「松宮氏が公開処刑された」という怪しげな投稿がまことしやかに流されているが、たまたま番組を眼にした小生からすると法律論の観点からも橋下のほうが全面的に論破されていたと見ている。

橋下の常套手段は、理のない言説でも「当たり前のことだ」とえらそうに断言して相手を黙らせる――実りのないものだと思う。
松宮氏も、橋下などにとり合うのは時間のムダなので、その後何も発言されないのだろう。

悪夢のアベ政権が終わった直後、橋下や田崎や平井は工作員さながらテレビに出ては「外交では一定の成果があった」などと、まともとは思えない安倍ヨイショを執拗に繰り返した。
それを無批判に聞いていたおめでたい人たちが、世論調査では「ある程度評価する」をとりあえず選択したのだろう。それが「評価する」に組み入れられいつものように粉飾もほどこされて7割くらいのありえない数字になったと推測される。

あれほど最悪で、負のレガシーしか残せていない腐敗政権の支持率が急に異常に跳ね上がったのも、とりわけ田崎と橋下の悪宣伝が悪く働いてしまったものと考えている。

「グッとラック」はたまに視聴していたのだが、橋下などを呼ぶようになってから下品ですさんだ嫌悪感漂う番組になってしまって望月さんの出る水曜に少し見るだけになった。「TBSは橋下などをもう呼ぶな！」一人の視聴者として心から叫びたい。
アベとスガの危険性をいつも訴えて、惜しくも病に斃れられた岸井さんはいま天国で血の涙を流しているのではないだろうか。TBSは良識を取り戻してほしい！

小生はかつて東大総長とともに仕事をしたこともある編集者だが、今回の、学問に対する理不尽な暴力的政治介入に対しては絶対にこれを許してはならない、そう心から思っている。

かつてのエラスムスのごとくトーマス・マンのごとく、「権力とたたかう良心」の生きたお手本のような前川氏にはぜひ発言を続けていただきたいと思います。

大衆受けする尤もらしい事を言って政府批判もどきのコメントを言ったかと思うと、最後には政府擁護の姿勢に切り替えるのが橋下の常套手段だ。
そこの所が老獪な田原総一朗と似通った所だ。

テレビが重宝するのか橋下＜維新の顔＞をよく使うが、少しは自重して欲しいものだ。

決して、呼ばない、前川氏。スポンサーは、どこだ？

こっちへ来い、はお前の方だ。

すべて、妖怪。

ひるおびの恵はおかしいのは、あんた。

小川栄太郎のほうが、クソよりも汚らしいウソしか書けない自称文芸評論家なのです。
そのひどさたるや、〈文芸〉も〈評論〉も、詐称されたことに驚いておぞましさに逃げ出してしまうでしょう。

別冊宝島編集部編集による『「アベ友」トンデモ列伝』という一冊があって、アベ腐敗政権をヨイショしたいかがわしい連中を列伝風に描いた快著ですが、その連中の一番手が小川栄太郎。その章を執筆された作家・哲学者の適菜収氏が（普段は紳士的な人ですが）、小川について

小川に言っておく「公道にクソを垂れ流す自由」なんてないんだよ。

と書かれてあることから見ても、小川の程度の低さが想像できると思います。
みっともない文章を書きなぐって世間の物笑いになり、またその結果、雑誌「新潮45」が休刊を余儀なくされたことは有名です。

『徹底検証「森友・加計学園事件」』も、ろくな取材もしていないデタラメ本で、適菜氏は小川について「政権礼賛のプロパガンダを組織的につくりあげ、書籍を買い上げてもらい、大きく広告を打つ。こうしたビジネスが横行するようになった結果、小川のような三流ライターまで動員されるようになったということだろう」と的確に評されていますが、まさしく至言というべきで、小川という売文屋には知性はもちろん、恥も節度もない、そう判断すべきではないでしょうか。

まちがっても、前川氏と並べて論じられるなどということがあってはなりません。
小生は、日本のトップの学者の先生方の書籍を編集してきた者ですが、前川氏の知性はその温かな人間性と相まってきわめて卓越したものであると感じます。
前川氏は、エラスムスやカステリヨンやトーマス・マン、日本で言えば渡辺一夫氏のようなユマニストで、「権力とたたかう良心」の模範と言える人です。
前川氏と小川では月とスッポン、いや月とクソ――。
その言説のあまりの違いを、ぜひ見極めていただきたいと願ってやみません。

頭が逆回転して、かわいそう。

公道と正義は、曲げられますね。

後を絶たないほど、上には上がいるから。