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古賀茂明「黒川氏処分の“真犯人”は内閣の証拠」…退職金はゼロ(の場合も)/アエラ・msnニュース
http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/140.html
投稿者 仁王像 日時 2020 年 6 月 02 日 10:14:47: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 


http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8f%a4%e8%b3%80%e8%8c%82%e6%98%8e%e3%80%8c%e9%bb%92%e5%b7%9d%e6%b0%8f%e5%87%a6%e5%88%86%e3%81%ae%e2%80%9c%e7%9c%9f%e7%8a%af%e4%ba%ba%e2%80%9d%e3%81%af%e5%86%85%e9%96%a3%e3%81%ae%e8%a8%bc%e6%8b%a0%e3%80%8d/ar-BB14TnDD?ocid=iehp

黒川弘務東京高等検察庁検事長(当時)の「訓告」措置への批判が高まっている。この「訓告」は、国家公務員法上の正式な懲戒処分ではなく、内規による「指導監督上の措置」に過ぎない。

 官僚から見れば、「あっ、そう」という程度で、かすり傷にもならない。

 そんな甘い結果になったのは、内閣・安倍総理の責任なのか、それとも法務・検察の責任なのか。いろいろな解説が流された。

 しかし、この議論はあまりにも馬鹿げている。

 なぜなら、国家公務員法上の懲戒処分の権限は内閣だけに与えられているからだ。これは、二つの法律の条文で決まっている。まず、国家公務員法84条には、「懲戒処分は、任命権者が、これを行う」と書いてある。処分権限は任命権者にあるという意味だ。次に、検察庁法15条には、「検事総長、次長検事及び各検事長……の任免は、内閣が行い」と書いてある。「黒川検事長の任命権は内閣にある」という意味になる。

 この二つの条文を合わせると、黒川検事長に国公法上の懲戒処分をできるのは、黒川氏の任命権者である「内閣」しかないということになる。もちろん、内閣の代表は安倍晋三総理だ。

 逆に言えば、森雅子法相や稲田伸夫検事総長は、どう頑張っても、黒川氏に国公法上の正式な懲戒処分を科すことはできないのだ。

 従って、懲戒処分をするかしないかを決めるのは内閣であって、法務・検察ではないということには、議論の余地がないのである。

 今回の結果を法律的に解釈すれば、内閣(安倍総理)が、黒川検事長に懲戒処分をしないと決めたので、森法相と稲田検事総長が内規により、最も重い「訓告」という「指導監督上の措置」を下したということになる。つまり、厳しい懲戒処分にしなかった責任は、ひとえに安倍総理にあると言うべきなのだ。

 安倍総理は、黒川氏の「任命責任は私にある」と言うが、それは任命権者であるからだ。しかし、任命権者であるということは、同時に懲戒処分権者でもあり、処分を行わないと決定した責任も自分が負っているということはわかっていなかったようだ。「訓告は法務・検察が決めた」と言って、自分の責任が免れるかのような発言を繰り返した。

 そこには、国民を欺こうという官邸官僚の策略もある。訓告という措置を行ったのは法務・検察であるのは事実だが、それだけ言って黙っていれば、懲戒処分をしないと決めたのも法務・検察であるかのように聞こえるという計算だ。

 ちなみに、マスコミの報道でもう一つ注意したいのは、黒川氏の行為が該当すると思われる「常習とばく」の場合の懲戒処分は、「停職」であるという解説だ。これは、人事院の「懲戒処分の指針」の「標準例」によるものだが、実は、その「指針」の中には、標準例より重くする可能性のある例として、「職責が特に高いとき」や「公務内外に及ぼす影響が特に大きい」場合を挙げている。黒川氏は検察ナンバー2で極めて高い地位にあり、また、今回の行為による検察への国民の信頼の失墜という影響は特大級だ。これら2点を勘案すれば、標準例の「停職」よりも一段厳しい処分、すなわち、「免職」にするのが常識的判断だろう。

 その場合、退職金はゼロとなる。

 つまり、テレビや新聞のまどろっこしい解説などに惑わされず、素直に人事院の指針に従えば、誰もが妥当だと納得する結論になるということだ。

※週刊朝日  2020年6月12日号  

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コメント
1. 2020年6月02日 10:33:09 : shEpFbub4w : clJwbDBWWHdvV1U=[274] 報告
>>官僚から見れば、「あっ、そう」という程度で、かすり傷にもならない。

・・・・・

私は公共企業体のある機関に勤務していたが、就労規則等は公務員に準じた

扱いになっていたが、春闘でストライキを決行した際、指揮を取った役員

に対する処分は「訓告」が主に多かったが、確か訓告4回以上喰らわないと

定期昇給が減額になるなど何の影響も及ばない筈だった。

勿論、精神面でもへっちゃらという考えでいたようだ。

多分、黒川も内心では「訓告」など屁の河童ぐらいにしか思っていなかった

だろう。

だが、これからの晩年、枕を高くして眠れない日々の連続だろう。

社会に対しても、家族に対しても・・・・・。

2. 2020年6月02日 10:46:00 : ognRDQzdSk : Sm5VTThLbEhIUnM=[311] 報告
往復のタクシー代は「利益の供与」に当たるから、さらに収賄罪でも捜査する必要がある。
3. 2020年6月02日 10:55:40 : vIhL7dy7hg : dmg3Yy5FeU5Ua1U=[5] 報告
黒川前検事長を適切に懲戒処分しない任命権者の安倍総理を、懲戒処分する方法はないのか?
4. 2020年6月02日 11:27:39 : haNmHQ19oM : ZG9ZaEFqa3NjTTY=[657] 報告

何から何まで真っ黒じゃないか!

アベの腹はモチのロン
お友達の名前も「黒」がつく。(笑)

隣のネコは名前が「クロ」だが良いネコだ。


5. 2020年6月02日 11:47:03 : 0Kx66D5lWA : UVl2TUZvVGFNTUk=[193] 報告
日本社会は、それなりに良いところもたくさんあるが、こと公のことになると前近代的で暗部も多く、些細なことをこねくり回して分かりにくい仕組みがある。

情報が解放されてなく、一部の事情通が得をする仕組みや、縁故血縁地縁が今だに幅を利かせて、能力あるものの出番が制限されている。

このままでいいわけはなく、各界のアホがトップに収まるような仕組みを改め、個人の力によるトップの選択に針路をとるよう期待する。

6. 2020年6月02日 12:07:33 : qL9DXjjwU2 : d0lFbXZzeXJsQm8=[18] 報告
そこには、国民を欺こうという官邸官僚の策略もある。

訓告という措置を行ったのは法務・検察であるのは事実だが、それだけ言って黙っていれば、懲戒処分をしないと決めたのも法務・検察であるかのように聞こえるという計算だ。
https://dot.asahi.com/wa/2020060100027.html
  

7. 2020年6月02日 12:52:01 : 4Eo0DObT6E : OWxGT3E1dmg4RkU=[10] 報告
やっぱりアベだったんだ。

内閣にしか権限がないんだから!

まさか ワタクチじゃありません 内閣の誰かさんがが決めたんでしゅ!!

とでも言うんじゃないだろうね!!

オメーが内閣のトップの総理大臣だろうが! もう小学校の学級崩壊レベルのひどい内閣である。 死にそうに情けなく恥ずかしい、不正選挙のなせる技だね。

自業自得、因果応報、原因と結果の法則、正しいまともなことやってないとこういうことになりますよという悪すぎる見本市がこのざまである。 世界に恥じる日本の政治。
日本人て頭良いのに、なんで総理があんななの?  そうかDSに乗っ取られて税金食い尽くされて金搾り取られてる国だからな、お気の毒にね!と世界も気付いてるだろう。
当事者の日本人が気付けよ! 未だ気づかない情弱がいる。

8. 2020年6月02日 13:02:00 : KA9imUAZgo : NjdYcVhjRmJVWlk=[3] 報告
>>7の言うDSとはデジタルサイネージのことか?

一般名詞
デジタルサイネージ(Digital Signage)
ドクターストップ (doctor stop)
ダウン症候群 (Down syndrome)
ディナーショウ (dinner show)
データセット (data set)
棄権 (Did not Start) - 競泳や陸上競技でレースを棄権すること。DF(Did not Finish)は、途中棄権。
デルマタン硫酸 - Dermatan sulphate
ダクトスペース - duct space
直接拡散 - Direct Sequence
断路器 (Disconnect Switch) - 電力回路の無負荷時の電圧を開閉する電力機器。
男子小学生
男性差別(Male Discrimination/MD/DS)

9. 2020年6月02日 15:13:26 : parEEDeLEk : TE4zNzJNR0tCdDI=[468] 報告
安倍総理の指示と思いつつ古賀氏の説明で納得した。安倍はすべて責任逃れを擦る答弁をするがこればかりは古賀氏の説明だ逃れられない。いい加減これまでしてきた悪事の責任と共に清く身を引くべきだ。しかし安倍晋三と言う精神異常者には馬の耳に念仏、検察が動くしかない。
10. 2020年6月02日 15:35:56 : XMmNilWBPA : eFZBWWpvd2hYcWM=[11] 報告
万引きで捕まって、盗んだ商品がバックに入っていたのに、誰が入れたんだと言っているようだな
11. SHIGE[650] gnKCZ4JogmaCZA 2020年6月02日 17:29:51 : 8UP26mIKBQ : dTR6TVVwRENwWVU=[385] 報告
「内閣(安倍総理)が、黒川検事長に懲戒処分をしないと決めたので、森法相と稲田検事総長が内規により、最も重い「訓告」という「指導監督上の措置」を下したということになる。

つまり、厳しい懲戒処分にしなかった責任は、ひとえに安倍総理にあると言うべきなのだ。」
(古賀茂明)


古賀氏の主張は、黒川への「訓告」処分は、法務省と検察庁でなされた(つまり訓告書の発行者が法務大臣でその印がついている)という、安倍や内閣が依拠する形式論への反論である。

つまり、そういった形式論で来るなら、上の引用中にある「内閣(安倍総理)が、黒川検事長に懲戒処分をしないと決めた」という「形式」がまず先行されければ、森と検事総長による「訓告」処分はなしえない、と安倍らが採用する「形式論」に対して、より制度を深掘りした「形式論」で論駁していることになる。

このレベルの話に限定したとしても、明らかに古賀氏の理路の方が正しいのは明白だ、つまり勝っている。

しかし当方には、どこか不毛感が漂ってくるのを拭いきれない。

おそらく古賀氏のような中枢にいたエリート官僚には当然分かっていて敢えて言わないでいることなのかもしれない。

黒川の不祥事に対して処分を検討する場合、どんな重さになるにしてもまず法務省、検察という「黒川」の所属の部署において、処分案は実質検討作成されるものなのだ。

内閣府などがいきなり処分案作りを自前でやれるだけの事務体制も前例資料もあるはずがないし、こんなことはどの省庁や役所でも当然の手続き作業なのである。

このことは以下の毎日新聞の報道にある、森大臣による正直な回答からも読み取れる。

「森氏は処分決定に先立ち法務省と首相官邸の間で行った協議については『法務省内で協議を行い、任命権者である内閣とも並行して協議した。もちろん協議ではさまざまな意見が出た』としつつ、『先例を参考にして訓告処分を決めた』と答弁した。」(毎日新聞 5/25)

ここで、「法務省と首相官邸の間で行った協議」というのは、法務省、検察で作った処分案を「もとにして」、さらに言えば「首相官邸に伺いを立てる形で」、協議を行ったと取るのが自然だ。

当方は、ここに法務省や検察にとってはキツク厳しくとも、期待と要請の余地があるとするものだ。

法務省(大臣)と検察(検事総長)は、処分案として「戒告」以上の厳しい案を作ったのかが、まず問われるべきだろう。

次には、内閣(安倍や菅)にその厳しい案を拒絶されたときに、どのような抵抗をしたのか、がさらに問われなければならない。

更迭や辞職覚悟はもちろん、検察組織さらには与野党議員を巻き込んだ戦線の拡大を図ることさえ臆せず、とことんまで戦うことは選択になかったのかも含めて。

眼が聞く幹部なら、いまの政治状況を視野に入れて様々な手段を展望してもおかしくはないとも思える。

検察はこのくらい大きな賭けも厭わない悲壮な決意が無ければ、行政と司法の微妙なバランスの上などという、自ら恃むほかない立ち位置は永久に訪れないいだろう。

もっとも古賀氏もとうに諦めて無いものねだりをしないだけかもしれぬ。

12. 2020年6月02日 18:42:28 : uEso8acanE : TFFGenkyYjdScG8=[10] 報告
古賀茂明氏は、日本国内における良識人としての新自由主義者である。

少なくとも、そういうことになっている。

しかし物足りない。

新自由主義者のくせに、日本における新自由主義がマスコミによって変造され、新保守主義ないし新共産主義(ポスト共産主義)に当たるものを新自由主義と偽称されている事実について、どうして新自由主義者として反論しないのか?

その発信がまったく無い。

もしかして、こいつも新自由主義者と偽った、新自由主義を潰すための工作員なのではないか?

13. 2020年6月02日 19:14:56 : Ycp4u3CTrc : anZieXZMeWJQajY=[60] 報告
これで安倍、菅が黒川に厳罰の処分をすればもう官邸に従う公務員はいなくなる。

当たり前だ。そんな奴に従う必要などさらさらないからな。すでに多くの公務員は官邸に従うことにためらいが出てきている。つまりもう今の官邸は力はない。

14. 命を大切に思う者[2661] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年6月02日 19:21:58 : XSV3HZTobI : VmppZ25ZU3ZxVVU=[146] 報告
> 従って、懲戒処分をするかしないかを決めるのは内閣であって、
> 法務・検察ではないということには、議論の余地がないのである。

決定権を安倍が持ってることを広めても意味は無い。
安倍は「法務省が「懲戒にしてはならない」と進言して来た」(決定権はこちらでも進言を尊重した、の意)と説明し、
国民のほとんどが、この嘘を真に受けている。
国民は、この嘘を真に受けて、
「いくら決定権を持ってるのが安倍でも、法務省に「懲戒にしてはならない」と進言されたのなら仕方な」
と思い込まされている。
実際には、法務省は「懲戒にしろ」と進言して来たのに、安倍が、進言を無視して「懲戒にしない」と決めた。
これが真実。
だから、国民にわからせるべきは、この真実の方です。 
15. 命を大切に思う者[2662] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年6月02日 19:24:01 : XSV3HZTobI : VmppZ25ZU3ZxVVU=[147] 報告
>>14. 訂正。
[誤] 進言されたのなら仕方な」と思い込まされている。
[正] 進言されたのなら仕方ない」と思い込まされている。
16. 2020年6月02日 21:01:33 : bTCalkrfDk : dWV3ejRVbGw4bnc=[71] 報告
>08
私はGSをDSとお書き間違えなのではと思いますが。
17. 2020年6月03日 07:36:17 : Za8ylcWdoQ : SzhQQnIzbHU5am8=[3] 報告
>08>16

Deep Stateですよ。

18. 地に平和[284] km6CyZW9mGE 2020年6月03日 09:20:30 : 2Pk9kO6gWQ : V2g0dmlZV3cwdkk=[63] 報告
阿修羅ではあちこちで言われていた話だと思うが、スッキリまとまっていて分かり易かった。
こういう明確な法律論は大事だ。

刑法上の「常習賭博罪」の話だけ無かったので、できればそこも解説してほしい。

>>11
>検察はこのくらい大きな賭けも厭わない悲壮な決意が無ければ、行政と司法の微妙なバランスの上などという、自ら恃むほかない立ち位置は永久に訪れないいだろう。

大事な視点だが、「自ら恃む」などということは、そもそも誰にでも期待できることではないと思う。
こういう公職は、誰にでもそれなりに適正な行動を期待できる仕組みにする必要があり、そうなっていないとすれば改善するべきだ。

19. 2020年6月03日 11:13:50 : FyzpHbtcJp : WFRWOFprc2gzVEE=[4] 報告
官邸から黒川への
口止め料と、長年の慰労金
のつもりだったと思われてもしかたない。
処分変更できるよね。しなさいよ。
20. SHIGE[652] gnKCZ4JogmaCZA 2020年6月03日 12:04:28 : 8UP26mIKBQ : dTR6TVVwRENwWVU=[387] 報告
>>18. 地に平和
こういう公職は、誰にでもそれなりに適正な行動を期待できる仕組みにする必要があり、そうなっていないとすれば改善するべきだ。
大事な視点だが、「自ら恃む」などということは、そもそも誰にでも期待できることではないと思う。


当方SHIGEの「>11検察はこのくらい大きな賭けも厭わない悲壮な決意が無ければ、行政と司法の微妙なバランスの上などという、自ら恃むほかない立ち位置は永久に訪れないいだろう。」

に対するご指摘ありがとうございます。
ご指摘と同じ意味合いで書きました。

検察やOBたちが「行政と司法の微妙なバランスの上など」などと、もっともらしくいくぶん高い目線で訴えていたので、逆手にとって「それでは自ら恃むほどの矜持」はあるのかという意味で書いたつもりです。

誤解される表現だったかもと反省しております。

21. 地に平和[285] km6CyZW9mGE 2020年6月03日 15:45:12 : 2Pk9kO6gWQ : V2g0dmlZV3cwdkk=[64] 報告
20. SHIGEさん

説明をありがとうございました。
こちらこそ、外野席から気楽に書いてしまったところがあり、読み取りが不十分だったように思います。
とりあえず、稲田ー林ラインには期待したいですね。

22. 2020年6月03日 18:50:12 : UqP9xZyfKI : SlNlSHNIVVgyN0U=[1] 報告
古賀茂明さんは都知事選に野党統一で出ないのかな
23. 2020年6月03日 22:28:12 : tFZ3mRVEzc : WW8vNTZJMm9oSWM=[17] 報告
野党が新自由主義を旗頭にできれば、新自由主義者・古賀茂明の野党統一候補は可能だろう。
24. 安倍を辞めさせる会[1995] iMCUe4LwjquC34KzgrmC6Ynv 2020年6月04日 22:01:48 : FAt0kYWxVo : VVlMOUVwaVF1dzY=[362] 報告
とにかく安倍政権は詭弁と嘘で国会を愚弄しながら審議時間を十分満たしたので強行採決を繰り返し悪法を成立させてきた。戦後いや憲政史上最悪の内閣であることは確かである。安倍内閣が倒れてどんな悪事がでてくるかは分からない。安倍さんにはただ辞職すれば済む問題ではない。私は刑務所に入ってもらいたいと思っている。私は一次安倍政権当初から不支持を貫いてきたことを今となっては誇りに思う。
25. 2020年6月05日 03:04:50 : IJjjrLkBu1 : TkVzTE5CdVJubC4=[1300] 報告
  国家公務員と呼ばれる以上国民の奉仕者であるところ、本来任命権者は主権者国民だ。内閣とは主権者から委任され行政実務の結果の管理監督責任を負うところ、黒川氏のような官僚であろうと末端公務員であろうと、主権者国民から委任された所轄大臣ひいては各省の公務の総元締めたる総理大臣が任命権者となるのが憲法上の道理である。
   ところが頂点に立つ者以外の処分は部内の上級幹部の采配により行われ、辞令は総理や大臣ではなく部内局長級の肩書で出る。局長級とはいえ本当に辞令書に署名したか否かは定かでは無い。かつ違反とされる職員が国民納税者に与えた損失の検証すらしていないだろう。ハンコ行政と呼ばれるが公印を誰が持って押印しても分からないのがハンコ行政である。
   法令上総理が任命権者であるのはあらゆる公務員に該当する筈だが、部内で憲法違反を指摘するなど正論を吐く職員が職務命令違反で懲戒される可能性も高い。赤木氏事案では無いが結局は国民納税者が必要とする職員は淘汰され黒い石も白いと上司が言えば肯定する部下が昇進する仕組みは、公金采配可能な立場の者が必ずしも国民にとって優秀ではない証左だ。
   確かに任命権者は部内決裁をある程度了承せねば専門性が無い閣僚では埒が明かないとしても、処分の内容を厳密に検証精査してから公印では無く自筆の署名を以て最終決裁すべきである。黒川氏の場合は明らかに懲戒相当で、幾ら部内で訓告で良としても、首相自ら検証精査すれば懲戒が妥当となる筈だ。
   最終責任は首相であることには間違い無いが、これはあらゆる公務員にも同様で、省庁内の上位者による恣意的な処分を本来立法府が許してはならないのである。
   
    

   

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