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外交官だった原田武夫は何時から頭がおかしくなったのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/426.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 5 月 13 日 15:25:25: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 西洋美術史の専門家だった(?)田中英道は何時から頭がおかしくなったのか? 投稿者 中川隆 日時 2019 年 2 月 02 日 11:42:09)


外交官だった原田武夫は何時から頭がおかしくなったのか?

原田武夫 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%AD%A6%E5%A4%AB


amazon.co.jp 原田 武夫作品一覧
https://www.amazon.co.jp/l/B004LU4M72?_encoding=UTF8&qid=1557725451&redirectedFromKindleDbs=true&ref=sr_ntt_srch_lnk_1&rfkd=1&shoppingPortalEnabled=true&sr=1-1


株式会社 原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)
https://haradatakeo.com/
https://www.facebook.com/iisia.jp/?hc_ref=ARSI--VECnIa44myM4dj53aUswFHwlITA680_SdSxupuTlDnHPE8Dt8e7k8v2Dh2i2k&fref=nf&__xts__[0]=68.ARDqsh2W9jtgmEnTIsPTJ0_mMVWSDxT5sX225mXiXGq5kYChclhPrAdQ_OWFqSx4tWe6L3J3Rl1VfM9NZPe1uW9siHVj6CteXjk0ynUWVOxcmIk1T3i1Q21PGn12416qZBHjPufc7XThlCoeIFyY15VpGKVw7aVO_L65IzOBACPT4X7LEcRk_D5Ot8ocjssTfzaDLMa9MiaVweJo7iVs6tIR-w_mQRYxpJz7KRgrTC8i8ktr8_nN61diYBujJPb9fJxcB_ojjbtJwCA-0dJ6Fy0qdy097I01Uzj-9xN-bWmu3cHrxgZ0_w1fpZRyrqi_5lLUgCs98-L2EJiUW0DQ5UkChA&__tn__=kC-R


Think the Unthinkable Future. Takeo Harada Online
https://takeoharada.com/


▲△▽▼


世界通貨戦争後の支配者たち – 2011/1/17
原田 武夫 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%80%9A%E8%B2%A8%E6%88%A6%E4%BA%89%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%94%AF%E9%85%8D%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1-%E5%8E%9F%E7%94%B0-%E6%AD%A6%E5%A4%AB/dp/4093897352/ref=asap_bc?ie=UTF8


内容紹介

世界通貨戦争の勝者は一体誰か。かつての覇者ロスチャイルド家や、世界のエスタブリッシュメントが集う経済会議の取材から、黄金の国ジパングの復活とジャパナイゼーション(日本化)する新たな世界の潮目を予見する

内容(「BOOK」データベースより)
金融資本主義の次は何か。これまでの覇者・ロスチャイルド家との対話、世界のエスタブリッシュメントが集う経済会議、外交の世界を知る著者が独自取材から予見する―。


カスタマーレビュー

うっちゃん 5つ星のうち2.0
また出た、お勉強しました本 2011年6月12日

読みにくい文章で長々と羅列してある割に、内容薄いです。
著者がご自身でお勉強なさるのは結構なのですが、人に読ませるレベルには達していませんね。
自分の中でこなれていないものを読まされてもねー。
情報リテラシー云々言って自画自賛しているけれど、内容に間違い多い。錬金術にしろHAARPにしろ、自分の頭で理解できていないただの受け売り。リテラシーが聞いてあきれる。トンデモ論を展開するのなら、もっとちゃんと研究してからにしてもらいたい。

▲△▽▼


大転換の時代 – 2009/1/22
原田 武夫 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E8%BB%A2%E6%8F%9B%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3-%E5%8E%9F%E7%94%B0-%E6%AD%A6%E5%A4%AB/dp/4893087053/ref=asap_bc?ie=UTF8


内容紹介

大転換の時代がやってきた!
金融メルトダウン、ビッグ3崩壊
・・・・・・それでも米国は良き教師なのか?
第二次中国バブル、ロシア軍拡
・・・・・・それでも世界はフラット化するのか?

外務官僚から経営者へと転身し、大胆かつ濃やかに未来予測を立てている気鋭の著者が、大不況のこの時代に緊急提言!
未曾有の経済減速をただ嘆いているだけでは始まらない!!
金融経済の潮目を読み解き、危機を乗り越えるための本。

出版社からのコメント

『世界の分散化』『ターゲットイヤー...2020年』この二つが本書のキイワードです。鋭い歴史考察、大胆な金融未来予測を得意とする著者が、そこを基盤にしながらも、外務省から飛び出して中小企業経営者となった今だからこそ語ることのできる心情も、隠すことなく語っています。各業界から注目される若き発言者・原田武夫のあまりにも刺激的で人間的な新機軸。また、そのメディアリテラシーの高さには驚愕すべきものがあります。

内容(「BOOK」データベースより)

外務官僚から経営者へと転身した気鋭の著者が綴る、大不況の今こそ読むべき幸福原論。
この本は、ありきたりな外交論でも、投資の指南本でもない。また、ただひたすら過去を振り返り懐かしむ本でも、技術革新による明るい未来を何の留保もなく喧伝するための本でもない。
今の日本を取り巻く本当の問題が何であり、それはどうやったら解決できるのか。そのために一人ひとりの日本人が一体何をすればよいのか。そうやって変身を遂げる日本人に待ち受けるのは「幸福」なのか、「悲劇」なのか。これからの世界は一体どうなっていくのか。

 これらのことを知りたい全ての日本人のために、この本を書き綴っていくことにしたいと思う。

カスタマーレビュー

フレブル 5つ星のうち1.0
いつものただの陰謀説 2009年2月19日

例によって全く根拠のない「陰謀説」の展開が続く。文章も読みにくく、改善・進歩は全く認められない。去年はじめ、予測が数々外れたことを反省せずに、またでたらめな予測を書き散らす著者の厚顔無恥さ加減に飽きれ、失笑を禁じえない。来年には著者は表舞台から消えているのでは?

▲△▽▼

狙われた日華の金塊~ドル崩壊という罠~ – 2010/5/10
原田武夫 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E7%8B%99%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%97%A5%E8%8F%AF%E3%81%AE%E9%87%91%E5%A1%8A-%E3%83%89%E3%83%AB%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%BD%A0-%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%AD%A6%E5%A4%AB/dp/4093897271/ref=pd_sim_14_2/357-1870605-3709858?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4093897271&pd_rd_r=a218fb7a-7545-11e9-b4c1-7b22c266e728&pd_rd_w=HVoxJ&pd_rd_wg=sjFlf&pf_rd_p=b88353e4-7ed3-4da1-bc65-341dfa3a88ce&pf_rd_r=7C7A52QMDJC6RE8R17X3&psc=1&refRID=7C7A52QMDJC6RE8R17X3

内容紹介

巨額債務を抱えるアメリカはついに国際通貨ドルの放棄と計画破綻を画策する。
なぜアメリカは自らデフォルト(国家破綻)するのか。「ドル後」の世界が向かう先は。
元外務省キャリア官僚が世界中から集めたインテリジェンスを積み重ねることによって、
ドル崩壊を巡る大国間の暗闘と謀略を鮮烈に浮かび上がらせる。
そしてその向かう先にあるひとつの事実へと辿り着く。日本と華僑ネットワークが
過去数百年にわたって退蔵してきた簿外資産——「金(ゴールド)」である。
この書を読めば、昨年末アメリカ国内で賛否を呼んだ、オバマ米大統領の「天皇陛下へのお辞儀」でさえ、
その裏に巧妙なシナリオがあったことを知る。


内容(「BOOK」データベースより)

「ドル後」へ動き出した大国間の角逐―世界を駆け巡った「ニセ金塊」事件―天皇陛下に深々とお辞儀したオバマ大統領―これらはすべて、あるひとつの事実に結びつく。


カスタマーレビュー

金価格ウォッチャー 5つ星のうち1.0
【衝撃の話題作】元外交官が著者であり期待して購読したが・・・ 2010年6月16日

タイトルに興味があり、かつ、著者の経歴と売れ筋商品との情報から購読してみました。
一言でいうと、インターネットでも閲覧できる未確認情報を「著者独自の切り口」でカット&ペストし編集しただけの本という印象でした。この本ならではのトピックスは、断定調で書かれているものの、ほとんどが根拠のないものであり、さらに文章力も高くないので、ストレスがたまります。これが日本の外交官のレベルとは思いたくないですが、ある意味衝撃でした・本当に大丈夫なのでしょうか。できれば、返品したい書籍です(涙)。


活字中毒中年 5つ星のうち2.0
狙われた愚民の財布 2012年3月29日

一言で言えば、「大山鳴動、トンデモ予測一匹」という本だ。

 ここ数年原田武夫氏は一貫して、アメリカが自らの手で計画的にデフォルトを
行い、積み上がった膨大な債務を放棄する。そして従来型の資本主義が崩壊し
次の資本主義プロセスへと移行すると主張してきた。
 本著作においては、アメリカ勢がそのように「計画破産」までして奪おうと
しているものは、日本勢と華僑・華人ネットワークが秘密裏に退蔵管理して
きた膨大な量の金塊であるという新たな説を披露している。
 アメリカが巨額の財政赤字を抱え、日本と中国が大量に抱える米国債が紙切れに
なることを回避するために、退蔵してきた膨大な金で支援するのだという。
そして、そのとき突如として現れたマーケット外の大量の金により、金価格は
暴落し、安全資産=金を買ってきた個人がただ唖然とせざるを得ないと。
 秘密裏に管理されている金が存在するという情報の根拠は、原田氏の情報ネットワークの
「マーケットの猛者」からの非公開情報だとしている。

 私は著者の発信する情報をここ数年ウォッチしているが、氏の手法は、
センセーショナルな予測をぶちあげ、思わせぶりなキーワードを餌に
自ら主宰する研究所の教材の購入へと誘導するというものだ。
氏の根底にある陰謀論には正直、最近うんざりしている。
本書もメインテーマを検証するにあたり、外交官時代の経験と
歴史・文献を駆使し論証していくのだが、小難しい文章を長々と
書き連ねた後に出てきた結論はまっとうな感覚からかけ離れた
トンデモ予測であり、到底受け入れがたい。
 また、氏はマーケットと科学技術に関しては当事者でないと言う点で門外漢であり、
記述を噛み砕いていくと、矛盾が生じていたり、論理に無理がありすぎる箇所がある。

 氏は、国際外交と市場の中で見え隠れする「高貴な嘘」を見抜き、自ら資産を守る
情報リテラシーを持った市民を育てることを大義としているという。
その目論み自体は立派と言えるが、そのために上記のような教材ビジネスを展開する
ことはいただけない。
特に「非公開情報」といういかにも価値のあるよう見せかけた情報をネタに
金を集めるのは、詐欺にも近い。

今後の氏に求められるのは、収奪され続ける騙されやすい日本の市民の啓蒙ではなく、
マーケットや政治、外交の現場に影響を与える実効的な行動ではないだろうか。


▲△▽▼
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原田武夫氏が述べる『「第四の神器」を所有する鎌倉に住む紳士(真の天皇)』とは 
〜竹下氏のコメント:真の裏天皇の可能性が極めて高い〜 2016/08/13
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=115541


 とても興味深い情報です。原田武夫氏が英文ブログで「IBOE」という天皇の金塊を担保とする天文学的金額の債券があることを紹介しているようです。そして、この「IBOE」を保証している人物の一人が『「第4の神器」を所有する鎌倉に住む紳士』であり、また「第4の神器」とは茶匙のことであり、この茶匙を所有するものが日本の真の天皇であるということのようです。

 時事ブログでは、幕末に天皇のすり替えが起こり、本来、明治天皇になるべき睦仁親王が初代裏天皇になり、替わりに大室寅之祐が表向きの「明治天皇」になったことが指摘されています。また、裏天皇には真と贋があり、初代裏天皇・睦仁親王、2代目・堀川辰吉郎、3代目・前田ゴロウはすべて贋の裏天皇であることが指摘されています。
 なぜ贋なのかというと、初代裏天皇となった睦仁親王は、伏見宮貞教と鷹司積子との子を養子としてもらい受けた人物であり、純粋な日本人の血筋である孝明天皇の血を引いていないからです。一方、真の裏天皇は、孝明天皇の血を引く純粋な日本人の血筋であり、ホツマの神の血筋ということになるようです。

 原田武夫氏がブログで指摘している“我が国の本当の権力の中心”というのは、『鎌倉に住む紳士』であり、真の裏天皇を指している可能性があると思います。

 ※竹下氏からのコメントがありましたので追記しております。
(編集長)

 この鎌倉の紳士は、恐らく孝明天皇の血筋で、真の裏天皇の可能性が極めて高いと思います。
 驚きの情報です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=115541


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原田 武夫(はらだ たけお、1971年 - )はシンクタンク経営者、元外交官。株式会社原田武夫国際戦略情報研究所代表。


香川県高松市生まれ[1]。桐朋中学校・高等学校卒業[1]。

1993年、東京大学法学部を在学中、国家公務員試験に合格し、同大学を中退。

外務省に外務公務員T種職員として入省[1]。

経済局国際機関第二課に配属。

1994年、在ドイツ日本国大使館に赴任。
ベルリン自由大学、テュービンゲン大学、ドイツ外務省研修所で在外研修。
有馬龍夫及び渋谷治彦両大使のもとで大使秘書官を務める[1]。

1998年、帰国後、欧亜局西欧第1課に異動[1]。

2001年、大臣官房総務課配属、外務省機密費流用事件の内部調査メンバーとして調査にあたった[1]。

2003年、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐 北朝鮮班長[1]。
当時の上司として、藪中三十二アジア大洋州局長、齋木昭隆同審議官で、第1回から3回の六カ国協議の実務を担当。

2005年3月、外務省を自主退職。

同年年4月、自身のシンクタンクである、原田武夫国際戦略情報研究所を任意団体として設立[1]。
その後、2007年に会社登記を行った。


著作

『劇場政治を超えて−ドイツと日本』(筑摩書房、ちくま新書、2003年) ISBN 978-4480061133
『サイレント・クレヴァーズ−30代が日本を変える』(中央公論新社、中公新書ラクレ、2004年) ISBN 978-4121501370
『北朝鮮外交の真実』(筑摩書房、2005年) ISBN 978-4480863645
『元外交官が教える24時間で金持ちになる方法』(インデックス・コミュニケーションズ、2005年) ISBN 978-4757303263
『騙すアメリカ 騙される日本』(筑摩書房、ちくま新書、2005年) ISBN 978-4480062772
『「NO」と言える国家−奪われ続ける日本の国富』(ビジネス社、2006年) ISBN 978-4828412771
『元外交官が最前線で見てきた 超一級の交渉術』(青春出版社、2006年) ISBN 978-4413036016
『タイゾー化する子供たち』(光文社ペーパーバックス、2006年) ISBN 978-4334933913
『「日本叩き」を封殺せよ 情報官僚・伊東巳代治とメディア戦略』(講談社、2006年) ISBN 978-4062133494
『仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理――マネーの時代を生きる君たちへ 原田武夫東大講義録』(ブックマン社、2007年) ISBN 978-4893086433
『「日本封じ込め」の時代――日韓併合から読み解く日米同盟』(PHP新書、2007年) ISBN 978-4569690049
『国家の読み解き方』(勁草書房、2007年) ISBN 978-4326351374
『北朝鮮VS.アメリカ――「偽米ドル」事件と大国のパワー・ゲーム』(ちくま新書、2008年) ISBN 978-4480064059
『金融マーケットを先読みせよ 世界と日本経済の潮目』(ブックマン社、2008年) ISBN 978-4893086822
『大転換の時代――10年後に笑う日本人が今すべきこと』(ブックマン社、2009年) ISBN 978-4893087058
『計画破産国家アメリカの罠 そして世界の救世主となる日本』(講談社、2009年) ISBN 978-4062154611
『狙われた日華の金塊〜ドル崩壊という罠〜』(小学館、2010年) ISBN 978-4093897273
『世界通貨戦争後の支配者たち』(小学館、2011年) ISBN 978-4093897358
『脱アメリカ時代のプリンシプル』(ユナイテッド・ブックス、2011年) ISBN 978-4877718022
『アメリカ秘密公電漏洩事件 ウィキリークスという対日最終戦争』(講談社、2011年) ISBN 978-4062172707
『教科書やニュースではわからない 最もリアルなアメリカ入門』(かんき出版、2012年) ISBN 978-4761268107
『ジャパン・シフト (仕掛けられたバブルが日本を襲う)』(徳間書店、2012年) ISBN 978-4198634933
『「日本バブル」の正体 〜なぜ世界のマネーは日本に向かうのか』(東洋経済新報社、2013年) ISBN 978-4492395875
『決定版ニッポンのグローバル人財教本』(飛鳥新社、2013年)ISBN 978-4864102483
『それでも「日本バブル」は終わらない: 残された2年間ですべてが変わる』(徳間書店、2013年)ISBN 978-4198636661
『ジャパン・ラッシュ―「デフレ縮小化」で日本が世界の中心となる』(東洋経済新報社、2013年)ISBN 978-4492396001
『世界史を動かす日本: これからの5年を迎えるために本当に知るべきこと』(徳間書店、2014年)ISBN 978-4198638016
『甦る上杉慎吉 天皇主権説という名の亡霊』(講談社、2014年)ISBN 978-4062191760
『世界を動かすエリートはなぜ、この「フレームワーク」を使うのか?』(かんき出版、2015年)ISBN 978-4761270841
『Pax Japonica: The Resurrection of Japan 』(LID Publishing、2017年)ISBN 978-1911498223
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%AD%A6%E5%A4%AB  

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コメント
1. 中川隆[-10512] koaQ7Jey 2019年5月13日 23:43:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1775] 報告

「25年ぶりに簿外資産が拠出される」原田武夫氏への質問と回答 2018年
http://www.あほうどりのひとりごと.com/article/461973348.html

8月のある日、大阪の某所で原田氏と面談いたしました。
今回も私の質問に答えていただくという内容です。
前回は、回答を文書で頂いたわけなのですが、今回は実際にお会いしての約2時間となりました。

原田氏と言えば、ご存知のかたも多くいらっしゃると思いますが、元外交官であり、ドイツ日本国大使館勤務、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐 北朝鮮班長、1999年秋篠宮夫妻のドイツ訪問時、通訳官を務め、2000年 G8沖縄サミットにて森喜朗総理のドイツ語通訳官を務めたという経歴の持ち主。現在はこのキャリアを含め、自身のシンクタンクにてその情報を発信し、多くの方に影響を与えています。

さて、ではお聞きした内容についてシェアさせていただくことに致しましょう。


約25年ぶりに簿外資産が拠出されることになったそうです。
今回の拠出元は「昭和天皇ファンド」であり、我が国に対する拠出額は1兆2000億円。ただし全世界に対しても同時に拠出されています。これは世界銀行の一部門であるIFCを通じて拠出されるものであるとのこと。


また、この資金については「人道的支援」とされているとのこと。


とうとう、「簿外資産が拠出される」…


話は少しそれますが、今回の度重なる災害については、被害額の推定額は2千億円を超えるとされていますが、農林水産漁業のみでこの額ですから、実際には家屋の損壊などを考えるとこのような額では済まないことでしょう。こういうことを考えてみると、この額が多いのか少ないのか…。

一般的に知らされていない「簿外資産」、
ちまたではMSA資金であるとか、M資金であるとかそのような噂がありますが、お話の中で原田氏は、「MSA資金」というのはあったが、これは期限切れであるとのことでございました。今回の「昭和天皇ファンド」について、どのようなものかお聞きした中からまとめてみて、記してみようと思います。


簿外資産の構造

■根源的階層(王族、日本では皇族と呼ばれる)
王朝のそばにいる人々、漢族ではない客家と呼ばれる一支流が特殊な能力や技能を用いて貯め込んできた財宝が王朝をまたいで引き継がれてきているものである。


第二次世界大戦の前には、南京で管理されていたのが契丹に移り現在に引き継がれている


そのフレームでは一番大きなものがMSA資金(ただし期限切れとなっている)
トップに居るのが李一族であり、全体で五代客家が取り仕切っている
しかし、これは全てが一元的なのかというとそうではない。
金塊が置かれている保存庫などが何百とある。それは中国や台湾などいろんな所にある。


それぞれの客家集団が合意ラインで、「それ」を出すということであるが、一部の一族が勝手に使ってしまっている。だから全部が単一の判断のもとにというわけではない。ここが複雑ではある。


この中で清王朝、愛新覚羅溥儀と組んだのが昭和天皇である。
愛新覚羅溥儀の側室が西太后の一族であり、その清朝の子孫が、引き継いだ簿外資産を昭和天皇がつくったファンドに引き継いだ。そのファンドにより、今回25年ぶりに簿外資産が拠出されることになった。全体でその学は、1兆2,000億円。

この拠出については、答申委員会とうべきものがあり、そして世界銀行のようなもの(IFC)がある。
このIFCに関わっているのは、アメリカとヨーロッパと日本。アメリカがブッシュ、ヨーロッパがロシアのニコライ(ロマノフ朝の?)、日本は愛新覚羅溥儀の、昭和天皇の近親者(実際には台湾国籍になっている)。


続く
http://www.あほうどりのひとりごと.com/article/461973348.html

2. 中川隆[-10511] koaQ7Jey 2019年5月13日 23:47:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1776] 報告

原田武夫 - 5ちゃんねるスレタイ検索
https://find.5ch.net/search?q=%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%AD%A6%E5%A4%AB
3. 中川隆[-8907] koaQ7Jey 2019年7月31日 06:24:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3817] 報告
それでも「令和革命」は終わらない。そしてマーケットの次の”潮目”に向けて(原田武夫の道中辻斬り Vol. 65) - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=529yQo23B18

You have to vote for one of us! (It's a two party system) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=w7NeRiNefO0

洗脳メディア 2019.07.30
原田武夫さん 選挙の仕組み Two Party System(ツーパーティシステム)の枠組みを超えられるのか?
https://golden-tamatama.com/blog-entry-how-to-leave-two-party-system.html

さて、久しぶりに原田武夫さんの動画を見たんですが、
選挙システムについて興味深いことを言ってますた。

原田さんは動画中こんなことを言ってます。


選挙やり方は、1945年8月15日からそれまでとガラリと変わって来てる。
とりわけ1951年以降の日本の選挙は全然違う。

1945年〜1951年の約6年間にアメリカンデモクラシーを日本人は徹底的に叩き込まれた。

アメリカンデモクラシーとは、マスメディアが右でも左でも実はある一定の幅以上のことを書いちゃいけない。
その幅を超える者については推薦してもいけないし、存在も放置ちゃいけないというものだった。

それは、右も左も、一定の枠組みの幅の中でプロレスをやるというものだ。

本当は根源的な階層=つまり世界の王族がルールを取り決めて、それがどんどん下に降りてきて、一般庶民に降りてくるころには随分分かりやすいルールになってる。

でもルールを決めてるのは支配者層=王族であって、庶民が決めてる訳じゃない。
それは絶対に報じられない。

枠組みの外にでる連中は、最終的に横田幕府がやってきてダメだろゴラァァ!( ゚Д゚)みたいに潰される。
枠組みを壊そうとチャレンジする人はアメリカに連れていかれて二度と帰ってこない。

つまり降伏することを決めたのは昭和天皇なんだから、日本の根源的階層=皇室とアメリカ勢がお互い枠組みを決めてるからでしょ。

ぇえ?
なんだか原田さんは、もともこもないことを言ってますね。
米軍が撤退する。
ってことで、ぶっちゃけ話をしてるのでしょうか。

こんなことも言ってますた。


今でこそ日本共産党は議会の中の政党ということになってるけど、
その昔の共産党は1950年代までいわゆる暴力革命を唱える政党だった。

今は確かな野党などと言ってるけど、元来はこの議会制民主主義こそ問題だと言ってた。

それなのにGHQが去るごろになんとなく動きが変わってきて今は、確かな野党を目指すなどと言ってる。
おかしいんじゃない?

一方で、自民党は自民党で、それより右の日米同盟を全部破棄して
完全に独立して主権を勝ち取ると言ってる人間がいない。

これ不思議だと思わない?
結局、同じ穴のムジナなんですよ。

そう。その通り。

実は日本には、本物の左翼。本物の右翼がいない。

ネトウヨのように、アメリカの軍艦に守って貰らいながら、勇ましがるアメポチ右翼しかいない。
ほんまものの自尊自立の右翼がいない。

バカバカしい。
去勢された右翼しかいないじゃないか。

結局やらせ。
というお話ですた。

まぁ、これはワタスがずーっと前から言ってるTwo Party System(ツーパーティシステム)という話なんですね。

Two Party System(ツーパーティシステム)とは。

例えばあなたがどっかの中小企業の経営者だったとして、
社員どもは、安い給料で文句も言わず働く従順な奴隷であって欲しい。

まさか徒党を組んで労働組合を作ったりするモノ言う奴隷などは面倒くさくてしょうがない。
ストライキして賃上げを要求されたらたまらない。

せや!
友達にお願いして労働組合を作ってもらったろ。
そうすれば自分がコントロールできる労働組合を作れる。

で、友人と示し合わせて、やらせの労働争議をする。
丁度良い金額で賃金の合意に達する。

そうすりゃ全部自分でコントロールができる。

という訳で、
ほんまものの反対勢力が出てきたら困る。
そういう時、反対勢力を自分で作っちゃう。

それがTwo Party Systemなのです。

これは、最近焼け落ちたノートルダム大聖堂。

東京都庁はこれがモデル。

なぜ統治に関わる建築物には2本の柱がある。

その昔、ソロモン神殿の前にこーんな2本の柱があった。
054kirisuto5.jpg
この2つの柱は、ボアズとヤキンと言ったとさ。
jachin_boaz.jpg
フリーソーメンさんの2本の柱もこれを表している。
masterscarpet1-copy4.jpg image010.jpg
支配者層は、2本柱というシンボルをいろんな建物に埋め込んでる。
2本の柱で人民を統治するという意味です。

以下、何故かシンプソンズに出てくるtwo party system。
なんで一つ目のエイリアンが出るのか不思議ですが。


Take a good look at your beloved candidates. They’re nothing but hideous space reptiles!
良く見ろよ! あなたたちの候補者はスペースレプタイルだよ!

It’s true. We are aliens. But what are you going to do about it? It’s a two party system. You have to vote for one of us!
そうだ。俺たちはエイリアンだ。でも、だからどうした?これはTwo party systemだ。
お前達は我々のどちらか一方に投票しなければならないのだ。

Well I believe I’ll vote for a third party candidate.
だったら、私たちは第3の候補者に投票する!

Go ahead. Throw your vote away.
ははは。どうぞご自由に。その票は無効だ。

まぁ、原田武夫さんの言うように、
山本太郎さんの令和新選組は、その枠から出られるのか。
それが見どころかと思います。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-how-to-leave-two-party-system.html

4. 中川隆[-11331] koaQ7Jey 2019年9月18日 08:27:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1460] 報告
「認知の歪み」が諸悪の根源だった 医療少年院で精神科医が受けた衝撃 2019年9月18日
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?all=1


非行少年
本人の主義主張などとは関係なく、純粋にすべてが歪んで見える人たちが一定数存在している

 このところ、様々な事件やトラブルに関連して登場するキーワードが「認知の歪み」というものだ。

 もともとは心理学用語で、「レッテル貼り」「白か黒かの思考法」「拡大解釈、過小解釈」等々、さまざまなパターンがあるとされている。ごく大雑把に言ってしまえば、事実や現実を適切に解釈、受け止められない思考様式のことだと考えてもいいだろう。

 たとえば最近では、「親韓」「反韓」双方が、互いに「あっちの認知が歪んでいる」、と批判しているという見方が可能だろう。前者からすれば「反韓」の人たちは「いたずらに嫌韓感情を煽るとんでもない人たち」であり、「身の危険すら感じる」という主張をすることになる。後者からすれば、「親韓」の人たちは「現在の文政権の非道、危険に目をつぶる人たち」であり、「国益を考えていない」ということになる。双方とも、相手のことを「現実を正確に認識できていない」として、批判をしているという構図。つまり互いに「認知の歪み」がある、と考えている。簡単に言えば双方が「レッテル貼り」をしているとも言える。

 他に「認知の歪み」が話題になった最近の事例は、大雨で川が氾濫し、流域に取り残されてしまった人たちへの論評の際だ。

「大雨が降るってあれだけ警報が出ていたのになぜ川に遊びに行くの? 理解不能」

 そんな疑問から、彼らには「認知の歪み」があるのではないか、といった指摘がネット上では相次いだ。台風が来ることはわかっていたにもかかわらず、わざわざ子ども連れでバーベキューを楽しもうと考えるのは、常識的な判断とは言えない。つまり警報の意味をきちんと受け止めることができていない。ここにも一種の「歪み」が見られる。これは前述の「過小解釈」にあてはまるのかもしれない。

 ただ、ここに挙げたような例は、実際には「情報リテラシー」の問題だとも言えるだろう。情報を受け止めるところまではできているが、それぞれが抱えているイデオロギーや、あるいは思考のバイアス(「俺たちだけは大丈夫!」)によって、間違った処理をしている、ということだ。

 一方で、もっと深刻な「認知の歪み」も存在している。本人の主義主張などとは関係なく、純粋にすべてが歪んで見える人たちが一定数存在しているのだ。

 医療少年院に勤務した経験を持つ精神科医、宮口幸治氏の新著

『ケーキの切れない非行少年たち』
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%81%AE%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9D%9E%E8%A1%8C%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%AE%E5%8F%A3-%E5%B9%B8%E6%B2%BB/dp/4106108208/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%9D%9E%E8%A1%8C%E5%B0%91%E5%B9%B4&qid=1568360596&sr=8-1&linkCode=sl1&tag=dshinchoweb-22&linkId=310d6548c356ee04b83e1b9ea3cf1627


には、衝撃的な事例が紹介されている(以下、引用はすべて同書より)。

 医療少年院に勤務してすぐ、宮口氏は少年院の中で最も手がかかっていた少年の診察を頼まれた。

「少年院で『手がかかる』というのは、学校で『手がかかる』というのとは次元が違います。その少年は社会で暴行・傷害事件を起こし入院してきました。少年院の中でも粗暴行為を何度も起こし、教官の指示にも従わず、保護室に何度も入れられている少年でした。

 ちょっとしたことでキレて机や椅子を投げ飛ばし、強化ガラスにヒビが入るほどでした。いったん部屋で暴れると非常ベルが鳴り、50人はいる職員全員がそこに駆け付け少年を押さえつけて制圧します。

 制圧された少年は、トイレしかない保護室に入れられ大人しくなるまで出てこられません。そういったことを週に2回くらい繰り返していた少年でした」

 そんな情報があったので、宮口氏は内心びくびくしながら診察にのぞんだ。ところが、実際に部屋に入ってきたのは、小柄で痩せていておとなしそうな表情の、無口な少年だった。質問にも「はい」「いいえ」くらいしか答えない。

 あまり会話が進まないので、宮口氏は診察中のルーチンとして行っていた「Rey複雑図形の模写」という課題をやらせてみた。下のような複雑な図形を見ながら、手元の紙に写すという課題である。認知症患者に使用したり、子どもの視覚認知の力や写す際の計画力などをみたりすることができるという。(図1)


図1
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?photo=2


 意外にも少年はすんなりと課題に一生懸命取り組んでくれた。

 が、そこで宮口氏は「生涯忘れ得ない衝撃的な体験」をすることになる。

 少年の写した絵は、下のようなものだったのだ。(図2)

図2(少年が描いたものを著者が再現)
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?photo=3

 宮口氏はこう解説する。

「これを見た時のショックはいまだに忘れられません。私の中でそれまでもっていた発達障害や知的障害のイメージがガラガラと崩れました。

 ある人に見せて感想をもらったことがあるのですが、彼は淡々と『写すのが苦手なのですね』と答えました。確かにそうかもしれませんが、そんな単純な問題ではないのです。

 このような絵を描いているのが、何人にも怪我を負わせるような凶悪犯罪を行ってきた少年であること、そしてReyの図の見本が歪んで見えているということは、“世の中のこと全てが歪んで見えている可能性がある”ということなのです。

 そして見る力がこれだけ弱いとおそらく聞く力もかなり弱くて、我々大人の言うことが殆ど聞き取れないか、聞き取れても歪んで聞こえている可能性があるのです。

 私は、“ひょっとしたら、これが彼の非行の原因になっているのではないか”と直感しました。同時に、彼がこれまで社会でどれだけ生きにくい生活をしてきたのか、容易に想像できました。つまり、これを何とかしないと彼の再非行は防げない、と思ったのです。

 私はすぐに少年院の幹部を含む教官たちにも絵を見せたのですが、皆とても驚いていました。ある幹部は『これならいくら説教しても無理だ。もう長く話すのは止めよう』と言ったほどでした。

 すぐに理解してくれたのはいいのですが、私が意外だったのは、ベテランの教官たちがどうしてこれまでこういった事実に気付かなかったのか、ということでした。

 気付かずに『不真面目だ』『やる気がない』と厳しい指導をしていたのか。だとしたら、余計に悪くなってしまうのです」


少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する


 実際に、その後、宮口氏はこういう「歪み」を抱えた少年たちと数多く出会うことになる。

「もちろん、障害のある少年だからといっても犯罪行為は許されることではありません。しかし、本来は支援されないといけない障害をもった少年たちが、なぜこのような凶悪犯罪に手を染めることになったのかが問題なのです。

 これまで多くの非行少年たちと面接してきました。凶悪犯罪を行った少年に、何故そんなことを行ったのかと尋ねても、難し過ぎてその理由を答えられないという子がかなりいたのです。更生のためには、自分のやった非行としっかりと向き合うこと、被害者のことも考えて内省すること、自己洞察などが必要ですが、そもそもその力がないのです。

 つまり、『反省以前の問題』なのです。これでは被害者も浮かばれません」

 彼らに欠けているのは、見る力や写す力だけではない。次回では、さらにこうした「反省以前」の子どもたちの実態を見てみよう。
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?all=1

5. 中川隆[-11318] koaQ7Jey 2019年9月18日 09:03:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1473] 報告
「子どもの脳が危ない」 福島 章(上智大学教授)
 2001年 1月20日 に行われた講演より
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/tsuushin/tsuushin_01/pico_30.html

 

 私は、若い時から犯罪者、非行少年の鑑定をやってきました。簡易鑑定を300例、本鑑定を300から400例ぐらいやっています。MRI(核磁気共鳴映像法)やCTスキャン(コンピュータ断層撮影)で脳の形態を見ていますが、以前は、気脳写といって、脳の中に空気を入れて見るという方法でした。殺人のような重犯罪者、特に何人も殺したような例では、脳に異常があることが分かりました。


犯罪は増加しているか

 今、日本人全体の脳がおかしくなって、凶悪な犯罪、特に少年のそれが増えているというわけではありません。少年の犯罪検挙者数の推移をみると、戦後に大きな山があって生活型の非行、60年代前半に第2の山があり反抗型非行、粗暴な非行が中心です。豊かになった80年代に第3の山がきて、財産犯、万引きや自動車泥棒、これはスリルを楽しむためというので、遊び型非行と呼ばれます。

 90年代半ばには減りますが、ここ数年増大しています。これを第4の波として、警察、マスコミ、法務省が少年非行激増キャンペーンをしています。しかし、98年がピークで、そのあと減っています。ほとんどが窃盗のような小さい犯罪で、お巡りさんが増えたために、検挙者も増えたという側面も考えられます。

 少年による殺人事件数は、以前は年400件前後だったのが、70年代から100件以下です。昔は数が多くて、いちいち詳しく報道されなかったのです。97年に神戸の14歳の少年による連続小学生殺傷事件が起きて、大きな衝撃を与えましたが、その年は75人でした。マスコミが大きく、詳しく書くほど、似た犯罪が起きるので、翌年は150人に増えましたが、99年には111人まで下がりました。少年による殺人はここ3年やや増加していますが、激増というわけではありません。

 大人を含めた数では、60年ぐらいは年間3000件あったのが、世の中が豊かに落ち着いてくると、激減します。90年くらいが底を打った年で、最近少し増えています。しかし、日本の安全神話が崩壊したとか、「殺人列島」とマスコミが書く程ではありません。殺された人の年齢別数を見ると、69年では20代がかなり殺されていましたが、94年では、50代の方が若者より上です。今の子供は狂暴で、何をするか分からないと言っている世代の方が、若い時も今も殺されている数が多いのです。今の若者の方がむしろ全体としてはお互いに平和で、男女差も開いていません。


犯人の症例からみた形態異常

 最初は杉並の家族4人放火殺人事件です。幼児の教育をめぐってというささいな理由で家族4人を殺し、家を全焼させました。犯人は普段大人しくて内向的でした。MRIでは、脳が腫瘤によって裂け目ができていました。

 九州の妻子3人殺人事件の犯人は、最初会った時は、強いうつの状態でした。しばらくして会うと、軽い躁状態でした。MRIで、脳の形成期に起こった奇形が見られ、そのせいで、躁とうつが入れ替わる気分循環性障害になっていると診断しました。

 女子校生監禁コンクリート殺人事件の犯人では、主犯格の少年のMRIでは脳には穴があいていました。風景構成法という、風景画を書かせる心理テストをやらせると、要素をバラバラに描く構成放棄が見られました。

 連続殺人を犯した若い女性犯の例では、動機が薄弱で、衝動的な性格の境界人格障害であることが分りました。幼児期の重症のチックや、思春期危機などの病歴がありました。MRIでは、広範囲に神経細胞の脱落や、脳の皺が細かすぎるところなどが見られました。

 栃木県の幼女誘拐殺人犯は、形の上では異常はなかったものの、全体に脳が小さい、小脳症でした。

 前科もないのに急に強盗殺人で2人殺した若い女性犯は、くも膜のう胞や脳の萎縮が見られました。脳波を測ると、6サイクル陽性棘波というてんかんに似た異常がありました。


犯罪群別の有所見率の比較

所見 形態学的異常 脳波学的異常 いずれかの異常
あり なし 合計 あり なし 合計 あり なし 合計
重大殺人 15
(60%) 10
(40%) 25 21
(84%) 4
(16%) 25 23
(85%) 4
(15%) 27
その他 3(21%) 11
(79%) 14 6
(33%) 12
(67%) 18 7
(35%) 13
(65%) 20
合計 18 21 39 27 16 43 30 17 47
χ2 検定 p < 0.005 p < 0.001 p < 0.001


臨床統計で有意差

 10年で50例ぐらいの症例が集まりました。重大犯罪の方が、脳の質的な異常、量的な異常、脳波の異常のケースが目立ちました。これを集計してみると、重大殺人犯は形の異常が60%、他の人は20%と明らかに有意差が出ました。脳波の方がもっとはっきり有意差が出ました。この結果、殺人、特に重大殺人を犯す人は、脳に形態学的な、あるいは脳波的な異常があるということを、97年ころから学会に発表し始めました。脳の異常を微細な脳気質性変化症候群、英文で略してMIBOCSと命名しました。これは、胎児期から乳児期の初期までの脳形成期に形成異常があったためであると考えられます。

 ハンマーで関節を叩いて反射を診る神経学的検査という方法もあり、昨年の佐賀のバスジャック犯の鑑定では、ハンマーで叩くと右の反射が昂進していることが分かりました。MRIでは異常がなかったのですが、脳波では陽性棘波が出たので、やはり脳に異常があるということが分かりました。

 18年前の金属バット殺人事件、30年前の同級生首切り殺人事件でも、脳の萎縮がみられます。情緒性欠如の人は脳の側脳室の拡大、つまり隙間が大きく、医療少年院に入る子の多くにこれがみられることは、73年ころにすでに分かっていました。


外国での研究結果

 外国ではレインという人が系統的にやっています。研究のために英国から南カリフォルニアへ移った人です。殺人者の脳では、人間的感情や道徳心をつかさどる前頭葉で糖代謝が低下しています。PETという同位元素で脳内の代謝を見ると、衝動殺人では、前頭葉では糖代謝低下、本能をつかさどるところでは昂進していました。計画殺人では代謝の変化は見られませんでした。また別の研究では、殺人者のうち社会的な剥奪、虐待があった家庭出身者には脳の異常が見られないという結果が出ています。

 殺人に限らず、人間の行動は、バイオ、サイコ、ソーシャル、つまり生物的、心理的、環境的、それらの関数として起こるのであって、総合して考えなければならないということで、私は多次元的な診断を提唱しています。


化学物質との関連

 脳の異常に、化学物質が影響したという例がありました。92年の市川の一家4人強殺事件で、犯人の少年は、胎児期に、母親が流産防止に飲んでいた多量の黄体ホルモンに曝されました。この黄体ホルモンには男性化作用があるため、脳が超男性脳になって、高い攻撃性を獲得したという鑑定を私は裁判所に出しました。人の脳は最初はみんな女性脳として発生し、男性はアンドロジェンの働きで男性脳になります。ここで屈折するために、攻撃性、暴力性、高い活動性などの特徴が出てきます。この少年は男性化ホルモンによってさらに屈折して、超男性脳になったのです。

 アメリカのライニッシュという人が、胎児期に合成黄体ホルモンに曝された子どもの攻撃性が、そうでない子の倍以上に増大していると発表しています。

 環境ホルモンでも、男性化ホルモンが働くと、攻撃性が高まり、キレる、凶悪な非行が増えると考えられます。しかし女性化ホルモンが働くと、優しい子どもになります。今の子どもが全体としては優しくなっているのは、そのせいかもしれません。

 子どもの脳は2歳まで発達し続けるので、この間にどんな物質に曝されるかが重要になります。ダイオキシンも母親の体内や母乳から転移して、脳の中に入ります。


ADHD

 注意欠陥多動性障害ADHDが社会問題になっています。80年にアメリカで診断基準DSMができて、その時は微細脳障害MBDと言っていました。集団不適合や学級崩壊、学習障害LDなどをもたらしますが、多くは成長するとグロウンアウトと言って、健常人になります。思春期になって行為障害CDになった人も、多くは健常人に、成長して一部が反社会的人格障害や精神病になります。アメリカでは80年に3%、94年は5%に増えています。五大湖周辺では10%にもなるといいます。ADHDは症候群なので、100ぐらいの病気からなっていると言われていて、化学物質もその原因の一つとして考えられます。


子どもたちの性格の変化

 総理府からの委託で、普通の子どもがどう変わって行くか、2つの中学校を79年から追っています。バームテストと言って、樹木を書かせて自己像を探るようなことをしています。全体的には優しく、おとなしくて想像力の豊かな子が増える一方、少数だが自閉的で空虚で、衝動的、キレやすい子とに、二極分化が進んでいます。後者の割合がだんだん多くなっています。

 新しい世代は、生まれてすぐから、大量のイメージ情報に曝されて、論理的より、イメージ的に、行動原理も現実的より快楽的になっています。このため、コンピュータのOSにあたるものが大人と全く違ったものになっています。自殺もおおむね減っていますが、86年の岡田有希子の自殺で増えたり、97年の神戸の事件で少年の殺人が増えたように、マスコミ情報の影響を受けやすくなっています。


【質疑応答】

Q ADHDの治療に薬を使うことへの先生のお考えは?

A ADHDでもなにが原因でなっているか綿密に調べる必要があります。リタリンという薬は効くけれども、症状を抑えるだけの薬で、他の心理的、社会的な総合的手当てが必要です。必要な一定の時期だけ飲ませるというのは一つのポリシーだと思うが、副作用については十分に検証されていません。しかし、日本ではもっと使ってもいいのでは。アメリカは逆に使い過ぎという気がします。

Q 子どもが17歳になる前にMRI検査を受けさせた方がいいか?

A MRI検査で異常のある人の大半は何の問題もなく過ごしているので、その人に異常があると知らせた方がいいかどうか。子どもの異常は保護者が一番よく分かるので、普通に可愛い子だったら、何もしなくていいでしょう。


Q シックハウスや化学物質過敏症と脳の障害との関係は?

A 専門外で分かりませんが、市川の4人殺しの少年は赤ちゃんの時から全身のアトピー性皮膚炎でした。


Q 脳のOSが変わってしまうと、文化が変わってしまうのか?

A 人類の歴史の中で環境変化は何度もあって、それに対応して生き延びてきました。ただ、新旧世代にギャップがあるのだから、感情的にならずに、互いに理解しあう努力は必要でしょう。脳の他にいくつかの因子が全部揃った時にしか事件は起こさないので、親が暖かく愛情をもって育てれば非行にはなりませんから、安心して下さい。もし私の本『子どもの脳が危ない』が、善良な方に不安を与えたとしたら、お詫びします。


Q 少年法改正の厳罰化をどう考えるか?

A 脳には問題がなく、普通にぐれて非行に走った子の方は予後が悪く、脳に欠陥のある「いきなり型」は成人になって予後がいいのです。脳の欠陥と思春期変動が重なった時に問題が起こるので、成熟すると普通の人に戻ります。厳罰化で犯罪が減るとは思えません。むしろ犯罪報道を今の10分の1にすれば、少年非行は半分になると思います。報道に触発される要素が大きいので、市民運動で報道自粛を働きかけていただけたらありがたいです。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/tsuushin/tsuushin_01/pico_30.html

6. 中川隆[-15008] koaQ7Jey 2019年12月29日 07:51:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2032] 報告
3. 2019年12月28日 22:58:14 : Msta8x23MU : ZlY5ek5BNHVGU2s=[55]

原田武夫と副島隆彦はとても似ている。常にはずしまくりでそのことについての陳謝などは一切しない。
原田は5年前日本がデフォルトすると大騒ぎして結果逆神といわれたわなw
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/515.html

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