇数 世にも奇妙な物語"
https://t.co/xVgkeK0ql5

「奇数」見た。
──主人公(柳葉敏郎)がバスに乗る。二人がけの席があるのに、二人連れもみんな一人がけの席に縦一列に座っている。バス停のたびに前から一人ずつ降りていく。11丁目で降りたい主人公は、自分が七番目に座っていることに気づく。──

まとめられないよこれは。いままでないタイプの話じゃない? カメラと音楽の効果で、むやみにドキドキする。
樅の木は棺や卒塔婆に使われたという話が伏線になっているようでなってないのがいい。

「記憶リセット」動画みつからず。もしかしたら中国語のタイトルでアップされているかも。

"冷やす女 (世にも奇妙な物語)"
https://t.co/nhJsxVpfDf

「冷やす女」見た。
──主人公(水野美紀)は彼(辻仁成)のために部屋を寒くしている。温度計を部屋にたくさんぶら下げて、氷を買い込み、冷房をつけている。彼はなにも言わず座っている。──

かなしいまでにうつくしい話だった。
映像や音楽がいつもの感じと違っている。センスいい。話はあんまり動かないんだけど、愛情を尽くす様子がじっくり描かれている。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 2000春SP 死亡的瞬間"
https://t.co/LsrrwGfF6w

「最後の瞬間」見た。
──主人公(伊東四朗)は生命保険の勧誘を仕事にしている。主人公には人の死が見える。どんなふうに死ぬのかが見えてしまう。病院にいる主人公の妻は、自分の死が近いのを予感していて、自宅で死にたいという。仕事を理由にそれをしりぞける主人公だったが……──

伊東四朗っていい演技するなあ。ちょっと感動する。
みんな生命保険に入ってないものなのだなあ。マジか。

「世界奇幻物語」のタイトルでけっこういろいろアップされているようだ。見逃したものがあったら見ておこうと思う。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1998春SP 5分鍾後的女人"
https://t.co/eGKplJnzyp

「5分後の女」
──主人公(安田成美)はいつも五分遅れる。どうやら自分そっくりのもう一人の誰かがいて、五分前に同じ行動をしている。彼のところへ行けば五分前まで会っていたというし、コートを買おうとすれば五分前に売れている。主人公はついに五分前の女においつく。──

彼氏が裸なのが謎なんだが、事後だからってこと? うっとりした男で、こいつも謎だ。
砂時計が出てきすぎる。わざとらしさが気になる。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1997秋SP 容易被冤枉的男人"
https://t.co/RBn8KiMljR

「無実の男」見た。
──主人公(草剪剛)は、なぜか悪いことを自分のせいにされる。自分そっくりの指名手配のポスターが貼り出され、警察や人々に追いかけ回される。ただひとり信じてくれるのは恋人だった。用意していた指輪を恋人に差し出そうとしたそのとき、──

一ヶ月前に見た「お前が悪い!」に似た話。あれは自殺に追い込まれるのだった。こっちは射殺されている。恋人の有無は大きい要素だ。それと「殺人犯」で固定されているか、あらゆることを押しつけられるかの違い。

"大注目の男 世にも奇妙な物語"
https://t.co/MJ6wMWOJd6

「大注目の男」見た。
──主人公(柳沢慎吾)が目覚めると、家族がジロジロ見てくる。通勤の途中で会う人たちも、会社の人たちも、見てくる。タクシーに乗ると運転手が後部座席の主人公を見ながら運転する。たまらず運転手を下ろして運転を代わる。──

初期の作品。
こういう話なのは覚えてたけど、あらためて見ると短くまとまってて面白い。無言で見ているのがシュールだ。こっちを見ながら別の話をする同僚たちとか、車に人が集まってくるところとか、エレベーターの中で全員が見てくるとか、場面場面が異様で面白い。
どさくさに紛れてフジテレビの目玉マークがでてくるのがちょっとふざけている。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1992春SP 奇遇"
https://t.co/Ld6MveGAtJ

「奇遇」見た。
──主人公(片岡鶴太郎)のとなりに、同姓同名の男(仲本工事)が住んでいる。妻の名前も同じ、職場は同じビル。同じタイミングで同じことをしていて、会うたび「奇遇ですなあ」と声をかけてくる。主人公は、男からどうにか逃れようとする。──

仲本工事ってこういうの合うよねえ。正体不明な感じがする人だ。
鶴太郎は奇妙な世界でなにかと苦しんでいる。「帰れない」は解決しないままだったし、「夢のつづき」では死んでいた。今回は、まあまあ良い終わりかただった。
解決はしないんだけど、自分の側が変わることで落ち着く。という意味では「帰れない」と同じではあるな。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1991 家庭電視劇"
https://t.co/t5qxmAxXTg

「ホーム・ドラマ」見た。
──念願のマイホームをてにいれた主人公(松原千明)とその家族。主人公は家が傷ついたり汚れたりすることに我慢ならない。しかし二人の子供は散らかすし汚すし犬を拾ってくる。主人公は犬を箱に入れて川へ棄てる。──

1991年だから、初期のほうの作品。これは覚えているし、当時ちょっと怖かった。家が真っ黒に汚れる場面が。
夢に食い殺されないようにね、と冒頭のタモリが言っている。

いま見ても気味悪い嫌な話だよ。タバコも油もどんどん禁止していくのとか、家具をなくすとか、女の子がいなくなるとか。
当時は汚れるのが怖いと思ってたけど、いまは過剰反応がこわい。

1991といえばちょうどウチも引っ越したばかりだったなあ。
それと、初期のこの番組ってあたらしい場所に引っ越してくる話が妙に多い。環境の変化が奇妙な世界につながっている。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1991 要死三個人"
https://t.co/ThiqYFYD8s

「三人死ぬ」見た。
──弁護士の主人公(露口茂)はテレビ局で占い師の水晶球を割ってしまう。時間が数年前に巻き戻り、過去の銀行の人質事件に巻き込まれる。三人が亡くなる事件だと報道で分かっている。主人公はどうにか生き残ろうとし、犯人に加担する。──

傑作。伏線がしっかりしていて、心理描写に緊張感がある。射殺の描き方がうまく、悲鳴が自然だ。「四年前はまだ有名じゃなかったんです」というギリギリのユーモア。
身元不明というのは忘れていた。ただ死ぬよりも悲惨な終わり方だ。

"世界奇幻物語 / 世界奇妙物語 1990 倒時計"
https://t.co/YJqvRb81Lf

「カウントダウン」見た。
──主人公(宍戸開)が引っ越してきた部屋には、前の住人であるロシア人の物が残っていた。そこに自衛隊の機密文書を見つけてぎょっとする。宅配便がきて前の住人あての荷物がとどく。興味本位でみてみると銀色の機械だった。さわったらカウントダウンが始まった。──

前に阿部サダヲ主演の「カウントダウン」という話をみたけど、それは2007年の作品だった。
宍戸開のものは、緊張感がありながらも主人公がひょうきんでたのしい。ちょっとオチが見えてたけどね。


今回おもしろかった話10

1 冷やす女
2 三人死ぬ
3 大注目の男
4 ホーム・ドラマ
5 懲役30日
6 モザイク
7 マニュアル警察
8 逆男
9 銃男
10 中学教師

今回つまんなかった話1
1 のぞみ、西へ


以上です

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52228148.html

10. 中川隆[-12124] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:35:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2019年01月20日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【10】1992-2001年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52229619.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ

【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

【6】1993-95年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

【7】1996-98年4月、ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

【8】1990-96年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52226691.html

【9】1990-2000年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52228148.html

のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、古いのから順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)

記事の最後に、今回のベストを決めるから、最後まで見ていってくださいね。

"世界奇妙物語 - 2000秋 - 斷定男"
https://t.co/KalpE10tak

「断定男」見た。
──主人公(ユースケ・サンタマリア)は態度が曖昧で、上司にあきれられている。不倫相手が妻のもとへ来ると聞き、仕事を抜け出すが、外へ出ると周りがなにもかも曖昧になっている。曖昧なタクシー、曖昧な電車。帰ると不倫相手と妻が刃物を向けあっている。──

おもしろいよ。曖昧な世界と断定の世界。一見反対の世界のようだが、変わらないものもある。
着メロが爆笑問題の「でたらめなひと」だ。ケータイの着メロとか、曖昧なしゃべり方とか、そのあたりが2000年だ。

18年前ってそんなに今と変わらないな。古さがない。
断定的なタクシーや電車がおもしろい。
職場の上司の人、ほかの話でも上司の役で出てた人だな。飯島直子の「ザ・ニュースキャスター」だったか。

中国語のアカウントがアップしてた古いものを見終わったので、また2000年秋から進めていく。古いのが見つかったらまた戻る。

"世界奇妙物語2000秋 發電課長"
https://t.co/cAdeq11dR7

「発電課長」見た。
──深刻な電力不足に陥った日本では、自転車での発電が日常となっている。主人公(角野卓造)は会社の発電課で毎日自転車をこぎ、家庭でもまた自転車をこぐ日々を過ごしている。──

よかった。
特殊な設定に見えるが、それと同時に現実味もある。よくみつけたものだ。
発電からうまれる仲間のつながり、家族の信頼。角野卓造っていい役者だなあ。

"世にも奇妙な物語 よう、鈴木! (陣内孝則)"
https://t.co/JORAMgkJGO

「よう、鈴木!」見た。
──主人公の鈴木(陣内孝則)はありふれた名字のおかげで、パーティーで重要人物と間違えられ高価な土産をもらう。味を占めてそれを何度も繰り返す。同窓会の案内がきて出席すると、どうも様子がおかしい。「鈴木」が珍名ということになっているのだ。──

陣内孝則の演技がよくて楽しく見れるんだけど、考えてみれば無理な話だ。
ああいうパーティー荒らしって犯罪なんだろうか。それを捕まえるためだけにパーティーをひらく必要あるんだろうか。チョウソガベさんのアタックはなんなんだ。いらないだろう。


"雪山 世にも奇妙な物語"
https://t.co/KqX1oIQhsH

「雪山」見た。
──雪山で遭難した五人。歩けなくなった一人を埋めて四人は小屋にたどりつく。あたたかくない炎にあたり、味のしない食料をとり、死ぬのを恐れながら交代で睡眠をとる。──

傑作といわれていたのでおそるおそる見た。「歩く死体」に「食べすぎた男」を掛け合わせたような話。

コメント欄をみるとさらに面白かった。タモリと駅のくだりも合わせて見るというのは気づかなかったな。駅の人々も遭難して幻を見ているのだとすると、携帯の通話がむなしく響く。

こういう、考えるともっと怖くなるような話がネットでは喜ばれるね。論争になって盛り上がるんだろう。

雪から血があふれだすのがこわいよ。ああいうのは今までなかったよ。しかし、掘り起こそうとして突き刺すなんて、お笑いみたいだ。

毛布を取り合ったりしてギスギスしてるのが嫌だったな。
人の思い込みってすごい。小屋だって、かすかに見えたと思ったら中に入ってたもんね。

「バーゲンハンター」「さとるの化け物」は音声がなかったから見なかった。早回ししてるようなゴニョゴニョした音がかすかに聞こえるだけだ。高評価もあるところからすると、聞こえてる人もいるのか。

"世にも奇妙な物語 携帯忠臣蔵"
https://t.co/3eHs5S4QA8

「携帯忠臣蔵」見た。
──主人公・大石内蔵助(中井貴一)は親の仇をとるつもりもなく、のらりくらりと女と遊んでばかりいた。ある日、主人公は携帯電話を見つける。現代日本から、歴史の調査の電話がかかってきている。とまどう主人公だったが、徐々に携帯電話を使いこなせるようになる。──

布団をかぶってはだかにならずにエッチしてるのが印象的だった。そしてよく邪魔される。
親の敵討ちってそんなに大事なんだな。主人公以外みんな真面目だ。

"世にも奇妙な物語 チェス"
https://t.co/Mnh8Fw9zty

「チェス」見た。
──チェスのチャンピオン(武田真治)はコンピューターと戦い、負ける。それ以来チェスから遠ざかっていた。そんなある日、彼を招きチェスをさせようとする老人がいた。そこで駒を取ると、外でチェスのように配置されていた人間がひとり刺されて死ぬ。──

なんかもう、きのうの「携帯忠臣蔵」もだけど、このあたりからオレの知ってる「世にも奇妙な物語」じゃないというか、別の番組だよ。つくりが違う。映像がきれいになったなあ。

なんのリアルな感じもないよ。新聞がちらかってるのは何? ホームレスっていうこと?
杖をついてる老人が歩きながらしゃべるわけないよ。
音のしない拍手が上品でいやらしい。
最後のネタばらしも納得いかない。医師が目の前で痙攣して死ぬショック療法なんてあるか。
感動のさせかたが安っぽいんだよ。勝負より家族をとったから偉いっていうのは。
あれで勝ったとはいわないでしょ。機械を壊して勝ちになるなら、最初からチェスする必要がない。

映像がきれいだから余計に残念さがある。外側ばっかり立派で中身のおもしろさがない。作ってるひとたちがみんな入れ替わったのか?

"世にも奇妙な物語 結婚シミュレーター"
https://t.co/6EdHgCZUeJ

「結婚シミュレーター」見た。
──主人公(稲森いずみ)は映画館で出会った男性と結婚することになる。「結婚シミュレーター」でふたりが結婚するとどうなるかを見る。シミュレーターのなかでは、仕事でいそがしい夫と家事を負担する妻のあいだで関係が悪化し、離婚する。──

シミュレーターで結婚をやめちゃうことなんてあるのか。だったらそのサービスって提供する側が損だ。必ず幸せになるシミュレーターにしたほうが、喜ばれるしもうかりそう。
便器の蓋とか、寝るとき灯りを消すかとか、目玉焼きに何をかけるかとか、そういうところから溝が広がっていくんだなあ。

空撮っていうの? 高いところから撮影する場面が多い。
悪魔のパンプキンマン、よかったな。

とてもいい話だった。
「携帯忠臣蔵」「チェス」でこの番組の行方が心配になっていたんだけど、こっちで盛り返した。

"世界奇妙物语·2000 秋季特別篇b 标清"
https://t.co/dKQF8nb5DD

「バーゲンハンター」見た。
──ガオファイガーというロボットのおもちゃが人気で、これをもっていないことで子供が仲間はずれにされる。それを知った母(松下由樹)たちは怪我人が続出するというドラゴンデパートのバーゲンに出かける。だがそこには強敵がいた──

「世にも奇妙な物語」で検索しても「バーゲンハンター」で検索しても出てこない動画を、探し当てた。「世界奇幻物語 2000」で検索した。

熱い話のような、馬鹿馬鹿しいような話だ。ドラゴンデパートっていうのは、ありそうで無いおもしろい設定だ。悪役がいたり、ライバル関係があったりして、バトル漫画みたいだ。おばさんのやることを少年漫画っぽくつくるのは、ひとつのアイデアだな。
しょうもないことに真剣になるというのは「公園デビュー」の系列だな。

でも、苦労して手にいれたガオファイガーが「仲間に入れてもらうため」のものだと思うと微妙だ。あんなやつらの仲間に入って楽しいかねえ。あんなやつらのためにそこまでするなんて。

猫を抱いて外出して、デパートにまで行くっていうのが一番わかんないよ。

"世界奇妙物语·2000 秋季特別篇b 标清"
https://t.co/dKQF8nb5DD

「さとるの化物」見た。
──静かに酒を飲む紳士(林隆三)のそばで、男(沢村一樹)は女性たちにトランプの手品をやっている。男は波長が合う者の心が読めるのだという。女性たちが帰ると男は紳士にからむ。トランプを完全に当てて、人間の心を読む「さとるの化物」の話をする。──

どんでん返しが見事だった。まんまとやられて気持ちよかった。
泡を吹く描写にゾッとする。
自分の思っていることが、送りつけられた意識にすぎないというのは怖いね。
「飛行機が落ちるぞ」は回収しなかったな。こういう予言はきっちり実現させるのがこの番組のパターンなんだけど。

っていうか、マスターが本を読みながらイメージしていることを、紳士の意識として男に送り込んだわけでしょ。アクロバティックだ。たいしたもんだ。

2000年放送ぶんは「記憶リセット」という話だけ見つかってない。見つからなければ2001年にすすむ。

"主婦さち子の秘かな愉しみ (世にも奇妙な物語)"
https://t.co/5dyOL2kBSs

「主婦さち子の秘かな愉しみ」見た。
──主人公(野際陽子)は家事とパートにいそがしい。ひそかな楽しみは、恋愛小説を読むことだった。生活に疲れたある夕方、恋愛小説に出てくるリチャードが目の前にあらわれる。リチャードとの恋の日々が始まる。──

惣菜の仕事が大変そうで、ネチネチ注意する年下の上司がいやらしくて、こちらまで参ってしまいそうだった。家庭でも大事にされてないし。リチャードがあらわれてくれて良かった。これからのさち子の幸せを願いたくなる。いい話で、ちょっとせつない。

BLACK ROOM
https://t.co/nxw3u6IAHT

「BLACK ROOM」見た。
──主人公(木村拓哉)が留学先から帰ってくると、家が辺鄙なところにあり、奇妙に広くなっている。両親にそれをきいてもよくわからない。しかもマサコという妹ができたらしい。それについてもよくわからない。押し問答をしているうちに、それは起こる。──

かなりコメディー寄りの作品。母親が樹木希林さんだね。しょうもないけど、終わってから思い出すとぶっとび具合がちょっと楽しい。問答がおもしろくないけど、これをやりたかったんだなと。

パンドラTVというサイトで見た。YouTubeのコメント欄にURLが貼られていたから。
ちょっと見づらいがしょうがない。
そのサイトで探したら、ほかの見れなかったやつもいろいろアップされていた。これからしばらくパンドラTVで見るかも。

よく探すと、古いやつは二本くらいしか未視聴のやつがない。「のどが渇く」「逆転」が見つかった。うーん。なかなか埋まらないなあ。

一人のユーザーが、とんでもない量のアニメやドラマをアップしてるんだよ。このサイトだと削除されないんだね。

逆転
https://t.co/nINbk1470E
「逆転」見た。

──主人公(片岡鶴太郎)は飛び降り自殺の現場に遭遇し、気絶する。それからというもの、世の中の人々は悲しいときに笑い、たのしいときに泣いている。主人公は無表情で暮らすようになるが、どうにもこの世界に慣れることができない。──

同じ片岡鶴太郎主演の「帰れない」と似たつくりだ。おかしな世界に迷いこむ→同志をみつける→解決はできない。
表情がないのが離婚の原因になるかねえ。しかもあんなに悲しんで。
ポスターの表情がかわるのがおもしろい。

のどが渇く
https://t.co/6VqNwvZeZd

「のどが渇く」見た。
──主人公(椎名桔平)は三日も砂漠をさまよっている。飲み水がなくなり絶望しかけたときにオアシスを発見し、奇跡の生還を遂げる。普段の生活に戻った主人公だが、のどが渇いてたまらない。また、水が砂のように感じられる。──

「食べすぎた男」の砂漠バージョンだ。はじめからそんな気はしていた。
ラストシーンが幻想的だ。怖がらせる方向の「食べすぎた男」とはそこがおおきく違う。

エキストラ
https://t.co/nuTBsUMsCe

「エキストラ」見た。
──主人公(香取慎吾)は役者を目指していて、エキストラの仕事をする。だがドラマでも映画でもなくカメラもない。台詞を言うと翌日給料が振り込まれている。彼は知ってしまう。誰もがどこかで決められた台詞をしゃべっているエキストラなのだと。──

カップルもおじさんも、精神科医も台詞を読んでいる。台詞を間違えると世界が止まってしまう。知り合ったおじさんは自殺する役を与えられ、台詞を言いながら死んでいった。こんなのはおかしいと主人公は台詞を拒絶するが、それ以来、部屋がなくなり食事もままならない。
もう一度エキストラをするために出向いた仕事先でわたされたのは、一生ぶんの台本だった。

──というところでオチになりそうだが、まだ先がある。

かなり奇妙で、見たことない感じの話だ。ひとつのバイトのつもりが、そこから世界が歪みだしていく。

実際の世界は逆で、言ったことが事実になり歴史になっていく。でも自由にしてるつもりでも神様がつくった台詞を言っているんだよ、と考えることもできそうだ。

台本が厚いと思った。オレの一生ぶんの台本は、かなり薄いと思う。無口だから。昨日なんて500文字くらいしかしゃべってないと思う。

13番目の客
https://t.co/1xLdxsQaR2

「13番目の客」見た。
──主人公(草なぎ剛)は仕事でいそがしい。大事な結婚式に出るために理髪店に寄ると、たくさんの従業員がいた。終わって出ようとすると出られず、理髪店で訓練をすることになる。はじめは抵抗したが、徐々によろこびと清らかな心を得る。──

これもなんかすごい話だ。初期は一話15分だったから倍くらいの長さになってるわけだが、それだけの内容になっている。
不思議な「秩序」にまきこまれていくのは「エキストラ」も同じだが、ここではただの思考停止ではなく、よろこびを感じるものになっている。
「エキストラ」は苦々しい秩序から抜けられない話だが、「13番目の客」はよろこばしい秩序から抜けてしまう苦しみが描かれている。

食事のパンの場面でどうしてもキリストと12人の使徒を思う。宗教的な色合いがある。宗教の平安は死後までつづきうるものだが、抜けるシステムがある。
この話がなにを意味するのか考察の動画がYouTubeにあがっていたが、答えを他人に求めるよりも、自分のなかに謎としてそっと置いておきたくなる。
宗教は最後まで面倒をみるから宗教なんだな。宗教が死後のことまで言う意味がわかった。
入ったら出られなくなって、出たら入れなくなる。完全に遊ばれている。神にも悪魔にも思えるなにかに遊ばれている。

僕は旅をする
https://t.co/fNu25Z1d0M

「僕は旅をする」見た。
──主人公(稲垣吾郎)の姉は旅行に行くと言い出ていったが、急行列車と接触し、首のない遺体で発見された。主人公は姉の死が受け入れられない。主人公が姉の旅行するはずだった場所をまわると、姉と電話した人や姉と会ったという人がいた。──

亡くなる人が別の場所で目撃されるというのは、よく聞く話だ。
主人公と姉の関係に特殊なものがあってどきどきする。
ゆったりとした旅の雰囲気がある。海の場面。
似た顔の人物が物語に陰影をあたえている。

有と無、生と死のはざまに姉はいる。主人公が旅することで、姉は安心して行くべき場所に行けたんじゃないか。変なオチだし、引きずられたにしては顔がきれいすぎるが、これは「いい話」なんだろう。

"世にも奇妙な物語 恐竜はどこへ行ったのか【佐野史郎】"
https://t.co/oUsFvYZnio

「恐竜はどこへ行ったのか」見た。
──自分の体を傷つける精神の病で入院している元教授(佐野史郎)に、研究者(松下由樹)が面会する。元教授は恐竜の絶滅の理由を、危険を察知して異次元に移動したからだとする。彼は脳のR領域と呼ばれる部分が異次元移動と関係していることを突き止め、それを活性化する薬を開発した。──

あらすじがうまくまとまらないなあ。
最初の叫びが最後につながるのは良かった。

佐野史郎の演技がすごい。
佐野史郎、結構出てくるなあ。「地獄のタクシー」では医師で、「笑う頭脳」ではコンピューターを使った連続殺人犯で、「バカばっかりだ!」は大人っぽい子供で、「柵」では工務店だった。
そのどれよりも今回はぶっとんだ役だった。知性と狂気を兼ね備えている。
脳みそとワープの関係はわかんないよ。

オトナ受験
https://t.co/CNyYw557cH

「オトナ受験」見た。
──主人公(中居正広)は、大人免許不所持で捕まり、訓練を受けることになる。電車でのマナー、説得の仕方などを学び、順調に課題をクリアしてゆく。一緒に訓練していたタカハシが脱走する。主人公の最後の試験は、タカハシへの裁きを言い渡すことだった。──

恋人役が広末涼子だ。いいなあ。広末好きなんだよ。
突然世の中が変わるというのは「銃男」みたいだし、拍手で無理矢理いい話にするのは「チェス」みたいだ。BGMが前に出すぎだし、ちょっとどうかと思っていたが、最後のオチが面白かった。

あの赤い制服、どういう服なんだろう。後ろの首のあたりに紐があるけども。
分厚いマニュアルがあって、親が死んだときの悲しみ方までその通りにしなければいけないのは、狂ってる。狂ったマニュアルに反発したら合格するというのも、なんかいやだなあ。

でもマジで、「じつはみんなであなたを騙してました」って感じでパラパラ拍手する展開は嫌い。

あと、すぐに免許がだせないと人が駆けつけてきて逮捕するのもおかしい。逮捕の手続きが簡略すぎるし、お爺さんお婆さんなんて、バッグからすぐになにか取り出すのは困難なんだよ。
老人の視点がないよね。いないことになっている。

これでSMAPの特別編はおわり。全体的におもしろかったな。傑作を揃えてきたな。YouTubeには一本も上がってなくて、しかし代わりに「パンドラTV」という動画サイトになじんできた。

"友達登録 世にも奇妙な物語"
https://t.co/3PGi48qjED

「友達登録」見た。
──主人公(深田恭子)には友達がいない。ケータイに「友達登録」のメールがくる。登録するとすぐに友達があらわれた。明るい子、おとなしい子。次々に登録しては消していく。消去すると、その子はもうどこにもあらわれなくなる。──

31万回再生されていて、やたらコメントが多かった。規約をよく読めということですね、というコメントが正論だ。
時代を反映している。携帯サイトの感じが。「うざい」という言葉が初めて出てきた。

一種の「どくさいスイッチ」だ。
便利なものがでてきて、それに復讐されるという形は藤子不二雄的といえる。Fの「ドラえもん」もそうだし、Aの「笑ゥせぇるすまん」もそうだ。

"世にも奇妙な物語 株式男" https://t.co/pkHPGaiCNK

「株式男」見た。
──主人公(市川染五郎)はうだつのあがらないサラリーマンだったが、自分と同じ名前の株があることを知る。たまたま人助けをすると、その株が上がる。仕事がうまくいくようになり、株も急上昇。自分の株で大もうけする。しかしちょっとしたことで転落することになる。──

「逆男」のパターンかと思った。冴えないサラリーマン→大逆転→転落。
でももっと気味の悪い話だ。

大事な話はなぜかいつも海の近くでして、終わると汽笛が鳴る。

社長から娘との結婚話をもちかけられるのも「逆男」と同じなんだよ。

"世にも奇妙な物語 太平洋は燃えているか?"
https://t.co/XJ0P57RIYH

「大平洋は燃えているか?」見た。
──主人公(川岡大次郎)は自宅から突然連れていかれる。そこは司令室のような場所だ。聞けば、1945年に消息を絶ったはずの爆撃機「雷神」がアメリカへ向けて飛んでいるという。雷神には主人公の祖父が乗っている。雷神を止められるか。──

なかなかいい話だったし、世にも奇妙な物語らしいオチだ。

案の定、コメント欄に当時のことに詳しい人たちがあらわれて言い争っている。テレビもビデオカメラも、携帯できる通信機も当時の日本にはあったというコメントが印象的だった。

知らない俳優さんだったな。目が特徴的だ。
軍事ジャーナリストだという人が、若いころの田原総一朗みたいだった。

"世にも奇妙な物語 心臓の想い出"
https://t.co/zpkin0WwSk

「心臓の想い出」見た。
──心臓の移植が成功し一命をとりとめた主人公(羽田美智子)は、謎の男の声が聞こえるようになり、また、見えるようにもなる。男と知り合い、彼が臓器の提供者の女性の恋人だったとわかる。臓器提供者の家を訪れた主人公は、その死の真相を知る。──

移植された臓器といえば「笑う頭脳」があったな。男が襲ってくるのは「君だけに愛を」を思い出す。
沢村一樹って前にも「さとるの化物」でやばい役をやってたな。

いい話になりかけると逆転して怖いことが起こる。昨日の「大平洋は燃えているか」もそうだった。一難去ってまた一難、というのがこの番組らしい。
取り出された心臓がつらいし、柵が刺さって死ぬのもつらいなあ。

ドラマチック・シンドローム
https://t.co/jJ4hjM9Ttv

「ドラマティック・シンドローム」見た。
──主人公(優香)は平凡な男性と付き合っているが、ドラマを楽しみにしていて、ドラマチックな恋愛にあこがれている。憧れていた胸板の厚い男性と出会い、ドラマみたいな恋が始まりそうだったが、思わぬ方向へそれてゆく。──

タカユキの「愛してるよ」の言い方が良かった。ドラマのために仮病をつかうが、わざとらしくてかわいい。主人公がひょうきんなのがいいよ。

っていうか、女を殺したのは誰なんだ。マコトさんはあくまで否定していたが……。

「厭な子供」動画みつからず。最初の3分の1だけがニコニコにあったようだった。

"世にも奇妙な物語 「おばあちゃん」 柊瑠美"
https://t.co/10yjfk7iBd

「おばあちゃん」見た。
──主人公(柊瑠美)は両親と、病院にいるおばあちゃんに会いにいく。管につながれ動かないおばあちゃん。しゃべれないはずのおばあちゃんの声が主人公には聞こえる。おばあちゃんは、会いたい人がいるので体を一日貸してほしいと主人公に頼む。──

最後にけっこう驚いた。それに尽きる。
コメント見ると、この柊瑠美さんという人は、「千と千尋〜」の声を担当したことで注目されたんだそうだ。言われてみると同じ声だが、気づかなかった。演技がうまいほうではないけど、子役だとこんなものかと思って見ていた。財布を投げる動き、どうですこれ。

千と千尋は、豚になった両親のところへ戻ってきて救うけど、こっちはそうならなかった。つい、物語を重ねてみたくなる。

後味悪い話として解説してる動画があったけど、嫌な感じはしなかったな。
入れ替わってめでたしめでたしになるのはなぜかスポーツがらみの話が多い。「ライバル」「三日間だけのエース」「覆面」。

「仇討ちショー」動画みつからず。YouTubeで探して、パンドラTVで探して、Googleで探すようにしている。
あとで「世界奇幻物語 2001」でも検索してみることにする。中国語で別タイトルになっていることがあるから。

世にも奇妙な物語 奇跡の女
https://t.co/mPtRrumNFl

「奇跡の女」見た。
──主人公(観月ありさ)は飛行機事故にあうが一人だけ助かる。それ以来、死の恐怖にとらわれながら病院で過ごしている。階段で後ろから押してくる者がいる、水に沈めようとしてくる者がいる。それは被害者のひとりの母である看護婦だった。──

最後の方はいい話になるんだけど、そんなもんかねえと思いながら見た。
お芝居の稽古でいきなり首をしめられるところが印象的だった。

世にも奇妙な物語 ママ新発売!
https://t.co/s1Av5Q08If

「ママ新発売!」見た。
──主人公(ともさかりえ)の母は母親参観にきてくれないし、母親の自覚もない。主人公はともだちと一緒に何でも売っているデパートのママ売り場で、あたらしいママを買う。しかし新しいママは主人公を捨てる。主人公たちはいらないもの売り場の10円の商品となる。──

なんだこりゃと思ったし、これが「世にも奇妙な物語」であることをしばらく信じられなかった。ディズニーとかそういう映画みたい。でもまあ、これはこれで面白いよ。主人公がおかしな脱出計画を練るところは「友子」のシリーズみたいだった。
あと、新しいママがたまらん。

うさぎのジャックの場面はよかった。
自分が捨ててきたすべてのものと再会することができたら、けっこう感情をゆさぶられると思う。

世界奇妙物語2001秋 復仇秀
https://t.co/Tqs9RlhwBJ

「仇討ちショー」見た。
──父を殺された主人公(中谷美紀)は法律により仇討ちが認められる。さだめられた場所や方法により仇討ちが開始され、テレビ中継が入る。主人公はなかなか犯人を撃つことができない。うかうかしている間に、犯人がさだめられたエリアから逃走してしまう。──

架空のテレビ番組ということだが、さすがフジテレビだけあり、うまく番組をつくっている。法律もそれっぽいし。今でいうと「逃走中」に近いかな。番組としてのクオリティの高さに感心した。
国民がテレビの前で熱狂するというのは、テレビの見る夢なんだろうな。

なんともしょうもないオチで、頭に刺さっているところがちょっと笑えた。

途中で飲料水のCMの撮影をするところなんて、なかなかふざけている。テレビの軽薄さを描いている。
真面目なのは仇討ちさんと犯人と、それから役人だけだ。「ショー」とはそういうことだ。

■今回おもしろかった作品
1 13番目の客
2 エキストラ
3 雪山
4 さとるの化物
5 結婚シミュレーター
6 発電課長
7 おばあちゃん
8 仇討ちショー
9 僕は旅をする
10 恐竜はどこへ行ったのか


■今回つまらなかった作品
1 チェス
2 株式男
3 逆転


んじゃまた。

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52229619.html

11. 中川隆[-12123] koaQ7Jey 2019年2月16日 21:36:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22249] 報告

2019年02月16日
「世にも奇妙な物語」全部見て順位つけるぞ【11】 〜2003年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52231187.html

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ

【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

【6】1993-95年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

【7】1996-98年4月、ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

【8】1990-96年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52226691.html

【9】1990-2000年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52228148.html

【10】1992-2001年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52229619.html


のつづき。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8295/title.htm
このデータベースを参考にして、古いのから順番にYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合があります)

記事の最後に、今回のベストを決めるから、最後まで見ていってくださいね。

世にも奇妙な物語 無視ゲーム
https://t.co/LFZKfdOME2

「無視ゲーム」見た。
──主人公(内山理名)は、ルームメイトを軽く扱っていて、彼を連れ込んで三人で住む。だが突然立場がかわる。彼がルームメイトと一緒になって、主人公を無視するようになる。大学でも存在感が薄くなっていると言われる。──

ルームメイトっていうのが今まで見られなかった設定。
コメント欄では不評だったが高評価600の低評価150くらいの割合。
まあ登場人物が似てるし、オチは途中でわかっちゃうし、階段ですべって死ぬのもアレだし、なんで無視されて相手にさわらないんだろうと思う。

誰にも見えなくなったら、さびしいかもしれないが、しばらくは気楽だろうなと思うよ。そういう立場になりたいと思っちゃった。

ここから2002年。2001年のぶんは「厭な子供」の動画だけどうしても見つけられなかった。

おかしなまち 世にも奇妙な物語
https://t.co/TXXrQfM1Qq

「おかしなまち」見た。
──主人公(柳葉敏郎)は、リストラの増えた職場で鼻をグズグズさせながら真面目に働いている。「岡科町(おかしなまち)」へ行き仕事をすることになる。そこでは誰もがシャレを言いギャグをかましている。主人公は徐々に馴染んでいく。──

コメント欄の「おかしいけどおもしろくはない」「受付の女くそわろた」に同意する。
おもしろそうだけど、おもしろくはないんだよね。楽しそうな町だけど、住むのはきつそう。
ギャグよりも、切符を犬の形にしてくれるみたいなことが心あたたまるなあ。

世にも奇妙な物語 トカゲのしっぽ
https://t.co/vcZvSuhJaz

「トカゲのしっぽ」見た。
──主人公(柏原崇)はピアニストで、事故で右腕を失った。教授が開発したトカゲの再生能力を利用した治療法を受け、右手が再生する。しかし右手はトカゲのようで、思うようにならない。教授のもとをたずねると、人間離れした何かの力により教授は死んでいた。──

ついこのあいだの「心臓の想い出」みたいな話だ。からだのパーツをつけかえるがうまくいかない話。医療ミスっていうのはこわいよ。

トカゲとショパンのワルツの取り合わせがふしぎだ。
楽譜のおたまじゃくしがトカゲになるところが怖いというかイヤだ。
しかしまあ、右手から体ののこり全部を再生させるとか、やばいな。その発想はなかった。

"夜汽車の男"
https://t.co/xRvFWiSYUM

「夜汽車の男」見た。
──主人公(大杉漣)は汽車で弁当を食べる。どんな順番で食べるか、それぞれの味はどうか、慎重に考えながら食べ進めてゆく。──

コメント欄を見たら、すごく好評でおどろいた。大杉漣さんの訃報を聞いてこの動画を見に来たという人がいた。

弁当のなかにもドラマがある。なるほどね。弁当にかぎらず、ドラマの種はいたるところにありそうだね。

"マンホール 世にも奇妙な物語"
https://t.co/GCQBLHi4uz

「マンホール」見た。
──主人公(香川照之)は妻とうまくいかず、会社でもリストラにあいそうだ。出社するとマンホールにはまってしまう。深くて出られない。なかには事務局長のネズミがいて、出るためには手続きが必要だという。そのあいだ、ネズミ人間が代わりに出社する。──

よりによってこれがサムネイルか。
おもしろいけど、終わってみると印象がないなあ。
ああそうだ。リストラを切り出せない部長がよかった。

ホテルの場面が強烈すぎてほかの印象がぶっとんだ。動物の行為を人間に置き換えるとあんなふうなのかなあ。

コミカルだけど、カフカ的な話なのかと思えてきた。入ったらなかなか出られなくなるところ、未知の手続きに振り回されるところ、動物の姿になってしまい家族に苦しめられるところ。

"採用試験 世にも奇妙な物語"
https://t.co/Cz7fMJu7JR

「採用試験」見た。
──主人公(深田恭子)ら五人が受けている採用試験は奇妙なものだった。「さいたさいたさくらがさいた」とひたすら紙に書かされる試験。手の上に皿と水の入ったグラスを置かれ一時間そのままでいる試験。そして最後の試験は、棄権者の続出する内容だった。──

へーなるほどと思った。終わってから考えてみると、たしかにそういうことを試す試験だったと納得する。

「ロンドンは作られていない」に近いアイデア。
不景気っていうのはこの番組にも及んでいて、リストラとか就職難が出てくる。深田恭子のロボットっぽさが存分に発揮されている。

知らなすぎた男
https://t.co/abIaWTO9TU

「知らなすぎた男」見た。
──消防士の主人公(佐藤浩市)は、妻との関係にうんざりしていて、別れたいと思っている。同僚は、自分が変わればものの見方も変わる、ポジティブシンキングだと励ます。それから、主人公には妻が別人のように美しく見える。主人公は妻とやりなおすことを決意する。──

叶姉妹みたいな巨乳の奥さんが気になってしょうがない話だった。なかなかの棒読みだけども。
妻との関係を取り戻そうとしたが、ザリガニを殺したことの復讐を受けたように思える。いや、ザリガニこそ真実を知っていて主人公を止めようとしたのか。
ホースで水をかけられながらも「良かったな」と言ってくれる同僚がいいね。

世にも奇妙な物語 連載小説
https://t.co/70M8iaEqhI

「連載小説」見た。
──小説家の主人公(木村佳乃)は、ネタがなくて困っている。飛び降り自殺を考えていると、むかいの部屋に飛び降り自殺しようとしている男がいる。そこから小説を考えつく。それからというもの、むかいの部屋を覗き見ながら連載が書かれる。──

途中までけっこう怖い。向かいの部屋に勝手に上がり込んでいくのがマイナス。地球滅亡までのカウントダウンが機能しなくてマイナス。部屋から死体が出てきてマイナス。小説の内容が露骨でマイナス。テロリストが世直しでバイクに発砲するか? マイナス。
テロリストとか、小説家のファンがいかにもそれっぽいのはプラス。

"世にも奇妙な物語 声を聞かせて" https://t.co/Rf9kpqcXA3

「声を聞かせて」見た。
──主人公(加藤晴彦)に、知らない女性から電話がかかってくる。合コンで一度会ったことがあるという。それからよく電話するようになるが、決してすがたはあらわさず、主人公のことがなにもかも見えている。──

「電気じかけの幽霊」に「テレフォンカード」と何かを足したような話。
林原めぐみの声がたまらない。気味の悪い役を見事に演じている。
思えば最初は控えめだったのになあ。地獄へのカーナビがこわい。

"昨日の君は別の君 明日の私は別の私 (世にも奇妙な物語)" https://t.co/wdlq6Zj7UJ

「昨日の君は別の君 明日の私は別の私」見た。
──主人公(藤原紀香)は子育てに追われる毎日を過ごしている。夫は仕事で帰ってこない。そんなある日、パソコンの画面に自分があらわれる。プロポーズを断り雑誌編集の仕事を続けている、もうひとりの自分。──

スマホを新しくしたら、再生速度が変えられるようになったので1.5倍速で見た。台詞は聞き取れるし問題ない。

「幸福の選択」みたいな話だけど、子役がよく演技してるし、感動的だ。もう一人の旦那が現れるのがいい。最後もちょっと含みをもたせているし。
お互いにとってプラスになってるのがいいよね。親子の関係がよくなるし、雑誌編集の仕事も良い方向にいく。

"世にも奇妙な物語 顔を盗まれた"
https://t.co/hZ6UiJlpMT

「顔を盗まれた」見た。
──主人公(稲垣吾郎)は取り調べを受けている。暴行も盗みも主人公はかたくなに否定する。証拠の映像を見せられても主人公はちがうと言い張る。主人公は顔を盗まれたと話し出す。少し前からさまざまなあらぬ疑いをかけられるようになり、記憶が途切れるなどしていた。──

「急患」に似たところがある。悪の実体は見えず、緑色のなにかを通して描かれる。また、それは広がってゆく。

りんごをかじって放りだすのと、CDをばらまくのは同じように人間ばなれしている。

すぐに胸ぐらをつかむような取り調べのやりかたを見ていると、おいおいまたか……と思う。
電話がかかってきて出たけど、一言も発してなかったのもおかしい。

ここから2003年。

世にも奇妙な物語 『レンタル・ラブ』"
https://t.co/s4sjXrdWaA

「レンタル・ラブ」見た。
──家庭から父親がいなくなった時代の物語。母(飯島直子)の子供が、「お父さん」に興味をもち、父親ロボットを欲しがる。レンタルした父親のロボット(仲村トオル)は徐々に言葉を覚え、家族に馴染んでいく。海で溺れた子供を父は助けるが──

飯島直子いいなあ。前に「ザ・ニュースキャスター」で出てきたときは一人暮らしで男の影もなかったが、今度は家族の話だ。母と子でどうやって生計を立てているのかわからない。

レンタルで、しかもロボットでオンとオフができたら家族って気楽だろうなあ。飯島直子のロボットだったらほしい。置く場所があればなあ……。

顔をひらくのはどういう機能?
BGMがやすっぽい。

あ、そっか。ロボットだから働かなくていいんだ。
読み聞かせているのが「ピノキオ」、という伏線の張り方。

"追いかけたい 世にも奇妙な物語"
https://t.co/tfgkyO3Ibo

「追いかけたい」見た。
──主人公(京野ことみ)は追いかけて勝手に撮影してくる男に迷惑している。その一方で、一度接触したピザ屋の従業員に片想いして、電話したりメールしたりマフラーを編んだりしている。主人公は彼にマフラーをわたすために彼を追いかけて、部屋を突き止めるが……。──

京野ことみいいなあ。「飯島直子いいなあ」と書いたばかりだけども。
メガネの男がやるとストーカーになることが、京野ことみがやると嫌な感じがしない。最後、きれいに一周した。

「わたしメールやらないんだ」に時代を感じる。

"世にも奇妙な物語 超税金対策殺人事件"
https://t.co/Vow2Bq0gFo

「超税金対策殺人事件」見た。
──小説家の主人公(西村雅彦)は連載小説の締め切りに追われている。そこへ、多額の税金の知らせが届く。数々の贅沢をなんとか必要経費とするため、税理士である友と妻と協力し、小説のなかにむりやりハワイやスーツや骨董品を登場させる。──

旭川からハワイへの転換がじつに鮮やかだ。案の定……なオチも含めて、たのしい作品。
バタバタした奥さんだなあ。

最近見た「顔を盗まれた」も「連載小説」も作家が主人公だった。そりゃあ自分のことは描きやすいだろうねえ。

"世にも 影の国"
https://t.co/JmDJha0lyA

「影の国」見た。
──カウンセラーの主人公(桜井幸子)がパソコンのクライアントのデータを整理していると、記憶にない男のデータがある。再生してみると、男(大杉漣)は、影たちはそこに存在している、自分は影の国からきて影の国へ帰らなければいけない、等々と奇妙なことを語る。──

理解が追い付かないが、相当こわい話だ。
記憶から消えたり、居るのに見えなかったり、人が突然消えるのがこわい。156あるコメントを見たが、結局わからない。

カウンセラーが動揺することに批判的なコメントがある。病気を分類する几帳面さが、そこからあふれ出すものに過剰に反応するのか。

パソコンで動画を見てるのがあたらしかったな。だんだん携帯とかネットとかパソコンとかが頻繁に出てくるようになったな。

2003年の春のぶんが終わった。古いものがいくつか見つかったので明日からそれを見る。こういうのは、うかうかしてると消されるやつだから。

"世にも奇妙な物語 【人間国宝】"
https://t.co/XpuGP9EyqM

「人間国宝」見た。
──主人公(松村雄基)は幻の掘り師から背中に入れ墨を入れてもらう。まもなく掘り師が亡くなり、背中の入れ墨が国宝に認定される。作品の保護のため監視されるようになる。監視の目から逃れようとするが、懸賞金をかけられ、ついに捕まってしまう。──

1992年9月放送。結局入れ墨はどんなものかわかんないんだね。ぎりぎりで映らない。
背中に爪をたてたら捕まる場面は覚えてた。
おもしろい設定の話だ。

"世にも奇妙な物語 【ゲームセンターの奇跡】"
https://t.co/PiohWQHMkZ

「ゲームセンターの奇跡」見た。
──塾と家庭に疲れてゲームセンターに入り浸る少年が、10万点とると奇跡が起こるゲームをプレイする。10万点とったそのとき、少年はゲームセンターのおじさん(谷啓)と入れ替わる。いじめっこや親に仕返しをして再び元の姿に戻るが……。──

1990年8月の、かなり初期の作品。
いやーしかし古くさいゲーセンだ。ピンボールみたいなゲームだ。おじさんが声をかけてくるところも古い。
いきなりビンタしたりスカートめくりするところがおかしかった。おどるポンポコリンを口ずさんでいた。

"世にも奇妙な物語 【ど忘れ】"
https://t.co/pCvYSSKgw3
「ど忘れ」見た。
──主人公(坂上香織)は母のど忘れにあきれていたが、自分も円周率を忘れる。ど忘れはエスカレートしていき、人の名前も自分の家も名前も忘れていく。──

1991年3月。
ひたすらど忘れが進行していく話。治ったとみせかけて治ってない点だけがひねりがある。
こういう病気はありそう。奇妙というのとはちがう気がする。

「夢をあきらめないで」がケンタッキーで流れている場面があった。ヘアースタイルも古く感じる。

"世にも奇妙な物語 【あの世への伝言サービス】"
https://t.co/N50C36kCRZ

「あの世への伝言サービス」見た。
──主人公(吉村明宏)は亡くなった人へのメッセージを伝えるとして老人から金を巻き上げていた。そこへ若い女性があらわれ、亡くなった婚約者に指輪を返しメッセージを伝えたいという。婚約者は死ぬ間際に、彼女に手を出すやつは殺すと言い残した。──

91年6月。これちょっと覚えてた。
吉村明宏っていうとアッコにおまかせのイメージが強い。しかしなんだよあのメガネ。
デブの演技がいまいちだ。殺すといってもあまり怖くない。

詐欺師で、呪い殺されそうになって土下座して、そのうえでさらに女に近づこうとしてるわけでしょう。殺されてもあんまり同情できない。死ぬときの顔がちょっとインパクトあった。

"世にも奇妙な物語 【もう一人の花嫁】"
https://t.co/xerIdvylk9

「もう一人の花嫁」見た。
──二階から飛び降りた主人公(沢口靖子)はタイムスリップする。亡くなったはずの母が今まさに結婚しようとしていた。親が決めた相手と、自分が好きな相手のあいだで揺れる母。主人公は母を説得する。──

1991年4月。テンポが悪いような気がして1.5倍速で見た。
二階から飛ぶ意味がわからなかったが、タイムスリップのためなのだろう。昔の日本がでてくる話はわりと好き。古い結婚式だと思った。
親のしたことを忠実に子が受け継いでゆくという話で、こういうのはいまは流行らんだろうね。
親子の情の部分が、ちょっと感動的だった。死んだお母さんに会うとか、感動するよ。

"世にも奇妙な物語 【時間よ止まれ】"
https://t.co/CgXvOofcC5

「時間よ止まれ」見た。
──主人公(山本淳一)は、くしゃみをするとしばらく時間を止められることに気づいた。学校でくしゃみをして女性教師の胸をさわろうとすると、もう一人動ける女子生徒がいて止められる。二人は、宝くじの抽選会場に行き、時間を止めて結果を変えようと企む。──

男子のバカなところにとても共感する。
交通事故の多いドラマだと思ってたけど、二回でてくる。
BGMがうるさいのはなんだろう。動画編集のアレなんだろうか。
91年1月。

マネキンの使い方がおもしろい。
交差点でボール遊びなんかするかなあ。

"世にも奇妙な物語 【穴】" https://t.co/1QJCH5KBLL

「穴」見た。
──ゴミ処理場の建設をめぐり、主人公(いかりや長介)の会社と近隣住民は対立していた。建設予定地に大きな穴が見つかった。調査するが底がわからないほど深い。穴はゴミ処理に使われるようになり、あらゆるものが捨てられた。会社は発展したが、7年後のある日……。──

92年12月。ビデオに撮って見てたのを思い出した。星新一の作品。
いやあ、うまくできた話だなあ。
このシタールふうのBGM、何回か出てきている。

バケツをくくりつけた紐がどこで切れたのか気になる。
屋上から穴へ再び運ばなきゃいけないね。会社のビルの屋上なのが救いでしょう。死体とか、また隠せるから。

"パーフェクトカップル 世にも奇妙な物語" https://t.co/jAoqVR3tQY

「パーフェクトカップル」見た。
──主人公(矢田亜希子)のところに突然知らない男性から花束が届く。会いにいくと、相手の男性はすでに亡くなっていて、その母が送ったのだという。男性は主人公を電車で見かけて片想いしていたという。──

古いのを見終わったので2003年秋のつづきから。
なんとも皮肉なタイトルだ。まったく関わりのない二人を完璧なカップルだというのだから。
この調子だと、男性も母に殺られたんじゃないのか。

自分勝手で思い込みが激しいといえば、南果歩の出てた「ラブチェアー」を思い出したが、あれは恋人同士だった。知らない人の親というのは、それとはまた違った気味の悪さだな。
男がまったく出てこなくてどんな人かもわからないのが謎めいている。

"기묘한 이야기 2003 가을 특별편 #01"
https://t.co/A7wiC8gOeF

「遠すぎた男」見た。
──主人公(中村獅童)のまわりには、なぜか人が寄り付かない。医者にかかってもわからない。そのせいで夫婦の仲は悪くなり、会社はクビになってしまう。だが、彼に向いているあたらしい仕事がみつかった。──

意外なオチだったな。良かった。
それにしても不思議なことだ。もっともっと無理に近づくとどうなるんだろう。

"世にも奇妙な物語 迷路"
https://t.co/Vt05Imqeh1

「迷路」見た。
──主人公(谷原章介)ら三人は、廃墟と化したテーマパークの迷路に入る。かつて、迷路の中にある金塊を求めた14名の参加者たちはみんな行方不明になったという。主人公が道しるべのためにつかんでいた紐は、途中で切れていた。一人がパニック状態になる。──

古代の伝説を下敷きにした、厚みのある話。
「アイテム」という単語がゲームっぽくしているし、奇声を発する男がちょっとギャグみたいだ。
おもしろかった。薬液には驚いた。
GPSってこのころからあったんだな。
金塊ひとつで、ずいぶん殺伐とするものだ。

"기묘한 이야기 2003 가을 특별편 #02"
https://t.co/yihnP5sAJ2

「影が重なる時」見た。
─主人公(八嶋智人)の周囲で、自分の影を目撃する人が急増している。本人にしか見えず、みんな空を見ている。調べた結果、時間が影響していることがわかった。影のつけている時計はどれも4時39分をさしている。──

2003年の最後の話。
久しぶりに世界が滅んで終わる話を見た気がする。いつ以来かは思い出せないけど。
子役がかわいい。八嶋さんはトリビアの泉のイメージが強いなあ。
でも実際は世界が滅びることのほうが重要すぎて、幽霊どころじゃなくなるとおもう。
滅びるけどちょっとハッピーエンドみたいになってる。よくわからん幸せだ。

■今回おもしろかった話
1 穴
2 影の国
3 超税金対策殺人事件
4 迷路
5 夜汽車の男
6 昨日の君は別の君、明日の私は別の私
7 遠すぎた男
8 採用試験
9 パーフェクト・カップル
10 マンホール

■今回つまらなかった話
1 ど忘れ
2 連載小説
3 おかしなまち

http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52231187.html

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