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粋音舎 _ ドイツ古典フルレンジシステム販売い
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/456.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 01 日 14:25:41: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 日本のアンティーク・オーディオ関係のガレージメーカーの実力は凄い 投稿者 中川隆 日時 2019 年 5 月 29 日 07:02:04)


粋音舎 _ ドイツ古典フルレンジシステム販売

粋音舎(すいおんしゃ)
http://www.soundstage.jp

所在地 東京都練馬区

TEL   03- 6271- 5760


製造委託先 株式会社 サカエ工芸


株式会社 サカエ工芸
http://www012.upp.so-net.ne.jp/strata/SAKAE.html


粋音舍 Online Shop
http://suion.ocnk.net/

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粋音舎 ドイツ古典フルレンジシステム(受注生産品)


ユニット

口径 20センチ
搭載数 1個

形式 コーン型フルレンジユニット

能率 96dB/W・m

耐入力 5ワット

製造国 ドイツ


キャビネット

寸法 幅38cm×高さ58cm×奥行30cm

形式 後面開放型

材質 フィンランドバーチ材

( 前面グリルは別売となります。)


※ユニット製造元は、テレフンケン、グルンディッヒ、ローレンツ等々の銘柄を取り揃えています。


※ステレオの片側に2個または4個のユニットを用いたタンデム仕様の大型システムも特注製作承ります。


(注記)

 本製品は、背後の壁による反射を利用いたします。このため壁との間に50センチ以上の距離が必要です。

壁の材質も反射音の音質に大きく影響しますが、一般的な木質の建築内装材であれば良好な結果が得られます。背後が石膏ボードやガラス板などの場合には、薄手(6ミリ前後)の合板を壁に立て掛けて設置することをお薦めいたします。


 本製品に搭載のユニットは、1950年前後にドイツで製造された家庭用ラジオから取り出した使用済みのヴィンテージユニットです。動作良好なユニットを検査厳選の上、 極力外見を揃えてステレオ左右のペアを組んで おりますが、モノラル再生が主流だった当時のラジオ1台からは1つのユニットしか取り出せないため、製造年や保存環境の違いにより細部の形状や色合いが微妙に不揃いな場合があります。


 本製品は極めて高能率なため、数ワット程度の小出力真空管アンプとの組み合わせを推奨いたします。 大出力アンプとの組み合わせでは、誤入力等により破損する場合があります。
http://www.soundstage.jp/OpenBack.html

ドイツ古典フルレンジシステム(Telefunken 20cm ユニット搭載) [SPF-T20]
販売価格: 170,000円(税込)
http://suion.ocnk.net/product/2


ドイツ古典フルレンジシステム(Telefunken 26cm 楕円ユニット搭載) [SPF-TO26]
販売価格: 170,000円(税込)
http://suion.ocnk.net/product/5


アウトレット品・ドイツ古典フルレンジ専用アドオン・ツィータ [SPT-T10]
販売価格: 50,000円(税込)
http://suion.ocnk.net/product/17

ドイツ古典フルレンジ専用アドオン・ツィータ [SPT-T10a]
販売価格: 65,000円(税込)
http://suion.ocnk.net/product/14


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ドイツ古典フルレンジユニット
http://www.soundstage.jp/Full_Range.html

1950年代のドイツ製フルレンジは、超軽量コーンを強力アルニコマグネットでドライブ。
96〜97dB/W/mの高能率を得ています。

コーンの実効質量は、何と5〜6g!
(fostex FE203等の代表的な軽量ユニットに比べても半分以下です)


*この時代のユニットは同一モデルでもロットの違いによるバリエーションがございます。磁石、フレーム形状等が写真の物と一致しない場合がございますが予めご了承ください。同一品質基準、同一工場で生産されたコーン紙の優秀性は、全てのユニットに共通です。


声、木管がリアルなことは、ドイツヴィンテージユニットに共通の特徴と思いますので、以下の個別ユニットの説明では省略させて頂きました。


____


Telefunken 20cmフルレンジユニット


同社Opusシリーズの大型ラジオ、コンソールに多用されたユニットで、この時代のドイツの情感を伝えてくれる代表的ユニットと言えばこれでしょう。


弾むような低音にクリアな中域と少し華やかな高域を乗せ、


どこまでも楽しく音楽を聴かせてくれます。


特性の暴れが上手く高域のレンジ感に結びついている一面がありますため、


単体で十分楽しめるユニットである反面、ツィータの追加で大幅にグレードアップいたします。特に弦楽の倍音の豊かさ、艶等が顕著に改善され、どなたにも安心してお勧めできるシステムになります。


____


Telefunken 楕円フルレンジユニット


背面放射音が華やかな傾向がありますので、後面開放キャビネットに用いるにはデッドニング等のチューニングが必要ですが、


コーンの材質、面積が同じなので最終的には円形20cmユニットと同じ音色傾向にまとめることが可能です。


ツィータの追加で本領発揮となるのも同じです。


円形20cmユニットより新しい時代のものなので全般に保存状態がよいのも利点かと思います。


_____


SABA 22cmフルレンジユニット Permadyn25


ほぼ20cm口径ながら一回り大きいSABA製のユニットです。


帯域バランスが実に巧みで、 造り手のセンスと技術の高さをうかがい知ることができる HiFi指向の正統派ユニットです。


ハッタリの無い落ち着いた雰囲気の再生音は、


小編成のジャズや男性ボーカルにマッチするかと思いますが、


クラシックでしたらピアノソロもありだと思います。


SABA(Schwarzwälder Apparate-Bau-Anstalt)社は現存しませんが、


Telefunkenの対向メーカーとして一時代を画した総合電機メーカーです。


____


ラーヴェオプタ(LoeweOpta) 20cmフルレンジユニット


ややプレスの効いたコーン紙による張りのある明晰な鳴りっぷりが特徴です。中域を基軸とする表現のためレンジ感は今ひとつですが、その分、弦楽の切れ込み感や、金管の輝き、ピアノのアタック感等が小気味よく出るユニットかと思います。


勿論レンジ感についてはツィータの追加で改善されますので、


最終的なシステムの完成度は他の兄弟銘柄(Graetz、 Telefunken 、 Grundig、 等々)に全く引けを取りません。


_____


ローレンツ(Lorenz) 20cmフルレンジユニット


下手なツィータなら付けない方が良いくらいよく伸びて歪の少ない高域を持ち、それが躍動感溢れる中低域と見事に一体化しています。


ヴィンテージの味わいは薄いかも知れませんが、


音源を選ばないオールマイティなユニットで、


この時代のフルレンジユニットの最高傑作の一つでしょう。


_____


グルンディヒ(Grundig) 20cmフルレンジユニット


ベークダンパならではの硬質でハイスピードな音のユニットです。


帯域は上下に若干狭い傾向がありますので、これをセッテイングで補う工夫が求められます。具体的には、高音をよく反射する硬質の壁面(窓ガラス等)を背にすることや、 部屋のコーナー近くに配置して低音を増強すること、等の工夫になります。


鳴らすのが難しいユニットではありますが、


セッテイングが決まった時には背面音を最大限に利用した後面開放キャビネットの理想形が完成しています。


特にピアノ曲などでは、他のシステムでは得られない生々しい説得力や典雅な余韻表現が可能です。


_____


グレーツ(Graetz) 20cmフルレンジユニット


コルゲーション補強されたコーン紙にNT4クラスの大型マグネットを組み合わせた強力ユニットです。


中域以下に厚みがありチェロのゴリッとしたところの表現などは秀逸です。


高域は出ませんが元々低域がよく伸びていますので、アドオンツィータとの組み合わせで最もワイドレンジなシステムが完成します。


フルオケ再生も迫力十分です。
http://www.soundstage.jp/Full_Range.html


▲△▽▼


粋音舎 ドイツ古典フルレンジユニット用の後面開放型エンクロージャー
http://www.soundstage.jp/OpenBack.html

ヴィンテージの味わい


この時代のドイツ製ユニットを鳴らすということは、単に昔の音を甦らせるということではありません。

その枯れて乾いた音色は、約60年の歳月をかけた熟成の結果でもあるからです。


歳月という試練に耐える素材、構造、
それを現実の姿にする優れた製造技術、
そして熟成という時間の魔法・・・


全てが結集された再生音は、60年貯蔵の美酒を開封するが如く、今この時のために流れ出すのです。


現代の代表的な軽量ユニットに比べても半分以下という超軽量のコーン紙は空気との親和性が極めて高く、録音マイクがスタジオやステージの空気と交わした会話を
まるでリスニングルームの空気に口移しするように、優しく、熱く、伝えてくれます。


裏板のない開放型キャビネットとの組み合わせは、超軽量振動板の軽快な動きを妨げないための工夫。


最新のハイレゾ音源をも活かす音楽再生の完成形が、60年前のドイツで既に極められていたのです。
http://www.soundstage.jp/OpenBack.html

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粋音舎 Telefunken製楕円フルレンジ 試聴

東京・町田 ライフ・ステージ 町田モデルハウス
(Telefunken楕円ユニットをご試聴いただけます)
http://www.soundstage.jp/LifeStage.html


株式会社ライフ・ステージ 町田モデルハウス
https://l-st.co.jp/showroom


東京都町田市小川4-18-3
TEL:042-788-8777

OPEN: 10:00〜19:00(平日)
    9:00〜19:00(土日祝)
    定休日: 水曜日 第一・第三火曜日
(ただし祝日の場合は営業)


アクセス

JR横浜線 成瀬駅より「つくし野駅行き」バス5分 「柳谷戸」バス停下車 徒歩1分

東急田園都市線 つくし野駅より「成瀬台行き」、「町田バスセンター行き」バス5分 「柳谷戸」バス停下車 徒歩2分

尚、当スペースは建築ショールームでございますので、商談、イベント等と試聴のご予定が重ならないことを事前にご確認ください。平日のご来店がお薦めです!


株式会社Life Stageさんのご好意により、同社の町田モデルハウス内にドイツ古典フルレンジシステムにピッタリのリスニング空間を実現することが出来ました。ヴィンテージの香り溢れるスタイリッシュな内外観のモデルハウスは、体に優しい無添加、ナチュラルな素材選択が特徴です。その選択が音響的にも正解であることをご体感いただけることと思います。


____


後面開放箱は、後ろ向きのショートホーンという一面を持っています。それ故に背後の壁は、システムの一部とも言うべき重要な要素であり、その材質や箱との距離設定は、再生音に大きな影響を及ぼします。背後の壁に反射されて広がる後方放射音と、スピーカーユニット前面からの直接音とが適度にブレンドされて初めて、後面開放箱の真価が発揮されます。

その真価をお確かめいただくため、再生システムには、音源から駆動アンプまで、現時点で粋音舎が考えうる最良のラインナップを揃えました。


ドイツ古典フルレンジならばここまで出来る・・という再生品位のスタンダードを、是非ご確認になってみてください。


プレイヤー*:  SDカードプレイヤーにてクラシック、ジャズの優秀録音を連続再生しています。


        SDカードは、エラー訂正読み出しが可能な最もシンプルな記録媒体です。


        機械駆動系を一切持たず、エラーやノイズから解放された高品位デジタル再生が


        可能となっています。 (*CD、LP等の音源持ち込みには対応しておりません)

DAC:     TDA1541A搭載16bit/44.1kHz専用DAC(粋音舎オリジナル)


        オランダPhilips社製の伝説的銘チップTDA1541Aを用いたノーマルCD専用の


        高解像DACです。音楽再生にハイレゾ音源は不要、ノーマルCDで十分なことを


        ご納得頂けるかと思います。

アンプ:    ドイツ古典フルレンジ専用デジタルアンプ(開発中参考展示)


        出力を抑える一方で全ての設計資源を音質向上に振り向けたデジタルアンプです。


        僅か8W+8Wの出力ですが、高能率なドイツ古典フルレンジシステムとの組み合わせで


        広いモデルルームを十分な音量で満たします。

スピーカー:   個性豊かなドイツ古典フルレンジの魅力をお楽しみ頂くため、ユニット銘柄や


        システム構成は今後定期的に更新して参ります。

【現在のユニット構成】Telefunken製楕円フルレンジ

この楕円フルレンジは、振動板面積が円形20cmユニットと同等なので低域の伸びも十分、円形ユニットと同等或いはそれを上回るクオリティを持ちます。
http://www.soundstage.jp/LifeStage.html
 

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コメント
1. 中川隆[-9881] koaQ7Jey 2019年6月01日 14:27:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2475] 報告


粋音舎 TDA1541A 搭載 DAコンバーター SAA-DAC2
http://www.soundstage.jp/DAC.html


デジタルにも、再訪すべき時代があり、ヴィンテージと呼ぶに相応しい名品があります。

TDA1541は、当時のPhilips社が、デジタル・アナログ変換の基本に最も忠実に設計したチップです。

対応フォーマットは、16bit 44.1kHzのみのノーマルCD専用仕様。

このシンプルさが、余計な信号処理に起因するノイズや信号劣化からの解放を可能にします。


後代のチップは、多機能化とコスト削減のために高集積化を推し進め、どんどん音が悪くなって行きます。

一方、TDA1541には、メーカーが手慣れる前の贅沢な設計と誠実な製造努力が注ぎ込まれています。


超低ジッタークロックの搭載を始めとして、超低ESR電解コンデンサー、超低ノイズ抵抗等々、21世紀水準のハイグレードパーツで周囲を固めることにより、TDA1541Aの潜在力を最大限に引き出したのが本機です。


このDACを通るとき、お手持ちの全てのCDソフトが新たな輝きを得て生まれ変わります。

限られた音源のために高解像フォーマットへ移行するよりも、遥かに手軽で大きな感動を、お約束いたします。


本DAC製品は、アナログ部を全面リファインした新規モデル、SAA-DAC2となりました。

標準仕様

型式:SAA-DAC2

デジタル入力:RCA同軸

アナログ出力: RCAアンバランス

対応フォーマット:16bit, 44.1KHz

寸法:220×320×83mm(幅×奥行×高さ)

標準価格 \140,000円(税込)
http://www.soundstage.jp/DAC.html

2. 中川隆[-9880] koaQ7Jey 2019年6月01日 14:32:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2476] 報告


VINTAGE AUDIO
ドイツ製のAUDIOを中心に紹介及び販売を致します。
https://vintage-audio.jp/?cat=8

Q&A

Q1: ドイツのヴィンテージスピーカーの特長は何ですか?

音の違いから言いますと、まず聴きやすい、聴き疲れしにくい音だと思います。
決してつまらない音では有りません。多くのスピーカーはかまぼこ型の特性になっており高域と低域を欲張っておりません。音楽や人の声などの核となる中域重視となっております。

構造の違いから言いますと、まず軽いコーン紙にて能率が高いユニットがほとんどです。

レスポンスが大変良く、真空管アンプとの相性も抜群です。またコーンの素材であります紙の質がダントツ的にすばらしいという事でしょう。タンノイなども古いユニットはドイツのコーン紙を使用しております。このコーン紙が最大の特徴です。 


Q2: 古いスピーカー達のコンディション、また使用していて壊れないですか?

エッジに関しましては年間にして100ペア以上のユニットを見て来ておりますが、アメリカや日本のユニットのようにエッジがボロボロという物は見たことが有りません。約40〜50年以上前の物ですが有っても故意によるものや縦方向の切れが殆どです。一部のユニットにはガスケットと一緒に外れて切れてしまった物、
Grundigなどはガスケットにスポンジが使われている物がありスポンジを貼り付けていた

接着剤と一緒に硬化してボロボロになっている物も見られます。いずれにしろ
エッジ素材そのものによる劣化ではりません。ウーハーの一部には布エッジも見られますがほとんがフィックスドエッジであり問題なく使用出来ており、よほどの事がなければこれからも問題ないでしょう。                                 
ボイスコイルの擦れに関しましては、やはり物によっては見られます。
保存状態が悪く、錆による物、ゴミが入ってしまった物などです。

ドイツのユニットはボイスコイルとマグネットとの隙間が非常に狭く出来ております。よってレスポンスの良いサウンドを奏でます。日本やアメリカのユニット達はアロワンスをみて広めにとっております。当時のドイツの基本的な技術力、精度の確実さを裏つけております。

Grundigに多く見られるセンターキャップにスポンジを使っている物はスポンジがボロボロになっている物がほとんで要注意でも有ります。ボロボロになっていたら取ってしまった方が安心です。                                         
また蝶ダンパーの物はボイスコイル擦れの物も布ダンパーに比べると多いようです。

音の良いとされている蝶ダンパーから布に変わった点からも布の方が長期間の安定
が望めるからだと思われます。一部の蝶ダンパーはネジの調整によりセンター位置を変える事が可能になっておりますので、簡単に直す事も出来ます。 
   
使用に関しましては、よほどの事がなければまず壊れないでしょう。
これからもずっと使えるスピーカーだと理解しております。        


Q3: 最近のAMPに繋げることは可能ですか?

まず,入力インピーダンスになりますが、ドイツのユニットは殆どが4〜6Ωとなっております。

最近のAMPには4Ω端子も付くようになって来ましたが、殆どのトランジスタアンプは4Ω以上であれば問題なく繋げる事が可能です。真空管AMPの場合も出力端子がついていれば問題ありませんが8Ωに繋げても大きな問題はなく、普通に聴く事が可能です。厳密に言うと動作位置が多少狂い、定格より多少パワーが入ります。                                        
スピーカーの最大入力パワーですが、ヴィンテージの物はユニット本体にて10W以下、システムにて25W以下の物が殆どでしょう。50W,100Wのアンプにて聴いていてユニットが壊れるかというと普通に使用している限りでは問題なく使用出来ます。通常、オーディオショップでの音量にて5W程のパワーを使用していると言われますので、自宅でしたら5Wも出せないでしょう。


Q4: どのようなAMPと相性が良いのですか?

真空管AMPかトランジスタなど使用するAMPにてサウンドは変わります。

基本的にはどのAMPでも十分な表現力にて楽しめるかと思いますが当方のシステムでの比較にて参照下さい。

真空管AMPはドイツのBraun EL84PP,2A3シングルを試聴室では使用しておりますが
やはり年代的にも実際に当時も真空管にて鳴らしていたことでしょうから相性は良いと思います。能率が良いので1WクラスのシングルECL82でも十分に鳴ってくれます。 
         
トランジスタはテクにクスのSU-V7を使用しておりますが、低域特性がやはり真空管AMPよりは良いので低音の出方がかなり違います。サイズの割には低域が出ますので
驚ろかれる事でしょう。サウンドも古臭くはあまり感じないでしょう。
https://vintage-audio.jp/?cat=8



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ドイツ SABA のフルレンジ SPユニット
https://vintage-audio.jp/?p=390

メーカー:SABA
モデル名:Permadyn 5298U8
生産国:ドイツ
生産時期:1952〜1958年
型式:シングルコーン
口径:8inインピーダンス:5Ω
マグネット:アルニコV


鮮やかなグリーン色のコーン紙が特徴のドイツ名門SABAのフルレンジSPユニットです。

超軽量コーン紙に小型の磁気回路、ペラペラのプレスフレーム・・・

1950年代の家庭用ドイツ製ユニットの特徴なのですが、これを上手に鳴らすと、英国やアメリカのユニットでは出すことの出来ない、ナチュラルで透明度の高く、繊細で分解能が高いサウンドを奏でるので、見た目じゃ判断できないのです。

そして、これらドイツのユニットを研究すると非常に合理的に作られている事に気が付きます。

超軽量なコーン紙を使用している為に、それを駆動する磁気回路は小さくでき、よってフレームもダイキャスト等大掛かりでなくプレスフレームで十分な強度が取れる訳です。

実に合理的でしょ!

しかも、超軽量コーンはユニットの設計だけでなく、サウンドにも大きなメリットがあります。

軽量だから信号に対しての反応が圧倒的に速いのです。

これにより、全帯域で分解能が高く、小音量時に音が潰れないのです。

小口径・軽量コーンのユニットは、家庭用(家庭用HiFi)ユニットに分類されますので、ドイツ業務用と混同して考えては駄目です。

また、構造上ハイパワーユニットではありませんから、駆動するパワーアンプも、2〜3Wのシングル(またはP-P)管球アンプが適当です。音量が足りないからといって、ハイパワーなアンプを繋いだりしてはいけません、音量を稼ぐ場合は、ユニットを複数個使用します。そして、適度な音量で鳴らすことで、超軽量コーンユニットのメリットが最大限発揮できます。

この事を踏まえてシステムを構築します。

まず、特徴である軽量コーンにあまりプレッシャーを掛けずに使用したい為、平面バッフルか後面開放型が適当だと思います。

密閉型、バスレフ型になるとバックプレッシャーのコントロールが難しくなる事とエンクロージャーの影響を受けやすくなりますので、今回は1940年代の米PHLCO社のAMラジオのキャビネットを利用することにしました。

後面開放型になります。

バッフル板をキャビネットに合わせて製作します。適度な鳴りを考え、9mm厚のフィンランドバーチ合板を使用しました。ユニットのインピーダンスは5Ωなので、2本をシリーズに接続し、トータルインピーダンス10Ωで使用します。それを組み込んで完成です。

そのサウンドですが・・・ユニットの特徴を上手く活かせたシステムになったと思います。決してワイドレンジではありませんが、全帯域に渡って癖がなく明瞭度が高いサウンドです。長時間聴いても聴き疲れすることもなく、部屋の中に音楽が自然に広がっていきます。これ1本で十分か?と言われると、私の場合はそうはいきませんがサブシステムとして、または音楽鑑賞用としてなら十分な能力があります。

ドイツ家庭用シングルユニットは、見た目ではなく実質的な能力の高さを、国内の皆さんも評価して欲しいと思います。

このユニットは、ドイツ(ライプチッヒ)のコレクターからの出物で大変状態の良いユニットでした。同等ユニットも多数ありますので、これらSPユニットをお探しの方は下記までお問い合せ下さい。
https://vintage-audio.jp/?p=390


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1950年代のドイツ製音響機器


 1950年代のドイツのオーディオ機器に目を向けると、意外にシンプルなシステム構成であることに気付く

そもそも100dB/W/m の高能率スピーカーを鳴らすことを前提としているので、家庭用はおろか、小規模PA装置でさえも5W〜10Wで十分な音圧が得られた

そしてスピーカーはフィックスド・エッジでベークライト製のスパイラル・ダンパーを用いているため、小音量でも反応スピードが早く、EL84やEL82(6BM8)のシングルで十分に鳴るし、そもそも大入力を入れることはできない。

当時のほとんどの人は、AM放送規格に適合した8kHzまでが限界のフルレンジ・スピーカーで十分だと感じていただろうし、実際にドイツ製フルレンジは、ドイツ語の発音の特性から4〜8kHzが強く出るように調整されているので、高域の不足はほとんど感じないだろう。

以下は戦前のスピーカーの特性であるが、最初の2way化によるワイドレンジ化からはじまり、1930年代にはシングルコーンのフルレンジで十分な高域特性が得られている。

Siemens&Halske社の2way特性(1928年)
Isophon P25の周波数特性

 これを普通のフラットな特性で聞く場合は、ヴァイオリンとピアノの音色の違いが気になるだろう。

ヴァイオリンは中高域が強いのに、ピアノは高域の落ちたカマボコ型である。

このことの原因も、ドイツ製スーピカーの 2kHzの落ち込みと 4〜8kHzの盛り上がりで説明できる。この強く出るのは単純に音圧が強いだけでなく、反応も早い特徴がある。なのでイコライザーで上げて調整してもどこか不自然なところが残るため、あくまでもスピーカーの機能で補うべきものである。

これにEL84やEL34などのビーム管を合わせることで、帯域が狭くても切れ込みの強いサウンドが得られる。

 また当時に良く行われたレコード鑑賞会というのも注目して良いと思っている。ようするに公民館の映画鑑賞会の延長のようなもので、そのときに使われたのはオイロダインのような立派な劇場用スピーカーではなく、スーツケースに入れた25cm程度のフルレンジスピーカーで、アンプもEL84プッシュプルで十分な音量が得られた。

フルレンジでも10kHzまでの再生周波数でサービスエリアが約50度得られることから、ちょっとしたホールでも十分に鳴り渡る。必要な機能を絞った現実主義から学ぶべき点は多いように思う。


Klangfilm社の移動式映画館
Siemens社 スーツケース・スピーカー
2000型映写機用


 当時のドイツでは、小学校などを巡回する移動映画館やレコードコンサートがよく行われ、LPレコードはそうしたところで使われる教育的な用途もあったと思われる。

そもそもドイツ・グラモフォンはジーメンス社の傘下にあり、レコード・コンサートは当然ジーメンス社のPAシステムで行われたと考えられる。もちろんKlangfilmも擁する大企業であるため、高級オーディオ機器の製造もあるにはあったが、戦後霹靂としたドイツ人が新たにオーディオを購入できるわけもなく、こうしたサービスを通じて新しいHi-Fi機器を知ってもらおうという意図も感じられる。

巡回用の簡易PAは、25cm程度のフルレンジスピーカーをスーツケースに治めたものを、10W程度のEL84アンプで鳴らしていた。50名強の人数なら、これで十分な音響が得られた。


 注意したいのは、ドイツ・グラモフォンのLP発売は1952年からで、それ以前はVARIABLE GRADE という78rpmのシェラック盤だったことである。

1941年からテープ録音を実用化していたドイツにおいて、意外に思えるかもしれないが、

テープ録音 → ラッカー盤

という工程を終えるとテープが破棄されることもしばしばあった。その後、LP用にテープにダビングされ保存されたものもある。例えば、フルトヴェングラーの1951年セッション録音、ケンプのベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集のうち1951年録音は本来ラッカー原盤だとされる。

逆に戦中からテープ録音での放送を楽しんでいたドイツ家庭において、Hi-Fiという文字はあまり意味がなかったらしく、LPの表示は「LANGSPIELPALTTE 33」という規格を示すのみである。このことからも、ドイツの放送規格とのグレーゾーンを辿っていたことも十分に考えられる。

このラジオ音源も曲者で、最近オリジナル・テープからリマスターされた、ベルリンのRIASやウィーンのRot-Weiss-Rotの録音は、1940年代でも驚くほど鮮明である。マイクの生音に近いので、人によっては高域がうるさいと感じるだろう。要は一般に流布する媒体に、これまで該当するものがなかっただけなのである。


家庭用オーディオについては、当時のドイツの状況からすると、以下の3タイプに分かれよう。


1.ほとんどの庶民はラジオで試聴し、LPを聴く機会はレコード鑑賞会も多かったと思われる。また一体型コンソール(Kombination:コンポ)も多数あった。これらの場合、ほとんどの場合フルレンジのみが基本である。

2.海外向けの高級オーディオ機器では、高域拡散用にコーン・ツイーターが幾つも付いているタイプが多い。これは1950年代のドイツにしかみられない様式である。

3.スタジオモニターで有名なLorenz社のポリエチレン製ツイーターは、英米のスタジオ機器で持て囃されたことから一目置かれているが、強烈な高域特性で、いわばF1レーシングカーのようなものである。


 このように当時のどのような立場で試聴するのかでも、録音に対する印象が違うと思う。それほどに、1950年代のドイツ・グラモフォンの録音は評価が定まりにくいのである。


はっきり言えることは、高能率だからと1970年代以降の重たいウーハーをEL156で鳴らすことはあり得ないと思うし、高域が足らないからと10kHz以上の再生周波数を無闇に伸ばす必要もない。

モノラル期のドイツ・グラモフォンは、もっと広い階層のユーザーに開かれた再生方法があるのだと思う。 ここでは個人的なプランで組んだ低予算システムを以下に示す。


1.95dB/W/m以上の高能率で、高域の4〜8kHzが落ちないフルレンジ・スピーカー1本

2.EL84(6BQ8)、EL82(6BM8)などの小型ビーム管のシングルアンプ

3.録音品質のばらつきが大きいためイコライザーは必須

4.CD再生の場合は古いライントランスで微妙な味付け


 フルレンジスピーカーでは、私の所有しているのは米Electro Voice社のSP8Bという20cmユニットをBaronetというコーナー型バックロードホーンに納めている。

当時のエレクトロボイス社はPatricianという4wayシステムを筆頭にHi-Fi再生の先端を行っており、アメリカ製でクラシック再生ではトップを行くメーカーと考えていいと思う。

一方で、Baronetのような小型システムでは、小音量で快適に聴けるように高域の扱いを変えていて、SP8Bはアメリカ製では珍しくダブルコーンを使い4〜8kHzを持ち上げている。

これはテープ録音がドイツから移入された初期の、Hi-Fiらしさを演出する工夫であり、このことが1950年代の家庭用システムを知る鍵であるように思われる。

これと同じ傾向の音では、サブコーンが付いたイギリスのLowther PM6、最近の製品ではイタリアのSICA社のPA用フルレンジも同様の特性を持っていて有用だと思う。


 1950年代のエレクトロボイス社がドイツ的なサウンドポリシーを持っていたと言える理由のもうひとつは、同時代のIsophon社のカタログとの比較でも明らかになる。

当時はモニタースピーカーとして開発され、テレフンケンのスタジオ等で用いられたOrchesterスピーカーには、姉妹品のPH2132/25/11があり、2つのユニットの特性の違いは、エレクトロボイス社の説明と同じとみられる。また小型スピーカー"Cabinet"のインストール方法にも類似性が指摘できよう。SP8Bも1960年代初頭の第3世代となると、フラット志向に集約されるので、Hi-Fiの過度期におけるビンテージ・オーディオの一断面である。

アンプはあえてキット製品で使われるようなEL84シングルアンプを使ってみた。実際、高能率スピーカーをつないだ場合、普通の家庭用であれば1Wもあれば十分である。小型ビーム管のほうが、低音は弾むように鳴るし、中高域のほのかなツヤが美音を演出する。

ただし、録音品質にばらつきが大きいためイコライザーは必須である。グラフィック・イコライザーのように仰々しいものではなく、3バンドあれば十分で、BEHRINGER社の製品が安くてカッチリした音で相性も良い。

 古いライントランスでは、10kHz以上を落としてあげたほうが響きが澄んで聞こえるという逆転現象もみられる。多分、トランスの磁気ヒステリシスで中域にコクと粘りが出るのと、ビーム管特有の高域のツヤ(小さいリンギング)が純粋に乗るからだと思う。

ちなみに私の所有しているのは、1950年代の米UTC社の軍用マイク・トランスで、50Hz〜10kHzがフラットというナロウレンジであるが、レンジ感はピタリと納まってビロードのような肌触りがでてくる。

裏技として1920年代の英国製ラジオ用インターステージ・トランスを使ってみると、5kHz以上が丸まって上品なHMVの音に変わる

これもイコライザーでハイ・カットした音とは違う伸びやかさが出るので不思議だ。こうしたアナログ時代には存在した電気的なトラップを重ねていくことで音の熟成度が増すと思われる
http://quwa.fc2web.com/Audio-105.html#deutche


3. 中川隆[-9879] koaQ7Jey 2019年6月01日 14:33:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2477] 報告

我が、蹉跌のオーディオファイル #28.欲しかったスピーカー 2012.09.06
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34


オーディオに興味を持ち始めてから約40年程経つが、当初最も欲しかったスピーカーにクラングフィルム、(後にシーメンス)オイロダインがある。

引き出しを整理していたらシーメンス当時のカタログが出てきて、オイロダインのスペックが載っていた。オイロダイン

ちょっと驚くのは再生周波数で、何と50Hz〜15,000Hzとあった。
今時数万円のスピーカーだって人間の可聴範囲20Hz〜20,000Hz付近をカバーしている。

そこで、スピーカーの再生周波数に付いて一寸調べてみたら、どうやらこういう事らしい。

スペックがどの様な数字であるかは兎も角、

「実際にスピーカーから出る低音の60Hz以下は音というよりも風圧として肌で感じるもので、強烈なドラムやベースの唸りの様な低音は大概80Hz〜100Hzくらいである」

という。だから、60Hzが出れば通常僕らが聴いているオーディオの低音に何ら不足を感じるものではなく、まして50Hzが出るなら映画館などの大鉄桟を巨大な大砲の発射音や炸裂音で揺るがすに実は充分な低音が出る事をオイロダインのスペックから読み取る事が出来るのだそうだ。

そして高音は「4KHz〜6KHz以上の純音の音色を判別する事は非常に難しく」この辺りで音程に対する判断は鈍って来るものらしい。

僕らが聴く「スピーカーの音(無論録音前の原音も)を決定づけるのは純音ではなく倍音であって、倍音は整数倍で膨らんで、大体13〜14KHzほど先からは殆ど聴こえてこない」ものらしい。

だから、オイロダインの50Hz〜15KHzという周波数帯域はこれらの条件を低音で10Hz、高音で1KHzばかり其々上回っており、従ってオイロダインで聴けない音は無いといってもよいという事になるらしい。

だから、2〜3万ながら矢鱈に周波数帯域の優秀なスピーカーが量販店などに出回っているのは、要するに僕ら消費者が悪いという事になるようだ。

_つまり、食紅で真っ赤な蛸しか買わないとか、胡瓜や大根や長芋も真直ぐなものしか買わないとか、そうした次元と同じ事で、本質よりも見た目を重視する発想と同じ理屈になると考えてよいだろう。

_生産者は売れなければ困るから、食紅が体に毒だろうが薬だろうが兎も角真赤っかに塗りたてちまう。流石に近頃では暮れの御徒町でもこんな蛸は滅多に見掛けないが、一昔前は真っ赤っかが常識だった。

_食の安全が叫ばれる現在でも、野菜などは相当にいかがわしい色付けや型の細工、或は遺伝子の組み換え、延命処置などをしてあるものが出回っているようだ。
そういうものでなければ、僕らが買わないから、言い換えるなら、音が良かろうが悪かろうが最低でも20Hz〜20KHz出る事にしなければ買う人が居ないから、メーカーは無理してでもこういうものを造るし、測定の仕方で再生周波数表示などどうとでも云える事でもあるから、何が何でもこれ以下の数字は発表すまいとする。

_基より、こんな数字は音質には何の係わりもない事で、それは曲った胡瓜も真っ直ぐな胡瓜も味や栄養価に変わりが無いどころか寧ろひん曲った胡瓜の方が(自然栽培)数段勝るというのと同じ事であるようだ。

_従って周波数50Hz〜15KHzのオイロダインのスペックは、実質的に巨大空間における再生音に何の不足もないということを示しているのだが、既に各メーカーの宣伝文句に毒されてしまっている僕らは、この数字に目を疑い「そんな程度のものか」と吃驚して「大したこと無い」と見下してしまう。

_でも評判は最高だから、それを僕らが住むマッチ箱の中の更に小さな書斎で鳴らそうと思う人もいる。結果的に手にはしなかったが自分がそうだった。

マッチ箱の中で鳴らすオイロダイン、実際は劇場の体積分の部屋の体積程度の実力も出せないのではあるまいか。

第一天井高が違い過ぎる。一般的な家庭用のスピーカーだって100%の実力を発揮させるには本当は5メートル以上の天井高を必要とするが、我々の住むマッチ箱の天井高は多寡だか2m半程度が通常の高さである。

単なる大音響ならば出そうと思えば出せるのかもしれないが、音楽としてはとても聴けたものではあるまい。今更ながらこんなものを買わなくてよかったと再度カタログを見直してそう思った。

オーディオ関係者の誰もが口をつぐんで決して口外しないのは部屋と音響の関係に付いてである事は知っておいた方が良いだろう。

本当の事を言ってしまうと、メーカーも評論家も雑誌も売れなくなって都合が悪いから口外しないのである。当時本気で購入を考えていた事が「阿呆なことだった」とはそれを知った今だから言うことが出来る。


「クラングフィルム」、ただの社名だそうだが何とも響きがいい。これだけで部屋中に心地よい音楽が広がってくるような錯覚すら覚える素敵な名称である。
僕はドイツの映画館で映画を見た事が無いから、オイロダインの本当の実力は知らない。

旧日劇には確かWEの巨大なホーンが入っていて、解体時に誰がかっぱらうかと話題になったらしいから、日劇で観劇した人達は知らぬ間にWEの劇場音を聴いていた事になるが、クラングフィルムを使っていた劇場や映画館となるとまず聴いた事がない。少なくとも僕は知らない。

そのオイロダインを今頃になって某所で聴いた。

まあ、一般家庭ではあまり望めない広さの部屋にデンと置かれたオイロダインは壮観であり、愛想もこそもない如何にもドイツ的な武骨さが却って、変な例えだがローライの写りの良さの様な、カメラの武骨さとは真逆の効果を期待させるのと同様、見ているだけで素晴らしい音が聞こえてくるような気さえしたものだ。

期待に胸を膨らませていざ鳴りだしたこの時の落胆はだから筆舌に尽くしがたい。
音はか細く、妙に高音ばかりがガラスを引っ掻くような音でキーキー鳴りだした。
おそらく原因はオイロダインそのものではなく他に有ったのだろう。配線間違いとか、プレイヤー周辺、或いは真空管・コンデンサー不良、等々、そして何よりも部屋。

それにしても酷かった。

ドイツスピーカーが如何に優れたものかは日常聴いているつもりだから、その遥か上位機種のオイロダインがこのていたらくである筈が無い。いや、このような音で許される筈が無いと思ったが、これはオイロダインが悪いのではなくて、映画館の大空間に向けて、且つスクリーンの後ろに置いて鳴らすように出来ているスピーカーを書斎に持ち込むこと自体が間違いだと云うべきなのだろう。

ここで聴いたか細い音を完璧主義のドイツ人が母国の映画館で鳴らして、経営者も観客もそれで満足する筈はなかろうとも思った。

あの若かった頃、首尾よく入手出来ていたら僕のオーディオ人生は悲惨なものに変わっていたことだろう。

何時か本当のオイロダインの音を聴いてみたいが、何処で聴く事が出来るのか今のところ当てが無い。

一昔前FMファンという雑誌があった。その創刊号のグラビアに野口さんという方のオーディオルームが掲載されていたが、この人は桁違いな人でコンサートホール程の広さのオーディオルームに有名どころのスピーカーがごろごろしており、壁にオイロダインが嵌めこんであったと記憶している。もしかしたら此処で聴く事が出来るかもしれないと思うが、とっくに物故されたのでどうにもならない。

カタログでオイロダインには2m×2mという平面バッフルを指定しているがこのサイズはどう考えても「最低これだけ必要ですよ」ということであって、何に依らず無限大を理想とするのが平面バッフルならば、オイロダインのバッフルが2メートル四方で充分というものではないにまっている。

然るに、その最低限の寸法だって家庭に持ち込むにはかなりの無理がある事が容易に想像できる。バッフルを左右の隙間なくピッタリくっ付けて置いても横幅4メートル必要である。

勿論これでは何かと不便だから実際は最低でも5メートル必要になるし、天井高は通常2.3メートルと考えて、部屋に入れるだけなら何とかなるだろうが、これもぎりぎりでは何かと苦しいだろうから少し余裕を持たせるとして3メートルほどは必要になるだろう。そしてバッフルの後ろにも最低2mほどの空間が必要になるし、今度はスピーカーから何メートル離れたところで聴くかを考えなければならない。最低でも8mほど必要とすれば、部屋の縦方向は10メートル以上必要になるだろう。長手10メートル、横幅5メートル、天井高3メートルが、オイロダインの最低条件のバッフルを置くスペースとして必要という事になる。

そしてこれは最低条件だから此処までやったからといって満足に鳴ってくれる保証はないのである。

メーカーも発売元も売れるものなら売りたいから、家庭用として組み上げる最低限の規格を無理やり発表した事を恰も証明するように、某所の音は再度云うが酷い音だった。低音など出てこなかった。

オイロダインはドイツスピーカーの代表格だから、ドイツスピーカーは劃して、つまりこういう物を家庭に持ち込ませようとしたから評判を落とし、我が国で普及しなかったのではないかと思われる。これは実に残念なことだ。


シーメンスにはコアキシャルという25センチウーハーの同軸上に9センチツイーターを装備した小劇場用のスピーカーがあるがこれを1メートル四方の平面バッフルに付けたものも他所で聴いた事があるが、オイロダイン同様Tメートル四方のバッフルでは音にならないのだろう、これも酷いものだった。


カタログにはもう一つスタジオモニターの「オイロフォン」とかいうスピーカーも載っていた。

W460,H1050,D310、2WEY,7スピーカー、アンプ内蔵密閉箱。
中高音は口径の記載はないが8pほどの物を拡散方向を変えて4個、低域用も口径の記載はないが20センチ程のコーンスピーカーを3個、という構成である。


「透明な音質は苛酷なまでに音源の判断を可能にします」

とあるから、音という音は細大漏らさず再現しますよ、と云っているわけで、だからこそアンプ内蔵なのかと推察するが、

「高域、低域共3db、6ステップの調整が可能」とあるし、

「壁面に接近して使用できます」

とあるから、敢えて業務用のスピーカーを家庭に持ち込もうというなら、大空間を要しないスタジオモニターの此方の方が扱いやすいかもしれない。尤も今でも発売しているかどうかは知らないが、カタログに記載されているくらいだから日本の何処かに存在するものと思われるので、何方か探してみられては如何だろう。

ヴァイオリンを弾く友人T君はELACの何とかいうスピーカーを使っているが素晴らしいとべた誉めである。僕は聴いていないから何とも言えないが、ELACのSTS322というMMカートリッジを愛用しているので、同様の音造りであればべた誉めも当然かと推察する。ドイツの音造りにはイギリス、アメリカとはまた違った如何にもドイツらしい堅めの哲学の様なものを感じさせる。

WEに代表され、JBLやアルテックで一般化したアメリカスピーカーも僕らを魅了するに充分な魅力を持っているが、イギリスのタンノイやヴァイタボックスは音の品性に於いて遥かにアメリカ系を上回る。全てそうだという訳ではないが、概してアメリカ系のスピーカーはジャズ、ロック系の音楽に適しており、其れ程の品性を必要としないのは云ってみればお国柄かもしれない。

どうあれ、ドイツスピーカーの胸を張ったようながっちりした、且つ繊細な音造りの魅力が正しく紹介されていない事は、オーディオ大国日本として画竜点睛を欠くと云うべきだろう。

4、5年前、捨てられていたラジオから外したような、ボロボロのドイツスピーカーがネットオークションなどで出回ったが、こうした事を積み重ねた結果がドイツスピーカーの評判を落としてしまったのではあるまいか。

あの手の8pほどのスピーカーはおそらくラジオから外したものと推察され、もしそうなら所詮人の声さえ満足に聴く事が出来れば事足りるので、其れなりの性能にしか造られていないだろう。それを50円か100円か或いは1000円か知らないが塵の山から安く拾って来て、オーケストラを鳴らし「フィールドスピーカーで御座い。付いては20万円頂きます。此方は上等のテレフンケンなので100万円頂きます」、これでは評判が落ちるのも無理はない。

スピーカーで一番難しいのは箱だという事は今更めく話で、とうに皆様御承知の通りである。

ただ造るだけなら大工仕事でも出来るが、ユニットの実力を実力通りに鳴らす事はそう簡単に出来ることではない。

指定の寸法で造ったから音になるかといっても、まずまともな音になった例を僕は知らない。無論素人仕事でも偶然の大当たりが無いとは言えないが、エンクロージャーの自作ばかりは決してお勧めできるものではない。

尤も、どう造ったって、音は出るに決まっているので、願望から僕らはつい錯覚する、出来たてのほやほやの時は「なんて良い音だ」と思いたいのである。

そして、JBLやアルテックのユニットを使っているんだから良い音に決まっているというブランドに対する先入観がまた僕らの耳を錯覚させる。

回路図通りに組み上げれば一応回路図通りの音が出るアンプなどとはわけが違って(これだって部品配置や配線方法等で俄然音は違ってくるが)目に見えない空気の振動に関する計算と現実の音の間には大きなギャップがあるようだ。

だが逆の事もあるだろう、コーラルのスピーカーユニットだって、箱を旨く造れば素晴らしい音に仕上がるかもしれない。今も云った通り偶然の産物が成功をおさめないとは云えないから、つい期待するし箱造りに嵌るのである。

この事は自作エンクロージャーに限った事ではなく、他社製造の箱つまり指定寸法に依る本職の仕事だってユニットがまともな音を出した例を聴いた事が無い。
まして、他社独自の設計によるエンクロージャーをや、である。

タンノイ然り、JBL,アルテック然りオリジナルとの音質の差は歴然としている。

古くはヴァイタボックスのコーナーホーンに物凄い奴があった。大メーカーともあろうものがよくぞここまでやってくれたものだとほとほと愛想が尽きて、以来このメーカーの物は何によらず買った事が無い。こういう音造りを平気でやる音響メーカーを信用出来ないのである。指定寸法という触れ込みながら、どう造ったってここまで酷い音にはなるまいと思うが、それがちゃんとそうなっているのだから驚く。

件のラジオ用スピーカーも当然箱を作らねばならないが、素人仕事も本職仕事も含めてちゃんと音になった例があるんだろうか、甚だ疑わしい。

僕の知っている限りでは、自称スピーカーの専門家の造ったへんてこりんなバッフルなど随分杜撰でいい加減なものだった。言うまでもなく音は出ていたが音にはなっていなかった。

会社の大小を問わず、どういうものを造るかというメーカーのコンセプトは、要は経営の先見性に加えて教養とセンスとモラルを根本とする筈だから、これが無いメーカーは気楽なものである。何でも有りなのだ。要は「だからこのスピーカーは良いのですよ」という話を造ってしまえば良い。

僕らはだから自分の耳をしっかり信じて、良い悪いもさることながら、好きか嫌いかをしっかり耳で判断したら良いのだろう。JBLだから好きなのではなくて、眼をつぶって聞けば自分の好き嫌いは誰に教えてもらわずとも基よりはっきりしている筈だ。

その耳で是非ともちゃんと整備されたドイツスピーカーの音を聞いてみては如何だろう。

ただし、どうしてもオイロダインをというなら、閉館した映画館を買ってしまうのが早道だろうから相当の費用も必要になるに決まっている。だが、価値はあると思う。勇者の出現を期待して、是非とも聴かせて頂きたいものだ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34

4. 中川隆[-9878] koaQ7Jey 2019年6月01日 15:10:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2478] 報告
私のオーディオ人生 第41回 懐かしのスピーカー VOL.1 by Y下 
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-041


今までスピーカー遊びをしてきてわかったのはスピーカーこそボックスとボックスに使われる木の材質が決め手と痛切に感じた、

スピーカーボックスはユニット以上にコストがかかるから安く済ませるには平面バッフルが一般的、私も色々やってきたが

平面バッフルの場合は16〜20cmクラスのユニットだと効果があるが

30cm以上を平面バッフルで使う場合は相当大きな板が必要になる。
最低でも2m×2mぐらいのバッフル板を使わないとユニットの裏側から音が前に回り込んで低域が減少して中高域が喧しくなる。低音が出ているように聞こえるだけで本当に出ているならピラミッドバランスになるはずだが残念ながら本当の低音は出ていない、


平面バッフルで聴くのなら16〜20cmクラスだと大きなバッフル板も必要なく楽しめるはずだ、勿論バッフルも振動していますから良い素材の板を使いたいものだ、

ネットのユーチューブでスピーカーを検索してみると色んな方が見える。例えばユニットをボックスに入れずに単体で鳴らしているがこんなのまったくもって意味を持たない、裸で鳴らして何を聴かせたいのかこんな鳴らし方なら5球スーパーのスピーカーのが良い音で鳴る。

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 7月の23日私のコラムをお読みになった方が一度お会いして音を聴かせてほしいと連絡がありました。倉敷にお住まいのK原氏と兵庫県はたつの市のM田氏のお二人が新幹線に乗らず外来線を乗り継いでわざわざ電車でお越しになりました、

 K原氏、M田氏とも百戦錬磨のオーディオ歴をお持ちでK原氏の現在はアメリカのボザークを使いクラシックがメインで聴いておられます。

昔は五味氏と同じタンノイのオートグラフのモニターレッド、マッキントッシュC−22とMC275を使ってこられたオーディオに関しての西方の強者である。

 もう一人の強者は兵庫県たつの市にお住まいのM田氏でK原氏とは大変仲が良くお互いオーディオ理論をお持ちでこの方もオーディオに関しては恐ろしいほどの感性とスキルがありスピーカーはアルテック、JBLのダブルウーファ―と蜂の巣ホーン、アメリカタンノイを使っている歴戦の強者でリスニングルームは50畳の部屋とのこと、

 私のシステムはお二人の方に比較して大変お粗末なシステムでお聴かせするには恥ずかしいですがわざわざ遠方より来られる以上がっかりされないように大切なお客様用に再度システムの変更をしました、

PCオーディオは昇圧トランスWE−618Cを使いアンプは最近製作したウェスタンのパーツを使ったアンプと前回紹介したWEの真空管でVT52刻印武蔵アンプ、

 スピーカーは来客用のヴァイタボックス、DU−120コアキシャルをゲンコツから外してユニット交換した、(DU−120はお客様用)

早速、自宅に招いてシステムのラインナップを説明した後に音出し開始である。こちらとしては遠路遥々来ていただいて聴いて頂く以上戦々恐々だがCDをトレーに入れてPCオーディオの開始である。

 最初にバイオリンとチェロをお聴かせすると百戦錬磨の耳で一言「こんな音」は聴いた事がない、CDが奥行を伴って空気感のあるサウンド、その後バッハのピアノでG線上のアリア、バッハのチェロを聴いて頂いた、

音を聴いている間はお二人の方は終始無言であったが曲が終わると一言「参った!奥行を伴った空気感のあるサウンド」は初めて聴いた、このような音なら生の演奏会に行かなくても自宅で味わえる素晴らしいとお褒めの言葉を頂いた、

 最後にキースジャレットのケルンコンサートのPCオーディオとアナログレコードの比較試聴はキースジャレットではアナログに軍配が上がったが私が聴いてほしかったのは一般的なCDPで聴くデジタルとは違いWE−618Cを介したPCオーディオはアナログに負けない素晴らしさを納得して頂けたと思う、

 帰りがけにK原氏が今まで有名なマニア宅を沢山聴いてきたがこの音は日本でもトップクラスと絶賛して頂いたのとこの音を聴いていたら演奏会にお金を払って足を運ぶ必要がないとも言って頂いたが社交辞令かも?遠方からわざわざ名古屋まで来ていただき有難うございました。私も秋になったらご訪問させて頂く予定です。


前回紹介しましたプロ用ヤマハフォノモーターを集成材を使いプレーヤーケースを製作、縞黒檀の突板を貼りました、アームはグレースのG−565と米国の放送局で使われていたマイクロトラックのウッドアーム、このアームは管球王国の評論家で篠田先生が使用しているものと同じです。

ナショナル EAS−20PW55


このゲンコツスピーカーは昔からのクラフトマニアなら知らない方はいないと云われているナショナルのEAS−20PW55の試聴を兼ねてご報告します。ゲンコツは私も使った経験もあり日本の名器の一つに挙げられています。

ゲンコツの初期モデルは8PW1で1954年に発売されたユニットでインチからセンチに型番がEAS−20PW09に変わった、

その後ゲンコツシリーズはアルニコからフェライトタイプに変わり1980年代に生産中止になりました。

ゲンコツの中で一番人気は大型のアルニコマグネットを採用したEAS−20PW55が最上位機種でこのユニットは状態が良ければ7万〜8万ぐらいで取引されている。
EAS−20PW55はGOODMANSのAXIOM80やAXIOM22などのユニットとよく似た真っ赤なアルニコマグネットが印象的です。

果たして本当にこのユニットは日本の名器なのか以前にGOODMANSのAXIOM80やワーフェデールのスーパー8RS/DDなど試聴した経験もありますが多少自分の好みからは外れていた、今回は記憶をもとに比較検証してみますがこれが絶対評価ではないことをご了承して頂きたい、

松下電器のEAS−20PW55(ゲンコツ)の正面と真っ赤なアルニコマグネットが魅力的なユニットで重量は結構あります。


当時の思い出

このユニットを使ったのはかれこれ52年前になります。当時はまだステレオに関して超が付く初心者ですから本当に良い音がしていたのかは覚えていない、当時のマニアは高いスピーカーシステムなど買えずもっぱらユニットのみ購入して楽しんだものですがユニットを買ったのはよいがこれを入れるボックスがなくみかん箱やリンゴ箱に丸い穴を開けて鳴らしていたと思う、

当時人気のあるユニットはパイオニアのPAX−20F、コーラルの8CX−50がありましたがこのユニットは確か1本5千円ぐらいした記憶があります。私の様な貧乏人にはとても手が出なかったがこの2機種はツィーターにホーンタイプが採用されて大変カッコよかった、

買えてもコーラルの6CX−50ぐらいですが16cmでは物足りなくもないがやはり20cmクラスだと低域も出てくるような気がした、

今では38cmクラスが当たり前だが当時は部屋の事情や金銭面の問題で買えなかった、

スピーカーユニットをなけなしのお金で買ったのはよいがこれを入れるボックスを作らなくてはなりません。

当時のボックスはユニットを買ったときに付いていた段ボールに穴を開けて聴いていたがこの時の音は感動ものであった、

5球スーパーや電蓄の音しか知らないので段ボール箱でもHi−Fiサウンドが楽しめたがその後ラワンの単板で指定箱を作り楽しんだ、その時の音は低音がずっしり来てメリハリの利いた音だった、

当時ナショナルの8PW1の価格は1本3200円でぺアだと6400円私は貧乏人ですからこれでも上等だと思った、

オーディオは感性とノウハウと叩き上げのスキルだ!


 今まで沢山のユニットを使ってきました、フルレンジで特に印象が残るのはGOODMANSのAxiom80、ヴァイタボックスDU−120、パイオニアPAX−30B、ワーフェデールのスーパー8RS/DD、コーラルのべーター10と大変個性のあるユニットばかりだがその中でAxiom80は超が付く名器ですが私の好みとは多少違っていた記憶が残っている、

オーディオで一番難しいのはスピーカーです。これが上手く鳴らなければいくらWE−300Bアンプを繋いでも良い音は望めない、

今までスピーカー遊びをしてきてわかったのはスピーカーこそボックスとボックスに使われる木の材質が決め手と痛切に感じた、

スピーカーボックスはユニット以上にコストがかかるから安く済ませるには平面バッフルが一般的、私も色々やってきたが平面バッフルの場合は16〜20cmクラスのユニットだと効果があるが30cm以上を平面バッフルで使う場合は相当大きな板が必要になる。最低でも2m×2mぐらいのバッフル板を使わないとユニットの裏側から音が前に回り込んで低域が減少して中高域が喧しくなる。低音が出ているように聞こえるだけで本当に出ているならピラミッドバランスになるはずだが残念ながら本当の低音は出ていない、平面バッフルで聴くのなら16〜20cmクラスだと大きなバッフル板も必要なく楽しめるはずだ、勿論バッフルも振動していますから良い素材の板を使いたいものだ、

ネットのユーチューブでスピーカーを検索してみると色んな方が見える。例えばユニットをボックスに入れずに単体で鳴らしているがこんなのまったくもって意味を持たない、裸で鳴らして何を聴かせたいのかこんな鳴らし方なら5球スーパーのスピーカーのが良い音で鳴る。

日本の名器ゲンコツを上手く鳴らすには「感性とノウハウと叩き上げのスキル」ドクターXのセリフで「私失敗しないので」こんなセリフが自作オーディオで言えたらなぁ
たかが20cmされど20cm


JBLやアルテック、タンノイが今のスピーカーの主流でメインに使っている方が沢山いるがアルテック党やJBL党は国産のスピーカーには見向きもしない、スピーカーは海外製に限ると自負しているマニアは日本製のスピーカーと聞いただけで見下げて相手にもされない、

私は20cmクラスのユニットで聴いていると云うと頭からバカにした態度と上から目線で相手にもしない、

国産のユニットを真剣に聴いた事もないくせにスピーカーに関しては師匠や博士になったつもりだろうが私に言わせるなら有名な外国スピーカーすらまともに鳴らせないくせにと声を大にして言いたい、

このような連中に国産の20cmクラスのフルレンジを真剣に試聴したことがあるのだろうか、海外製ユニットでもこのクラスはコンパクトで大変人気がある。アルテックの755EパンケーキやJBLのLE8T、ラウザのPM−6辺りは人気の的だがこのレベルに匹敵するのが「マネシタデンキ」の8PW1である。このユニットもアメリカへ沢山輸出され好評だったらしい、アメリカには755EやLE8Tなど有名なユニットがあるのにゲンコツスピーカーが沢山売れたとはひょっとしてアメリカのユニットよりゲンコツのが音が良かったのかも知れない、

果たしてゲンコツスピーカーの実力はどの程度なのか大変興味が出てくるのだがゲンコツクラスだとボックスは適当、アンプは何でもよい考えで聴いているはず、例えは悪いが美人にボロボロの服を着せるのと同じでゲンコツは哀れだ、

アルテック、JBL、タンノイ、ハーベスなら拘りを持って楽しんでいるがましてや国産の20cmのゲンコツスピーカーなどメインスピーカーにはなれずサブシステムのスピーカーでしかないから多分出番は回ってこないのではなかろうか、

今回テスト的に現在使用している300リッターのボックスに入れたらどんな音の変化が出てくるのだろうか、ネットで検索するとゲンコツスピーカーを沢山の方が評価をしていますがほとんど50〜60リッターのボックスが多いが評価としてはどれも正しいと思う、大型ボックスに入れたゲンコツスピーカーは面白くなりそうだ、

たかが20cmされど20cmを300リッターのボックスに入れ材質はフィンランドバーチと真空管アンプで奏でた音、これは楽しみだ、


ゲンコツスピーカーを鳴らすシステム


デジタル

PCオーディオでの試聴
ノートパソコン
音楽ソフト Foobar 2000
昇圧トランス ウェスタンエレクトリック 618C 
DAC ラステーム UDAC32R


アナログ 

プレーヤー フォノモーターはプロ用ヤマハアイドラータイプ
トーンアーム マイクロトラック303ウッドアーム と GraceのG−565ロングアーム
カートリッジ オルトフォン SL−15E、GraceのF7M
昇圧トランス ウェスタンの618C

プリアンプ マランツ#7

メインアンプ ウェスタン VT52刻印シングルアンプ、
整流管はWE−274B刻印 最新作の英国直熱三極管アンプ


ウエスタンの618C昇圧トランス、


今回完成したアンプでゲンコツを鳴らしました、

世界の名器に対抗できるのだろうか


以前のコラムでご紹介したワーフェデールのスーパー8RS/DDも20cmユニット、コーラルのベーター10、GOODMANSのAXIOM80は25cmどちらもフルレンジユニットだったが国産の名器と謳われるナショナルゲンコツスピーカーはこれらの名器に対抗できるのだろうか、

ゲンコツスピーカーは過去に鳴らした記憶しかないからほとんど未知数な音、皆さんもゲンコツスピーカーは知ってはいるが聴かれた方は少ないはず、
今回使用するのは真っ赤なアルニコマグネットを使ったEAS−20PW55である。
このユニットに関して詳しくはオーディオの足跡に詳しく紹介されていますから参考にしてください。 試聴開始


いくら日本の名器と云えども所詮20cmのフルレンジだが300リッターのボックスだと今までの評価を覆す音が出るのか、早速バッフルを外して予めサブバッフルに取り付けたゲンコツを実装したが大変な作業でもあった、

最初にCDを使いPCオーディオでの試聴になる。リファレンスCDは一番のお気に入りの豊田裕子が弾く癒し系の「スローバッハ」ピアノとバイオリン、小鳥のさえずり、川のせせらぎが入っている癒し系のCDだ、

聴く曲目はバッハのG線上のアリア、CDをトレーに入れて出てきた音はピアノの響きが素晴らしいサウンドだ、ピアノの音には余分な付帯音もなく切れ込みの良い響きでどちらかと云えばGOODMASのAXIOM80に近い鳴り方でしっとり感と押し出しの良さが何とも心地よく聞こえる。特にピアノは絶品だ

CDをPCオーディオで鳴らすと今までのCDPで聴いてきた音とは全く異りマスターテープに近い鳴り方には驚いたがDACの後に付けたWE−618Cの実力は大変素晴らしくアナログを超えたようなサウンドになり何時までも聴いていたい癒し系のサウンド、耳障りのない上手く纏めた鳴り方である。

バイオリンに関しては多少音痩せしたように聞こえるがこれが20cmとは思えない量感とスケール感のあるサウンドには参った!

AXIOM80の時は低音不足であったがゲンコツは20cmなのに十分出ているのには凄い、1960年代の時に使ったゲンコツとはまったく違うサウンド、やはり300リッターのボックスと材質はフィンランドバーチが威力を発揮しているように思える。
またゲンコツスピーカーをマランツ#7、ウェスタンのVT52で鳴らされている方は多分いないと思うのでこのような評価になった、

ゲンコツスピーカーをトランジスターアンプで鳴らすと5球スーパーや並4ラジオのスピーカーの音になってしまう、ここは是非良質な真空管アンプで聴かないとゲンコツが可哀想だ、

このサウンドを聴くとゲンコツスピーカーは十分世界に通用できる名ユニットの一つに加えてもおかしくないがゲンコツに限らずフルレンジはどうしても高域がやや不足する部分があるがそこはフルレンジの良さで音楽を聴かせるのが魅力だ、

次に聴いたのは流行歌で春日八郎の別れの一本杉、春日八郎は以前千葉県に所要で行ったときブログで有名なこばさん宅に寄って聴かされた名曲中の名曲だ、GOODMANSのAXIOM22とWE−101アンプも素晴らしかったが、ゲンコツの場合は違った意味での良さもある。ゲンコツで昭和の歌謡曲を聴くと時代の雰囲気が良く出てレトロなサウンドになるが最近雑誌に載っている名ばかりの海外スピーカーではHi−Fi調になってこの哀愁に満ちた春日八郎の歌声はなかなか出てこない、

ゲンコツスピーカーを使っている方は多分50〜60リッターのボックスでサブスピーカーやセカンドスピーカーとして聴いていると思うがマランツ#7やWEのVT52、WE−618Cを使って300リッターで聴くゲンコツは一般的なゲンコツとは違う評価になる。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-041

5. 中川隆[-9877] koaQ7Jey 2019年6月01日 15:14:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2479] 報告

i氏山荘オーディオ訪遊記
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304761631-1


i氏山荘のオーディオ部屋の出来事を中心に綴ります。16cmや20cmのSPユニットを取り付けた平面バッフルの音場感、自然な広がり感、臨場感、目の前で演(や)ってる感など、再現される音響空間が感動的です。

頼りない感じの16cmから、耳を圧する大音量が飛び出すことに驚き、それでも破綻しない再生音の品位に感激です。平面バッフルのすばらしさを、さらに追求していきます。


(1)i氏山荘オーディオ訪遊記(第1話) http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14
   **激安ダイドーボイス16cmSPのよさを発見**

(2)i氏山荘オーディオ訪遊記(第2話) http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1
   **箱型では得難い平面バッフルの感動的な音場**。

(3)i氏山荘(第3話)改造! 背面開放型ウーハー http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-19
   **密閉型ウーハーの大胆改造**

(4)i氏山荘(4)755E、Golden8T新設、訪問雪解け待ち編 http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28  **往年の20cmSP、755E・New Golden 8T・8P-HF1が加わり、高まる期待**

(5)i氏山荘(5)圧巻ASHIDAVOX、755E GOLDEN8 CD408 403A 他を圧倒 http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26 **「美濃和紙」の超軽量コーンASHIDAVOX 20cmが往年の内外著名SPを圧倒**

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304761631-1

6. 中川隆[-9876] koaQ7Jey 2019年6月01日 15:16:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2480] 報告

音が良いスピーカー・ユニットはすべてフィックスド・エッジだった

最大の特徴はエッジがコーン紙の延長でできているフィックスド・エッジである
エッジの材質が音質の大半を決めてしまう非常に重要な要素である

極めて大事なことなので再度言います

「エッジが音を決める!」

このフィックスド・エッジならウレタンやゴム系のように経年変化でボロボロに朽ち果てることは無い

それだけではない

ウレタンやゴム・エッジより能率が高く、最も重要な過渡特性(音の立ち上がりと立ち下がりのこと)が抜群によい

これが最強無敵で抜群の音質の根拠である

製造後およそ40年以上が経過しているというのにエッジ、コーン紙、フレーム、マグネットすべて新品のようにとてもきれい

昔使用していた 38cm・4wayの JBL4343 はわずか10年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった

今となっては ただの箱であり下駄箱にもならない
これは本当にスピーカーであったのであろうかと思う

プロ用と称していたこのスピーカーは評論家の瀬川冬樹氏がステレオ・サウンド誌で べた褒めしたため一世を風靡したものである

この JBL4343 はほとんどの大小メーカー及びほぼ100%の全国の販売店に採用され、考えられないほど多くのマニアが購入した
オーディオ界始まって以来の極めて異常な現象が全国で起きたのである
エッジがボロボロに朽ち果てるものでこの評論家と雑誌社は大儲けしたという話は有名だ。
ところが、瀬川冬樹氏はある問題で資産のすべてを失い、ガンでアッという間に旅立ってしまった
46歳という若さであった


スイス デュアル 西ドイツ工場製 完全オリジナル 楕円フルレンジ・スピーカー・システム

音質:

極めて質の高い本格的な音を聴くことができる
この音質こそが本物の真の音楽を聴くことができる音である
ずば抜けた音楽表現力がある
これは薄っぺらい安物の音ではない

例えると、特上の にぎりやサーロイン・ステーキである
並みとは旨さや旨味の密度がまるで違うのである
旨いものを食べたとき 旨味が口いぱいに広がるような
そういう音である

クラシックだろうがジャズだろうがボーカルであろうが抜群によく鳴ります
なぜならフィックスド・エッジだからである

ライブ盤では部屋いっぱいに音が広がり あたかもその会場にいるようだ
演奏者の息使い、ライブ会場の空気感まで明瞭に再生でき、実に楽しく音楽が聴ける
ヴォーカル、ピアノ、ベース、ヴァイオリン はあまりにも生々しい真実音である
シンバルはツイーターがついているかのような鳴り方である
バスドラやベース、チェロは踊るようによく弾み、ふくよかでありながらよく締まって、ボケずに音の輪郭や音程が明瞭に聴き取れて気持ちがよい
低音の量感は申し分なく、質も極上である

目の前で自分のために唱ってくれているような、そして、演奏をしてくれているかのようで手を伸ばすと届きそうな感じさえする
この盤はどう鳴るだろう、あの盤はどうだろうと、次々音楽が聴きたくなる音です
音の品位がよく、格調高く、彫りの深い音です
音楽の歓びや哀しみ、心を熱くする音楽表現力が抜群に優れている
ときには あたかも美しい女性の瞳が潤んでいるかのような表現力にウットリする
愛を燃やし、心を溶かし、綿みたいな雲の乗って深い感動の世界で時を忘れて朝まで聴いてしまう
心に染み入り夢心地の幸せに満たされる
とくにジャズはノリノリとなり、跳ね、踊り スイングし、エネルギーが爆発する
声は張りがあってよく通り生のような真実音
オーケストラは立体感があり、トゥッティにも優れていて生を彷彿とさせる 堂々たる鳴りっぷりである

フィックスド・エッジのため音量を絞ってもつまらない音にならず いい音で鳴る

これが最も大事なことである


そして、「音が矢のように飛ぶ!」

フィックスド・エッジの音の特徴は超ハイ・スピードに音が飛ぶことである

こうゆう音は聴いていて気持がよい

それだけではない

微弱信号が楽々再生できることである

これが最も重要であり大事なことである

では「飛ぶ音」 とは一体どんな音なのか。言葉で正しく伝えるのは難しく
これは体験してみないと分からない音かもしれない

WE(Western Electric) や Siemens の劇場用スピーカーは まず音が矢のように飛ばなければ使い物にならない
なぜなら、最後部の客席まで 例えば大地を揺るがす大砲のとどろきから 恋人のささやきや 虫の音(ね)まで かすかな音も明瞭に届けなければならない

1982年 当時大流行していた JBL 4343 (38cm・4way 60万円した) を使用していたが
これがまったく音が飛ばない

プロ用であると宣伝していたが 官僚の国会答弁と同じ「ウソ」であることが後に分かったのである

当時日本中の中〜上級者が瀬川冬樹という一人の評論家とステレオサウンドという雑誌社の「ウソ」に引っかかったのである
JBL4343 を購入した多くのマニアが騙されたのである
日本オーディオ史上初のマニア、販売店、多くの業界関係者、多くの大小メーカーを巻き込んだ大事件に発展していった

瀬川冬樹氏の急死と共に JBL4343 への熱病は急速にしぼんだ

Accuphase の M100 500W×2 で鳴らしていたが これまた、まったく音が飛ばないアンプであった
この飛ばない柔なアンプが100万円したのである

この時「音が飛ばない」スピーカーとアンプがあることが分かった
60万円のスピーカーも100万円のアンプもまったく飛ばなかったのである
飛ばない同士の組み合わせは最悪であった
あゝ160万円の授業料である
この当時のコンポーネントとしては最高級の組み合わせであったが、バカなことをしていたものである

では一体「飛ばない音」とはどんな音なのか

それは、スピーカーのまわりに音がまとわりつき 、聴き手に音が矢のように飛んでこない
そして、たいてい低音が引きずるように重く、特にドスン ドスンというような質のよくない低音は気分が悪くなり 聴くに耐えない。JBL4343 がこのような低音であった
こんな低音ならないほうがましだ

いくらボリュームを上げても飛ばない音は絶対に飛ぶことはない
ボリュウームの問題ではないからだ
例え小さな部屋で小音量で聴く場合であっても この「飛ぶ音」はがぜん威力を発揮する

優れた 「音が飛ぶ」スピーカーは音量を絞っても「つまらない音」とはならない
なぜなら、音楽の旨味成分である微細なニュアンスや倍音等の微弱信号も楽々再生できるからである

単なる大音量なら大抵のスピーカーは鳴る
ところが、微弱信号はどんなスピーカーでも再生できる訳ではない。ここが一番重要なところである

出来のよくないスピーカーほど微弱信号の再生が不可能となるため「つまらない おおざっぱな音」となり
大事なニュアンスが伝わらなく音楽にならないため面白くも何ともない

『スピーカーの優劣を判定するには音量を絞って微弱信号の再生ができるかどうかを聴くとすぐ分かる』

一度「飛ぶ音」を経験すると飛ばない音はもう聴く気がしないであろう

それにしても、JBL4343 も Accuphase も高価なだけに あゝ本当に「罪深い」と思う


例えばこの盤では:

ジャズ・ヴォーカルの名盤「ヘレン・メリル ウイズ クリフォード・ブラウン」(米Emarcy)
ヘレン・メリルのハスキーで洗練されたセンスとしっとりした情感やデリケートな表現が心に伝わって
自分のために唱ってくれているようで、手を伸ばすと届きそうな感じさえする
昔小さなライブ・ハウスでまじかで聴いたことがあるが、そのときを彷彿とさせるリアルさである

フィックスド・エッジによりずば抜けた美しい音質となっているのが大きな歓びである
あゝ深い感動の世界だ!
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o237764088


▲△▽▼

ヤフオク 独 SIEMENS COAXIAL

過去3ヶ月の「 COAXIAL 」の統計データ情報
「COAXIAL」 に関する落札商品は全部で 98 件あります。

平均落札価格 9,532 円
最高落札価格 146,000 円
最低落札価格 100 円

独 SIEMENS COAXIAL/シーメンス コアキシャル 25cm 同軸2ウエイ・スピーカー・システム 平面バッフルの完動中古品のペアです。

コアキシャルは上級者の間で あまりにも有名である。
この音を聴くと他のスピーカーは雑魚(ざこ)同然に思うであろう。
コアキシャルは終生の伴侶≠ニなりうるスピーカーである。
コアキシャルはオイロダインと同じフィックスド・エッジである。
このエッジならウレタンやゴム系のように経年変化でボロボロに朽ち果てることは無い
これが本物のプロ用である

昔使用していた 38cm・4way の JBL 4343 はわずか10数年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった
今となっては ただの箱であり下駄箱にもならない
これは本当にスピーカーであったのであろうかと思う。

プロ用と称していたこのスピーカーは評論家の瀬川冬樹氏がステレオ・サウンド誌で べた褒めしたため一世を風靡したものである。
エッジがボロボロに朽ち果てるものでこの評論家と雑誌社は大儲けしたという話は有名だ
ところが、瀬川冬樹氏はある問題で資産のすべてを失い、ガンで46歳という若さでアッという間に旅立ってしまった
あゝ無常 哀れなり


SIEMENS COAXIAL の音質:

まるで次元の違う別世界の音である
この劇場用の音はいくら言葉で説明しても実際に聴かないと分からないかもしれない
この音を聴くと他はあまりにも柔(やわ)で聴くに耐えないであろう
生々しい真実音、圧倒的リアリティー、高解像力、高音楽表現力、超ハイ・スピードである
抜群の高音楽表現力により、実に楽しく音楽が聴ける
聴き手の心を揺さぶり感動の世界で幸福感に満たされる
これらは他のいかなるスピーカーとも大きく異なっている

クラシックだろうがジャズだろうがボーカルであろうが抜群によく鳴ります
なぜなら、音の立ち上がりや立ち下がり のことを過渡特性というが これが抜群によいからです
過渡特性のよくないスピーカーからいい音を引き出すことは不可能と言ってもよい

ライブ盤では部屋いっぱいに音が広がり あたかもその会場にいるようだ
演奏者の息使い、ライブ会場の空気感まで明瞭に再生できる
ヴォーカル、ピアノ、ベース、ヴァイオリン は生々しくあまりのリアルさにゾクッとする
バスドラやベース、チェロは踊るようによく弾み、ふくよかでありながらよく締まって、ボケずに音の輪郭や音程が明瞭に聴き取れて気持ちがよい
ヴォーカルは目の前で自分のために唱ってくれているようで手を伸ばすと届きそうな感じさえする
声は張りがあってよく通り生のような真実音
この盤はどう鳴るだろう、あの盤はどうだろうと、次々音楽が聴きたくなる音です
音の品位がよく、格調高く、彫りの深い美しい音です
音楽の歓びや哀しみ、心を熱くする音楽表現力に極めて優れている
音楽の感情表現力が凄いのである 他のスピーカーではこうはとても行くまい
ヴァイオリンもピアノも響きがキリッとしていて、しなやかでリアリティがある
ジャズは「水を得た魚」のようであり、エネルギーが爆発する すさまじさがある
オーケストラは立体感があり、トゥッティにも優れていて生を彷彿とさせる 堂々たる鳴りっぷりである
フォルティッシモでは部屋の空気を揺るがす強烈なパワーに本当に鳥肌が立つ

最も大事なことは、

本当にいいスピーカーは必ずかすかな音や演奏者の息使い、会場の空気感まで明瞭に再生できる
音量を絞ってもつまらない音にならず いい音で鳴るのが本当に優れたいいスピーカーである
そして、「音が矢のように飛ぶ!」

こうゆう音は聴いていて気持がよい。

では「飛ぶ音」 とは一体どんな音なのか。
言葉で正しく伝えるのは難しく、これは体験してみないと分からない音かもしれない。

ウエスタンやシーメンスの劇場用スピーカーは まず音が矢のように飛ばなければ使い物にならない。
なぜなら、最後部の客席まで 例えば大地を揺るがす大砲のとどろきから 恋人のささやきや 虫の音(ね)まで かすかな音も明瞭に届けなければならない。

1982年 当時大流行していた JBL 4343 (38cm・4way 60万円した) を使用していたが、これがまったく音が飛ばない。
プロ用と称しながら玩具同然である。

Accuphase の M100 500W×2(この超弩級ハイパワー・アンプは100万円した)で鳴らしていたが これまた、まったく音が飛ばないアンプであった。
玩具同然のアンプであったと言わざるを得ない。 100万円の玩具である。

この時「音が飛ばない」スピーカーとアンプがあることが分かった。
飛ばない同士の組み合わせは最悪であった。
この当時のコンポーネントとしては最高級の組み合わせであったが、バカなことをしていたものである。

では一体「飛ばない音」とはどんな音なのか。
それは、スピーカーのまわりに音がまとわりつき 、聴き手に音が矢のように飛んでこない。
そして、たいてい低音が引きずるように重く、特にドスン ドスンというような質のよくない低音は気分が悪くなり 聴くに耐えない。JBL4343 がこのような低音であった。
こんな低音ならないほうがましだ。

いくらボリュームを上げても飛ばない音は絶対に飛ぶことはない。
ボリュウームの問題ではないからだ。
例え小さな部屋で小音量で聴く場合であっても この「飛ぶ音」はがぜん威力を発揮する。
優れた 「音が飛ぶ」スピーカーは音量を絞っても「つまらない音」とはならない。
なぜなら、音楽の旨味成分である微細なニュアンスや倍音等の微弱信号も楽々再生できるからである。

単なる大音量なら大抵のスピーカーは鳴る。
ところが、微弱信号はどんなスピーカーでも再生できる訳ではない。ここが一番重要なところである。
出来のよくないスピーカーほど微弱信号の再生が不可能となるため「つまらない おおざっぱな音」となり、大事なニュアンスが伝わらなく音楽にならないため面白くも何ともない。

『スピーカーの優劣を判定するには音量を絞って微弱信号の再生ができるかどうかを聴くとすぐ分かる。』

一度「飛ぶ音」を経験すると飛ばない音はもう聴く気がしないであろう。
それにしても、JBL4343 も Accuphase も高価なだけに あゝ本当に「罪深い」と思う。
https://aucfree.com/items/u190943639


詳細は


どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html

7. 中川隆[-9875] koaQ7Jey 2019年6月01日 15:17:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2481] 報告

音が良いスピーカー・ユニットはすべてフィックスド・エッジだった _ 2

エッジの材質が音質の大半を決めてしまう非常に重要な要素である

極めて大事なことなので再度言います

「エッジが音を決める!」

このフィックスド・エッジならウレタンやゴム系のように経年変化でボロボロに朽ち果てることは無い

それだけではない

ウレタンやゴム・エッジより能率が高く、最も重要な過渡特性(音の立ち上がりと立ち下がりのこと)が抜群によい

これが最強無敵で抜群の音質の根拠である

製造後およそ40年以上が経過しているというのにエッジ、コーン紙、フレーム、マグネットすべて新品のようにとてもきれい

昔使用していた 38cm・4wayの JBL4343 はわずか10年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった

フィックスド・エッジのため音量を絞ってもつまらない音にならず いい音で鳴る

これが最も大事なことである


そして、「音が矢のように飛ぶ!」

フィックスド・エッジの音の特徴は超ハイ・スピードに音が飛ぶことである

こうゆう音は聴いていて気持がよい

それだけではない

微弱信号が楽々再生できることである

これが最も重要であり大事なことである


フィックスド・エッジによりずば抜けた美しい音質となっているのが大きな歓びである
あゝ深い感動の世界だ!
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o237764088


▲△▽▼


リムエッジの種類
ハイファイ堂メールマガジン第710号 日本橋店
http://www.hifido.co.jp/merumaga/nihon/170908/index.html


真空管アンプで鳴らすスピーカーですが、やはり定説として高能率のスピーカーとの相性が良しとされています。

しかしながら、真空管アンプにはその構造からトランジスタアンプと比べて中低域の太さが持ち味の一つとしてあります。

低域が鳴りにくい低能率のスピーカーをあえて真空管で駆動してみると思いがけない相性を生み出す時があります。是非一度お試しを。

また、低域が鳴りにくいというご要望はお客様からよく聞くことがあります。
箱(エンクロージャー)の構造や、ネットワーク、ユニット、色々な要因があると思います。
そんな中、今回はウーファーユニットのストロークを補助するリムエッジの種類について調べてみました。


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[ウレタンエッジ]

JBLやTANNOYに代表される発泡ウレタン整形によるエッジ。非常に動きが良い上に負荷が少なくしっかりと固定出来ます。音質重視でストロークもあるので小音量からしっかりと仕事します。
唯一の欠点は劣化素材で約10年周期で張り替えなければなりません。


____

[布エッジ]

国産スピーカーでよく見られるベーシックなエッジ素材。
繊維にダンプ材を入れてストロークさせています。
圧倒的な耐久性から密閉型のスピーカーに適した素材。
ゴム系ダンプ材の為、長期にわたる使用で硬化してしまう難点があります。

もしご自宅のユニットがガチガチに硬くなっている場合は是非ご相談下さい。修理で豊かな低域が取り戻せます。

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[ゴムエッジ]

今やもっともポピュラーなエッジ素材。
昔からある素材ですが、国内外問わず採用される事が増えたエッジです。耐久性の高さ、バリエーションの豊富さ等魅力満載。
素材自体にやや重量がありウレタンに比べると初動作が重いですが、近年のものは随分と改善が進んでいます。


____

[フェルトエッジ]

純正としてはもう見かけなくなったマニアック素材。
簡単に入手でき加工も容易、品質に大きなバラつきがないので自作派の方が使う事がほとんど。
エッジとしての仕事はこなしますが、エア抜けやほころび等性能はそれほど高くありません。

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[革エッジ]

セーム革に代表される割とポピュラーなエッジ素材。素材を薄く出来るのでユニットの動きはピカイチ!しっかりと低域を出したい方にオススメです。
しかしながら、薄手で柔らかい素材ですのでうまく張ったユニットでなければすぐにセンターずれを起こしてしまいます。あまり大きなユニットにはおすすめ出来ません。
右記DIATONE610のような小径ユニットにおすすめ。

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[エッジレス]

分類分けとして属さない気もしますが、その名の通りエッジのない作り。ストロークの大きいウーファーユニットには向きませんが中域・高域用のユニットに見られます。
とは言ってもユニット自体ある一定量はストロークしますのでコーン部分の柔軟性が必要になります。
左記B&Wユニットですとケブラーコーン(繊維の折り込み素材)でしなってエッジの役割の肩代わりをしています。

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[コルゲーテッドエッジ]

エッジ部分をコルゲーション形状にしストロークを確保した形状。ギザギザに折り目を入れているものが主流ですが、フラットエッジ、コルゲーテッドエッジ、アップロールエッジ、ダウンロールエッジ、Vエッジ、切れ目付きエッジ等たくさんの折り方があります。


____

[フィックスドエッジ]

コーン紙の延長上をコルゲーション状にしてエッジにしたものです。繋ぎがないのでズレにくく高耐久。コルゲーションを増したもの、ウレタンフォームを上からかぶせたもの、ダンピング材を塗布したもの、コルゲーションに角度をつけたものなど様々なものがあります。PA等思いっきりパワーをかけて鳴らせる形状です。


____

色々な素材、手法によって考え出されたユニットエッジですが、一概にこれが一番と決めきれるものではありません。

ご紹介させて頂いた様にそれぞれに特徴があり長所・短所があります。
またエンクロージャーやユニットとの相性もあります。

なかなかすっと決めれるものではありませんが、自分の音探しの参考にして頂ければ幸いです。

株式会社 ハイファイ堂 日本橋店 東 貴之
http://www.hifido.co.jp/merumaga/nihon/170908/index.html

8. 中川隆[-9811] koaQ7Jey 2019年6月06日 21:35:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2629] 報告

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
TELEFUNKEN 欧州ビンテージスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/


1: あらい :2011/04/01(金) 07:59:04 HOST:p154.net219126028.tnc.ne.jp

会社としてのテレフンケン(Telefunken AG 、初期はTelefunken GmbH )は1903年5月27日に、シーメンスとAEGの合弁会社として
無線技術の為にベルリンで設立された。
後にシーメンスは独立した会社となる。

欧州のビンテージメーカとして、人気はあるものの
あまり知られてないところもあるメーカで一部のマニアには人気ある。
自分も、それほど知らないです。
このスレはあるべきでは。とおもっていました。
JBL,アルテック、タンノイなど、とは違った特徴のある欧州のオーデオを
書き込みましょう。



2: ジークフリート :2011/04/02(土) 12:19:49 HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp
>>1
テレフンケンのスピーカーは、4機種しか聴いたことがありませんが、「こんな安物で、なんでこんなマトモな音がするのか?」って感じで…流石、五味先生が感心しただけのことはあると思います。

私が使った2機種は、ユニットにテレフンケンのテの字も無いので、イソフォンかどこかのOEMかもしれません。

今所有している8インチ古レンヂは、金色のアルミダイキャストフレームにドルトムントのマグネット。
フレームは、バッフルから浮かせるようになっていたり、ダンパーの背圧抜きの穴があったりで、結構よく考えて作ったみたいです。

目下の課題は、この古レンヂの設置場所でして、後面開放箱の特徴を活かしながら、他のスピーカーの邪魔にならないように。

3: あらい :2011/04/02(土) 18:28:31 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp
無い袖は振れぬかと思ってましたが。
ジーフリークさんが使っていましたね。

自分は、JBL、アルテック、タンノイから、フルレンジの魅力に行き着き
イソフォンのラジオ楕円スピーカが、芯のある国産には無い特徴が気に入って
ジーメンス15m15d、ザクセン8吋、テレフンケン青L,をききくらべて
購入。
メンデフィールドからテレフンケン10吋となりました。
30年〜60年くらいのユニットは、テレフンケンの同じサイズでも色々とあり
蝶ダンパーの種類やセンターダンパー、フレーム構造で違った種類のものがあり
程度の差も結構あるようです。
テレフンケン8吋は、知り合いや山中湖す○もでも専用の後面開放フロント
ローデッドのボックスでも聴きました。

欧州ユニットで、これらのスピーカは共通したスピード感と分解能の高さ
でウエスタンやジャンセンのスピーカに共通するようなポテンシャル
を持っているのが特徴だと思います。
人気のせいで、値段も比べて安く手に入るのはありがたいと思ってます。
今ある、入手できるユニットではまたフィールドのユニットが結構多い
のも、得をするように思えますね。
シーメンスの11nはツイータを加えるだけで、全体の雰囲気がもてる
のは、フルレンジベースならではのメリットもあるように思えます。
自分のオリジナルなスピーカを作るの楽しみが、感じられるマニアックな
オーデオがこの手のビンテージではないかと思ったりもします。

4: あらい :2011/04/02(土) 19:03:45 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp >こんな安物は、言えてます。
でもジャンセンの8吋も、皆これはゴミ捨て場で落ちていても
不思議無いというか、だれも見向きせんで500円だなとか。
自分はみつければ拾ってかえりますが。

5: ジークフリート :2011/04/03(日) 09:02:04 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp テレフンケンで何を聴くか?ですが…今のところ、私んちでは、常設ではないので…たまにアンプに繋いで、テレフンケン〜テルデックのクラシックでも聴いてみようかナ?と考えております。
テルデックのCDでは、主に古楽器ものを揃えましたので、古楽器のフレッシュさと鋭さをちゃんと表現して欲しいところですが…8インチシングルコーンでは、ちとツライかナ?

6: あらい :2011/04/03(日) 09:15:57 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp ttp://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50

ペンションす○○の木にあった、ボックス入りのテレフンケン8吋合わせて
5インチツイータは、聴かせて貰ったですが
良い音でした。
他にはVITAVOXがありスケール感はありますが
テレフンケン8吋はダイニングの20畳ほどでも十分に鳴っていました。
このボックスは手間かかるとのことでスピーカ込み30万ペアしますが
知り合いの方が聞いて後からすぐ買ったようです。
今はメンデ8吋フィールドが、抜群に良いとメール来ました。
元はラジオでも化けるみたいですね。

7: あらい :2011/04/03(日) 09:23:31 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp 因みに、ペンションす○○の木のオーナはアンプカトレアをやって
売る事もしてますが
ここは、スピーカユニットや、真空管のストックがすごいです。
大抵のものとレアなフィールドツイータも見せてもらい、今度はオールフィールド
システムを作るらしいです。
ビクターの試作品30cmユニットが3ペアと言うのもありました。
サウンドパー○さんと知り合いみたいです。

8: ハーゲン :2011/04/03(日) 15:51:36 HOST:ksechttp131a.sec.nifty.com テエフンケンはスピーカーだけでなくエレクトロニクスも非常に良い
と思います。
某ドイツ物ショップでノイマンのW444StaとテレフンケンのW691(アクティブ
フェーダー)を聴き比べたところテレフンケンの良さを思い知りました。

9: あらい :2011/04/03(日) 16:38:11 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp む!!。。。そうです。
>某ドイツ物ショップ
VINTAGE ○○○Nですね。

ハーゲンさん
実は、来月にテレフンケンモノラルのフェーダ(ACTIVE)
を仕入れます。
シーメンスもあるようですが、知り合いからテレフンケンが良いといわれ
予約。
これの24V電源を作ります。
AZ-1の整流管を使って自作でやります。

音は鮮度よく、音圧もあって絶対これだと思ってました。

10: あらい :2011/04/03(日) 16:45:05 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp Telefunken W690 monoです。

電源は、110V位を24Vまで落として、チョークフィルター3段にして
ビンテージコンデンサーをレイアウトするのが味噌です。

11: ハーゲン :2011/04/06(水) 19:49:28 HOST:eaoska053208.adsl.ppp.infoweb.ne.jp >VINTAGE ○○○Nです!

ノイマンのW444Staと(型番は忘れたけど)パラメトリックイコライザと
V473でヘッドフォンを聴くシステムにしようと思っています。
が、V473のピンアサインわからず困っています。
この手のものは電源でかなりとが変わるといってました。専用の電源を自作
するというのは考えになかったもので、シーメンスのスタジオ用のレクチ
ファイアを買ってしまいましたが、19インチラックででかい!
どうしたものかと思案しています。

12: あらい :2011/04/06(水) 23:20:36 HOST:p134.net219126024.tnc.ne.jp ハーゲンさん

19インチラックのSUPLLYはすごいですね。
アナログミキサーの安定化電源では?
タンガーの入ったウエスタンはオークションで出てましたね。

知り合いは、電源をAZ-1とセレンで比べて
自分は整流管のほうが良いと思いました。
電源の差は大きいです。
アンプを換えるほどと変わらない差があると思います。

13: ハーゲン :2011/04/08(金) 23:28:43 HOST:180.248.12.61.ap.yournet.ne.jp あらいさん
確かに電源はセレンがいいと言ってました(例のお店)。理由はよく
わかりませんでしたが・・・

以前はドイツのものはあまり日本では一般的ではありませんでしたが
今はいろんなものが入ってきていますね。

クラングフィルムやテレフンケン、EMT、ノイマンといった製品の優秀
さには舌を巻きますね。

例のお店でザクセンウェルケのフルレンジを聴きましたが、昔お金持ちの
家にあった高級ラジオの音を彷彿とさせるものでした。
ザクセンウェルケって旧東ドイツの物なんだそうですね。

14: あらい :2011/04/09(土) 00:25:21 HOST:p227.net219126023.tnc.ne.jp ハーゲンさん
ザクセンのフィールドは、励磁の電源値でかなり音が変わるといいますので
知り合いが持っていました7インチサイズ。
これのマグネットは前に聴いたことはありますが、20cmくらいの割りに
低音が出てくる感じでした。
RFT のフィールドもなかなか良いらしいです。
メンデも、元は高級ラジオですね。
ラジオのスピーカはモノラルでも、ユニットがシリーズに入っているので
抜き取りで数はとれるようですね。

励磁の電源でトランスを色々聴き比べてみて、USのトランスの差が結構あります。
チョークでもうなりやハムが出るのは、論外にして
それぞれ、比べると違いがでてくるのが分かります。
後は、整流管の種類がおおきいです。

大抵、おおがかりにすると巻き線抵抗で電圧を4割位おとすので
電熱ストーブみたいになる場合もあります。
そんなことは、当時やっていたかはわかりませんが(タンガーなどあるので)
まともに電気回路を組む人からは、意味の無い事に思えると思います。

ビンテーのお店のかたは、シンプルイズベストに音楽を楽しむ趣向なマニア
向けに考えてるようで
自分もこんな世界を、ずっとやってゆくと、そうなってくるように思えます。

15: あらい :2011/04/15(金) 21:46:53 HOST:p230.net219126026.tnc.ne.jp VINTAGE ○○○N

ここのところ、ソーラ電源でフェーダやCDPなどの電源をつくっているですね。
バッテリーで動かし、インバータを使うと言ってます。
どのくらい効果あるか興味あります。
自分も、車のバッテリーをひっぱってきて試そうと思います。
アクティブフェーダが24V 仕様なので、バッテリー2個を入手か。

16: あらい :2011/04/16(土) 13:27:57 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp 試しました。

VINTAGE ○○○Nのテレフンケンモノがとどき、
手持ちの4WDクラスの12Vバッテリーに繋ぐ。

元々24V12mA仕様なようですが、音は十分出ました。
これなら、電源を作るでもない感じします。

音厚いし、今までに聴こえてなかった音圧が増してよい。汗

試しに繋いだ9Vアダプタは、汎用品でイマイチ高音がうるさめになりますが
比べてバッテリーは静かに、パワー感があってリアルです。

17: あらい :2011/04/16(土) 13:57:47 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp バッテリーにしてSNが良いというのは
これの事ですね。
スピーカ変えたというか、カートリッジを上げたような音の出方です。
前に金田アンプのバッテリーは、固すぎでしたが
これは全くそんなことありませんね。
低音の音圧も一ランク上げたという感じに鳴ります。

18: ハーゲン :2011/04/16(土) 14:44:41 HOST:122x211x108x218.ap122.ftth.ucom.ne.jp 電源は難しそうですね。セレンがなぜいいのかもよくわからないのに
選択肢が増えてしまうと困ってしまいます。

以前のシステムはすべてアメリカ製のものだったのですが、このところ
取り替えるものはだんだんヨーロッパ製のものばかりになってきました。
それもオーディオでは古くからなじみのある英国製ではなくドイツ製の
ものが多いようです。私は車を運転しないのですが、オーディオ以外でも
ドイツ製品が多いように思います。
カメラ、望遠鏡、爪切り、シャープペン知らず知らずにドイツ製になって
きています。地味だけどいい製品が多いような気がします。
あんなに食べ物が不味い国なのにね・・・・(偏見かな?)

19: あらい :2011/04/17(日) 00:08:52 HOST:p086.net219126020.tnc.ne.jp ハーゲンさん、
ACTIVE FEDERでやるでしたら、バッテリーはお勧めです。

手間も、繋げば直ぐ聴けますし、充電のメンテはケアいりますが。
電流値もチェックできるようにします。
これで、AZ-1やトランスを入手したりしましたが必要ないかも。
別に、ACでセレンも仮に試す予定です(半導体のトランスで)
同じにテレフンケンのフェーダでセレンとAZ-1を切り替えて作った
人のを聴かせてもらったときは、抜けは整流管のほうがありました。

励磁で作ったものがかなり重たく、大きいのも考え物です。

食い物まずいですかね。。
意外にドイツワインもうまいとおもいますが。都会のベルリンではあまりうまい
ものは食えなかったですね。

20: あらい :2011/04/17(日) 16:13:55 HOST:p179.net219126045.tnc.ne.jp ACTIVE FEDERは、今日聴いていて。
ゲインがすごく高く、LPで聴くと誘導ハムを拾います。
バッテリーだからか?
励磁電源のEZ150が直熱管のように、振動を拾うのがわかる。
これは対策が必須。
アースだけではおさえられない。
指で、はじくとスピーカから音が出てきます。
フェーダのゲイン位置でもノイズの出方がかわる
ACも折角だから、作ってみることになりそう。

21: あらい :2011/04/18(月) 22:03:34 HOST:p176.net219126030.tnc.ne.jp 治った。。。

アンプとラインのアースと、プレーヤのモータシャーシのアースをとって
ぴたり止まりました。
ハムが無い状態でないと、やっぱ音が汚く聴こえる。。汗

22: ハーゲン :2011/04/19(火) 20:18:00 HOST:eaoska051196.adsl.ppp.infoweb.ne.jp 某オークションサイトを見ていたらオイロフォンのエンクロージャーなし
「ユニット14個とアンプ」というのが出ていたので思わず精進してし
まいました。オイロフォンは見たこともないので楽しみではあります。
日本には輸入されたことがあるのだろうか

23: あらい :2011/04/23(土) 21:39:42 HOST:p004.net219126047.tnc.ne.jp 今日、フェーダの電源
バッテリーとタムラのトロイダル2次30Vをセレン(シーメンス)で簡単に作り
聞き比べる。
ACの方が、パワー感はあるけど鮮度が落ちる。
ボーカルのリアルなニアンスや陰影はバッテリーが勝る。
バッテリーは12V(23mA)実測。
ACはスライダックで電圧調整して24Vとのききくらべの差はあるものの
バッテリーの音の出方の方が自分は気に入ってます。
これを24Vにして、後はAZ-1のチョーク3段と比べる予定。

24: あらい :2011/04/27(水) 21:05:34 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp バッテリーを元々あった12vのものから
今日、オークションで仕入れた、安いバッテリー12vに換えて6k円くらい
聞き比べる。(液補充が入らないタイプの物)
なんと、前の方がよい。(日赤三菱)2万位してたです。
なんなのと言う感じ。

2つ購入したので24vでフェーダ(仕様は24v)を比べても
前にあった、12vの方が良いと言う。

電流を調べてみようと思いますがなんで。。という感じです。
マイリマシタ。

25: あらい :2011/04/27(水) 21:25:21 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp 12vでは同じ電流値ですね。
24vで51mA

なにが最新カリューム合金なんか、大きさでプレートの差なのか
これでも電源の差があるなんて物量の差なのか。

26: あらい :2011/04/28(木) 21:47:55 HOST:p016.net220216008.tnc.ne.jp

旧バッテリー日石の物は
カルシウムバッテリーでプラスマイナス両方の極板にカルシウム合金を
使用したハイパワーな バッテリーです。

2個で1万円の新バッテリータイプは
アンチモンバッテリーでプラスマイナス極板にアンチモン合金が
使用している物。

やはりカルシウム合金が良いのでしょうか!

カーオーディオで調べてみるとパナソニックのカオスというバッテリーが
音が良いと言われているみたいです。

セレンも確かめてみました。
シーメンス300V200mAにタムラブライトシリーズ
2次30V
フェーダ負荷で18V

フェーダの定格は24V120mAまでとなってる様ですが
聴いた感じでは、18Vくらいが良いです。
これだったら、良質バッテリー12Vをモノで繋ぐがよいかと思いました。

1)旧バッテリー12V
2)セレン18V
3)新バッテリー12V
4)新バッテリー24V
の順位で音の感じを受けてます。

後は、整流管で確かめます。

27: あらい :2011/05/03(火) 22:07:29 HOST:p084.net219126023.tnc.ne.jp 今日は、電源をバッテリーとセレン2段チョークで作り
比べてます。
バッテリーは確かに高音の澄んだ音や静かに立ち上がる音の良さは、あると思いますが
低音の繋がり感というのが、イマイチかけるところがあるように思いました。
仲間で聞き比べてそういう意見も参考になり、

ACから平滑を十分に行うほうが、音楽的なここちよさというのがある様に思えてきました。
整流管を使うのがまだパーツが届かないので
早く試して比べたいところです。

一人でやっていると、わからない所を客観的に指摘された感じもあり
独りよがりになるのは、間違いと反省。
素直に考え直した、、と言うものです。

28: あらい :2011/05/06(金) 20:58:24 HOST:p006.net220216009.tnc.ne.jp 昨日、手持ちタムラのトランスでモノ電源のセレン仕様をつくりました。
セレンは、かなり熱がでてくるのには参りましたが
(これは有毒ガスがでるかも)
シリコンでも試してみるかな。
音は、モノラルにするとセパレーションと、低音の解像度がよくなり
しっかりした音に、なってきます。

電源セレンとチョークを分けて、整流管AZ-1と聞き比べするのが楽しみです。

29: あらい :2011/05/15(日) 11:05:50 HOST:p031.net219126026.tnc.ne.jp セレンで試して

目安として500mAの物ですと2倍〜3倍のトランス容量になります。
トランスは1Aか1.5A位がベストです。
その逆で500mA欲しい場合には2〜3倍のトランスを使わないと流れません。
上流のトランスの話と、セレンの下流のバランスも重要です。
セレンは逆電流に弱いので電流を出来るだけ抵抗なく流してあげる必要が有ります。

コンデンサインプットなのですが超低ESRの物
をパラって使用しております。チョークの場合は出来るだけ抵抗値の低い物を
使わないと逆電流にてセレンがやられてしまう場合も有るようです。

上流と下流のバランスが難しいようです。

30: あらい :2011/05/27(金) 23:51:16 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ACTIVE FEDERその後。
イーべにてやっと仕様のトランスペアUTC重量級を見つける。
これで、整流管AZ-1が使える。

セレンは4種類、耐電圧とMaの違うものを比べて
結構違いも出てくるようでした。
チョークはソーダーソン、ケニヨンがやはり音がよいです。
スタンカーはイマイチ、音が荒く
コンデンサーはフィルムとオイルで色々比べる。
自分はオイル系の方が深い感じでクリヤーなフィルムとは悩み。
コンデンサーインプットはすっきりとまとまっても、
なにか硬いという感じもあって基本チョークで平滑の電圧を半分くらい
抵抗で落とすやり方。
励磁電源と同じやり方がやはり良いようでう。



31: あらい :2011/06/11(土) 07:57:36 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今月のMJにビンテージJの記事
ソーラバッテリーが載るそうです。

自分はバッテリーは止めましたが
active-faderのセレンを今日ビンテージから別に電源をいれたので
聞き比べします。
シンプルに洗練された作りのもので、自分の3段チョーク電源との違いが
どうかまた報告。

32: 私の息子はEL34 :2011/06/11(土) 09:03:23 HOST:FLA1Abg225.fko.mesh.ad.jp テレフンケンのECC82/83を何十本か所有しています。
管底のダイヤマークの事を知り必死で調べたら1本も無くて
落ち込んだ遠い昔w。

33: あらい :2011/06/11(土) 10:31:48 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 自分はTESLAのECC83とE83CCを持っています。
フォノで比べると音は確かにE83CCの方が上だと思いました。
値段も高いです。
ECC83は、アンペレやムラドのロシアと同じ位のレベルだと思いましたが
国産東芝通測も同じ位だと思いました。

34: あらい :2011/06/11(土) 13:28:19 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp *ビンテージJと 自分の電源比較

一聴した印象、同じシーメンスセレン仕様でもだいぶ違いありました。
中は確認してませんが、電圧は24Vで同じ位のMa70〜80mA
フェーダはテレフンケンモノに電源は1つです。

ビンテージJの電源は、全体に落ち着いた、ボーカルもセンターに等身大
の大きさに聴こえ、SNが良い感じで音楽的にとても心地よい気がしました。
音のまとまり感は秀でていると思います。
HIFIな印象というか、破綻が無い。
自分のは、トランスと物量が3段チョークで解像度やレンジは伸びて聴こえ立体的に鳴る
様です。
比べて少しSN落ちているかという感じで傾向は
そのままな音です。
電源を今はスライダックをつけているので3箇所、規定電圧にあわせるまで
ハムが聞こえるのがチョークのそれぞれで電流が変わってゆくためかと思えます。
この辺り、コンデンサーインプットの量とレイアウトも効いて来るので
またカット&トライでやるしかないです。

ついでにビンテージJの電源に自分のチョーク3段を加えると
立体感は出てきますが、なにかバランスが取れてないように感じ
オリジナルのまとまり方を変えない方が音がやさしく、リアルに聴こえれば
良いのだなと思います。
パンチがあるわけではないですが、音のまとまりが美しいというか
何を聴いても落ち着いて聴けます。
この音が欧州系といえばそうかと思いますが、ビンテージの店主はケーブルや
コンデンサーもかなり検討したと言っていたので
間違いないのだと納得しました。

35: あらい :2011/06/12(日) 19:14:25 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp やっと届いた
電源トランスで、AZ-1の整流管電源を仮つくり
組み合わせる回路が完璧でなく
チョークインプットの場合の電圧が規定にでてませんが。
整流管の音は、良い感じします。
セレンのパワー感というかダンピングの効いたようなよさはありますが
整流管は、抜けの良い楽器の響き具合が自然かとおもいます。

電源の影響は出力管より、おおきいと思います。

36: あらい :2011/06/14(火) 00:07:01 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今日整流管仮組ですが、かなり良いと思います。
規定の24Vまで調整
セレンと比べ、こちらの方が音が立体的というかリアルに出てきます。
人の声や楽器の余韻が自然に聴こえ、心地よい。
AZ-1はEZ150 に比べてプリの電源に丁度収まる感じです。
UTCトランスが150vの350mAヒータが5V6A
で余裕があるせいもあると思います。
後はコンデンサーのレイアウトでチョーク3段のモノブロックで電源完成に
します。

37: あらい :2011/06/16(木) 21:45:47 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp AZ-1の真空管3種類を交換して比べてみました。
フィリップスのナスメッシュが一番良いです。
後は、テレフンケンメッシュと、バルボのメッシュでないNOSです。

セレンも、購入したビンテージ○インのと、自分のも比べました。

電圧は、同じ位でAZ-1はスライダックで少し調整していますが
同じ24Vで50mA程度でした。

AZ-1の比べ
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
3)バルボNOS

3)のAZ-1と自分のセレンが似たレベルでした。
○ジョインの電源は、音色の傾向が抜け良く聴こえ心地よいと思います。

ただ、ワイドさと言うのでしょうか、AZ-1の整流管の音色傾向に近い気がしますが
比べると、
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
の方が上に 聴こえます。


抵抗も要らない状態でならせそうです。
100Vで25V位、55mA程度です。

これで、決まりました。

38: あらい :2011/07/02(土) 10:50:05 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp Active-fader後は、ケーシングで完成です。
これが、重い。
パワーアンプ並みの電源20K位以上はあり、欲張りすぎか。

今日朝、他で借りているAMPEXマイクアンプ4CHビンテージ(値段不明
買うとイーべで1000jくらいと思います。
音の傾向が全然違い
USと欧州の違いか、ライブとスタジオの音傾向の違いといいますか。

厚みやボーカルの押し出しの感はAMPEX が特徴ありますが
余韻や情報量の多いさは、フェーダにあります。
温かい音はアンペックスで楽器よりなアナログな音
active-faderは鮮度があがり空気感というか、繊細な音まで表現されるのは
優る。音は硬くないPUREな音ですね

システムによって使い分けるほうが良いのかですが、AMPEXは捨てられない
魅力もあるようです。

39: あらい :2011/07/02(土) 10:58:45 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp どちらをとるかと言われれば

電源で自由に音が変えられる点のあるACTIVE-FADERです。
平滑をどうするかで、かなり音が変わり
全体の鮮度が優るのは、どうしてもそうなると思います。

40: あらい :2011/07/17(日) 15:58:41 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケン電源は、モノブロック正解でした。
シングルでは、負荷のせいもあるのですが音の厚みが違うほうがセパレーション
より出てきます。
音色は変わらずですが。
Vin○ageの電源は、バランスはよく音色も整っていますがダイナミックな
音はきれいに出る音だけでは無いようで
構成での絶対量で、自分のが勝ると思います。
電源の差は、やはりおおきい。
UTC電源&3段チョーク10H250mA 2段と150mAコンデンサーの初段4F&30F30F
特にチョークは銘柄の差は、コイルの巻き方や太さなのでしょう、
好みはソーダーソンで、後ケニヨン。スタン○ーはイマイチな
国産では絶対に得られない音がでます。

41: あらい :2011/08/04(木) 08:22:35 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンフェーダの電源モノがほぼ完成し
改めて、アンペックスのミキサー真空管アンプと比べてみました。
ほぼ互角と聴こえますが、鳴り方の違いがあり
この辺りは、好みが残ります。
USのライブレコーディングと欧州スタジオの差なのでしょうか

アンペックスはなかなか良い音で雰囲気を出します。
程度の良い物が入手しにくいアンペックスですが、借りているものは
かなり良いもので、手入れもしてありました。

情報量は比べれば少なめかなとおもいますが、音楽を心地よく出す
アンペックスは良いと思いました。
ヘッドアンプはプロスタジオで真空管の高価なものも聴いたこと
ありますが、傾向は音圧があってリアルに響いてくれるところだと
思います。
この差は、マイク&アウトプットトランスの影響があるのだとおもいました。
(アンペックス、4マイク2アウトトランス)

42: あらい :2011/08/07(日) 12:34:56 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 昨日、テレフンケン用のモノブロック
片方がおかしくなり、発振
色々チェックして、分からず迷宮入り状態。
最後にダメ押しでわかったのが、フィルムコンデンサーの絶縁不良
中古で持っていて屋根裏にほったらかしていたネットワークのものを使ったのが失敗。
今日は借りたノイマンフェーダと比べる。
どちらが良いでもない感じで、このみでしょう。
基本はactive faderの切れのある情報量な音でどちらでもOKだと思います。

やはり電源での違いで全く変わりました。

43: セスク :2011/08/16(火) 06:46:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ジーメンス手に入れました。これも良いですよ。ボーカルがバッチリ前に出てくるよ。テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

44: セスク :2011/08/16(火) 06:54:58 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ちなみに上の方でバッテリー電源が良いとあったのでやってみましたが。音が痩せてつまらない音でした。バッテリーの種類でも変わるのかな?GSユアサのバッテリーを使ってみました。
現在はセレン電源です。

45: あらい :2011/08/20(土) 23:42:09 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

テレフンケンとノイマンは、比べましたが
レベルは同じで、どちらも電源次第で音が変わります。
シーメンスは多少、派手目にでるけどバランスはテレフンケンが良いと
いう方が居ますが、自分は聴いてません。

整流管、セレン、バッテリーの順で
AZ-1でナスタイプのテレフンケンメッシュが一番良い音がしますね。
フィリップスは大雑把に感じます。

セレンは平面的な、音のダイナミックさは整流管仕様です。
特にモノブロックは、音がかなり自然に鳴ってくれますが、
電源の平滑化でまた音は変わります。

46: あらい :2011/08/20(土) 23:48:59 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp SNの点では、バッテリーも良いですが
音がやせるのは同じ意見で
パナソニックのカーオーデオ用のものがよいそうですが値段が高いので
自作でAC電源を作るほうが調整もできて面白いです。
セレンもシリコンよりはよいですが、半導体的な音なのは、避けられないと思います。

47: セスク :2011/08/21(日) 08:21:25 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様おはようございます。
セレンが音に深みもあってかなり良いと思っていましたが
真空管も良さそうですね。
AZ−1とはどんな整流管ですか?なぜAZ−1を選んだのかお聞かせください。

48: あらい :2011/08/21(日) 09:24:33 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp セクスさん、はじめまして。
AZ-1はテレフンケンです。
カソードの電圧を小タイプのモノで選んだからです。
5AR4なんかよりランクはやはり上です。
比べれば分かりますが、整流管は深みや立体感の表現力は音楽を
心地よく鳴らせます。
是非にお勧めします。

49: あらい :2011/08/21(日) 09:27:27 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンの管は、なかなか良いです。
EZ150でやってみたという人も居ますが、より音がしっかりするようですが
大掛かりになるのが気になります。
自分のは、旧掲示板に写真を載せています。

50: あらい :2011/08/21(日) 09:37:37 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 良いことばかりでなく、ビンテージ中古ペアで集めた
部品で、電源トランスUTCの片側が何故かハムがでて止まりません
叩くと治ったりしますが、
結局、特注で巻いてもらうことにし
ヒータも4V(AZ-1)5V 6.3Vをつけて後々の他の整流管を交換できる様に
注文。
AZ-1は、サイドソケットでソケットがぐらつきやすく注意が必要で
大抵は少し緩んで補修してあったりします。
フィラメントは、Vの字のメッシュが見た目も良いです。
カーボンのAZ-1は、音はイマイチ良くないです。



51: セスク :2011/08/22(月) 09:41:18 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp テレフンケンやバルボなど昔のラジオ用の整流管たくさんあるようなので研究してみたくなりました。
やはりメッシュがかっこいいですね。

52: セスク :2011/08/25(木) 06:54:00 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様
電源トランス特注とは、国産トランスメーカーに注文したのでしょうか?
そのような規格を作ってくれるところはありますか?教えてください。

53: あらい :2011/08/25(木) 07:52:27 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セクスさん
おはようございます。
ノグ○とか、カス○とか特注で巻いてもらえます。
タム○は高いです。
カス○でよく自分はヒータトランスとかやってもらってます。HPで確認してみては。

整流管は、かなり音変わるところだと思います。
出力管より楽しめますね。

54: セスク :2011/08/25(木) 09:49:44 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様ありがとうございます。しかしノグ○とか音はどうですか?UTCが凄すぎるので比べてしまいます。イーべなどで探してみようかと思います。

55: あらい :2011/08/25(木) 12:38:23 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 電源トランスは、まだ安心と思ってますが
仕様も、思うように設定できます。
海外ビンテージは保障は無く、1次が117とかアバウトに下げて考えるしかないです。
アウトプットでは、選びますが、逆にビンテージでf特が狭くなってしまうケース
もありそうですね。イーべはペアででていたりしているので、得な場合も多い
ですが、返品も可能なケースもありますね。
因みに、上で書いたUTCのトランスは配線の接触ミスでトランストラブルは無かった
です。
中には、負荷入れて電圧が出なくなる場合もあります。

56: あらい :2011/08/25(木) 12:41:18 HOST:fwgw.yamaha.co.jp セスクさんのセレンは、是非整流管をやってみる事をお勧めします。
仲間連中もやっぱ、整流管よね!と
同じ意見です。

57: セスク :2011/08/25(木) 18:24:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 整流管やってみたいです。トランスを探さないとダメですね。やはりチョークを入れ
π型フィルターでやるようですかね。チョークインプットが良いかコンデンサーインプットが良いか…楽しみです。

58: あらい :2011/08/25(木) 20:28:46 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1の場合、自分は75V の両波でチョーク3段でやってます。
他の方は、100V前後でやってるようです。
電流は60前後位流れるので3倍くらい電源トランス200mA以上の許容量があるほうが
良いです。
大きすぎても、音が返って雑になるような感じしますので
仮組でトライすると良いです。
チョークも、Ma200以上のでかいのを使ってます。
自分はソーダーソン、ケニヨンが抜けよくすっきりした音がすきです。

コンデンサーはオイルか、フィルム
ケーブルでの音も影響します。これは好みでブレンド程度。

59: あらい :2011/08/26(金) 22:56:08 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp  電源トランス
カス○無線、特注

 1次 0-100V-110V(E)
  2次 75V-0-75V 300mA 
   80V-0-80V    300mA 
     0-4V AC 3A 
     0-5V  AC 3A 
     0-6.3V  AC 3A
容量   138.9VA 
形状   O-BS500型
端子数 15端子 (1端子追加)
オプション 静電シールド(E)

これで特注しました。

これをUTC
Pri: 117vac
Sec: 3-4-5=1000vct 300ma
Sec: 6-7-8=150vct 350ma
Sec: 9-10-11= 5vct 3A
Sec: 12-13-14=5vct 3A
Sec: 15-16-17=6.3Vct
Sec: 18-19-20-21-22=6.3vct (term 20 is ct.) 6A

と比べてみます。

追って報告しますです。

60: セスク :2011/08/27(土) 08:58:54 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 4V 3Aではヒーター電圧が高く出そうですね…。

61: あらい :2011/08/27(土) 11:45:53 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1は、4Vですよ。

ヒータをそれぞれとったのは、他の整流管も試せるようにしました。
電流容量は2Aはあったほうが良いと思います。電流は負荷で60mA
EIコアとUTCはよくわかりませんがその音の差
トランスもプリでも、ある程度熱ロスもあるので、うなりなどハムをケアできる
サイズは必要だと思います。

62: セスク :2011/08/27(土) 19:24:09 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ-1の規格表を見ていたら、4V 1.1A となっていましたから、3Aでは電圧が高く出るのかなと思いました。私はアンプビルダーなので、ついそういうところに目が行ってしまいます。
まあ、ドロップ抵抗でも入れればいいのでしょうが…。
AZ−1手に入りそうです。自分も試してみます。

63: あらい :2011/08/27(土) 19:37:24 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セスクさん
出来上がったら是非、ご感想お願いします。
自分も、もう一組組む予定でいます。
AZ-1は、自分のでテレフンケンナスメッシュがよいです。

64: あらい :2011/08/27(土) 19:40:36 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ところで、スピーカは何をお使いでしょうか。

65: セスク :2011/08/27(土) 20:16:02 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp まあいろいろやりましたが現在は、ビンテージ物のフィリップス8インチです。

66: あらい :2011/08/27(土) 21:13:12 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp 8吋はメンデも前に使ってました。
フィリップス8インチは、聴いてないですが評判のよいユニットですね。
自分は、5吋アルペアと10吋テレフンケンです。

68: セスク :2011/08/31(水) 18:47:04 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp フィリップスにしか無い艶があります。お気に入りです。あと良かったのはRFTのフィールドかな。

69: あらい :2011/08/31(水) 19:11:26 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ビンテージは、艶感があってどうしても他にでないというモノがありますね。

電源は進んおられますか?
自分のは、ケーブルと電圧調整抵抗で聞き比べてます。
ケーブルは突っ込みたくは無いのですが、ハイエンドな抜けの良さなど影響が
でます。

70: あらい :2011/09/01(木) 20:51:26 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp セクスさん
フィリップスのメッシュは、音がおおらかで良い感じもあります。
自分はテレフンケンのナスがすきなのですが(これのSTは、ナスの方が良い)
直熱で他も試してみたいですね。

最近聴いてなかったCDで比べて、このactive-faderで情報量は勝り
自分のシステムも自分なりの進展がありました。
別に欧州であろうが、USであろうが関係ありません。
当時、回路のUS作りの欧州といわれていたのはなるほどと思いました。

次は国産、名前の無いようなカス○とがどれほど違いでるのか確かめます。
単純にトランスを換えるだけで試せるです。
タムラに関しては、セレンでしかみてないですが普通でした(セレンでのはなし)

71: セスク :2011/09/03(土) 07:02:19 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ1試しました。成功です。セレンより音に深みがあるのが確認できました。
電源トランスは余っていた国産を使い、チョークだけはUTCとWEを使いました。
AZ1はテレフンケンメッシュです。SNが悪いとも感じず、音は素晴らしいです。
最終段に可変抵抗を入れ、10V〜26Vまで調整できるようにしました。コンデンサーは様々なオイルコンのみ使いました。
(WE、ジーメンス、等余っていたので…。)こんなんで満足のいく電源になりました。

72: あらい :2011/09/03(土) 09:27:22 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp おはようございます。
よかったですね。
直熱のAZ-1は、自分も良い管だとおもいます。

自分は、今UTCの電源を仮組でカス○のトランスに繋いで聞き比べをやってます。
最終は、また落ち着いて報告しますが
電源トランスで音は変わりました。(仕様は2次 75V-0-75V 300mA とUTCは350mA)

電圧トランスがカス○(24Vで48mA)に対して、UTC (22Vで40mA)まで落ちます。
カス○のトランス極性を換えるとまた定位や音も変わります。
ファーストインプレで言えば
UTCですね。
チョークでも音は結構変わり選びますが、電源トランスも影響ありです。
音が、一見おとなしいようでもSNのよさか静かに余裕がある感じになります。
トーンのボトムエンドでバスドラムも下がってくれるようです。

73: あらい :2011/09/03(土) 09:56:19 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 自分の今まで試したところで言えば。

音に影響あるパーツは

1)電源トランス⇒これは初めに決めたものが足を引っ張りますので大事。
国産、ビンテージでの差もあります。
2)チョーク⇒3段くらい平滑、mAが足りないと音が延びない、SNで音の感じが変わる。
3)配線と線材⇒ばかにできません、ブレンドの音色は大事
4)コンデンサー⇒フィルム、オイルの差、電解の差もありますがあまりこだわらずにやる方が
良い。

74: あらい :2011/09/03(土) 11:47:25 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 国産特注カス○と、UTCの聴き比べ。

カス○は、ダイナミックレンジが広いのか情報量は多い感じにきこえます。
UTCは、比べてナローぎみなのかもしれませんが
比べて、聴きやすさはUTCで

丁度CDとLPの感じに似ているというか
ソース録音は同じでも、やはり延びきらないCDは機械的に出す音で
音楽性を出せないのと、サンプリングの狭さによる不自然さはCDに感じますね。
UTCは、ずっと聴いて飽きない感じします。
カス○はつかれる用におもえ、ボーカルのニアンスや余韻はUTCです。

この辺り、アンペックスのマイクプリに似た傾向がUTCにあると思いました。

国産の、ISOがカス○とにた感じを受けますね。
タムラは前にセレンでしか使える仕様でしかなく、比較はできませんが
国産はだいたい傾向は同じなところもある様に思ってます。
佐久間アンプなど、タムラを使わないと発振すると言うひともいますので
安定度は信頼できるものだと思います。

エージングでまた、仮配線状態なので正確ではないですが傾向はそうだと思っています。
以上です。

75: あらい :2011/09/04(日) 20:31:16 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、行きつけの音楽いろいろ録音までやる喫茶で
フェーダ一式を持ってゆき、丁度あったTRUE-SOINIC3台を鳴らしてみました。
USというより、欧州的な鳴り方は良いSPですが
フルレンジタイプの方が、自分はこのみです。
フェーダ電源は、皆(3人)の意見は、一皮向いた感じでパワーアンプ変えたくらい
変化があって良いと言う意見でした。

アンペックスMx10は、ALTEC409と鳴らすと本等にライブな感があり
パワーアンプがまた、6L6ppのミリタリー1950年
WE直系なアンプでした。
ちょいメンテが必要な歪に敏感なのは古いゲイン高い初段6SL7で構成して
居る為でしょう。
アンペックスのボリュームガリが普段より大きく聴こえる。
よくあるランドセルタイプより大きいくらいのWEやジャンセンアルテックを
鳴らしていた時期でしょう。409とはぴったりと嵌りました。
当時はこうして慰問してライブや映画演出していたものかと思います。
雰囲気があり、決して優秀でもないですが
音楽が楽しく聴こえました。

76: あらい :2011/09/07(水) 00:19:40 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、整流管を手持ち(WE705A)直熱のフィラメント
トリタンを試しに使ってみました。
音太い。熱は送信管ですが
フィラメントが5V/5A、
プレート耐圧30kV(ピーク)、プレート電流は375mA
プレートを500V程度、無負荷で70V 程度がでて
24Vをあわせて使う。

これは、良いような音圧あってAZ-1よりリアルに、はっきりとした音で
鳴るようです。

77: セスク :2011/10/01(土) 16:10:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツにはまだまだ知らない良いものがありそう。テレフンケン、ノイマン、ジーメンス以外でもっといい機器は無いのでしょうかね?

78: あらい :2011/10/02(日) 11:08:32 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp セスクさん
こんにちは。

他に探すしかないものかと思いますが、それを拘るなら
自分のシステムを思うように作る方が大事ではないですかね。
整流管1本でも音はかなり変わりますし、
自分は、そちらのオーデオ趣味の方が悩んで楽しい事に思えますね。

79: あらい :2011/10/02(日) 11:22:47 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp 今日、ノイマンW444のモノラルを組んで、前のテレフンケンW690と比べました。
傾向は違いありますが
ノイマンは、比べて出方が落ち着いた感じになってくれます。
テレフンケンは、解像度があるような前にでる音という印象でした。
細かくはかきませんが、
テレフンケンのSPの感じは同じに、でもフェーダもある様に聴こえます。

どちらもレベルは高く、後は電源のつくりでうまく作ればよいという
感じでした。

80: セスク :2011/10/03(月) 18:14:48 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツものは凄いものが多いですね。SPにしろフェーダーにしろ、アンプにしろ。
テレフンケンのアンプは究極らしいですね。そういう話を聞いています。でもとても高価で買えるようなものでもないですし、聞いたこともありませんが…。
自分は重箱の隅をつつくような趣味は嫌なんで、簡単に作ります。深みにはまると音楽が楽しめなくなってしまうからです。まあそれが楽しくてやっている方はそれでいいと思います。
ただ、人に勧める必要もないですが。

81: あらい :2011/10/03(月) 21:05:54 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp テレフンケンのアンプは究極なのか、自分も聴いたことありません。
高いですね。
スピーカと比べて、何故か高くて買えるお値段ではないです。
音より、独特なデザインが好きですね。

自分は、ブランドで買ってしまうのは反面反発を感じるタイプなので
(これも角でしょうか)
元々、欧州はイソフォンからの安いものから入ってます。
テレフンケンは8吋で聞き比べては、シーメンスの方が気に入りました。
その時は、ザクセンも比べてましたがRFTのフルレンジは聴いていません。

82: あらい :2011/10/03(月) 21:36:33 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp イーべで、会社の(この人はモノラルで聴くという)知り合いが
最近RFTか、ザクセンを入れたと訊いてます。
今度、聴いて見ますのでまたご報告。
自分の周りでは、何故かひねくれた?聴きかたをやってる人が増えてきた。

83: セスク :2011/10/04(火) 05:30:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp RFTのフィールドは布のダンパーが多いですが、アルニコの蝶ダンパーを見たことがあります。
当然ながら蝶ダンパーの方が音が良さそうなんですが、なぜフィールド型は布のダンパーが多いのか興味が湧いています。
RFTは布のダンパーでも音に深みがあり良いです。
テレフンケンなどはセンター紙ダンパーや蝶ダンパー、ザクセンは蝶ダンパーですね。

84: あらい :2011/10/04(火) 07:33:37 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp フィールドスピーカで書き込みすべきかもと思いますが、
以前書いたものです。(この方は、フィールドを色々経験した人)
ダンパーの差は自分にはよくわかりません。比べるほど数を聞き込んでない為

テレフンケン(またはジーメンス)の音の深みや厚みは、コーン紙が影響している
ようです。
1931〜38年は、厚く柔らかく、木目の荒いコーン紙。
1938〜42年は、少し薄く硬く、木目の荒いコーン紙。
1940〜49年は、少し薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
1950年以降は、薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
「コーン紙がパンパンに張っている」「コーン紙が硬い」「コーン紙が薄い」こ
とが良いコーン紙の定説になっています。
私自身もかつてはそう信じていました。
ところが、古いスピーカーをたくさん聴き、色々なフィールド電源を制作してみ
ると、全く逆であることが分かりました。
えー、逆って、アメリカン・スピーカーのコーン紙みたいだとイメージされてし
まいますが、コーン紙の粘りが全く違います。
30年代初期のコーン紙の音がやはり優れています。
音の明確さや静かさでは30年代後半が優れていますが、音楽性では30年代初期に
は敵いません。
1939年製の30センチを購入された方から、「音は良いんだけど、何かが足らな
い。トゥイーターを足したり20センチを足したりしてみたんだけど、なんか
シックリ来ない」という連絡がありました。
この方は、購入時にお友達と一緒に1ペアずつを購入し、39年製ペアと36年製ペ
アを購入しました。
購入する時に、「少し安い36年製の方が良いですよ」と話しているのですが、音
を聴き比べて39年製にしました。
39年製はハイファイで音が明確で静かですが、音の深みや厚みが38年以前と比べ
足りません。
私も友人も当初は39年製が最も優れていると思っていましたが、聴き込んでいく
内に38年以前のスピーカーが良いと感じるようになりました。
これを感じるようになると、音の薄さが突出して気になりだし、39年以降のス
ピーカーに興味が持てなくなりました。

85: セスク :2011/10/04(火) 10:07:02 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp テレフンケンの種類については聞いたことがあります。テレフンケンはなぜそのようなタイプの変更をしたのでしょうかね?
集める身になればとても迷うし、何が良いか自分の装置で聞いてみないとまったく眉唾でわからない世界ですね。
結局いろいろ集めて検証するとかしないとならないわけで、お金かかりますね。

86: あらい :2011/10/04(火) 13:47:35 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 聞きかじりですが。
理由はラジオです。

1930年代のテレフンケンでは、1年間に約100種類のラジオが生産されていました。
ジーメンスも30種類、AEGも10種類、のラジオを生産していて、スピーカーはテレフンケンから提供されていました。
そうすると、テレフンケンは、1年の間に100種類以上のスピーカーを生産していたことになります。
スピーカーのレベルの絶頂期である1932年〜1940年の間に、テレフンケンは1000種類以上のスピーカーを生産していました。
1つのラジオには1つのスピーカーしか入っていません。
しかも、同じ型番のラジオに、何種類ものスピーカーが設置されていることもあります。
型番は同じスピーカーでもフレームやマグネットカバーの形、あるいはコーン紙が異なるケースがたくさんあります。
1つ1つのスピーカーを丹誠込めてそれぞれの一流技術者が手作業で製造していたのですから、
当たり前のことかもしれません。

それで、ペアを組むのはかなりの数を持っていなければ出来ない事のようです。

87: セスク :2011/10/08(土) 15:36:20 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ところでテレフンケンなどビンテージのフィールドタイプは、平面バッフルが一番マッチするのでしょうか?
バッフルやエンクロージャーでも音が相当変わりそうです。当方RFTは平面バッフルに取り付けています。
低域も不足なく出ているように感じますし、質も良いと思います。

88: あらい :2011/11/12(土) 22:32:28 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケンW690モノは、自分は気に入って使ってます。
他にノイマンW444Aモノ(これもビンテージ)
このオリジナルの音は、結構違いあり。

ノイマンは低域よりなバランス感でHIFIなオーデオ的?な音で
テレフンケンは比べてリアルさな解像度を重視したつくりです。
好みはあると思いますが。
電源の作りこみでも変わりますが。
やはり、整流管仕様が好みです。
ノイマンは、トラブルでアンプ壊れてしまい、MTさんにお願いして
丁度スペースがある箇所に、ディスクリートでアンプを作って貰いました。
音は、解像度があがって、まるでテレフンケンなような音になり
満足、自分としてはですが
有難うございました。

89: あらい :2011/11/26(土) 08:02:13 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケン13cmフルレンジ、レアー物が手に入りました。
10吋励磁と合わせて
今まで使っていたジーメンス11nより解像度がよく、能率、パワーもあり
これに交換
11nは、ビンテージな可憐な音で気に入ってますが
(これしか出ない、ボーカルの余韻がだせる)
この13cmで密度といい、はまってしまいます。
ペア5万ほどしますが、後悔なし。
飽きればフルレンジで使えるし、暫く様子見。
11nは逆に、フルレンジ5吋スピーカで聴いてみることに。

90: あらい :2011/11/26(土) 08:04:38 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp //www.german-vintage-loudspeakers.com/navid.283/telefunken-ela-5-5-1270-full-range-driver-13-cm.htm

91: あらい :2011/12/04(日) 10:10:17 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 最近手に入れた、シーメンス励磁13cmツイータ。
これでまとめることにしました。
今年は、励磁で全て揃えるような格好になりました。

励磁のスピーカは、電源いのちなところがあり自分は楽しんでいます。
パーマネントは、ユニットを合わせて組み上げる楽しみですが
励磁は、電源やアンプと合わせて作ってゆく楽しみが増えます。
基本は整流管でどれを使うかによりますが、これも面白いです。

92: あらい :2011/12/04(日) 10:22:52 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 励磁スピーカの特徴は、音の立ち上がりや下がりが早く
励磁ツイータも同じ特徴で鳴ってくれ
鮮度がよく、奥行きも出てくるスピーカら鳴っている感がしないような
鳴り方になり、
電源の違いは、合わせて音色にも影響があるようです。
ユニットの違いもありますが、それ以上にその調整の方が違いが大きいと
思います。
ジャンルは問わず、何でもロックでもクラシック、演歌でも同じに聴ける
ように楽しめ音楽が聴けるシステムの方向には適したものだと思ってます。

93: あらい :2012/05/16(水) 23:32:37 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp ソロソロ、自分の電源が入れ替えあったので
TFKのフェーダ電源を作らなければならなくなりました。
メインのTFKは、水銀球の872を使用。

リビング5インチサイズに705Aを持ってきたため

使い慣れたAZ-1TFKを使い、USのチョーク電源&トランスパーツ類。
次に作るのは、前よりは小型にして3段のチョークでつくります。

その後は、励磁ツイータの電源も同じくらいの電圧なので流用可能。
スピーカに合わせて、電源を作ってゆきます。

94: あらい :2012/05/16(水) 23:45:17 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp AZ-1
TFK,PHILIPS,TRD,VALVOと使ってみて
何故かTFKのナス吊メッシュになってしまい
それでも電源はUSものという。
フェーダもノイマンよりTFKが好みに合って、そうなったといいますか。?
まあ関係ないか。

95: あらい :2012/05/18(金) 22:23:32 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp 改造して貰った、ノイマンのフェーダを
リビングのアンペックスと交換して聴いてみる(久しぶり)
DACとの愛称はインピーダンスがあってるようで、解像度は確かに良い感じ
これは電源をセレンから整流管にすればよさそうな感じだな。
解像度は、オペアンプでも勝るのは確か。。
こう、、聴いているとなにか疲れてくるのがなければ完璧かと。
やっぱりデジタルアンプ的だけど、電源とおもう。

96: あらい :2012/05/18(金) 22:37:45 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp やっぱり、アンペックスがよい。
人の声が抑揚でるし、メリハリも感じて人の声とわかりましたです。

97: あらい :2012/07/01(日) 20:44:41 HOST:p154.net112139153.tokai.or.jp フェーダTFKの電源
電源トランスから平滑回路を新規で作る。
サイズを小さくコンパクトにと考えても、平滑部のコンデンサーの容量
を削ると駄目で
チョークインプットをベースにして、仮組状態で聞き比べて決める。
電源の差は、音に影響してやはり大きく変わる。
これがコンデンサーインプットにすると整流管の寿命が縮まる以上に
音がつまらなくなる。
AZ−1 の個体差がこんなに違うかと思いますが、吊りのヒータ構造と
カーボンの違いは全く違う音で
AZ−1は古典球のよさがでるものでそれを生かすように作ってます。
24Vに合せて、できるだけ抵抗調整を避けて電圧を調整というのが
正解な様ですね。
アナログの魅力は、どうしても聞き込みながらと言うのが基本で現れてくる
のが面白いです。
同じにDACの電源を、アンプ(差動回路)で組むのと、半導体でやるものは
元の音声信号の情報を真空管だとロスしてしまうけど
半導体にないバランスで鳴ってくれるのはそのメリットなのかと思います。
同じにバッテリーでやってもその違いは出てきますが、
このあたりデジタルも基本がアナログで構成されると、思いました。
ハイレゾでいくらやっても、勝る16bitの録音もありますので
DACは情報量をまずは、ちゃんと出せるかが一線の違いだと思いますが
基本的なアナログがしっかりしてないと、薄いつまらない音で終わってしまいます。

98: あらい :2012/10/25(木) 22:51:45 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp そろそろ。
メインのTFKの電源を計画してゆきます。
WEトランスがどれほど励磁電源で威力出せるかですね。

99: D7 :2012/10/25(木) 23:50:14 HOST:PPPa814.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
WEのトランス届きました。
また、別途ebayで入れたKENYONのチョークと軍用ヒータートランスが到着しました。
結構重いので、ヘルスメーターで測ってみると既に12s!
あとチョーク4個、オイルコン6個、ローゼン2個入る予定です。
3段チョークでやりたいと思っていたので、やはり整流部分は一つでも、平滑部分は
L・Rを独立でやらないと、ぎっくり腰(この間やりました・・・)になりそうです。
370V・1.12Aという弩級トランス、使いきれるか自信が無いですが、期待できそうですね。
このような凄いものを送っていただき、感謝・感謝です。

100: あらい :2012/10/26(金) 07:41:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

それだけ揃えば、楽しみですね。
モノだしきっとすごいのができると思います。
出来れば終段の抵抗なしでゆけるといいですが。
分割はかならずやりましょう。30Kにはなります。




101: あらい :2012/10/30(火) 07:28:14 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

WEのチョーク(前に手持ちで軍用の測定器からひっぱりだしたもの)
チョークで、小励磁電源につけてみるとmAが小さく合いませんでした。
これをえらばないと、音が発揮できなくなりますね。
100mA以上ある軍用などが良いです。
計画のは、ツイータの24V励磁電源なので
今回のWEトランスは、2A3で使うかもしれません。

102: D7 :2012/11/01(木) 00:50:22 HOST:PPPa77.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WEのトランスを2A3で使うと豪華仕様になりますね。
自分の2A3はシャーシが小さ目なので、WEを使うとシャーシ交換載せ換えが必要です。
これは大手術になるので、WEトランスは初志貫徹でモノ×2の電源で行く予定です。
まだ手頃なチョークを捜し中で、完成は年内は難しいかな〜。。。

103: あらい :2012/11/01(木) 18:12:55 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp WEは、電源が良いです。
フィールド電源は直に音に効いてきますが、絶対的に違いが出るのは
トランスやチョークが大きいと思います。
コンデンサーは後でなんとかなりますから、交換や増しもできるから。
UTCの1KVAのトランスを使いその差は、特にリアルな低音にでて来ました。
比べないでもわかると思いますね。

104: あらい :2012/11/03(土) 20:54:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアに、いってきました。
SonusFaberを聴いて、なかなかなもんだと思います。
弦楽器がすばらしい。こういう厚みが出せるスピーカはパーマネントで
もモダンななかでは珍しいとおもいます。

JBLのD5000とか、その最近出ているフロアータイプJBL Project K2 S9800SE
はどう聞いてもインパクトがなく音がつまらないですね。
accuのアンプが良く使われていたけど、イマイチなんかフラットに伸びているだけ
で新鮮味無し。
QUADの新い静電スピーカ
ESL2805/ESL2905はあれはダメだとおもいます。
えらくひずんでwaltsu for debeuがクリップしていたが?なんで、こんなんけ?
というもの

説明員は、それがわかって、「CDが悪いとか?」うそつくな
静電は正直に音が出るので、ひずみまで再現しすぎる??とか
、「置き場所によって
システムの音は変わるものと考えてください?」
でたらめな説明には、閉口。直ぐに出る。

105: あらい :2012/11/03(土) 21:08:25 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその2

FOCALがやはりおいてあり、
かたつむりB&WのようなVIVID G2G3これは、なかなかです。
ただ、DEVIALETは、IFAショーで感じた音の傾向がデジタルDクラス
にあるようで、自分はDEVIALETはモニターとしてはすごいとは思いますが
あまり音楽が楽しめない感じに思えますね。

あとトピックスでは、DYNAUDIO Xeo2Gのワイヤレススピーカシステム
DACがESSのポーランド製とか、SONOS的なシステムでトラブルは少なく
LINAXサーバで直で鳴らしていた。
15万ほどのスピーカ&トランスミッターだが、結構まともに聴こえて
下手なハイレゾ抱くむ音よりよさそう。ESS DACが決めてな感じですね。
LINNもまけそう、コスト神話から比べて。

106: あらい :2012/11/03(土) 21:54:15 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその3

アヴァンギャルド聴いていて疲れてくる。低音がパワードのせいか
なにか低音がしっくりこない、○ホーンで組んでいても。
某JAZZ喫茶と同じ。
フォステは、国産の中で優秀だとおもいますが音は平明的な感じがしますね
アンプのせいかACCUもありだけど、
国産アイシンは、そんなもんな感じ
TRIADの845シングルは、ナローだけどスペンドールにあった雰囲気で交換は
持てました。ショーで聴く感じでなく家庭的な音。
NAGRA300&CDPシステムは、値段では当然な感じ、少し詰まったような感もありますが
おおらかさほしいかな。。

この手の高級オーデオの特徴は、中高の音で特に弦楽器やヴォーカルを聴いたときに
わかりますね。音像がしっかりリアルに出るかどうかの差と思いますが。
半導体アンプでもこのクラスでは真空管にないレンジの広さをうまく出せれば
文句は無いです。
DSDはこのクラスだと結構良い感じで、響き具合がソースから出てくる方が良い
と思います、スピーカでそれを出すとぼろ出るかも。。所謂つくった低音なのか。

107: D7 :2012/11/04(日) 21:14:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん

108: D7 :2012/11/04(日) 21:33:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん
↑すみません。書き込み前に「書き込む」を押してしまいました。

インターナショナルオーディオフェアで、WALTZ FOR DEBBYがクリップするSPなんてダメですね。
FOCALは、例の励磁ウーハーのものですね。
最近youtubeでも説明つきで出ていますね。
youtubeの映像では、例の小さな電源と壁掛けのデジタルアンプ?の様なものが
写りますが、実際の鳴り方は、モニター的とのことで少し残念な感じも(買えませんが・・・)
また、TRIADの845シングルがまずまずだったようですが、845は高音に癖があるそうですが
これはうまく鳴っていましたでしょうか。

109: あらい :2012/11/04(日) 22:07:49 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
WALTZ FOR DEBBYはそれでは、地下鉄の音が聞こえるかというと聴こえてなかった
ですから、低音と解像度が良いわけではないと思いました。
あのCDは、元がひずんでいるかはすぐわかるしピアノがあんなにひずんでいるはずない
と思って首かしげましたね。
説明する人も途中からボリューム下げたりしていたので、トラブルだと思いますが。
DEVIALETは、FOCALでは鳴らさずに音出してましたが音の感じがDクラスデジタルの
音を持っているようです。小さい電源というのは、リモコンの事だと思いますが
DEVIALETはDACのついたプリメインデジタルアンプのようです。
TRIADの845は聞いた感じ結構帯域は狭く、敢えてなのか。
ドライブが2A3みたいですね。
直熱2A3の音がかなり聴いていると思いますが、845は増幅している感じで
ドライブ管でかなり音は変わります。値段が高いです。
自分の持っていたのが、ハットオーデオppの845でモノラル×2でオークション11万位でした。
オケはこれくらいパワーあると余裕はあります。

110: D7 :2012/11/07(水) 23:24:43 HOST:PPPa755.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」が気になっていて、今日改めて聴いてみました。
2トラック目のWALTZ FOR DEBBY(take2)の6分53秒から終わりまで
拍手のバックにゴーという音が確かに聴こえますね。
(A12・小励磁・バックロード共に確認)
ビルエバンス大好きで良く聴いていてこの暗騒音は分かっていましたが、
録音機器のノイズかと思っていましたが、地下鉄の音とは知りませんでした。
その他の曲にも、地下鉄と思われる暗騒音のような音が入っていました。
なるほどこれは発見でした。
録音が1961年6月25日とありますが、そのころも結構頻繁に地下鉄が
走っていたことが分かりますね。
そういえば、自分の小励磁は1961年製造のようです。
同じ年に製造されたSPで、当時の卓越した演奏とたまたま走っていた
地下鉄の音を聴くのも洒落ています。

111: あらい :2012/11/08(木) 07:09:40 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
おはようございます。
ビルエバンスの地下鉄の音は、制作ソフトにリッピングして波形で
確かめましたが、片側にかなり低い音で入ってます。
解像度の良いシステムでないと聴こえません。
普通だと聴こえないと思いますが、
これが小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀だとおもいます。
国内版のもので、CDのみだと思いますが海外版は持ってませんが
ノイズをとってるようです。

112: ディラン :2012/11/08(木) 21:54:57 HOST:FL1-118-110-163-45.kyt.mesh.ad.jp WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」
今のA5では聴こえません。以前聴こえていた事が有りましたがどのソフトかシステムか覚えが
有りません。聴こえなくても宜しいでえーす。

113: 権○衛 :2012/11/08(木) 23:10:09 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
流石のお言葉、エライ!

因みに>たまたま走っていた地下鉄の音
たまたまではあーりません、定期的(時刻表で)に走っておりますでつ。

114: あらい :2012/11/08(木) 23:30:23 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp ディランさん
こんばんは。

音的に聴こえる解像度の事を言っているまでです。
別にそれが良いとはいってませんよ。
CDの国内版だけですが
かなり低い、音で普通際限ができないシステムが多くA5でもそうなのでしょう。

115: あらい :2012/11/08(木) 23:34:05 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 普通際限→再現。
ナローで音楽性のあるもので聴こえなくとも良いものはいっぱいありますね。

116: あらい :2012/11/08(木) 23:43:51 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 因みに、でようがない低音で
5吋のアルペア5のスピーカで聴こえたことがありましたが

833Aを放送設備等に使われた3極直熱真空管で3000V350W級で
それが聞こえたことはありました。

117: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:06:16 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ゴホン ゴホン♪
>音てきに聴こえる解像度の事を言っているまで・・・それが良いとは・・・

>小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀(良い?)だとおもいます。

矛盾でつね。些細な事でつが?ハイ。

雰囲気で聴くか、解像度で聴くか、スタンスの違いでつね。多分!?

どちらもOK牧場。♪(*^_^* 

両方ホスイ・・・わかります。 オデオ道楽「永遠の課題」でつね!? 多分。

118: あらい :2012/11/09(金) 00:11:18 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 、音的に優秀!!

じが読めませんか。

119: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:21:59 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ハイ ハイ

優秀の反対語は如何に???

キリッ!

日本語は奥が深い!でつ。ハイ!ハイ!!ハイ!!!でちゅ。

オデオも同じかも???  多分!? キリッ♪(*^_^*

120: あらい :2012/11/09(金) 00:26:19 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 酒を飲んで、勢いで自分におごる人もいれば
飲んでも、他人に迷惑はかけない
大人な方もいれば。。。笑

本性なのかわけのわからない、言葉を発する人は迷惑ですね。

121: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:27:32 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね!? キリッ(おまけ)

122: くろねき :2012/11/09(金) 04:13:17 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆あらいさん☆

いわゆる「サゲ投稿」(E-mailの欄にsageと入れる。
ちなみに私は基本サゲ投稿ですが、このレスも参照)にして、
このスレを11番目以降に沈めれば、この手のトラブルは回避できるかと。
書き込みと閲覧にひと手間かかるようになるのがちょっと厄介ですが・・・。

123: たそがれ :2012/11/09(金) 07:15:12 HOST:FL1-133-205-110-190.myg.mesh.ad.jp 基本的に1人、2人で投稿しているスレの場合サゲ進行が良いようです。
大勢の人が投稿して賑わっているところのトップに頻繁に出て来るので
目につくのです。11番目以降に沈めてからそこをブラウザのお気に入りに
登録すればあらいさんが頻繁に書き込んでいる3つのスレは簡単に呼び出せ
ます。お気にいりに登録しないと数百の中から探すのが大変になります。

124: あらい :2012/11/09(金) 07:35:08 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp くろねきさん
たそがれさん

ご忠告ありがとうございます。

次回のフィールド、1000オーバーからサゲ投稿にします。
実は、サイトで書いてもか若干で限られているものなのでいっその事
止めようかと考えていましたが
知り合いにも投函せずに、見ている人もいますし
フィールドのレスは特殊なオーデオかとおもいます。
いらぬトラブルは、ほかの方にも迷惑になるものですので観たい人のみ
限ればよいと自分も思います。

125: くろねき :2012/11/09(金) 16:57:28 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp >1000オーバーから・・・
いや、今からやってください、たった今から!次のレスから!
1スレにつきキャパ1000レスですよ、お忘れなく。

126: あらい :2012/11/09(金) 19:18:24 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp そこまで、強要されるのでしたら止めましょう
くろねきさん
PC、ネットワークオーデオも精通できるかたも限られるようですね。
D7さん、フィールドはホームページでやりましょう。

127: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:33:48 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね♪(*^_^*

128: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:36:33 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 追伸

「オーディオ懐古録」でつ。♪(*^_^*

129: D7 :2012/11/09(金) 21:18:14 HOST:PPPa3292.e11.eacc.dti.ne.jp みなさん、こんばんは。
先ほど出張から戻ってきて、懐古録を見てびっくりしました。
自分の投稿で不快な思いをされた方がいらっしゃいますので、
その点はお詫びします。

あらいさん
フィールドと言う面白い世界を味わう良いスレッドだと思っています。
少なくとも自分はこのスレが無かったら、新たな感動を得ることも無かったでしょう。
しかし、自分の投稿によりあらいさんにご迷惑をおかけしました。
思慮が足りず申し訳ありません。
重ねてお詫びします。

130: あらい :2012/11/10(土) 10:15:55 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
メールで送りましたが、とんでもないことです。
D7さんには全く非のない事です。
こちらこそ、ご迷惑をかけてしまいましたことをお詫びいたします。

どうか実になるオーデオを、お互い楽しみましょう。

133: 薬漬け :2012/11/29(木) 15:26:19 HOST:proxybg058.docomo.ne.jp カキコするタイミングを逸してましたが、そういえばテレフンケンのV69aアンプって、
どんな音がするんでしょうね?
(あの五味康祐氏もわざわざ聴きに渡欧しながら遂に聴けなかった代物のようですが。)

134: SAT-IN :2012/12/01(土) 01:14:07 HOST:s1408059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >渡欧しながら遂に聴けなかった
そのくだりは彼の国なら、さもありなんと思える内容ですね。
日本でも周辺機器・材料になると似たような対応も有りそうです。

135: RW-2 :2012/12/01(土) 04:07:23 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp V69aは前段に銀タンのような形のチャージバッテリー使ってませんでしたっけ?記憶違いかな。

136: SAT-IN :2012/12/01(土) 04:44:40 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ニッカドのような電池が有りました。MJのバックナンバーに記事あり。

137: SAT-IN :2012/12/01(土) 05:54:13 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑NEUMANN-WV2aだったかも知れない。

138: SAT-IN :2012/12/01(土) 12:28:57 HOST:s801119.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp やはりノイマンのWV2aでした、MJ1995年9月号に載っています。
初段EF804Sの自己バイアス用にノイマン印のニッカド電池が使われていました。
小生の記憶に有ったのがこれです。
V69aは確認出来ていません。

139: RW-2 :2012/12/01(土) 12:37:39 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp あ、ノイマンでしたか。戯言失礼。補足感謝です!

140: SAT-IN :2012/12/01(土) 16:08:11 HOST:s803211.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ノイマンと言ってもカッティングシステムに付随するEMT用イコライザーアンプで
実質Telefunken ですね。
V54、V87とか同じ系統ですが良く解りません。
この辺の機種になると解ったところで縁が無い訳でして・・・

ただその素っ気ない外観と内部構成にゲルマンの美を感じます。

141: エンリケ :2013/01/07(月) 09:03:22 HOST:FL1-125-198-154-192.szo.mesh.ad.jp telefunken W691というフェーダーを手に入れました。
これをプリにして使います。
正直言って・・・高級プリもこれには凌駕されるすばらしい音です。
これ使うともはや高いプリは要らないですね。
この手のアクティブフェーダーを使っている方いますか?
意見を聞きたいです。

142: ハーゲン :2013/01/08(火) 22:04:58 HOST:110.77.233.58 >エンリケさん
テレフンケンのフェーダーですか!素晴らしいものですね。私もノイマンとテレフンケンのアクティブフェーダーを聴き比べたことがありますが、ずいぶん音が違って驚きました。(テレフンケンのほうが好み)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/

9. 中川隆[-9709] koaQ7Jey 2019年6月10日 12:54:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2748] 報告

新しいスピーカーボックス 真空管アンプ「カトレア」 2010年12月14日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50


ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックスの制作に掛かりました 20Cmから25Cmの口径が使用でき フィールド型のユニットもおもしろいと思います


この形です

内部は響きの良い米松合板で 仕上げはウォールナット仕上げで作り上げます
まずは ホーンの本体を作り 米松板でボックス本体を作ります

本体の二枚目板

響きを考え 仮止めのねじは接着剤が乾いたらすべて取ります

こんな仕上がり

ウォールナット材で内側を仕上げる
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50

10. 中川隆[-9683] koaQ7Jey 2019年6月11日 01:54:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2776] 報告
6: あらい :2011/04/03(日) 09:15:57 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp
新しいスピーカーボックス 真空管アンプ「カトレア」
ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックス
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50


ペンションすももの木にあった、ボックス入りのテレフンケン8吋合わせて
5インチツイータは、聴かせて貰ったですが良い音でした。

他にはVITAVOXがありスケール感はありますが
テレフンケン8吋はダイニングの20畳ほどでも十分に鳴っていました。

このボックスは手間かかるとのことでスピーカ込み30万ペアしますが
知り合いの方が聞いて後からすぐ買ったようです。

今はメンデ8吋フィールドが、抜群に良いとメール来ました。
元はラジオでも化けるみたいですね。


7: あらい :2011/04/03(日) 09:23:31 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp

因みに、ペンションすももの木のオーナはアンプカトレアをやって
売る事もしてますが
ここは、スピーカユニットや、真空管のストックがすごいです。

大抵のものとレアなフィールドツイータも見せてもらい、今度はオールフィールド
システムを作るらしいです。

ビクターの試作品30cmユニットが3ペアと言うのもありました。
サウンドパーツさんと知り合いみたいです。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/

11. 中川隆[-9553] koaQ7Jey 2019年6月17日 09:11:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2925] 報告
オーディオ・レコード めろでぃや
http://www.melodiya.audio/
http://www.melodiya.audio/information/

オーディオ めろでぃや
http://www.melodiya.audio/audio/

めろでぃや・楽鳴舎 レコード・コンサート - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%A5%BD%E9%B3%B4%E8%88%8E+

〒323-0025 栃木県 小山市 城山町3-6-5
TEL 0285-22-5200

営業時間 AM10:00〜PM7:00
定休日 日曜日、祝祭日


地図
https://www.google.com/maps?ll=36.314761,139.805375&z=18&t=m&hl=ja&gl=JP&mapclient=embed&q=%E3%80%92323-0025+%E6%A0%83%E6%9C%A8%E7%9C%8C%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E5%B8%82%E5%9F%8E%E5%B1%B1%E7%94%BA%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%96%E2%88%92%EF%BC%95






▲△▽▼

めろでぃや・オリジナル RFT
めろでぃや・オリジナルスピーカー、今回は旧東ドイツRFT社のユニットを使ったシステムです。

2way
20cm フルレンジ L2153 PBK 4VA 6Ω
6cmツイーター LP554-6 1.5VA 6Ω

6db/Oct、コンデンサーによるローカット

寸法 幅25x奥行き25x高さ63センチ

今回も日光市の山越木工房さんにエンクロージャーを製作していただきました。

山越木工房さんの成形合板の技術をいかしたエンクロージャー。
随所に桜材を使い家具としても美しい仕上がりです。
もちろん音色もとても澄んだ美しい感じがします。

価格はお問い合わせ下さい。
http://www.melodiya.audio/audio/detail.php?n=0041

めろでぃや・オリジナル KSP130K

スピーカーユニットは旧東ドイツ、PGH Elektrotechnik Meissen, KSP130K 5VA, 5Ω。

モニタースピーカーとして使われていたようです。
箱の容量はほぼオリジナルを踏襲しています。

密閉型、山越木工房さんの成形合板の技術をいかしたエンクロージャー。
随所に桜材を使い家具としても美しいです。

寸法 63x19x25センチ

音色については東ドイツ特有の音!としか言いようが無いのです。西ドイツとも違う柔らかさがあります。5Ωの真空管アンプが無いので米crownの業務用アンプで鳴らしていますが、じつに清らかな音です。

スピーカーユニットは売り切れです。次回入荷までお待ち下さい。
http://www.melodiya.audio/audio/detail.php?n=0040

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シーメンス siemens
2wayオリジナルボックス仕様
 シーメンスの20センチフルレンジスピーカーに同じくシーメンスのツイーターを追加しました。

siemens/klangfilm に20センチフルレンジを2発使ったシステムがありますが、これにツイーターを追加して、広帯域化を図りました。

写真はデモ用ですのでツイーターも2発ですが、家庭で使うには1発でも良いかと思います。

 できあがるまで時間がかかってしまいましたが、予想通りの音色となりました。ツイーターを追加したおかげで低域は余裕が出てふくよかになり、きれいな高域が出ます。ネットワークは単純な6db/oct型を採用。コンデンサー1個で低域を減衰していますので、伸びやかな音色が楽しめます。

 店頭では出力7ワットほどのシーメンスの可搬型映写機用アンプで鳴らしています。

使用ユニット 6Ruf lsp 22Cx2, tweeter 6Ruf lsp 28x2


合成インピーダンス 8オーム
9ミリ厚のMDFにビニールレザー張り、正面はスウェード調の人造皮革張り。
寸法 幅428x高さ545x奥行き393ミリ

売り切れ
http://www.melodiya.audio/audio/detail.php?n=0037

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めろでぃや謹製

スピーカーボックス/エンクロージャー できあがりました

シーメンスの14g や KL-L307 など、ユニットに取り付けのためのねじ穴がないスピーカーを箱に固定するための方法をいろいろと考えていました。本来はバッフル板には金具で押さえつけています。この方法でも問題は無いのですが、へそ曲がりの私は他ではやっていないことを試してみたかったのです。

バッフル板にユニットを直接取り付けない。
ユニットのフレームをネジ等で固定しない。
バッフル板とスピーカーのユニットの前面をつらいちにする。
これらの条件を満たしています。意図するところは「響き」を大切にしたいということです。

ユニットを箱に固定すると、箱自体の響きが音に大きく影響します。この影響を極力排除したかったのです。
また、発音体であるユニットと共鳴体(振動体)である箱の関係に注目しました。弦楽器をみると発音体である弦の振動は「駒」を伝わり、表板に伝わり、さらに「魂柱」が駒から伝えられた弦の振動を裏板に伝える。「共鳴」が豊かな弦楽器の音色を作ってくれるのです。つまり、発音体を共鳴体に固定する必要はないのではないかと。

ユニットをバッフルに固定していないのでユニット自体の振動は箱には直接伝わりません。よって、低域の量感は不足しますが、音の濁りを少なくできたと思っています。そもそも20センチから25センチクラスのフルレンジスピーカーに豊かな低音を望むのも無理な話だと思っています。板の厚さをなるべく薄くした(15ミリ)のも箱自体を鳴らすよう心がけたためです。このため、板の材質による固有の音が性格となって現れてくるようです。

「楽鳴舎」さんの店頭ではsiemens coaxial シーメンス、25センチ、コアキシャル アルニコユニット搭載型を聞くことができます。「楽鳴舎」さんにある箱はカバ合板仕様のものです。http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/2013/05/post-d226.html

使用する材はカバ合板またはブナ合板。ウレタン塗装です。
色も選ぶこともできます。
20センチ用と25センチ用の2サイズをご用意しています。
お手持ちの14g等にもセットできます。

写真は20センチ用、ブナ合板、クリア塗装です。上部に意匠を施しました。
寸法 幅295ミリx奥行き230ミリx高さ480ミリ
板厚 15ミリ
背面解放型

製作期間 2〜3ヶ月 価格は製作台数によりますのでお問い合わせ下さい。
製作にあたって1台づつ現物合わせをしますのでお手持ちのユニットを送っていただくようになります。
http://www.melodiya.audio/audio/detail.php?n=0017

めろでぃや謹製

スピーカーボックス/エンクロージャー

siemens/klangfilm KL-L307などフレームに取り付けねじ穴の無いユニット用のスピーカーボックス/エンクロージャーです。先にご紹介した14g用と同じ考えによる設計です。

寸法 幅410ミリx奥行き275ミリx高さ530ミリ
ブナ合板 板厚15ミリ カバ合板仕様もあります。
ウレタン塗装 上部に意匠を施しました。
背面解放型


納期 2〜3ヶ月
価格は製作台数等により変わりますのでお問い合わせ下さい。
http://www.melodiya.audio/audio/detail.php?n=0019

12. 中川隆[-9552] koaQ7Jey 2019年6月17日 09:13:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2926] 報告
楽鳴舎 RAKUMEISCHA
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スピーカー
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アンプ
https://www.rakumeischa.com/アンプ/

〒164-0013 東京都中野区弥生町1-16-6

Tel:03-6300-5338


営業日時 土曜日13時〜19時頃

     日曜日13時〜18時頃

営業日は毎土曜・日曜そして3連休となる金曜祝日または月曜祝日も営業します。臨時休業は其の都度表示しますので、ご来店の節はご一報ください。


アクセス
  大江戸線 西新宿五丁目駅 徒歩6分
  丸ノ内線 中野新橋駅 徒歩8分
  京王線 初台駅 徒歩25分
  JR新宿駅 徒歩25分

地図
https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%81%E3%80%92164-0013+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%8C%BA%E5%BC%A5%E7%94%9F%E7%94%BA%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%EF%BC%96/@35.689864,139.680118,16z/data=!4m5!3m4!1s0x6018f2d83a61e469:0x67336c8a83e92645!8m2!3d35.6898689!4d139.6802103?hl=ja


13. 中川隆[-9470] koaQ7Jey 2019年6月19日 14:26:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3008] 報告

ドイツ製ヴィンテージ・オーディオ販売 クラング・クンスト KLANG-KUNST
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/479.html

クラング・クンスト 音響レンズ
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10137&i=10206

テレフンケン L6 やクラングフィルム KL-L307 といった、口径からは想像できないような再生能力があるものの、やや硬質な音のフルレンジスピーカーを想定して開発しましたが、AXIOM80 などでも良い評価をいただいています。


 パーツやアクセサリーとしては、いまのところ音響レンズを販売しています。
電源基板などのアンプ製作用パーツを開発中で、2017年春頃に発売予定です。

音響レンズは口径12インチ(30 cm)までのフルレンジスピーカーユニットや、ツィーターに適しています。

ブルーフレームやレッドニップルといった愛称で有名なテレフンケン L6 やクラングフィルム KL-L307 といった、口径からは想像できないような再生能力があるものの、やや硬質な音のフルレンジスピーカーを想定して開発しましたが、AXIOM80 などでも良い評価をいただいています。

軸上で聴くと音がきつく感じるばあいに有効です。また、フランジを組み合わせることで、コアキシャルスピーカーを自作することが出来ます。

 汎用音響レンズ LZ2010 (1枚) 25,000円(消費税別)

 直径 298 mm、厚さ 42 mm、重量約 2.4 kg、 材質は厚さ約 2 mm の鉄、黒つや消し電着塗装です。


音響レンズ正面を横から見た様子
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 バッフルに直径 300 mm の孔を開け、バッフルの裏側にユニットと音響レンズを固定するためのサブバッフルを用意します。サブバッフルは金属板か厚さ 5.5 mm 以上の合板(ベニヤ板)が適しています。音響レンズの固定で補強されるので、フルレンジ1発なら薄い板で十分です。あまり厚くすると、音響レンズとコーン紙との距離が開いてしまいます。コアキシャルにするばあいは、ツィーターのお尻がウーファーのコーン紙に接触しないだけの厚さが必要です。サブバッフルにスピーカーユニットを裏から固定するのに適した直径の孔を開けます。

 まず、サブバッフルの表面に音響レンズを固定します。固定にはサブバッフルの厚さよりも 3 〜 5 mm 長い 4 mm ネジ8本を使い、裏側からねじ込みます。スピーカーユニットが大きいばあいは、皿ネジを使って8本のネジの頭が沈むようにします。つぎに、スピーカーユニットをサブバッフルに裏側から木ネジで固定します。最後にサブバッフルをスピーカー本体に取り付ければ完成です。


音響レンズ正面を斜め下から見た様子
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10206_802.jpg


 ツィーターを取り付けるばあいは、サブバッフルの表側にツィーターを先に固定してから、その上にかぶせるように音響レンズを取り付けます。サブバッフル開口の縁に厚さ 5 mm 程度のネオプレンゴム製戸当りテープを貼り、音響レンズとの間に挟んでデッドニングすることができますが、デッドニングしないで響かせて使用している方のほうが多いようです。

 この音響レンズを見ての印象は、クラングフィルムのオイロダインというスピーカーのことをよく知っているか否かで二つに分かれます。知らない人は換気口のフードみたいでダサいと感じ、知っている人は貴重なオイロダインの音響レンズをイメージして気に入ってくれます。マニア的でないリビングでは、音響レンズをサランネットでカバーするのも手です。この音響レンズは案外便利で、思わぬロングセラーになりました。


音響レンズ正面を斜め上から見た様子
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 音響レンズのフィンを1枚ずつ手作業で溶接した国内生産品(地元の工場)です。音響レンズは光学レンズの凹レンズに相当し、音を拡散させます。音の通過するフィンの隙間は約 12 mm ですので、20 kHz の波長約 17 mm よりも狭く、徐々に弱くなるものの高い周波数まで効果があります。一方、中央の音が通りやすい部分の幅が約 80 mm、音響レンズの厚みが約 40 mm と短いため、中音域では効果がかなり弱くなります。


カブトガニをひっくり返したような音響レンズ裏側
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10206_804.jpg


 JBL など一般的な音響レンズのように、薄い材料で作ってフィンの隙間を狭めればもっと高い周波数まで拡散できますし、音響レンズを厚くすればもっと低い周波数まで拡散できますが、フルレンジスピーカーやコーンツィーターを対象にしているため、あまり高い周波数を拡散させると 高音が不足し、鮮度のない眠い音になってしまいます。音楽の根幹となる中音域も、あまり拡散させるとスピーカーユニット本来の音の味わいを損ねてしまいます。


クラングフィルム 42006 でホワイトノイズ再生時の音圧の周波数分布(後面開放箱に取り付けて軸上1メートルで測定)
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10206_806.jpg


 コーンスピーカーは音創りのため 4 〜 8 kHz あたりにピークのある周波数特性にしてあるばあいが多く、とくにビンテージスピーカーはそうです。上のグラフは Klangfilm(クラングフィルム)の 42006 という戦前に作られたフルレンジスピーカーの周波数特性で、やはり高音を持ち上げてあって、広くないリルニングルームでは、そのピークが耳障りに聴こえてしまうことがあります。この音響レンズは、そういう問題を緩和する程度に、控えめに音を拡散することを狙って設計してあり、フルレンジの名ユニットの経験が豊富な方が使用されることを想定しています。


裏面の上下左右に4個あるネジ止め用ステー
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10206_805.jpg


 わたし個人(小林です)はフルレンジスピーカーが大好きで、安い「Sabaグリーンコーン」の弦の音色や、高価な「Klangfilm 42006」の不思議にリアルなピアノの音色などが気に入っています。しかし、ボーカルではどことなく乾いた声になってしまうので、オイロダインのようにホーン型ユニットを組み合わせたスピーカーのほうが好ましく感じてしまいます。それが、この音響レンズを組み合わせることで、少しだけホーンスピーカー的な響きが加わり、かなり満足できます。音響レンズの材質や形状、溶接方法を工夫するなどして、そのような響きに調整してありす。音響レンズを指で弾くと、一枚いちまいのフィンが異なる周波数で控えめに鳴ります。
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10137&i=10206


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クラング・クンスト 音響レンズでコアキシャルスピーカーを作る
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10137&i=10509

SIEMENS(シーメンス)の10インチコアキシャルスピーカー「鉄仮面」を分解した状態
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/105/10509_801.jpg


 そもそもこの音響レンズを作ろうと考えたのは、「鉄仮面」と呼ばれる SIEMENS(シーメンス)のコアキシャルスピーカーユニットを入手したからです。入手したときはすでに、めぼしいドイツ製フルレンジスピーカーをほとんど蒐集済みでした。「鉄仮面」は日本で多く販売されたものの、ドイツではあまり使われなかったために品薄で、コレクションの最後のほうになっていました。見た目が貧弱な「鉄仮面」にはあまり興味がなかったのですが、いざ聴いてみると感心させられました。なにを聴いても上品でまとまりが良く、少し物足りなさはあるものの、コーン型スピーカーにありがちな「音の暴れ」をほとんど感じませんでした。

 「ブルーフレーム」とか「レッドニップル」という愛称で有名な TELEFUNKEN(テレフンケン)の L6 や、KLANGFILM(クラングフィルム)の KL-L307 といった名機とされるフルレンジユニットは、「鉄仮面」よりもスケール感と聴き応えのある音を出しますが、常にコーン型スピーカーであるということを意識させられる癖のようなものを感じてしまいます。私もかつて ALTEC(アルテック)や GOODMAN(グッドマン)、LOWTHER(ローサー)といった米英のフルレンジユニットを使いましたが、同様な傾向があります。単純にツィーターを追加すれば高音は延びるものの、やかましさがあって「鉄仮面」のような音のまとまりは得られません。なにが「鉄仮面」の音を作っているのでしょうか?


TELEFUNKEN(テレフンケン)の10インチフルレンジL6とSIEMENSのツィーターによるコアキシャル

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 答えは音響レンズに決まっています。「鉄仮面」の由来である仮面のような鉄のカバーは、中央部分が2枚のプレスされた鉄板の重ね合わせになっていて、ツィーターの高音だけでなく、ウーファーとなるフルレンジユニット中央部分の音も拡散します。中心部分の音は障害物が無いのでそのまま出ますが、その周囲の音は曲げられて通り道が長くなるので遅れ、ちょうど凹レンズのようになります。実際に音響レンズを作って取り付けてみるとみると、コアキシャルにしなくても L6 や KL-L307 のようなフルレンジスピーカーからまとまりの良い音が出ました。そして、コアキシャルにしたばあいは、もっと大きな効果が期待できます。


L6でホワイトノイズ再生時の音圧の周波数分布(後面開放箱に取り付けて軸上1メートルで測定)

https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/105/10509_805.jpg


 上のグラフはL6の周波数特性で、測定に用いた箱が小さいために100 Hz以下の低音が減衰しています。高音はグラフの左端から2番目にある中心周波数が16 kHzの棒まで十分なレスポンスがあって立派な特性ですので、測定と同じ軸上の至近距離で聴けば、十分な高音どころか少し過剰に感じるほどです。しかし、軸上から外れると高音は減衰してしまうので、広い立体角の平均では高音は不足しています。ですから、広い部屋で徐々に離れていけば、ちょうどバランスが取れるリスニング位置があるはずですが、日本の住宅事情では無理なばあいが多いと思います。

 そのためか、「フルレンジにツィーターを追加して2ウェイにしても、うまくいかない」という話をよく耳にします。2〜3メートルくらいの近距離で聴くと、ただでさえ過剰な軸上の高音が、ツィーターでさらにやかましくなってしまうケースが多いようです。ヴィンテージのばあい、フルレンジの高音をカットせず、コンデンサーでツィーターの低音をカットするだけの2ウェイ化が多いので、両方の高音が重畳してしまってなおさらです。

 そういうときこそ音響レンズです。同軸にしないばあいでも効果があり、やかましいからと音響レンズをご購入された方から、「実験の結果ツィーターはそのままでフルレンジのほうに音響レンズを付けて成功した」といいうご報告をいただいたこともあります。普通はツィーターに音響レンズを取り付けようとしますが、フルレンジの高音に問題がある場合が多く、そんなときは逆のパターンが有効です。

 コアキシャルでは音響レンズ1個で両方のユニットの音が拡散できるだけでなく、音が融け合って一つのユニットのようになるという効果もあるのでとても有利です。フルレンジに音響レンズを取り付け、ツィーターを天井に向けるというのも良い方法で、デッカのデコラやテレフンケンの O 85 モニターに似た雰囲気のステレオ感が味わえます。ツィーターの数を増やすと、より近い雰囲気になります。


SIEMENS(シーメンス)のツィーターの裏面処理とスペーサー用コルク製ガスケット


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 音響レンズでコアキシャルを作るには、上の写真のようにツィーターを中央で支えるための板を用います。写真では黒い鉄板製ですが、5.5〜12ミリくらいの合板(ベニヤ板)でも良いと思います。注意点は、ウーファーとなるフルレンジユニットのコーン紙の正面に来る支持棒をあまり太くしないことです(3センチ以内にしましょう)。写真の板は外形も円ですが、四角でも問題ありません。板に2つのユニットと音響レンズを取り付ければ、コアキシャルの出来あがりです。

 シングルコーンフルレンジとちがって、コアキシャルには複雑な分だけ音をチューニングする要素がたくさんあることも楽しみです。上の写真はツィーターを板に取り付けた状態の裏側です。SIEMENSのアルニコ磁石のツィーターを使っていて、その裏側にフェルトを貼り付けてあります。SIEMENSのコアキシャルにも同様な吸音処理がしてあり、上質な音にするための秘訣といえます。

 周囲のコルク製ガスケットは、ツィーターのお尻がL6のコーン紙にぶつからないようにするためのスペーサーです。このようにツィーター支持板にはある程度の厚みが必要なので、写真のような鉄板ではなく、ベニヤ板で十分です。ユニットはいろいろとあるので共通化できず、鉄板で2枚だけ作るとCAD入力などで高額になってしまうので、ベニヤ板で作れば良かったと反省しています。多少雑に作っても、板が音響レンズに隠れてしまうので気になりません。


L6で作ったコアキシャルを音響レンズ正面の斜め下から見た様子

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 音響レンズは高音を広い角度に拡散させるだけで、量を減らしてしまうわけではありません。ですから、反射音の比重が大きい離れたリスニング位置では、音響レンズなしに比べてそれほど高音は減少しません。つまり、スピーカーからの距離や角度による高音のバランスの変化が小さくなるので、より自由なリスニングポジションで良い音を楽しむことができます。

 音響レンズを使えば好きなユニットを組み合わせて自分だけの「鉄仮面」を作ることができます。フェライト磁石の10W(「鉄仮面のウーファー」)よりも強力なL6やKL-L307、あるいはフィールド型フルレンジなどとヴィンテージツィーターを組み合わせて、SIEMENSのオリジナル以上のコアキシャルが作れます。今回作った「L6版鉄仮面」は、貸し出し中でなければ試聴可能です。私の耳にはSIEMENSの「鉄仮面」よりも中低音が充実しているように聴こえて物足りなさを感じませんし、シングルコーンフルレンジが苦手とするクラッシックのソプラノも楽しめます。
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10137&i=10509


▲△▽▼


クラング・クンスト 【第2話】ドイツの同軸スピーカー「御三家」 2010年2月20日
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10211


 同軸スピーカーといえば、TANNOY の モニター・シリーズや ALTEC の 604 シリーズが有名ですが、「ドイツにも優れた同軸スピーカーがあります」といえば、「ああ、SIEMENS のコアキシャルことだろう」という程度の反応が多いようです。でも、凝ったメカの王国であるドイツに、優れた同軸スピーカーが無いはずがありません。なぜか、この年明けから不思議なくらい、ドイツから同軸スピーカーのオファーがあって、いろいろなユニットを吟味する機会がありました。そこで、それらも含めたドイツ製の同軸ユニットのうちで、わたしが代表的と思う3本をご紹介することにしました。


左からシュルツ、ジーメンス、イゾーフォンの同軸12インチ

https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10211_801.jpg


 さて、そのドイツの同軸スピーカー「御三家」とは、SCHULZ(シュルツ)、SIEMENS(ジーメンス)、そして ISOPHON(イゾーフォン)のことです。クリーム色のフェルトと保護用の金網でコーンがカバーされて見えない SCHULZ と、皮エッジに3本のアームで支えられた大きなツィーターの SIEMENS が極めて個性的な外見なのに比べると、ISOPHON は少し地味に見えますね。残念ながら ISOPHON 以外は数が少ないユニットで、入手は容易ではありません。


シュルツの後側(カバーを外したところ)

https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10211_802.jpg


 御三家の筆頭といえば、やはり SCHULZ になるでしょう。SCHULZ は戦中に帝国放送協会などが開発した世界初のステレオ・テープレコーダーとともに用いられた、Eckmiller の12インチ同軸ユニット O15 にまで遡る、ドイツの同軸スピーカーとして、最も深い歴史のあるユニットです。戦後になって東ドイツの SCHULZ に受け継がれて、O16、O17、O18と作り続けられ、シャルプラッテンのレコーディング・スタジオや、放送局でモニターとして使われました。ツィーターはアルミドームで、柔かい普通のアルミ材をプレス成形ではなく、ヘラで加工したように見えます。ウーハーのエッジは発砲ネオプレンゴムで、密閉箱や大型のバスレフが適しています。現代の基準でも十分にワイドレンジで、とても古いユニットとは思えません。能率が低いのが欠点ですが、極めて分析的な音でありながら耳にやさしいのは不思議です。ステレオの臨場感が素晴らしいのは、いうまでもありません。


ジーメンスの後側

https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10211_803.jpg


 つぎは SIEMENS ですが、俗に鉄仮面などと呼ばれる有名な(10インチの)コアキシャルではなく、12インチの同軸で、鉄仮面とは比較にならないほど本格的な作りのユニットです。能率は見た目ほど高くなく、皮のフリーエッジで延長された低音に対し、高域はアルミコーンなのに SCHULZ のようには伸びていません。そのせいかコアキシャルとしては重心が低くくて暖かい音色で、SIEMENS のユニットによくある硬さは感じません。入手は3つのなかで最も困難です。


イゾーフォンの後側

https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10211_804.jpg


 最後は ISOPHON で、複数モデルの同軸ユニットを製造しましたが、なんといっても有名なのはオーケストラです。このオーケストラ同軸ユニットは、テレフンケンのスタジオ・モニターとして多用されました。ご紹介するのは初期のもので、よく見かける後期のものとは異なっています。磁気回路の塗装が後期の黒に対して鮮やかな青であること、大きなマッチングトランスがあること、そして、ツィーターの背面に吸音処理のための大きめなカバーがあることが主なちがいです。地味な外見に反して明るく爽やかな音色なうえ、能率も3つのなかで一番高いので、3極管シングル・アンプ愛好家に重宝されているのも納得できます。
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10211

14. 中川隆[-9128] koaQ7Jey 2020年12月21日 18:08:04 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[58] 報告
TELEFUNKEN 欧州ビンテージスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/l50
15. 中川隆[-14791] koaQ7Jey 2021年12月07日 04:47:06 : 2zSsj4hxA6 : M1FvMG5mVWxiOGc=[34] 報告
超お買い得
真空管アンプ「カトレア」 ささやき 45アンプ
価 格 185,000円

出力が2Wと少ないですが音質が素直でとても綺麗な音が聞けます少ないパワーで透明感と繊細な音を求めている人へお薦めです。但しスピーカーの能率が95db以上有るのが理想的です。
45はグリットチョークを使用し、ロングライフ設計で動作させています。良い球はシンプルに作るのが最高の音が聞けます。ごまかしの無い素直な音を是非聞いてみて下さい。


サイズ W335 x D235
回路構成 CR結合(グリットチョークによる)ドライブ
入力感度 1V  100kΩ
出 力 2W + 2W
使用真空管 6SL7  45  5Y3
シャーシー カリン
B電源回路 一回路
NFB回路 なし
納 期 1ヶ月

http://www.cattlea.jp/product/?no=3

▲△▽▼

ペンションすももの木 _ 「カトレア」の交流点火の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/488.html

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html  

45 シングルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/153.html

My Audio Life (趣味のオーディオ) 45 シングルアンプの製作
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/154.html


▲△▽▼

45シングルで鳴らされた Goodmans Axiom80 が理想の音

良く知られているように故瀬川冬樹氏は45シングルで鳴らされた Goodmans Axiom80を生涯理想の音とされておられたようです。このスピーカの設計者がその後作ったスピーカは多々ありますがそのどれもが一聴して柔らかな音を出しますから本来の方向はリアル派とは異なるのでしょう。低域共振点は20ヘルツ台で大変に低く、エッジ、ダンパのコンプライアンスが高い割には最大振幅に制限があるためにアナログ時代は極めて使いにくいユニットでした。ピックアップ系の共振が問題にならないデジタル時代の環境では大変使いやすくなっています。
https://www.audio-maestro.com/about.html

フルレンジ好きの人ならば、一度は憧れたであろう「GOODMANS AXIOM80」という英国製の特異なスピーカーが手元にございます。愛好者には古くは 故瀬川冬樹氏や是枝重治氏などが有名でしょう。私も数年前より80年代に発売された復刻版を数セット取り扱いました。旧タイプとは、コーン紙の形状や厚さが大きく異なっています。

旧タイプのコーン紙は、薄くて張りがあり、外周部分に折り返しを付けてコーン紙全体の強度を上げる構造でした。それに対して復刻版はポテッと厚めで、その外周部分は切りっ放しでありました。

カンチレバーも、旧タイプでは薄くしなやかなモノでしたが、厚めのものに変わっていました。旧タイプより耐入力が増している事から想像するとそれらと関係があるのかも知れません。復刻版は現在手元にはありませんが、オークションなどで手に入れることが出来る様です。価格は上がっていますが・・。

旧タイプも稀に目にしますが入手は絶望的かもしれません。


AXIOM80は、コーン紙が「フラフラ」して扱い難いと云う定説が昔からありました。アナログ時代には確かにレコードの反りなどの理由によりコーン紙が揺さぶられ、ボイスコイルが底打ちする可能性があり、狭帯域のシングルエンドの真空管アンプが有利でした。故瀬川冬樹氏は無帰還でトランス結合の「UX-45シングル」で鳴らしていたようです。能率が高く、2W程度の出力でも充分に楽しめました。

メーカー製の専用箱は私の知る限りは昔から存在せず、付属の図面を元に家具屋へ注文するか自作でした。通称「ヤマハ箱(ヤマハで製作されたもの)」も見たことが有ります。何れにしろ「専用 ARU」との組み合わせが一般的でした。

現在 AXIOM80 を駆動するアンプは「6BM8/ECL82 超3極菅接続」を私は使用しています。小型の出力トランスを持つエレキット製品の改造品です。見た目は非力なのですが、音の広がりや奥行き感などに優れ、安価で簡単に改造出来て、とても満足しています。
http://rmuk.exblog.jp/

瀬川冬樹は創刊まもない頃のSS誌で、ゴッホ美術館で手持ちの複製画の本物を見た時その本物は所蔵の複製画の複製に見えた、という小林秀雄の有名な一文を引いてオーディオ論を展開していました。今日眺めても極めて優れたオーディオ論で、瀬川畢生の名論文だとおもいます。

瀬川冬樹氏の名論文は1960年頃のラジオ技術誌の「私のリスニングルーム」、しばらくあとの「M夫人のクレオさん」(クレデンザのこと、M夫人は福岡で御健在)、1960年代半ばのラ技連載の一連の「これからのステレオ装置」などであり、個人的には1970年代の瀬川さんは抜け殻としか思えないのです。

それは瀬川さんも分かっていたようです。
お亡くなりになる直前のことですが倉敷在住のIさんに、

ぼくはもうだめなんだ、体もだめだしオーデイオも堕落してしまったんだ、

今一度昔に帰りたい、45とアキシオム80に戻りたい、

そのために80は8本用意しているんだが、、

と述懐されたそうです。

瀬川さんのピークは JBL の蜂の巣ホーンをお使いになられたマルチアンプ時代の頃まででしょう。

Iさんからその話を伺った時、なぜか太宰治を想いました。氏が癌に侵されていることはそのころは既に衆知のことでした。
しばらくしてお亡くなりになったのですが大村一郎としてはS字状結腸にできた腫瘍で亡くなったとしても瀬川冬樹としてはそうではないと思ったものです。
http://www.audio-maestro.com/luochi_sui_shii.html

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