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ベートーヴェン 『交響曲第8番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/844.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 1 月 25 日 21:20:49: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ベートーヴェン 『交響曲第5番』 投稿者 中川隆 日時 2020 年 1 月 24 日 16:00:48)

ベートーヴェン 『交響曲第8番』



クナッパーツブッシュは、フルトヴェングラーやトスカニーニと比べても才能が全然違いますね:


Knappertsbusch Symphony No. 8 in F Major, Op. 93 Berlin Philharmonic Orchestra 1952






Conductor: Hans Knappertsbusch
Orchestra: Berlin Philharmonic Orchestra
1952年1月29日、イエス・キリスト教会での放送用録音。


▲△▽▼


Knappertsbusch Symphony No. 8 in F Major, Op. 93 Munich Philharmonic Orchestra 1956






Conductor: Hans Knappertsbusch
Orchestra: Munich Philharmonic Orchestra
1956年10月18日、ルガーノでのライヴ


▲△▽▼


Beethoven: Symphony No. 8 - Bayerisches Staatsorchester/Knappertsbusch (1959)


Bayerisches Staatsorchester
HANS KNAPPERTSBUSCH, cond.
Recording: Kongreßsaal des Deutschen Museums, München, 14 December 1959


▲△▽▼


Beethoven "Symphony No 8" Knappertsbusch 1960



NDR Symphony Orchestra
Hans Knappertsbusch, conductor
Hamburg, 14.III.1960


▲△▽▼
▲△▽▼



交響曲第8番 ヘ長調 作品93


1814年2月27日、交響曲第7番などとともに初演。


7番のほうに人気が集中したのに対しベートーヴェンは「聴衆がこの曲(8番)を理解できないのはこの曲があまりに優れているからだ」と語ったという。


ベートーヴェンの交響曲の中では比較的小規模で、従来の古典的な形式に則っているが、独創的な工夫と表現にあふれている。


なお、ベートーヴェンの 9曲の交響曲のうち、この曲のみ誰にも献呈されなかった。


編成
初演は木管楽器が倍で、楽譜には無いコントラファゴットが 2本も追加されるなど大編成で演奏された。


楽譜


第8番は初演パート譜(ベートーヴェンが現場で指示した修正が残っているかも知れない)がティンパニ・パートなど断片的にしか残っていないため、資料状況は第7番ほど良くない。しかしシュタイナー社による初版がベートーヴェンの交響曲では初めてスコアとパート譜の両方出版されるなど、第7番との共通点が多い。


自筆スコアが今日まで残っている。第1、2、4楽章がベルリンに、第3楽章はクラクフにある(分割された理由は第7番参照)。既述通り初演ではコントラファゴットが追加されていたが、初演に使われたパート譜が失われているので実際にどのような音が演奏されたのか詳細は不明(出版譜にも採用されていない)。コントラファゴットは10年後の交響曲第9番で個性的な方法で使用されることになる。


初演用のパート譜から集成されたスコア(第3楽章の部分だけベルリンにある)に基づいて版下用の筆写スコアをアントン・ディアベッリが新たに作成。出版前に校正刷りをベートーヴェンがチェック出来たのも第7番同様交響曲では初めての事である。12ページ分しか残っていないが、ベートーヴェンの修正指示があるので意向を知る手がかりとなる。
19世紀後半にブライトコプフ社から旧ベートーヴェン全集を出版されて以来、1世紀以上旧全集版(または部分的に改訂された版)が演奏されて来た。


今日でも間違いなく重要な楽譜資料であり演奏にテキスト上の大問題があるわけではないが、全資料を網羅する今日の編集体制とは異なり特定のスコア資料を重用する傾向があるため、テキストが見直された。20世紀末ベーレンライター社からジョナサン・デル・マー(Jonathan Del Mar)校訂の原典版が、21世紀に入ってブライトコプフ社からもペーター・ハウシルト校訂の新原典版も出版された。ボン・ベートーヴェン研究所の編纂、ベルンハルト・アッペル校訂(児島新の他界により引き継いだ)による新ベートーヴェン全集版がヘンレ社から刊行される予定もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/交響曲第8番_(ベートーヴェン)


▲△▽▼


2008/10/28 ベートーヴェン 交響曲第8番 の話


 以前 「第九」 の話をしたときに ベートーヴェン の 「不滅の恋人」 について書いたけど、 それは 「第九」 にとってあくまでも一つの要因に過ぎない。


 ※以前のお手紙(2008/10/4)はこちら


http://www.fujioka-sachio.com/fromsachio/fromsachio200810.htm#fromsachio20081004-Beethoven-symphonyNo9


しかしこの交響曲8番に関しては 「不滅の恋人」 との思い出が詰まった個人的な曲だ。
「不滅の恋人」 とは ベートーヴェン の死後に発見された熱烈なラブレターの中で ベートーヴェン が書いた相手に対する呼び名で、 今だに誰なのかは確定していないが最近の研究ではアントニーア・ブレンターノ夫人 であるというのが通説になってる (不滅の恋人は夫のいる夫人だったため ベートーヴェン の死後も秘密が徹底して守られたのだ)。
1812年の7月にその恋人と秘密でボヘミアに温泉旅行をするがその時の思い出が詰まってるのが "8番"だ。


その旅行の前後で、恋人が妊娠したことを知らされ、その喜びに溢れて書かれたのが1楽章と言われる。


イギリスに留学して ベートーヴェン に隠し子がいたという話を聞いたときは腰を抜かしそうになったが、ベートーヴェン は恋人とイギリスに移住することまで考えていたらしい。


喜びに溢れる生命力いっぱいの1楽章。ベートーヴェン の人生で最も幸せだったときの音楽だ。


続いて2楽章もまるで恋人と散歩してるようにうきうきしてる。
専門的な話になるが同じ8分音符や16分音符の音の長さを短くしたり長くしたりして、効果的にその気分を表現してる。


3楽章のトリオでは2人にとって思い出のメロディをホルンが奏でる。
そのメロディは ベートーヴェン のスケッチ帳には郵便馬車のぎょ者のポストホルンのメロディと但し書きがつけられている。


ベートーヴェン は彼女とボヘミアでおちあう前に毎日手紙でやりとりをしていたが、このポストホルンのメロディを聞くたびに彼女から手紙が来た! とわくわくしてたのかも知れないし(あたり前だけど、当時は電話もなく手紙が唯一の連絡手段だったのだ!)、 そして2人で散歩してるときに何度も耳にしたメロディかもしれない。
4楽章はまるで何か急いでるようだ。


ボヘミアで恋人とおちあうために急いで馬車を走らせてる様子かも知れない。
ベートーヴェンはこの温泉旅行の直後リンツで"8番"を完成させるが、その間に突然2人は破局する。ベートーヴェンは絶望的な言葉を日記に書き残している。


4楽章の後半で、音楽が不安気に進行した後、強烈な和声進行と苛立ちのように音楽が発展し最後は聞き方によってはやけくそのように終わるのは その破局が原因なのかもしれない。


この"8番"はもちろん純粋に音楽的な素晴らしい要素でいっぱいだが
ベートーヴェンの個人的な想いが最も詰まってる交響曲であるのもまた事実だろう。


「第九」 を書き上げた後も、ベートーヴェンは自分が一番好きなのは"8番"と言っていたし


この"8番"だけは誰にも献呈していない。


また交響曲完成後もベートーヴェンは珍しくまったく初演をしようとしなかった。
それはこの 8番 は人に聞かせるために作曲したのではないということだ。



 「不滅の恋人」? アントニーア・ブレンターノ (1780-1869)


ブレンターノ夫妻とベートーヴェン(39歳)が出会ったのは1810年。


夫フランツはフランクフルトの銀行家でベートーヴェンの経済的後援者となった。ベートーヴェンはブレンターノ家を度々訪れ家族と過ごし、 時には病気がちで伏せる事の多かったアントニーアを隣室からピアノを奏で慰めることも。オーストリア伯爵家の一人娘アントニーアが、 イタリア系豪商の家に嫁ぐも家に馴染めず、また夫は仕事に忙しく家を開けがちで心を病んでいたと言われている。


 ベートーヴェンの晩年の傑作と言われる、ピアノソナタ第30番〜32番はアントニーア献呈するために書かれたとも言われ、30番(1820)は娘マキシミリアーネに献呈されている。
 
詳しくは、ベートーベン研究家の


青木やよひさん の論文
http://www.ri.kunitachi.ac.jp/lvb/rep/aoki01.pdf


を御参照下さい。  <管理人>
http://www.fujioka-sachio.com/fromsachio/fromsachio200810.htm#fromsachio20081028-Beethoven-symphonyNo8
 

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コメント
1. 中川隆[-14187] koaQ7Jey 2020年1月25日 21:52:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-984] 報告



一方、こっちが正統的な世紀の名盤です、洗練度と気品が他の指揮者とは全然違いますね:

ワインガルトナー

Beethoven - Symphony n°8 - Vienna / Weingartner








Wiener Philharmoniker
Felix Weingartner
Studio recording, Vienna, 25 & 26.II.1936

▲△▽▼

Felix Weingartner - Beethoven - Symphony No.8 - 1927


Royal Philharmonic Orchestra

▲△▽▼

Felix Weingartner (1863-1942): Beethoven: Symphony no.8 in F op.93 (R. 1923)





R.27-11-1923
& Felix Weingartner: "Der Sturm": Entr'acte
R.28-11-1923
London Symphony Orchestra: Felix Weingartner
2. 中川隆[-14186] koaQ7Jey 2020年1月25日 22:03:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-983] 報告


ワインガルトナーよりは大分落ちるけど、その亜流の演奏として人気が有ったのが



イッセルシュテット ベートーヴェン「交響曲第8番」ヘ長調 1969年


ハンス・シュミット・イッセルシュテット 指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
3. 中川隆[-14185] koaQ7Jey 2020年1月25日 22:12:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-982] 報告
続き

イッセルシュテット ベートーヴェン「交響曲第8番」ヘ長調 1969年












Wiener Philharmoniker
Hans Schmidt-Isserstedt

4. 中川隆[-14184] koaQ7Jey 2020年1月25日 22:43:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-981] 報告



SP時代にワインガルトナーの第八番の対抗馬とされていたのが メンゲルベルク

Mengelberg - Beethoven : Symphony No.8 - Allegretto Scherzando (1927)


Amsterdam Concertgebouw Orch.
recorded 10 June, 1927
transfer from U.K.Columbia 80s / L-1973(AX-2844)

▲△▽▼

Beethoven “Symphony No 8” Willem Mengelberg, 1938


__





Amsterdam, Concertgebouw Orch.
recorded November 9, 1938
transferred from Jpn Telefunken 78s - 43601/2(023663/5)

▲△▽▼

Beethoven “Symphony No 8” Willem Mengelberg, 1940





Mengelberg Willem
Royal Concertgebouw Orchestra

▲△▽▼

Beethoven Symphony No.8 Willem Mengelberg 1943





Mengelberg Willem
Royal Concertgebouw Orchestra
5. 中川隆[-14183] koaQ7Jey 2020年1月26日 02:23:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-980] 報告



SP時代にはトスカニーニ信者が多かったですね、
第八とは水と油だけど、確かに颯爽としてカッコイイよね:


Beethoven, Symphony No. 8 - Toscanini, NYPh, 1936


Arturo Toscanini
New York Philharmonic-Symphony Orchestra
Live, New York, Carnegie Hall
March 8th, 1936

_____


The 1939 Beethoven Cycle: Symphony No 8 Toscanini/NBC





Arturo Toscanini, conductor
The NBC Symphony Orchestra

Recorded November 25, 1939
in Studio 8-H, Radio City, NY

________


Beethoven: Symphony No. 8, Toscanini & NBCso (1952)





Arturo Toscanini (1867-1957), Conductor
NBC Symphony Orchestra

Rec. 10 November 1952, at Carnegie Hall, in New York

6. 中川隆[-14182] koaQ7Jey 2020年1月26日 02:34:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-979] 報告

シューリヒト 1957

Beethoven - Symphony n°8 - OSCC / Schuricht





Orchestre de la Société des Concerts du Conservatoire, Paris
Carl Schuricht
Studio recording, Paris, 7 & 10.V.1957, at Salle Wagram, in Paris

7. 中川隆[-14181] koaQ7Jey 2020年1月26日 02:42:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-978] 報告

ピエール・モントゥー指揮ウイーン・フィル(1960年録音/DECCA盤) 

昔から定評のあるSイッセルシュテット盤はウイーン・フィルの魅力溢れる名盤ですが、モントゥー盤では更に古き良きウイーンの味わいを聴くことが出来ます。

何と言っても、当時のウイーン・フィルの室内楽的な演奏が魅力です。あたかもコンツェルトハウス四重奏団がシンフォニーを演奏してくれているようです。弦も木管も柔かく鄙びた音色が本当に素敵です。

誰かがモントゥーはウイーン・フィルとは相性が悪かったようなことを書いていましたが、とんでもない話です。


Beethoven “Symphony No 8” Pierre Monteux ・ Wiener Philharmoniker, 1960




8. 中川隆[-14180] koaQ7Jey 2020年1月26日 02:48:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-977] 報告


パブロ・カザルス指揮マールボロ音楽祭管(1963年録音/CBS盤)

マールボロ音楽祭でのライブ演奏です。
それにしても86歳のカザルスの指揮と言ったらどうでしょう。
1楽章から誰よりも速いテンポで情熱が爆発しています。この人の魂は少しも老いたりしないのですね。
2、3楽章も速めのテンポですが、表情が実に豊かで生き生きしています。終楽章は速さは普通ですが、音の激しさに圧倒されます。臨時編成オケの音は少しも洗練されていませんが、これこそは魂の音楽家カザルスの真骨頂です。


Beethoven Symphony No.8 in F - Pablo Casals (1963 Live)


Marlboro Festival Orchestra
Conductor: Pablo Casals
July 14, 1963, Marlboro, Vermont
9. 中川隆[-14179] koaQ7Jey 2020年1月26日 02:51:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-976] 報告

Wilhelm Furtwängler Composer INDEX 1
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu08.htm

このコーナーでは、主要な作曲家・作品別にフルトヴェングラーのディスクを掲載します。特に「スタジオ録音」と記載のないものはすべてライヴ録音です。

Beethoven:Sym.No.8

1)48/11/13 StockholmPO Stockholm

2)53/04/14 BPO Titania

3)54/08/30 VPO Salzburg Fes.


▼32/12/20にBPOと2・3楽章の録音があるが未発売。

▲どれも8番にはしっくりこないが、1)の2楽章の「か細さ」が昔を思い起こさせるようで好き。

>>>>>My Best is 1)

10. 中川隆[-14178] koaQ7Jey 2020年1月26日 03:09:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-975] 報告


Beethoven - Symphony n°8 - Stockholm / Furtwängler





Stockholms Konsertföreningens orkester
Wilhelm Furtwängler
Live recording, Stockholm, 13.XI.1948

▲△▽▼

1948年
13 Nov. 1948 Stockholm Phil. Stockholm konserthus(Swedish Radio)
Beethoven:Sym. No.8
●11月13日 ベートーヴェン/レオノーレ3番 交響曲第7 & 8 ストックホルムpo ストックホルム・コンサートホール スウェーデン放送収録

LP/PR(No8 & Ove.): UnicornWFS5('72)Fonogram(JP)SETC7501-7('75=miss data)
CD: EMI CDH7630342('89) ToshibaTOCE3720/22(00/08)

>>EAB80003 is my unforgetable LP.
I like No.8 of this LP. 2nd movement give me sweet memories.


▼私がきいたWFの最初の1枚がこのユニコーン原盤の東芝盤(EAB80003='72LP=このページの最初で私が持っているレコード=使用している原盤のマトリクス番号もWFS5と同じ)。

中学1年のとき('73)、私がカラヤンの運命やアンチェルの新世界に平凡に感動していたとき、すでにWFに夢中になっている早熟なO君という同級生がいた。初の第8をO君は、私に見せびらかすように中学校に持ってきて見せてくれた。当時、WFなど名前しか知らなかった私が、この古いディスクからダビングしたLPを聞かされても全然感動なんてしなかった。O君は中学2年の終わりには親御さんの転勤で大阪に行ってしまった。私が、WFに夢中になるのは高校1年からだが(44年の英雄参照のこと)、そのきっかけを作ってくれたキーパーソン(人生の転機)としてのO君はいまどこで何をしているのだろう。

そういうこともあって演奏は昔を思い出させてくれる「か細さ(特に2楽章)」が好きで私にとっては忘れられないもの。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu12.htm
11. 中川隆[-14177] koaQ7Jey 2020年1月26日 03:20:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-974] 報告

Wilhelm FURTWÄNGLER conducts Beethoven - Symphony No. 8 LIVE (1953)


Wilhelm Furtwängler conducts Ludwig van Beethoven - Symphony No. 8
April 14, 1953 live at Titania-Palast
Orchestra: Berliner Philharmoniker

▲△▽▼

1953年
14 April 1953 BPO Titania (SFB)
Beethoven:Sym.No.8

●4月14日 ベートーヴェン/交響曲第8 第7 R・シュトラウス/ティル BPO ティタニア SFB収録

LP/PR(No8): DiscocropRR413('74?)
CD: DG415666-2('86)POCG3789(97/08)

>>Fontana Japan FCM53('73) and MRF50('69?=USA) is copy of Cryuitans's LP(EMI)

▼Fontana FCM53('73)の53年録音というLPの信憑性をめぐってさわがれたいわく付きの演奏も現在ではEMI盤(私はセラフィムのLPでこのクリュイタンス/BPO盤を愛聴している)とは別演奏(take)のクリュイタンス指揮というのが定説になっている。

録音はいかにも53年らしく鈍重に仕上げてあるが、このフォンタナ盤(CDはCrawnPalettePAL1026)が示していたと思われるこの4/14の演奏ではやはり問題となった 1楽章提示部の反復はされていなかった。

巨匠のベト8 をめぐっては50年ACOとの共演の際の聴衆なしの放送録音もあると伝えられたこともあった。FCM53の解説では「占領地域で働いていた米人がホンモノだと言うには確証があるはず」とか「これだけの名演奏なのだから巨匠の記録に数えてもよいのではないか」という趣旨の意見が載っているが、そういう確証のない意見がディスコグラフィーの混乱の元となる。

またこのニセ53年盤ベト8の初出盤となった米MRF50('69?)の制作者であるMaurice R.Fuggette は同年RAI響とのリングの私家盤で有名だが、Columbia(JP)OZ7520(77/01)の小林利之氏の解説によれば「彼はマフィアの抗争で死亡した」という。
なおメロディアでもWFの録音として33M10-37145-6として発売されている。
1969年9月16日にアメリカでWFの録音として放送されたという。
なおこの日Dr.ErwinKrollとの対談のテープもある。(日フ協WFJ2-3)

7番の演奏は、48年にくらべれば当然物足りないが、他の指揮者とは比べ物にならないほど感動的なもの。なおこの演奏ではDG1楽章4分12秒付近に「金管の音はずし」の修復跡があり、52年2月ブラ1や51年ブル4とともにDGの「編集」について議論があった。

8番のこの演奏に関しては、偽WFとして使われたクリュイタンスの演奏の方が、shin-pにはしっくりくる。巨匠には2番の方をもっと晩年まで演奏して、よい録音で残してもらいたかった。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu18.htm
12. 中川隆[-14176] koaQ7Jey 2020年1月26日 03:50:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-973] 報告


Furtwängler Vienna Philharmonic Orchestra Beethoven : Symphonie No. 8 (1954)


Wilhelm Furtwängler
Vienna Philharmonic Orchestra

▲△▽▼

1954年
30 Aug. 1954 VPO Salzburg( Rot Weiss Rot=ORF)
Beethoven : Sym.No.8

●8月30日 ベートーヴェン/交響曲第8&大フーガ&第7 VPO ザルツブルク音楽祭 RWR収録 ORFザルツブルク&VPO所蔵

LP/PR(No8): CetraLO530('78)
CD: OrfeoC29392(93/07)

▼大戦後ウィーンの占領区にあった米の放送局Rot-Weiss-Rotの録音。
交響曲はORF音源の正規盤を出している Orfeoから93年にORF所蔵のテープを使った正規盤が出た。

No8は、これまでのCetra=King盤に比べれば音質は向上しているが、楽章間ノイズがNo7とNo8で一致する部分があり編集臭濃厚。

53、4年のザルツブルク音楽祭では巨匠の提案でステージ左右にセットした3本ずつのマイクを通じて76cm/2chで娘婿のアルフレド・クンツ氏が録音したと[参考資料@]桧山氏が述べている。75年頃旧Rot-Weiss-Rot放送からVPOとORFにマスターテープが返還された−とDG盤の解説にある。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu19.htm
13. 中川隆[-14175] koaQ7Jey 2020年1月26日 03:53:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-972] 報告
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベートーヴェン 交響曲第8番

ストックホルム・フィル----1948年11月13日、Live

EMI。全集に収録。3種中最も荒れ狂っており、また最も音質が悪い。
2019年にはWEITBLICKからストックホルム・フィルとの全録音集としても出たのを入手。


ベルリン・フィル----1953年4月14日、Live
DG。OIBP国内盤は同日の第7とカップリング。この演奏が一番良い。

2004年、没後50周年記念6枚組ORIGINAL MASTERSシリーズ477 006-2にも収録(写真左)。上記国内盤は譲渡した。

2011年、生誕125周年でシングルレイヤーのSACDも発売された(写真右、これも第7番とカップリング)。

ウィーン・フィル----1954年8月30日、ザルツブルク、Live
ORFEO。同日の第7とカップリングの単品C293 921B(譲渡済み)。

のち、2004年にザルツブルク録音集8枚組C409 048L(写真)も入手。こちらにはさらに同日のもう1曲「大フーガ」も収録されている。

http://classic.music.coocan.jp/sym/beethoven/beethoven8.htm

14. 中川隆[-14174] koaQ7Jey 2020年1月26日 13:23:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-971] 報告

フランツ・シャルク

Beethoven "Symphony No 8" Franz Schalk


___















Wiener Philharmoniker
Franz Schalk, Conductor
12.& 13.IV.1928

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